JPH0479967A

JPH0479967A - スプリンクラ消火設備

Info

Publication number: JPH0479967A
Application number: JP19289590A
Authority: JP
Inventors: Hiromi Miyashita; 洋巳宮下
Original assignee: Nohmi Bosai Ltd
Current assignee: Nohmi Bosai Ltd
Priority date: 1990-07-23
Filing date: 1990-07-23
Publication date: 1992-03-13
Anticipated expiration: 2013-11-25
Also published as: JP2829669B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、火災による熱を感知して、開放散水を行う閉
鎖型のスプリンクラ消火設備に関する。

〔従来技術〕

従来、温度を感知して自動的に作動する消火用のスプリ
ンクラヘッドには、火災時に上昇する温度によって動作
し、管内の水を散水して消火する構造となっている。ヘ
ッドには、湿式と乾式、閉鎖型と開放型等積々の形式の
ものがある。

〔解決しようとする課題〕

従来の閉鎖型のスプリンクラ消火設備では、火災による
熱がヘッドの熱ヒユーズ部分に伝わりノズルを開放しな
い限り、散水を開始、すなわち消火活動を行えない。ヘ
ッドは、はとんど下方に火災がないと動作しないので、
火災の延焼速度が速いとヘッドの開放が追いつかないこ
ともある。

本発明は、火災によりヘッドが動作したときに、その周
囲のヘッドを連動させることができるスプリンクラ消火
設備を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

火災による熱を感知して、開放散水を開始する閉鎖型の
スプリンクラ消火設備において、ヘッドの動作とともに
回路的に信号を送出する動作検出手段と、外部からの信
号により起動せしめられそのヘッドの感熱部を加熱する
強制開放手段とを有するヘッドを備え、連動開放を可能
とすることを特徴とする。

〔作　用〕

通常、スプリンクラ消火設備を設置する場合には、設置
面の天井等にヘッドを格子状に配置し、一つのヘッドの
散水範囲周縁が前後左右のヘッドの散水範囲に重なるよ
う配置される。各ヘッドに動作検出手段と強制開放手段
を設けることにより、火災を感知したヘッドにその周囲
のヘッドを連動開放させることができる。また、強制開
放手段に信号を出すスイッチ手段を備えることにより、
手動によってもヘッドを開放させることができる。更に
、消火設備の活動を検知する手段を備えることにより、
ヘッドの動作以外の例えば事故による強制開放手段の起
動を防止できる。

〔実施例〕

本発明による一実施例について、以下に図面を用いて説
明する。

第１図は、本発明に用いるヘッドの回路構成を示す図で
あり、第２図にその配置右よび配線を示している。各閉
鎮型スプリンクラヘッドＳＰにおいて、Ｒは強制開放手
段、Ｓは動作検出手段、０はオア回路、Ｔはオア回路０
からの出力によりスイッチング作用をするトランジスタ
、■はインバータ、Δは動作検出手段Ｓからの信号によ
り連動させる閉鎖型スプリングラヘッドへ信号を送るア
ンド回路である。本実施例の各ヘッドの配置は、第２図
のように格子状に設けられていて、連動開放の範囲は、
一つのヘッドの動作に伴い、前後左右の４個のヘッドを
連動させる構成となっている。この連動開放の範囲は、
斜め方向と合わせて８個のヘッドとしてもよく、またヘ
ッドの配置が他の蜂の巣状等でもよいことは勿論である
。

動作検出手段Ｓには、例えば本件出願人により平成１年
７月１４日付けで出願された「スプリンクラ消火設備用
電気接点」という名称の特願平１−１８０４５４号に記
載されている、２枚の電極を一定間隔に保持し、放出さ
れる水により閉成する接点、あるいはヘッドの一部であ
るヒュージブルリンク等で係止される可動接点板による
接点を用いることができる。また、同様にヘッドの動作
を検出できるものであればよい。

強制開放手段Ｒは、例えば本件出願人により平成２年５
月９日付けで出願された「熱気流発生装置付スプリンク
ラヘッド」という名称の実願乎２−４８４７８号に記載
されている、ヒュージ部分に熱気流を噴出する熱気流発
生装置を用いることができる。また電気的な熱源や機械
的なヒュージ部分の破壊装置であってもよい。

ここでヘッドＳＰ、２が火災の熱により動作すると、動
作検出手段Ｓ　２２がその動作を検出してアンド回路Ａ
２２を介して信号をヘッドＳ　Ｐ　、２．５Ｐ２１．Ｓ
Ｐ、、、Ｓ　Ｐ　３２へ送出する。ヘッド５Ｐ２２から
信号を受けた各ヘッドのオア回路０１２．０２０、Ｏａ
、３．０３２は、トランジスタＴＩ２、Ｔ　２＋、Ｉ２
３、Ｉ３２にベース電流を流し、強制開放手段Ｒ１２、
Ｒ２１、Ｒ２３、Ｒ３２を起動させて、前後左右のヘッ
ドｓ　ｐ　、、、５Ｐ２１．５Ｐ２３．５Ｐ３２を開放
散水させる。そのときにヘッド５Ｐ１３、ＳＰ　２１．
　Ｓ　Ｐ　２３、ＳＰ、、にその周囲のヘッドが連動シ
なイヨうに、ｔ７回路０１２．０２１．０２５．０５．
は、トランジスタＴＩ２、Ｔ　２＋、Ｉ２３、Ｉ３２を
作用させると同時に、インバータＩＩ２、Ｉ２１、Ｉ３
１、Ｉ　３２を介してアンド回路Ａ１２、Ａ　２１、Ａ
２３、Ａｓｚに信号を送り、オア回路０１２、■７３．
０゜５．０３．に信号が入ったときにはアンド回路Ａ、
２、ＡＨ１Ａ２３、Ａ３２から信号を送出しないように
構成しである。従って、全ヘッドが運動的に開放される
ことはない。

ここで、上記動作では、一つのヘッド５Ｐ２２の動作に
より前後左右の４個のヘッドＳＰ、。、ＳＰ２．、ＳＰ
、、、ＳＰ３゜を連動開放させているが、更にヘッドＳ
Ｐ、、ＳＳＰ、３、ＳＰ、、、ＳＰ。

にも信号を送出することにより、更に広い範囲に対して
散水を行うことができる。連動させるヘッドは、配線方
法で各ヘッド毎に設定することも可能であり、必ずしも
全ヘッドを連動式にする必要はない。また、電気回路部
分も上記に限らず、同様に作用すれば他の構成でもよい
。

第３図は、第２の実施例を示すものであり、第２図に設
けられる配線を一つに集中させる制御盤を示しており、
その内部に設けたマイクロコンピュータＣＰＵにより連
動させるヘッドを選択する構成である。この構成では、
各ヘッドに細かな電気回路が不要となり、第１図の破線
内のみでよい。

制御盤ＣＰは表示手段ＤＰや警報手段ＢＺ等を接続した
ＣＰＵを有し、各ヘッドＳＰ、、−５Ｐ、。の動作検出
手段Ｓ　ＩＩ〜Ｓ０の動作に運動するリレーＲＬ、、〜
ＲＬ、。とそのメータ接点ｒ〜ｒ、。、強制開放手段Ｒ
ＩＩ〜Ｒヨ、を起動させるためのリレーＲＬ’、、〜Ｒ
Ｌ’、、、とそのメータ接点ｒ　’　＋＋〜ｒ　’ａｈ
、トランジスタＴＲ，、−ＴＲ，。

が備えられている。

本構成において、上記の連動開放と同様に動作させる場
合、ヘッドＳＰ、２が火災の熱により動作すると、動作
検出手段Ｓ２２がその動作を検出して信号を制御盤ＣＰ
に送出する。制御盤ＣＰではリレーＲＬ２２により接点
ｒ２２を閉じてＣＰＵにヘッドＳ　Ｐ　２２が動作した
ことを伝える。

ＣＰＵは、ＭＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ等を具備し、そのＲ
ＯＭに内蔵されているプログラムに従って入力された信
号を処理し、連動開放させるヘッドを選び出す。そして
トランジスタＴＲ，、、Ｔ　Ｒ２，、Ｔ　Ｒ２，、Ｔ　
Ｒ、、を介してリレーＲＬ’、、、ＲＬ’２．、ＲＬ’
、３、ＲＬ’５２を作用させてその接点ｒ゛、２、ｒｏ
２５、ｒ”７５、ｒｏ、２を閉じる。すると強制開放手
段Ｒ１２、Ｒ２１ＮＲ２３、Ｒ３２に電流が流れ、ヘッ
ドＳ　Ｐ　、、、Ｓ　Ｐ　２１、ＳＰ、、、ＳＰ　３２
を強制開放散水させる。ＣＰＵは、連動開放させたヘッ
ドＳ　Ｐ　、２．５Ｐ２１，５Ｐ−３、ＳＰ、。

からの信号については処理をしないようにしておく。

表示手段ＤＰや警報手段ＢＺは、必ずしも必要でなく、
その他の装置を加えてもよい。本構成においても、第１
の実施例と同様の連動方法が可能で連動させるヘッドを
ＣＰＵＯＲＡＭ内に記憶させておくことにより、任意に
変更が可能になる。

第４１は、第１図の実施例に他の機能を付加した回路図
であり、第１図と同一の符号は、その名称も機能も同一
である。

ＳＷは押釦式等の手動によるスイッチ、ＨはスイッチＳ
Ｗにより作用するリレーであり、ｈはそのメータ接点で
ある。スイッチＳＷは、ヘッドの開放する以前の初期火
災を発見したときに、強制開放手段Ｒを利用して消火活
動を行うためのものである。本構成において、スイッチ
ＳＷを閉成するとリレーＨが動作してその接点りが閉じ
、オア回路０を介さずに直接トランジスタＴにベース電
流を流す。そして強制開放手段Ｒを起動させてヘッドを
開放させる。

手動開放の場合、全ヘッドにスイッチＳＷを設けるなら
ば、周囲のヘッドの操作もそれで開放できるので連動は
必要ないが、トランジスタＴを介さず直接強制開放手段
Ｒに通電させれば、動作検出手段Ｓの作用により周囲の
ヘッドを運動させることができる。

Ｆは消火活動を行っていることを検知する手段、Ａ′は
アンド回路、Ｋは消火活動の検知手段Ｆにより作用する
リレーであり、ｋはそのメーク接点である。消火活動の
検知手段Ｆは、例えば流水検知弁や圧力スイッチ等が用
いられ、放水による配管内の流水や減圧等により何れか
のヘッドの開放による消火設備の動作開始を検知する。

本構成に？いて、消火活動の検知手段Ｆの動作によりリ
レーＫが作用して接点ｋを閉じアンド回路へ“に信号を
与える。この信号とオア回路Ｏからの信号によりアンド
回路Ａ“は動作して、トランジスタＴにベース電流を流
して作用させる。

検知手段Ｆを設ける場合、各ヘッド毎に設ける必要はな
く、その検知する方法によって、配管に一つや一系統に
一つ等でよい。検知手段Ｆを設けておくと、例えば動作
検出手段Ｓが水によるものの場合に漏水により誤動作し
て周囲のヘッドを開放させてしまうことを防止できるス
イッチＳＷや検知手段Ｆを第３図の構成に付加すること
も可能であり、動作検出手段Ｓと同様にＣＰＵに信号を
送り込んで処理させればよい。

〔発明の効果〕

本発明では、スプリンクラヘッドを連動開放できるので
、強力な消火活動が行える。更に手動スイッチを用いる
ことにより、火災発見時に早急にヘッドをＭ散させるこ
とが可能であり、また配管内の流水や水圧から設備の起
動を確認することにより、動作検出手段の誤動作による
周囲のヘッドの開放を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に使用するスプリンクラヘッドの概略
を含む電気回路図であり、第２図は、第１図のヘッドの
配置および配線を示す概略図、第３図は、連動操作に制
御盤を用いる場合の制御盤の概略図、第４図は、第１図
のヘッドに他の機能を付加したヘッドの電気回路図であ
る。ＳＰ・・・スプリンクラヘッド、Ｒ・・・強制開放手段
、Ｓ・・動作検出手段、ＣＰ・・・制御盤、ＳＷ・・・
スイッチ、Ｆ・・・検知手段。特り出願人能美防災株式会社第図第丙第図第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）火災による熱を感知して、開放散水を開始する閉
鎖型のスプリンクラヘッドを用いた消火設備において、
ヘッドの動作とともに回路的に信号を送出する動作検出
手段と、外部からの信号により起動せしめられ該ヘッド
の感熱部を加熱する強制開放手段とを設け、あるヘッド
の動作から周囲のヘッドを連動させる配線を施してある
ことを特徴とするスプリンクラ消火設備。
（２）動作検出手段は、強制開放手段への信号受信とと
もに、他のへッドへの信号送出を禁止する請求項１記載
のスプリンクラ消火設備。
（３）強制開放手段に手動で信号を送出することのでき
るスイッチ手段を設けてある請求項１記載のスプリンク
ラ消火設備。
（４）消火設備が起動していることを確認する消火活動
の検知手段を設け、該検知手段が消火活動を検知してい
るときにのみヘッドの連動開放を行うことができる請求
項１記載のスプリンクラ消火設備。