JPH047982A - Ｖｔｒ一体形カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＶＴＲ（ビデオテープレコーダー）−体形カメ
ラに係り、特に、映像信号を表示する平板状の液晶パネ
ルを本体に可動自在に設けたＶＴＲ一体形カメラに関す
るものである。

〔従来の技術〕

最近のＶＴＲは液晶テレビと複合した携帯性のある複合
製品が脚光を浴びている。この複合ＶＴＲに撮影機能が
付加し、撮影、記録（カメラ入力。

テレビチューナ入力）、再生が可能であれば非常に便利
である。

従来、撮影、記録、再生が可能な複合ＶＴＲとして、Ｖ
ＴＲ一体形カメラがある。しかし、ＶＴＲ一体形カメラ
は撮影、記録、再生を行う機能を備えているものの、被
写体を撮影、記録する機能が主体であり、再生について
は、テレビ画面にコードを介して接続して行う再生か、
ビューファインダーで行う撮影した映像のチエツクであ
った。

撮影した映像のチエツクにはビューファインダーを使う
例の他に、例えば実開昭６１−１０３９６８号公報のよ
うにビューファインダーと本体に可動自在に設けた平板
状の液晶パネルを併用する提案がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記公報記載の従来例では、ＶＴＲ部に対し、カメラ部
とビューファインダ一部とハンドル部が突出して形成さ
れ、かつ、ＶＴＲの一側方に液晶パネル、他方にカセッ
トホルダーが設けられている。この従来例は、撮影状態
を主体とした設計のため、液晶パネルでの再生の際、突
出する各部が邪魔になり、テーブル等の設置面に安定さ
せることが困難である。また、従来例は液晶パネルとカ
セットホルダーが対抗する反射面に配置され、かつ、再
生用操作スイッチの配置については考慮されていないた
め、再生時の操作性及び取扱性にも問題がある。

また、撮影時においては、第３図（ａ）図に示すように
、カメラ本体を顔の高さまで片手で持ち上げる必要があ
り、長時間の使用では腕が疲れる問題点がある。更に、
液晶パネルの映像を確認するためにはある程度の距離が
必要であるが、従来例では目のすぐ近くに液晶パネルを
位置させるので、映像の確認は困難である。加えて、撮
影時の移動の際には撮影者の前面に位置する大きな液晶
パネルにより、周囲に対し視覚が制限され危険である。

更に、従来例では、バイポジションでの撮影や、撮影者
が本体から離れて行う撮影では、映像を確認しながら行
うことは困難であった。

また、前記従来例では、ＶＴＲ部に対し、各部が突出し
て形成しているため、移動、収納時に突出する各部が邪
魔になる。特に、前記従来例は液晶パネルの表示面を露
出して設けているため、移動、収納時に液晶パネルを破
損する恐れがあり、携帯性、収納性に問題がある。

本発明の目的は、再生時において視覚性、操作性、取扱
性が良く、撮影時においては本体を顔の高さまで上げる
必要がなく、収納時においては携帯性、収納性の良いＶ
ＴＲ一体形カメラを提供することにある。

本発明の他の目的は、撮影時において本体から離れた位
置で被写体の映像を確認しながら撮影できるＶＴＲ一体
形カメラを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記課題を解決するために、本発明においては、カメラ
部とＶＴＲ部を高さが横幅より少なくとも同一か、小さ
い同一筐体内に設けるとともに、該筐体の上面に、操作
スイッチとＶＴＲテープカセット挿入口の少なくともど
ちらか一方をカバーし、かつ、内側に液晶パネルを設け
た保護カバーを可動自在に設ける。

また、液晶パネルを設けた保護カバーを該筐体に着脱自
在に設ける。

〔作用〕

このＶＴＲ一体形カメラにおいては、筐体を高さが横幅
より少なくとも同一か、小さくしているので、筐体上面
に目から放しても被写体を容易に確認できる大きな液晶
パネルを配置できる。また、該筐体は設置面が広いので
再生時において、設置態様が安定している。保護カバー
は、閉めた状態において、操作スイッチとＶＴＲテープ
カセット挿入口及び液晶パネルをカバーし、開いた状態
において、液晶パネルの前方に操作スイッチとＶＴＲテ
ープカセット挿入口の少なくともどちらか一方が配置さ
れる。また、本体がら保護カバーを分離することにより
、本体から離れた位置で被写体を確認しながら撮影でき
る。

〔実施例〕

以下、第１図〜第６図において、本発明の詳細な説明す
る。第１図は液晶パネル備えた保護カバーを収納した状
態の１実施例を示す外［１である。図において、１は高
さが横幅より小さい略函形の本体であり、手で持てる厚
みとしている。２は内側に液晶パネル３を設けた保護カ
バーであり、本体上面の略中夫に任意角度に保持でき、
レンズの光軸方向と直行する軸４を中心に回動自在に設
けられている。また、保護カバー２は閉めた状態におい
て、第２図にて図示する本体１に設けたＶＴＲ再生用操
作スイッチ１４とＶＴＲテープカセット挿入口１２をカ
バーする。なお、保護カバー２に対する電源と信号の接
続′は軸４内を通るコード（図示せず）で行う。５はレ
ンズ、６はレンズ５と並設されたマイクである。７はレ
ンズ５と並設されたオートフォーカス検知部であり、赤
外線オートフォーカス機構（図示せず）の赤外線発光部
７ａと受光部７ｂからなる。８はズームスイッチであり
、レンズ５の後部に設けたズーミングモータ（図示せず
）によりレンズ５のズームをテレ側への移動とワイド側
への移動を行う２つのスイッチからなる。９は本体に挿
入されたバッテリーである。

第２図は第１図に示す実施例の保護カバー２を開いた状
態を示す外観図である。図において、１０は保護カバー
２の周囲に形成されたフードであり、保護カバー２を開
いた状態においては外光をさえ切り、閉じた状態におい
ては本体後部に設けた映像信号、音声信号の端子部１１
をカバーする。

１２は上面にテープ残量確認窓１３を備えたカセット挿
入口であり、カセット挿入時及び脱着時に上方に開く。

１４はＶＴＲ再生用操作スイッチ、１５は誤操作を防止
するロック機構を備えた撮影のスタート／ストップボタ
ンである。

第３図は従来例と第１，２図に示す実施例の撮影状態を
対比した説明図である。図において（ａ）図は一般的な
ビューファインダー使用の従来例、（ｂ）本実施例であ
る。（ａ）図において、従来例では肘を約９０度曲げ、
カメラ本体を目の高さまで片手で持ち上げて撮影する。

本実施例では、（ｂ）図に示すよう本体を持ち上げる必
要がなく、かつ、両手で本体を指示できるため、従来例
のように、和服等を着た女性が腕を露にする必要がない
。また、長時間の撮影に適している。更に、本実施例で
は液晶パネル３を備えた保護カバー２の角度を調節でき
るため、撮影する位置により最も視覚性の良い角度を得
られる。特に、本実施例ではローアングルでの撮影に適
している。

この実施例においては、前記したように撮影時の操作性
、取扱性が優れている。

なお、本実施例の本体に本体を支持するストラップを設
けることにより、本体の保持性を高め、かつ、片手の指
示も可能となる。

また、本実施例は、再生時において、本体１が扁平な箱
形で形成しているため、テーブル面等に置いて使用する
場合に安定している。また、使用者と液晶パネル３の間
に、ＶＴＲ再生用操作スイッチ１４とカセット挿入口１
３．端子部１１を配置しているので、画面を見ながら操
作でき、再生時の操作性及び取扱性が良い。加えて、液
晶パネル３の角度を保護カバー２に介して任意に保持で
き、かつ、外光をさえ切るフード１０を設けているので
、見やすい最適な表示角度を選択でき、視覚性が良い。

更に、本実施例は、液晶パネル３．ＶＴＲ再生用操作ス
イッチ１４．カセット挿入口１３等を保護カバー２でカ
バーでき、かつ、露出部分を少なくし全体をコンパクト
に納めることができるので、携帯時の衝撃に強く、かつ
、移動時の携帯性及び収納性も良い。

第４図は液晶パネルを収納した状態の他の実施例を示す
外観図である。図において、１６は高さが横幅より小さ
い略画形の本体であり、手で持てる厚みとしている。１
．７は内側に液晶パネル１８を設けた保護カバーであり
、本体上面の略中夫にレンズの光軸方向と直行する軸に
設けたピン１９を中心に回動自在に設けられている。ま
た、保護カバー１７は閉めた状態において、第５図にて
図示する本体１６に設けたＶＴＲ再生用操作スイッチ３
２とＶＴＲテープカセット挿入口１３をカバーする。２
０は保護カバー１７に設けた脚部であり、第６図にて説
明する保護カバー１７の着脱時に引出して使用する。２
１はレンズ、２２はレンズ２１と並設されたオートフォ
ーカス検知部であり、赤外線発光部２２ａと受光部２２
ｂからなる。

２３はレンズ２１とオートフォーカス検知部２２の前面
をカバーする透明板である。２４は本体１６の両側に設
けたマイクである。、２５は本体］−６の下端に設けた
ズームスイッチであり、レンズ２１の後部に設けたズー
ミングモータ（図示せず）によりレンズ２１のズームを
テレ側への移動とワイド側への移動を行う２つのスイッ
チからなる。

２６は本体に挿入されたバッテリーである。２７は電源
と信号用接続コードであり、保護カバー１７に設けた接
続コネクター２８と本体１６に設けた接続コネクー２９
を接続する。

第５図は第４図に示す実施例の保護カバー１７を開いた
状態を示す外観図である。図において、３０は保護カバ
ー１７の周囲に形成されたフードであり、保護カバー１
７を開いた状態においては外光をさえ切り、閉じた状態
においては本体後部に設けたカセット挿入口３１をカバ
ーする。カセット挿入口３１はスロットイン方式の機構
を備えている。３２はＶＴＲ再生用操作スイッチ、３３
はカセットテープ残量確認用窓である。３４は誤操作を
防止するロック機構を備えた撮影のスタート／ストップ
ボタンである。３５は映像信号端子３６と音声信号端子
３７及びリモコン接続端子３８を備えた端子部である。

第６−図は第４図に示す実施例の保護カバー１７を本体
から分離した状態を示す外観図である。図において、保
護カバー１７の両側の軸に設けたピン１９を引出すこと
により、保護カバー１７を本体より分離することができ
る。この際、接続コネクター２８．２９の接続は延長コ
ード３９で行う。

保護カバー１７の設置は脚部２０を引出して行う。

４１は撮影○Ｎスイッチと撮影ＯＦＦスイッチを備えた
リモコン４０と、リモコン接続端子３８を接続する接続
コートである。

この実施例においては、液晶パネル１８を備えた保護カ
バー１７を本体１６と着脱可能に取付けているため、延
長コード３９と接続コード４１に充分な長さを待たせれ
ば、本体１６から離れた位置で被写体の映像を確認しな
がら操作することができる。

なお、テレビチュナーを設けることにより、撮影、記録
（カメラ入力、テレビチューナ入力）。

再生、テレビ受信が可能となり、多様なニーズに対応で
きるコンパクチなＡＶ（音響映像）装置とすることがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明に係るＶＴＲ−体形カメ
ラは、本体上面に目から放しても被写体を容易に確認で
きる大きな液晶パネルを配置可能であり、かつ、本体を
目の高さまで持ち上げる必要がないので、撮影時の操作
性、取扱性が優れている。加えて、液晶パネルを備えた
保護カバーを着脱できるので、本体から離れた位置で被
写体を確認しながら撮影できる。

また、再生時において、設置態様が安定し、かつ、大き
な表示画面を備えているので、再生時の視覚性が良い。

加えて、液晶パネルの前方に操作スイッチとＶＴＲテー
プカセット挿入口の少なくともどちらか一方を配置する
ので、再生時の操作性、取扱性が良−い。

また、保護カバーで液晶パネル及び、操作スイッチとＶ
ＴＲテープカセット挿入口の少なくともどちらか一方を
カバーするので、携帯性、収納性が良い。このように、
この発明の効果は顕著である。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明に係る１実施例であり、第１図
は保護カバーを閉めた状態の外観図、第２図は保護カバ
ーを開いた状態の外観図である。第３図は従来例と前記
実施例の撮影状態を対比した説明図である。第４図〜第
６図は本発明に係る他の実施例であり、第４図は保護カ
バーを閉めた状態の外観図、第５図は保護カバーを開い
た状態の外観図、第６図は保護カバーを分離した状態を
示す外観図である。 １．１６・・・本体、　　　２，１７・・保護カバー３
．１８・・・液晶パネル、５，２１・・レンズ、１２．
３１・・・カセット挿入口、 １４．３２・・・ＶＴＲ再生用操作スイッチ。 ２−−−一樺★Ｉ？ｌハ゛− ５−一一一にンχ ’に２＋辺 ＊、捧 峰ｔ４ｖパー 決Ｊ−ハ１ル ででづドア中入口 ＶＴＲ再生用殊住スインｉ ６　−−−−１−ノ１１ ７−−−−桿ｊ葉カバー ２ｌ−−−−ｂンス゛

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、映像信号を表示する平板状の液晶パネルを本体に可
   動自在に設けたＶＴＲ一体形カメラにおいて、カメラ部
   とＶＴＲ部を高さが横幅より少なくとも同一か、小さい
   同一筐体内に設けるとともに、該筐体の上面に、操作ス
   イッチとＶＴＲテープカセット挿入口の少なくともどち
   らか一方をカバーし、かつ、内側に液晶パネルを設けた
   保護カバーを可動自在に設けたことを特徴とするＶＴＲ
   一体形カメラ。 ２、請求項１において、液晶パネルを設けた保護カバー
   を着脱自在に設けたことを特徴とするＶＴＲ一体形カメ
   ラ。