JPH0479625B2 - - Google Patents

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JPH0479625B2
JPH0479625B2 JP61000428A JP42886A JPH0479625B2 JP H0479625 B2 JPH0479625 B2 JP H0479625B2 JP 61000428 A JP61000428 A JP 61000428A JP 42886 A JP42886 A JP 42886A JP H0479625 B2 JPH0479625 B2 JP H0479625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gluten
wheat
wheat gluten
parts
twin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61000428A
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English (en)
Other versions
JPS62158464A (ja
Inventor
Yoshikane Nakai
Katsushi Hayakawa
Osamu Moryama
Ikuo Kitamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Publication date
Application filed by Nisshin Seifun Group Inc filed Critical Nisshin Seifun Group Inc
Priority to JP61000428A priority Critical patent/JPS62158464A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は麩の製造法、更に詳細には、二軸エク
ストルーダを使用して、簡単な操作で、良質の麩
を製造する方法に関する。
〔従来の技術〕
麩は植物蛋白を利用した日本の伝統的な食品の
一つであり、燒麩と生麩とに大別される。
燒麩は、小麦グルテンに合せ粉と称する小麦
粉、もち米粉及び膨張剤を混合し、混〓分割、成
型、焙焼して製したもので、金魚麩、車麩、板麩
等の種類も多く、また作られる地方によりそれぞ
れの特色を有している。また生麩は小麦グルテン
そのものであり、これにヨモギや栗を混ぜ込んだ
ヨモギ麩、栗麩あるいは着色した色々な形に成形
した細工麩等がある。
従来、これらの麩の多くは家内工業的に手作業
で作られていたが、近年工業的に機械で連続生産
されるようになつた。斯かる製造装置としては、
例えば庄内麩原料の自動巻取装置(特公昭39−
20209号、板状麩連続装置(特公昭40−14556号、
特公昭45−4313号)、庄内麩の連続製造装置(特
公昭48−14072号)、円筒成型連続燒麩製造装置
(特開昭49−133572号、同52−3882号、同50−
33188号)、チユーブ状押出装置(特開昭50−
63157号)等がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記装置を使用する従来法は、
装置が特定の麩の製造に使用できない特殊なもの
であるため汎用性がないと共に、工程が複雑で長
時間を要するという欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行
つた結果、麩原料を二軸エクストルーダを用いて
特定の条件下処理すれば、膨張剤を使用すること
なしに良質の麩が得られることを見出し、本発明
を完成した。
すなわち、本発明は、麩原料を二軸エクストル
ーダに供給し、処理時間10〜300秒間、品温100〜
160℃、圧力1〜100Kg/cm2の条件下でクツキング
処理しながら、常圧下に押し出して膨化させ、乾
燥又は焼成することを特徴とする麩の製造法を提
供するものである。
本発明において麩原料としては、従来の麩の製
造に使用されているものを使用することができ、
例えば、生グルテン、乾燥グルテン等のグルテン
類;小麦粉、もち米粉、大麦粉、大豆粉、ポテト
フラワー等の穀粉類;コーンスターチ、ワキシー
スターチ等の澱粉類:食塩等の調味料;乳化剤、
ビタミン、ミネラル等の添加剤;着色料、松茸、
栗、ヨモギ等の天然物および水等が挙げられる。
これらの麩原料を二軸エクストルーダーに供給
するが、該麩原料の混合物は水分含量が10〜70
%、特に30〜50%になるように調整するのが好ま
しい。この水分含有量は、押し出し膨化の際均一
な気孔の麩を得るために重要である。
二軸エクストルーダ内におけるクツキング処理
は、処理時間10〜300秒、品温100〜160℃、好ま
しくは110〜140℃、圧力1〜100Kg/cm2、好まし
くは20〜50Kg/cm2で行われる。処理時間が前記範
囲より短かいと、グルテンの熱変性が充分でな
く、長すぎると焦げを生じやすい。品温が前記範
囲よりも低いと、グルテンの熱変性が充分でな
く、しかも押し出し後の膨化が不均一となり、高
すぎると焦げを生じやすい。圧力が前記範囲より
低いと押し出し後の膨化が不均一となり、高すぎ
ると膨化の際の気孔が大きくなりすぎ不均一なも
のとなつてしまう。
クツキング処理後、常圧下に押し出して膨化さ
せ、乾燥する。常圧下に押し出す際に、ダイスの
穴型、口径を適宜選択することにより、棒状、板
状、円筒状等の所望の形状のものを得ることがで
きる。膨化させたものを適当な長さに切断した
り、圧扁したりしてもよい。乾燥又は焼成は過度
の焦げがつかない方法であればどんな方法でもよ
く特に限定されない。乾燥又は焼成後に切断、成
型等を行なつてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来法に比べ極めて簡単な操
作で短時間に麩を製造することができると共に、
膨張剤を使用しなくても均一な気孔を有する高品
質の麩を得ることができる。更にまた、同じ機械
を使用して各種のバラエテイーに富んだ麩を製造
することができる利点を有する。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。
実施例 1 生グルテン155重量部(以下部と云う)をモー
ノパポンプで二軸エクストルーダ〔幸和工業(株)製
KEI−45−25型〕の第1フイード口より供給し、
小麦粉70部、もち米粉30部、モノグリセリンステ
アリン酸エステル0.3部を第2フイード口より供
給した。
これらの麩原料を処理時間80秒間、品温110℃、
圧力50Kg/cm2の条件下でクツキング処理した後、
孔穴直径5mmのダイスを用いて常圧下に押し出
し、円柱状の膨化物を得た。次いでこれを50mmの
長さに切断して、温度250℃で3分間焼成して燒
麩を得た。
得られた燒麩は気孔が均一で細かく、品質の良
好なものであつた。
実施例 2 小麦粉100部、乾燥グルテン粉末15部および水
25部を実施例1と同様の二軸エクストルーダに供
給し、処理時間30秒間、品温140℃、圧力20Kgの
条件下でクツキング処理した後、孔穴巾5mm厚さ
2mmのダイスを用いて常圧下に押し出し、板状の
膨化物を得た。次いでこれを30mmの長さに切断し
て、温度250℃で3分間焼成して燒麩を得た。
得られた燒麩は気孔が均一で細かく、品質の良
好なものであつた。
実施例 3 小麦粉70部、もち米粉20部、粉末グルテン10部
および水30部を実施例1と同様の二軸エクストル
ーダに供給し、処置時間150秒、品温100℃、圧力
100Kg/cm2の条件下でクツキング処理した後、孔
穴幅10mm厚さ2mmのダイスを用いて常圧下に押出
し、板状の膨化物を得た。次いでこれを20mmの長
さに切断して、温度350℃、45秒間焼成して燒麩
を得た。得られた燒麩は気孔が均一で、品質の良
好なものであつた。
実施例 4 生グルテン100部をモーノポンプで実施例1と
同様の二軸エクストルーダに供給し、小麦粉90
部、もち米粉10部、水30部を第2フイード口より
供給した。これらの麩原料を処理時間20秒、品温
160℃、圧力5Kg/cm2の条件下でクツキング処理
した後孔穴直径8mmのダイスを用いて常圧下に押
出し、円柱状の膨化物を得た。次いでこれを10mm
の厚さに切断して、温度300℃で90秒間焼成して
燒麩を得た。
得られた燒麩は気孔が均一で、品質の良好なも
のであつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 麩原料を二軸エクストルーダに供給し、処理
    時間10〜300秒間、品温100〜160℃、圧力1〜100
    Kg/cm2の条件下でクツキング処理しながら、常圧
    下に押し出して膨化させ、乾燥又は焼成すること
    を特徴とする麩の製造法。
JP61000428A 1986-01-06 1986-01-06 麩の製造法 Granted JPS62158464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61000428A JPS62158464A (ja) 1986-01-06 1986-01-06 麩の製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP61000428A JPS62158464A (ja) 1986-01-06 1986-01-06 麩の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158464A JPS62158464A (ja) 1987-07-14
JPH0479625B2 true JPH0479625B2 (ja) 1992-12-16

Family

ID=11473539

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61000428A Granted JPS62158464A (ja) 1986-01-06 1986-01-06 麩の製造法

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JPS62158464A (ja) 1987-07-14

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