JPH0478524A - 発泡スチロール粒とベントナイトによる複合防水材とその応用 - Google Patents
発泡スチロール粒とベントナイトによる複合防水材とその応用Info
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- JPH0478524A JPH0478524A JP19046990A JP19046990A JPH0478524A JP H0478524 A JPH0478524 A JP H0478524A JP 19046990 A JP19046990 A JP 19046990A JP 19046990 A JP19046990 A JP 19046990A JP H0478524 A JPH0478524 A JP H0478524A
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野１
本発明は発泡スチロール粒とベントナイトによる複合防
水材とその応用に関するものである。
水材とその応用に関するものである。
［従来の技術１
水を吸収して膨張し不透水性の層を形成するベントナイ
トの性質を利用して、地中のコンクリド構造物を防水す
る工法は従来おこなわれてきた。
トの性質を利用して、地中のコンクリド構造物を防水す
る工法は従来おこなわれてきた。
しかしながら、ベントナイトを用いた防水層が、拘束さ
れた状態でベントナイトが膨張する時に極めて大きな膨
張圧が生じるため、防水層の厚さを大きくすると構造物
に過大な圧力を及ぼし構造物を破壊に至らしめるおそれ
があった。このことは、岩盤またはコンクリートに孔を
あけ、粉末ベントナイトを充填した後、ベントナイトに
吸水させ発生させた膨張圧を利用して岩盤またはコンク
リートを破砕する工法が行われていることからも明らか
である。
れた状態でベントナイトが膨張する時に極めて大きな膨
張圧が生じるため、防水層の厚さを大きくすると構造物
に過大な圧力を及ぼし構造物を破壊に至らしめるおそれ
があった。このことは、岩盤またはコンクリートに孔を
あけ、粉末ベントナイトを充填した後、ベントナイトに
吸水させ発生させた膨張圧を利用して岩盤またはコンク
リートを破砕する工法が行われていることからも明らか
である。
［発明が解決しようとする課題］
このように従来のベントナイトを利用する防水工法はベ
ントナイトが膨張する時の強大な膨張圧を処理すること
ができないのでその利用範囲が制限されていた。
ントナイトが膨張する時の強大な膨張圧を処理すること
ができないのでその利用範囲が制限されていた。
本発明は、この点に鑑みなされたもので、ベントナイト
の膨張圧を処理して広い利用範囲を実現することを目的
とする。
の膨張圧を処理して広い利用範囲を実現することを目的
とする。
［課題を解決するための手段］
上記目的を達成するための手段として、本発明はスチロ
ール樹脂による粒状発泡体を相互に接着せしめ板状に成
形し、粒状発泡体の空隙を乾燥したベントナイトで充填
したものを地中構造物の防水材として用いる。
ール樹脂による粒状発泡体を相互に接着せしめ板状に成
形し、粒状発泡体の空隙を乾燥したベントナイトで充填
したものを地中構造物の防水材として用いる。
（作 用］
このような工法により、地中の水を吸収したベントナイ
トが膨張し不透水性の層を形成する際に発生するベント
ナイトの膨張圧を約１ ｋｇ／ｃａｂ”の圧力で降伏し
圧縮変形するスチロール樹脂の粒状発泡体の変形により
吸収させ、地中構造物に過大な圧力を及ぼさずに、ベン
トナイトによる防水層を形成せしめることが可能となる
。
トが膨張し不透水性の層を形成する際に発生するベント
ナイトの膨張圧を約１ ｋｇ／ｃａｂ”の圧力で降伏し
圧縮変形するスチロール樹脂の粒状発泡体の変形により
吸収させ、地中構造物に過大な圧力を及ぼさずに、ベン
トナイトによる防水層を形成せしめることが可能となる
。
スチロール樹脂による粒状発泡体は又、ベントナイトに
よる防水層を施工時の損傷より保護し防水層として必要
充分な厚みを確保する機能も果たす。
よる防水層を施工時の損傷より保護し防水層として必要
充分な厚みを確保する機能も果たす。
［実 施 例］
実施例について図面を参照して説明すると、第１図に本
工法による地下構造物のコンクリート打設工事の斜視図
を示すが、スチロール樹脂による粒状発泡体を相互に接
着せしめ板状に成形し粒状発泡体の空隙に乾燥したベン
トナイトを充填した板■を軽量コンクリート版■と積層
させたものを地下構造物の土■に接する側の型枠として
用いることにより、地下構造物のコンクリート■を打設
すると同時にベントナイトが打設したコンクリート■中
の水を吸収して膨張し、地下構造物を外側から防水する
。
工法による地下構造物のコンクリート打設工事の斜視図
を示すが、スチロール樹脂による粒状発泡体を相互に接
着せしめ板状に成形し粒状発泡体の空隙に乾燥したベン
トナイトを充填した板■を軽量コンクリート版■と積層
させたものを地下構造物の土■に接する側の型枠として
用いることにより、地下構造物のコンクリート■を打設
すると同時にベントナイトが打設したコンクリート■中
の水を吸収して膨張し、地下構造物を外側から防水する
。
第２図に、スチロール樹脂による粒状発泡体を相互に接
着せしめ板状に成形し粒状発泡体の空隙に乾燥したベン
トナイトを充填した板■の断面を拡大した状態を示す、
第２図に示すようにベントナイトが水を吸収して膨張す
る前には、スチロール樹脂による粒状発泡体■が相互に
接着しその空隙に乾燥したベントナイト■が充填した状
態になっている。
着せしめ板状に成形し粒状発泡体の空隙に乾燥したベン
トナイトを充填した板■の断面を拡大した状態を示す、
第２図に示すようにベントナイトが水を吸収して膨張す
る前には、スチロール樹脂による粒状発泡体■が相互に
接着しその空隙に乾燥したベントナイト■が充填した状
態になっている。
しかしながら、ベントナイトが打設したコンクリート中
の水を吸収して膨張すると、第３図示すように、吸水し
膨張したベントナイト■により、スチロール樹脂による
粒状発泡体■の圧縮変形によりベントナイトの膨張圧が
吸収され、吸水し膨張しペースト状になったベントナイ
ト■が防水層を形成し地下構造物を漏水より保護する。
の水を吸収して膨張すると、第３図示すように、吸水し
膨張したベントナイト■により、スチロール樹脂による
粒状発泡体■の圧縮変形によりベントナイトの膨張圧が
吸収され、吸水し膨張しペースト状になったベントナイ
ト■が防水層を形成し地下構造物を漏水より保護する。
第１図に示すごとく、スチロール樹脂による粒状発泡体
を相互に接着せしめ板状に成形し粒状発泡体の空隙に乾
燥したベントナイトを充填した板■をあらかじめ通常Ａ
ＬＣ版と称する軽量コンクツー８版■と積層させたもの
を地下構築物の土に接する側のコンクリート打設用の型
枠として用いることにより、コンクリート打設後の型枠
の解体工事を省き、コンクリート打設と同時に防水工事
を行うことが可能となる。第４図にボックスカルバート
■の地中に埋設した状態を示す。
を相互に接着せしめ板状に成形し粒状発泡体の空隙に乾
燥したベントナイトを充填した板■をあらかじめ通常Ａ
ＬＣ版と称する軽量コンクツー８版■と積層させたもの
を地下構築物の土に接する側のコンクリート打設用の型
枠として用いることにより、コンクリート打設後の型枠
の解体工事を省き、コンクリート打設と同時に防水工事
を行うことが可能となる。第４図にボックスカルバート
■の地中に埋設した状態を示す。
また、ボックスカルバートを施工する際、第４図に示す
ようにスチロール樹脂による粒状発泡体を相互に接着せ
しめ板状に成形し粒状発泡体の空隙に乾燥したベントナ
イトを充填した板■をボックスカルバート■のジヨイン
ト部分に外部より張りつけた後、土■を埋め戻すと、土
■中の水をベントナイトが吸水膨張し、第３図に示した
と同様な作用により、ボックスカルバートのジヨイント
部分からの漏水を防ぐ防水層が形成される。
ようにスチロール樹脂による粒状発泡体を相互に接着せ
しめ板状に成形し粒状発泡体の空隙に乾燥したベントナ
イトを充填した板■をボックスカルバート■のジヨイン
ト部分に外部より張りつけた後、土■を埋め戻すと、土
■中の水をベントナイトが吸水膨張し、第３図に示した
と同様な作用により、ボックスカルバートのジヨイント
部分からの漏水を防ぐ防水層が形成される。
［発明の効果〕
本発明はベントナイトという無機質で経年変化のない材
料を地下構造物を外側から防水する防水材料として応用
することを目的としている。スチロール樹脂による粒φ
こ発泡体はベントナイト防水層を施工中の損傷より保護
し、必要な防水層の厚みを確保するとともに、吸水し膨
張したベントナイトの膨張圧を吸収し、地下構造物に異
常な圧力を与えるのを防ぐ機能を果たす。
料を地下構造物を外側から防水する防水材料として応用
することを目的としている。スチロール樹脂による粒φ
こ発泡体はベントナイト防水層を施工中の損傷より保護
し、必要な防水層の厚みを確保するとともに、吸水し膨
張したベントナイトの膨張圧を吸収し、地下構造物に異
常な圧力を与えるのを防ぐ機能を果たす。
第１図は本発明の複合防水材を応用した工法の１例を示
す断面図、第２図、第３図は本発明の作用を示す説明図
、第４図は本発明のボックスカルバート施工に応用した
１例を示す説明図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 １、ベントナイトを充填した板 ２：軽量コンクリート版 ３：地下構造物の土 ４；地下構造物のコンクリ−１− ５ニスチロール樹脂による粒状発泡体 ６：ベントナイト７：ベントナイト ８、ボックスカルバート ９：土 第 （Ａ） （Ｂ）
す断面図、第２図、第３図は本発明の作用を示す説明図
、第４図は本発明のボックスカルバート施工に応用した
１例を示す説明図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 １、ベントナイトを充填した板 ２：軽量コンクリート版 ３：地下構造物の土 ４；地下構造物のコンクリ−１− ５ニスチロール樹脂による粒状発泡体 ６：ベントナイト７：ベントナイト ８、ボックスカルバート ９：土 第 （Ａ） （Ｂ）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、スチロール樹脂による粒状発泡体を相互に接着せし
め板状に成形し、該粒状発泡体の空隙に乾燥したベント
ナイトを充填したことを特徴とする地中構造物用の発泡
スチロール粒とベントナイトによる複合防水材。 ２、特許請求の範囲１．のスチロール樹脂による粒状発
泡体を相互に接着せしめ板状に成形し、該粒状発泡体の
空隙に乾燥したベントナイトを充填した防水材と軽量コ
ンクリートとを接着積層したことを特徴とするコンクリ
ート打設用型枠。 ３、特許請求の範囲１．のスチロール樹脂による粒状発
泡体を相互に接着せしめ板状に成形し、該粒状発泡体の
空隙に乾燥したベントナイトを充填した防水材をジョイ
ント部分に張りつけたことを特徴とする地中工事用のカ
ルバート。 ４、特許請求の範囲１．のスチロール樹脂による粒状発
泡体を相互に接着せしめ板状に成形し、該粒状発泡体の
空隙に乾燥したベントナイトを充填した防水材を使用し
たことを特徴とする地下構造物の防水施工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19046990A JPH0478524A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 発泡スチロール粒とベントナイトによる複合防水材とその応用 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19046990A JPH0478524A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 発泡スチロール粒とベントナイトによる複合防水材とその応用 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0478524A true JPH0478524A (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=16258637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19046990A Pending JPH0478524A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | 発泡スチロール粒とベントナイトによる複合防水材とその応用 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0478524A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004510899A (ja) * | 2000-10-06 | 2004-04-08 | ヒュースカー・シンセティック・ゲーエムベーハー | シーリングマット |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP19046990A patent/JPH0478524A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004510899A (ja) * | 2000-10-06 | 2004-04-08 | ヒュースカー・シンセティック・ゲーエムベーハー | シーリングマット |
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