JPH0478306A

JPH0478306A - 油圧制御回路

Info

Publication number: JPH0478306A
Application number: JP18717290A
Authority: JP
Inventors: Yoshiyasu Itsuji; 孔康井辻
Original assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date: 1990-07-17
Filing date: 1990-07-17
Publication date: 1992-03-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、油圧制御回路に関するものである。

（従来の技術）従来、射出成形機においては、加熱溶融された樹脂をノ
ズルから金型内に射出する場合、加熱シリンダの中でス
クリュを前後進させる必要があり、そのために電動機を
用いるものもあるが、大きい駆動力を得るために油圧モ
ータを使用することが多い。

その場合、所定流量の油を油圧モータに供給するため、
油圧制御回路が接続されていて、油の供給源から油圧ポ
ンプで吐出された油は、所定の圧力及び流量に調整され
、切換弁を介して射出シリンダに供給されるようになっ
ている。

ところが、上記油圧モータを駆動するためには、かなり
大蓋の油を供給する必要があるため、これを一つの可変
吐出ポンプでその容量を制御しようとすると、大容量の
可変吐出ポンプが必要となる。

大容量の可変吐出ポンプにおいては、可変容量機構部の
構造も大きくなり、その駆動に伴い騒音が発生する。さ
らに、可変吐出ポンプのコストが高くなる。

したがって、基準の油量は固定吐出ポンプを複数個設け
て、必要台数だけ稼働し、容量の小さい可変吐出ポンプ
を使用してポンプ吐出流量を所定値にする油圧制御回路
が提供されている（実開昭６３−５３００２号公報参照
）。

ところが、固定吐出ポンプと可変吐出ポンプとを組み合
わせた場合、各固定吐出ポンプの吐出流量を完全に一致
させることが困難であるため、第３図に示すように流量
指令値と両ポンプによる吐出流量の特性に不連続点を生
ずることがある。

すなわち、流量指令値がＯと８７間においては、可変吐
出ポンプＰｖｌにより吐出流量が制御され、流量指令値
がａｌと８２間においては、固定吐出ポンプＰＦＩ及び
可変吐出ポンプＰｖｌを稼働することにより吐出流量が
制御される。そして、流量指令値がａ２と８１間におい
ては、固定吐出ポンプＰ　ｒ　１　、固定吐出ポンプＰ
ｒ２及び可変吐出ポンプＰｖ１を稼働することにより吐
出流量が制御される。ところが、固定吐出ポンプＰＦＩ
及び固定吐出ポンプＰ、２の容量が異なる場合には、図
のｑ点で示すような不連続点が生してしまう。

そこで、吐出流量に経時的変化がなく、また複数の固定
吐出ポンプを必要台数だけ選択的に稼働させたときのオ
ンロード　アンロード切換点における吐出流量の不連続
性をなくし、精度の高い制御を行うことのできる油圧制
御回路が提供されている（特願平１−１１７２９６号参
照）。

この場合、油圧制御回路は１台の可変吐出ポンプとｎ台
の固定吐出ポンプを組み合わせて吐出流量の制御を行う
油圧制御回路において、吐出流量の指定値を設定する設
定器と、最大設定値をｎ＋１で分割して各段の比較流量
を演算し、該比較流量を上記指定値と比較して必要な固
定吐出ポンプの稼働台数を決定する比較−ポンプ負荷制
御器を有している。

そして、可変吐出ポンプ及び固定吐出ポンプから吐出さ
れた全流量を検出するため、両ポンプの吐出側に流量検
出器が設けられ、該流量検出器に演算器が接続される。

該演算器においては、検出流量と上記設定値が比較され
可変吐出ポンプの吐出流量が決定される。

（発明が解決しようとする！ａ）しかしながら、上記構成の油圧￥Ｗｌ　ｊ８回路におい
ては、静特性においては不連続点をなくして直線的な吐
出流量を得ることができるが、実際ムこ作動させた場合
、可変ポンプの応答性が低く切替え時に流量の不連続的
変動が発生する。例えば、−旦目標の流量より吐出量が
増加した後に減少して目標の流量になる。

また、流量検出器は一般に高価であり、小流量時には精
度が悪い。

本発明は、上記従来の油圧制御回路の問題点を解決して
、騒音の発生を抑制し、高効率で高精度の油圧制御回路
を提供することを目的とする。

（Ｒ題を解決するための手段）そのために、本発明の油圧制御回路においては、可変吐
出ポンプよ、該可変吐出ポンプと並列に配設されオンロ
ードとアンロードの切換えが行われる固定吐出ポンプと
、流量指令値が設定値になった時ムこ、固定吐出ポンプ
をオンロードする手段と、吐出流量を上記流量指令値に
よりＵ８節する電磁比例弁と、該電磁比例弁の上流側及
び下流側の油圧を検出する手段と、該検出手段によって
検出した両油圧の差圧によって上記可変吐出ポンプの吐
出量を調節する手段を有する。

（作用）そのために、本発明の油圧制御回路においては、可変吐
出ポンプと、該可変吐出ポンプと並列に配設されオンロ
ードとアンロードの切換えが行われる固定吐出ポンプと
、流量指令値が設定値になった時に、固定吐出ポンプを
オンロードする手段を有しているので、最初可変吐出ポ
ンプが稼働され、該可変吐出ポンプの吐出量が限界に達
すると固定吐出ポンプが稼働される。

また、吐出流量を上記流量指令値によりＦＡ節する電磁
比例弁と、該１ｉ磁比例弁の上流側及び下流側の油圧を
検出する手段と、該検出手段によって検出した両油圧の
差圧によって上記可変吐出ポンプの吐出量を調節する手
段を有する。

したがって、上記固定吐出ポンプが稼働されて上記を磁
比側弁の上流側の油圧が高くなると、差圧（Ｐ、−Ｐ、
）が大きくなり、その分可変吐出ポンプの吐出量を減少
させる。

（実施例）以下、本発明の実施例について凹面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は本発明の実施例を示す油圧制御回路の制御ブロ
ック図、第２図は本発明の油圧制御回路によって得られ
る流量指令値／吐出流量関係図である。

１は可変吐出ポンプ、２は油タンク、３は上記可変吐出
ポンプ１から吐出された油を図示しないアクチュエータ
に送るライン、４は上記可変吐出ポンプ１と並列に配設
された固定吐出ポンプ、５はライン３から分岐したライ
ン３ａ上にあって、上記固定吐出ポンプ４からライン３
の方向にのみ油を供給するためのチエ・ツク弁、６は固
定吐出ポンプ４の吐出し側に配設され、固定ポンプのア
ンロード、オンロードをソレノイｔ”ａによって切り換
えられるアンロード弁である。該アンロード弁６は、■
位置と■位置をとり、１位７４こおいては上記固定吐出
ポンプ４が吐出した油を油タンク２に戻し、■位置にお
いては油路を遮断して上記固定吐出ポンプ４が吐出した
油をライン３に送出する。

８は上記可変吐出ポンプ１の斜板の角度を調節する斜板
駆動シリンダ、９は該斜板駆動フリツプ８の油室内ムこ
油を給排する斜板制御弁であり、１位置において斜板駆
動シリンダ８の油室内の油を排出するとともに、■位置
においてライン３から分岐したうイン３ｂと油室を連通
させ、油室内に油を供給する。

１０は流量指令値９ｒｅｒに対応して上記可変吐出ポン
プｌが吐出した油量を調節し、アクチュエータに供給す
る電磁比例弁である。そして、コンパレータ１１が上記
アンロード弁６に接続されており、流量指令値ｑｒ＠ｆ
が入力される。

また、上記電磁比例弁１０の上流側、下流側の圧力Ｐｓ
、Ｐ１が上記斜板制御弁９の信号として入力される。

次に、本発明の油圧制御回路の動作について説明する。

上記コンパレータ１１に入力される流量指令ｆｉｑｒａ
ｔが小さい場合、上記アンロード弁６はオフされ１位置
となり、固定吐出ポンプ４が吐出した油は油タンク２に
戻され、可変吐出ポンプ１が吐出した油のみがアクチュ
エータへ送られる。

この時、可変吐出ポンプ１が吐出する油の量は該可変吐
出ポンプ１の斜板角によってｍｕされるが、該可変吐出
ポンプ】の斜板角は上記電磁比例弁１０によって制御さ
れる。

すなわち、斜板駆動シリンダ８は、斜板制御弁９によっ
てｔ磁比側弁１０の上流側、下流側の差圧（Ｐ、−Ｐ、
）を一定とするように斜板を駆動する。

上記差圧（Ｐ、−Ｐ、）を一定とする流量は電磁比例弁
１０の開度に比例するため、結果として電磁比例弁１０
への流量指令によって可変吐出ポンプＩの吐出量を制御
することができる。この方式は、可変吐出ポンプ単体の
制御方式としては一般的でであり、「負荷感応方式」又
は「ロードセンシング方式」と言う。

上記構成の油圧制御回路において、流量指令値９□、が
大きくなり、可変吐出ポンプＩの吐出量が限界に達する
と、予め設定されたコンパレータ１１によりアンロード
弁６がオンして■位置となる。

その結果、固定吐出ポンプ４と油タンク２間が遮断され
、固定吐出ポンプ４が吐出した油はチエツク弁５を介し
てライン３に送られ、可変吐出ポンプ１が吐出する油と
合流する。

この時、合流部分の圧力Ｐｓが上昇しようとするが、斜
板制御弁９が斜板駆動フリツプ１ｏによってこれを修正
するように作動し、可変吐出ポンプ１の吐出量が減少さ
せられる。

逆に流量指令値ｑ□、が減少した場合は、上述した動作
と逆の動作を行う。

第２図に示すように、固定吐出ポンプが稼働する時点に
おける流量の変化をなくすことができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。

（発明の効果）以上詳細に説明したように、本発明によれば、可変吐出
ポンプと、該可変吐出ポンプと並列に配設され、オンロ
ードとアンロードの切換えが行われる固定吐出ポンプと
、流量指令値が設定値になった時に、固定吐出ポンプを
オンロードする手段を有しているので、最初可変吐出ポ
ンプが稼働され、該可変吐出ポンプの吐出量が限界に達
すると固定吐出ポンプが稼働される。

また、吐出流量を上記流量指令値により調節する電磁比
例弁と、該電磁比例弁の上流側及び下流側の油圧を検出
する手段と、該検出手段によって検出した両油圧の差圧
によって上記可変吐出ポンプの吐出量を調節する手段を
有する。

したがって、上記固定吐出ポンプが稼働されて上記電磁
比例弁の上流側の油圧が高くなると、差圧（ｐｓ−Ｐ、
）が大きくなり、その分可変吐出ポンプの吐出量を減少
させることができるので、固定吐出ポンプのオンロート
′、アンロードの切換え時にショックが発注することの
ない高精度な流量制御することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す油圧制御回路の制御プロ
・７り図、第２図は本発明の油圧制御回路によって得ら
れる流量指令値／吐出流量関係回、第３図は従来の油圧
制御回路の流量指令値／吐出流量関係図である。１・・・可変吐出ポンプ、４・・・固定吐出ポンプ、５
・・・チエツク弁、６・・・アンロード弁、８・・・斜
板駆動シリンダ、９・・・斜板制御弁、１０・・・電磁
比例弁、ＩＩ・・・コンパレータ。特許出願人　　　住友重機械工業株式会社復代理人　弁
理士　川　合　　誠（外１名）第１図流量指匈’ｌ　ｒｅｆ

Claims

【特許請求の範囲】（ａ）可変吐出ポンプと、（ｂ）該可変吐出ポンプと並列に配設されオンロードと
アンロードの切換えが行われる固定吐出ポンプと、（ｃ）流量指令値が設定値になった時に、固定吐出ポン
プをオンロードする手段と、（ｄ）吐出流量を上記流量指令値により調節する電磁比
例弁と、（ｅ）該電磁比例弁の上流側及び下流側の油圧を検出す
る手段と、（ｆ）該検出手段によって検出した両油圧の差圧によっ
て上記可変吐出ポンプの吐出量を調節する手段を有する
ことを特徴とする油圧制御回路。