JPH047829B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH047829B2
JPH047829B2 JP59249614A JP24961484A JPH047829B2 JP H047829 B2 JPH047829 B2 JP H047829B2 JP 59249614 A JP59249614 A JP 59249614A JP 24961484 A JP24961484 A JP 24961484A JP H047829 B2 JPH047829 B2 JP H047829B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filler
detector
container
main body
deterioration
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59249614A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61128142A (ja
Inventor
Fumio Yamamoto
Hide Kimura
Mizuho Tanaka
Yoshiki Shibano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Hitachi Ltd
Original Assignee
Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan, Hitachi Ltd filed Critical Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
Priority to JP59249614A priority Critical patent/JPS61128142A/ja
Publication of JPS61128142A publication Critical patent/JPS61128142A/ja
Publication of JPH047829B2 publication Critical patent/JPH047829B2/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は破過検出装置に関する。この種の装置
は化学プラント等において用いられ、特に吸着剤
等の劣化を検出してその交換時期を判定するため
などに使用されている。
〔従来技術〕 従来の吸着用充填剤内包装置の例を第1図及び
第2図に示す。図にしたがつて、構成及び動作を
説明する。
充填剤内包装置は、第1図に示すように、容器
1内に充填剤2を内包して成るものであり、この
装置を使用する系統に弁3a,3bを介して接続
する。装置の構造は、第2図に示すように、容器
1の中に受棚4が配置されてこれに充填剤2が支
持されるようになつており、かつ該容器1にはガ
ス出入用の入口ノズル6a、出口ノズル6b及び
蓋5が設けられる。
装置は各種用途に用いられるが、例えばガス中
に含まれる有害物質を吸着して安全なガスとして
大気放出したり、あるいは次の化学反応に必要な
物質のみを抽出したりすることを目的として用い
られる。
このような装置においては、従来、容器1に内
蔵される充填剤2は装置の設計時点において、吸
着反応で充填剤が破過するまでのガス流量(使用
期間)を定めておき、その期間毎に充填剤を点検
して交換を行つていた。充填剤の点検としては、
化学分析を行い有害物質の量を計測して交換時期
の判定をする等が行われている。
ところがこのような従来方法においては、充填
剤の分析のたびに充填剤を容器から抜き出す必要
があるため、交換時の作業に時間がかかる。また
作業時間を短くする為には交換時期を一定に設定
しておく必要があるが、この場合には十分余裕を
持つた設定をしないと通常運転時に支障を及ぼす
ため、充填剤の交換量が多くなる欠点がある。
また簡便な方法として、充填剤を内包する容器
自体にノゾキ窓を設置し、内部の充填剤の変色等
によつて交換時期を判定する方法がある。この方
法は以上に述べたような繁雑な計測が不要であ
り、化学プラント等の運転監視には便利な方法で
ある。しかし、容器自体に窓等のための切り欠き
部を設け、ここにガラス等でできた窓を設けるこ
とは、容器内部の反応熱によるガラスの破壊、反
応熱又は反応による圧力変化による容器切り欠き
部の応力上昇等問題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、充填剤内包装置の充填剤の劣
化を検出して、その交換時期を装置の運転を中断
することなく、かつ上記した如き問題の発生する
おそれもなく、しかも目視判定において適正に判
定でき且つその劣化状態を正確に判定できる破過
検出器を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の破過検出装置は、充填剤を内包する容
器の下流側に少なくとも一部が透明である小型容
器を設け、ここに充填剤内包容器と同一の充填剤
を内蔵させ、更にこの充填剤に有害物質と反応し
て発色する性質の検知用物質を混入して構成す
る。この構成をとれば、小型容器が内蔵している
充填剤の吸着量を測定することによつて、充填剤
内包装置本体の充填剤の劣化状態を正確に推測で
き、交換時期を適切に、しかも吸着装置本体の運
転を中断することなく知ることができる。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の一実施例を第3図に示し、図に
従つて説明する。
充填剤2を内蔵する容器1の下流側に、弁3b
を介して、検出器7を設置する。検出器7の上流
及び下流には弁3cを、また、検出器7のバイパ
スラインに弁3dを設置する。検出器7の内部に
は、本体と同一の充填剤2を詰めておく。3aは
装置本体の入口がわの弁である。
次にこのような構成になる本実施例の動作を説
明する。容器1内に充填剤2を有して成る装置本
体は、第2図に示したのと同様な構造であり、ガ
スが容器下部より流入すると有害成分は充填剤2
に吸着されてゆく。通常、下部より流入する場合
は下部の充填剤から徐々に吸着性能が劣化してゆ
く。
一方、検出器7は、本体より流出するガス中に
本体で吸着しきれなかつた有害成分が若干含まれ
ているため、これを吸着してゆく。しかし、本体
で多量の有害成分を吸着する為、通常時は検出器
7の吸着性能は劣化しない。
ところが、本体の充填剤の吸着性能が劣化して
くると、検出器への有害成分の流出量が増えてゆ
き、検出器内充填剤は少量である為その劣化は急
激になる。
この変化をとらえ、本体の充填剤の劣化を推測
し、本体の充填剤を交換する。
変化のとらえ方として、充填剤表面に吸着する
物質の色による充填剤自体の変色の程度、あるい
は、有害成分との反応によつて変色する物質を検
知用として充填剤に混ぜ、これらを見ることによ
つて行うことができる。予め、変色度合いと劣化
状況を測定することによつて、充填剤の劣化状況
を目視判定において明確に且つ的確に把握するこ
とができる。
次に、破過検出器の構造の一例を第4図に示
す。この例においては、検出器管8の両端にフラ
ンジ9が接続され、配管との間には網10が配置
される。また検出器管8の表面一部にはガラス支
え12が接続され、これに窓ガラス11を乗せ、
ガラス押え13で固定する型のノゾキ窓を設け
る。検出器7の内部には本体と同一の充填剤2を
詰める。
〔発明の効果〕
本発明の破過検出装置によれば、次のような効
果が得られる。
(1) 有害物質と反応して発色する性質の検知用物
質が混入された、本体の充填剤と同一の充填剤
を含み、少なくとも一部に透明部を有する小型
容器による検出器を設けることにより、本体の
充填剤の直接分析等の測定を行わずに、検出器
内の充填剤の劣化を知ることにより本体内の充
填剤の劣化状況を測定できる。特に、検知用物
質の顕著な発色作用を検出器の透明部を介して
直接に可視することにより劣化状態を知ること
ができるので、目視判定によつて明確にかつ的
確に測定することができる。測定用に充填剤を
分取するには装置容器を破壊する必要があるの
が一般的であるが、本体装置でなく小型容器の
みの破壊ですむ。
(2) 検出器内の充填剤の劣化を直接分析等により
測定する場合も、検出器の容器は小さいので分
取・測定は容易であり、装置全体を止める時間
も短時間で済むので有利である。
(3) 上記(1)及び(2)により、本体充填剤の適正な交
換時期を把握できる。
(4) 同じく(1)及び(2)により、本体の運転を中断せ
ずに検出器の短時間の作動停止のみで測定が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の充填剤内包装置の系統図、第2
図はその充填剤内包装置本体の構造図である。第
3図は本発明の一実施例に係る破過検出装置の系
統図、第4図は本発明において用い得る破過検出
器の一例の構造図である。 1…容器、2…充填剤、7…検出器、11…窓
(ガラス)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 充填剤を内包する装置に対し、その下流側
    に、少なくとも一部が透明な材料で形成された小
    型容器を直列に設置し、この小型容器の内部に前
    記充填剤と同一の充填剤を備えた破過検出装置に
    おいて、前記小型容器の中の前記充填剤に、有害
    物質と反応して発色する性質の検知用物質を混入
    し、前記小型容器を、充填剤を内包する前記装置
    の充填剤劣化を検出する検出器として構成したこ
    とを特徴とする破過検出装置。
JP59249614A 1984-11-28 1984-11-28 破過検出装置 Granted JPS61128142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59249614A JPS61128142A (ja) 1984-11-28 1984-11-28 破過検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59249614A JPS61128142A (ja) 1984-11-28 1984-11-28 破過検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS61128142A JPS61128142A (ja) 1986-06-16
JPH047829B2 true JPH047829B2 (ja) 1992-02-13

Family

ID=17195644

Family Applications (1)

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JP59249614A Granted JPS61128142A (ja) 1984-11-28 1984-11-28 破過検出装置

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Families Citing this family (2)

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JP5360868B2 (ja) * 2008-08-12 2013-12-04 Necネットワーク・センサ株式会社 覗き窓及び気密容器
WO2013156870A2 (en) * 2012-04-17 2013-10-24 Indian Institute Of Technology Detection of quantity of water flow using quantum clusters

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JPS5268868A (en) * 1975-12-05 1977-06-08 Hitachi Ltd Removing apparatus of harmful substance
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JPS61128142A (ja) 1986-06-16

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