JPH0478206A - 高周波回路 - Google Patents

高周波回路

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Publication number
JPH0478206A
JPH0478206A JP18808090A JP18808090A JPH0478206A JP H0478206 A JPH0478206 A JP H0478206A JP 18808090 A JP18808090 A JP 18808090A JP 18808090 A JP18808090 A JP 18808090A JP H0478206 A JPH0478206 A JP H0478206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
hybrid
amplifier
wavelength
short
Prior art date
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Pending
Application number
JP18808090A
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English (en)
Inventor
Kenji Sekine
健治 関根
Masami Onishi
正己 大西
Kumiko Takigawa
久美子 滝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP18808090A priority Critical patent/JPH0478206A/ja
Publication of JPH0478206A publication Critical patent/JPH0478206A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高周波領域における増幅回路に係り、特に高
効率化に好適な回路構成に関する。
〔従来の技術〕
従来、高周波増幅器の高効率化手段として出力側に高調
波インピーダンスを考慮した回路を設けることが知られ
ている。たとえば、マイクロ波研究会資料(MW83−
24)において、出力側インピーダンスを偶数次高調波
に対して零、奇数次高調波に対して無限大にすれば理論
的には100%近い効率が得られると述べている。また
具体的回路構成として分布定数回路を使って上記インピ
ーダンスを実現する方法や、2つの素子を並列運転し、
その高調波成分を各々フィルタを利用して互いに注入し
、等価的に前記インピーダンスを実現する方法が知られ
ている。
〔発明が解決しようとする扉題〕
上記従来技術は、いずれも具体回路とした場合、回路構
成が複雑となり、大形化することや、素子近傍のボンデ
ィング線路や、パッケージの影響により設計が極めて困
難であるなどの問題があった。
本発明の目的は、簡単な構成でかつ2倍の高調波を正確
に制御できる高周波回路を提供し、もって増幅器の効率
を向上することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、増幅器の構成を1/4波長線路による梯子
形ハイブリッドを使った並列動作形とし、出力側ハイブ
リッドの1対の1/4波長線路の中央部に各々1/4波
長のショートスタブを設ける。
これにより基本波に対しては通常のハイブリッド回路と
同じに動作し、2倍波に対しては等価的にショートとな
る回路が実現できる。このハイブリッド回路と素子との
距離を電気長で基本波の174波長のn倍(n=1.2
.3・・・)に設定することにより、素子の8力端子(
FETの場合ドレイン端子)より負荷側を見たインピー
ダンスが偶数次高調波に対して零とすることができ、も
って増幅器の高効率化が図れる。
(作用〕 本発明の動作を第3図、第4図により説明する。
第3図は、基本波に対して1/4波長となるマイクロス
トリップ線路を組合せた梯子形ハイブリッドの1対の線
路の中央に1/4波長のショートスタブを設けた回路を
示す6図において、1/4波長シヨートスタブは、ハイ
ブリッドを構成する線路との接続点でオープンとなり、
基本波に対しては、何ら回路が接続されていないのと同
じとなる。
一方、2倍波成分に対しては、ハイブリッド接続点がシ
ョートとなり、この点より基本波に対して1/8波長離
れた端子1の点では、オープンとなるため、端子1,2
間は単に1本の線路で接続されていることと等価となる
第4図は、第3図で示した回路の特性を計算した結果を
示す。計算において、各端子は通常使用される50Ωと
し、端子1,2間及び3,4間は50Ω線路、端子1,
3間及び端子2,4間は35.4 Ω線路で接続し、シ
ョートスタブは50Ω線路としている。
同図の横軸は、基本波数波数で規格化した値を示し、縦
軸は、端子lへの入力電力で規格化した値を示す。
図から分るように、基本波周波数では、端子1からの入
力は端子3,4に各々1/2となり出力され、端子2に
は出力されない通常のハイブリッドと同じ特性を示す。
一方2倍の周波数では、端子1からの入力は全て端子2
に出力され、単に5oΩ線路が接続されるのと等価とな
っている。
すなわち、基本波に対しては1通常のハイブリッド回路
となり、2倍波(偶数倍の高調波全てについてなりたつ
)に対しては、単に50Ω線路が接続されている回路が
実現できる。
上記回路の端子1,2に周波数が同じで等振幅な2倍波
が入力されると互に全反射されたものと等価となり、シ
ョート回路と同一の作用を行なわせることができる。
〔実施例〕
以下1本発明の一実施例を第1図により説明する。端子
1より入力された信号は、ハイブリッド2により端子4
A、4Bに2分割される。3は、無反射終端器(一般に
は50Ω)である、4A。
4Bの信号は、入力側整合回路5A、5Bを通り増幅素
子6A、6Bに入り増幅される。7A。
7Bは高力側整合回路であり基本波、2倍波ともに50
Ωとの整合が取られている。線路8A。
8Bの信号は出力側ハイブリッド10により基本波成分
のみ合成され端子11より出力される。出力側ハイブリ
ッド1oには、各端子より1/8λ5(λf:基本波の
波長)の位置に1/4λ□のショートスタブが設けられ
ており、2倍波に対して接続点がショートとなるように
している。
上記回路において、増幅素子6A、、6Bとして特性が
ほぼ等しい物を利用すれば、そこから発生する2倍の高
調波成分もほぼ等しいレベルとなり、あたかもハイブリ
ッドで全反射されたのと等価な動作となる。このため、
線路8A、8Bの長さを調節することにより素子6A、
6Bの出力端で2倍の高調波に対してショートとなる条
件が実現できる。
上記動作を分り易くするため、第2図により説明する。
素子6A、6Bに入力される信号は入力側のハイブリッ
ドにより位相差が90異ったものとなる。このため素子
で発生する2倍波は1位相差が180度異4ったものと
なる。すなわち第2図に示すごとく逆相となる2倍波(
2J、)の発振源が有るのと等価となる。このため信号
源から線路8A、8Bを通った点でショートされたのと
等価となり、上記線路8A、8Bの長さを174波長(
2倍波では1/2波長)とすることにより信号源をショ
ート状態にすることが出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、梯子形ハイブリッドを使った並例動作
形増幅器において、基本波に対しては通常のハイブリッ
ド回路と同じ電力合成回路として動作し、2倍波に対し
ては、増幅用素子の出力端より負荷側を見たインピーダ
ンスをショート状態とすることができ、もって増幅器の
高効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の回路ブロックを示す図、
第2図は、第1図の動作を示す等価回路図、第3図は本
発明のハイブリットの回路構成図、第4図は第3図の特
性を示す図である。 1・入力端子、2・・・入力側ハイブリッド、3・・・
無反射終端器、4・・・入力側ストリップ線路、5・・
・入力側整合回路、6・・増幅素子、7・・・出力側整
合回路、8・・・出力側ストリップ線路、9・・・1/
4波長シヨートスタブ、10・・・出力側ハイブリッド
。 11・・・出力端子、12・・・無反射終端器。 Xミーン ■ 図 ■ VJ 2図 II tt 纂 φ 口 f/子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、長さ1/4波長の伝送線路を梯子形に接続したハイ
    ブリッド回路において、上記1/4波長伝送線路の少な
    くとも1対の線路の中央部に各各1/4波長のショート
    スタブを設けたことを特徴とする高周波回路。 2、2つのハイブリッド回路の間に2つの増幅素子を設
    けた並列動作の増幅器において、出力側のハイブリッド
    を、請求項1記載の回路構成としたことを特徴とする高
    周波回路。3、請求項2記載の高周波回路において、増
    幅素子の出力端が第2高調波に対してショートとなるよ
    うな位置に出力側ハイブリッドを設けたことを特徴とす
    る高周波回路。 4、請求項2記載の高周波回路を組込んだ送受信装置。
JP18808090A 1990-07-18 1990-07-18 高周波回路 Pending JPH0478206A (ja)

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JP18808090A JPH0478206A (ja) 1990-07-18 1990-07-18 高周波回路

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JPH0478206A true JPH0478206A (ja) 1992-03-12

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ID=16217356

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JP18808090A Pending JPH0478206A (ja) 1990-07-18 1990-07-18 高周波回路

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JP (1) JPH0478206A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055285A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Mitsubishi Electric Corp 方向性結合器
JP2020508009A (ja) * 2017-02-16 2020-03-12 ロッキード マーティン コーポレイションLockheed Martin Corporation コンパクト両円偏波マルチバンドの導波路フィードネットワーク

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055285A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Mitsubishi Electric Corp 方向性結合器
JP2020508009A (ja) * 2017-02-16 2020-03-12 ロッキード マーティン コーポレイションLockheed Martin Corporation コンパクト両円偏波マルチバンドの導波路フィードネットワーク

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