JPH0478020A - 光情報記録再生装置における振幅情報評価装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスク等の光情報記録媒体に対して情報
の記録、再生を行う光情報記録再生装置における振幅情
報評価装置に関する。

従来の技術 従来における光情報記録再生装置としては、例えば、レ
ーザ光源としての半導体レーザより出射された光をコリ
メートレンズにより平行光とし、この平行光を対物レン
ズにより集光して光スポットを形成し光情報記録媒体と
しての光ディスクの面上に照射することにより情報の記
録を行い、また、光ディスクからの反射光を信号検出光
学系内の光検出器に導くことにより情報の再生信号や、
フォーカスエラー信号、トラックエラー信号の検出を行
うものがある。

この場合、上述したような各種信号はいろいろな方法に
より検出することが可能であり、例えば、フォーカスエ
ラー信号は非点収差法やナイフェツジプリズム法により
、トラックエラー信号はブシュプル法によりそれぞれ検
出することが可能である。

発明が解決しようとする課題 上述したような装置において、光ディスクへの記録、及
び、その光ディスクからの再生が適切に行われているか
否かを知ることは重要なことであり、特に、記録や再生
を行う装置の信号振幅値のばらつきや、記録、再生時に
おける情報の信頼性等の評価を行うことは非常に重要な
課題となっている。しかし、従来の装置において、差分
検出法によって再生信号の振幅情報を使った分析や評価
を行う装置はなく、このため前述したような信号振幅値
のばらつきや情報の信頼性の評価を十分に行うことがで
きない。

課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、レーザ光源より出射された光をコリメートレンズによ
り平行光とし、その平行光を対物レンズにより光情報記
録媒体の面上に照射することにより情報の記録を行うと
共に、前記光情報記録媒体からの反射光を信号検出光学
系内に導くことにより情報の再生を行う光情報記録再生
装置において、差分検出法における再生信号の復調時に
再生されたある再生信号の振幅情報を一時記憶する一時
記憶部を設け、この一時記憶部に一時記憶された前記再
生信号の振幅情報を順次記憶する再生情報記憶部を設け
、この再生情報記憶部に記憶された前記再生信号の振幅
情報の個数を計数するカウンタを設け、前記光情報記録
媒体に記録されたある情報若しくは前記光情報記録媒体
に記録されたものと同等のある情報を記憶する比較情報
記憶部を設け、この比較情報記憶部に記憶された情報と
前記再生情報記憶部に記憶された情報との比較演算処理
を行う比較演算処理部を設け、これら各部の制御を行う
制御部を設けた。

また、光情報記録媒体に記録されたある情報若しくはそ
の光情報記録媒体に記録されたものと同等のある情報を
記憶する比較情報記憶部を着脱自在に設けた。

作用 従って、再生情報記憶部に記憶された差分検出法により
再生された再生信号振幅情報と比較情報記憶部に記憶さ
れた情報とを比較することによって、光ディスクに対し
て情報の記録若しくは再生を行う装置の信号振幅値のば
らつきや、装置における記録及び再生時の情報の信頼性
等の評価を容易にしかも短時間に効率良く行うことが可
能となる。

また、比較情報記憶部を着脱自在にしたことにより、異
なる光情報記録媒体に記録されたある情報若しくは光情
報記録媒体に記録したものと同等のある情報との比較も
可能となる。

実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、本装置の全体構成を第１図に基づいて述べる。差
分検出法における再生信号の復調時に再生されたある再
生信号の振幅情報を一時記憶する一時記憶部ｌが設けら
れている。この一時記憶部ｌには、一時記憶された前記
再生信号の振幅情報を順次記憶する再生情報記憶部２が
接続されている。

また、光情報記録媒体としての図示しない光ディスクに
記録されたある情報若しくは前記光ディスクに記録され
たものと同等のある情報を記憶する比較情報記憶部３が
設けられている。そして、この比較情報記憶部３と前記
再生情報記憶部２とは、比較演算処理部４に接続されて
いる。この比較演算処理部４は、前記比較情報記憶部３
に記憶された情報と前記再生情報記憶部２に記憶された
情報との比較演算処理を行う働きがある。

また、上述したような各部には各種制御を行うための制
御部５が接続されており、この他に、その制御部５には
、表示部６とキーボード７と記憶された前記再生信号の
振幅情報の個数を計数するカウンタ８とが接続されてい
る。

このような構成において、差分検出法における再生信号
の復調時に、光デイスク装置からのクロックＣｋと測定
制御情報ａとにより、再生されたある再生信号振幅情報
すを一時記憶部１に記録する。次に、その一時記憶部ｌ
に記憶された再生信号振幅情報すは、再生情報記憶部２
に転送され記憶される。次に、制御部５は、次の再生さ
れたある再生信号振幅情報すを取り込むために、再生情
報記憶部２の書き込み位置を次のアトしスにして、再生
信号振幅情報すの個数のカウンタ８を１つだけカウント
ダウンする。このような動作が繰り返され、予め測定し
たい再生信号振幅情報すの個数をキーボード７によりカ
ウンタ８にセットしであるため、必要個数分の再生信号
振幅情報すが再生情報記憶部２に記憶された時点で、制
御部５に測定終了の信号がカウンタ８より送られ、これ
により制御部５は一時記憶部１に対して書き込み動作を
終了する。このようにして、再生情報記憶部２に評価し
ようとする再生された再生信号振幅情報すが記憶された
ことになる。

次に、再生情報記憶部２に記憶された再生信号振幅情報
すと、光ディスクに記録されたある情報若しくはその光
ディスクに記録したものと同等のある情報を記憶した比
較情報記憶部３の情報とを比較演算処理部４において比
較する。ここで、その比較する一例について述べる。例
えば、再生されたある再生信号振幅情報すが記憶されて
いる再生情報記憶部２の情報に対するアドレスが○のと
ころは信号振幅量が１０、アドレス１の信号振幅量は２
０．アドレス２の信号振幅量は１０、アドレス３の信号
振幅量は１８０、アドレス４の信号振幅量は１００、ア
ドレス５の信号振幅量は１８０という情報がある場合、
光ディスクに記録した情報（例えば、光ディスクのある
場所に０を記録した場合の再生された再生信号振幅情報
すすなわち再生情報記憶部２に記憶されている情報が理
想値の場合２００、光ディスクのある場所に１を記録し
た場合の再生された再生信号振幅情報すすなわち再生情
報記憶部２に記憶されている情報か理想値の場合０と仮
定するような場合）がアドレス０へはｕ　１　ｎと、ア
ドレス１へはＯ′″と、アドレス２へはＩＩ　Ｉ　＋＋
と、アドレス３へは”　ｏ　”と、アドレス４へは１１
０１１と、アドレス５へは”　ｌ　”とした場合に、そ
れぞれのアドレスという表現を同じものとして扱うとす
ると、光ディスクに記録したとする情報（ここでは、１
１１　ＩＩ、ＩＩ　Ｏ＋＋の数字列を意味する）が比較
情報記憶部４の情報として記憶されているものとする。

すなわち、光ディスクに記録しようとする情報と同じ情
報（ここでは、＋＋　Ｏ＋＋、１″′の数字列を意味す
る）が比較情報記憶部３に記憶されているものとする。

そこで、再生情報記憶部２に格納された情報と、比較情
報記憶部３に記憶されている情報とを比較してみると、
アドレスの０は比較情報記憶部３の情報より１″を記録
し、再生された信号振幅値はＩＩ　１０　Ｔｌであるの
で、これらを比較すると、仮定した理想値に近似してい
ることが判明する。次に、アドレス１について同様のこ
とを行ってみると、比較情報記憶部３の情報より“′０
″を記録し、再生された信号振幅量は’２０”であるの
で、これらを比較すると、仮定した理想値とは値の差が
明らかに異なることが判明する。これにより、アドレス
Ｏに１１１　ＩＩを記録した時における再生された信号
振幅量はＩＩ　１０　ＩＩであるのに対し、アドレス１
に１１０１＋を記録した時における再生された信号振幅
量が”　２０　”というのは、明らかに誤った信号振幅
量であることが理想値との関係からもわかる。そこで、
このように次々と比較を進めていくことによってその情
報を集計し、例えば、光ディスクに記録したとする情報
（ここでは、１１１１１ＩＩ　ＯＩＩの数字列を意味す
る）の“Ｏｌ＋に対する再生信号振幅情報の分布を作成
した例を第２図に示す。なお、この図の内容は表示部６
に表示される。

従って、これにより、何らかの理由で誤った情報になっ
てしまった箇所の分布或いは振幅量の分散など、総合的
に情報の記録若しくは再生を行う装置の評価を容易に行
うことができる。また、比較情報記憶部３の情報の作成
方法を種々な評価情報にしておくことにより、色々なパ
ターンの評価を容易に行うことが可能となる。なお、表
示部６の使用方法は、上述したような使い方に限定され
ることはなく、誤った箇所のみの表示とかにも有効に使
用することができる。

次に、本発明の変形例について述べる。ここでは、第１
図の構成において、光ディスクに記録されたある情報若
しくはその光ディスクに記録されたものと同等のある情
報を記憶する比較情報記憶部３を着脱自在に設けたもの
である。

このように比較情報記憶部３を着脱自在にしたことによ
って、異なる比較情報記憶部３の情報との比較も可能と
なり、これにより、光ディスクに記録された情報ある情
報、例えば、光ディスクなどの光情報記録媒体及び光デ
イスク装置の再生された信号振幅情報の評価などをする
時や、複数の記録若しくは再生パターンを評価しようと
する時、さらには、光ディスクを交換等した場合の対応
の時に、容易に交換が行え光ディスク等の特性の評価を
短時間に効率良く行うことができる。

また、この場合、比較情報記憶部３に記憶されている再
生信号振幅情報すとの比較のための情報すなわち光ディ
スクに記録されたある情報を、又は、光ディスクに記録
したものと同等のある情報を、キーボード７及び表示部
６を使用し自由に書換えしたり編集したりあらゆる情報
の形態に対応させることが可能となり、これにより、特
殊な情報パターンや、少しの変更で対応可能なものにつ
いての評価の自由度を向上させ、光デイスク装置等の特
性の評価を短時間に効率良く行うことができる。

発明の効果 本発明は、差分検出法における再生信号の復調時に再生
されたある再生信号の振幅情報を一時記憶する一時記憶
部を設け、この一時記憶部に一時記憶された前記再生信
号の振幅情報を順次記憶する再生情報記憶部を設け、こ
の再生情報記憶部に記憶された前記再生信号の振幅情報
の個数を計数するカウンタを設け、前記光情報記録媒体
に記録されたある情報若しくは前記光情報記録媒体に記
録されたものと同等のある情報を記憶する比較情報記憶
部を設け、この比較情報記憶部に記憶された情報と前記
再生情報記憶部に記憶された情報との比較演算処理を行
う比較演算処理部を設け、これら各部の制御を行う制御
部を設けたので、再生情報記憶部に記憶された差分検出
法により再生された再生信号振幅情報と比較情報記憶部
に記憶された情報とを比較することによって、光ディス
クに対して情報の記録若しくは再生を行う装置の信号振
幅値のばらつきや、装置における記録及び再生時の情報
の信頼性等の評価を容易にしかも短時間に効率良く行う
ことができるものである。

また、光情報記録媒体に記録されたある情報若しくはそ
の光情報記録媒体に記録されたものと同等のある情報を
記憶する比較情報記憶部を着脱自在に設けたので、異な
る光情報記録媒体に記録されたある情報若しくは光情報
記録媒体に記録したものと同等のある情報との比較も可
能となり、これにより、光ディスクに記録されたある情
報、例えば、光ディスクなどの光情報記録媒体及び光デ
イスク装置の再生された信号振幅情報の評価などをする
時や、複数の記録若しくは再生パターンを評価しようと
する時に、容易に交換が行え光ディスク等の特性の評価
を短時間に効率良く行うことができるものである。

第１図は本発明の一実施例を示す構成図、第２図は再生
信号振幅情報の分布状態を示す波形図である。

ｌ・・一時記憶部、２・・・再生情報記憶部、３　比較
情報記憶部、４　比較演算処理部、５・制御部量　願　
人　　　　株式会社　リ　コ

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、レーザ光源より出射された光をコリメートレンズに
   より平行光とし、その平行光を対物レンズにより光情報
   記録媒体の面上に照射することにより情報の記録を行う
   と共に、前記光情報記録媒体からの反射光を信号検出光
   学系内に導くことにより情報の再生を行う光情報記録再
   生装置において、差分検出法における再生信号の復調時
   に再生されたある再生信号の振幅情報を一時記憶する一
   時記憶部を設け、この一時記憶部に一時記憶された前記
   再生信号の振幅情報を順次記憶する再生情報記憶部を設
   け、この再生情報記憶部に記憶された前記再生信号の振
   幅情報の個数を計数するカウンタを設け、前記光情報記
   録媒体に記録されたある情報若しくは前記光情報記録媒
   体に記録されたものと同等のある情報を記憶する比較情
   報記憶部を設け、この比較情報記憶部に記憶された情報
   と前記再生情報記憶部に記憶された情報との比較演算処
   理を行う比較演算処理部を設け、これら各部の制御を行
   う制御部を設けたことを特徴とする光情報記録再生装置
   における振幅情報評価装置。 ２、光情報記録媒体に記録されたある情報若しくはその
   光情報記録媒体に記録されたものと同等のある情報を記
   憶する比較情報記憶部を着脱自在に設けたことを特徴と
   する請求項１記載の光情報記録再生装置における振幅情
   報評価装置。