JPH0477844B2 - - Google Patents

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JPH0477844B2
JPH0477844B2 JP58192494A JP19249483A JPH0477844B2 JP H0477844 B2 JPH0477844 B2 JP H0477844B2 JP 58192494 A JP58192494 A JP 58192494A JP 19249483 A JP19249483 A JP 19249483A JP H0477844 B2 JPH0477844 B2 JP H0477844B2
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Takao Sasayama
Shigeru Obo
Atsushi Sugaya
Takanori Shibata
Akira Endo
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、光フアイバを光路とした干渉計に係
り、特に光フアイバ以外による光路部分を固体化
し、角速度など各種の物理量の検出に役立つよう
にした固体化干渉計に関する。
〔発明の背景〕 干渉計は、光の干渉を観測する装置で、そのう
ち1つの光源から出た光を2つに分け、それぞれ
異なつた条件の光路を経て再び1つの光にし、そ
のときの光の干渉により光路中での物理的変化を
計測するようにした、いわゆる二光線干渉計は、
種々の物理量の精密な測定に古くから利用されて
いるが、近年に到り、光フアイバを光路として用
いることにより干渉計全体の小形化が可能にな
り、計測分野でさらに広く利用されるようになつ
てきた。
第1図ないし第3図はこのような光フアイバを
用いた干渉計のいくつかの方式について示したも
のである。
まず、第1図はいわゆるリング干渉計で、光フ
アイバ(以下、OFという)をループ状に巻いて
作られたOFリングRを用い、レーザLからの出
射光をハーフミラーなどからなるビームスプリツ
タBS1で2つに分割し、それぞれの光をリング
RのOFの両端から入射させ、リングRのOFを通
過した光を再びビームスプリツタBS1で合波さ
せ、これをビームスプリツタBS2で分路して検
出器Dで検出するように構成してある。なお、検
出器Dとしては例えばフオトダイオードなどが用
いられる。
いま、OFリングRを含む全体が停止していた
とすれば、このリングRのOFの両端から入射し
た2つの光は、それぞれ全く同じOFからなる光
路を通過してから合波され検出器Dに導入される
ことになり、これらの光の間には位相差を生じな
いから干渉を生じない。
一方、OFリングRが角速度Ωで回転していた
とすれば、OFの両端から入射した光のうち、角
速度Ωの方向と一致する方向でリングRを通過し
た光は、見掛上、リングRのOFによる光路が伸
びたことになり、反対の方向で通過した光は光路
が縮んだことになるため、ビームスプリツタBS
1で合波された2つの光の間に位相差が現われ、
干渉を生じる。
従つて、この干渉による光量変化を検出器Dで
検出することにより角速度Ωを検出することがで
き、例えばジヤイロなどとして利用することがで
きる。なお、Pは偏光子である。
次に、第2図は、マツハの干渉計(マツハツエ
ンダ干渉計とも呼ばれる)で、同じ長さのOFか
らなる2つのOFリングR1,R2を用い、これ
らのOFリングR1,R2にレーザLの出射光を
ビームスプリツタBS1で分割してそれぞれ入射
させ、これらのOFリングR1,R2を通過した
光をビームスプリツタBS2で合波して検出器D
に入射するようにしたものである。
この結果、OFリングR1とR2に対する物理
的条件が全く同じに保たれている間は、光がそれ
ぞれのリングR1,R2を通過する時間がいずれ
も全く同じになるため、ビームスプリツタBS2
で合波された2つの光の間での位相差は発生せ
ず、従つて干渉も生じない。
しかして、これらのOFリングR1とR2の間
で物理的条件に差を生じると、これらのリング間
で光の通過時間に差が生じ、位相差が発生して干
渉が現われ、検出器Dで検出されるようになる。
そこで、一方のOFリング、例えばリングR2
を参照用とし、これを一定の物理的条件に保つよ
うにし、他方のOFリングR1を検出用としてこ
れに測定しようとする物理量を与えるようにすれ
ば、干渉により物理量の検出を行なうことができ
る。
このときの測定しようとする物理量が、例えば
電流や磁界ならフアラデー効果によりOFリング
R1の屈折率が変化して干渉を生じ、水中音響な
どの振動や温度なら応力一屈折率変化により干渉
を生じ、それぞれ検出が可能になる。
さらに、第3図はマイケルソンの干渉計で、2
つのOFリングR1,R2の終端からの反射光を
ビームスプリツタBSで合波し、干渉を生じさせ
るようにしたもので、この場合は、一方のOFリ
ングR1を検出用のプローブとし、その終端での
反射対象物を流体にすればドツプラー効果により
その流体の流速の測定が行なえ、他の振動物体と
すればその振幅変位や振動のモードの検出が可能
になる。なお、OFリングR1もミラーで終端し
てやれば、マツハの干渉計と同様に使用すること
ができ、温度の計測なども可能になる。
従つて、これらの干渉計によれば各種の物理量
の計測が可能になり、各種のセンサとして利用で
きることになる。
しかしながら、従来の干渉計は、第1図ないし
第3図から明らかなように、ハーフミラーなどか
らなるビームスプリツタを用いてOF以外の光路
の形成が行なわれており、このため光学実験用の
オプチカルベンチの概念をそのまま適用したよう
な構成になつてしまい、小型化が困難で組立調整
に熟練を要し、しかも、組立調整後においても僅
かな振動や温度変化などにより光学系に狂いが発
生し易く、精度を保つのが困難であるという問題
点があり、各種のセンサとしてモジユール化され
たものを提供することが極めて困難であるという
欠点があつた。
また、上記のリング干渉計は例えば、特開昭56
−94687号公報、特開昭57−113297号公報などに
開示されているように、角速度の検出が可能で、
このためジヤイロとしての利用が考えられ、特に
近年、自動車用ナビゲーシヨン・システムに対す
る関心が高まるにつれ、これに対する適用が大き
な課題となつてきているが、このリング干渉計に
よる角速度の検出は、OFリング内におけるサグ
ナツク(Sagnac)効果をその基礎原理としたも
のであり、このため、リング干渉計による検出器
での出力は角速度に対して自乗余弦(raised
cosin)型の特性となり、これはダイナミツクレ
ンジを広くしたい場合、極めて好ましくない特性
となる。
例えば、自動車用ナビゲーシヨン・システムで
必要なジヤイロの特性は、6桁にも及ぶ広いダイ
ナミツクレンジとなり、このため、リング干渉計
によるジヤイロ(以下、これを光フアイバジヤイ
ロ、つまりOFジヤイロという)においては、干
渉計に光変調器を用い、その出力を零位法によつ
て制御し、これによるダイナミツクレンジの拡大
を適用する必要がある。なおこのような零位法に
ついては、例えば特開昭55−93010号公報に開示
がある。
しかして、この結果、OFジヤイロ用の干渉計
では、OFによる光路以外の光路部分に光変調器
を必要とし、このことはリング干渉計以外の干渉
計でも同じであり、このため、OF以外の光路部
分の構成がさらに複雑になつて上記した欠点がま
すます顕著に現われてしまうことになる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、干渉光学系の組立調整が容易で、かつ、組立
調整後の光学系にほとんど狂いを発生せず、全体
のモジユール化が極めて容易な干渉計を提供する
にある。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明は、OFを光
路の一部に用いた干渉計において、OFによる光
路を除く光学系の少くとも一部に固体光導波路を
用い、この固体光導波路と基板を共通にして光変
調器を集積化した点を特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明による固体化干渉計を図示の実施
例によつて説明する。
第4図は本発明の一実施例で、第1図に示した
リング干渉計に本発明を適用したものであり、図
において、1はレーザ、2はアイソレータ、3は
固体光導波路基板、4はループ状OFリング、5
は表面音響波素子、6は光検出器、7はバツフア
増幅器、8は位相変調制御回路、9は組立用基
板、10は結合部である。なお、30は基板3に
形成されている固体光導波路、30a,30b,
30cは固体光導波路30に形成された光分割
部、30dは同じく光合波部であり、さらに4
a,4bはOFリング4のOFの各端部で固体光導
波路30との結合部分を表わす。
レーザ1は半導体レーザが用いられ、単色光で
集束性の良い光を供給する働きをする。
アイソレータ2はフアラデー効果を利用したも
のなどが用いられ、OFリング4から戻つた光が
レーザ1に入射しないようにする働きをする。
固体光導波路基板3はリチウムナイプレート
(Li,Nb,O2)などの強誘電体からなり、その
表面に固体光導波路30と表面音響波素子5を形
成するためのもので、詳細については後述する。
OFリング4は第1図の従来例におけるOFリン
グRと同じ働きをするものである。
表面音響波素子5は表面弾性波素子とも呼ば
れ、固体光導波路基板3の固体光導波路30が形
成されている面に表面音響波を伝ぱんさせ、プラ
ツグ回折による光変調器を構成する働きをする。
なお、これについても詳細は後述する。
光検出器6はフオトダイオードなどの光電変換
素子で、固体光導波路基板3に設けられた凹部又
は孔6aに取付けられ、固体光導波路30から射
出される光を検出する働きをする。
バツフア増幅器7は光検出器6による電流信号
を電圧信号に変換する働きをする。
位相変調制御回路8は光検出器6からの信号に
応じて表面音響波素子5に供給している駆動信号
の位相を制御し、零位法によるセンサ出力を発生
する働きをするもので、これも詳細は後述する。
組立用の基板9はアルミナ磁器などのセラミツ
クで作られ、OFリング4を除く光学系をユニツ
ト化する働きをし、結合部10と共に詳細は後述
する。
第5図は固体光導波路基板3と、その表面に形
成されている固体光導波路30、それに光分割部
30aの一実施例を詳細に示したものである。
この第5図の実施例は、Ti拡散LiNbO3光導波
路と呼ばれるもので、基板3はZカツトに切り出
されたLiNbO3結晶が用いられ、その表面にTi
(チタン)を拡散して光導波路30を形成したも
ので、まずスパツタリングなどの手段で基板3の
表面に、作成すべき光導波路と同じ表面形状のチ
タン膜を形成し、これを熱拡散処理してチタンを
基板の中に拡散させ、チタン膜が設けてある部分
から所定の深さまでの基板の一部を、それ自身の
屈折率より僅かに異なつた屈折率のものに変え、
これを光導波路30とするものである。なお、こ
のとき、光分割部30aも、チタン膜をそれに合
わせて形成するだけで作ることができる。また、
光合波部30b〜30dも光分割部30aと全く
同様に作られる。
こうして形成された固体光導波路30は、その
幅Wが例えば5μm、深さDは数百Åで、この固
体光導波路30とOFのコア40との関係は第6
図に示すようになる。
この第6図は第4図におけるOFリング4の端
部4a及び4bにおけるOFと固体光導波路30
との結合状態を表わしたもので、OFはクラツド
径125μm、コア径5μmのものが用いられている
ものとしてあり、同図aは側面図、同図bは上面
図、そして同図cは正面図であり、OFのコア4
0の端面と固体光導波路30の端部とを突き合わ
せて接触させることにより、連続して光を伝ぱん
させることができることが判る。
第7図は固体光導波路30の他の一実施例で、
リツジ型、或いはウエツジ型などと呼ばれ、基板
3の表面の光導波路となるべき部分を残して所定
の厚さだけその周囲をイオンミリングなどの手段
で除去し、この除去した部分に適当な屈折率の材
料、例えばポリイミド樹脂などからなる充填層3
1を設けて光導波路30を形成したものである。
なお、この第7図の固体光導波路では、第6図a
に示すような厚み方向での反射による光の伝ぱん
は得られない。
OFリング4は例えば上述のようなクラツド径
125μm、コア径5μmのOFを直径30cm程度のリン
グに約500m程の長さだけ巻いたもので、その中
を双方向から伝ぱんする光に対してサグナツク効
果を与える働きをする。
第8図は表面音響波素子(以下、SAW素子と
いう)5の一実施例を詳細に示したもので、第4
図の基板3の一部を抜き出して描いてあり、この
図において、50は回折部、51A,51Bはく
し型電極である。
回折部50は固体光導波路30と同様に、基板
3の表面にチタン拡散或いはリツジとして形成さ
れている。
くし型電極51A,51Bは互に入り組んだ形
で形成されたくし歯状の電極で、蒸着やスパツタ
などにより基板3の表面に形成されており、位相
変調制御回路8に含まれている基準発振器80か
ら高周波の駆動信号が与えられ、表面音響波
(SAWという)を発生させ、それを回折部50が
含まれている領域に伝ぱんさせる働きをする。
次に、このSAW素子5の動作を第9図により
さらに詳しく説明する。
基準発振器80から高周波信号が電極51A,
51Bに供給されると、これらのくし型部分の電
極相互間に高周波電界が発生し、これによるピエ
ゾ効果により基板3の表面が局部的に伸縮して
SAWが発生され、回折部50を通つて伝ぱんさ
れるようになる。
この状態で光ビームLB1を第9図のように回
折部50内に入射させると、この光ビームLB1
の一部はSAWによつて基板3の表面近傍に発生
する応力によりプラツグ回折を受け、回折を受け
ないでそのまま直進する光ビームLB1′に対して
所定の角度2θBの方向に向うプラツグ回折光LB
1″が現われる。
このときの角度2θBは次のようにして決まる。
SinθB=1/2・K/k=1/2・λ/Λ …(1) ここで、K:SAWの波数 k:SAWの波長 Λ:光の波数 λ:光の波長 また、回折光LB1″の周波数をω2とすれば、
このω2は元の光ビームLB1の周波数ω1に対して
SAWの周波数ΩEだけずれる。すなわち、 ω2=ω1±ΩE …(2) そして、SAWの周波数ΩEは基準発振器80か
ら電極51A,51Bに供給される駆動信号の周
波数と同じであるから、結局、このSAW素子5
によれば、光ビームLB1を基準発振器80の信
号によつて周波数変調することができ、光変調器
としての機能を得ることができる。なお、(2)式に
おける±の符号は、SAWの伝ぱん方向とLB1の
入射方向で決まり、上記の例では+となる。
これと並行して、この回折部50内には他の光
ビームLB2が光ビームLB1に対して所定の角度
で入射されている。そこで、この光ビームLB2
の光ビームLB1に対する入射方向を2θBとなるよ
うにしておけば、回折光LB1″と光ビームLB2
とを合波させて回折部50の外に取り出すことが
でき、これにより光合波部30dとしての機能が
得られることになる。なお、この実施例では光ビ
ームLB1′及び、図示してないが光ビームLB2
による回折光はそのまま棄て去られ、特に利用し
ていない。
第10図は位相変調制御回路8の一実施例で、
80は既に説明したとおり、SAW素子5の電極
50Aと51Bに駆動信号Fを与える高周波の基
準発振器である。
81は位相比較回路で、光検出器6からバツフ
ア増幅器7を介して入力される検出信号Sと、基
準発振器80の出力Fとを位相比較し、これらの
位相差を表わす信号Pを発生する働きをする。
82は電圧制御発振器(VCOという)で、位
相比較信号Pに対応した周波数の出力信号Qを発
生する働きをする。
83はシフトレジスタで、信号Fをシフト入
力、信号F′をシフト出力とし、さらに信号Qをシ
フトクロツク信号として動作する。従つて、この
シフトレジスタ83は信号Fに対して所定の遅れ
時間、つまり遅れ位相をもつた信号F′を出力する
働きをし、このときの位相遅れ量は信号Qの周波
数によつて任意に制御されることになり、結局、
可変移相器(バリアブルシフタ)として動作する
ことになる。
ここで、第4図の実施例による角速度検出動作
について説明する。
レーザ1からの光ビーム(以下、単にLBと記
す)はアイソレータ2を通つて固体光導波路基板
3に形成された固体光導波路(以下、SLGと記
す)30に入射し、このSLG30に形成されて
いる光分割部30aで2分割されてLB1,LB2
となる。このうち、LB1は光分割部30bをそ
のまま通過し、結合部10でOFリング4のOFの
一方の端部4aからこのリング4を構成するOF
の中に入射し、OFリング4を右回り(第4図に
おいて)に通過してから他方の端部4bで再び
SLG基板3に入り、光分割部30cを通つて
SAW素子5の回折部50(第8図,第9図)に
入射し、SAWによりプラツグ回折光となつたLB
1″が光検出器6に達する。他方、LB2は光分割
部30cを通過して端部4bからOFリング4に
入射し、左回り方向でこのリング4のOFを通過
した上で端部4aからSLG30に戻り、光分割
部30bで分割されてSAW素子5の回折部50
に入射し、そのままLB2′となつてLB1″と合波
され、光検出器6に達する。なお、光分割部30
b,30cで分割され、光分割部30aに向つた
LB1,LB2の一部は、アイソレータ2によつて
阻止され、レーザ1には戻らないようになつてい
ることは既に説明したとおりである。
さて、このようにして光検出器6に入射する
LB1″とLB2′のうち、LB1″はSAW素子5に
よつて前述のように周波数変調を受け、その周波
数ω2は(2)式に示すように、元のLB1,LB2の
周波数ω1に対してΩEだけずれている。この結
果、LB1″とLB2′との間にはΩEだけ周波数差
を生じ、これらの間で周波数がΩEのビート信号
を発生し、これにより光検出器6から得られる信
号S(第10図)は周波数ΩEの信号となり、この
信号Sと基準発生器80の出力信号Fとが位相比
較されるようになる。
そこで、いま、OFリング4が静止状態にあり、
このリング4に対する回転角速度Ωがゼロであつ
たとすれば、この中を相互に反対の方向に通過す
るLB1とLB2の間にはサグナツク効果による位
相の差は発生しないから、SAW素子5に入射し
たときのLB1とLB2との間の位相差は、このシ
ステムにおける定数で定まり、実用上はこれをゼ
ロとみなすことができる状態にある。
次に、OFリング4に運動が与えられ、角速度
Ω1〔rad/S〕を生じたとすると、サグナツク効
果によつてOFリング4を相互に反対方向に伝ぱ
んするLB1とLB2との間に次式で示す値の位相
差Δθを生じる。
Δθ=4AN/λCΩ1=2LR/λCΩ1〔rad〕…(3) ここで、 A:OFリング4が囲む面積〔m2〕 N:OFリング4の巻数 L:OFリング4のOFの長さ〔m〕 R:OFリング4の半径〔m〕 λ:レーザ光の波長〔m〕 C:光速度(=3×108〔m/S〕) 例えば、一例として、L=103m、R=0.3m、
λ=0.83×10-6mを与えた場合、 Δθ1.2Ω1 …(4) となる。
一方、このようなLB1とLB2の位相の状態
は、SAW素子5を通過したあとのLB1″とLB
2′の間にもそのまま保存され、さらに、この結
果、これらの間に生じる周波数ΩEのビート信号
中にもそのまま保存されている。
そこで、まず、SAW素子5に入射したLB1と
LB2の間の位相差がゼロであつたとすれば、光
検出器6で検出したビート信号Sの位相は、
SAW素子5で与えられた周波数ΩEの信号F′(第
10図)による周波数変化の位相に一致し、結
局、くし型電極51A,51Bに供給される信号
F′の位相に対して、このシステムで決まる定数と
なり、従つて、このときのビート信号Sと基準発
振器80の出力信号Fとの位相差も或る定数とな
り、これはゼロとみることができる。
次に、OFリング4に回転角速度Ω1が与えら
れ、LB1とLB2との間にΔθの位相差を生じた
とする。そうすると、光検出器6によるビート信
号Sと基準発生器80の出力信号Fとの間の位相
差もこのΔθだけ変化し、この結果、位相比較回
路81の比較信号PがΔθに対応して変化する。
そこで、VCO82の出力信号Qの周波数が変
化し、これによりシフトレジスタ83のシフト時
間が制御され、信号FとF′との間の位相を変化さ
せてSAW素子5によるSAWの位相を変え、ビー
ト信号Sの位相変化Δθを打消す方向の制御が行
なわれるように動作する。
この結果、LB1とLB2との間に発生する位相
差Δθに応じて信号F′の位相が変化され、位相比
較回路81における信号SとPとの間の位相差が
ゼロに収斂する方向の制御が遂行され、いわゆる
零位法による位相検出動作が得られ、VCO82
の出力信号Qの周波数によりLB1とLB2の間の
位相差、つまり回転角速度Ω1が所定の精度を保
つて充分に広いダイナミツクレンジのもとで測定
することができる。
そして、この実施例によれば、OFリング4以
外の光学系のほとんどが固体光導波路基板3で構
成されているため、リング干渉計の構成に必要な
光学系の組立が、この基板3の製造工程でほとん
ど完了し、組立調整が極めて簡単に済む上、使用
開始後の光軸の狂いなどをほとんど発生しないよ
うにすることができる。
ここで、組立用の基板9(第4図)と結合部1
0について説明する。
第11図は本発明の一実施例の斜視図で、11
はOF保持部材、12は押え部材、そして13は
集積回路である。なお、これらの部材11と12
によつて結合部10が形成されている。
既に説明したように、組立用の基板9はアルミ
ナ・セラミツクなどで作られ、その一方の面にバ
ツフア増幅器7や位相変調制御回路8を集積化し
た集積回路13を形成してある。そして、その面
に、所定の形状の光導波路30とSAW素子5、
それに光電検出器6などリング干渉計に必要な光
学系を備えた固体光導波路基板3とレーザ1、ア
イソレタ2などが取付けられてユニツト化され
る。
一方、固体光導波路基板3には、基板9に取付
けられる前に(後でもよい)、結合部10によつ
てOFリング4の端部4aと4bが結合されてい
るが、この部分の詳細を第12図に示す。
OF保持部材11はシリコン板で作られ、その
一部に、固体光導波路基板3に形成されている光
導波路30の入射端に合わせてV字形の溝11
A,11Bを形成し、この部分にジヤケツト層を
除去したOFの端部4a,4bを収容し、ハンダ
ガラスなどにより接着保持させるようになつてい
る。このとき、これらの溝11Aと11Bの作成
には高い寸法精度が与えられるようにし、OFを
それぞれの溝11A,11Bに収容したとき、こ
れら2本のOFのコア中心間の距離が所定の精度
で固体光導波路基板3に形成されている光導波路
30間の距離と一致するようにし、かつ、このと
き、OFのコア中心が所定の精度で部材11の固
体光導波路基板3に貼り付けられる面と一致する
ようにする。なお、このための部材11の加工方
法としては、例えばシリコンの異方性エツチング
などが用いられ、これらのV溝11A,11Bに
対する高精度な加工が行ない得るようにしてい
る。
押え部材12は適当なガラスで作られ、第12
図cに示すようにコの字形に形成されており、そ
の両端部を保持部材11に接着させたとき、この
保持部材11のV溝11A,11Bに収容保持さ
れている2本のOFの端部4a,4bをV溝11
A,11Bの方に押え付け、これらのOFが部材
11のV溝11A,11Bと部材12によつて挟
みこまれるようにし、これによりさらに安定確実
な保持が得られるようにしている。なお、このと
きの部材11と12との接着には、例えば静電接
着法(アノード・ボンデイング)などが用いら
れ、安定、かつ高精度で低熱歪みの接着を行なう
ことができる。
従つて、この実施例によれば、保持部材11に
OFの端部4a,4bを取り付け、さらに押え部
材12を接着したあと、この保持部材11を
SGL基板3の端面に押え部材12の端面が向い
合うようにして、この基板3のSGL30が形成
されている面の上に置き、SGL基板3の端面と
押え部材12の端面とを密着させ(この密着部分
を第11図及び第12図bではPで表わす)、か
つ保持部材11の下面とSGL基板3の上面とを
密着させた状態(この密着部分を同じくQで表わ
す)に保つたまま、保持部材11をSGL基板3
に対して摺動させるだけでSGL基板3に形成さ
れている2本のSGL30と、保持部材11に取
り付けられているOFの端部4a,4bとの間の
光軸位置合わせを行なうことができ、簡単な作業
で容易に高精度の光軸調整が可能になる。なお、
このように保持部材11と押え部材12とをガイ
ドとして光軸合わせを完了したら、適当な手段に
より密着部分P,Qで接着を行ない、これらの部
材11,12をSGL基板3に固着させ、組立調
整を終了させればよい。
ところで、以上の実施例は、OFジヤイロなど
に好適なリング干渉計に本発明を適用した場合の
ものであるが、本発明は他の干渉計にも適用可能
なことはいうまでもない。
例えば、第13図は本発明を第2図に示したマ
ツハの干渉計に適用した実施例で、同じく第14
図は第3図に示したマイケルソンの干渉計に適用
した実施例である。
これら第13図及び第14図の実施例で、4
A,4BはそれぞれOFリングで、それぞれ第2
図及び第3図におけるOFリングR1,R2に対
応したものであり、さらにその他の部分は第4図
の実施例と同じである。
そして、これらの動作については、干渉計とし
てのものはそれぞれ第2図及び第3図で説明した
とおりであり、零位法による測定については第4
図の実施例で説明した場合と同じであるから、こ
れ以上の説明は省略する。
なお、以上の実施例では、SGL基板3に形成
されている光分割部30aや光合波部30cなど
を、単なる分岐路形のものについてだけ説明した
が、2本のSLGを互に接近させ、所定の間隔で
所定の長さだけ平行させることによつて形成され
る光方向性結合器によつて光分割部や光合波部を
形成し、本発明の実施例を得るようにしてもよ
い。
ところで、以上の説明から明らかなように、リ
ング干渉計によるOFジヤイロにおいては、それ
に使用する光として充分な単色性と集束性が要求
されるため、主としてレーザが光源に使用され
る。
一方、レーザによる光はコヒーレンシーが極め
て良いため、レーザからの光学系内に少しでも反
射があると、この反射が存在する部分とレーザと
の間に反射光と入射光の干渉による定在波が現わ
れ、レーザの発振モードに影響を与え、レーザの
動作が不安定になつてジヤイロの出力誤差の原因
となる。
そこで、第4図に示した本発明の実施例や、第
1図に示したリング干渉計によるOFジヤイロに
おいては、このような定在波の発生による問題点
に対して何らかの方策を講じる必要があり、その
ため、例えばレーザ内の共振系に損失を与え、レ
ーザビームそのもののコヒーレンシーを低下させ
る方法などが従来から提案されている。
しかしながら、この従来の方法では、レージそ
のものに変更を加える必要があり、コストアツプ
をもたらしやすい。
そこで、このような場合に適用し、定在波によ
るジヤイロ検出の誤差発生を防止する方法の一例
について以下に説明する。
第15図は定在波の発生を説明する図で、レー
ザダイオードLDから送出された波長λのレーザ
光PtはレンズL1,L2、ビームスプリツタBSなど
を有する干渉計の光学系内に入射され、測定に利
用される。なお、第4図の実施例では、この光学
系がSLGやOFで構成されている。
しかして、このとき、光学系内のいずれかの部
分に屈折率の不連続面があると反射光Prを生じ、
上記した定在波を生じる。
一方、このとき、レーザダイオードLDは、そ
の駆動電圧VFを変化させると第16図に示すよ
うに、レーザ光Ptの波長λを変化させることが
できる。
そこで、この方法では、第16図に示すような
レーザダイオードLDの特性を利用し、このダイ
オードLDによるレーザ光Ptの波長λを僅かだけ
常に変化させ、定在波を発生しないようにしたも
のであり、その一実施例を第17図に示す。
トランジスタTr1はレーザダイオードLDに供給
する電圧VFを、そのベース電圧に応じて変化さ
せる働きをする。なお、コンデンサC1はノイズ
防止用である。
オペアンプOPはコンデンサC2と抵抗R7により
積分回路を構成し、その出力によりトランジスタ
Tr1を制御する働きをする。
インバータIV1,IV2はコンデンサC5と抵抗R8
によつて無安定バイブレータを構成し、コンデン
サC4を介してオペアンプOPに矩形波を供給する
働きをする。
そこで、この回路が動作状態にされると、イン
バータIV1,IV2で発生された矩形波がオペアン
プOPで積分されて三角波になり、この三角波で
トランジスタTr1が制御されることになるため、
レーザダイオードLDに供給される電圧VFが三角
波状に変化し、レーザ光Ptの波長λは常に所定
の範囲にわたつて変化するため、反射波Prを生
じても定在波は発生せず、レーザダイオードLD
に何らの細工を施こすことなくジヤイロ検出誤差
の発生を防止することができる。
また、この第17図の実施例では、レーザダイ
オードLDに設けられているモニタダイオード
MDの出力を抵抗R2,R3とコンデンサC3で平滑
化し、オペアンプOPの+入力に供給するように
なつており、これによりレーザダイオードLDの
出力レーザ光Ptの強度に応じて駆動電圧VFを制
御し、出力レーザ光の強度を一定に保つように構
成してあり、レーザ光出力の安定化を図るように
なつている。
なお、モニタダイオードMDはフオトダイオー
ドの一種であり、抵抗R1はその負荷抵抗である。
また、電圧E2はレーザダイオードLDに対する
直流バイアス設定用であり、抵抗R4,R5,R6
レベル設定用に設けたものである。
次に、このようなリング干渉計によるOFジヤ
イロでは、検出すべき回転角速度が零であつても
その出力は完全に零にはならず、常に零レベル近
傍で僅かにドリフトしているという性質がある。
そこで、このようなOFジヤイロを自動車のナ
ビゲーシヨン・システムに適用した場合には、第
18図aに示すように、自動車が停車してジヤイ
ロに与えられる回転角速度Ωが零になつている期
間STにおいても、ジヤイロの出力ΩGYは零になら
ず、同図bに拡大して示すように、その平均値は
零以外の値となつている。そして、この平均値の
零からのずれは停車期間STが永くなるにつれて
大きくなる可能性がある。
しかして、このナビゲーシヨン・システムで
は、自動車が停止後、再び走行を開始したときの
出発時での方向設定もジヤイロの出力に依存して
いるから、停車時で上記のような平均値のずれが
生じていると出発時の方向設定が狂つて大きな位
置誤差を生じてしまう。
そこで、本発明に適用して好ましい結果が期待
できる回路の一例を第19図に示す。
この第19図において、15は車速センサ、1
6はコンパレータ、17は再トリガ可能な単安定
マルチバイブレータ(RMMという)、18はデ
イジタルアンドゲート、19はハンドブレーキラ
ンプ、20はハンドブレーキスイツチ、21は
OFジヤイロ、22はジヤイロ・レフアレンス信
号発生器(GYRという)、23,24はアンドゲ
ート、25はインバータ、26はオアゲートであ
る。
車速センサ15は自動車の車速を測定し、自動
車が停車したことを検出する働きをするもので、
例えば、自動車の推進軸に取付けた複数個のマグ
ネツトと磁束検出コイルからなる周知のものでよ
い。
コンパレータ16は車速センサ15の出力をパ
ルスに変換する働きをする。従つて、自動車が走
行中はその車速に応じた周期でこのコンパレータ
16の出力にパルスが現われていることになる。
RMM17はコンデンサCと抵抗Rによつて定
まる所定の時定数で動作し、この時定数で定まる
所定の周期以内でコンパレータ16からパルスが
入力されている限りは、その出力Qを“1”に保
つように動作する。
ハンドブレーキランプ19はその一方の端子が
電池BATに接続され、ハンドブレーキが引かれ
ると閉じられるスイツチ20に他方の端子が接続
されている。
GYR22は角速度Ωが零であることを表わす
基準信号を発生する働きをする。
次に動作について説明する。
自動車が走行中は、車速センサ15が出力を発
生しており、このためコンパレータ16の出力パ
ルスによつてRMM17はトリガされ続けている
ため、その出力Qは“1”に保たれている。
一方、自動車が走行中は、ハンドブレーキも緩
められているため、ハンドブレーキスイツチ20
も開かれたままになつており、従つて、このスイ
ツチ20の上側の端子は電源電圧に保たれ、“1”
の状態になつている。
このため、アンドゲート18の出力は“1”に
なり、これによりアンドゲート23は能動化さ
れ、他方、アンドゲート24はインバータ25が
あるため閉じられたままになつている。
従つて、自動車が走行中は、OFジヤイロ21
による回転角速度信号がアンドゲート23とオア
ゲート26を介してそのままジヤイロ出力GYO
となり、これによつてナビゲーシヨン・システム
が作動するようになつている。
次に、自動車が停止すると、車速センサ15の
出力は消滅し、コンパレータ16を介して供給さ
れていたパルスも消滅するため、CR時定数で決
まる所定の時間経過後、RMM17のQ出力は
“0”になり、これによりアンドゲート18の出
力も“0”になる。
また、ハンドブレーキが引かれるとハンドブレ
ーキスイツチ20が閉じ、これによりハンドブレ
ーキランプ19が点灯すると共に、このスイツチ
20からアンドゲート18に与えられている入力
もアースされてそれまでの“1”から“0”に変
り、これによつてもアンドゲート18の出力は
“0”になる。
従つて、このときには、アンドゲート23が閉
じられ、他方、アンドゲート24はインバータ2
5の出力により能動化されるため、GYR22に
よる角速度零を表わす基準信号がジヤイロ出力
GYOとなり、ナビゲーシヨン・システムがこれ
により作動される状態となる。
従つて、この回路によれば、自動車が走行中は
OFジヤイロ21の検出信号がそのままナビゲー
シヨン・システムに送られ、位置の検出などが行
なわれると共に、自動車が停止して回転角速度Ω
が零になつたときには、それを表わす基準信号が
ナビゲーシヨン・システムに送られるようにな
り、OFジヤイロ21の出力のドリフトによる自
動車出発時での方向設定の狂いの発生を確実に防
止し、常に正しい位置測定を可能にすることがで
きる。
次に、第20図は、第19図と同じ目的を達成
することができる別の一例の回路で、自動車が停
止したとき、第19図の回路では、その停止期間
中はジヤイロの出力を基準値に切換えるようにし
て目的を達成しているのに対して、この第20図
の回路では自動車が停止するごとに、この停止中
のOFジヤイロの出力を次に自動車が走行開始し
たときの新たな回転角速度の零レベルとなるよう
にし、ナビゲーシヨン・システムの誤差の発生を
防止するようにしたもので、車速センサ15、コ
ンパレータ16、RMM17、ハンドブレーキラ
ンプ19、ハンドブレーキスイツチ20、それに
OFジヤイロ21は第19図の回路の場合と同じ
であり、従つて、ナンドゲート31の出力は、自
動車が走行中だけ“0”になり、自動車が停止し
て車速センサ15の出力が消滅するか、ハンドブ
レーキが引かれてスイツチ20が閉じられるかの
少くとも一方の条件が成立したときには“1”に
なり、これを角速度検出信号として利用すること
ができる。
さて、この第20図において、32,33はオ
ペアンプ、34はアナログスイツチ、35と36
は積分用の抵抗とコンデンサ、37はデータ保持
用のコンデンサである。
オペアンプ32はバツフア増幅器として動作
し、アナログスイツチ34がオンしたとき、コン
デンサ36に現われている電圧をコンデンサ37
に移す働きをする。
オペアンプ33はその負入力に供給されている
コンデンサ37の電圧を中心にしてOFジヤイロ
21の出力を増幅し、OFジヤイロ21の出力の
零レベルをコンデンサ37の電圧に設定する働き
をする。
アナログスイツチ34はナンドゲート31の出
力が“1”のときにオンし、“0”のときにオフ
するように動作する。
一方、これに組合わされたナビゲーシヨン・シ
ステムは、ナンドゲート31の出力を角速度零信
号として取り込み、これが“1”になつたときの
ジヤイロ出力GYOを回転角速度Ωが零のときの
信号として動作するようになつている。
次に、この第20図の回路の動作について説明
する。
抵抗35とコンデンサ36からなる積分回路
(ローパスフイルタと考えてもよい)は、常にOF
ジヤイロ21の出力を平滑化し、それをバツフア
増幅器として動作するオペアンプ32に入力して
いる。従つて、自動車が停止し、回転角速度Ωが
零のときには、このオペアンプ32の出力には第
18図bに示すOFジヤイロ21のドリフトによ
る変化の平均値が常に現われていることになる。
この結果、自動車が停止し、ナンドゲート31
の出力が“1”になつてアナログスイツチ34が
オンするごとに、コンデンサ37の端子電圧は
次々とOFジヤイロ21の新たなドリフトによる
平均値によつて更新されてゆくことになり、これ
がオペアンプ33によつてジヤイロ出力GYOの
零レベルとなつてゆく。
従つて、この回路によれば、自動車が停止して
OFジヤイロの出力の平均レベルがドリフトによ
つて変化しても、この変化した平均レベルによつ
てジヤイロ出力の零レベルが常に自動的に補正さ
れてゆくため、ナビゲーシヨン・システムによる
検出動作に誤差を生じるが防止できる。なお、こ
の第20図の回路では、OFジヤイロ21の出力
がアナログ信号の場合に適用したものであり、こ
のため、第4図の実施例に適用するためには、そ
の周波数出力を周波数弁別回路などによりアナロ
グ信号に変換してやる必要があるのはいうまでも
ない。
ところで、このようなOFジヤイロを用いたナ
ビゲーシヨン・システムでは、その信号処理にマ
イクロコンピユータを用いるのが一般的であり、
一方、第4図に示した実施例では、ジヤイロ出力
が周波数で角速度を表わしたものとなつている。
そこで、このような場合での第18図bにおけ
るドリフトの平均値の算出方法の一例を次に説明
する。
第21図はマイクロコンピユータによる信号処
理部分の概略ブロツク図で、41は周波数カウン
タ、42は入出力装置(I/O)、43はマイク
ロコンピユータのMPU、44はメモリである。
なお、OFジヤイロ21は例えば第4図に示す本
発明の一実施例によるもので、回転角速度検出出
力Qが周波数信号となつているもの、ナンドゲー
ト31は第20図の回路におけるものである。
周波数カウンタ41は常時、OFジヤイロ21
の出力Qをカウントし、その周波数データを出力
している。
一方、MPU43はI/O42を介してナンド
ゲート31の出力を監視し、それが“0”から
“1”に変るごとに、つまり自動車の停止が検出
されるごとに第22図のフローチヤートに示す一
連の処理の実行を開始する。
こうして第22図の処理がスタートすると、ま
ずでメモリ44のRAM内に予め用意してある
所定のメモリ領域Aとタイマ用カウンタ(T)をクリ
アする。なお、このタイマ用カウンタ(T)もRAM
の所定のメモリ領域を用いたソフトカウンタであ
る。
では周波数カウンタ41の出力データを取り
込み、それをで上記したメモリ領域Aに加算
し、でタイマ用カウンタ(T)をインクリメントす
る。
では自動車が走行開始したか否かを判断し、
結果がNOのときにはに戻つて再び〜の処
理を繰り返す。一方、での結果がYESになつ
たらに進み、メモリAのデータをタイマ用カウ
ンタのカウント値Tで除算して平均値を算出し、
それをで零基準データとしてRAMに格納して
この第22図に示した処理を終了する。なお、こ
のときのでの判断は、ナンドゲート31の出力
を調べ、それが“0”になつていたら自動車が走
行を開始したものとすればよい。
そこで、ここでの〜までの処理が一定時間
で繰り返えされるようにしておけば、自動車が停
止している期間で平均化したドリフト値が得ら
れ、零基準データを求めることができる。
ここで、このようなマイクロコンピユータを用
いたナビゲーシヨン・システムなどにおけるOF
ジヤイロからの回転角速度データの一般的な取り
込み方法について説明する。
まず、OFジヤイロが回転角速度信号をアナロ
グデータとして出力するものであつた場合には、
第23図に示すように単にアナログ・デイジタル
変換器(A/D)45を介してデータGYOを
MPU43に取り込むようにすればよい。
次に、OFジヤイロが第4図に示す本発明の実
施例のように、回転角速度信号を周波数データQ
として出力するものであつたときには、第24図
に示すように、周波数カウンタ46を用い、この
周波数データQをデイジタルデータDDに変換し
てからMPU43に取り込むようにする必要があ
る。なお、このとき、周波数データQをそのまま
MPU43が取り込み、ソフトカウントして処理
する方法も考えられるが、このようにすると
MPU43による処理時間の大きな部分がこのソ
フトカウント処理に取られてしまうことになるた
め、第24図に示すように周波数カウンタ46を
外付けする方法の方が望ましいといえる。
ところで、これら第23図,第24図では、
A/D45や周波数カウンタ46が12ビツトのも
のとなつており、デイジタルデータDDとして12
ビツト用いるようになつているが、この理由を以
下に説明する。
自動車が走行中、スキツドせずに安全に旋回し
得る最大速度は、次式が成立する場合となる。
mv2/r=mgcf …(5) ここで m:自動車の質量 v:自動車の速度 r:自動車の旋回半径 g:重力加速度 cf:自動車のタイヤと路面との間の摩擦
係数 そこで、摩擦係数cfを0.8とし、(5)式が成立す
る速度において可能な自動車の最大回角速度
Ωnaxと旋回半径rとの関係をグラフにすると第
25図のようになり、これからナビゲーシヨン・
システムなどにおけるOFジヤイロによつて検出
しなければならない回転角速度Ωの最大値は、自
動車の最小旋回可能半径rnioを5〔m〕とすれば、
約70〔deg/S〕となる。
一方、このようなOFジヤイロによつて検出を
必要とする回転角速度の最小値は、ナビゲーシヨ
ン・システム側から見た場合には現在までのとこ
ろ、まだはつきりしていないが、OFジヤイロの
最小検出精度がだいたい0.05〔deg/S〕程度なの
で、これを最少値とする。
そうすると、ナビゲーシヨン・システムに必要
な回転角速度データのダイナミツクレンジは1400
となり、これをバイナリーデータで表わせば11桁
を要し、これに回転方向を判別するためのデータ
として1ビツトが必要になり、結局、OFジヤイ
ロのデータとしては12ビツトのデータとなり、こ
れが第23図,第24図で12ビツトのデジタルデ
ータDDが用いられている理由である。
次に、このようなOFジヤイロの実装方法につ
いて説明する。
本発明による固体化干渉計はOFジヤイロとし
て好適であり、従つて自動車用ナビゲーシヨン・
システムに適用される場合が多いと考えられる。
そこで、このような場合には、当然、OFジヤイ
ロを自動車に搭載しなければならない。
しかして、OFジヤイロは温度変化や応力変化
に敏感なため、自動車のエンジン・ルーム内への
実装はかなり困難で、実用上は第26図に示すよ
うな実装方法が考えられる。
この第26図において、60は自動車全体を表
わし、61はシートの一つを表わしている。
Aは第1の取付位置で、自動車60のルーフに
取付けたものであり、ここに取付けたOFジヤイ
ロをGY1で表わしてある。この場合にはOFリン
グを大きくすることができるため、OFジヤイロ
の感度を上げるという点では有利になるが、夏期
におけるルーフの温度上昇を考えるとかなりの問
題が予想される。
Bは第2の取付位置で、シート61の下に収め
たものであり、ここに取付けたOFジヤイロは
GY2で表わしてある。
Cは第3の取付位置で、自動車60のトランク
ルーム内に格納したもので、このときのOFジヤ
イロはGY3で表わしてある。
これらBとCの場合は特に甲乙つけ難いが、い
ずれを採用したらより効果的であるかは、今後の
課題となるであろう。
なお、以上の説明では、本発明による固体化干
渉計をOFジヤイロとして用い、これを自動車用
ナビゲーシヨン・システムに適用した場合につい
て主として説明したが、このOFジヤイロは運動
物体の位置検出、姿勢検出に有効であるから、自
動車用ナビゲーシヨン・システムに限らず、例え
ば産業用ロボツトや各種のマニブレータなどの制
御に適用して大きな効果を得ることも可能なこと
はいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、OFリ
ング以外の光学系を光変調器も含めて1枚の基板
による固体化が可能なため、従来技術の欠点を除
き、小型化、モジユール化が容易な上、組立調整
も極めて簡単で、かつ使用中での特性変化の虞れ
がほとんどなく、OFジヤイロなどに適用して高
精度で常に確実な動作を期待することができる固
体化干渉計をローコストで提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は光フアイバを用いたリング干渉計の従
来例を示す原理構成図、第2図は同じくマツハ干
渉計の従来例を示す原理構成図、第3図は同じく
マイケルソン干渉計の従来例を示す原理構成図、
第4図は本発明をリング干渉計に適用した一実施
例の構成図、第5図は光導波路の一実施を示す説
明図、第6図は光フアイバと光導波路の結合部の
状態を示す説明図、第7図は光導波路の他の実施
例を示す説明図、第8図は光変調器の一実施例を
示す説明図、第9図は光変調器の動作説明図、第
10図は位相変調制御回路の一実施例を示すブロ
ツク図、第11図は本発明による固体化干渉計の
一実施例を示す斜視図、第12図は結合部の一実
施例を示す説明図、第13図は本発明をマツハ干
渉計に適用した一実施例を示す構成図、第14図
は同じくマイケルソン干渉計に適用した一実施例
の構成図、第15図はレーザのコヒーレンシーに
よる定在波の説明図、第16図は半導体レーザの
動作特性図、第17図は定在波を生じないように
したレーザの動作回路の一例を示す回路図、第1
8図は光フアイバジヤイロにおけるドリフトの説
明図、第19図はドリフトの影響を除く方法の一
例を示す回路図、第20図はドリフトの影響を除
く方法の他の例を示す回路図、第21図はドリフ
トの平均値をマイクロコンピユータで検出する場
合の一例を示すブロツク図、第22図は同じくフ
ローチヤート、第23図はジヤイロの出力がアナ
ログデータの場合の読み取り方法の一例を示すブ
ロツク図、第24図は同じくデイジタルデータの
場合の一例を示すブロツク図、第25図は自動車
の旋回半径と回転角速度の関係を示す曲線図、第
26図は光フアイバジヤイロの実施位置の説明図
である。 1…レーザ、2…アイソレータ、3…光導波路
基板、4…光フアイバリング、5…表面音響波素
子、6…光電検出器、7…バツフア増幅器、9…
組立用基板、10…結合部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光路を光フアイバと固体光導波路で形成した
    干渉計において、光源から導かれる光を第1と第
    2の光路に分岐して出力する第1の固体導波路型
    光分割部と、これら第1と第2の光路に各々の端
    部が結合された光フアイバループと、上記第1と
    第2の光路のそれぞれに形成され上記光フアイバ
    ループから戻つてくる光を分岐して取り出す第2
    と第3の固体導波路型光分割部と、これら第2と
    第3の固体導波路型光分割部により分岐された光
    を合波する固体導波路型光合波部と、この固体導
    波路型光合波部と一体に形成された光変調器とを
    設け、上記固体導波路型光合波部で合波された光
    により干渉光出力を得るように構成したことを特
    徴とする固体化干渉計。 2 特許請求の範囲第1項において、上記第1と
    第2と第3の固体導波路型光分割部及び上記固体
    導波路型光合波部とが共通の固体導波路基板に形
    成され、上記光変調器が、この固体導波路基板を
    表面音響波の発生媒体と伝達媒体として形成され
    ていることを特徴とする固体化干渉計。 3 特許請求の範囲第1項において、上記光変調
    器を上記干渉光出力により制御するように構成し
    たことを特徴とする固体化干渉計。 4 特許請求の範囲第2項において、上記光フア
    イバループの端部と上記固体導波路基板の光路と
    が、シリコン板に異方性エツチングにより形成し
    たV溝を用いて固定されていることを特徴とする
    固体化干渉計。
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