JPH0477287A - プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、色材を記録媒体上に転写して文字９画像を
出力可能なプリンタ装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来より、ホストシステム等より受は取った文字やイメ
ージ等の画像パターンをＲＡＭや感光ドラム等の上に形
成し、その画像パターンに従って本体に装着されたイン
クあるいはトナー等を記録媒体となる記録紙上に転写す
ることで、該当する文字やイメージの印字データを再現
するプリンタ装置が知られている。

このようなインクあるいはトナー等を用紙上に転写して
印字データの再現を行うプリンタ装置では、プリントを
行うにつれて装着されたインクあるいはトナー等の色材
が転写の都度徐々に消費され、十分な印字品位を得るた
めに必要とされる分量よりも減少してしまい、第３図に
示すような印字のかすれや、ムラ等のように使用に耐え
ないプリント出力となってしまう場合がある。

また、インク或はトナー等の色材の分量は十分に装着さ
れているのだが、そのインク、或はトナー等の色材を供
給するノズルや感光ドラム等の装置の一部の調子が悪く
、やはり印字のかすれやむら等が発生し、十分な印字品
位が得られない場合がある。

このような場合には、新たにインク或はトナー等の色材
を補充したり、ノズル或は感光ドラムのような消耗品を
交換することにより、通常の十分な印字品位の出力を得
ることができるようになる。

このように、新たにインク或はトナー等の色材を補充し
たり、ノズル或は感光ドラムのような消耗品を交換する
手法は、高価で寿命の長い装置本体はそのまま使用し、
安価な色材や消耗品のみ交換するものであり、長時間に
わたりその装置の印字能力を維持することが可能となる
優れた利点を有している。

また、このようなインクあるいはトナー等の色材の減少
や、ノズルあるいは感光ドラムのような′消耗品の劣化
による印字品位の低下を装置使用者が確認できる様に、
例えば第４図に示すような印刷の状態を評価するための
「印刷テストプリント」を出力できるプリンタ装置が知
られている。

第４図に示した印刷テストプリントの例では、縦方向に
等間隔で同じ太さの直線が何本もプリントされている。

この直線の太さの違いやかすれ具合等から、インクある
いはトナー等の色材がどの程度減少しているか、また、
ノズルあるいは感光ドラム等の不調により、どの部分で
ムラが発生しているかどうかを判断し、新たにインクあ
るいはトナー等の色材を補充するか、ノズルあるいは感
光ドラムのような消耗品を交換するかどうかを判断した
り、ムラが発生しないようにノズルあるいは感光ドラム
等の調整を行ったりするわけである。

このような「印刷テストプリント」は、例えばホストシ
ステムからの「印刷テストプリント圧力命令」を受は取
ることでプリントされる。或は、使用者が本体に用意さ
れている操作パネル等を操作することによりプリントす
ることができる。

このように「印刷テストプリント」を出力し、装置の印
刷の状態を判断する手法は、使用者かそのプリンタ装置
に装着されているインク或はトナー等の色材やノズル或
は感光ドラムのような消耗品の状態を知ることが可能で
あり、そのプリンタ装置の印字品位を監視することがで
きる等の利点を備えている。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、このように新たにインクあるいはトナー等の
色材を補充したり、ノズルあるいは感光ドラムのような
消耗品を交換した場合にも、色材の補充が不十分であっ
たり、交換した部品に障害が生じていて、十分な印字品
位を保てない場合がある。特に、色材や消耗部品をカー
トリッジの形で提供するような構成では、内部に充填さ
れている色材の分量や、消耗品の状態等を目で確認する
ことが難しく、交換した色材や部品が本当に十分な印字
品位を保てるかどうかは、実際の印字データをホストコ
ンピュータ等から送ってプリントしたり、前述した印刷
プリントをパネル操作やホストからの命令等で印字して
見なくてはならない。

つまり、このような色材の補充や消耗品の交換を行った
場合には、通常、その交換した色材や部品により、十分
な印字品位が保てるものかどうかを、印刷テストプリン
トで確認しなくてはならないにもかかわらず、そのため
にはホストシステムから印刷テストプリントを出力する
命令を発行したり、パネル操作により印刷テストプリン
トを発行する操作を行わなくてはならないといった煩わ
しさがあった。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、交換可能な消耗品の交換処理を検出してプリント
状態をテストするテストプリント処理を自動実行させる
ことにより、消耗品が交換されたことを認識できるとと
もに、交換した部材により要求されている印字品位を達
成できるかどうかをオペレータが意識することな（即座
に確認できるプリンタ装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るプリンタ装置は、記録媒体に所定のテス
トプリント処理を行うテストプリント手段と、色材を含
む消耗材を交換可能に収容する収容手段と、この収容手
段の交換有無を検出する検土手段と、この検出手段によ
る収容手段の交換有無に基づいてテストプリント手段の
テストプリント起動を制御する制御手段とを設けたもの
である。

［作用］ この発明においては、収容手段の交換がなされことを検
出手段が検出すると、制御手段がテストプリント手段の
テストプリントを起動させ、現在の状態で要求される印
字品位を満たせるかどうかをテストプリント結果で報知
することを可能とする。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示すプリンタ装置の一例
を示すブロック図であり、例えばページプリンタの場合
を示す。

図において、１はホストコンピュータであり、文字５図
形等の出力データおよび各種制御命令を発生するほか、
印刷状態を評価するための印刷テストプリントの出力を
指定する印刷テストプリント出力命令を発生し、出力装
置の主要部をなす文字・図形発生制御部２に入力する。

文字・図形発生制御部２において、３は入力バッファで
あり、ホストコンピュータ１より入力される文字・図形
データ、各種制御データ、印刷テストプリント出力命令
等を一時的に蓄える。

４は操作パネルで、本体を制御するための各種操作を行
うほか、印刷テストプリント出力操作も行う。

５は例えば汎用マイクロプロセッサ等で構成されるＣＰ
Ｕであり、ＲＯＭ５−１に格納された第２図に示す処理
手順に対応したプログラム等に従って装置の状態を判断
したり、入力バッファ３に蓄えられた入力データを分析
し、該当する処理を行う。また、操作パネル４から指示
された各種のプリンタ制御処理も行う。このＣＰＵ５は
、入力データが文字・図形データの場合には、文字・図
形発生指令５ａを発生する。印刷テストプリント出力命
令が入力されたらならば、印刷テストプリント出力指令
５ｂを発生する。また、操作パネル４で印刷テストプリ
ント出力操作が指定された場合にも、やはり印刷テスト
プリント出力指令５ｂを発生する。

また、出力装置が起動した時点や、装置のトナーカート
リッジの装着口が開閉された時点、あるいは任意の時間
毎に定期的に等のタイミングでトナーカートリッジが新
しく装置に装着されたかどうかを確認するためのトナー
カートリッジ装着判別指令５ｃを発生する。

６は文字・図形パターン作成器で、ＣＰＵ５から受は取
った文字・図形発生指令５ａに従い、該当する文字・図
形パターン６ａを発生する。７は印刷テストプリント発
生器であり、ＣＰＵ５より受は取った印刷テストプリン
ト出力指令５ｂに従い、印刷状態を評価するための印刷
テストプリントの文字や図形のパターンを発生し、印刷
テストプリント発生指令７ａとして文字・図形パターン
作成器６へ指示する。文字・図形パターン作成器６では
、この印刷テストプリント発生指令７ａで指定された通
りに印刷テストプリント用の文字・図形パターンを作成
する。

８は出力用ページバッファであり、文字・図形パターン
作成器６から受は取った文字・図形パターン６ａを一時
的に格納する。そして、格納されたドツトイメージ８ａ
を、プリンタインタフェース部９に送出する。プリンタ
インタフェース部９は、出力用ページバッファ８に格納
されたドツトイメージに対応するビデオ信号９ａを、例
えばレーザビームプリンタで構成される記録部１０に送
出する。１１は本体に装着されるトナーカートリッジで
あり、文字や図形等を電子写真方式で形成するための感
光ドラムやその形成された画像を用紙に転写するための
トナー、余分なトナーを除去し感光ドラムを奇麗に保つ
クリーナ等の消耗し易い部品をまとめて構成してあり、
この文字・図形発生制御部２はトナーカートリッジの色
材を用いてプリント処理を行う。

１２はトナーカートリッジ装着判別器であり、ＣＰＵ５
より受は取ったトナーカートリッジ装着判別指令５ｃに
従い、新たにトナーカートリッジの装着が行われたかど
うかを判別する。トナーカ−トリッジが新たに装着され
たことを判別すると、それに従って印刷テストプリント
出力指令１２ａを発生する。この印刷テストプリント出
力指令１２ａは、印刷テストプリント発生器７で受は取
られる。印刷テストプリント発生器７では、この印刷テ
ストプリント出力指令１２ａに従い、印刷状態を評価す
るための印刷テストプリントの文字や図形パターンを発
生し、それに従って文字・図形パターン作成器６に印刷
テストプリント発生指令７ａを指示する。

このように構成されたプリンタ装置において、収容手段
（この実施例ではトナーカートリッジ１１）の交換がな
されことを検出手段（この実施例ではトナーカートリッ
ジ装着判別器１２）が検出すると、制御手段（この実施
例ではＣＰＵ５）がテストプリント手段（この実施例で
は印刷テストプリント発生器７）のテストプリントを起
動させ、現在の状態で要求される印字品位を満たせるか
どうかをテストプリント結果で報知する。

これにより、新しくトナーカートリッジがこのプリンタ
装置に装着された場合には、それを判別し、自動的に印
刷テストプリントをプリントし、新しく装着したトナー
カートリッジにより、十分な印字品位を保持した出力が
可能かどうかを評価できる。

なお、上記実施例ではトナーカートリッジを用いた電子
写真方式によるページプリンタを例にして説明したが、
カートリッジ形式でないプリンタや、インクをもちいる
ようなプリンタ装置であってもよい。

以下、第２図に示すフローチャートを参明しなからこの
発明に係るプリンタ装置における文字・図形パターン作
成処理動作について説明する。

第２図はこの発明に係るプリンタ装置における文字・図
形パターン作成処理手順の一例を説明するフローチャー
トである。なお、　（１）〜（５）は各ステップを示す
。

印刷が開始されると、ホストコンピュータ１によりデー
タコードの送信が行われ、この人力データをＣＰＵ５が
１単位ずつ読み込む。また、これとは別に、操作パネル
４やカートリッジ装着口等の状況をチエツクする（１１
゜そして、ホストコンピュータ１より印刷テストプリン
ト出力命令が発行されていたり、操作パネル４より印刷
テストプリント出力操作が行われて、印刷テストプリン
トの出力指示がなされていないかどうかを判断する（２
）　　この判断でＹＥＳ　（印刷テストプリントが要求
されている）場合には、印刷テストプリント発生器７に
より印刷テストプリントを出力して（３）　　ステップ
（１）に戻る。

一方、ステップ（２）の判断でＮｏ（印刷テストプリン
トが要求されていない）場合には、新しくトナーカート
リッジ１１の装着がなされたかどうかを判断する（４）
　　この判断でＮｏ　（）−ナーカートリッジ１１が交
換されていない場合）は、通常の印字／制御処理を行い
（５）、ステップ（１）に戻る。

一方、ステップ（４）の判断でＹＥＳ　Ｄチーカートリ
ッジ１１が交換された）場合には、その新しいトナーカ
ートリッジの印字品位を評価するための印刷テストプリ
ントを自動的に出力しく３）ステップ（１）に戻る。

すなわち、この実施例ではトナーカートリッジ１１を交
換した時に、いちいちホストコンピュータ１から出力デ
ータを送信したり、印刷テストプリント出力命令を発行
したり、操作パネル４から印刷テストプリント出力操作
を行うことなく、新しくトナーカートリッジ１１が装着
されたと判別し、印刷テストプリントを自動的に出力す
る処理を実現するように構成されている。

以上の処理によって、操作者はプリンタ装置において、
インクあるいはトナー等の色材やノズル或は感光ドラム
等の消耗部品を交換し使用する際に、従来のようにホス
トシステムから印刷テストプリントを出力する命令を発
行したり、パネル操作により印刷テストプリントを発行
する操作を行うといった煩わしい処理を行うことなく、
自動的に印刷テストプリントを出力する処理を行い、使
用者が、その交換した色材や部品で十分な印字品位が保
てるか、印刷テストプリントで確認することを可能とす
る。

なお、上記実施例ではトナーカートリッジ１１を用いた
電子写真方式によるページプリンタに対しこの発明を適
用する場合について説明したが、この発明はこの種のプ
リンタ装置に限定されることはなく、他の方式のプリン
タ装置に関しても容易に適用できることは勿論である。

［発明の効果１ 以上説明したように、この発明は記録媒体に所定のテス
トプリント処理を行うテストプリント手段と、色材を含
む消耗材を交換可能に収容する収容手段と、この収容手
段の交換有無を検出する検出手段と、この検出手段によ
る収容手段の交換有無に基づいてテストプリント手段の
テストプリント起動を制御する制御手段とを設けたので
、交換可能な収容手段の交換が検出されると、ホストや
オペレータが意識することなく、プリンタ装置自体がテ
ストプリント処理を自動起動でき、従来のホストからの
要求またはオペレータから等の煩雑なテストプリント要
求処理を一切排除できる。

従って、交換した直後に十分な印字品位が保てるかを印
字品位として容易に必ず確認できる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すプリンタ装置の一例
を示すブロック図、第２図はこの発明に係るプリンタ装
置における文字・図形パターン作成処理手順の一例を説
明するフローチャート、第３図はこの種のプリンタ装置
における低品位プリント出力状態の一例を示す平面図、
第４図はこの種のプリンタ装置における印刷テストプリ
ント出力状態の一例を示す平面図である。 図中、１はホストコンピュータ、２は文字・図形発生制
御部、３は入力バッファ、４は操作パネル、５はＣＰＵ
、６は文字・図形パターン作成器、７は印刷テストプリ
ント発生器、８は出力用ページバッファ、９はプリンタ
インタフェース部、１０は記録部、１１はトナーカート
リッジ、１２はトナーカートリッジ装着判別器である。 第１図 第２図 ２　文字・図形発生制御部 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字、画像、図形若しくはこれらの組み合わせからなる
   印字情報に基づいて色材を記録媒体上に転写して印字処
   理を行うプリンタ装置において、前記記録媒体に所定の
   テストプリント処理を行うテストプリント手段と、前記
   色材を含む消耗材を交換可能に収容する収容手段と、こ
   の収容手段の交換有無を検出する検出手段と、この検出
   手段による前記収容手段の交換有無に基づいて前記テス
   トプリント手段のテストプリント起動を制御する制御手
   段とを具備したことを特徴とするプリンタ装置。