JPH0477126A - 同一周波無線中継装置 - Google Patents
同一周波無線中継装置Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
を周波数変換することなく直接中継する同一無線中継装
置に関する。
しない領域、所謂不感地帯を救済する方法として各種無
線中継装置が設置される。
受信して一旦復調した後、再びこの信号で搬送波電波を
変調して、所要レベルに増幅した後再放射するものが一
般的であった。
ル信号のみを抽出して中継し、そわ以外の信号の中継を
行わないように構成することを要求されることが多く、
そのためには希望波とそうでない信号の弁別を十分に行
う必要がある、例えば、我が国でMCA (マルチチャ
ネルアクセス)方式の一般業務無線通信系と自動車電話
用公衆通信系のチャネルは比較的近接して配列されてお
り、いずれか−力の連部系を中継する場合は、他方系の
チャネル信号を排除して中継されないようにする必要が
ある。
波数増幅段階に於いて容易に1−分な周波数弁別か+i
J能であって取りηてで問題となることはない。
数と異なるのが通常であって、−1の復信チャネルを中
継するには異なる4波が必要となって周波数の有効利用
上問題がある、もし受信波と再送信波を同一・にする場
合は、再放射した電波と基地局からの電波とが混在する
領域では受信機にて両者の周波数の差の信号が復調され
て極めて聞きずらく正常な通信が不可能となる。
いるがいずれも複雑な構成とならざるを得す、装置の:
]ストアツブにつながっていた。
数百MHzと比較的近接して別系統のチャネルが配列さ
れている場合、無線周波の段階でイ分に1r別するため
には一般に水晶フィルタを使用する必要があるが、通過
帯域幅が広い場合は一つのフィルタでは対応不可能であ
り、所要帯域の仝でをカバーするように複数の水晶フィ
ルタを並列接続したものが必要となる。
グ或は通過域の挿入損失のリップルを小さくする等の解
決すべき問題が多く、実用ではなかった。
一周波数にする手段もあるが、装置が複雑化することに
は違いがなかった。
たものであって、極めて高い周波数帯域に於いて従来S
AWフィルタと水晶フィルタとの中間的な特性をもった
フィルタであって、しかも通過帯域幅を任意自在に設定
し得るフィルタを使用することによって、周波数変換手
段を用いることなく無線周波数漬しを直接中継すること
が出来る同一周波無線中継装置を提供することを1]的
とする。
向性方向を異ならせ且高低差をもって設置した二基の指
向性アンテナと、該二基のアンテナ間にバンドパスフィ
ルタと直線増幅器とを直列に接続した中継増幅部とを具
えた無線中継装置に於いて、前記バンドパスフィルタが
通過域周波数の一部が同一の複数のSAWフィルタを直
列又は並列に接続したものであるように、更には前記中
継増幅部が、前記二基のアンテナに接続された二つのア
ンテナ共用器間に1通過帯域周波数が一部同一の複数の
SAWフィルタと直線増幅器とを直列接続した二組の回
路を、互いに逆向きに挿入するように構成する。
る。
、該鉄塔に一つの指向性アンテナ2と3とを夫々指向性
方向を異なる方向に向け、かつ、10λ以−ヒの高低差
をもって取り付ける。
た不感地帯向はアンテナとしてコーナリフレクタ型を夫
々使用する。なお、基地局と不感地帯との位置関係によ
っては両アンテナの指向性方向を逆に設定できないこと
があるが、極力両者の成す角が大きくなるように中継局
の位置を設定することが肝要である。
一方のアンテナから放射する電波が他方のアンテナに回
り込む量が小さくなるから、即ち、両アンテナ間の回り
込み減衰量が大きくなって再放射する電波の出力を大き
くすることができ、その分当該中継局による不感救済範
囲を広くすることができるからである。
4は以下に詳述する特殊なフィルタであり、5はバン
トパスフィルタ4の出力を所定レベルまで増幅するため
の高周波電力増幅器であり、複数のチャネルイ;、弓を
歪みなく増幅するために直線性に優れたリニアアンプと
する。また、6は前記高周波電力増幅器等に電力を供給
するための電源である。
局無線機から到来する電波をアンテナ3で受信し、バン
トパスフィルタ4と高周波電力増幅器5を介して不感地
帯向はアンテナ2から再放射するもので、再放射する電
波の最大電力レベルは二つのアンテナ2と3間の回り込
み減衰量との兼ね合いで決定される。
他方のアンテナ3に到達すると、高周波電力増幅器5が
発振し、正常な中継が不可能となる。
記高周波電力増幅器の増幅度をaとするとき、当該中継
装置が安定に動作するためには次の関係を満たす必要が
ある。
ナの利得とバンドパスフィルタ等の損失は説明を簡単に
するために無視する。以上の説明に於いても回様である
) 更に、前記高周波電力増幅器の増幅度aおよび回り込み
減衰量γ等の変動に対する安全度を考慮し、て、マージ
ンをΔとすれば、 Δ+α≦γ・・・・・・・・・ (2)とする。
が無いときも動作するので所要の電力を消費して不経済
であるから、例えば第2図に示すように所定レベル以上
の着信があるときのみ動作するように構成しても良く、
この場合は図示は省略するが前記第1図のバントパスフ
ィルタ4の出力の一部を整流し、その出力の6無によっ
て前記電源回路を制御して着信があるときのみ、高周波
増幅器に電力を供給するように構成する。
、増幅特性がノL直線性をもっていることを示唆するも
のでは無い。
について説明する。
をもって配列された無線チャネル信号のうち所要部分だ
けを抽出して増幅中継するためには、高い周波数におい
て急峻な減衰特性ををもったフィルタが必要となるが、
従来のフィルタ技術では希望する特性のフィルタを実現
するのが困難であった。
ルタを使用することによって第1図に示した同一周波数
無線中継を可能にしている。
の一実施例を示す構成図であって、通過域周波数の中心
が所要値ずれ、かつその一部が同一・な二つの弾性表面
波フィルタSAW、 、SAW。
(bl に示すように両フィルタの通過域周波数が重な
った部分となる。
波において、従来得られなかった急峻な減衰特性をもっ
たフィルタが実現可能となる。さらに、同第3図fbl
からも明らかなように、通過域の挿入損失は若干増加す
るものの、減衰特性は大幅に改善される。
第1図に示した直接無線中継装置が800 M Hz程
度の高い周波数域に於いて実現可能となる。しかも、前
記フィルタの通過域は二つの一8AWの通過域周波数の
共通部分となるから、該共通部分を適宜設定すれば、任
意の周波数範囲を通過域とするフィルタを自在に実現す
ることが出来るから、中継すべきチャネル周波数と、排
除すべきチャネル周波数との関係に応じて適宜両フィル
タの通過域周波数を決定すればよい。
タを接続した特性を示したもので、(alは夫々のSA
Wフィルタの特性を、また(bl は総合の特性を記載
したものであり、両者を比較すればフィルタの特性が大
幅に改善されていることが明確であろう。
過域周波数をもった場合を示したもので、この場合は通
過域周波数は同一・であるが減衰特性が第4図と同様に
急峻になることが分かる。
同様でよく、減衰特性改善を目的とする場合も上記方法
は有効である。
様の二、つのSAWフィルタを並列接続すれば1両者の
和の帯域が通過域となる新たなフィルタを実現すること
が出来る。
数の変動が大きく、また製造誤差による通過周波数域の
ずれを伴うことが多い。そこで、1記二つのSAWフィ
ルタを別々の恒温槽に収納して個別に温度を設定するこ
とによって、上記製造誤差による周波数のずれや温度に
よる変化を補■「する丁段を併用することもイJ効であ
る。
共振周波数を変化させ、両SAWフィルタの共通通過域
周波数帯域をずらずことにより、任意に通過域周波数を
可変可能なフィルタな実現することも出来る。
、極めて高い周波数帯域に於いて直接無線中継を可能に
するものであるか、実施にあたっては第1図の実施例に
限定する必要はない。
ように前記バンドパスフィルタと高周波増幅器との直列
回路を、アンテナ共用器7−3゜7−2を介して互いに
逆向きに接続した構成とすればよい。なお、この場合の
バンドパスフィルタと高周波増幅器の対応周波数帯域は
夫々のチャネルに対応下ものとすべきことはいうまても
無い。
通信方式)の場合は第7図に示す様に一組の中継増幅部
(バントパスフィルタと高周波増幅器の絹)と、一つの
スイッチsw、、sw、と。
スイッチと受信機とをおIraする制御器13とを貝え
、何れかの受信機に着信があると、当該着信のあった受
信機から制御器13に信号が出力され、一方のアンテナ
に人力されたチャネル信号を前記スイッチを切り替えて
バンドパスフィルタと高周波増幅器に入力し、これらを
経て他方のアンテナから再放射するように制御すれば、
高価な高周波増幅器が一つで済み経済的である。
継動作を行う際他力の受信機の動作を停止して、当該受
信機に大電力の人力によって受信機が破壊されないよう
に制御しておく必要があろう。
での直接無線中継を可能ならしめたものであるが、発明
の実施にあたっては上記実施例に限定することなく種々
の変形が可能である。
てもよく、SAWフィルタの数が多くなれば減衰特性が
その分改善されるであろうことは容易に推察■米る。
て高い周波数に於ける直接無線中継を可能とするもので
あるから、例えばMCA (マルチチャネル通信方式)
と自動車電話通信系等のように比較的近接して配列され
たチャネルのうち所望もチャネルのみを中継する場合を
はじめとして、種々の通信系に於ける無線中継に有効で
ある。
装置に使用する高周波電力増幅器の動作を説明する信号
入出力図、第3図(al 、 fb)は本発明に於いて
使用するバンドパスフィルタの例を示すブロシク図と特
性概要図、第4図(a) 、fb)及び第5図fa)
、 (bl は本発明に使用するバンドパスフィルタの
具体例の特性を示す図、第6図及び第7図は本発明の変
形実施例を示すブロック図である。 1・・・鉄塔、 2.3・・・アンテナ、4.4−1.
4−2・・・バントパスフィルタ。 5.5−、.5−2・・・高周波増幅器、7−1.7.
−2・・・アンブナ共用器、lO・・・ 中継増幅部、 11.12・・・受信機、 13・・・制御器sw、
、sw2 ・・・スイッチ。
Claims (2)
- (1)互いに指向性方向を異ならせ且高低差をもって設
置した二基の指向性アンテナと、該二基のアンテナ間に
バンドパスフィルタと直線増幅器を直列に接続した中継
増幅部とを具えた無線中継装置に於いて、前記バンドパ
スフィルタが通過域周波数の一部が同一の複数のSAW
フィルタを直列又は並列に接続したものであることを特
徴とする同一周波無線中継装置。 - (2)前記中継増幅部が、前記二基のアンテナに接続さ
れた二つのアンテナ共用器間に、通過帯域周波数が一部
同一の複数のSAWフィルタを直列または並列に接続し
たフィルタと直線増幅器とを直列接続した二組の回路を
、互いに逆向きに挿入したことを特徴とする特許請求の
範囲(1)項記載の同一周波無線中継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18898590A JP2981259B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 同一周波無線中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18898590A JP2981259B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 同一周波無線中継装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477126A true JPH0477126A (ja) | 1992-03-11 |
JP2981259B2 JP2981259B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=16233371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18898590A Expired - Lifetime JP2981259B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 同一周波無線中継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2981259B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07288496A (ja) * | 1994-04-19 | 1995-10-31 | Nec Corp | 無線通信システム |
JP2005341195A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Nippon Television Network Corp | ギャップフィラー装置、及びデジタル放送信号の再送信方法 |
JP2006523054A (ja) * | 2003-04-08 | 2006-10-05 | フランス・テレコム | 双方向無線リンクのための端末機器 |
US7853197B2 (en) | 1996-10-11 | 2010-12-14 | Carmen Tawil | Apparatus and method for reusing satellite broadcast spectrum for terrestrially broadcast signals |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP18898590A patent/JP2981259B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07288496A (ja) * | 1994-04-19 | 1995-10-31 | Nec Corp | 無線通信システム |
US7853197B2 (en) | 1996-10-11 | 2010-12-14 | Carmen Tawil | Apparatus and method for reusing satellite broadcast spectrum for terrestrially broadcast signals |
JP2006523054A (ja) * | 2003-04-08 | 2006-10-05 | フランス・テレコム | 双方向無線リンクのための端末機器 |
JP2005341195A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Nippon Television Network Corp | ギャップフィラー装置、及びデジタル放送信号の再送信方法 |
JP4526303B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2010-08-18 | 日本テレビ放送網株式会社 | ギャップフィラー装置、及びデジタル放送信号の再送信方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2981259B2 (ja) | 1999-11-22 |
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