JPH0476721A - 情報入出力装置 - Google Patents

情報入出力装置

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JPH0476721A
JPH0476721A JP2191023A JP19102390A JPH0476721A JP H0476721 A JPH0476721 A JP H0476721A JP 2191023 A JP2191023 A JP 2191023A JP 19102390 A JP19102390 A JP 19102390A JP H0476721 A JPH0476721 A JP H0476721A
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pen
pen pressure
circuit
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vibration
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JP2191023A
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English (en)
Inventor
Shinnosuke Taniishi
谷石 信之介
Ryozo Yanagisawa
柳沢 亮三
Kiyoshi Kaneko
潔 兼子
Takeshi Kamono
武志 鴨野
Katsuyuki Kobayashi
克行 小林
Yuichiro Yoshimura
雄一郎 吉村
Atsushi Tanaka
淳 田中
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報入力装置、特に、振動ペンから入力された
振動を振動伝達板に複数設けられたセンサにより検出し
て前記振動ペンの振動伝達板上での座標を検出するとと
もに、検出した座標に基づく画像情報を表示出力する情
報入出力装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より手書きの文字、図形などをコンピュータなどの
処理装置に入力する装置として各種の入力ペンおよびタ
ブレットなどを用いた座標入力装置が知られている。こ
の種の方式では入力された文字、図形などからなる画像
情報はCRTデイスプレィなどの表示装置やプリンタな
どの記録装置に出力される。
この種の装置のタブレットの座標検出においては次にあ
げる各種の方式が知られている。
l)抵抗膜と対向配置されたシート材の抵抗値変化を検
出する方式。
2)対向配置された導電シートなどの電磁ないし静電誘
導を検出する方式。
3)入力ペンからタブレットに伝達される超音波振動を
検出する方式。
上記の1)、2)の方式では、抵抗膜や導体膜を用いる
ので透明なタブレットを形成するのが困難である。一方
、3)の方式ではタブレットをアクリル板やカラス板な
どの透明材料から構成できるので、液晶表示器などに入
力タブレットを重ねて配置し、あたかも紙に画像を書き
込むよう感覚で使用できる操作感覚のよい情報入出力装
置を構成できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
また、上記の1)〜3)のいずれの従来方式においても
検出されるのは入力ペンのタブレット上での座樵情報の
みてあり、人間の手書き作業の際にペンに入力される筆
圧情報を検出することはできなかった。したがって、普
通の筆記具で行われている筆圧の大小による線や点など
の画像構成要素の濃淡や、太細の書き分けなどの制御を
出力画像に反映させるのは従来方式では不可能であった
特に、上記のように表示器と入力タブレットを重ねて用
いる場合に筆圧情報に基づいて画像の出力制御を行えれ
ば、操作感覚はより通常の筆記や描画作業のものに近づ
けることができると考えられる。
さらに、筆圧情報に基づいて画像の出力制御を行っても
筆圧情報が連続的情報であれば、例えば画像の濃淡を表
示する際に、微妙に濃淡のチャタリング的むらが発生す
る場合があり、画像がかえって見にくくなったりするこ
とがある。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の問題点を解決するために、本発明においては振動
ペンから入力された振動を振動伝達板に複数設けられた
センサにより検出して前記振動ペンの振動伝達上での座
標を検出するとともに、検出した座標に基づく画像情報
を所定の出力方式で出力する情報入出力装置において、
前記振動ペンの振動伝達板に対する筆圧を検出する手段
を設け、この筆圧検出手段により検出した筆圧情報に応
じて前記情報出力の際の出力条件を制御する構成を採用
した。
さらに上述の問題を解決するために筆圧情報を段階的に
判別する回路を設け、しかも筆圧不感帯域を各筆圧段階
の開に設けることによりチャタリング的要素を無(した
〔作用〕
以上の構成によれば、振動ペンの座標検出を介して入力
された画像を出力する際、検出した筆圧に応じて画像構
成要素の濃淡や、太線の書き分けなどの制御を出力画像
に反映させることができると同時に、チャタリング的な
筆圧に応じた画像の濃淡が生ずることなく操作感覚の良
い情報入出力装置を提供できる。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明を採用した情報入出力装置の構造を示し
ている。第1図の情報入出力装置は振動伝達板8からな
る入力タブレットに振動ペン3によって座標入力を行い
、入力された座標情報にしたがって入力タブレットに重
ねて配置されたCRTからなる表示器11’  に入力
画像を表示するものである。
図において符号8で示されたものはアクリル、ガラス板
などからなる振動伝達板で振動ペン3がら伝達される振
動をその角部に3個設けられた振動センサ6に伝達する
。本実施例では振動ペン3から振動伝達板8を介して振
動センサ6に伝達された超音波振動の伝達時間を計測す
ることにより振動ペン3の振動伝達板8上での座標を検
出する。
振動伝達板8は振動ペン3から伝達された振動が周辺部
で反射されて中央部の方向に戻るのを防止するためにそ
の周辺部分をシリコンゴムなどから構成された反射防止
材7によって支持されている。
振動伝達板8はCRT (あるいは液晶表示器など)な
ど、ドツト表示が可能な表示器11′ 上に配置され、
振動ペン3によりなぞられた位置にドツト表示を行うよ
うになっている。すなわち、検出された振動ペン3の座
標に対応した表示器11’ 上の位置にドツト表示が行
われ、振動ペン3により入力された点、線などの要素に
より構成される画像はあたかも紙に書き込みを行ったよ
うに振動ペンの軌跡の後に現れる。
また、このような構成によれば表示器II’  にはメ
ニュー表示を行い、振動ペンによりそのメニュー項目を
選択させたり、プロンプトを表示させて所定の位置に振
動ペン3を接触させるなどの入力方式%式% 振動伝達板8に超音波振動を伝達させる振動ペン3は、
内部に圧電素子などから構成した振動子4を有しており
、振動子4の発生した超音波振動は先端が尖ったホーン
部5を介して振動伝達板8に伝達される。
第2図は振動ペン3の構造を示している。振動ペン3に
内蔵された振動子4は、振動子駆動回路2により駆動さ
れる。振動子4の駆動信号は第1図の演算および制御回
路lから低レベルのパルス信号として供給され、低イン
ピーダンス駆動が可能な振動子駆動回路2によって所定
のゲインで増幅された後、振動子4に印加される。
電気的な駆動信号は振動子4によって機械的な超音波振
動に変換され、ホーン部5を介して振動板8に伝達され
る。
振動子4の振動周波数はアクリル、カラスなどの振動伝
達板8に板波を発生させることができる値に選択される
。また、振動子駆動の際、振動伝達板8に対して第2図
の垂直方向に振動子4が主に振動するような振動モード
が選択される。また、振動子4の振動周波数を振動子4
の共振周波数とすることで効率のよい振動変換が可能で
ある。
上記のようにして振動伝達板8に伝えられる弾性波は板
波であり、表面波などに比して振動伝達板8の表面の傷
、損害物などの影響を受けにくいという利点を有する。
再び、第1図において、振動伝達板8の角部に設けられ
た振動センサ6も圧電素子などの機械〜電気変換素子に
より構成される。3つの振動センサ6の各々の出力信号
は波形検出回路6に入力され、後段の演算制御回路lに
より処理可能な検出信号に変換される。演算制御回路1
は波形検出回路9における振動伝達時間の測定処理に基
づき、振動ペン3の振動伝達板8上での座標位置を検出
する。
検出された振動ペン3の座標情報は演算制御回路1にお
いて表示器11’  に応じた出力方式に応じて処理さ
れる。すなわち、演算制御回路は入力座標情報に基づい
てビデオ信号処理装置lOを介して表示器11’  の
出力動作を制御する。
第3図は第1図の演算制御回路1の構造を示している。
ここでは主に振動ペン3の駆動系および振動センサ6に
よる振動検出系の構造を示している。
マイクロコンピュータ1】は内部カウンタ、ROMおよ
びRAMを内蔵している。駆動信号発生回路12は第1
図の振動子駆動回路2に対して所定周波数の駆動パルス
を出力するもので、マイクロコンピュータ11により座
標演算用の回路と同期して起動される。
カウンタ13の計数値はマイクロコンピュータ11によ
りラッチ回路14にラッチされる。
一方、波形検出回路9は、振動センサ6の出力から後述
のようにして、座標検出のための振動伝達時間を計測す
るための検出信号のタイミング情報および、筆圧検出の
ための信号レベル情報を出力する。これらのタイミング
およびレベル情報は入力ポート15および16にそれぞ
れ入力される。
波形検出回路9から入力されるタイミング信号は入力ポ
ート15に入力され、判定回路17によりラッチ回路1
4内の計数値と比較され、その結果がマイクロコンピュ
ータ11に伝えられる。すなわち、カウンタ13の出力
データのラッチ値として振動伝達時間が表現され、この
振動伝達時間値により座標演算が行われる。
表示器11’ の出力制御処理は入出力ポート18を介
して行われる。
第4図は第1図の波形検出回路9に入力される検出波形
と、それに基づ(振動伝達時間の計数処理を説明するも
のである。第4図において符号41で示されるものは振
動ペン3に対して印加される駆動信号パルスである。こ
のような波形により駆動された振動ペン3から駆動伝達
板8に伝達された超音波振動は振動伝達板8内を通って
振動センサ6に検出される。
振動伝達板8内を振動センサ6までの距離に応じた時間
tgをかけて進行した後、振動は振動センサ6に到達す
る。第4図の符号42は振動センサ6が検出した信号波
形を示している。本実施例において用いられる板波は分
散性の波であり、そのため振動伝達板8内での伝播距離
に対して検出波形のエンベロープ421と位相422の
関係は振動伝達中に伝達距離に応じて変化する。
ここで、エンベロープの進む速度を群速度Vg。
位相速度をVpとする。この群速度および位相速度の違
いから振動ペン3と振動センサ6間の距離を検出するこ
とができる。
まず、エンベロープ421のみに着目すると、その速度
はVgであり、ある特定の波形上の点、たとえばピーク
を第4図の符号43のように検出すると、振動ペン3お
よび振動センサ6の間の距離dはその振動伝達時間をt
gとして d=vg−tg         ・・・(1)この式
は振動センサ6の1つに関するものであるが、同じ式に
より他の2つの振動センサ6と振動ペン3の距離を示す
ことができる。
さらに、より高精度な座標値を決定するためには、位相
信号の検出に基づく処理を行う。第4図の位相波形42
2の特定の検出点、たとえば振動印加から、ピーク通過
後のゼロクロス点までの時間をtpとすれば振動センサ
と振動ペンの距離はd=n・λp十Vp−tp    
  ・・・(2)となる。ここでλpは弾性波の波長、
nは整数である。
前記の(1)式と(2)式から上記の整数nはn = 
[(Vg−tg Vp−tp) /λp+1/N]  
・= (3)と示される。ここでNは0以外の実数であ
り、適当な数値を用いる。たとえばN=2とすれば、±
1/2波長以内であれば、nを決定することができる。
上記のようにして求めたnを決定することができる。
上記のようにして求めたnを(2)式に代入することで
、振動ペン3および振動センサ6間の距離を正確に測定
することができる。
第4図に示した2つの振動伝達時間tgおよびtpの測
定は第1図の波形検出回路9により行われる。
波形検出回路9は第5図に示すように構成される。
第5図の波形検出回路は筆圧検出のため、後述のように
振動センサ6の出力波形のレベル情報も処理する。
第5図において、振動センサ6の出力信号は前置増幅回
路51により所定のレベルまで増幅される。
増幅された信号はエンベロープ検出回路52に入力され
、検出信号のエンベロープのみが取り出される。抽出さ
れたエンベロープのピークのタイミングはエンベロープ
ピーク検出回路53によって検出される。ピーク検出信
号はモノマルチバイブレークなどから構成された信号検
出回路54によって所定波形のエンベロープ遅延時間検
出信号Tgが形成され、演算制御回路1に入力される。
また、遅延時間調整回路57によって遅延された元信号
からコンパレータ検出回路58により位相遅延時間検出
信号Tpが形成され、演算制御回路1に入力される。
以上に示した回路は振動センサ6の1つ分のもので、他
のそれぞれのセンサに対しても同じ回路が設けられる。
センサの数を一般化してh個とすると、エンベロープ遅
延時間Tgl〜h、位相遅延時間Tpl−hのそれぞれ
h個の検出信号が演算制御回路1に入力される。
第3図の演算制御回路では上記のTglh、Tpl〜h
信号を入力ポート15から入力し、各々のタイミングを
トリガとしてカウンタ13のカウント値をラッチ回路1
4に取り込む。前記のようにカウンタ13は振動ペンの
駆動と同期してスタートされているので、ラッチ回路1
4にはエンベロープおよび位相のそれぞれの遅延時間を
示すデータが取り込まれる。
第6図のように振動伝達板8の角部に3つの振動センサ
6を符号SlからS3の位置に配置すると、第4図に関
連して説明した処理によって振動ペン3の位置Pから各
々の振動センサ6の位置までの直進距離d1〜d3を求
めることができる。さらに演算制御回路lでこの直進距
離d1〜d3に基づき振動ペン3の位置Pの座標(x、
y)を3平方の定理から次式のようにして求めることが
できる。
ここでX、YはS2)S3の位置の振動センサ6と原点
(位置s1)のセンサのX1Y軸に沿った距離である。
以上のようにして振動ペン3の位置座標をリアルタイム
で検出することができる。
一方、第5図の波形検出回路は筆圧情報を振動センサ6
による検出信号のピークレベルとして取り出す回路が設
けられている。この構成は筆圧の大小により振動センサ
6に伝達される振動の振幅が変化することを利用してい
る。
第5図の前置増幅回路51で増幅された信号は、A/D
変換回路59に入力され、常時その振幅情報が所定ステ
ップの量子化されたデジタル信号に変換され、変換され
たデータはラッチ回路510に入力されている。ラッチ
回路510はエンベロープピーク検出回路53がピーク
検出タイミングで出力するタイミング信号に同期して入
力データをラッチする。したがって、ラッチされたデー
タはデジタル化されたピークレベルを表現するものとな
る。この様にして複数段階の筆圧情報を得ることが出来
る。
このラッチされたデータをさらに、複数の段階に判別す
る機能を有した判別回路511を通して、振動ペン3の
筆圧情報を段階別に分けられた筆圧情報に置き変える。
判別回路511ではエンベロープピークレベルが例えば
0〜200mVは筆圧0とする、エンベロープピークレ
ベルが201mV〜500 m Vは筆圧1とする、エ
ンベロープピークレベルが550 m V〜700mV
は筆圧2とする、と言った様に段階的に筆圧を判別する
範囲を有している。この段階的な範囲設定は、周囲の条
件によりどんな範囲を設定しても良いことは言うまでも
ない。また、上述の様に筆圧1と筆圧2の間に50 m
 Vの不感帯域を有している。この様に筆圧を複数段階
に判別し、しかも各段階の間に不感帯域を有する構成を
持っている。この不感帯域にエンベロープピークレベル
があると、筆圧が無い状態と同じに判別され筆圧情報あ
るいは座標情報もしくはそのいずれも演算しないしくみ
になっている。
本発明では、判別回路511をラッチ回路510の後に
入れたが、エンベロープ検出回路52)エンベロープピ
ーク検出回路53、前置増幅回路51等の別の場所の後
に入れても良いことは言うまでもない。
したがって、演算制御回路1ではビデオ信号処理装置1
0(第1図)を介して、振動ペン3の座標位置にドツト
表示を行う場合、入力ポート16(第3図)から得た振
動検出信号のピークレベルに応じて筆圧情報を知り、こ
れに基づいて表示出力の際の濃淡、あるいは線の太い、
細いの別を区別する出力制御を行うことができる。
たとえば、振動ペン3により振動伝達板8がなぞられた
際、リアルタイムで検出した振動ペン3の座標点に連続
してドツトを連続的に表示して直線、あるいは曲線の表
示を行うが、その際同様にリアルタイムで取り込んだ筆
圧情報に基づいて表示する直線、曲線の濃度を連続的に
変化させる。濃度の表現はCRTの場合、輝度制御を変
更することで行える。また、ドツト表示の際のドツト数
を変更することにより線の太さを連続的に変化させるこ
ともできる。同様の制御は直線、曲線の描画に限定され
ることなく、点などの画像要素を入力、表示する場合で
も同じである。
以下に上記の様にして取得した筆圧情報を表示に反映さ
せる構成を詳細に示す。
第7図は、第1図のビデオ信号処理装置10の構成を表
わしている。図中70はビデオ信号を発生するCRT制
御装置(CRTC)、71は画像情報を記憶しておく画
像メモリ、1.11’  はそれぞれ前述演算制御回路
、CRTデイスプレィである。画像メモリ71は演算制
御回路1とCRTC70が共有する形になっており、ど
ちらかでもアクセスできるが、演算制御回路lとCRT
C70が同時に画像メモリ71をアクセスしようとした
場合には画面がちらつかないようにCRTC70のアク
セスを優先させ、演算制御回路1に対してウェイトをか
ける必要があり、この処理を72aのバスアービターが
行っている。
さて、CRTC70は画像メモリ71に記憶されている
画像情報を順次読み出してきて該画像情報に対応するビ
デオ信号を発生してCRTII’  に画像の表示を行
うようになっている。この時、表示画面の表示位置と画
像メモリの記憶番地の関係は第8図に示すように、表示
画面の最左上の画素を0とし、走査線の方向に画素を数
えていったときに、n番目とn+1番目の画素に対応す
る画像情報が画像メモリのn / 2番地に記憶されて
いる。ここでn/2番地の8ビツトのうち上位4ビツト
はn番目の画素に対応する情報、下位4ビツトはn+1
番目の画素に対応する情報である。係る4ビツトの情報
は11番目あるいはn+1番目の画素の濃度に関する情
報であり、第9図に示すとおり白(0000)から黒(
1111)まで16段階に画素の濃淡を表示することが
できるものである。
従って、前述A/D変換回路59に4ビツトの分解能を
持ったものを使用すれば、筆圧を15段階(4ビツト1
6段階のうち1つの段階は筆圧Oを表わす)に分けて検
知することができ、係る4ビツトの情報を表示しようと
する画面の位置に対応した画像メモリの番地の書き込む
ことで、筆圧に応じた濃淡の点をCRTIl’ の画面
上に表示することができる。
ところで、CRTC70およびCRTII’  は−回
の主走査につきm個の点が表示できるものである。そこ
で、前述A/D変換回路59に2ビツトの分解能を持っ
たものを使用すれば、筆圧を3段階(2ビツト4段階の
うち1つは筆圧Oを(無表示)を表わす)を3段階に分
けて検知することができ、第10図(A)〜(C)に示
すように1段階目の筆圧のときにはn番目の画素に、2
番目の筆圧のときにはn、n+1.n−1、n十m、n
−m番目の画素に、さらに3段階目の筆圧のときにはn
、n+1、n−1、n+mSn−m、n+m+lSn+
m−1、n −m + 1、n−m −1番目の画素に
黒(1111)の表示を行えば、筆圧に応じた太細の点
をCRTII’  の画面上に表示することができる。
以上の構成によれば、振動ペン3による文字、図形など
の画像の入力時に筆圧に応じて入力画像の要素の濃淡、
太細を制御できるので、操作者の表現の幅を従来に比し
て大きく拡大することができるとともに、また通常の筆
記具と同様の操作感覚で用いることができる優れた情報
入力装置を提供できる。
上記実施例では、振動伝達板8による入力タブレットを
CRTによる表示器11’  に重ねて用いる構成を示
したが、入力タブレットと表示器はこのように重ねて配
置される必要はなく、別体であってもかまわない。また
、表示器は液晶表示器などの他の表示方式のものであっ
てもよい。
さらに、入力された画像情報を表示出力する場合のみな
らず、記録装置などにより記録出力する場合でも同様の
技術を実施できる。これは他の処理装置や外部記憶装置
に入力された画像データを出力する場合でも同様である
。その場合には筆圧情報が入力画像の座標情報とともに
所定のフォーマットで出力される。
〔発明の効果〕
以上から明らかなように、本発明によれば、振動ペンか
ら入力された振動を振動伝達板に複数設けられたセンサ
により検出して前記振動ペンの振動伝達板上での座標を
検出するとともに、検出した座標に基づく画像情報を所
定の出力方式で出力する情報入出力装置において、前記
振動ペンの振動伝達板に対する筆圧を検出する手段を段
階的に各段階の間に筆圧不覚帯域を含んで設け、この筆
圧検出手段により検出した筆圧情報に基づき前記情報出
力の際の出力条件を制御する構成を採用しているので、
振動ペンの座標検出を介して入力された画像構成要素の
濃淡や、太細の書き分けなどの制御をチャタリング的状
態を生ずることな(、出力画像に反映させることができ
、普通の手書き作業と変わらない操作感覚を有する優れ
た情報入力装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を採用した情報入出力装置の構成を示し
たブロック図、 第2図は第1図の振動ペンの構造を示した説明図、第3
図は第1図の演算制御装置の構造を示したブロック図、 第4図は振動ペンと振動センサの間の距離測定を説明す
る検出波形を示した波形図、 第5図は第1図の波形検出回路の構成を示したブロック
図、 第6図は振動センサの配置を示した説明図、第7図はビ
デオ信号処理装置のブロック図、第8図は画像メモリの
説明図、 第9図は濃度分解の様子を示した表口、第10図(A)
〜(C)はそれぞれ筆圧の表示出力状態を示した説明図
である。 1・・・演算制御回路 3・・・振動ペン 4・・・振動子 6・・・振動センサ 8・・・振動伝達板 51・・・前置増幅器 15.16・・・入力ポート 52・・・エンベロープ検出回路 54.58・・・信号検出回路 59・・・A/D変換回路 91・・・ピークホールド回路 92・・・加算回路 93・・・コンパレータ 510・・・ラッチ回路 第4−い 75諸げ十笑記r)t7ptフイ色罵りを形ち汗Jt=
*翫汁ンα]第5町 ッtidt巴日兇ΩつQ’7つ犯 第6 廂 蒐’7El e・’r’*4%−IJEH&、1nro、7[1堝勤
t!ソ月聞1の故−因 一一一1f□   7Y′ non@+:4naam釦=iTr( 第C 1度6 荀10図 マB&衆杯組の説明胆 (A) (I3) (C)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)座標入力ペンのタブレット上の位置を検出して座
    標情報を出力する装置に於て、該座標入力ペンの筆圧を
    検出する手段を設け、該筆圧を検出する手段に、筆圧を
    複数段階に判別する手段を有し、複数の筆圧を判別する
    際、各段階の間に筆圧不感帯域を設け、この筆圧検出手
    段により検出した筆圧情報に応じて前記情報出力の際の
    出力条件を制御することを特徴とする情報入出力装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項に於て、座標入力ペン
    が振動ペンであり、入力された振動を振動伝播体に複数
    設けられたセンサにより検出して前記振動ペンの振動伝
    播体上での座標を検出することを特徴とする情報入出力
    装置。
JP2191023A 1990-07-18 1990-07-18 情報入出力装置 Pending JPH0476721A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2191023A JPH0476721A (ja) 1990-07-18 1990-07-18 情報入出力装置

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JP2191023A JPH0476721A (ja) 1990-07-18 1990-07-18 情報入出力装置

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JP (1) JPH0476721A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU742672B2 (en) * 1997-07-11 2002-01-10 Nissan Chemical Industries Ltd. Aqueous suspension-type pesticide composition

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU742672B2 (en) * 1997-07-11 2002-01-10 Nissan Chemical Industries Ltd. Aqueous suspension-type pesticide composition

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