JPH0476571A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH0476571A
JPH0476571A JP18979990A JP18979990A JPH0476571A JP H0476571 A JPH0476571 A JP H0476571A JP 18979990 A JP18979990 A JP 18979990A JP 18979990 A JP18979990 A JP 18979990A JP H0476571 A JPH0476571 A JP H0476571A
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charging
roller
charging roller
contact
photosensitive drum
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JP18979990A
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Inventor
Koichi Tanigawa
谷川 耕一
Tetsuo Saito
斉藤 哲雄
Fumitaka Aoki
文孝 青木
Hirokazu Ikegami
廣和 池上
Kenji Nagata
健二 永田
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は帯電装置に関する。
更に詳しくは、被帯電体面に帯電部材を接触させて被帯
電体面を帯電処理する接触式の帯電装置に関する。
(従来の技#T) 例えば、電子写真装置(レーザービームプリンタ・複写
機・画像表示装置等)、静電記録装置などの画像形成装
置や、静電吸着搬送装置などにおいて、感光体・誘電体
等の像担持体、静電吸着用の誘電体ベルトなどの被帯電
体面を帯電処理する手段機器としてはコロナ帯電器を利
用するのが従来−船釣であった。
コロナ帯電器は細いワイヤ電極に高電圧を印加してシー
ルド電極との間でコロナ放電を発生させ、放電開口から
出るコロナ放電に被帯電体面を曝すことにより被帯電体
面を帯電する非接触型の帯電装置である。
コロナ帯電器は感光体等の被帯電体面を所定の極性・電
位に均一に帯電処理する手段として有効である。しかし
、高価な高圧トラス(例えば6〜8KV)を必要とする
、高圧に対する絶縁対処構成が犬掻りになる、電力効率
か悪い、コロナ放電により好ましくないオゾン等のコロ
ナ放電生成カス(以下、オゾンと称す)か比較的多く発
生する、その対処構成か犬掻りになる等の問題点を有し
ている。
このようなコロナ帯電器に対して、前記したように、帯
電部材を被帯電体に接触させて被帯電体面の帯電を行な
う接触帯電型の帯電装置があり、これは電源の低圧化か
図れる、オゾンの発生量か少ない、低コスト化できる等
の利点を有することから、近年は、例えば画像形成装置
において感光体・誘電体等の像担持体面を帯電処理する
ための、コロナ帯電器に代わる帯電手段機器として注目
され実用化されている。
第6図に接触型の帯電装置を像担持体の一次帯電手段と
して用いた電子写真プロセス(カールソンプロセス)利
用のレーザービームプリンタの例の概略構成を示した。
1は被帯電体たる像担持体としての感光ドラムである。
例えば、アルミニウム等の導電性基体トラム1bの外周
面に感光体としての有機光導電体層1aを形成したもの
で、所定の周速度(プロセススピード)をもって矢印の
時計方向に回転駆動される。
2は帯電部材としての帯電ローラてあり、導電性芯金2
8の外周に金型成形法等により同心一体に導電性エラス
トマーローラ部2bを形成し、更にその外周面に表面被
覆層2Cを形成したものである。
該帯電ローラは、芯金2aの両端部を感光トラム1へ向
う方向への移動自由度をもたせてホルタ11(定置固定
)に軸受させて感光トラム1にほぼ並行に配列し、押圧
ばね12によって所定の押圧力fてローラ部を感光ドラ
ム1面に所定に押圧接触させた状態に保持させである。
Nは帯電ローラ2と感光ドラム1との圧接ニップ部を示
す。本例の場合、該帯電ローラ2は感光ドラム1の回転
駆動に伴ない従動回転する。
13は帯電ローラ2に対するバイアス印加電源であり、
この電源から所定のバイアス電圧(直流電圧、或いは直
−a電圧と振動(交流)電圧との重畳電圧など)を押圧
ばね12(導電性)・芯金2aを介して帯電ローラ2に
印加することで、回転感光ドラム1面が所定の極性・電
位に接触帯電方式で一様に帯電処理される。
その感光トラム1の帯電処理面がレーザー露光装置3か
ら出力される、目的画像情報の時系列電気デジタル画素
信号に対応して変調されたレーザー光でイメージ走査露
光されることで、該感光ドラム1面に目的画像情報の静
電潜像が形成され、次いでその静電潜像が現像装置4に
よって反転現像されてトナー像として顕画化される。
次いで、該感光ドラム1面のトナー像は不図示の給紙部
から感光ドラム1と転写帯電器5との間(転写部)へ適
切なタイミングをもって給送された転写材6の面に順次
に転写されていく。
転写部を通ってトナー像転写を受けた転写材6は感光ド
ラム1面から順次に分離されて画像定着装置7へ導入さ
れて画像形成物(プリント)として出力される。
画像転写後の感光ドラム1面はクリーニング装置8によ
り転写残りトナーや転写材の紙粉等の付着残存汚染物の
除去を受けて清浄面化され縁り返して作像に供される。
接触帯電部材2は上記例のローラ型に限らす、プレート
型、バット型、ロット型、ブロック型、ベルト型、ブラ
シ型、シート型等の任意の形状・形態のものとすること
がてきる。
(発明か解決しようとする問題点) 帯電部材を被帯電体に接触させて帯電する接触型の帯電
装置は単位時間当りの発生オゾン量かコロナ帯電器に比
べれば少ないことか特長点の1つとして挙げられる。
しかし、コロナ帯電器の場合は被帯電体との間に離間隙
間が存在しているからその離間隙間が通風路となって帯
電器内やその近傍部のオゾンの排除・拡散か排気ファン
手段等で比較的スムーズになされ易いのであるか、接触
型の帯電装置の場合はオゾンの発生部所か被帯電体1と
帯電部材2との接触域にツブ部N)やその前後側近傍の
狭い微小ギャップ部であり、接触帯電部材周辺の空気を
排気ファン手段等により吸引排除するようにしても、オ
ゾン発生部所である上記の微小キャップ部の発生オゾン
含有空気を引くことは難かしく、単位時間当りの発生オ
ゾン量が少ないといえとも、通風性・拡散性の悪い該微
小ギャップ部のオゾン濃度が経時的に高濃度化していき
やすい。
そのため前述例のプリンタなどの画像形成装置について
いうと、そのオゾンによる次のような悪影響をみること
かある。
(1)高湿環境下での画像流れ。
発生オゾンで窒素酸化物が形成され、高湿環境下ではそ
れか低抵抗物質としての硝酸塩となり感光ドラム1面を
導電化して電荷保持能を低下させることで、形成静電潜
像従って出力画像が乱れて所謂「画像流れ」現象が発生
する。
この画像流れ現象は、特に、高湿環境下で且つ連続プリ
ントの実行等で上記微小ギャップ部でのオゾン濃度が高
くなる場合に発生をみやすい。
(2)低湿環境下での帯電部材の劣化。
帯電部材としの帯電ローラ2が低湿環境下で長期使用さ
れた場合、表面被覆層2Cが高抵抗化して被帯電体とし
ての感光トラム1の帯電電位が低下し、反転現像の場合
は白地の地力ブリを発生し、正規現像の場合は濃度低下
を招くことがあった。
これは表面被覆層2Cが前記の発生オゾンの影響を受け
て劣化して高抵抗化することによるもので、特に、低湿
環境下で顕著に発生する現象である。
(3)帯電部材の変形。
これは発生オゾンとは直接的には関係しない問題である
が、接触型の帯電装置では帯電部材としての帯電ローラ
が被帯電体としての感光ドラム面に対して所定の押圧力
をもって圧接されている状態て放置されることて帯電ロ
ーラか感光ドラムとの接触部部分で永久変形を生じて均
一な帯電ができなくなることかある。
上記(1)〜(3)のような問題は帯電部材がローラ型
である場合に限らず、プレート型なと他の形状・形態の
ものである場合にも共通することである。
本発明は接触型の帯電装置についての上記のような問題
点を解消することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、被帯電体面に帯電部材を接触させて被帯電体
面を帯電処理する接触式の帯電装置において、帯電部材
の被帯電体面に対する位置を変位可能となし、被帯電体
の帯電実行時又は駆動時と、帯電非実行時又は非駆動時
とで位置が異なるようにしたことを特徴とする帯電装置
(作 用) 具体的には、 ■、被帯電体の帯電実行時又は駆動時(以下、第1状態
時という)には帯電部材を被帯電体面に所定に押圧接触
させた状態に保持させ、帯電非実行時又は非駆動時(以
下、第2状態時という)には被帯電体面から非接触に全
体的に或いは部分的に離間させた状態に変位させる。
■、第2状態時も帯電部材の被帯電体面に対する接触は
保たせるが、第1状態時における所定の押圧接触のため
の押圧力は解除もしくは低減状態にする。
■、第1状態時と第2状態時とで帯電部材の被帯電体面
上における接触位置を位置ズレ移動させる。
などの態様により、帯電部材の被帯電体面に対する位置
を変位可能とし、第1状態時と第2状態時とで異なる位
置に切換えさせるものである。
■のように、第2状態時は帯電部材を被帯電体面から全
体的に或いは部分的に非接触に離間させた位置に切換え
ることで、第1状態時の帯電実行時に帯電部材と被帯電
体との接触域にツブ部N)及びその近傍の微小キャップ
部に発生して滞留したオゾンが、帯電部材と被帯電体と
の間にできた離間部が通風路となることで排除・拡散さ
れ易くなり、前記(1)や(2)のような滞留オゾンに
よる高温環境下での画像流れ現象や、低湿環境下での帯
電部材の劣化現象か防止もしくは大幅に低減化される。
また帯電部材を被帯電体面に常時押圧接触させておく場
合におけるような前記(3)の如き帯電部材の押圧へた
りによる永久変形現象も防止もしくは大幅に低減化され
る。
■のように、第2状態時も帯電部材の被帯電体面に対す
る接触は保たせるが、所定の押圧接触のための押圧力は
解除もしくは低減状態にするようにしても、帯電部材の
被帯電体面に対する接触域幅にツブ部幅)が第1状態時
の大状態から小状態に変化することて第1状態時の帯電
実行時にオゾンか滞留した帯電部材と被帯電体との接触
域及びその近傍の微小キャップ部のキャップが拡大して
該キャップ部の空気流通性かよくなり、また帯電部材に
対する押圧力の作用・解除時の弾性変形による該帯電部
材の近傍に生じるミクロの空気撹乱流動により滞留オゾ
ンの排除・拡散性がよくなる。
従って、この場合も滞留オゾンによる画像流れ現象や帯
電部材の劣化現象、並びに帯電部材の押圧へたりによる
永久変形現象か防止もしくは大幅に低減化される。
■のように、第1状態時と第2状態時とて帯電部材の被
帯電体面上における接触位置を位置ズレ移動させるよう
にしても、第1状態時の帯電実行時にオゾンか滞留した
帯電部材と被帯電体との接触域及びその近傍の微小ギャ
ップ部の被帯電体面上での位置が第2状憇時には移動す
ることと、該移動で帯電部材の近傍に生じる空気の撹乱
流動により滞留オゾンの排除・拡散性がよくなる。
従って、この場合も滞留オゾンによる画像流れ現象や帯
電部材の劣化現象が防止もしくは大幅に低減化される。
(実 施 例) 〈実施例1〉(第1図) 本実施例は被帯電体としての感光トラム1の面に対して
帯電部材としての帯電ローラ2を帯電実行時は感光ドラ
ム1面に所定の押圧力をもって押圧接触させた状態に保
たせ、帯電非実行時は感光ドラム1面から離した位置に
変位保持させるようにしたものである。
第1図(a)は上記の押圧接触状恩時、同図(b)は離
れ状態時の側面図、同図(C)は帯電ローラ部分の平面
図を示している。
帯電ローラ2は芯金2aの各両端部とその側の軸受ホル
ダ11との間に夫々設けた引張りばね14により感光ド
ラム1面から離れる方向に常時引き上げ付勢されている
15は支軸16を中心に上下揺動自由の二叉アームであ
り、その二叉の2つのアーム先端部15a・15aを夫
々帯電ローラ芯金2aの両端側の上面に受けさせである
17は電磁ソレノイド−プランジャ装置(以下SL装置
と記す)であり、その進退プランジャ17aを上記のア
ーム15に結合させである。
SL装置17に対する非通電時(オフ時)はプランジャ
17aにはソレノイド内への引き込み力か作用せず、帯
電ローラ2か引張りばね14により感光ドラム1面から
引き上げられて隙間αを存して離間した第1図(b)の
状態に保持される。
この状態においてSL装置17に通電かなされると(オ
ン時)、プランジャ17aがソレノイド内へ引き込まれ
ることでアーム15が支軸16を中心に図面上反時計方
向へ回動され、これに連動して芯金2aの両端部か夫々
そのアームの先端部15a・15aで下方へ押圧されて
帯電ローラ2が引張りばね14に抗して下方へ押し下げ
られて感光ドラム1面に所定の押圧力をもって押圧接触
した第1図(a)の状態になる。この押圧接触状態はS
L装置17がオンに保たれている限り保たれる。オフに
されることで第1図(b)の引き上げ状態に復帰する。
第1図(d)はプリントサイクルにおいて上記のように
帯電ローラ2を感光ドラム1面に対して接離させるSL
装置17のオン−オフシーケンスの一例を示している。
このシーケンスは2枚連続プリントの場合を示している
1)プリント開始信号が制御回路に人力する前のスタン
バイ時は感光トラム1の回転は停止しており、SL装置
17はオフで、帯電ローラ2は感光ドラム1面から離さ
れている((b)図)。
2)プリント開始信号が入力されると、感光トラム1の
回転駆動が開始され、SL装置17かオンとなり、帯電
ローラ2が感光ドラム1面に対して押圧接触した状態に
切換えられて該帯電ローラ2による感光ドラム1面の帯
電処理が実行される((a)図)。
3)感光ドラム1面か1枚目の画像形成を行なうに足る
長さ範囲面について帯電されるとSL装置17かオフに
されて帯電ローラ2か感光トラム1面から離された状態
に切換えられる。
4)次に2枚目の画像形成が始まる直前にSL装置17
がオンにされて帯電ローラ2が再び感光ドラム1面に対
して押圧接触した状態に切換えられて2枚目の画像形成
のための感光ドラム面の帯電が開始される。
5)感光ドラム1面が2枚目の画像形成を行なうに足る
長さ範囲面について帯電されるとSL装置17がオフに
されて、帯電ローラ2が感光ドラム1面から離された状
態に切換えられる。
6)各画像形成サイクルにおいて、帯電ローラ2が感光
ドラム1に接触して帯電処理する長さ範囲はレーザー走
査露光により画像情報が書き込まれるドラム面領域より
も若干広くなるようにSL装置17のオン・オフ間隔は
設定されている。
現像装置4の現像バイアスはドラム面の画像情報の書き
込まれた領域のみに作用し、帯電ローラ2が感光ドラム
1から離れている領域には作用しないようにオン・オフ
間隔が設定されている。
7)帯電ローラ2に対する電圧印加はプリント開始信号
が入力された後は最終枚目のプリントが終了するまで継
続してなされる。
而して、プリンタのスタンバイ時・後回転時・紙間等の
帯電非実行時(非画像形成時)は帯電ローラ2を感光ド
ラム1面から非接触に離間させた状態(第1図(b))
に切換えることで、帯電実行時(画像形成時)に帯電ロ
ーラ2と感光トラム1の接触域N及びその近傍の微小ギ
ャップ部に発生して滞留したオゾンは帯電ローラ2と感
光トラム1との離間部αが通風路となることでプリンタ
内の排気・排熱ファンによる気流により容易に排除・拡
散されやすくなり、滞留オゾンによる前述のような弊害
が除去される。
本実施例では、帯電ローラ2に対する電圧印加はプリン
ト開始信号が人力されてから最終枚目のプリントが終了
するまで継続して行なわせたが、感光ドラム1へ帯電ロ
ーラ2から帯電電荷が供給されるのは画像領域に対応し
た時間のみであり、紙間に対応する領域には、帯電ロー
ラ2が感光トラム1から離れていて電荷は供給されず、
従ってその分帯電ローラ2に流れる電流は減少し、オゾ
ンの発生もなく、オゾンの発生総量が減少する。
帯電実行待以外は帯電ローラ2は感光ドラム1面から離
されていることで、常時押圧接触状態に保持することに
よる帯電ローラ2の永久変形現象も防止され、また感光
トラム1上に存在する現像剤等の細かな塵埃か帯電ロー
ラ2に転移する確率も減り、帯電ローラ2の汚れを軽減
できる効果もある。
〈実施例2〉(第2図) 本実施例は前記実施例1のものについて、SL装置17
のオフ時の引張りばね14による帯電ローラ2の引き上
げ移動量を、アーム15の上方回動角についてホルタ1
1に具備させたストッパ部18により制限することで、
帯電ローラ2の感光ドラム1面に対する接触は保たせて
感光ドラムに対する積極的な押圧力は実質的に解除もし
くは低減状態にするようにしだものである。
第2図は帯電実行時の所定の押圧接触状態(2点鎖線水
)に対して、上記のように押圧力を解除もしくは低減さ
せた状態を示している。
而してSL装置17のオフ時は、帯電ローラ2の感光ド
ラム1に対する接触域幅にツブ部幅)が帯電実行時の大
状態Nから小状態N1に変化することで、帯電実行時に
オゾンか滞留した帯電ローラ2と感光トラム1との接触
域N及びその近傍の微小ギャップ部のギャップが拡大し
て該ギャップ部の空気流動性がよくなり、また帯電ロー
ラ2に対する押圧力の作用・解除時の該帯電ローラの弾
性変形により帯電ローラ近傍に生じる空気撹乱流動によ
り滞留オゾンの排除・拡散性かよくなる。
本実施例のように、帯電ローラ2の感光トラム1面に対
する接触は保たせて帯電実行時と非実行時とで帯電ロー
ラに対する押圧力をオン・オフ制御するようにすること
で、そのオン・オフ制御時に発生する機械的衝撃が軽減
でき、特に、帯電ローラ2の質量が大きい場合でも、レ
ーザー走査露光による感光トラム1への画像情報書き込
み時のブレ等を生しさせることなく良好な画像を出力〈
実施例3〉(第3図) 23は芯金2aのへりカルギヤ配設側とは本実施例は被
帯電体としての感光トラム1の回転駆動・駆動停止に連
動させて帯電部材としての帯電ローラ2を感光ドラム1
面に対して帯電処理可能な所定の押圧接触状態と押圧解
除状態とに切換えさせるようにしたものである。
第3図(a)   (b)は帯電ローラ部分の平面図と
正面図であり、20は感光ドラム1の端側に同心一体に
設けたへりカルギヤ、21は帯電ローラ2の芯金2aの
一端側に同心一体に設けたへりカルギヤであり、感光ド
ラム1側の上記のへりカルギヤ20に噛合している。
帯電ローラ2は感光ドラム1の上面にドラムと略並行に
して自重で載せてあり、芯金2aの両端部を夫々軸受ホ
ルダ22・22(定置配置)により感光トラム1の周方
向への移動は規制し、軸線方向(スラスト方向)及び感
光トラム1に対して上下方向への移動は許容して配設し
である。
反対側(非駆動側)の端部に接触させて定置配置した斜
め下向きのカム板である。
感光トラム1が回転駆動されると、その回転力かヘリカ
ルキャ20、同21を介して帯電ローラ2へ伝達されて
帯電ローラ2も連動して回転駆動される。
この場合、帯電ローラ2側のへりカルギヤ21は回転駆
動された感光ドラム1側のヘリカルキャ20に食い込み
回転力を受けると同時に感光ドラム側のヘリカルギヤ2
0上を図面上左方へ向うスラスト移動力を受ける。
即ち、帯電ローラ2が左方(非駆動側)へ向うスラスト
移動力F1を受ける。帯電ローラ2の芯金2aの非駆動
側の端部は斜め下向きのカム板23面に接触しており、
そのため帯電ローラ2には上記のスラスト移動力F1の
分力として感光ドラム1面への押し付は力F2が作用す
る。
この押し付は力F2により帯電ローラ2がエラストマー
ローラ部2bの弾性に抗して感光ドラム1面に対して帯
電処理可能な所定の押圧接触状態になる(第3図(C)
)。この押圧接触状態は感光ドラム1が回転駆動されて
いる限り維持される。
感光トラム1の回転駆動が停止されると、回転へりカル
ギヤ20・21から帯電ローラ2へのスラスト移動力F
1の作用が解除され、従って押し付は力F2も解除され
るので帯電ローラ2はエラストマーローラ部2bの弾性
復元力でスラスト移動力F1の方向とは反対の方向(駆
動側)へ戻り移動し、感光ドラム1上に自重で乗って軽
く接しているだけの押圧力解除状態になる(第3図(d
))。
帯電ローラ2に対するバイアス電圧の供給シーケンスは
、感光ドラム1の回転に同期して行なえばよいが、プロ
セススピードの速い装置など帯電電流の値が大きいもの
においては画像域に応じてバイアス電圧の供給をオン・
オフ制御することで平均的なオゾン発生量を小さくてき
る。
而して感光トラム1の駆動時は帯電ローラ2の感光トラ
ム1に対する接触域幅にツブ部幅)か帯電処理可能な大
状態N(第3図(C))となり、感光ドラム1の非駆動
時は小状態N。
(第3図(d))に変化することで、感光トラム1の非
駆動時には、感光トラム1の駆動時の帯電実行時にオゾ
ンか滞留した帯電ローラ2と感光ドラム1との接触域N
及びその近傍の微小キャップ部のキャップが拡大して該
キャップ部の空気流動性かよくなり、また帯電ローラ2
に対する押圧力の作用・解除時の該帯電ローラの弾性変
形により帯電ローラ近傍に生しる空気撹乱流動により滞
留オゾンの排除・拡散性がよくなる。
実施例2のものと同様に帯電ローラ2は感光トラム1に
接した状態で感光トラム1の回転・回転停止に連動して
押圧力印加、その解除かなされるから、押圧力オン・オ
フ時に発生する機械的f?撃か軽減できる。
また、装置のスタンバイ時など感光トラム1の非駆動時
には帯電ローラ2には押圧力が働かないので、装置が長
期間放置されても帯電ローラ2の永久変形現象が防止さ
れる。
〈実施例4〉 本実施例は実施例3とは異なる手段機構で、感光ドラム
1の回転駆動・駆動停止に連動させて帯電ローラ2を感
光ドラム1面に対して帯電処理可能な所定の押圧接触状
態と押圧解除状態とに切換えさせるようにしたものであ
る。
即ち、帯電ローラ2は芯金両端部側に夫々設けた横長の
ホルタ24・24(定置固定)により感光トラム1の回
転方向上下流側に移動案内され、押しばね25により常
時ドラム回転方向上流側への移動付勢を受けている。2
6・26は帯電ローラ2の芯金両端部側に夫々芯金の上
側に前下り傾斜させて定置配設したカム板である。
感光ドラム1の回転が停止されているときは、第4図(
b)のように、帯電ローラ2は押圧ばね25の付勢力で
芯金2aの両端部か夫々ホルタ24・24の左端壁内面
(ストッパ面)24aに当って受は止められるまで感光
ドラム回転方向上流側へ押し動かされた位置状態にある
。この位置状態にあるときは帯電ローラ2は感光ドラム
1上に自重で載って軽く接しているたけの押圧力解除状
態に保持されている。
この状態から感光トラム1か回転駆動されると帯電ロー
ラ2は従動回転すると共に感光ドラムスとの接触ニップ
部N1における摩擦力によって感光ドラム1の回転方向
下流側への移動力を受け、押しばね25の付勢力に抗し
て該ばねを押し縮めながらドラム回転方向下流側へ移動
し、その移動途中で芯金28の両端部の上面か夫々前下
り傾斜のカム板26・26の下面に接することで帯電ロ
ーラ2に感光ドラム1面への押し付は方F3が作用し、
その力により帯電ローラ2かエラストマーローラ部2b
の弾性に抗して感光ドラム1面に対して帯電処理可能な
所定の押圧接触状態になる(第4図(a))。この押圧
接触状態は感光トラム1が回転駆動されている限り維持
される。
感光トラム1の回転駆動が停止されると上記の摩擦力に
よる帯電ローラ2のドラム回転方向下流側への移動力が
なくなり、帯電ローラ2は押しばね25の押し圧力で再
び前述第4図(b)の押圧力解除状態位置へ押し戻され
る。
而して本実施例のものも、感光トラム1の駆動時は帯電
ローラ2に押圧力か作用して帯電ローラ2の感光トラム
1に対する接触域幅にツブ部幅)か帯電処理可能な大状
態N(第4図(a))となり、感光ドラム1の非駆動時
は小状態Nl(第4図(b))に変化することで、前述
実施例3と同様の作用・効果か得られる。
又本実施例のものは帯電ローラ2か感光トラム1の駆動
時と非駆動時とで感光トラム1に対する接触位置が移動
するので、その移動に伴ない帯電ローラ2の近傍に生じ
る空気撹乱によっても滞留オゾンの排除性・拡散性が高
まる。
〈実施例5〉(第5図) 本実施例は実施例4の変形例を示している。
即ち本実施例は実施例4のものにおいて、帯電ローラ2
の芯金両端部側を夫々軸受させたホルタ24・24の一
方24 (A)について他方24 (B)よりも芯金ガ
イドストロークを長くしたものである。
而して、感光トラム1の回転が停止されているときは実
施例4の場合と同様に帯電ローラ2は押しばね25の付
勢力で芯金2aの両端部が夫々ホルタ24 (A)・2
4 (B)のストッパ面24a・24aに当って受は止
められるまで感光ドラム回転方向上流側へ押し動かされ
た位置状態に保持されるが、本実施例の場合は上記のよ
うに一方と他方のホルタ24 (A)24 (B)の芯
金ガイドストロークを長短異ならせであるから、帯電ロ
ーラ2は第5図(b)のように感光ドラム1の母線に対
して傾きを持った姿勢状態に保持される。
この状態において帯電ローラ2は芯金カイトストローク
の短いホルダ24 (B)側の部分は感光ドラム1面に
押圧力解除状態で接触しており、芯金ガイドストローク
の長いホルタ24 (A)側の部分は感光ドラム1面か
ら離れて空隙β(第5図(C))を生じている。
この状態から感光トラム1が回転駆動されると、帯電ロ
ーラ2は芯金ガイドストロークの短いホルダ24 (B
)側の部分は感光ドラム1面に接しているから帯電ロー
ラ2には従動回転力と、摩擦力によるドラム回転方向下
流側への移動力が作用してホルダ24 (B)側のロー
ラ部分からホルタ24 (A)側のローラ部分が順次に
引き込み的に移動して最終的に帯電ローラ2がドラム母
線に並行化して第5図(a)の状態、即ち実施例4の第
4図(a)と同核の押圧接触状態に転換される。
この実施例の場合も実施例3・4と同様の作用・効果が
得られる。
本実施例の場合は感光トラム1の回転駆動か停止される
と上記のように帯電ローラ2が感光トラム1面から離れ
る部分βができるので、帯電電流により発生した滞留オ
ゾンは実施例3や同4の場合よりも更に排除・拡散され
やすくなる。
(発明の効果) 以上のように本発明に依れば、接触型の帯電装置におい
て問題の、帯電実行時に帯電部材と被帯電体との接触部
及びその近傍の微小ギャップ部に滞留するオゾンに起因
する。弊害を効果的に解消できる。また装置を長期間放
置した場合でも帯電部材にへたり変形を生じさせないも
ので、所期の目的がよく達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例装置を示したもので、同図(a)
 ・同図(b)は夫々帯電ローラの押圧接触状態時と離
れ状態時の側面図、同図(c)は帯電ローラ部分の平面
図、同図(d)はSL装置のオン−オフシーケンス例で
ある。 第2図は第2の実施例装置の帯電ローラ押圧解除状態図
である。 第3図は第3の実施例装置を示したものて、同図(a)
・同図(b)は夫々帯電ローラ部分の平面図と正面図、
同図(C)・同図(d)は夫々帯電ローラの押圧接触状
態時と押圧力解除状態時の側面図である。 第4図は第4の実施例装置を示したもので、同図(a)
・同図(b)は夫々帯電ローラの押圧接触状態時と押圧
力解除状態時の側面図、同図(C)は帯電ローラ部分の
平面図である。 第5図は第5の実施例装置を示したもので、同図(−a
 )・同図(b)は夫々帯電ローラの押圧接触状態時と
押圧力解除状態時の平面図、同図(C)は押圧力解除状
態時の帯電ローラ部分の側面図である。 第6図は接触型の帯電装置を用いたプリンタの例の概略
構成図である。 第30(a) 1は被帯電体としての感光ドラム、2は帯電部材として
の帯電ローラ、2aはローラ芯金、11・22・24は
軸受示ルダ、12・14・25は押圧又は引っ張りばね
、20・21はへりカルギヤ、23・26はカム板、N
−N、はニップ部、α・βは隙間部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被帯電体面に帯電部材を接触させて被帯電体面を
    帯電処理する接触式の帯電装置において、帯電部材の被
    帯電体面に対する位置を変位可能となし、被帯電体の帯
    電実行時又は駆動時と、帯電非実行時又は非駆動時とで
    位置が異なるようにした、ことを特徴とする帯電装置。
  2. (2)被帯電体の帯電実行時又は駆動時は帯電部材を被
    帯電体面に帯電処理可能な所定の接触位置に保持させ、
    帯電非実行時又は非駆動時は被帯電体面から離れた位置
    に変位させることを特徴とする請求項1記載の帯電装置
JP18979990A 1990-07-18 1990-07-18 帯電装置 Pending JPH0476571A (ja)

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