JPH0476359A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0476359A
JPH0476359A JP18687290A JP18687290A JPH0476359A JP H0476359 A JPH0476359 A JP H0476359A JP 18687290 A JP18687290 A JP 18687290A JP 18687290 A JP18687290 A JP 18687290A JP H0476359 A JPH0476359 A JP H0476359A
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temperature
pressure
compressor
variable capacity
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JP18687290A
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Manabu Kitamoto
学 北本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、室外ユニットおよび複数台の室内ユニット
からなるマルチタイプの空気調和機に関する。
(従来の技術) 室外ユニットおよび複数台の室内ユニットからなるマル
チタイプの空気調和機として、第8図に示すものがある
Aは室外ユニットで、能力可変圧縮機および室外熱交換
器を有している。この室外ユニットAに分岐ユニットB
を接続し、その分岐ユニットBに複数台の室内ユニット
c1.C2,C3を接続している。これら室内ユニット
CI +  C2+  C3はそれぞれ室内熱交換器を
有している。
そして、室外ユニットA1分岐ユニットB、および室内
ユニットCI +  C2,C3にかけては、ヒートポ
ンプ式冷凍サイクルを構成している。
室内ユニットC】、C2,C3は、それぞれの空調負荷
に応じた要求能力を周波数設定信号f1゜f2+  f
3として分岐ユニットBへ送る機能を有する。
分岐ユニットBは、送られてくる周波数設定信号fl、
f2+  f3から各室内ユニットの要求能力を求め、
その総和に対応する周波数設定信号foを室外ユニット
Aに送る機能を有する。
室外ユニットAは、送られてくる周波数設定信号f。に
応じて各圧縮機の運転台数および運転周波数を制御する
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記の空気調和機の場合、据え付は場所によ
っては、室外ユニットAから室内ユニットC1,C2,
C3にかけての配管長がきわめて長くなることがある。
たとえば、配管長が100メートルにも達することがあ
る。
ガス側配管があまり長くなると、冷房時、室外ユニット
と各室内ユニットとの間の圧力損失が大きくなる。
圧力損失が大きいと、外気温度が低くてしかも室内負荷
が小さい場合、冷凍サイクルの高圧側圧力および低圧側
圧力がかなり低下し、冷媒の循環量が押さえられる。ま
して、室外ユニットの室外熱交換器に風(10ti/s
ぐらい)が吹き付けると、高圧側圧力はさらに低下する
こうなると、圧縮機の内部温度が急上昇して内部過熱を
生じ、圧縮機の寿命に悪影響を与える。
また、暖房運転では、外気温度が低くてしかも室内温度
が高い場合、室外ユニットと各室内ユニットとの間の配
管長にかかわらず、圧縮機の圧縮比が増大し、それに伴
って圧縮機の吐出冷媒温度が異常上昇し、圧縮機を始め
とする冷凍サイクル機器の寿命に悪影響を与えることが
ある。
この発明は上記の事情を考慮したもので、請求項1の空
気調和機は、室外ユニットと各室内ユニットとの間の配
管長が長くても、高圧側圧力および低圧側圧力の低下を
防ぐことができ、これにより圧縮機の内部過熱を防ぎ、
ひいては圧縮機の寿命向上を図ることを特徴とする 請求項2の空気調和機は、圧縮機の圧縮比の増大を防ぎ
、これにより圧縮機の吐出冷媒温度の異常上昇を防ぎ、
圧縮機を始めとする冷凍サイクル機器の寿命向上を図る
とともに、安定かつ効率の良い運転を可能とすることを
目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 請求項1の空気調和機は、能力可変圧縮機および室外熱
交換器を有する室外ユニットと、それぞれが室内熱交換
器を有する複数台の室内ユニットと、前記能力可変圧縮
機、室外熱交換器、各室内熱交換器を接続した冷凍サイ
クルと、この冷凍サイクルの液側配管から低圧側配管に
かけて設けたバイパスと、このバイパスに設けた弁と、
前記各室内ユニットの要求能力の総和に応じて前記能力
可変圧縮機の能力を制御する手段と、前記能力可変圧縮
機の吐出冷媒の温度を検知する温度検知手段と、前記能
力可変圧縮機の吐出冷媒の圧力を検知する圧力検知手段
と、この圧力検知手段の検知圧力が設定値以下で且つ前
記温度検知手段の検知温度が設定値以上のとき前記弁を
開放する手段とを備える。
請求項2の空気調和機は、能力可変圧縮機および室外熱
交換器を有する室外ユニットと、それぞれが室内熱交換
器を有する複数台の室内ユニットと、前記能力可変圧縮
機、室外熱交換器、各室内熱交換器を接続した冷凍サイ
クルと、この冷凍サイクルの油側配管から低圧側配管に
かけて設けたバイパスと、このバイパスに設けた弁と、
前記能力可変圧縮機の吐出冷媒の温度を検知する第1温
度検知手段と、前記能力可変圧縮機のケースの温度を検
知する第2温度検知手段と、前記能力可変圧縮機の圧縮
比を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果が設
定値以上で且つ前記第1温度検知手段の検知温度が設定
値以上のとき前記能力可変圧縮機の能力を低減する手段
と、前記検出手段の検出結果が設定値以下で且つ前記第
1温度検知手段の検知温度が設定値以上のとき前記弁を
開放する手段と、この弁の開放に際して前記第2温度検
知手段の検知温度が設定値以下になると前記能力可変圧
縮機の能力を低減する手段とを備える。
(作用) 請求項1の空気調和機では、能力可変圧縮機の吐出冷媒
の圧力を検知するとともに、能力可変圧縮機の吐出冷媒
の温度を検知し、検知圧力が設定値以下で且つ検知部゛
度が設定値以上のとき、冷凍サイクルの油側配管から低
圧側配管にがけて設けたバイパスを導通させる。このバ
イパスの導通により、低圧側圧力の低下を防ぎ、ひいて
は高圧側圧力の低下を防いで冷媒循環量の回復を図り、
圧縮機の内部過熱を防ぐ。
請求項2の空気調和機では、能力可変圧縮機の吐出冷媒
の温度、および能力可変圧縮機のケースの温度を検知す
るとともに、能力可変圧縮機の圧縮比を検出する。この
圧縮比が設定値以上となったとき、吐出冷媒温度が設定
値以上ならば能力可変圧縮機の能力を低減し、圧縮比の
減少を図り、ひいては吐出冷媒温度の低減を図る。また
、圧縮比が設定値以下の場合は、吐出冷媒温度が設定値
以上となったとき、冷凍サイクルの油側配管から低圧側
配管にかけて設けたバイパスを導通させる。
このバイパスの導通により、能力可変圧縮機のケースの
温度を下げて吐出冷媒温度の低減を図る。
なお、バイパスの導通に際しては、能力可変圧縮機のケ
ースの温度が設定値以下になると能力可変圧縮機の能力
を低減し、ケースの温度が下がり過ぎを防ぐ。
(実施例) 以下、この発明の第1実施例について図面を参照して説
明する。この第1実施例は、請求項1の空気調和機に対
応する。なお、図面において第8図と同一部分には同一
符号を付し、その説明は省略する。
第1図に示すように、室外ユニットAは2台の能力可変
圧縮機1,2を備えている。
この圧縮機1,2の吐出口に逆止弁3,4および四方弁
5を介して室外熱交換器6を接続する。
この室外熱交換器6に、暖房用膨張弁7と冷房サイクル
形成用逆止弁8の並列回路、リキッドタンク9、電動式
流量調整弁(パルスモータバルブ;以下、PMVと略称
する)11,21,31、冷房用膨張弁12,22.3
2と暖房サイクル形成用逆止弁13.23.33の並列
回路を介し、室内熱交換器14,24.34をそれぞれ
接続する。
そして、室内熱交換器14,24.34を上記四方弁5
およびアキュームレータ10を介して圧縮機1.2の吸
込側に接続する。
こうして、ヒートポンプ式冷凍サイクルを構成している
。つまり、冷房運転時は図示実線矢印の方向に冷媒を流
して冷房サイクルを形成し、暖房運転時は四方弁5の切
換により図示破線矢印の方向に冷媒を流して暖房サイク
ルを形成する。
冷房用膨張弁12,22.32はそれぞれ感温筒12a
、22a、32aを有しており、これら感温筒を室内熱
交換器14,24.34と連通のガス側配管にそれぞれ
取付ける。
圧縮機1の吐出口と逆止弁3との間の吐出側配管にオイ
ルセパレータ41を設け、そのオイルセパレータ41か
ら圧縮機1の吸込側配管にかけてオイルバイパス42を
設ける。
圧縮機2の吐出口と逆止弁4との間の吐出側配管にオイ
ルセパレータ43を設け、そのオイルセパレータ43か
ら圧縮機2の吸込側配管にかけてオイルバイパス44を
設ける。
暖房用膨張弁7.逆止弁8の並列回路とリキッドタンク
9との間の油側配管にバイパス45の一端を接続し、そ
のバイパス45の他端を四方弁5とアキュームレータ1
0との間の低圧側配管に接続する。このバイパス45の
中途部にPMV46を設ける。
圧縮機1の吐出口とオイルセパレータ41との間の吐出
側配管に、温度検知手段として温度センサ47を取り付
ける。
圧縮機2の吐出口とオイルセパレータ43との間の吐出
側配管に、温度検知手段として温度センサ48を取り付
ける。
逆止弁3,4と四方弁5との間の高圧側配管に、圧力検
知手段として圧力センサ49を取付ける。
制御回路を第2図に示す。
室外ユニットAは、マイクロコンピュータおよびその周
辺回路からなる室外制御部50を備える。
この室外制御部50に、温度センサ47,48、圧力セ
ンサ49、インバータ回路51.52を接続する。
インバータ回路51.52は、交流電源53の電圧を整
流し、それを室外制御部50の指令に応じた所定周波数
(およびレベル)の交流電圧に変換し、圧縮機モータI
M、2Mにそれぞれ駆動電力として供給するものである
分岐ユニットBは、マイクロコンピュータおよびその周
辺回路からなるマルチ制御部60を備える。このマルチ
制御部60に、PMVII、21゜31を接続する。
室内ユニットc、 、c21  c3は、それぞれマイ
クロコンピュータおよびその周辺回路からなる室内制御
部70,80.90を備える。これら室内制御部に、運
転操作部71,81.91、および室内温度センサ72
,82.92をそれぞれ接続する。
そして、室外制御部50、マルチ制御部60、および室
内制御部70,80.90において、次の機能手段を備
えている。
■室内ユニットC1,C2,C3の要求能力の総和に応
じて圧縮機1,2の運転台数および運転周波数を制御す
る手段。
■冷房運転時、圧力センサ49が検知する高圧側圧力P
dが設定値(たとえば5 kg / cd G )以下
で、かつ温度センサ47,48が検知する吐出冷媒温度
Tdの少なくとも一方が設定値13以上のとき、PMV
46を開放する手段。
つぎに、上記の構成において第3図のフローチャートお
よび第4図の開度制御条件を参照しながら作用を説明す
る。
いま、全ての室内ユニットで冷房運転を行なっているも
のとする。
このとき、室内ユニットC1の室内制御部70は、室内
温度センサ72の検知温度と運転操作部71で定められ
た設定温度との差を演算し、その温度差に対応する周波
数設定信号f1を要求冷房能力としてマルチ制御部60
に転送する。
同じく、室内ユニットC2,C3の室内制御部80.9
0も、周波数設定信号f2.f3を要求冷房能力として
マルチ制御部60に転送する。
マルチ制御部60は、転送されてくる周波数設定信号に
基づいて各室内ユニットの要求冷房能力を求め、その総
和に対応する周波数設定信号f。
を室外制御部50に転送する。
室外制御部50は、転送されてくる周波数設定信号f、
に基づいて圧縮機1.2の運転台数および運転周波数F
(インバータ回路51.52の出力周波数)を制御する
。すなわち、要求冷房能力の総和が大きくなるに従い圧
縮機1の1台運転から圧縮機1.2の2台運転に移行す
る。
また、マルチ制御部60は、室内ユニットCI r02
、C3の要求冷房能力に応じてそれぞれ対応するPMV
ll、21.31の開度を制御し、室内熱交換器14,
24.34への冷媒流量を調節する。
この場合、冷房用膨張弁12,22.32は、自身を流
れる冷媒の温度と感温筒12 a、  22 a。
32aの感知温度との差が一定となるように自動的に開
度変化し、室内熱交換器14,24.34の冷媒過熱度
を一定に維持する働きをする。
一方、暖房運転では、冷媒の流れが逆になり、同様の能
力制御が行なわれる。
ところで、ガス側配管があまり長いと、冷房運転時、室
外ユニットAと室内ユニットC1+  02 rC5と
の間の圧力損失が大きくなる。
圧力損失が大きいと、外気温度が低くてしかも室内負荷
が小さい場合、冷凍サイクルの高圧側圧力Pdおよび低
圧側圧力Psがかなり低下し、冷媒の循環量が押さえら
れる。まして、室外ユニットAの室外熱交換器6に風(
10m/sぐらい)が吹き付けると、高圧側圧力Pdは
さらに低下する。
こうなると、圧縮機1,2の内部温度が急上昇して内部
過熱を生じ、圧縮機1,2の寿命に悪影響を与えてしま
う。
そこで、高圧側圧力Pdを圧力センサ49で検知し、さ
らに圧縮機1.2の吐出冷媒温度Tdを温度センサ47
,4gで検知し、高圧側圧力Pdが設定値(たとえば5
 kg / cd G )以下に下がった場合において
、次の制御を実行する。
温度センサ47,48が検知する吐出冷媒温度Tdのう
ち、どちらも設定値T3以下のX1ゾーンにあるとき、
PMV46の閉成状態を維持する。
温度センサ47,48が検知する吐出冷媒温度Tdのう
ち、少なくとも一方が設定値13以上(Td≧T3)の
X2ゾーンに入ると、PMV46を開放する。
この開放に当たっては、最初に所定開度まで開き、その
後はn分ごとにLパルスずつ開く。この開放によって吐
出冷媒温度Tdが設定値T3+T2間(T3 >Td≧
T2)のX3ゾーンまで下がると、そのときの開度を保
持する。吐出冷媒温度Tdがさらに下がって設定値”r
2.’r1間(T2>Td≧TI)のX4ゾーンに入る
と、PMV46を今度はn分ごとにMパルスずつ閉じて
いき、全閉させる。
こうして、PMV46が開放すると、バイパス45が導
通し、逆止弁8を経た液冷媒が低圧側配管に流入する。
この流入により、低圧側圧力Psの低下が防止され、ひ
いては高圧側圧力Pdの低下も防止され、冷媒循環量が
回復する。
したがって、圧縮機1.2の内部過熱を防ぐことができ
、圧縮機1.2の寿命向上が図れる。
次に、この発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例は、請求項2の空気調和機に対応する。
なお、図面において第1図ないし第4図と同一部分には
同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず、温度センサ47,48をそれぞれ第1温度検知手
段として用いる。
そして、第5図に示すように、圧縮機1のケースの底部
に、第2温度検知手段として温度センサ101を取り付
ける。
圧縮機2のケースの底部に、第2温度検知手段として温
度センサ102を取り付ける。
アキュームレータ10と圧縮機1,2の吸込口との低圧
側配管に、圧力検知手段として圧力センサ103を取付
ける。
制御回路を第2図に示す。
室外ユニットAの室外制御部50に、温度センサ47,
48,101,102、圧力センサ49゜103、イン
バータ回路51.52を接続する。
そして、室外制御部50、マルチ制御部60、および室
内制御部70,80.90において、次の機能手段を備
えている。
■室内ユニットCI 、C2r  c3の要求能力の総
和に応じて圧縮機1,2の運転台数および運転周波数を
制御する手段。
■暖房運転時、圧力センサ49が検知する高圧側圧力P
dと圧力センサ103が検知する低圧側圧力Psを取込
み、圧縮機1.2の圧縮比Qを演算して求める手段。
■求めた圧縮比Qが設定値Q+以上(Q≧Q+)で(高
圧縮比運転域) かつ温度センサ47゜48がそれぞれ
検知する吐出冷媒温度Tdの少なくとも一方が設定値1
3以上のとき、圧縮機1゜2の能力(運転周波数F)を
低減する手段。
■求めた圧縮比Qが設定値Q1以下(Q<Ql )で(
通常運転域)、かつ温度センサ47.48がそれぞれ検
知する吐出冷媒温度Tdのうち少なくとも一方が設定値
13以上のとき、PMV46を開放する手段。
■PMV46の開放に際して、温度センサ101.10
2が検知するケース温度Tcのうち少なくとも一方が設
定値Tcs以下(Tc≦Tc5)になると、圧縮機1.
2の能力(運転周波数F)を低減する手段。
つぎに、上記の構成において第7図のフローチャートお
よび第1実施例で示した第4図の開度制御条件を示を参
照しながら作用を説明する。
暖房運転時、外気温度が低くてしかも室内温度が高い場
合、圧縮機1.2の圧縮比Qが増大し、それに伴って圧
縮機1,2の吐出冷媒温度Tdが異常上昇し、圧縮機1
.2を始めとする冷凍サイクル機器の寿命に悪影響を与
えることがある。
そこで、高圧側圧力Pdを圧力センサ49で検知し、低
圧側圧力Psを圧力センサ103で検知し、圧縮機1.
2の吐出冷媒温度Tdを温度センサ47,4gで検知し
、圧縮機1.2のケースの温度Tcを温度センサ101
,1.02で検知し、次の制御を実行する。
高圧側圧力Pdと低圧側圧力Psを取込み、圧縮機1,
2の圧縮比Qを演算して求める。
求めた圧縮比Qが設定値01以上(Q≧Q+)で(高圧
縮比運転域) かつ温度センサ47゜48がそれぞれ検
知する吐出冷媒温度Tdの少なくとも一方が設定値13
以上のとき、圧縮機12の能力(運転周波数F)をnス
テップ低減する。
この能力低減により、圧縮比Qの減少を図り、ひいては
吐出冷媒温度Tdの低減を図る。したがって、吐出冷媒
温度Tdの異常上昇を防ぐことができ、圧縮機1,2を
始めとする冷凍サイクル機器の寿命向上が図れる。
求めた圧縮比Qが設定値01以下(Q<Q+ )で(通
常運転域)、かつ温度センサ47.48がそれぞれ検知
する吐出冷媒温度Tdのうち少なくとも一方が設定値1
3以上のX2ゾーンに入った場合には、PMV46を開
放する。
この開放に当たっては、最初に所定開度まで開き、その
後はn分ごとにLパルスずつ開く。この開放によって吐
出冷媒温度Tdが設定値T3゜12間(T3>Td≧T
2)のX3ゾーンまで下がると、そのときの開度を保持
する。吐出冷媒温度Tdがさらに下がって設定値’r2
.”r。
間(T2>Td≧T、)のX4ゾーンに入ると、PMV
46を今度はn分ごとにMパルスずつ閉じていき、全閉
させる。
こうして、PMV46が開放すると、バイパス45が導
通し、逆止弁8を経た液冷媒が低圧側配管に流入する。
この流入により、圧縮機1.2のケースの温度Tcが下
がり、吐出冷媒温度Tdが低減する。したがって、この
場合も吐出冷媒温度Tdの異常上昇を防ぐことができ、
圧縮機1,2を始めとする冷凍サイクル機器の寿命向上
が図れる。
ここで、バイパス45の導通に際しては、温度センサ1
01,102が検知するケース温度Tcと設定値Tcs
とを常に比較し、温度センサ101゜102が検知する
ケース温度Tcのうち少なくとも一方が設定値Tcs以
下(Tc≦Tc5)になると、圧縮機1.2の能力(運
転周波数F)を低減する。
この能力低減は、圧縮機1.2のケースの温度Tcが下
がり過ぎるのを防ぐものであり、これにより暖房能力が
損なわれる事態を極力防ぎ、安定かつ効率の良い暖房運
転を続けることができる。
なお、上記実施例では、室内ユニットの台数が3台の場
合を例に説明したが、その台数に限定はない。また、能
力可変圧縮機が2台の場合を例に説明したが、その台数
にも限定はなく、たとえば1台でもよい。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、 請求項1の空気調和機は、能力可変圧縮機および室外熱
交換器を有する室外ユニットと、それぞれが室内熱交換
器を有する複数台の室内ユニットと、前記能力可変圧縮
機、室外熱交換器、各室内熱交換器を接続した冷凍サイ
クルと、この冷凍サイクルの油側配管から低圧側配管に
かけて設けたバイパスと、このバイパスに設けた弁と、
前記各室内ユニットの要求能力の総和に応じて前記能力
可変圧縮機の能力を制御する手段と、前記能力可変圧縮
機の吐出冷媒の温度を検知する温度検知手段と、前記能
力可変圧縮機の吐出冷媒の圧力を検知する圧力検知手段
と、この圧力検知手段の検知圧力が設定値以下で且つ前
記温度検知手段の検知温度が設定値以上のとき前記弁を
開放する手段とを備えたので、室外ユニットと各室内ユ
ニットとの間の配管長が長くても、高圧側圧力および低
圧側圧力の低下を防ぐことができ、これにより圧縮機の
内部過熱を防ぎ、ひいては圧縮機の寿命向上が図れる。
請求項2の空気調和機は、能力可変圧縮機および室外熱
交換器を有する室外ユニットと、それぞれが室内熱交換
器を有する複数台の室内ユニットと、前記能力可変圧縮
機、室外熱交換器、各室内熱交換器を接続した冷凍サイ
クルと、この冷凍サイクルの油側配管から低圧側配管に
かけて設けたバイパスと、このバイパスに設けた弁と、
前記能力可変圧縮機の吐出冷媒の温度を検知する第1温
度検知手段と、前記能力可変圧縮機のケースの温度を検
知する第2温度検知手段と、前記能力可変圧縮機の圧縮
比を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果が設
定値以上で且つ前記第1温度検知手段の検知温度が設定
値以上のとき前記能力可変圧縮機の能力を低減する手段
と、前記検出手段の検出結果が設定値以下で且つ前記第
1温度検知手段の検知温度が設定値以上のとき前記弁を
開放する手段と、この弁の開放に際して前記第2温度検
知手段の検知温度が設定値以下になると前記能力可変圧
縮機の能力を低減する手段とを備えたので、圧縮機の圧
縮比の増大を防ぎ、これにより圧縮機の吐出冷媒温度の
異常上昇を防ぎ、圧縮機を始めとする冷凍サイクル機器
の寿命向上が図れるとともに、安定かつ効率の良い運転
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の冷凍サイクルの構成を
示す図、第2図は同実施例の制御回路の構成を示す図、
第3図は同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト、第4図は同実施例のPMVの開度制御条件を示す図
、第5図はこの発明の第2実施例の冷凍サイクルの構成
を示す図、第6図は同実施例の制御回路の構成を示す図
、第7図は同実施例の作用を説明するためのフローチャ
ート、第8図は従来の空気調和機の構成を概略的に示す
図である。 1.2・・・能力可変圧縮機、6・・・室外熱交換器、
11.21.31・・・PMV、14,24.34・・
・室内熱交換器、45・・・バイパス、46・・・PM
V。 47.48・・・温度センサ(温度検知手段)49・・
・圧力センサ(圧力検知手段)  50・・・室外制御
部、60・・・マルチ制御部、70.80゜90・・・
室内制御部、A・・・室外ユニット、B・・・分岐ユニ
ット、C1,C21C3・・・室内ユニット。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)能力可変圧縮機および室外熱交換器を有する室外
    ユニットと、それぞれが室内熱交換器を有する複数台の
    室内ユニットと、前記能力可変圧縮機、室外熱交換器、
    各室内熱交換器を接続した冷凍サイクルと、この冷凍サ
    イクルの液側配管から低圧側配管にかけて設けたバイパ
    スと、このバイパスに設けた弁と、前記各室内ユニット
    の要求能力の総和に応じて前記能力可変圧縮機の能力を
    制御する手段と、前記能力可変圧縮機の吐出冷媒の温度
    を検知する温度検知手段と、前記能力可変圧縮機の吐出
    冷媒の圧力を検知する圧力検知手段と、この圧力検知手
    段の検知圧力が設定値以下で且つ前記温度検知手段の検
    知温度が設定値以上のとき前記弁を開放する手段とを具
    備したことを特徴とする空気調和機。
  2. (2)能力可変圧縮機および室外熱交換器を有する室外
    ユニットと、それぞれが室内熱交換器を有する複数台の
    室内ユニットと、前記能力可変圧縮機、室外熱交換器、
    各室内熱交換器を接続した冷凍サイクルと、この冷凍サ
    イクルの液側配管から低圧側配管にかけて設けたバイパ
    スと、このバイパスに設けた弁と、前記能力可変圧縮機
    の吐出冷媒の温度を検知する第1温度検知手段と、前記
    能力可変圧縮機のケースの温度を検知する第2温度検知
    手段と、前記能力可変圧縮機の圧縮比を検出する検出手
    段と、この検出手段の検出結果が設定値以上で且つ前記
    第1温度検知手段の検知温度が設定値以上のとき前記能
    力可変圧縮機の能力を低減する手段と、前記検出手段の
    検出結果が設定値以下で且つ前記第1温度検知手段の検
    知温度が設定値以上のとき前記弁を開放する手段と、こ
    の弁の開放に際して前記第2温度検知手段の検知温度が
    設定値以下になると前記能力可変圧縮機の能力を低減す
    る手段とを具備したことを特徴とする空気調和機。
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