JPH0475493A - 無整流子直流電動機 - Google Patents
無整流子直流電動機Info
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- JPH0475493A JPH0475493A JP2186546A JP18654690A JPH0475493A JP H0475493 A JPH0475493 A JP H0475493A JP 2186546 A JP2186546 A JP 2186546A JP 18654690 A JP18654690 A JP 18654690A JP H0475493 A JPH0475493 A JP H0475493A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P2209/00—Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the waveform of the supplied voltage or current
- H02P2209/07—Trapezoidal waveform
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は無整流子直流電動機に関し、さらに詳しくは、
永久磁石回転子の回転位置を検出するためのホール素子
の如き回転子位置検出素子を不要とした無整流子直流電
動機に関するものである。
永久磁石回転子の回転位置を検出するためのホール素子
の如き回転子位置検出素子を不要とした無整流子直流電
動機に関するものである。
従来の技術
無整流子直流電動機はブラシ付の直流電動機に比べ機械
的接点を持たないため長寿命であると同時に電気的雑音
も少なく、近年、高信軌性が要求される産業用機器や映
像・音響機器に広く応用されている。
的接点を持たないため長寿命であると同時に電気的雑音
も少なく、近年、高信軌性が要求される産業用機器や映
像・音響機器に広く応用されている。
従来、この種の無整流子直流電動機はそのほとんどが固
定子巻線の通電相切換えのために、ブラシに相当する回
転子位置検出素子(例えばホール素子)を使用している
。しかしながら、回転子位置検出素子自体法して安価な
ものではなく、さらに素子の取付は位置調整の煩雑さ、
配線数の増加により無整流子直流電動機はブラシ伸直流
電動機ニ比べて大幅にコストが上昇する欠点がある。
定子巻線の通電相切換えのために、ブラシに相当する回
転子位置検出素子(例えばホール素子)を使用している
。しかしながら、回転子位置検出素子自体法して安価な
ものではなく、さらに素子の取付は位置調整の煩雑さ、
配線数の増加により無整流子直流電動機はブラシ伸直流
電動機ニ比べて大幅にコストが上昇する欠点がある。
また、電動機内部に回転子位置検出素子を取り付けなけ
ればならないため、構造上の制約が起こることがしばし
ばある9近年、機器の小型化に伴い使用される電動機も
小型かつ薄型化されホール素子等の位置検出素子を取り
付ける場所的余裕がなくなってきている。
ればならないため、構造上の制約が起こることがしばし
ばある9近年、機器の小型化に伴い使用される電動機も
小型かつ薄型化されホール素子等の位置検出素子を取り
付ける場所的余裕がなくなってきている。
そこでホール素子の如き回転子位置検出素子の全くない
無整流子直流電動機が従来よりいくつか提案されている
。
無整流子直流電動機が従来よりいくつか提案されている
。
例えば、特公昭62−260586号公報に示されるよ
うな固定子巻線に電流を両方向に供給する、いわゆる全
波駆動方式の無整流子直流電動機がある。
うな固定子巻線に電流を両方向に供給する、いわゆる全
波駆動方式の無整流子直流電動機がある。
これは、電動機の起動時には起動パルス発生回路の出力
する起動パルスで固定子巻線に流れる電流を強制的に順
次切り換えて駆動し、回転子の回転が上昇して固定子巻
線に逆起電力が誘起されたときに逆起電力のゼロクロス
点を検出し、その出力信号をモノマルチで一定時間だけ
遅延させることによって通電のタイミングを決定するも
のである。
する起動パルスで固定子巻線に流れる電流を強制的に順
次切り換えて駆動し、回転子の回転が上昇して固定子巻
線に逆起電力が誘起されたときに逆起電力のゼロクロス
点を検出し、その出力信号をモノマルチで一定時間だけ
遅延させることによって通電のタイミングを決定するも
のである。
発明が解決しようとする課題
回転子位置検出素子のない無整流子直流電動機は、基本
的には固定子巻線に誘起される逆起電力を利用して固定
子巻線の相切換えに必要な位置信号を作成している。し
かしながら、起動時には回転子が静止しているため各固
定子巻線には逆起電力が発生していない。そのため、初
期の通電相が定まらず位置検出素子行の電動機に比べる
と起動特性が著しく劣るという問題点がある。そこで上
述した従来技術に示される無整流子直流電動機にあって
は起動用に特別な起動回路を設けている。
的には固定子巻線に誘起される逆起電力を利用して固定
子巻線の相切換えに必要な位置信号を作成している。し
かしながら、起動時には回転子が静止しているため各固
定子巻線には逆起電力が発生していない。そのため、初
期の通電相が定まらず位置検出素子行の電動機に比べる
と起動特性が著しく劣るという問題点がある。そこで上
述した従来技術に示される無整流子直流電動機にあって
は起動用に特別な起動回路を設けている。
上記従来技術では、起動回路の出力する出力パルスによ
り固定子巻線を強制的に順次切換えている。しかし、固
定子巻線を強制的に順次切換えても回転子の回転は振動
的となる。したがって、検出回路で逆起電力のゼロクロ
ス点をうまく検出できても、固定子巻線を強制的に順次
切換えて駆動する起動モードから逆起電力のゼロクロス
点を検出して行う正規の位置検出モードにはうまく切換
えることが困難である。すなわち、起動モードから正規
の位置検出モードへの切換えのタイミングが難しく、結
果として電動機の起動時間が長くなる。
り固定子巻線を強制的に順次切換えている。しかし、固
定子巻線を強制的に順次切換えても回転子の回転は振動
的となる。したがって、検出回路で逆起電力のゼロクロ
ス点をうまく検出できても、固定子巻線を強制的に順次
切換えて駆動する起動モードから逆起電力のゼロクロス
点を検出して行う正規の位置検出モードにはうまく切換
えることが困難である。すなわち、起動モードから正規
の位置検出モードへの切換えのタイミングが難しく、結
果として電動機の起動時間が長くなる。
さらに、これら回転子位置検出素子のない無整流子直流
電動機は、起動時においては相切換えを強制的に行うた
め一種の同期電動機と考えられ、起動に適した相切換え
の周波数は電動機に加わる負荷の大きさや回転子の慣性
によって大きくばらつく。場合によっては、いつまでも
固定子巻線に誘起される逆起電力のゼロクロス点をうま
く検出できず、固定子巻線を強制的に順次切換えて駆動
する起動モードから逆起電力のゼロクロス点を検出して
行う正規の位置検出モードになかなか移行できないとい
う問題点がある。
電動機は、起動時においては相切換えを強制的に行うた
め一種の同期電動機と考えられ、起動に適した相切換え
の周波数は電動機に加わる負荷の大きさや回転子の慣性
によって大きくばらつく。場合によっては、いつまでも
固定子巻線に誘起される逆起電力のゼロクロス点をうま
く検出できず、固定子巻線を強制的に順次切換えて駆動
する起動モードから逆起電力のゼロクロス点を検出して
行う正規の位置検出モードになかなか移行できないとい
う問題点がある。
また上記従来技術に示される無整流子直流電動機にあっ
ては、固定子巻線に誘起される逆起電力のゼロクロス点
で発生されたパルスを、モノマルチで一定時間だけ遅延
させることにより通電相を決定する方式であり、その遅
延時間が電動機の回転数と無関係に一定であるため、回
転数を変える必要がある用途には向かず適用性に乏しい
という問題点がある。
ては、固定子巻線に誘起される逆起電力のゼロクロス点
で発生されたパルスを、モノマルチで一定時間だけ遅延
させることにより通電相を決定する方式であり、その遅
延時間が電動機の回転数と無関係に一定であるため、回
転数を変える必要がある用途には向かず適用性に乏しい
という問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、回転子位置検出素子の不
要な無整流子直流電動機でありながら、特別な起動回路
を設けることなく良好な起動特性の得られる無整流子直
流電動機を提供することを目的としている。
要な無整流子直流電動機でありながら、特別な起動回路
を設けることなく良好な起動特性の得られる無整流子直
流電動機を提供することを目的としている。
さらに本発明は、電動機の回転数を任意に変えることか
可能な無整流子直流電動機を提供することを目的として
いる。
可能な無整流子直流電動機を提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために、複数相の固定子巻
線のそれぞれに発生する逆起電力のゼロクロス点を検出
してパルス信号列を発生させる逆起電力検出手段と、固
定子巻線の付勢状態を順次切換えるための切換えパルス
を発生する切換パルス発生手段と、切換パルス発生手段
の出力する切換えパルスを分周して複数相のパルスを発
生する論理パルス発生手段と、複数相のパルスに応じて
固定子巻線を付勢する固定子巻線電力供給手段とを含ん
で構成され、起動時には切換パルス発生手段からは互い
に周期が異なるパルスを発生するように構成される。
線のそれぞれに発生する逆起電力のゼロクロス点を検出
してパルス信号列を発生させる逆起電力検出手段と、固
定子巻線の付勢状態を順次切換えるための切換えパルス
を発生する切換パルス発生手段と、切換パルス発生手段
の出力する切換えパルスを分周して複数相のパルスを発
生する論理パルス発生手段と、複数相のパルスに応じて
固定子巻線を付勢する固定子巻線電力供給手段とを含ん
で構成され、起動時には切換パルス発生手段からは互い
に周期が異なるパルスを発生するように構成される。
作用
本発明は上記した構成により、固定子巻線に誘起される
逆起電力のゼロクロス点をパルス整形してパルス信号列
に変換する。起動時においては切換えパルス発生手段の
出力するパルスにより固定子巻線を強制的に順次切換え
る。そして回転子が回転を開始して逆起電力検出手段で
逆起電力のゼロクロス点を検出したときには固定子巻線
を強制的に順次切換えて駆動する起動モードから逆起電
力のゼロクロス点を検出して行う正規の位置検出モード
に速やかに切換えることができる。その結果、従来の位
置検出モードの電動機と比べても遜色のない起動特性が
得られる。
逆起電力のゼロクロス点をパルス整形してパルス信号列
に変換する。起動時においては切換えパルス発生手段の
出力するパルスにより固定子巻線を強制的に順次切換え
る。そして回転子が回転を開始して逆起電力検出手段で
逆起電力のゼロクロス点を検出したときには固定子巻線
を強制的に順次切換えて駆動する起動モードから逆起電
力のゼロクロス点を検出して行う正規の位置検出モード
に速やかに切換えることができる。その結果、従来の位
置検出モードの電動機と比べても遜色のない起動特性が
得られる。
また本発明は、それぞれの固定子巻線に誘起される逆起
電力のゼロクロス点間の時間を常に計数し、その計数値
をもとに次に通電すべき固定子巻線の通電位相を決定し
ているので、電動機の回転数を変化させても次に通電す
べき固定子巻線の通電位相が変化することはなく、常に
安定した駆動が得られる。したがって、回転数を変える
必要がある用途にも容易に応用することが可能となり、
従来例の回転子位置検出素子不要の無整流子直流電動機
に見られるような回転数を変化させた場合に駆動が不安
定になるということはない。
電力のゼロクロス点間の時間を常に計数し、その計数値
をもとに次に通電すべき固定子巻線の通電位相を決定し
ているので、電動機の回転数を変化させても次に通電す
べき固定子巻線の通電位相が変化することはなく、常に
安定した駆動が得られる。したがって、回転数を変える
必要がある用途にも容易に応用することが可能となり、
従来例の回転子位置検出素子不要の無整流子直流電動機
に見られるような回転数を変化させた場合に駆動が不安
定になるということはない。
実施例
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例における無整流子直流電動機
の構成を示すブロック図である。第1図において、1は
逆起電力検出手段で、永久磁石回転子27が回転するこ
とによって3相の固定子巻線IL 12.13に誘起さ
れる逆起電力a、b、cが入力される。逆起電力検出手
段1は3相の逆起電力a、b、cのゼロクロス点を検出
してパルスnに変換する。このパルスnは3相の逆起電
力a、 b。
の構成を示すブロック図である。第1図において、1は
逆起電力検出手段で、永久磁石回転子27が回転するこ
とによって3相の固定子巻線IL 12.13に誘起さ
れる逆起電力a、b、cが入力される。逆起電力検出手
段1は3相の逆起電力a、b、cのゼロクロス点を検出
してパルスnに変換する。このパルスnは3相の逆起電
力a、 b。
Cのゼロクロス点を示す。逆起電力検出手段1の出力す
るパルスnは切換えパルス発生手段2に入力される。切
換えパルス発生手段2は逆起電力検出手段1の出力する
パルスnの周期を計数して周期が所定の範囲内にあると
きはパルスnをパルスnの周期の1/2の時間だけ遅延
して出力し、周期が所定の範囲を越えたときにはパルス
nの代わりに疑伯パルスを発生して切換えパルス発生手
段2は出力パルス2を出力する。出力パルス2は論理パ
ルス発生手段3に入力される。論理パルス発生手段3は
入力された出力パルス2を分周して固定子巻線11.1
2.13に誘起される逆起電力と同じ周波数の6相のパ
ルスを出力する。
るパルスnは切換えパルス発生手段2に入力される。切
換えパルス発生手段2は逆起電力検出手段1の出力する
パルスnの周期を計数して周期が所定の範囲内にあると
きはパルスnをパルスnの周期の1/2の時間だけ遅延
して出力し、周期が所定の範囲を越えたときにはパルス
nの代わりに疑伯パルスを発生して切換えパルス発生手
段2は出力パルス2を出力する。出力パルス2は論理パ
ルス発生手段3に入力される。論理パルス発生手段3は
入力された出力パルス2を分周して固定子巻線11.1
2.13に誘起される逆起電力と同じ周波数の6相のパ
ルスを出力する。
論理パルス発生手段3で発生された6相のパルス信号は
、回転子27の回転位置信号として固定子巻線電力供給
手段4に入力される。固定子巻線電力供給手段4は回転
位置信号に応じて各固定子巻線11.12.13に順次
駆動電流を両方向に供給する。
、回転子27の回転位置信号として固定子巻線電力供給
手段4に入力される。固定子巻線電力供給手段4は回転
位置信号に応じて各固定子巻線11.12.13に順次
駆動電流を両方向に供給する。
以上のように構成された一実施例をもとにして本発明の
無整流子直流電動機の動作について詳しく説明する。
無整流子直流電動機の動作について詳しく説明する。
第2図は本発明の無整流子直流電動機に係る固定子巻線
電力供給手段の一実施例を示す回路構成図、第3図はそ
の各部信号波形図、第4図は電動機の回転する様子を説
明するための合成電流ベクトル図である。
電力供給手段の一実施例を示す回路構成図、第3図はそ
の各部信号波形図、第4図は電動機の回転する様子を説
明するための合成電流ベクトル図である。
第2図において、27は永久磁石回転子、LL 12゜
13は固定子巻線、21.22.23.24.25.2
6は駆動用トランジスタで、これらのトランジスタをオ
ン。
13は固定子巻線、21.22.23.24.25.2
6は駆動用トランジスタで、これらのトランジスタをオ
ン。
オフすることにより固定子巻線11.12.13に電流
を供給する。そのうち、2L 22.23はPNPトラ
ンジスタ、24.25.26はNPNトランジスタで構
成されている。20は電源である。一般に無整流子直流
電動機の駆動は、回転子270回転位置に応して得られ
る6相のパルス信号を駆動用トランジスタ21.26.
22.24.23.25の各ベースに印加して行われる
。その6相のパルス信号波形を第3図de、f、g、h
、iに示す。ただし、各トランジスタのベースに加えら
れる信号の方向はPNP トランジスタ2L 22.2
3には電流が流出する方向に、NPNトランジスタ24
.25.26には電流が流入する方向に加えられる。ま
ず、トランジスタ2L 25が導通して固定子巻線IL
12に電流が流れる。固定子巻線11,12に電流が
供給されることにより、電動機の固定子には第4図の1
1に示すような合成電流ベクトルを発生する。次にトラ
ンジスタ2126が導通して固定子巻線11.13に電
流が流れ、固定子には第4図12に示す合成電流ベクト
ルを発生する。
を供給する。そのうち、2L 22.23はPNPトラ
ンジスタ、24.25.26はNPNトランジスタで構
成されている。20は電源である。一般に無整流子直流
電動機の駆動は、回転子270回転位置に応して得られ
る6相のパルス信号を駆動用トランジスタ21.26.
22.24.23.25の各ベースに印加して行われる
。その6相のパルス信号波形を第3図de、f、g、h
、iに示す。ただし、各トランジスタのベースに加えら
れる信号の方向はPNP トランジスタ2L 22.2
3には電流が流出する方向に、NPNトランジスタ24
.25.26には電流が流入する方向に加えられる。ま
ず、トランジスタ2L 25が導通して固定子巻線IL
12に電流が流れる。固定子巻線11,12に電流が
供給されることにより、電動機の固定子には第4図の1
1に示すような合成電流ベクトルを発生する。次にトラ
ンジスタ2126が導通して固定子巻線11.13に電
流が流れ、固定子には第4図12に示す合成電流ベクト
ルを発生する。
このような相切換え動作を順次行い、固定子巻線IL
12.13には各々第3図j、に、Iに示す電流が両方
向に通電される。それに従って第4図に示すように、合
成電流ベクトルが11→I2→工3→I4→■5→I6
と電気角で60度ずつステップ状に変化し、電動機の固
定子には合成電流ベクトル11.I2,73,14,1
5.16による回転磁界が発生する。その結果、永久磁
石回転子27は回転力を受は回転を始める。また回転子
27が回転している状態では固定子巻線11.12.1
3の各端子には第3図a、b、cに示す電圧(逆起電力
)が誘起される。第3図d、e、f、g、h。
12.13には各々第3図j、に、Iに示す電流が両方
向に通電される。それに従って第4図に示すように、合
成電流ベクトルが11→I2→工3→I4→■5→I6
と電気角で60度ずつステップ状に変化し、電動機の固
定子には合成電流ベクトル11.I2,73,14,1
5.16による回転磁界が発生する。その結果、永久磁
石回転子27は回転力を受は回転を始める。また回転子
27が回転している状態では固定子巻線11.12.1
3の各端子には第3図a、b、cに示す電圧(逆起電力
)が誘起される。第3図d、e、f、g、h。
iで示される6相のパルス信号は回転子27の位置信号
に相当し、逆起電力a、b、cの波形とは第3図に示す
ような位相関係にあり電気角で30度だけ位相が異なる
ことに注意すべきである。したがって、本発明のように
ホール素子の如き回転子位置検出素子を設けずに回転駆
動させるためには、固定子巻線に誘起される逆起電力a
、b、cのゼロクロス点を検出して電気角で30度だけ
出力パルスを遅延するような信号処理を行う必要がある
。
に相当し、逆起電力a、b、cの波形とは第3図に示す
ような位相関係にあり電気角で30度だけ位相が異なる
ことに注意すべきである。したがって、本発明のように
ホール素子の如き回転子位置検出素子を設けずに回転駆
動させるためには、固定子巻線に誘起される逆起電力a
、b、cのゼロクロス点を検出して電気角で30度だけ
出力パルスを遅延するような信号処理を行う必要がある
。
第3図に示す6相の回転位置信号d、e、f、gh、i
は矩形波状であるため、固定子巻線に流れる電流波形は
同図j、に、lのように通電幅がほぼ120度(電気角
)の矩形波状となり固定子巻線に流れる電流は急峻にオ
ン・オフされることになる。
は矩形波状であるため、固定子巻線に流れる電流波形は
同図j、に、lのように通電幅がほぼ120度(電気角
)の矩形波状となり固定子巻線に流れる電流は急峻にオ
ン・オフされることになる。
このような信号処理を行う本発明の一実施例の各部の動
作についてさらに図面を用いて説明する。
作についてさらに図面を用いて説明する。
第5図は第1図に示す本発明に係る逆起電力検出手段1
の一実施例の回路構成図である。
の一実施例の回路構成図である。
第5図において、14.15.16は抵抗で片方は固定
子巻線LL 12.13の各端子に接続され、他方はそ
れぞれ共通接続されている。31.32.33は比較回
路で、その入力端子(+)には固定子巻線11゜12、
13の各端子が接続され、入力端子(=)には抵抗14
.15.16の共通接続点が接続されている。
子巻線LL 12.13の各端子に接続され、他方はそ
れぞれ共通接続されている。31.32.33は比較回
路で、その入力端子(+)には固定子巻線11゜12、
13の各端子が接続され、入力端子(=)には抵抗14
.15.16の共通接続点が接続されている。
34、35.36はアンド回路でそれぞれ比較器31.
32、比較器32.33および比較器33.31の各出
力が接続されている。30は3人力のオア回路で、アン
ド回路34.35.36の各出力が入力されてオア出力
mを出力する。39はイクスクルーシブオア回路で、片
方の入力にはオア回路30の出力mがそのまま入力され
、他方の入力にはオア回路30の出力信号mを抵抗37
とコンデンサ38で定まる時定数だけ遅延した信号が入
力される。イクスクルーシブオア回路39の出力は逆起
電力検出手段1の出力信号となって、パルスnを出力す
る。
32、比較器32.33および比較器33.31の各出
力が接続されている。30は3人力のオア回路で、アン
ド回路34.35.36の各出力が入力されてオア出力
mを出力する。39はイクスクルーシブオア回路で、片
方の入力にはオア回路30の出力mがそのまま入力され
、他方の入力にはオア回路30の出力信号mを抵抗37
とコンデンサ38で定まる時定数だけ遅延した信号が入
力される。イクスクルーシブオア回路39の出力は逆起
電力検出手段1の出力信号となって、パルスnを出力す
る。
第5回の逆起電力検出手段1の動作について第6図を用
いて説明する。
いて説明する。
第5図に示す抵抗14.15.16はそれぞれ固定子巻
線11.12.13と接続されているので、抵抗14゜
15、16の共通接続点には固定子巻線11.12.1
3の中性点iと同一の電位が得られる。したがって、電
動機としては特別に固定子巻線の中性点から信号線を引
き出しておく必要がない。固定子巻線1112、13に
誘起される逆起電力a、b、cは第5図の比較器3L
32.33の入力端子(+)に入力され、入力端子(−
)には抵抗14.15.16の共通接続点に得られる固
定子巻線の中性点電位が入力されている。したがって、
比較器31.32.33の各出力端子には第6図u、v
、wに示すような逆起電力abcを波形整形したパルス
が得られる。パルス波形u、v、wのパルスエツジは逆
起電力a、b。
線11.12.13と接続されているので、抵抗14゜
15、16の共通接続点には固定子巻線11.12.1
3の中性点iと同一の電位が得られる。したがって、電
動機としては特別に固定子巻線の中性点から信号線を引
き出しておく必要がない。固定子巻線1112、13に
誘起される逆起電力a、b、cは第5図の比較器3L
32.33の入力端子(+)に入力され、入力端子(−
)には抵抗14.15.16の共通接続点に得られる固
定子巻線の中性点電位が入力されている。したがって、
比較器31.32.33の各出力端子には第6図u、v
、wに示すような逆起電力abcを波形整形したパルス
が得られる。パルス波形u、v、wのパルスエツジは逆
起電力a、b。
Cのゼロクロス点とそれぞれ一致する。その結果、オア
回路30の出力端子からは第6図mに示す波形が得られ
、3相の逆起電力a、b、cのゼロクロス点とパルスの
立ち上がり、立ち下がりエツジの位相が一致したパルス
mが出力される。第6図mはオア回路30の出力パルス
mを両エツジ微分した波形である。すなわち、イクスク
ルーシブオア回路39からは3相の各逆起電力a、b、
cのゼロクロス点ごとにパルスが出力され、逆起電力a
、b。
回路30の出力端子からは第6図mに示す波形が得られ
、3相の逆起電力a、b、cのゼロクロス点とパルスの
立ち上がり、立ち下がりエツジの位相が一致したパルス
mが出力される。第6図mはオア回路30の出力パルス
mを両エツジ微分した波形である。すなわち、イクスク
ルーシブオア回路39からは3相の各逆起電力a、b、
cのゼロクロス点ごとにパルスが出力され、逆起電力a
、b。
Cの1周期につき6回(電気角で60度ごと)のパルス
nが出力される。
nが出力される。
次に本発明の一実施例における切換えパルス発生手段2
の動作について詳しく説明する。
の動作について詳しく説明する。
第7図は本発明に係る切換えパルス発生手段2の一実施
例の回路構成図、第8図は電動機の定常回転時における
各部信号波形図、第9図は電動機の起動時における各部
信号波形図である。
例の回路構成図、第8図は電動機の定常回転時における
各部信号波形図、第9図は電動機の起動時における各部
信号波形図である。
第7図において、41は第10カウンタ、42ハ第2の
カウンタ、44はクロックパルス発生回路である。クロ
ックパルス発生回路44は2種類のクロックパルスck
、2ck(クロック周波数はc’ kの2倍)を発生し
ており、ckのクロ・ツクパルスは第1のカウンタ41
に、2ckのクロックパルスは第2のカウンタ42に入
力されている。第1のカウンタ41からは最上位ビット
出力d1と途中のビット出力d2とが出力されている。
カウンタ、44はクロックパルス発生回路である。クロ
ックパルス発生回路44は2種類のクロックパルスck
、2ck(クロック周波数はc’ kの2倍)を発生し
ており、ckのクロ・ツクパルスは第1のカウンタ41
に、2ckのクロックパルスは第2のカウンタ42に入
力されている。第1のカウンタ41からは最上位ビット
出力d1と途中のビット出力d2とが出力されている。
ビット出力d1゜d2はデータセレクタ45に入力され
ている。第20カウンタ42からはその計数値が零にな
ったときにゼロフラグZを出力する。データセレクタ4
5は入力された選択信号C3に応じて2種類のビット出
力di、d2のうちどちらか1つのビット出力を選択し
てパルスtとして出力する。43は転送回路で逆起電力
検出手段1の出力するパルス列nとデータセレクタ45
の出力するパルスtが入力され、第1のカウンタ41に
はその計数値をリセットするリセットパルスrを、第2
のカウンタ42には第10カウンタ41の計数値をロー
ドするロードパルスSを出力する。46は第3のカウン
タで、データセレクタ45の出力するパルスtのパルス
数を計数する。47はアンド回路で第3のカウンタ46
の2種類のビット出力c2.c3が入力され、ビットc
2゜c3とも“H”状態になったときアンド回路47は
“H11のパルスqcを出力する。パルスqcは第3の
カウンタ46のリセットパルスで、第30カウンタ46
の計数値をリセットする。なお、第2のカウンタ42の
出力するゼロフラグ2が論理パルス発生手段3に入力さ
れる切換えパルス2に対応する。
ている。第20カウンタ42からはその計数値が零にな
ったときにゼロフラグZを出力する。データセレクタ4
5は入力された選択信号C3に応じて2種類のビット出
力di、d2のうちどちらか1つのビット出力を選択し
てパルスtとして出力する。43は転送回路で逆起電力
検出手段1の出力するパルス列nとデータセレクタ45
の出力するパルスtが入力され、第1のカウンタ41に
はその計数値をリセットするリセットパルスrを、第2
のカウンタ42には第10カウンタ41の計数値をロー
ドするロードパルスSを出力する。46は第3のカウン
タで、データセレクタ45の出力するパルスtのパルス
数を計数する。47はアンド回路で第3のカウンタ46
の2種類のビット出力c2.c3が入力され、ビットc
2゜c3とも“H”状態になったときアンド回路47は
“H11のパルスqcを出力する。パルスqcは第3の
カウンタ46のリセットパルスで、第30カウンタ46
の計数値をリセットする。なお、第2のカウンタ42の
出力するゼロフラグ2が論理パルス発生手段3に入力さ
れる切換えパルス2に対応する。
第7図に示す切換えパルス発生手段2の動作について、
まず電動機が定常回転しているときの動作を第8図を用
いて説明する。
まず電動機が定常回転しているときの動作を第8図を用
いて説明する。
第1のカウンタ41は転送回路43の出力するリセット
パルスrが入力されるまでクロックパルスckをアップ
カウントする。リセットパルスrは逆起電力発生手段1
が出力するパルス列nと同じ周期であるから、第1のカ
ウンタ41の計数値は逆起電力検出手段1の出力するパ
ルス列nの周期を計数したことになる。その様子を第8
図pに計数値をアナログ的に示している。電動機が定常
回転している場合は、リセットパルスrの周期は十分に
短く、第10カウンタ41の2つのビット出力dl、d
2が“H”状態になることはない。なお、第8図pで点
線で示したものはビット出力d2が“′H”状態になる
第1のカウンタ41の計数値を示したものである。した
がって、データセレクタ45からは第8図tに示すよう
にtは出力されない。
パルスrが入力されるまでクロックパルスckをアップ
カウントする。リセットパルスrは逆起電力発生手段1
が出力するパルス列nと同じ周期であるから、第1のカ
ウンタ41の計数値は逆起電力検出手段1の出力するパ
ルス列nの周期を計数したことになる。その様子を第8
図pに計数値をアナログ的に示している。電動機が定常
回転している場合は、リセットパルスrの周期は十分に
短く、第10カウンタ41の2つのビット出力dl、d
2が“H”状態になることはない。なお、第8図pで点
線で示したものはビット出力d2が“′H”状態になる
第1のカウンタ41の計数値を示したものである。した
がって、データセレクタ45からは第8図tに示すよう
にtは出力されない。
第2図のカウンタ42には転送回路43の出力するロー
ドパルスSのタイミングで、第1のカウンタ41の計数
値pが初期値として転送される。第2のカウンタ42は
パルス列nの周期を計数した計数値pを2ckのクロッ
クでダウンカウントするので、ロードパルスS(または
パルスnの立ち上がりエツジ)のパルス列のちょうど中
間点で計数値が零になる。その様子を第8図qにアナロ
グ的に示している。第2のカウンタ42は計数値が零の
ときゼロフラグが出力されるように構成されているので
、第2のカウンタ42は第8図2に示すようなパルス2
を出力する。逆起電力検出手段1の出力するパルスnは
、3相の固定子巻線11.12.13に誘起される逆起
電力a、b、cのゼロクロス点を示すものであるから、
パルスの間隔は電気角で60度に相当する。したがって
、第8図に示すZの立ち上がりエツジは逆起電力a、b
、cのゼロクロス点からちょうど電気角で30度だけ遅
延されたことになり、このパルス2は切換えパルスとし
て論理パルス発生手段3に出力される。なお、ロードパ
ルスSとリセットパルスrの位相関係は第8図の如くで
あり、リセットパルスrをロードパルスSより遅延させ
ているのは、第10カウンタ41の計数値を第2のカウ
ンタ42に確実に転送させるためである。また第8図で
はパルスs、rのパルス幅を便宜上大きく記しであるが
、パルス周期に比べて十分に狭いものとする。
ドパルスSのタイミングで、第1のカウンタ41の計数
値pが初期値として転送される。第2のカウンタ42は
パルス列nの周期を計数した計数値pを2ckのクロッ
クでダウンカウントするので、ロードパルスS(または
パルスnの立ち上がりエツジ)のパルス列のちょうど中
間点で計数値が零になる。その様子を第8図qにアナロ
グ的に示している。第2のカウンタ42は計数値が零の
ときゼロフラグが出力されるように構成されているので
、第2のカウンタ42は第8図2に示すようなパルス2
を出力する。逆起電力検出手段1の出力するパルスnは
、3相の固定子巻線11.12.13に誘起される逆起
電力a、b、cのゼロクロス点を示すものであるから、
パルスの間隔は電気角で60度に相当する。したがって
、第8図に示すZの立ち上がりエツジは逆起電力a、b
、cのゼロクロス点からちょうど電気角で30度だけ遅
延されたことになり、このパルス2は切換えパルスとし
て論理パルス発生手段3に出力される。なお、ロードパ
ルスSとリセットパルスrの位相関係は第8図の如くで
あり、リセットパルスrをロードパルスSより遅延させ
ているのは、第10カウンタ41の計数値を第2のカウ
ンタ42に確実に転送させるためである。また第8図で
はパルスs、rのパルス幅を便宜上大きく記しであるが
、パルス周期に比べて十分に狭いものとする。
次に電動機の起動時における動作について第9図を用い
て説明する。第1のカウンタ41は転送回路43の出力
するリセットパルスrが入力されるまでクロックパルス
ckをアップカウントする。ところが回転子は静止して
いるので、逆起電力発生手段1はパルス列nを出力しな
い。したがって、第1のカウンタ41の計数値は第9図
pに示すように単調に増加し、その計数値が所定の値(
第8図pに点線で示す)に達したとき第1のカウンタ4
Iからはビット出力di、d2が出力され、データセレ
クタ45を介してtを転送回路43に出力する。
て説明する。第1のカウンタ41は転送回路43の出力
するリセットパルスrが入力されるまでクロックパルス
ckをアップカウントする。ところが回転子は静止して
いるので、逆起電力発生手段1はパルス列nを出力しな
い。したがって、第1のカウンタ41の計数値は第9図
pに示すように単調に増加し、その計数値が所定の値(
第8図pに点線で示す)に達したとき第1のカウンタ4
Iからはビット出力di、d2が出力され、データセレ
クタ45を介してtを転送回路43に出力する。
転送回路43はそのパルスtを受けて、リセットパルス
rとロードパルスSを出力する。第20カウンタ42は
ロードパルスSで初期値がロードされた後、ダウンカウ
ントされる。そして第2のカウンタ42の計数値が、零
になったときゼロフラグZを切換えパルスとして出力す
る。
rとロードパルスSを出力する。第20カウンタ42は
ロードパルスSで初期値がロードされた後、ダウンカウ
ントされる。そして第2のカウンタ42の計数値が、零
になったときゼロフラグZを切換えパルスとして出力す
る。
電動機の起動時には逆起電力検出手段1からはパルス列
nが出力されないので、データセレクタ45からはパル
スtが連続して出力される。最初データセレクタ45は
第1のカウンタ41のビット出力d1をパルスtとして
選択しており、そのパルス数は第3のカウンタ46でカ
ウントされる。いま第3のカウンタ46は3ビツトのカ
ウンタで構成されているものとしてそのカウントされる
様子を第9図cl、c2.c3に示す。第3のカウンタ
46がパルスtを順次カウントしてc2.c3の出力が
H”状LQ (パルスLを6回カウント)になったとき
、アンド回路47の出力qcは“H”状態になる。する
とqcは第3のカウンタ46に入力され計数値をリセッ
トする。以降、電動機が回転して逆起電力検出手段1か
らパルスnが出力されるまで以上の動作を繰り返す。と
ころが第3のカウンタ46の出力c3はデータセレクタ
45の選択信号を兼用していて、第9図03に示すよう
にパルスtを4回計数した後“H”状態になる。すると
データセレクタ45は今度は第1のカウンタ41のビッ
ト出力d2をパルスtとして選択する。d2は第1のカ
ウンタ41の途中ビットであるので、第9図pに示すよ
うにデータセレクタ45がdlを選択していた時よりも
短い周期で第1のカウンタ41の計数値が第2のカウン
タ42にロードされる。
nが出力されないので、データセレクタ45からはパル
スtが連続して出力される。最初データセレクタ45は
第1のカウンタ41のビット出力d1をパルスtとして
選択しており、そのパルス数は第3のカウンタ46でカ
ウントされる。いま第3のカウンタ46は3ビツトのカ
ウンタで構成されているものとしてそのカウントされる
様子を第9図cl、c2.c3に示す。第3のカウンタ
46がパルスtを順次カウントしてc2.c3の出力が
H”状LQ (パルスLを6回カウント)になったとき
、アンド回路47の出力qcは“H”状態になる。する
とqcは第3のカウンタ46に入力され計数値をリセッ
トする。以降、電動機が回転して逆起電力検出手段1か
らパルスnが出力されるまで以上の動作を繰り返す。と
ころが第3のカウンタ46の出力c3はデータセレクタ
45の選択信号を兼用していて、第9図03に示すよう
にパルスtを4回計数した後“H”状態になる。すると
データセレクタ45は今度は第1のカウンタ41のビッ
ト出力d2をパルスtとして選択する。d2は第1のカ
ウンタ41の途中ビットであるので、第9図pに示すよ
うにデータセレクタ45がdlを選択していた時よりも
短い周期で第1のカウンタ41の計数値が第2のカウン
タ42にロードされる。
第2のカウンタ42はロードパルスSで初期値がロード
された後ダウンカウントされるので、より短時間で第2
のカウンタ42の計数値qは零になり周期の短い切換え
パルスZが出力される。その結果、4回の比較的周期の
長いパルスZとそれに比べて周期の短い2回のパルス2
が繰り返し出力される。その様子を第9図q、Zに示す
。
された後ダウンカウントされるので、より短時間で第2
のカウンタ42の計数値qは零になり周期の短い切換え
パルスZが出力される。その結果、4回の比較的周期の
長いパルスZとそれに比べて周期の短い2回のパルス2
が繰り返し出力される。その様子を第9図q、Zに示す
。
以上の説明から明らかなように、電動機の起動時には逆
起電力検出手段1からはパルスnが出力されないが、そ
の代わりにデータセレクタ45の出力もがその代わりを
果たす疑似パルスとして転送回路43に人力される。
起電力検出手段1からはパルスnが出力されないが、そ
の代わりにデータセレクタ45の出力もがその代わりを
果たす疑似パルスとして転送回路43に人力される。
以下、第8図の定常時と同様な動作で第20カウンタ4
2からは第9図2に示すような切換えパルス2が出力さ
れる。切換えパルス2は論理パルス発生手段3に加えら
れ、固定子巻線電力供給手段4により3相の固定子巻線
11.12.13の通電相の相切換え動作が順次行われ
る。そして電動機は加速され、良好な起動特性が得られ
る。
2からは第9図2に示すような切換えパルス2が出力さ
れる。切換えパルス2は論理パルス発生手段3に加えら
れ、固定子巻線電力供給手段4により3相の固定子巻線
11.12.13の通電相の相切換え動作が順次行われ
る。そして電動機は加速され、良好な起動特性が得られ
る。
第10図は第1図に示す本発明の一実施例における論理
パルス発生手段3の回路構成図、第11図はその各部信
号波形図である。
パルス発生手段3の回路構成図、第11図はその各部信
号波形図である。
第10図において、80は6相のリングカウンタで、切
換えパルスZの立ち上がりエツジごとに第11図に示す
tl、t2.t3.t4.t5. t6の6相パルス
信号を出力する。これらパルス信号のパルス幅は電気角
で60度である。8L 82.83.84゜85、86
はオア回路で、リングカウンタ80の6相パルス信号t
l、t2.t3.t4.t5.t6の各出力が入力され
第11図に示すd、e、f、g。
換えパルスZの立ち上がりエツジごとに第11図に示す
tl、t2.t3.t4.t5. t6の6相パルス
信号を出力する。これらパルス信号のパルス幅は電気角
で60度である。8L 82.83.84゜85、86
はオア回路で、リングカウンタ80の6相パルス信号t
l、t2.t3.t4.t5.t6の各出力が入力され
第11図に示すd、e、f、g。
h、iの6相の回転位置信号が出力される。これらの信
号のパルス幅は電気角で120度である。6相パルス信
号d −iは回転子270回転位置信号となり第1図の
固定子巻線電力供給手段4に入力される。
号のパルス幅は電気角で120度である。6相パルス信
号d −iは回転子270回転位置信号となり第1図の
固定子巻線電力供給手段4に入力される。
以上の説明で明かなように本発明の無整流子電動機では
、逆起電力検出手段1は固定子巻線11゜12、13に
誘起される逆起電力a、b、cのゼロクロス点を検出し
て変換パルスnに変換する。電動機の定常回転時にはそ
の変換パルスnは切換えパルス発生手段2で電気角で3
0度だけ遅延された切換えパルス2に変換される。電動
機の起動時には逆起電力発生手段1の出力するパルスn
の代わりに、データセレクタの出力パルスtが使用され
、同様に切換えパルス発生手段2からは切換えパルス2
が論理パルス発生手段3に出力される。論理パルス発生
手段3はこの切換えパルス2を受けて6相の回転位置信
号d、 e、 f、 g、 h、 iを作成
する。そして最後に固定子巻線電力供給手段4はこの回
転位置信号d、e、f、g、h、iに応じて固定子巻線
11.12.13に第3図j、 k、tに示すような駆
動電流を順次両方向に供給し、その結果永久磁石回転子
27は回転される。
、逆起電力検出手段1は固定子巻線11゜12、13に
誘起される逆起電力a、b、cのゼロクロス点を検出し
て変換パルスnに変換する。電動機の定常回転時にはそ
の変換パルスnは切換えパルス発生手段2で電気角で3
0度だけ遅延された切換えパルス2に変換される。電動
機の起動時には逆起電力発生手段1の出力するパルスn
の代わりに、データセレクタの出力パルスtが使用され
、同様に切換えパルス発生手段2からは切換えパルス2
が論理パルス発生手段3に出力される。論理パルス発生
手段3はこの切換えパルス2を受けて6相の回転位置信
号d、 e、 f、 g、 h、 iを作成
する。そして最後に固定子巻線電力供給手段4はこの回
転位置信号d、e、f、g、h、iに応じて固定子巻線
11.12.13に第3図j、 k、tに示すような駆
動電流を順次両方向に供給し、その結果永久磁石回転子
27は回転される。
前述したように第6回に示した本発明を構成する切換え
パルス発生手段2の一実施例では、出力される切換えパ
ルス2は第9図に示したとおり4回の比較的周期の長い
パルス2と、それに比べて周期の短い2回のパルス2が
繰り返し出力される。
パルス発生手段2の一実施例では、出力される切換えパ
ルス2は第9図に示したとおり4回の比較的周期の長い
パルス2と、それに比べて周期の短い2回のパルス2が
繰り返し出力される。
第12回、第13図は第7図に示した切換えパルス発生
手段2の一実施例による電動機の起動方法を示すための
概念図である。
手段2の一実施例による電動機の起動方法を示すための
概念図である。
第12図は電動機の起動時において、論理パルス発生手
段3に一定周期の切換えパルスを仮に供給し続けた場合
の電動機の合成電流ベクトルと永久磁石回転子27の磁
極ベクトル(第2図の永久磁石回転子27のN極の位置
を示すベクトルΦ)の位置関係を示したものである。ま
た第12図に点線で示した位置は電流が通電されていな
い固定子巻線に誘起された逆起電力のゼロクロス点の検
出位置を示したものである。すなわち、逆起電力検出手
段1は永久磁石回転子27の磁極ベクトルΦが第12図
に示す点線を通過したときにゼロクロス検出パルスを出
力する。第12図より明かなように、電流ベクトルは電
気角でステップ状に60度ずつ変化するが、それに応じ
てゼロクロス点の検出位置もステップ状に60度ずつ変
化する。しかしそのときは、すでに永久磁石回転子27
の磁極ベクトルΦは逆起電力のゼロクロス点の検出位置
を越えた位置にあり、逆起電力検出手段1はいつまでも
ゼロクロス点を検出することができず、逆起電力のゼロ
クロス点を検出して行う正規の位置検出モードになかな
か移行できないため電動機が加速されることはない。
段3に一定周期の切換えパルスを仮に供給し続けた場合
の電動機の合成電流ベクトルと永久磁石回転子27の磁
極ベクトル(第2図の永久磁石回転子27のN極の位置
を示すベクトルΦ)の位置関係を示したものである。ま
た第12図に点線で示した位置は電流が通電されていな
い固定子巻線に誘起された逆起電力のゼロクロス点の検
出位置を示したものである。すなわち、逆起電力検出手
段1は永久磁石回転子27の磁極ベクトルΦが第12図
に示す点線を通過したときにゼロクロス検出パルスを出
力する。第12図より明かなように、電流ベクトルは電
気角でステップ状に60度ずつ変化するが、それに応じ
てゼロクロス点の検出位置もステップ状に60度ずつ変
化する。しかしそのときは、すでに永久磁石回転子27
の磁極ベクトルΦは逆起電力のゼロクロス点の検出位置
を越えた位置にあり、逆起電力検出手段1はいつまでも
ゼロクロス点を検出することができず、逆起電力のゼロ
クロス点を検出して行う正規の位置検出モードになかな
か移行できないため電動機が加速されることはない。
第13図は電動機の起動時において、第6図に示した切
換えパルス発生手段2から出力される4回の比較的周期
の長いパルス2と、それに比べて周期の短い2回のパル
ス2を論理パルス発生手段3に供給した場合の電動機の
電流ベクトルと永久磁石回転子27の磁極ベクトルΦの
位置関係を示したものである。また第13図に点線で示
した位置は、第12図と同様に電流が通電されていない
固定子巻線に誘起された逆起電力のゼロクロス点の検出
位置を示したものである。起動開始から第4目のパルス
までは一定周期の切換えパルスが論理パルス発生手段3
に供給されるので、第13図の(a)、 (b)。
換えパルス発生手段2から出力される4回の比較的周期
の長いパルス2と、それに比べて周期の短い2回のパル
ス2を論理パルス発生手段3に供給した場合の電動機の
電流ベクトルと永久磁石回転子27の磁極ベクトルΦの
位置関係を示したものである。また第13図に点線で示
した位置は、第12図と同様に電流が通電されていない
固定子巻線に誘起された逆起電力のゼロクロス点の検出
位置を示したものである。起動開始から第4目のパルス
までは一定周期の切換えパルスが論理パルス発生手段3
に供給されるので、第13図の(a)、 (b)。
(C)、 (d)は第12図のそれぞれと一致する。と
ころが第5.第6番目の切換えパルスの周期は最初の4
パルスに比べて短いので永久磁石回転子27が第12図
(e)に示す位置まで回転するまでに通電相切換えが行
われる。その様子を第13図(e)に示す。第13図(
e)より明らかなように、永久磁石回転子27の位置は
第12図(e)に比べて回転方向に対して遅れた位置に
ある。さらに第6番目の短周期の切換えパルスにより永
久磁石回転子27は回転方向に対してさらに遅れた位置
、すなわち逆起電力のゼロクロス点の検出位置の手前に
位置するようになる。したがって、次の切換えパルスが
供給されるまでには逆起電力検出手段1は逆起電力のゼ
ロクロス点を検出することができる。その様子を第13
図(f)に示す。
ころが第5.第6番目の切換えパルスの周期は最初の4
パルスに比べて短いので永久磁石回転子27が第12図
(e)に示す位置まで回転するまでに通電相切換えが行
われる。その様子を第13図(e)に示す。第13図(
e)より明らかなように、永久磁石回転子27の位置は
第12図(e)に比べて回転方向に対して遅れた位置に
ある。さらに第6番目の短周期の切換えパルスにより永
久磁石回転子27は回転方向に対してさらに遅れた位置
、すなわち逆起電力のゼロクロス点の検出位置の手前に
位置するようになる。したがって、次の切換えパルスが
供給されるまでには逆起電力検出手段1は逆起電力のゼ
ロクロス点を検出することができる。その様子を第13
図(f)に示す。
逆起電力検出手段lが逆起電力のゼロクロス点を検出し
た後は正規の位置検出モードに移行し、順次相切換えが
行われて電動機は加速される。
た後は正規の位置検出モードに移行し、順次相切換えが
行われて電動機は加速される。
なお、本実施例において逆起電力検出手段1は第5図に
示すように固定子巻線の中性点電位dを検出するために
共通接続した3本の抵抗を使用して行っているが、直接
電動機の固定子巻線の中性点から信号線を引き出して使
用しても可能であることは言うまでもない。また本実施
例では固定子巻線がY結線された3相の電動機について
説明したが、相数ば3相に限らず同相であってもよいし
、固定子巻線がΔ結線された電動機に適用することも可
能である。
示すように固定子巻線の中性点電位dを検出するために
共通接続した3本の抵抗を使用して行っているが、直接
電動機の固定子巻線の中性点から信号線を引き出して使
用しても可能であることは言うまでもない。また本実施
例では固定子巻線がY結線された3相の電動機について
説明したが、相数ば3相に限らず同相であってもよいし
、固定子巻線がΔ結線された電動機に適用することも可
能である。
発明の効果
本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
本発明の無整流子直流電動機は、逆起電力検出手段で固
定子巻線に誘起される逆起電力のゼロクロス点のみを検
出しているので、ホール素子の如き回転子位置検出素子
が不要でありながら、固定子巻線に流れる電流を両方向
に供給する全波駆動方式の電動機が容易に構成できる。
定子巻線に誘起される逆起電力のゼロクロス点のみを検
出しているので、ホール素子の如き回転子位置検出素子
が不要でありながら、固定子巻線に流れる電流を両方向
に供給する全波駆動方式の電動機が容易に構成できる。
したがって、固定子巻線の一方向だけに電流を供給する
半波駆動方式に比べて固定子巻線の利用率が高く、高効
率で、高発生トルクの電動機を提供することができる。
半波駆動方式に比べて固定子巻線の利用率が高く、高効
率で、高発生トルクの電動機を提供することができる。
さらに、従来の無整流子直流電動機のような回転子位置
検出−素子が不要のため素子の取付は位置調整の煩雑さ
や配線数が削減されるため大幅にコストが低減される。
検出−素子が不要のため素子の取付は位置調整の煩雑さ
や配線数が削減されるため大幅にコストが低減される。
さらに、電動機内部に回転子位置検出素子を取り付ける
必要がないため電動機は構造上の制約を受けず超小型化
、超薄型化が可能となる。
必要がないため電動機は構造上の制約を受けず超小型化
、超薄型化が可能となる。
また、本発明の無整流子直流電動機は起動時においては
逆起電力検出手段から出力パルスが出力されなくても、
切換えパルス発生手段からは互いに周期の異なる切換え
パルスが出力されて固定子巻線の通電相を順次切換えて
いるので、特別な起動回路を設けることなく良好な起動
特性が得られる。
逆起電力検出手段から出力パルスが出力されなくても、
切換えパルス発生手段からは互いに周期の異なる切換え
パルスが出力されて固定子巻線の通電相を順次切換えて
いるので、特別な起動回路を設けることなく良好な起動
特性が得られる。
さらに、本発明の無整流子直流電動機は各固定子巻線に
誘起される逆起電力のゼロクロス点間の時間を常に計数
し、その計数値をもとに次に通電すべき固定子巻線の通
電位相を決定しているので、電動機の回転数を変化させ
た場合にも次に通電すべき固定子巻線の通電位相が変化
することはなく、常に安定した駆動が得られるという優
れた効果も併せて備えている。したがって、電動機の回
転数を任意に変える必要がある用途にも適用することが
可能となる。
誘起される逆起電力のゼロクロス点間の時間を常に計数
し、その計数値をもとに次に通電すべき固定子巻線の通
電位相を決定しているので、電動機の回転数を変化させ
た場合にも次に通電すべき固定子巻線の通電位相が変化
することはなく、常に安定した駆動が得られるという優
れた効果も併せて備えている。したがって、電動機の回
転数を任意に変える必要がある用途にも適用することが
可能となる。
第1図は本発明の無整流子直流電動機の一実施例の構成
を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例における
電動機と固定子巻線電力供給手段の一実施例を示す回路
構成図、第3図は第2図の各部信号波形図、第4図は電
動機の回転する様子を説明するための合成電流ベクトル
図、第5図は本発明に係る逆起電力検出手段の一実施例
を示す回路構成図、第6図は第5図の各部信号波形図、
第7図は本発明に係る切換えパルス発生手段の一実施例
を示す回路構成図、第8図は定常回転時における第7図
の各部信号波形図、第9図は起動時における第7図の各
部信号波形図、第10図は本発明に係る論理パルス発生
手段の一実施例を示す回路構成図、第11図は第10図
の各部信号波形図、第12図、第13図は第7図に示し
た切換えパルス発生手段の一実施例による電動機の起動
方法を示すベクトル図である。 1・・・・・・逆起電力検出手段、2・・・・・・切換
えパルス発生手段、3・・・・・・論理パルス発生手段
、4・・・・・・固定子巻線電力供給手段、1112.
13・・・・・・固定子巻線。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ばか1名l 第 図 f 第5図 第 図 零 図 図 葛 図 : 第1 ! 図 あ 菓12契 (IL) (め (0L)
を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例における
電動機と固定子巻線電力供給手段の一実施例を示す回路
構成図、第3図は第2図の各部信号波形図、第4図は電
動機の回転する様子を説明するための合成電流ベクトル
図、第5図は本発明に係る逆起電力検出手段の一実施例
を示す回路構成図、第6図は第5図の各部信号波形図、
第7図は本発明に係る切換えパルス発生手段の一実施例
を示す回路構成図、第8図は定常回転時における第7図
の各部信号波形図、第9図は起動時における第7図の各
部信号波形図、第10図は本発明に係る論理パルス発生
手段の一実施例を示す回路構成図、第11図は第10図
の各部信号波形図、第12図、第13図は第7図に示し
た切換えパルス発生手段の一実施例による電動機の起動
方法を示すベクトル図である。 1・・・・・・逆起電力検出手段、2・・・・・・切換
えパルス発生手段、3・・・・・・論理パルス発生手段
、4・・・・・・固定子巻線電力供給手段、1112.
13・・・・・・固定子巻線。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ばか1名l 第 図 f 第5図 第 図 零 図 図 葛 図 : 第1 ! 図 あ 菓12契 (IL) (め (0L)
Claims (4)
- (1)複数相の固定子巻線のそれぞれに発生する逆起電
力を検出しパルス整形してパルス信号列を発生させる逆
起電力検出手段と、前記固定子巻線の付勢状態を順次切
換えるためのパルスを発生する切換パルス発生手段と、
前記切換パルス発生手段の出力パルスを分周して複数相
のパルスを発生する論理パルス発生手段と、前記複数相
のパルスに応じて前記固定子巻線を付勢する固定子巻線
電力供給手段とを含んで構成され、前記切換パルス発生
手段は起動時には互いに周期が異なるパルス列を発生す
るように構成されたことを特徴とする無整流子直流電動
機。 - (2)切換パルス発生手段は逆起電力検出手段のパルス
信号列の周期を計数して、その周期が所定の範囲を越え
たときには互いに周期が異なるパルス列を発生し、前記
周期が所定の範囲内にあるときは前記逆起電力検出手段
のパルス信号列を所定時間だけ遅延したパルス列を発生
するように構成されたことを特徴とする請求項(1)記
載の無整流子直流電動機。 - (3)切換パルス発生手段は起動時には一定周期のパル
スを出力し、続いて周期の短いパルスを出力するように
構成されたことを特徴とする請求項(1)または請求項
(2)に記載の無整流子直流電動機。 - (4)切換パルス発生手段は起動時には一定周期のパル
スを出力し、続いてその周期の1/2の周期のパルスを
出力するように構成されたことを特徴とする請求項(3
)記載の無整流子直流電動機。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2186546A JP2827467B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 無整流子直流電動機 |
AU78459/91A AU633738B2 (en) | 1990-06-20 | 1991-06-18 | Brushless DC motor |
US07/716,984 US5177416A (en) | 1990-06-20 | 1991-06-18 | Brushless dc motor |
KR1019910010168A KR940009207B1 (ko) | 1990-06-20 | 1991-06-19 | 무정류자 직류전동기 |
CA002045007A CA2045007C (en) | 1990-06-20 | 1991-06-19 | Brushless dc motor |
EP91305558A EP0462826B1 (en) | 1990-06-20 | 1991-06-19 | Brushless DC motor |
DE69125655T DE69125655T2 (de) | 1990-06-20 | 1991-06-19 | Bürstenloser Gleichstrommotor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2186546A JP2827467B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 無整流子直流電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475493A true JPH0475493A (ja) | 1992-03-10 |
JP2827467B2 JP2827467B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=16190401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2186546A Expired - Fee Related JP2827467B2 (ja) | 1990-06-20 | 1990-07-13 | 無整流子直流電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2827467B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631395A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモ−タの駆動回路 |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP2186546A patent/JP2827467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS631395A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ブラシレスモ−タの駆動回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2827467B2 (ja) | 1998-11-25 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |