JPH047542B2 - - Google Patents

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JPH047542B2
JPH047542B2 JP3133786A JP3133786A JPH047542B2 JP H047542 B2 JPH047542 B2 JP H047542B2 JP 3133786 A JP3133786 A JP 3133786A JP 3133786 A JP3133786 A JP 3133786A JP H047542 B2 JPH047542 B2 JP H047542B2
Authority
JP
Japan
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electrode chamber
light source
source tube
discharge
discharge path
Prior art date
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Expired
Application number
JP3133786A
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English (en)
Other versions
JPS62188159A (ja
Inventor
Hiroshi Imamura
Eiji Shiohama
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3133786A priority Critical patent/JPS62188159A/ja
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Publication of JPH047542B2 publication Critical patent/JPH047542B2/ja
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は大型カラーデイスプレイ装置などの表
示素子として用いる蛍光ランプに関するものであ
る。
[背景技術] カラーデイスプレイ用光源として第7図に示す
ような構造の放電空間一体型の蛍光ランプが従来
提案されている。この蛍光ランプはガラスよりな
るL字型の光源管体20の内部の放電空間に仕切
り板21により複数の放電路22R,22G,2
2Bを形成したもので、共通陰極23と各陽極電
極24R,24G,24Bの間で逐次切り換えて
放電を行い、各放電路22R,22G,22Bの
内壁に塗布した蛍光体25R,25G,25Bに
より可変色発光を得るものである。
このランプは小型、高輝度で表示素子として優
れた性能を有しているが、しかし製造面で以下の
ような問題点があつた。
つまり多数のガラス板をガラスフリツト封着に
より組み合わせてランプ容器を製作する際に、素
材ガラスの寸法ばらつきやガラスフリツトの塗布
量のばらつき等で封着不良が発生しやすく、又蛍
光体の焼成温度がガラスフリツトの封着温度より
高いために予め蛍光体をガラス板に塗布し、焼成
を済ませておく必要があり、そのため作業性が非
常に悪く、且つ被膜の弱い蛍光体が損傷を受けや
すいという問題があつた。
[発明の目的] 本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、製造が容易でしか
も高い輝度を得ることのできる表示素子用の蛍光
ランプを提供するにある。
[発明の開示] 本発明は、一面が開口した箱状の光源管体と、
上記光源管体の開口面に封着されたガラスプレー
トと、上記光源管体の上記ガラスプレートに対向
した底部外面で開口面側が封着された箱状の電極
室本体とからなり、上記光源管体内には、上記光
源管体の底部からガラスプレートに至るように立
設した複数の隔壁で複数の独立空間を形成して上
記ガラスプレートを除く夫々の内面に各放電路毎
に異なる発光色の蛍光体を塗布し夫々の独立空間
を放電路とし、各放電路の底部の一端には上記電
極室本体内の電極室と連通する放電孔を形成する
とともに上記放電孔から離れた放電路内の他端に
電極を設け、上記電極室本体内の電極室には共通
電極を設け、上記放電孔を通じて上記電極室に連
通する各放電路と上記電極室とからなる気密空間
に放電用ガスを封入したことを特徴とする。以下
本発明を実施例により説明する。
実施例 1 第1図は本実施例の斜視図を示しており、光源
管体1はセラミツク等の可視光反射率の高い非透
光性素材で偏平な直方体状に成形されたもので、
一面が開放され、内部は一体成形された隔壁1′
により例えば3つの並行した放電路2R,2G,
2Bを形成している。各放電路2R,2G,2B
は夫々の全内面、つまり両側面、両端面及び底面
の5面に異なる発光色の蛍光体3R,3G,3B
が塗布されている。例えば放電路2Rに赤色系蛍
光体3R(Y2O3;Eu)、放電路2Gには緑色系蛍
光体3G(CeMgAl11O19;Tb)、放電路2Bには
青色系蛍光体3B(BaMg2Al16O27;Eu)が塗布
されている。
各放電路2R,2G,2Bの一端には各独立し
た陽極電極4R,4G,4Bが配設され、他端に
は後述する電極室9に連通する放電孔5R,5
G,5Bが設けられている。
光源管体1の表示面である開放面には透光性の
ガラスプレート6が封着されている。そして光源
管体1の外底面には直方体状の電極室本体12が
封着されている。電極室本体12は内部に電極室
9を形成しており、電極室9の内底部にはガラス
ステム7に装着された単一の共通陰極7を配設し
てある。そして電極室9の開放された天井面を介
して共通陽極8が放電孔5R,5G,5Bに対応
するようにして電極室本体12は光源管体1の外
底面に封着されている。10は排気管である。
而して前記ガラスプレート6、光源管体1及び
電極室9で限定される気密空間内にアルゴン等の
不活性ガスと水銀とから成る放電用ガスが封入さ
れている。上記各部の気密封着はガラスフリツト
により行なわれている。
ここで本実施例の蛍光ランプのデイメンジヨン
は陽光柱発光を有効に利用すると共に、小型化を
図るために放電路1に内接する円の直径をd、陽
極電極4R,4G,4Bと共通陰極8の距離、即
ち電極間距離をlとしたとき、2d≦l≦4dを満
たすように設計されている。
第3図は本実施例の蛍光ランプを点灯させるた
めの回路の一例を示す。この各陽極電極4R,4
G,4Bは限流要素としての抵抗Rを介して各直
流電源DCよりの選択切換えスイツチSW(具体的
には、デユーテイを可変するトランジスタスイツ
チ)に接続される。STは始動用のスタータであ
る。
放電は陽極電極4R,4G,4Bと共通陰極8
の間で行なわれ、選択切換えスイツチSWの切換
え周期を高速にし、かつ各デユーテイ比を任意に
変えることにより、各放電路2R,2G,2Bの
発光比が連続的に変化し、自在な発光色が得られ
る。
このように構成された本実施例の蛍光ランプを
一画素として第4図に示すように一定配列して中
型ないし大型のカラーデイスプレイ装置を形成す
ることができる。この場合実施例の蛍光ランプの
大きさとしては最小20mm角から最大50mm各の間の
任意の大きさのものが得られので数々のサイズ、
用途のデイスプレイ装置の表示素子として幅広く
適用できる。また各蛍光ランプの光源管体1と隔
壁1′とが可視光反射率の高い非透光性材料で形
成されているので、輝度を得る為に特殊な反射膜
を必要とせず、且つ表示面には透光性のガラスプ
レート6を使用して、所謂アパーチヤ構成を実現
しているので、同じ消費電力で従来の3倍の輝度
が得られ、大型のカラーデイスプレイ装置には最
適なものである。
実施例 2 本実施例は第5図a,bに示すように光源管体
1及び電極室9を構成する電極室本体12の外形
状を円柱状としたもので、円柱状にすることによ
り光源管体1及び電極室9を構成する電極室本体
12の素材であるセラミツクの成形を容易にして
いる。
他の構成は前記実施例1と同様な構成で、実施
例1のものと同一符号を付したものは同一のもの
であり、その説明を省略する。尚光源管体1の放
電路2R,2G,2Bは中心より放射状に形成さ
れた隔壁1′により区切られた扇状の空間により
形成され放電孔5R,5G,5Bは丁度要部位に
当たる位置に穿孔されている。
以上実施例1、2は放電路の数が2R,2G,
2Bの3つの場合を示したものであるが、形成す
るデイスプレイ装置の表示仕様により放電路の数
は2又は4以上に任意に選ぶことが可能である。
実施例 3 本実施例は第6図に示すように、実施例1の形
状の光源管体1、及び電極室9を構成する電極室
本体12をセラミツクにより各々複数個成形した
もので、ランプのコストダウンを図つている。又
電極室9の境界の隔壁には各蛍光ランプ部の排気
を一括するために排気孔11を穿孔して、1本の
排気管10の共用を図つている。
図示する実施例は2つの蛍光ランプ部を一体化
したものであるが、実施例以上の数でも同様に製
作可能なことは言うまでも無く、一体化の個数が
増すに従つてコストの低減率は高くなる。
[発明の効果] 本発明は以上のように一面が開口した箱状の光
源管体と、上記光源管体の開口面に封着されたガ
ラスプレートと、上記光源管体の上記ガラスプレ
ートに対向した底部外面で開口面側が封着された
箱状の電極室本体とからなり、上記光源管体内に
は、上記光源管体の底部からガラスプレートに至
るように立設した複数の隔壁で複数の独立空間を
形成して上記ガラスプレートを除く夫々の内面に
各放電路毎に異なる発光色の蛍光体を塗布し夫々
の独立空間を放電路とし、各放電路の底部の一端
には上記電極室本体内の電極室と連通する放電孔
を形成するとともに上記放電孔から離れた放電路
内の他端に電極を設け、上記電極室本体内の電極
室には共通電極を設け、上記放電孔を通じて上記
電極室に連通する各放電路と上記電極室とからな
る気密空間に放電用ガスを封入したので、隔壁を
含む光源管体と、電極室を構成する電極室本体と
が成形加工により得ることができるものであり、
そのため部品点数を最少にすることができ、結果
封着箇所が従来例に比較して遥かに少なくなつ
て、封着不良が大幅に減少できるという効果を奏
し、又光源管体と隔壁とが予め一体成形で得られ
るので、蛍光体の塗布が極めて容易となり、また
共通電極は電極室の中に設けられるから、電極物
質の飛散による発光面の輝度低下の影響が無く、
高い輝度発光が維持できるという効果が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の斜視図、第2図a
は同上の正面図、第2図bは同図aのA−A断面
図、第3図は実施例1の点灯回路の回路図、第4
図は実施例1を用いたデイスプレイ装置の正面
図、第5図aは本発明の実施例2の正面図、第5
図bは同図bのB−Bの断面図、第6図は実施例
3の断面図、第7図は従来例の斜視図である。 1は光源管体、1′は隔壁、2R,2G,2B
は放電路、3R,3G,3Bは蛍光体、4R,4
G,4Bは陽極、5R,5G,5Bは放電孔、6
はガラスプレート、8は共通陰極、9は電極室、
12は電極室本体である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一面が開口した箱状の光源管体と、上記光源
    管体の開口面に封着されたガラスプレートと、上
    記光源管体の上記ガラスプレートに対向した底部
    外面で開口面側が封着された箱状の電極室本体と
    からなり、上記光源管体内には、上記光源管体の
    底部からガラスプレートに至るように立設した複
    数の隔壁で複数の独立空間を形成して上記ガラス
    プレートを除く夫々の内面に各放電路毎に異なる
    発光色の蛍光体を塗布し夫々の独立空間を放電路
    とし、各放電路の底部の一端には上記電極室本体
    内の電極室と連通する放電孔を形成するとともに
    上記放電孔から離れた放電路内の他端に電極を設
    け、上記電極室本体内の電極室には共通電極を設
    け、上記放電孔を通じて上記電極室に連通する各
    放電路と上記電極室とからなる気密空間に放電用
    ガスを封入したことを特徴とする蛍光ランプ。 2 光源管体と該光源管体の隔壁、及び電極室本
    体及び電極室本体の隔壁を可視光反射率の高い非
    透光性材料で一体成形したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の蛍光ランプ。
JP3133786A 1986-02-14 1986-02-14 蛍光ランプ Granted JPS62188159A (ja)

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JPH0626114B2 (ja) * 1987-12-22 1994-04-06 松下電工株式会社 表示素子用螢光ランプ
JPH01274355A (ja) * 1988-04-25 1989-11-02 Matsushita Electric Works Ltd 表示素子用螢光ランプ
JPH0272552A (ja) * 1988-09-07 1990-03-12 Hitachi Ltd 螢光面光源装置

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