JPH047518A - 液晶電気光学素子 - Google Patents
液晶電気光学素子Info
- Publication number
- JPH047518A JPH047518A JP10919190A JP10919190A JPH047518A JP H047518 A JPH047518 A JP H047518A JP 10919190 A JP10919190 A JP 10919190A JP 10919190 A JP10919190 A JP 10919190A JP H047518 A JPH047518 A JP H047518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- film
- pdlc
- polymer
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 32
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 claims abstract description 19
- 239000010408 film Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000004988 Nematic liquid crystal Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000004094 surface-active agent Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000004983 Polymer Dispersed Liquid Crystal Substances 0.000 abstract description 26
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract description 6
- 238000000149 argon plasma sintering Methods 0.000 abstract description 4
- 239000005264 High molar mass liquid crystal Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液晶テレビ、液晶プロジェクタ−液晶デイス
プレィなどの、液晶電気光学素子に関する。
プレィなどの、液晶電気光学素子に関する。
［従来の技術］
高分子・液晶複合膜（以下ＰＤＬＣと呼ぶ）は、第１図
に示したようにネマチック液晶材料ｌｌに粒子状または
３次元ネットワーク構造状高分子１２が分散した構造を
持つ。ＰＤＬＣは、電圧印加にともなって光散乱状態か
ら光透過状態に変化するので、この性質を利用して、既
に調光ガラスとして実用化しており、さらにはデイスプ
レィとしての応用も検討されている。
に示したようにネマチック液晶材料ｌｌに粒子状または
３次元ネットワーク構造状高分子１２が分散した構造を
持つ。ＰＤＬＣは、電圧印加にともなって光散乱状態か
ら光透過状態に変化するので、この性質を利用して、既
に調光ガラスとして実用化しており、さらにはデイスプ
レィとしての応用も検討されている。
ＰＤＬＣをデイスプレィとして使用すると、従来の液晶
電気光学素子に必要だった偏光板が不必要となるため、
明るい表示素子が得られる可能性がある。
電気光学素子に必要だった偏光板が不必要となるため、
明るい表示素子が得られる可能性がある。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、従来のＰＤＬＣでは、閾値電圧が４０ボ
ルト前後と高かった。ＰＤＬＣをアクティブマトリクス
液晶表示素子に適用するにはＴＰＴ素子の耐圧以下（５
ボルト以下）で駆動する必要があるため、十分なコント
ラストが得られなかった。また、ＰＤＬＣの急峻性が低
いために単純マトリクス液晶表示素子にした場合には、
デユーティ−比が小さく実用的ではなかった。
ルト前後と高かった。ＰＤＬＣをアクティブマトリクス
液晶表示素子に適用するにはＴＰＴ素子の耐圧以下（５
ボルト以下）で駆動する必要があるため、十分なコント
ラストが得られなかった。また、ＰＤＬＣの急峻性が低
いために単純マトリクス液晶表示素子にした場合には、
デユーティ−比が小さく実用的ではなかった。
従来のＰＤＬＣの閾値電圧が高い理由とじては、高分子
がネマチック液晶分子中に均一に分散していないことが
原因である。
がネマチック液晶分子中に均一に分散していないことが
原因である。
本発明はこのような課題を解決するためになされた物で
、その目的とするところは、高分子とネマチック液晶分
子の混合物に界面活性剤を添加することによって分散を
行い、結果として閾値電圧が十分低いアクティブマトリ
クス型ＰＤＬＣデイスプレィを提供することにある。
、その目的とするところは、高分子とネマチック液晶分
子の混合物に界面活性剤を添加することによって分散を
行い、結果として閾値電圧が十分低いアクティブマトリ
クス型ＰＤＬＣデイスプレィを提供することにある。
［課題を解決するための手段］
本発明の液晶電気光学素子は、高分子薄膜中にネマチッ
ク液晶が分散した高分子・液晶複合膜と、これを挟んで
両側に配置された電−極基板とからなる液晶素子におい
て、前記高分子・液晶複合膜が界面活性剤を含有するこ
とを特徴とする。
ク液晶が分散した高分子・液晶複合膜と、これを挟んで
両側に配置された電−極基板とからなる液晶素子におい
て、前記高分子・液晶複合膜が界面活性剤を含有するこ
とを特徴とする。
［作 用］
本発明の液晶電気光学素子は、界面活性剤の添加により
高分子とネマチック液晶分子が均一に分散するため、闇
値電圧が十分に低い。高分子に対するネマチック液晶の
混合割合は、ＰＤＬＣの４０〜９５重量％が望ましい。
高分子とネマチック液晶分子が均一に分散するため、闇
値電圧が十分に低い。高分子に対するネマチック液晶の
混合割合は、ＰＤＬＣの４０〜９５重量％が望ましい。
４０重量％以下ではコントラストが不十分であり、また
９５重量％以上では光散乱能力が低下する。界面活性剤
は、ＰＤＬＣに対して、００１〜５重量％の添加が望ま
しい。００１重量％以下では、添加の効果が十分でなく
、逆に５重量％以上では粒子状あるいは３次元ネットワ
ーク構造が形成されにくくなる。
９５重量％以上では光散乱能力が低下する。界面活性剤
は、ＰＤＬＣに対して、００１〜５重量％の添加が望ま
しい。００１重量％以下では、添加の効果が十分でなく
、逆に５重量％以上では粒子状あるいは３次元ネットワ
ーク構造が形成されにくくなる。
本発明によりＰＤＬＣの閾値電圧が低下するために、ア
クティブマトリクス液晶表示素子に適用が可能となり、
さらには、偏光板が不必要なため、明るく応答速度の早
い液晶デイスプレィが得られた。
クティブマトリクス液晶表示素子に適用が可能となり、
さらには、偏光板が不必要なため、明るく応答速度の早
い液晶デイスプレィが得られた。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
〔実 施 例］
第１図は、本発明による液晶電気光学素子の断面図であ
る。図中、ｌはＰＤＬＣ１２は透明電極、３はＴＦＴ素
子、４は基板である。１１は、ネマチック液晶、１２は
粒子状あるいは３次元ネットワーク構造状高分子である
。電圧無印加状態ではＰＤＬＣは光散乱状態であり、透
明電極あるいはＴ Ｆ’ Ｔ素子により電圧を印加する
ことにより光透過状態に変化する。
る。図中、ｌはＰＤＬＣ１２は透明電極、３はＴＦＴ素
子、４は基板である。１１は、ネマチック液晶、１２は
粒子状あるいは３次元ネットワーク構造状高分子である
。電圧無印加状態ではＰＤＬＣは光散乱状態であり、透
明電極あるいはＴ Ｆ’ Ｔ素子により電圧を印加する
ことにより光透過状態に変化する。
図２は、本発明のＰＤＬＣと従来のＰＤＬＣを使用した
液晶電気光学素子との電気光学特性をそれぞれ比較した
図である。２１は本発明のＰＤＬＣ（ＰＤＬＣに対しＯ
，ＩＷＴ％の界面活性剤を添加）を使用した素子の電気
光学特性であり、２２は従来のＰＤＬＣを使用した素子
の電気光学特性である。図より明らかなように、界面活
性剤の添加により闇値電圧が急激に低下し、かつ急峻性
も大幅に改良されている。
液晶電気光学素子との電気光学特性をそれぞれ比較した
図である。２１は本発明のＰＤＬＣ（ＰＤＬＣに対しＯ
，ＩＷＴ％の界面活性剤を添加）を使用した素子の電気
光学特性であり、２２は従来のＰＤＬＣを使用した素子
の電気光学特性である。図より明らかなように、界面活
性剤の添加により闇値電圧が急激に低下し、かつ急峻性
も大幅に改良されている。
以上述べたように、本発明によれば、ＰＤＬＣに界面活
性剤を添加することによって閾値電圧が十分に低い液晶
デイスプレィを提供することが可能である。
性剤を添加することによって閾値電圧が十分に低い液晶
デイスプレィを提供することが可能である。
第１図は、本発明による液晶電気光学素子の断面図を示
すＭ。 第２図は、本発明のＰＤＬＣと従来のＰＤＬＣを使用し
た液晶電気光学素子との電気光学特性をそれぞれ比較し
た図。 １ ・ ・ ・ ＰＤＬＣ ２・・・透明電極 ３・・・ＴＰＴ素子 ４・・・基板 １１・・・ネマチック液晶 １２・・・粒子状あるいは３次元ネットワーク構造状高
分子 ２１・・・本発明のＰＤＬＣを使用した液晶電気光学素
子の電気光学特性 従来のＰＤＬＣを使用した液晶電気 光学素子の電気光学特性 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社
すＭ。 第２図は、本発明のＰＤＬＣと従来のＰＤＬＣを使用し
た液晶電気光学素子との電気光学特性をそれぞれ比較し
た図。 １ ・ ・ ・ ＰＤＬＣ ２・・・透明電極 ３・・・ＴＰＴ素子 ４・・・基板 １１・・・ネマチック液晶 １２・・・粒子状あるいは３次元ネットワーク構造状高
分子 ２１・・・本発明のＰＤＬＣを使用した液晶電気光学素
子の電気光学特性 従来のＰＤＬＣを使用した液晶電気 光学素子の電気光学特性 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社
Claims (1)
- 高分子薄膜中にネマチック液晶が分散した高分子・液晶
複合膜と、これを挟んで両側に配置された電極基板とか
らなる液晶素子において、前記高分子・液晶複合膜が界
面活性剤を含有することを特徴とする液晶電気光学素子
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10919190A JPH047518A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 液晶電気光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10919190A JPH047518A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 液晶電気光学素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH047518A true JPH047518A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14503945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10919190A Pending JPH047518A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 液晶電気光学素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047518A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5405551A (en) * | 1994-03-24 | 1995-04-11 | Raychem Corporation | Method of making liquid crystal composite |
| US5427713A (en) * | 1992-03-10 | 1995-06-27 | Raychem Corporation | Encapsulated liquid crystal structures, apparatus containing the same, and methods therefor |
| US5585947A (en) * | 1994-03-24 | 1996-12-17 | Raychem Corporation | Method of making liquid crystal composite which has interfacial material disposed between liquid crystal and encapsulating medium |
| US5830385A (en) * | 1994-12-21 | 1998-11-03 | Raychem Corporation | Method of making liquid crystal composite |
| US5892560A (en) * | 1995-03-10 | 1999-04-06 | Fujitsu Limited | Liquid crystal display unit with a diameter of the liquid crystal droplets being greater than a space between the pair of substrates and method for its production |
| US5951912A (en) * | 1997-08-08 | 1999-09-14 | Raychem Corporation | Liquid crystal composite and device comprising same |
| JP2014123142A (ja) * | 2007-02-06 | 2014-07-03 | Photon Dynamics Inc | 電気光学変調器の組立品及びｎｃａｐ電気光学変調器材料 |
| US12055810B2 (en) | 2022-08-30 | 2024-08-06 | Orbotech Ltd. | Enhanced defect detection with planar macrocycle dyes in liquid-crystal films |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP10919190A patent/JPH047518A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5427713A (en) * | 1992-03-10 | 1995-06-27 | Raychem Corporation | Encapsulated liquid crystal structures, apparatus containing the same, and methods therefor |
| US5484552A (en) * | 1992-03-10 | 1996-01-16 | Raychem Corporation | Encapsulated liquid crystal structures, apparatus containing the same, and methods therefor |
| US5571448A (en) * | 1992-03-10 | 1996-11-05 | Raychem Corporation | Encapsulated liquid crystal structures, apparatus containing the same, and methods therefor |
| US5405551A (en) * | 1994-03-24 | 1995-04-11 | Raychem Corporation | Method of making liquid crystal composite |
| US5585947A (en) * | 1994-03-24 | 1996-12-17 | Raychem Corporation | Method of making liquid crystal composite which has interfacial material disposed between liquid crystal and encapsulating medium |
| US5745198A (en) * | 1994-03-24 | 1998-04-28 | Raychem Corporation | Liquid crystal composite and method of making |
| US5830385A (en) * | 1994-12-21 | 1998-11-03 | Raychem Corporation | Method of making liquid crystal composite |
| US5892560A (en) * | 1995-03-10 | 1999-04-06 | Fujitsu Limited | Liquid crystal display unit with a diameter of the liquid crystal droplets being greater than a space between the pair of substrates and method for its production |
| US5951912A (en) * | 1997-08-08 | 1999-09-14 | Raychem Corporation | Liquid crystal composite and device comprising same |
| JP2014123142A (ja) * | 2007-02-06 | 2014-07-03 | Photon Dynamics Inc | 電気光学変調器の組立品及びｎｃａｐ電気光学変調器材料 |
| JP2016001331A (ja) * | 2007-02-06 | 2016-01-07 | フォトン・ダイナミクス・インコーポレーテッド | 電気光学変調器の組立品、電気光学変調器材料、及び、ｎｃａｐ電気光学変調器材料 |
| US12055810B2 (en) | 2022-08-30 | 2024-08-06 | Orbotech Ltd. | Enhanced defect detection with planar macrocycle dyes in liquid-crystal films |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6025895A (en) | Liquid crystal display with mutually oriented and dispersed birefringent polymer and liquid crystal and random oriented twist alignment | |
| JPH047518A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
| JPH03288823A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
| US5321534A (en) | Liquid crystal display element including a gel of liquid crystal material and an organic compound having a perfluoroalkyl group | |
| JP2006195112A (ja) | 液晶素子とそれを用いた調光素子および液晶表示装置 | |
| JPH09503601A (ja) | 高分子分散型強誘電性液晶表示装置 | |
| JPH06110068A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP2543682B2 (ja) | 液晶電気光学装置 | |
| JPH0667185A (ja) | 液晶表示装置 | |
| KR100290920B1 (ko) | 산란층을구비한액정표시소자및그제조방법 | |
| JPH05107563A (ja) | 液晶表示素子 | |
| JP2000214443A (ja) | 液晶表示素子およびその製造方法 | |
| JPH0792458A (ja) | 液晶表示素子 | |
| JP2950736B2 (ja) | 液晶表示素子及びこれを用いた液晶ディスプレイ並びにその製造方法及び駆動方法 | |
| KR100387230B1 (ko) | 액정표시소자패널및그제조방법 | |
| WO1996017273A1 (fr) | Element d'affichage a cristaux liquides et son procede de production | |
| JP3356561B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH03192324A (ja) | ポリマー分散型液晶表示装置 | |
| KR980010512A (ko) | 반사형 액정 표시장치 | |
| JPH05224180A (ja) | 表示素子 | |
| JPH04249219A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
| JPH046524A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
| JPH04180020A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
| JPH05281524A (ja) | 液晶電気光学素子及びその製造方法 | |
| JPH0792459A (ja) | 液晶表示素子 |