JPH0475115B2 - - Google Patents

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JPH0475115B2
JPH0475115B2 JP62180358A JP18035887A JPH0475115B2 JP H0475115 B2 JPH0475115 B2 JP H0475115B2 JP 62180358 A JP62180358 A JP 62180358A JP 18035887 A JP18035887 A JP 18035887A JP H0475115 B2 JPH0475115 B2 JP H0475115B2
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    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23K9/0956Monitoring or automatic control of welding parameters using sensing means, e.g. optical

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、溶接用ワイヤを用いた自動アーク
溶接法、特に突き合わせ継手のルートギヤツプの
幅変動に対して溶込みを一定に保ち、ビードの溶
け落ちを防止すると共にビード高さを一定に保つ
ための溶接パラメータ制御に関するものである。
〔従来の技術〕
突き合わせ継手のアーク溶接では、開先のルー
トギヤツプ幅は一般的に零、すなわちルートフエ
ースが接した状態で溶接を行うようにしており、
特に自動溶接では最大でも1mm以下となるように
その管理を厳しく行う必要がある。これは、ルー
トギヤツプ幅が大きいところでは溶込みが不足し
たり、ひどい場合にはビードの溶け落ちが生じた
りするからであるが、現実には、接合部材の開先
成形加工には機械加工の精度上の限界もあるの
で、継手長さ方向に関するルートギヤツプ幅の変
動は不可避である。
このため従来では、片面からの溶接を一定条件
で行つてビード形状を一様にするために、溶接前
にルートギヤツプの広い箇所を手溶接等で埋めて
継手全長にわたつてルートギヤツプ幅がなるべく
零になるようにし、また開先のルートフエースを
3〜5mm以上と比較的大きくとつて溶接中のビー
ドの溶け落ちを防ぐ必要があつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来技術における溶接前のルートギヤツプの広
い箇所を手溶接等で埋める作業は溶接作業全体の
能率を大幅に低下させる。
また従来では開先のルートフエースの高さ寸法
を大きくとる必要があるので、両面溶接の場合
に、表面溶接後、裏面溶接開始に先立つて溶込み
を最適にするための裏面側開先を表面側ビードに
達するガウジング等によつて形成する必要が生じ
るほか、接合部材が薄くなると傾斜開先がとれず
にI開先での突き合わせ継手とならざるを得ず、
溶接ビードの盛上りが大きくなつて、後からこれ
をグラインダ等で削り取る作業が必要になつてし
まい、例えば容器内面溶接に適用した場合にはこ
れが容器内の難作業となる欠点が避けられない。
従つてこの発明の主要な課題は、突き合わせ継
手のルートギヤツプの幅変動に対して溶込みをあ
る目標値に一定に保ち、ルートフエースの高さ寸
法が小さくても、ビードの溶け落ちを有効に防止
することができる自動アーク溶接法を提供するこ
とであり、特に消耗溶接電極としての溶接用ワイ
ヤを用いる場合に、そのワイヤ突出し長さを溶接
中一定に保持し、制御による溶接電流とワイヤ送
給速度の変化に対してビード高さを一定に保持す
ることのできる自動アーク溶接法を提供すること
である。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明においては、接合すべき2部材間の開
先に沿つて消耗溶接電極としての溶接ワイヤを移
動させながら連続的なアーク溶接を施すに際し、
ルートギヤツプ幅の変化に対して設定された溶込
み深さを保つための溶接電流の大きさの変化特性
が、溶接電流I、ルートギヤツプ幅G、溶接ワイ
ヤ及びシールドガスなどの使用材料により一義的
に定まるルートギヤツプ幅が零のときの溶接電流
I0及び定数kを用いて、I=I0−kGと規定され、
溶接中に前記ワイヤの前方で開先のルートギヤツ
プ幅の大きさが検出され、ルートギヤツプ幅の変
化に対して溶込みが予め定められた一定値に保持
されるように前記ルートギヤツプ幅検出値に応じ
て溶接電流の大きさが前記変化特性に従つて実時
間制御されると共に、前記制御された溶接電流
I、ワイヤ送給速度Vf、ワイヤの通電チツプか
らの突出し長さl、溶接ワイヤ及びシールドガス
などの使用材料により一義的に定まる定数A及び
Bを用いた関係式Vf=A・I+B・l・I2に基い
て、前記ワイヤの通電チツプからの突出し長さが
予め定められた一定値に保持されるように前記制
御された溶接電流の大きさに応じてワイヤ送給速
度が可変制御され、さらに前記制御された溶接電
流I、前記制御されたワイヤ送給速度Vf、ルー
トギヤツプ幅が零のときのワイヤ送給速度初期値
をVf0、ルートギヤツプ幅が零のときの溶接速度
初期値をV0、溶接ワイヤ及びシールドガスなど
の使用材料により一義的に定まる定数α及びβを
用いた関係式V=Vf/{α・Vf0/V0+β(I0
I)}に基いて、前記溶接電流およびワイヤ送給
速度の変化に対してビード高さが一定に保たれる
ように溶接速度の可変制御による溶着量補償制御
が行われる。
〔作用〕
この発明に従えば、まず始めに、接合すべき2
部材間の開先のルートギヤツプ幅の変化に対して
或る溶込み深さを保つための溶接電流の大きさの
変化特性が溶接ワイヤおよびシールドガスなどの
使用材料に特有の関係として種々の溶込み深さに
ついて予め実験により求められる。すなわち、溶
接電流をI、ルートギヤツプ幅をG、ルートギヤ
ツプ幅が零のときの溶接電流をI0とすると、或る
溶接速度範囲内においては、 I=I0−kG ……(1) の線形式で表せるリニアな変化特性が得られるこ
とが確かめられている。但し(1)式でkは定数であ
り、この定数kと前記I0とは、実際の溶接に用い
る前記使用材料等によつて一義的に定まる値をも
つ。
実際の溶接パラメータの制御に際しては、これ
らの変化特性のうちから使用材料と設定溶込み深
さに対応した変化特性が選ばれて用いられる。
溶接中においては、溶接電極の前方で開先のル
ートギヤツプ幅の大きさが例えば撮像手段と画像
処理システム等の検出手段によつて時々刻々と検
出され、このルートギヤツプ幅検出値によつて、
前述選ばれた変化特性に従つた溶接電流のリアル
タイム制御が行われる。この場合、ルートギヤツ
プ幅の検出位置と溶接電極位置との間隔に応じた
遅延を溶接速度との関係で補償し得ることは述べ
るまでもない。
このようにして、溶接中のルートギヤツプ幅の
変化に応じて、或る設定溶込み深さを保持するた
めの溶接電流制御が行われ、溶け落ちの生じない
安定した自動アーク溶接が行われる。
この発明に従えば、前記溶接電極として消耗溶
接電極ワイヤが使用されて前述の溶接パラメータ
制御が行われるが、この場合さらに前記制御され
た溶接電流Iの大きさの変化に対応して、 Vf=A・I+B・l・I2 ……(2) の関係式に従い、ワイヤ送給速度Vfが可変制御
され、これにより前記ワイヤの通電チツプからの
突出し長さlが予め定められた一定値に保持され
る。尚、(2)式でA、Bはワイヤおよびシールドガ
ス等によつて一義的に定まる定数である。
好ましくはさらに加えて、例えば前記制御され
た溶接電流I及び制御されたワイヤ送給速度Vf
の変化に対応して、 Et=El+Ea+Er ……(3) の関係式(アークの負荷特性)に従い、溶接供給
電圧Etが可変制御される。ここで前記(3)式の場
合、Elは突出し長さlの部分における溶接用ワイ
ヤの電圧降下、Eaはアーク長laのアーク電圧、Er
は溶接電圧供給端とワイヤへの通電チツプおよび
溶接部材との間の接続回路抵抗Rによる電圧降下
であり、それぞれ次のとおりである。
El=a・l・j−b・Vf/j ……(4) Ea=E0(I)+x・la ……(5) Er=R・I ……(6) 尚、これらの式中で、jは溶接用ワイヤの電流
密度であつてワイヤ径をDとすれば、 j=I/(1/4πD2) ……(7) で表され、またE0(I)は溶接電流Iの関数として
のアーク長la=0のときの電極電圧降下、xはア
ークの電位勾配を表す定数、a、bはワイヤおよ
びシールドガス等によつて一義的に定まる定数で
ある。
前述の供給電圧Etの可変制御は、前述のように
一定値に制御された突き出し長さlのもとに、例
えば(3)〜(7)式に基づいて、前記制御された溶接電
流Iおよび制御されたワイヤ送給速度Vfの変化
に対して更に前記アーク長laを或る設定値に保つ
ための電圧補償制御として行われる。
さらにまたこの発明に従えば、さらに加えて、
前記制御された溶接電流Iおよび制御されたワイ
ヤ送給速度Vfの変化に対応して、 V=Vf/{α・Vf0/V0+β(I0−I)}……(8) の制御式に従つて溶接速度Vが可変制御される。
ここでVf0はルートギヤツプ幅が零のときのワイ
ヤ送給速度初期値、V0は同様にルートギヤツプ
幅が零のときの溶接速度初期値であり、α、βは
ワイヤおよびシールドガス等によつて一義的に定
まる定数である。
前記溶接速度の可変制御は、前述のように一定
値に制御された突き出し長さlのもとに、(8)式に
基づいて、前記制御された溶接電流Iおよび制御
されたワイヤ送給速度Vfの変化に対して更にビ
ード高さが一定に保たれるように溶着量の補償制
御として行われる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の好適な実施例に係る自動ア
ーク溶接法の制御系を示すブロツク図であり、こ
の例では、アークを回転させてその物理的効果を
周辺に分散させ、溶込みの周辺分散と扁平ビード
(湾曲ビード)の形成などの利点の得られる高速
回転アーク溶接法に適用した場合を示している
が、この発明はこれに限定されるものではない。
第1図において、溶接部材1にはその厚さ方向
の寸法trのルートフエースで突き合わせた開先2
が形成されており、回転アークトーチ10はモー
タ11により溶接用ワイヤ3を矢印CW方向に回
転させながら送り装置14による送りで開先に沿
つて矢印FA方向へ溶接を進め、その後方にビー
ドを形成させている。溶接用ワイヤ3はワイヤ送
給モータ15によつて或る制御された送給速度で
供給されている。トーチ10の前方で一定距離だ
け先行した開先位置をテレビジヨンカメラ12が
撮像しており、このカメラ12はトーチ10と共
通に前記送り装置14によつて一体的に移動され
るようになつている。テレビジヨンカメラ12に
よる撮像信号は画像処理装置13によつて信号処
理され、画像データ処理によつてトーチ10の前
方の既知の距離位置における開先のルートギヤツ
プ幅Gが例えば前記撮像信号のフレーム時間毎に
検出される。尚、このルートギヤツプ幅の画像デ
ータによる検出は、例えば特願昭62−89908号に
て提案した方式によつて実施するのが好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではない。
トーチ10への溶接電流・電圧の供給は溶接電
源16から溶接制御装置17を介して行われ、ま
たワイヤ送給モータ15の制御はモーター制御装
置18により行われ、さらに送り装置14による
溶接速度の制御は溶接速度制御装置19によつて
行われる。
これら溶接制御装置17、モーター制御装置1
8および溶接速度制御装置19への制御指令はマ
イクロコンピユータ(以下MCONと称す)20
から与えられ、MCON20は、付属の入力装置
21によつて設定入力された各定数および設定値
と前記画像処理装置13からのルートギヤツプ幅
Gの検出信号を受け取つて前述の各式(1)〜(8)に従
う演算を行い、各制御装置17,18,19へ制
御信号を与える。ここで入力装置21によつて与
えるのは、前述のk、a、b、A、B、x、D,
Rの各定数と、I0、V0、Vf0、l、la等の設定値
および溶接速度Vの上下限Vnax、Xnioである。こ
れら入力値の値は、予め実験で求めておいた値の
なかから、使用するワイヤやシールドガスなどに
適合するものを選んで入力する。
第2図に、溶接用ワイヤとして1.6mm径のフラ
ツクス入りステンレスワイヤを用い、シールドガ
スとしてCO2ガスを用いた場合の板厚10mmのステ
ンレス鋼板(SUS304)の自動アーク溶接につい
て、ワイヤ送給速度と溶接速度の比Vf/Vを一
定にしてビードの溶け落ち防止のための溶接電流
Iとルートギヤツプ幅Gとの関係、即ち溶接速度
Vが20〜100cm/分の範囲内においてルートギヤ
ツプ幅Gを変えた場合の或る溶込み深さpを保つ
ための溶接電流Iの大きさを求めた結果を示す。
この場合、開先形状は第3図に示す通りであ
り、◇印は溶込み1.5mmを確保する特性、◆印は
溶込み2mmを確保する特性、●印はビード溶け落
ちを生じる電流上限特性である。例えば第2図に
おいて、目標溶け込みp1=2mmを確保する特性
は、 I0=360〔A〕、k=30〔A/mm〕から、 I=360−30G ……(1A) なる単純な線形式で表される。
前記MCON20に前記入力装置21からこの
I0=360〔A〕、k=30〔A/mm〕が設定されると、
MCON20は画像処理装置13からのルートギ
ヤツプ幅検出値Gに応じて前記(1A)式に従い
溶込みp1=2mmを保つための溶接電流Iの大きさ
を演算し、溶接制御装置17にトーチ10への溶
接電流がその大きさになるように指令する。
このような制御によつて溶接中のルートギヤツ
プ幅Gの変動に対して設定された溶込み深さp1
保持するような適正な溶接電流Iの制御が行わ
れ、従つて所望の設定溶込み深さでの安定した溶
接が果されるものである。
上記の制御によつて溶接電流Iが変化するが、
それに対してワイヤ突き出し長さlおよびアーク
長laを一定に保持する為の式(2)および式(3)〜(7)
は、第2図の例においては第4図に示す通りの実
験結果が得られている。
第4図において、溶接電流Iの変化に対して、
ワイヤ送給速度Vfはワイヤ突き出し長さlとし
てl=15mmを設定値とすると、(2)式において定数
A=0.2、B=4.59×10-5となる。
これらの定数が入力装置21から入力されると
MCON20内ではこれを(2)式に当嵌めて前述制
御された溶接電流Iに応じたワイヤ送給速度Vf
の制御信号をモータ制御装置18へ与え、ワイヤ
送給モータ15の速度をを可変制御する。
また第4図において、ワイヤ突き出し長さl=
15mmに加えてアーク長la=1.5mmを設定値とする
と、D=1.6mm、R=.0Ωで(3)〜(7)式においては
x=2.4〔V/mm〕、E0(I)=0.025I+164〔V〕、a
=1.12.×10-3、b=2.19となる。
これらの値が入力装置21から入力されると、
MCON20内ではこれを(3)〜(7)式に当嵌めて、
前述制御された溶接電流Iおよび制御されたワイ
ヤ送給速度Vfに応じた電圧Etが溶接制御装置1
7から出力されるように電圧を可変制御する。
溶接電流Iの変化に対してビード高さを一定に
保つには、前述の制御された溶接電流Iおよび制
御されたワイヤ送給速度Vfの変化を、各々の或
る基準状態での値(例えばG=0のときの値=初
期値I0、Vf0)における溶着量に対する変化とし
てとらえ、これを溶接速度の可変制御で補償する
のが前述(8)式の制御式である。MCON20には
このための演算式も与えられており、初期値I0
Vf0と定数α、βの入力装置21による設定に従
つてMCON21の内部で溶接電流Iとワイヤ送
給速度Vfとに応じた溶接速度Vが演算され、溶
接速度制御装置19を介して送り装置14が可変
速度制御されることにより、ビード高さも初期設
定値に一定に保持される。尚、この場合の溶接速
度Vの制御は溶接電流Iとワイヤ送給速度Vf
の変化に応じて行われるが、第4図では第2図の
例において実験的に求めた特性として、溶接速度
Vを、 V=Vf(V0/Vf0)=Vf(20/67.54) として演算する場合を示してある。
以上のような溶接パラメータ制御を行つて部材
1の表面側の溶接を所定の溶込み深さp1で一定ビ
ード高さにて行つたのち、裏面側についてはすで
に開先のルートギヤツプは表側溶接で埋められて
いるから、裏側溶接に際してはG=0のときに設
定溶け込み深さp2≧tf−p1を保つような溶接電流
Iの大きさを第2図のデータから選んでMCON
20の設定し、ルートギヤツプ幅Gの変化につい
てはG=0のときの開先断面積S0に対する溶接部
位の開先断面積Sの差△S=S−S0に応じて溶接
速度Vのみを可変制御してビード高さを一定に保
つ制御を行う。この場合の制御式は、例えば、 V=Vf0(α・Vf0/V0+△S) ……(9) で与えられ、これがMCON20にプログラムさ
れる。
尚、実施例のシステムでは表側溶接時のルート
ギヤツプ幅データがMCON20で処理されるの
で、溶接位置との関係でこのデータを記憶してお
けば裏側溶接時のルートギヤツプ幅変化およびそ
れに比例した開先断面積変化△Sのデータを作る
ことができる。
〔発明の効果〕
以上に述べたようにこの発明によれば、突合せ
継手のルートギヤツプの幅変動に対して溶込みを
所望の目標値に一定に保つて自動溶接することが
可能であり、あまり厚くない溶接部材でもI開先
とせずにすみ、ビードの溶け落ちを起こさずにし
かも一定高さの扁平なビード形状での自動溶接が
達成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る溶接システ
ムの構成を示すブロツク図、第2図はルートギヤ
ツプ幅変化に対して或る溶込み深さを確保するた
めの溶接電流の変化特性の例を示す線図、第3図
は前図の実験に用いた開先形状を示す説明図、第
4図は前記実験例における溶接電流と各溶接パラ
メータとの関係を示す線図である。 1:溶接部材、2:開先、3:溶接用ワイヤ、
10:回転アーク溶接トーチ、11:トーチ回転
用モータ、12:テレビジヨンカメラ、13:画
像処理装置、14:送り装置、15:ワイヤ送給
モータ、16:溶接電源、17:溶接制御装置、
18:モータ制御装置、19:溶接速度制御装
置、20:マイクロコンピユータ、21:入力装
置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 接合すべき2部材間の開先に沿つて消耗溶接
    電極としての溶接ワイヤを移動させながら連続的
    なアーク溶接を施すに際し、ルートギヤツプ幅の
    変化に対して設定された溶込み深さを保つための
    溶接電流の大きさの変化特性を、溶接電流I、ル
    ートギヤツプ幅G、溶接ワイヤ及びシールドガス
    などの使用材料により一義的に定まるルートギヤ
    ツプ幅が零のときの溶接電流I0及び定数kを用い
    て、I=I0−kGと規定し、溶接中に前記電極の
    前方で開先のルートギヤツプ幅の大きさを検出し
    ながら、ルートギヤツプ幅の変化に対して溶込み
    が予め定められた一定値に保持されるように前記
    ルートギヤツプ幅検出値に応じて溶接電流の大き
    さを前記変化特性に従つて実時間制御すると共
    に、前記制御された溶接電流I、ワイヤ送給速度
    Vf、ワイヤの通電チツプからの突出し長さl、
    溶接ワイヤ及びシールドガスなどの使用材料によ
    り一義的に定まる定数A及びBを用いた関係式
    Vf=A・I+B・l・I2に基いて、前記ワイヤの
    通電チツプからの突出し長さが予め定められた一
    定値に保持されるように前記制御された溶接電流
    の大きさに応じてワイヤ送給速度を可変制御し、
    さらに前記制御された溶接電流I、前記制御され
    たワイヤ送給速度Vf、ルートギヤツプ幅が零の
    ときのワイヤ送給速度初期値をVf0、ルートギヤ
    ツプ幅が零のときの溶接速度初期値をV0、溶接
    ワイヤ及びシールドガスなどの使用材料により一
    義的に定まる定数α及びβを用いた関係式V=
    Vf/{α・Vf0/V0+β(I0−I)}に基いて、前
    記溶接電流及び前記ワイヤ送給速度の変化に対し
    てビード高さが一定に保たれるように溶接速度の
    可変制御による溶着量補償制御を行うことを特徴
    とする消耗電極式アーク溶接法。
JP62180358A 1987-07-20 1987-07-20 Automatic arc welding method Granted JPS6422468A (en)

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