JPH0474733A - 接着用ガラス - Google Patents
接着用ガラスInfo
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 15
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/24—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は接着用ガラスに関し、より詳しくは磁気ヘッド
のギャップ部に用いられる接着用ガラスに関するもので
ある。
のギャップ部に用いられる接着用ガラスに関するもので
ある。
［従来の技術］
磁気記録に用いられる磁気ヘッドには種々のタイプのも
のが存在しており、その一つにフェライト製の磁気ヘッ
ドがある。この磁気ヘッドは、図面に示すように２つの
フェライトコア１．２間に棒状の接着用ガラス３を配置
した後、熱処理することによって接着用ガラス３を軟化
流動させてギャップ部４を充填し、フェライトコア１．
２間士を接着一体化させて組み立てられる。
のが存在しており、その一つにフェライト製の磁気ヘッ
ドがある。この磁気ヘッドは、図面に示すように２つの
フェライトコア１．２間に棒状の接着用ガラス３を配置
した後、熱処理することによって接着用ガラス３を軟化
流動させてギャップ部４を充填し、フェライトコア１．
２間士を接着一体化させて組み立てられる。
［発明が解決しようとする問題点コ
上記した接着用ガラスは、フェライトにあう熱膨張係数
を有するとともに、フェライトの組織を破壊したり、磁
気的特性を低下させたりすることがないようにその熱処
理温度が８００℃以下であることが要求される。
を有するとともに、フェライトの組織を破壊したり、磁
気的特性を低下させたりすることがないようにその熱処
理温度が８００℃以下であることが要求される。
しかしながら従来の接着用ガラスは、上記の要求を満足
するものであっても、熱処理の際にフェライトを侵蝕し
易く、それゆえトラック幅が狭くなったり、ギャップ深
さが不正確になって所望の磁気的特性を得ることが困難
になるという問題を有している。
するものであっても、熱処理の際にフェライトを侵蝕し
易く、それゆえトラック幅が狭くなったり、ギャップ深
さが不正確になって所望の磁気的特性を得ることが困難
になるという問題を有している。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、フェライトに
あう熱膨張係数を有し、また熱処理温度が８００℃以下
であり、しかも熱処理の際に、フェライトを侵蝕するこ
とのない接着用ガラスを提供することを目的とする。
あう熱膨張係数を有し、また熱処理温度が８００℃以下
であり、しかも熱処理の際に、フェライトを侵蝕するこ
とのない接着用ガラスを提供することを目的とする。
［問題点を解決するための手段］
本発明者等は上記目的を達成するために種々の研究を行
った結果、Ｂ２Ｏ３あるいはＬｉ２Ｏを含有するＰｂＯ
−５ＩＯ□系ガラスがフェライトを侵蝕し易いこと、ま
たその一方でフェライトの成分であるＦｅ２Ｏ３及びＺ
ｎＯを含有するＰｂＯ−５ｊＯ□系ガラスがフェライト
の侵蝕を殆ど起こさないことを見いだし、本発明として
提案するものである。
った結果、Ｂ２Ｏ３あるいはＬｉ２Ｏを含有するＰｂＯ
−５ＩＯ□系ガラスがフェライトを侵蝕し易いこと、ま
たその一方でフェライトの成分であるＦｅ２Ｏ３及びＺ
ｎＯを含有するＰｂＯ−５ｊＯ□系ガラスがフェライト
の侵蝕を殆ど起こさないことを見いだし、本発明として
提案するものである。
即ち、本発明の接着用ガラスは、重量百分率でＰｂＯ３
５．０〜４４，５％、Ｓ１０□３０．０〜４５．０％、
Ａ１．０３０．５〜５．０％、Ｎａ２Ｏ０〜（ｉ、０％
、Ｋ２Ｏ０〜６．０％、Ｆｅ２Ｏ３０．５〜５．０％、
ＺｎＯ０，５〜５．０％からなり、本質的にＢ２Ｏ３及
びＬｌ。０を含有しないことを特徴とする。
５．０〜４４，５％、Ｓ１０□３０．０〜４５．０％、
Ａ１．０３０．５〜５．０％、Ｎａ２Ｏ０〜（ｉ、０％
、Ｋ２Ｏ０〜６．０％、Ｆｅ２Ｏ３０．５〜５．０％、
ＺｎＯ０，５〜５．０％からなり、本質的にＢ２Ｏ３及
びＬｌ。０を含有しないことを特徴とする。
［作用］
本発明の接着用ガラスは、３０〜３００℃における熱膨
張係数がフェライトのそれ（１００−１２ＯＸｌ０−’
／”Ｃ）にあう９０−１０５ Ｘｌ０−’／”Ｃであり
、また軟・化点が５９０〜６４０°Ｃであるため８００
°Ｃ以下の熱処理温度でフェライトコア同士を接着でき
、しかもフェライトの侵蝕を起こさないものである。
張係数がフェライトのそれ（１００−１２ＯＸｌ０−’
／”Ｃ）にあう９０−１０５ Ｘｌ０−’／”Ｃであり
、また軟・化点が５９０〜６４０°Ｃであるため８００
°Ｃ以下の熱処理温度でフェライトコア同士を接着でき
、しかもフェライトの侵蝕を起こさないものである。
次に、本発明の接着用ガラスの組成を上記のように限定
した理由を以下に述べる。
した理由を以下に述べる。
ＰｂＯはガラスの軟化点を調整する成分であり、その含
有量は３５．０〜４４．５％である。ｐｂｏが３５．０
％より少ないとガラスの軟化点が高くなって８００℃以
下で熱処理できなくなり、４４．５％より多いと耐水性
が悪くなる。
有量は３５．０〜４４．５％である。ｐｂｏが３５．０
％より少ないとガラスの軟化点が高くなって８００℃以
下で熱処理できなくなり、４４．５％より多いと耐水性
が悪くなる。
ＳＩＯ□はガラス化範囲を広げる成分であり、その含有
量は３０．０〜４５．０％である。ＳｔＯ□が３０．０
％より少ないとガラス化の際にガラスが安定せず、４５
．０％より多いと軟化点が高くなる。
量は３０．０〜４５．０％である。ＳｔＯ□が３０．０
％より少ないとガラス化の際にガラスが安定せず、４５
．０％より多いと軟化点が高くなる。
Ａ１．０３はガラスの耐水性、耐摩耗性等いわゆる耐久
性を高める成分であり、その含有量は０．５〜５．０％
である。Ａｌ２Ｏ３が０．５％より少ないと上記した効
果が得られず、５．０％より多いと８００℃以下の熱処
理温度ではガラスの粘度が十分に下がらないため流動性
が悪くなり、フエライトコアの接着が困難になる。
性を高める成分であり、その含有量は０．５〜５．０％
である。Ａｌ２Ｏ３が０．５％より少ないと上記した効
果が得られず、５．０％より多いと８００℃以下の熱処
理温度ではガラスの粘度が十分に下がらないため流動性
が悪くなり、フエライトコアの接着が困難になる。
Ｎａ２Ｏとに２Ｏは共に熱膨張係数を調整するために添
加する成分てあり、その含有量は各々０〜６．０％であ
る。Ｎａ２Ｏとに２Ｏの含有量がそれぞれ６．０％より
多いと耐水性が悪くなる。
加する成分てあり、その含有量は各々０〜６．０％であ
る。Ｎａ２Ｏとに２Ｏの含有量がそれぞれ６．０％より
多いと耐水性が悪くなる。
さらに本発明は上記成分に加え、Ｆｅ２Ｏ３及びＺｎＯ
を含有することにより、フェライトとの濡れ性を改善し
、侵蝕を防止する。Ｆｅ２Ｏ，及びＺｎＯの含有量は各
々０．５〜５．０％であり、それぞれ０．５％より少な
いとその効果がない。またＦｅ２Ｏ３が５．０％より多
いとガラスが着色してギャップ深さの測定が困難になり
、一方ＺｎＯが５．０％より多いとガラスが失透し易く
なる。
を含有することにより、フェライトとの濡れ性を改善し
、侵蝕を防止する。Ｆｅ２Ｏ，及びＺｎＯの含有量は各
々０．５〜５．０％であり、それぞれ０．５％より少な
いとその効果がない。またＦｅ２Ｏ３が５．０％より多
いとガラスが着色してギャップ深さの測定が困難になり
、一方ＺｎＯが５．０％より多いとガラスが失透し易く
なる。
なお本発明において、Ｂ２Ｏ３及びＬ１□０を含有しな
い理由は、これらの成分を含有するとガラスがフェライ
トを侵蝕し易くなるためである。
い理由は、これらの成分を含有するとガラスがフェライ
トを侵蝕し易くなるためである。
［実施例コ
以下、本発明の接着用ガラスを実施例に基づいて説明す
る。
る。
下表は本発明の実施例（試料ＮαＩ〜４）及び比較例（
試料Ｎα５．６）を示すものである。
試料Ｎα５．６）を示すものである。
以 下 余 白
表のＮ１１ｌ〜６の各試料は次のようにして調製した。
まず重量百分率で表の組成になるように調合した原料バ
ッチを白金坩堝に入れ、１５００℃で２時間溶融し、所
定の形状に成形して試料を作製した後、熱膨張係数、軟
化点、熱処理温度及びフェライトに対する侵蝕の有無に
ついて測定した。
ッチを白金坩堝に入れ、１５００℃で２時間溶融し、所
定の形状に成形して試料を作製した後、熱膨張係数、軟
化点、熱処理温度及びフェライトに対する侵蝕の有無に
ついて測定した。
表から明らかなように実施例であるＮαｌ−４の各試料
は熱膨張係数が８０〜１０５ Ｘ １０−７／ ’Ｃ、
軟化点が５９０〜６４０°Ｃ１熱処理温度が７００〜７
８０°Ｃのの値を示し、またフェライトに対する侵蝕は
認められなかった。これに対して比較例であるＮα５．
６の各試料は熱膨張係数カ月００ Ｘｌ０−７／’Ｃ及
び９５×１０−７／ ”Ｃ、軟化点が６００°Ｃ及び６
４０°Ｃ１熱処理温度が７２Ｏ及び８００℃であったが
、フェライトに対する侵蝕が認められた。
は熱膨張係数が８０〜１０５ Ｘ １０−７／ ’Ｃ、
軟化点が５９０〜６４０°Ｃ１熱処理温度が７００〜７
８０°Ｃのの値を示し、またフェライトに対する侵蝕は
認められなかった。これに対して比較例であるＮα５．
６の各試料は熱膨張係数カ月００ Ｘｌ０−７／’Ｃ及
び９５×１０−７／ ”Ｃ、軟化点が６００°Ｃ及び６
４０°Ｃ１熱処理温度が７２Ｏ及び８００℃であったが
、フェライトに対する侵蝕が認められた。
これらの事実は本発明の接着用ガラスが、Ｂ２Ｏ３及び
Ｌｌ。０を含まず、しかもＦｅ２Ｏ３及びＺｎＯを含有
するためにフェライトを侵蝕しないことを示している。
Ｌｌ。０を含まず、しかもＦｅ２Ｏ３及びＺｎＯを含有
するためにフェライトを侵蝕しないことを示している。
なお、熱膨張係数及び軟化点は、各ガラスを５φＸ ２
Ｏｍｍのロッド状に成形した試料を用いて平均線熱膨張
係数測定器によって測定した。また熱処理温度は、フェ
ライトコア同士の接着に必要な流動性が得られる温度、
即ちガラスの粘度カ月０４ポアズを示すときの温度を高
温粘性測定器により測定した。さらにフェライトに対す
る侵蝕の有無は、表面が鏡面研磨された１０１０Ｘ２Ｏ
Ｘ３の大きさのフェライト上に、０．５φＸ ２Ｏｍｍ
のロッド状に成形したガラスを載置し、表中の熱処理温
度で処理することによって試料を作製した後、試料中央
部を切断してその切断面を電子顕微鏡にて観察したもの
である。
Ｏｍｍのロッド状に成形した試料を用いて平均線熱膨張
係数測定器によって測定した。また熱処理温度は、フェ
ライトコア同士の接着に必要な流動性が得られる温度、
即ちガラスの粘度カ月０４ポアズを示すときの温度を高
温粘性測定器により測定した。さらにフェライトに対す
る侵蝕の有無は、表面が鏡面研磨された１０１０Ｘ２Ｏ
Ｘ３の大きさのフェライト上に、０．５φＸ ２Ｏｍｍ
のロッド状に成形したガラスを載置し、表中の熱処理温
度で処理することによって試料を作製した後、試料中央
部を切断してその切断面を電子顕微鏡にて観察したもの
である。
［効果コ
以上説明したように、本発明の接着用ガラスはフェライ
トにあった熱膨張係数を宵し、８００℃以下で熱処理す
ることができ、しかもフェライトを侵蝕することがない
ので、フェライトコア同士の接着用として好適である。
トにあった熱膨張係数を宵し、８００℃以下で熱処理す
ることができ、しかもフェライトを侵蝕することがない
ので、フェライトコア同士の接着用として好適である。
図面は、フェライトコア間に棒状の接着用ガラスを配置
した状態を示す説明図である。 １．２・・・フェライトコア ３・・・接着用ガラス ４・・・ギャップ部 特許出願人 日本電気硝子株式会社 代表者 岸１）清作
した状態を示す説明図である。 １．２・・・フェライトコア ３・・・接着用ガラス ４・・・ギャップ部 特許出願人 日本電気硝子株式会社 代表者 岸１）清作
Claims (1)
- （１）重量百分率でＰｂＯ３５．０〜４４．５％、Ｓｉ
Ｏ＿２３０．０〜４５．０％、Ａｌ＿２Ｏ＿３０．５〜
５．０％、Ｎａ＿２Ｏ０〜６．０％、Ｋ＿２Ｏ０〜６．
０％、Ｆｅ＿２Ｏ＿３０．５〜５．０％、ＺｎＯ０．５
〜５．０％からなり、本質的にＢ＿２Ｏ＿３及びＬｉ＿
２Ｏを含有しないことを特徴とする接着用ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2182509A JP2968022B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 接着用ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2182509A JP2968022B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 接着用ガラス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0474733A true JPH0474733A (ja) | 1992-03-10 |
| JP2968022B2 JP2968022B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=16119547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2182509A Expired - Lifetime JP2968022B2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | 接着用ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2968022B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000014022A1 (en) * | 1998-09-04 | 2000-03-16 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | CRT BULB GLASS CONTAINING PbO AND Fe2O¿3? |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP2182509A patent/JP2968022B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000014022A1 (en) * | 1998-09-04 | 2000-03-16 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | CRT BULB GLASS CONTAINING PbO AND Fe2O¿3? |
| US6437501B1 (en) | 1998-09-04 | 2002-08-20 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | CRT bulb glass containing PbO and Fe2O3 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2968022B2 (ja) | 1999-10-25 |
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