JPH047471Y2 - - Google Patents

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JPH047471Y2
JPH047471Y2 JP12437086U JP12437086U JPH047471Y2 JP H047471 Y2 JPH047471 Y2 JP H047471Y2 JP 12437086 U JP12437086 U JP 12437086U JP 12437086 U JP12437086 U JP 12437086U JP H047471 Y2 JPH047471 Y2 JP H047471Y2
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dew condensation
ventilation fan
reed switch
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condensation sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は浴室等のように湿度の高い室内の湿
気の排出および乾燥のために使用される換気扇に
関するものである。
〔従来の技術〕
第10図および第11図は例えば特開昭59−
71941号公報に示された従来の換気扇を示す断面
図およびブロツク図であり、図において1は室内
における隔壁Aの換気口Bに挿入された換気扇本
体、2はその本体ケーシング、3はこの本体ケー
シング内を密閉された機器収納部4と排気通路5
とに仕切る内板、6は前面吸気口、7aは後部排
気口に設けたシヤツタ、8は送風機でモータ9と
羽根車10およびフアンケーシング11とから構
成されている。11aはフアンケーシングの吸入
口、12は化粧板、13はこの化粧板に設けられ
た通気孔、14は化粧板内の一側に排気通路5と
隔てられたセンサ収納部15を形成するための仕
切り板、16は熱良導体から成る取付け板で、こ
れは換気扇本体1の本体ケーシング2に、その背
面から側面を経て前面のセンサ収納部15にわた
つて設けられており、これによつてこの取付け板
16は室外D、室内Cの双方にわたつて位置する
ことになる。17は結露センサ17で、これはセ
ンサ収納部15に位置するように上記取付け板1
6に取り付けられている。18は制御装置で、こ
れは機器収納部4内に設けられており、そしてこ
の制御装置18は第11図に示すように、直流電
源回路19、基準電圧発生回路20、信号電圧発
生回路21、比較回路22、リレー制御回路23
およびリレー24から構成されており、結露セン
サ17の検知湿度に応じた電圧変化を信号電圧発
生回路21により検出信号として比較回路22に
出力し、この検出信号が基準電圧発生回路20か
ら比較回路22に出力される基準電圧値以上とな
つたとき、すなわち結露センサ17が自身への結
露を検知したときに、リレー24を動作させてモ
ータ9に通電して送風機8を起動させるようにし
ている。
従来の換気扇は上記のように構成され、室外D
の温度が室内Cの温度より低い場合は、換気扇本
体1に設けた結露センサ17は、換気扇本体1自
体が室外Dに臨んでいて外気の温度影響を受けや
すいことから、隔壁Aの内面より先に低温度とな
る。また結露センサ17は換気扇本体1の室内C
側に位置しているので、室内Cの湿度雰囲気中に
存することになる。従つて、室内Cの湿度が高ま
ると、隔壁Aの内面に結露が生ずる前に結露セン
サ17にいち早く結露が生じ、これを検出して送
風機8が起動され、その送風作用によつて室内C
の空気が第10図矢印のように排出され、隔壁A
の内面が濡れる直前において換気がなされる。こ
の換気に伴い室内Cの湿度が減ぜられ、これに基
づき結露センサ17に付着した結露水も蒸発気化
されてゆき、そしてこの結露水が蒸発し切ると、
これを検出して送風機8の運転が停止されるよう
になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の換気扇では、結露センサ1
7隔壁Aの室内C側よりも結露しやすくなり、隔
壁Aが結露している時間よりも長く結露し続け、
これにより送風機8を必要以上に長く運転するこ
とになる。又、上記とは逆に換気扇の設置する部
屋の状態や隔壁Aの構造、材質によつては、隔壁
Aが結露しても送風機8が運転しない問題点があ
つた。
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、換気扇の設置される部屋の状態や
隔壁の構造、材質等の条件に応じて結露センサの
検出湿度レベルを適宜選択でき、最適な湿気の排
出ができるとともに、耐湿性の高い換気扇を得る
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係わる換気扇は、結露センサの検出
湿度レベルを切り換えるリードスイツチを有する
制御装置を耐湿性を有するよう密閉し、リードス
イツチを切り換える磁石を密閉外部に設けたもの
である。
〔作用〕
この考案においては、外部に設けた磁石により
を切り換えて結露センサの検出湿度レベルを切り
換えるようにしていることから、送風機を任意の
湿度で起動させることが可能となり、また、制御
装置が耐湿性の優れたものとなる。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第9
図によつて説明する。
すなわち、図において、1は天井壁等の室内に
おける隔壁Aの換気口Bに挿入された換気扇本
体、2はその本体ケーシングで、その内部は全体
が排気通路5となつており、そしてこの本体ケー
シングの側壁部には排気口7が形成されており、
該部のシヤツタ7aを介して排気管25に連通さ
れている。8は送風機で、モータ9、羽根車10
およびフアンケーシング11から構成されてお
り、このフアンケーシング11の吸入口11aは
上記排気通路5と連通し、また吐出口11bは上
記排気口7と連通している。12は上記換気口B
を覆う化粧板、26はこの化粧板12に設けられ
た係止ばね、27はこの係止ばねを引掛けるよう
に本体ケーシング2に設けられた係止部材、29
は機器収納部4の底面に、結露センサ17を覗ま
せるように設けた取付部4aを覆うように取付け
たセンサカバ、15aは上記フアンケーシング1
1と本体ケーシング2との間に隅角部に形成され
た排気通路5と連通された空間部であり、この空
間部に制御装置18を内装させた密閉形の上記機
器収納箱4を配設している。上記制御装置18は
上記機器収納箱4の内部にリードスイツチA40
リードスイツチB41、ネオンランプ43、電子
部品(図示せず)およびリード線30を装着した
制御基板46とから形成され、透光性を有するウ
レタン系樹脂等の硬化性樹脂47を注入モールド
して密閉されている。リード線30は硬化性樹脂
47のモールド部より突出して結露センサ17、
電源48、電動機9に接続されている。4bは上
記機器収納箱4の底面に設けられたレンズ部であ
り、上記ネオンランプ43の装着位置に対応して
設けられている。49は機器収納箱4の内面に配
設されたコの字形状の摺動枠であり、立ち上がり
部には先端突起部49aと切欠き部49bが設け
られている。50は摺動枠49に装着され磁石5
1を内装する摺動片であり、両端には上記切欠き
部49bに係合し摺動片50の位置決めをするよ
う外方へ突出したL字形状の突起部50aが設け
られている。この突起部50aは切欠き部49b
に係合したときは、摺動枠49の内寸法(図中寸
法W)より先端部同志の寸法(図中寸法L1)は
大きく、両側方向より力が加わればW寸法よりも
小さくなるように弾性を有して形成されている。
すなわち、摺動片50は摺動枠49の内部方向に
力を加えることにより自由に摺動し、切欠き部4
9bに突起部50aが係合したとき固着され、脱
落を防止する。摺動片50の位置は第4図及び第
6図に示された3通りの位置で固着されるが、内
装された磁石51によりこの位置に対応したリー
ドスイツチA40、リードスイツチB41がそれ
ぞれONされる。第4図の摺動片50及び磁石5
1の位置では、リードスイツチB41がONとな
り、第6図の場合はリードスイツチA40がON
なる。第6図の一点鎖線の位置に摺動片50及び
磁石51を固着した場合は、リードスイツチA4
0、リードスイツチB41の両方ともOFFとな
る。このように、機器収納箱4の内部に密閉封入
されたリードスイツチA40及びリードスイツチ
B41は外部から間接的にON,OFF操作され
る。第7図は上記制御装置18の制御回路を示
し、電源回路52、電源周波数入力回路53、結
露センサ入力回路54リセツト回路55、マイク
ロコンピユータ56(以下マイコンという)、換
気扇制御回路57から構成され、電源回路52は
抵抗R5,R7,R8、ダイオードD2,D3、コンデ
ンサC3,C4、定電圧ダイオードZD1、トランジス
タQ2、及びサージアドソーバSAにより構成さ
れ、電源48の入力部には上記ネオンランプ43
が抵抗R15と直列に接続されている。周波数入力
回路53は抵抗R9,R10、ダイオードD4より構成
され、55はリセツト回路で抵抗R11,R12
R13、コンデンサC5、トランジスタQ3より構成さ
れている。結露センサ入力回路54は結露センサ
17、抵抗R4,R5,R16,R17、ダイオードD1、
コンデンサC2、トランジスタQ1、上記リードス
イツチA40、リードスイツチB41より構成さ
れ、上記リードスイツチA40及びリードスイツ
チB41の開閉によつて抵抗R6,R16,R17の3
者からなる合成抵抗が変化し、結露センサ17の
特性により、検出湿度レベルは複数段に設定でき
る。換気扇制御回路57は、ダイオードブリツジ
DB、抵抗R1,R2,R3、コンデンサC1及びサイリ
スタSCRによつて構成されている。マイコン5
6は、抵抗R14と内蔵のコンデンサにより発振シ
ステムロツクを発生する。58は換気扇外部に設
けられた電源スイツチ、9は電動機、17は結露
センサで、第9図に示す特性を有している。
次にその動作を第8図及び第9図を参照しなが
ら説明する。第8図は制御回路のブロツク図であ
り、結露センサ17の抵抗値が第9図の様に湿度
が上がることによつて上昇すると、結露センサ入
力回路54よりマイコン56に結露信号が出力さ
れ、マイコンから運転信号が、換気扇制御回路5
7に出力されて換気扇の電動機9に通電し換気扇
8を運転すると同時にマイコン56内のタイマブ
ロツクを起動させる。換気扇が運転し室内の湿度
が下がつてくると、結露信号は出力されなくなる
が、タイマブロツクにより上記の段階で結露信号
が出力され続けた時間を測定し、この時間に特定
の乗数を乗じた時間まで換気扇制御回路57に運
転信号を出力し続け、送風機8は送風を続ける。
このように、結露信号の出力された時間により換
気扇の運転時間は決定されている。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明したとおり、湿度を検出す
る結露センサと、この結露センサの検出湿度レベ
ルを切り換えるリードスイツチを有する制御装置
と、この制御装置からの出力により起動される送
風機と、上記リードスイツチを適宜切り換える磁
石とを備え、上記制御装置を耐湿性を有するよう
に密閉するとともに、上記磁石を上記密閉外部に
設けたことにより、結露センサの検出湿度レベル
を外部から磁石により切り換えることができると
ともに、制御装置の耐湿性が優れ信頼性の高いも
のとなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図はこの考案の一実施例を示す図
であり、第1図は断面図、第2図は斜視図、第3
図は機器収納箱4を示す斜視図、第4図は機器収
納箱4の断面図、第5図は第4図の側面図、第6
図は機器収納箱4における一動作を示す部分断面
図、第7図は制御装置18の回路図、第8図はブ
ロツク図、第9図は結露センサ17の特性図、第
10図は従来の換気扇を示す断面図、第11図は
同じくそのブロツク図である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を
示し、8は送風機、17は結露センサ、40はリ
ードスイツチA、41はリードスイツチB、51
は磁石である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 湿度を検出する結露センサと、この結露セン
    サの検出湿度レベルを切り換えるリードスイツ
    チを有する制御装置と、この制御装置からの出
    力により起動される送風機と、上記リードスイ
    ツチを適宜切り換える磁石とを備え、上記制御
    装置を耐湿性を有するように密閉するととも
    に、上記磁石を上記密閉外部に設けたことを特
    徴とする換気扇。 (2) 制御装置が切欠き部を形成した機器収納箱内
    に設けられるとともに、磁石が上記切欠き部に
    係合するよう形成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の換気扇。
JP12437086U 1986-08-13 1986-08-13 Expired JPH047471Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12437086U JPH047471Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JP12437086U JPH047471Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JPS6332243U JPS6332243U (ja) 1988-03-02
JPH047471Y2 true JPH047471Y2 (ja) 1992-02-27

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JP12437086U Expired JPH047471Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JP2009186042A (ja) * 2008-02-04 2009-08-20 Panasonic Corp 天井埋込形換気扇
JP2020134013A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 三菱電機株式会社 送風機

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JPS6332243U (ja) 1988-03-02

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