JPH0474588A - 風呂洗面用給水湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、風呂洗面用給水揚装置に関し、詳しくは風呂
洗面用給水湯に際して、その電解などのための陰極にカ
ルシウムイオンのような金属イオンが付着堆積してその
効率を低下させるのを回避しながら、装置を停止させる
ことなく連続運転を可能にして、連続的に給水湯を行え
るようになそうとする技術に係るものである。

［従来の技術］ 従来１、供給された浴用のような用水に電解作用及び電
気浸透作用を与えてアルカリイオン水及び酸性イオン水
を調整製造してアルカリイオン水をアルカリイオン水給
水口がら給水するとともに酸性イオン水を酸性イオン水
給水口から給水する風呂洗面用給水湯装置においては、
電解などのための陰極にカルシウムイオンのような金属
イオンが付着しこれが堆積成長しやすいものである。そ
してこのように陰極にカルシウムイオンのような金属イ
オンが付着成長する場合には、電解などの作用が阻害さ
れ、風呂洗面用給水湯装置を連続運転し難くなるもので
ある。そこで、特開昭６０−１１４３９２号においては
、第６図に示すように陰極室および陽極室の各出口側ラ
インに管路切換弁ａ、ｂを設け、上記陰極室および陽極
室の出口側ラインを上記管路切換弁ａ、ｂを介して洗浄
液供給ポンプＣおよび気液分離手段を持つ洗浄用ライン
ｄに連結して、上記管路切換弁ａ、ｂの切り換えで、上
記陰極室および陽極室を介して洗浄循環路を構成し、電
解槽ｅの洗浄を行うようにしたものが提案されている。

また、従来、入浴装置は実開昭６４−１９６８１号公輯
のように、イオン生成器から生成された酸性イオン水を
浴槽に給水湯するものである。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、上記特開昭６０−１１４３９２号のものにお
いては、電解槽ｅの洗浄は管路切換弁ａ、ｂを切り換え
る故に、生成されたイオン水の給水は停止されることに
なり、洗浄時にはイオン水の給水は行うことができない
という問題がある。

また、従来の入浴装置は、酸性イオン水のみを給水する
ものてあったが故に、その酸性イオン濃度を調整し難く
、入浴者、特に老人や子供にとって酸性イオン濃度が強
すぎる場合がある。かがる場合、水道水を給水して酸性
イオン濃度の調整を行うことも考えられるが、そのイオ
ン濃度の調整を行うのに、中性の給水（給湯）故、多旦
の給水（給湯）をおこなわなくてはならないものである
。

本発明は上記問題点を解決しようとするものてあり、そ
の目的とするところは、一対の極室の各々の電極を陰も
しくは陽に極性を切り換えることで、陰極室の電極にカ
ルシウムイオンのような金属イオンが付着成長するのを
抑制して、電解槽の洗浄をおこないながら、このような
電極の洗浄時にもイオン水の生成をおこない、イオン水
の連続生成が可能で、かつイオン濃度の調整も容易に行
うことができ、しかもイオン水のイオン濃度を容易に調
整することができる風呂洗面用給水湯装置を提供するに
ある。

［課題を解決するための手段コ 本発明の風呂洗面用給水湯装置は、供給された浴用のよ
うな用水に電解作用及び電気浸透作用を与えてアルカリ
イオン水及び酸性イオン水を調整製造する調整装Ｗ７を
備え、アルカリイオン水を調整装置７のアルカリイオン
水給水口５から給水するとともに酸性イオン水を調整装
置７の酸性イオン水給水口６から給水し、これら再給水
口５゜６を切り換えるとともに再給水口５．６からのイ
オン水の混合を行う切り換え混合手段２０が備えられた
風呂洗面用給水湯装置であって、陰陽一対の極室１，２
の各々に設けられた一対の電極１ａ、２ａをその一方を
陰極に他方を陽極に、そして一方を陽極に他方を陰極に
切り換える極切り換え手段３と、極切り換え手段３にて
切り換えられた陰極室と上記アルカリイオン水給水口５
との水路を連通させるとともに極切り換え手段３にて切
り換えられた陽極室と上記酸性イオン水給水口６との水
路を連通させる水路切り換え手段４とを備えて成ること
を特徴とするものである。

［作用］ このように、陰陽一対の極室１，２の各々に設けられた
一対の電極１ａ、２ａをその一方を陰極に他方を陽極に
、そして一方を陽極に他方を陰極に切り換える極切り換
え手段３と、極切り換え手段３にて切り換えられた陰極
室と上記アルカリイオン水給水口５との水路を連通させ
るとともに極切り換え手段３にて切り換えられた陽極室
と上記酸性イオン水給水口６との水路を連通させる水路
切り換え手段４とを備えることによって、陰陽−対の極
室１，２に配された各々の電極１ａ、２ａを各々陰陽に
切り換えることで、極性を切り換え、つまり、陰極とな
っていてカルシウムイオンのような金属イオンが付着し
て電解などの効率が阻害されるような場合には、陰極と
なっていたものを陽極に切り換え、そして陽極になって
いたものを陰極に切り換えるのであり、このような極性
の切り換えにより、陰極時に付着していたカルシウムイ
オンのような金属イオンが新たに切り換えられた陰極側
に移行し、付着していたカルシウムイオンのような金属
イオンを化学的に剥離させ、陰極に金属イオンが付着す
ることによる電解なとの効率低下を抑制するのであり、
かかる場合、水路切り換え手段４にて水路が切り換えら
れて、極性の切り換えにて切り換えられた陰極室からの
アルカリイオン水は装置に備えられたアルカリイオン水
給水口へと導かれ、そして同様に切り換えられた陽極室
からの酸性イオン水は装置に備えられた酸性イオン給水
口へと導かれ、しかして電極１ａ２ａの清浄化作業時に
装置を停止することなくイオン水を生成し、連続運転が
可能になるようにし、風呂洗面用給水湯装置において好
適にしたものであり、かつ調整装置７の再給水口５．６
を切り換えるとともに再給水口５．６からのイオン水の
混合を行う切り換え混合手段２０が備えられることで、
酸性イオン水給水口６から給水される酸性イオン水にて
入浴などがおこなえながら、アルカリイオン水給水口５
から必要に応じてアルカリフ イオン水を給水することで、酸性イオン濃度を容易にか
つ効果的に調整し、老人や子供などの入浴者に応じて適
度な酸性イオン濃度の入浴などが行えるようにしたもの
である。

［実施例］ 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述するイオン生
成装置Ａは、第２図に示ずように、供給された浴用のよ
うな用水に電解作用及び電気浸透作用を与えてアルカリ
イオン水及び酸性イオン水を調整装置７にて調整製造し
てアルカリイオン水を調整装置７のアルカリイオン水給
水口５から給水するとともに酸性イオン水を調整装置７
の酸性イオン水給水口６から給水するものである。

調整装置７は、例えば多孔質の隔壁にて電気分解槽８を
陰陽一対の極室１，２に仕切り、これた各々の極室１，
２には電極１ａ、２ａが設Ｇ−）られている。そして一
対の電極１ａ、２ａはその一方を陰極に他方を陽極に、
そして一方を陽極に他方を陰極に切り換える極切り換え
手段３にて極性が切り換え自在になされている。つまり
、電極１ａ、２ａの極性を切り換えることで、極室１，
２も陰陽に切り換えることができるようにしである。

しかして画室に配置した電極１ａ、２ａに電圧を印加し
て、画室中の水道水に電解作用及び電気浸透作用を与え
るようにして、陰極室においてペーハー値に高いアルカ
リイオン水を生成し、そして陽極室においてペーハー値
の低い酸性イオン水を生成するように構成したものであ
る。このような生成を行う装置は、例えば実開昭５１−
１５６０４６号公報などにおいて周知なものである。

このように陰極室において生成されたアルカリイオン水
は上記アルカリイオン水給水口５がら給水されるように
、そして陽極室において生成された酸性イオン水は上記
酸性イオン水給水口６がら給水されるようになされてい
る。つまり、電極１ａ、２ａの極性を切り換えて極室１
．２を陰極に切り換えても、切り換えられた陰極室がら
のアルカリイオン水は上記１個のアルカリイオン水給水
口５から、そして切り換えられた陽極室からの酸性イオ
ン水は上記１個の酸性イオン水給水口６から給水される
ようにしである。以下かがる構成を詳述する。

一方の極室１に配設された電極１ａは酸化チタンを使用
して主として陰極として稼働されるものであり、他方の
極室２に配設された電極２ａは炭素繊維などを使用して
主として陽極として稼働されるものである。酸化チタン
の電極］ａ側の極室１には第１切換弁９を途中に配した
アルカリイオン水水路１０を介してアルカリイオン水給
水口５か連通されている。炭素繊維の電ｉ２ａ側の極室
２には第２切換弁１１を途中に配した酸性イオン水水路
１２を介して酸性イオン水給水口６が連通されている。

そして第１切換弁９と酸性イオン水水路１２とを第２切
換弁１１よりも給水下流側において切り換え水路１３に
て連通されて、第１切換弁９の切り換えにて、極室１が
らのイオン水水路を切り換えることができるようにしで
ある。そして第２切換弁１１とアルカリイオン水水路１
゜とを第１切換弁９よりも給水下流側において切り換え
水路１４にて連通されて、第２切換弁１１の切り換えに
て、極室２からのイオン水路を切り換えることができる
ようにしである。そして第１切換弁９、第２切換弁１１
、切り換え水路１３，１４などを水路切り換え手段４と
総称するがその構成は種々設計変更可能である。

しかして、通常は酸化チタンの電極１ａを陰極にして、
アルカリイオン水を生成し、第１切換弁９を介してアル
カリイオン水給水口５から給水するのであり、また、炭
素繊維の電極２ａを陽極にして、酸性イオン水を生成し
、第２切換弁１１を介して酸性イオン水給水口６から給
水するのである。ところが、陰極となる酸化チタンの電
極１ａにカルシウムイオンのような金属イオンが付着し
て成長すると、電解作用などが阻害されてイオン水の生
成効率が低下することになるのであるが、このような場
合には、極切り換え手段３にて酸化チタンの電極１ａを
陽極に、そして炭素繊維の電極２ａを陰極に切り換え、
このような極性の切り換えに連動して、第１切換弁９及
び第２切換弁１１を切り換えて水路も切り換え、酸化チ
タンの電極１ａに付着しているカルシウムイオンのよう
な金属イオンを、切り換えられた陰極側に移行させて、
電１ｆＩｉｌａを清浄化するのである。

即ち、陰陽一対の極室１，２に配された各々の電極１ａ
、２ａを各々陰陽に切り換えることで、極性を切り換え
、つまり、陰極となっていてカルシウムイオンのような
金属イオンが付着して電解などの効率が阻害されるよう
な場合には、陰極となっていたものを陽極に切り換え、
そして陽極になっていたものを陰極に切り換えるのであ
り、このような極性の切り換えにより、陰極時に付着し
ていたカルシウムイオンのような金属イオンが新たに切
り換えられた陰極側に移行し、付着していたカルシウム
イオンのような金属イオンを化学的に剥離させ、陰極に
金属イオンが付着することによる電解などの効率低下を
抑制するのである。がかる場合、第１切換弁９及び第２
切換弁１１などの水路切り換え手段４にて水路が切り換
えられて、極性の切り換えにて切り換えられた陰極室が
らのアルカリイオン水は装置に備えられたアルカリイオ
ン水給水口５へと導かれ、そして同様に切り換えられた
陽極室からの酸性イオン水は装置に備えられた酸性イオ
ン給水口６へと導かれ、しかして電極１ａ、２ａの清浄
化作業時に装置を停止することなくイオン水を生成し、
連続運転が可能になるのである。

このように、極性を切り換えるのに、酸化チタンの電極
１を陰極にして稼働している時間を積算しておき、かか
る積算時間の略１／２時間に相当する時間を極性切り換
える時間にすると、酸化チタンの電極１に付着している
カルシウムイオンのような金属イオンの剥離移行を良好
に行えることが判った。

そして調整装Ｍ７のアルカリイオン水給水口５と酸性イ
オン水給水口６を切り換えるとともに再給水口５，６か
らのイオン水の混合を行う切り換え混合手段２０が備え
られている。この切り換え混合手段２０は例えばロータ
リー型のような混合電磁弁２１が使用され、混合電磁弁
２１の操作にて、酸性イオン水とアルカリイオン水との
混合を図り、そのペーハー値を変更調整することができ
るように、また、酸性イオン水もしくはアルカリイオン
水のいずれかを選択して給水することができるようにし
である。

混合電磁弁２１の下流側には栓２２をへて浴槽２３に対
するイオン水吐出口２４が設けられ、また、栓２５をへ
て洗い場用吐出口２６とシャワー吐出口２７とが設けら
れている。そして栓２２２５には温度設定が可能なサー
モミキシングバルブ２８．２８が連結され、各々のサー
モミキシングバルブ２８には水道水と湯が供給されて、
適宜温度に温度調整することができ、混合電磁弁２１に
て混合調整されたイオン水の湯温を調整するとともに湯
水の混合にてイオン濃度の調整も行えるようにしである
。

そして酸性イオン水は、細菌感染の予防、皮膚を引き締
めるアストリンゼント効果などがあり、美肌や健康面に
おいても向上させるなどのことが知られており、また、
ペーハー値の高いアルカリイオン水は、皮膚の脂肪、分
泌物を乳化させ、洗い流したあとは皮膚は滑らかになり
、清潔になり、いわゆる石鹸と同し効果があることが知
られており、しかしてペーハー値及び温度調整がなされ
た酸性イオン水を浴槽２３に切り換え給湯し、ペーハー
値及び温度調整されたアルカリイオン水を洗い場用吐出
口２６から吐出するようにするなど種々選択を行えばよ
いものである。

図中２９は軟結栓であって、この軟結栓２９を介してイ
オン水生成装置Ａが既設の水道管３０に連結され、例え
イオン水生成装置Ａが故障しても軟結栓２９で切ること
で、水道管３０側への逆流を阻止できるようにしである
。また、１５はミネラル付与手段であり、カルシウム、
りん、マグネシウムなどの鉱物栄養素、つまりミネラル
を溶解させるものである。また、３５は排水路であって
、切り換え混合手段２０において混合された必要なイオ
ン水以外のものを排水するものである。

第４図は他の実施例を示していて、水道水をパワージス
ターン３２を介してボイラー３３にて加温し、このよう
な湯をサーモミキシングバルブ２８において、イオン水
生成装置Ａからのイオン水と混合するようにしたもので
ある。第５図は更に他の実施例を示していて、切換弁３
４にてイオン水生成装置Ａに水道水を供給する状態と供
給しない状態とに切り換えることができるようにし、浴
槽２３にイオン水を供給する状態とイオン水に代えて湯
水を供給する状態とに切り換えることができるようにし
たものである。

［発明の効果］ 以上要するに本発明は、陰陽一対の極室の各々に設けら
れた一対の電極をその一方を陰極に他方を陽極に、そし
て一方を陽極に他方を陰極に切り換える極切り換え手段
と、極切り換え手段にて切り換えられた陰極室と上記ア
ルカリイオン水給水口との水路を連通させるとともに極
切り換え手段にて切り換えられた陽極室と上記酸性イオ
ン水給水口との水路を連通させる水路切り換え手段とを
備えているから、陰陽一対の極室に配された各々の電極
を各々陰陽に切り換えることで、極性を切り換え、つま
り、陰極となっていてカルシウムイオンのような金属イ
オンが付着して電解などの効率が阻害されるような場合
には、陰極となっていたものを陽極に切り換え、そして
陽極になっていたものを陰極に切り換え、このような極
性の切り換えにより、陰極時に付着していたカルシウム
イオンのような金属イオンが新たに切り換えられた陰極
側に移行し、付着していたカルシウムイオンのような金
属イオンを化学的に剥離させることができ、陰極に金属
イオンが付着することによる電解などの効率低下を回避
することができ、かかる場合、水路切り換え手段にて水
路が切り換えられて、極性の切り換えにて切り換えられ
た陰極室からのアルカリイオン水は装置に備えられたア
ルカリイオン水給水口へと導かれ、そして同様に切り換
えられた陽極室からの酸性イオン水は装置に備えられた
酸性イオン給水口へと導かれ、しかして電極の清浄化作
業時に装置を停止することなくイオン水を生成し、連続
運転が可能になり、風呂洗面用給水湯装置において好適
になし得るという利点がある。しかも、調整装置の再給
水口を切り換えるとともに再給水口からのイオン水の混
合を行う切り換え混合手段が備えられるから、酸性イオ
ン水給水口から給水される酸性イオン水にて入浴などが
おこなえながら、アルカリイオン水給水口から必要に応
じてアルカリイオン水を給水することで、酸性イオン濃
度を容易にかつ効果的に調整することができ、老人や子
供などの入浴者に応じて適度な酸性イオン濃度の入浴な
どが行えるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の給水系統図、第２図は同上
のイオン生成装置の給水系統図、第３図は同上のブロッ
ク図、第４図は同上の他の実施例の給水系統図、第５図
は同上の更に他の実施例の給水系統図、第６図は従来例
の給水系統図であって、１．２は極室、ｌ　ａ　、　２
　ａは電極、３は極切り換え手段、４は水路切り換え手
段、５はアルカリイオン水給水口、６は酸性イオン水給
水口、７は調整装置、２０は切り換え混合手段である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］供給された浴用のような用水に電解作用及び電気
   浸透作用を与えてアルカリイオン水及び酸性イオン水を
   調整製造する調整装置を備え、アルカリイオン水を調整
   装置のアルカリイオン水給水口から給水するとともに酸
   性イオン水を調整装置の酸性イオン水給水口から給水し
   、これら両給水口を切り換えるとともに両給水口からの
   イオン水の混合を行う切り換え混合手段が備えられた風
   呂洗面用給水湯装置であって、陰陽一対の極室の各々に
   設けられた一対の電極をその一方を陰極に他方を陽極に
   、そして一方を陽極に他方を陰極に切り換える極切り換
   え手段と、極切り換え手段にて切り換えられた陰極室と
   上記アルカリイオン水給水口との水路を連通させるとと
   もに極切り換え手段にて切り換えられた陽極室と上記酸
   性イオン水給水口との水路を連通させる水路切り換え手
   段とを備えて成ることを特徴とする風呂洗面用給水湯装
   置。