JPH0474154A - 新規なギ酸エステル、新規なモモノゴマダラノメイガの擬似フェロモン、及びそれらの製造方法、並びにギ酸エステル組成物 - Google Patents

新規なギ酸エステル、新規なモモノゴマダラノメイガの擬似フェロモン、及びそれらの製造方法、並びにギ酸エステル組成物

Info

Publication number
JPH0474154A
JPH0474154A JP2186721A JP18672190A JPH0474154A JP H0474154 A JPH0474154 A JP H0474154A JP 2186721 A JP2186721 A JP 2186721A JP 18672190 A JP18672190 A JP 18672190A JP H0474154 A JPH0474154 A JP H0474154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
expressed
formate
formic acid
tetradecenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2186721A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2837520B2 (ja
Inventor
Kenji Mori
謙治 森
Shigefumi Kuwabara
桑原 重文
Shusuke Watanabe
秀典 渡辺
Mitsuhiko Fujiwara
光彦 藤原
Yutaka Nakazono
豊 中薗
Tetsuo Komata
哲夫 小俣
Shuji Senda
千田 修治
Yasuo Ninomiya
保男 二宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP2186721A priority Critical patent/JP2837520B2/ja
Publication of JPH0474154A publication Critical patent/JPH0474154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2837520B2 publication Critical patent/JP2837520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は新規なギ酸エステル及びそれらの製造方法に
係り、その目的はこの新規なギ酸エステルを提供して、
各種医薬品、農薬、生理活性物質、特に安定性に優れ且
つ誘引活性か高いモモノゴマダラノメイ力(Conog
ethes punctiferalisGuenee
)の擬似フェロモンとして役立てることにある。
(発明の背景) 日本では、モモノコ゛マダラツメイガ(Con、oge
thes punctiferaris Gue1e2
)はモモ、クリ、リンゴ、ビワ、トウゴマ、ザクロ、カ
キ、カンキツ類等の果実を食べて、被害をもたらす害虫
としてよく知られている蛾である。
また、この蛾は南インド等に於いても、カルダモン、ジ
ンシャー、ターメリック等の香辛料に対して被害を与え
ており、インドでは大きな問題となっている。
しかしなから、この蛾は果実、或いは香辛料等の作物に
寄生して被害を与える蛾であるために、これら作物の性
質上農薬を配布して駆除することができず、実際に有効
な駆除方法はなかった。
このようなことからフェロモンを用いた防除方法が研究
されるようになった。
(従来技術及びその問題点) モモノゴマダラノメイガ(Conogethespun
ct!teraLts Guenee)の雌か産出する
性フエロモンの組成物が1982年に単離、同定された
。(Y、 Kanno、 k、Arai、 k、Sek
iguchi、 Y、Matumoto、 Appl。
Entomol、 2001.17(1982)207
)その結果、これらは(E)−10−へキサデセナール
(式A)及び(Z)−10−ヘキサデセナール(弐B)
であることか判明した。
更に、これらの性フエロモン組成物の誘引効果について
研究され、(E)−10〜へキサデセナール(削成A)
と(Z)−10−ヘキサデセナール(−削代B)の配合
割合か9:1の混合物か極めて強い誘引活性があること
か見い出された。
しかしながら、これらの化合物は極めて不安定な物質で
あるためにモモノゴマダラノメイガ(Conogeth
es panctiferaHs に1e1e2)の防
除に利用するフェロモン製剤として実際に利用できるも
のではなかった。
また、ヘキサデカナール(式C)もモモノゴマダラノメ
イガ(Conogethes punctiferar
is に1e1ee)の性フエロモン組成物の一つであ
ることが見いだされた。(S、Tatsukj Per
sonal communication)しかしなが
ら、このヘキサデカナール(削成C)モ極メて不安定な
物質であるためにモモノゴマダラノメイガ(Conog
ethes puncHferaLis QHnee)
の防除に利用するフェロモン製剤として実際に利用でき
るものではなかった。
(発明の解決課題) 上記実情に鑑み、安定性に優れ且つ誘引活性を持つモモ
ノゴマダラノメイ力(Conogethespunct
Iferalis (、uelee)の7エロモン又は
擬似フェロモンの創出か望まれていた。
(発明の解決手段) この発明に係る新規なギ酸エステル及びそれらの製造方
法は、ギ酸(E)−8−テトラデセニル(式1)、ギ酸
(Z)−8−テトラデセニル(式2)、ギ酸テトラデシ
ル(式3)、これらの混合物であるギ酸エステル及びそ
れらの製造方法であるから、上記課題を悉く解決する。
(発明の構成) 以下にこの発明の構成について詳述する。
この発明に係るギ酸エステルは(式1)で示されるギ酸
(E)−8−テトラデセニル、(式2)で示されるギ酸
(Z)−8−テトラデセニル、(式3)で示されるギ酸
テトラデシル及びこれらの混合物であるギ酸エステルで
ある。
化学的に不安定なフェロモンを化学的に安定な形に変換
し且つフェロモンとしての作用を持つ物質に擬似フェロ
モンという物質か存在する。
この擬似フェロモンの研究としては、ホルムメチレン基
(−CH3COO)をホルミルオキシ基(−0CHO)
に置き換えることにより擬似フェロモンを創出すること
に成功した研究かこれまで報告されている。
[E、Pr1esner、 M、Jacobson、 
H,−J、Bestmann、 Z、Naturfor
sh、 30C(1975) 283.  W、L、R
oetofs、 A、S、Hill、 R,T、Car
de、 T、C,Baker、 Life Sci、 
14 (1974)1555.  J、H,Tnmli
nson、 D、E、Hendricks、 E、R、
Mitchell、 R,E、Doolittle、 
M、M、Brennman、 J、Chem、 Eco
l、 1 (1975) 203.  E、R,Mit
chell、 M、Jacobson、 A、H,Ba
umhover、 Environ、 Entomol
、  (1975)577、  K、Mori、 S、
Kuwahara、 M、Fujiwara、 Pro
c、 Indian Acd、 Sci、 (Chem
、Sci、) 100 (1988)113、] そこで、この発明者らはモモノゴマダラノメイガ(Co
nogethes punctifttraLis に
ue166)のフェロモンも擬似フェロモンとして安定
化させることについて研究した。
即ち、このギ酸エステルはこの発明者らがモモノゴマダ
ラノメイガ(Conoggthes punctifg
ralisGuenee)の擬似フェロモンを創出せん
として、公知のフェロモン組成物(E)−10−へキサ
デセナール(式A)、(Z)−10−ヘキサデセナール
(式B)及びヘキサデカナール(式C)のホルムメチレ
ン基(−CH3COO)をホルミルオキシ基(−0CH
O)に置き換えたギ酸エステルを創出することに成功し
たことを中心としてなされた発明である。
これらのギ酸エステルの詳細な誘引活性効果については
、この発明者らは今後の課題として鋭意検討中であるが
、これらのギ酸エステルの中で少なくとも(E)−8−
テトラデセニル(削代1)と(Z) −8テトラデセニ
ル(削代2)の配合比かlO:1であるギ酸エステルは
、公知のフェロモン組成物(E)−10−ヘキサデセナ
ール(削代A)と(Z)−10−へキサデセナール(削
代B)の配合割合が10:lである混合物と同等の誘引
活性をモモノゴマダラノメイガ(Conogethes
 panctiferaLis Guelee)の雄に
対して示すことを見い出した。
この発明に係るギ酸(E)−8−テトラデセニル(削成
1)は油性の物質で、沸点か110〜111°C10,
65Torrの熱、紫外線、空気等に対して安定なギ酸
エステルである。
ギ酸(Z)−計テトラデセニル(削成2)は油性の物質
で、沸点か106〜107℃10.6Torrの熱、紫
外線、空気等に対して安定なギ酸エステルである。
また、この発明に係るギ酸テトラデシル(前式3)は油
性の物質で、沸点が120℃/ITorrO熱、紫外線
、空気等に対して安定なギ酸エステルである。
次いで、この発明に係るギ酸エステルの製造方法につい
て以下説明する。
まず、この発明に係る(E)−8−テトラデセニル(削
成1)の製造方法について説明する。
出発原料としては、3−ノニン−1−オール(式4)こ
の3−ノニン−1−オール(式4)をアセチレンジツバ
−反応(C,A、Brown、 A、 Yamashi
ta、 J、Am、Chem、 Soc、 97. (
1975)891)に供し、末端アセチしン化合物(式
5a)とする。
このヒドロシキル基を保護基Xと置換することによって
、この末端アセチレン化合物(削成5a)を保護してエ
ーテル(式5b)とする。
この保護基Xとしては、エトキシエチル、テトラヒドロ
ピラニル(以下THPという)等が好適に使用できる。
この保護する理由は、次工程のアルキル化工程を円滑に
行なうためである。
このエーテル(削成5b)をアルキル化して、エーテル
(式6a)とする。
この反応には、臭化ペンチル、ヨウ化ペンチル等が好適
に使用できる。
この反応に用いる溶媒としてはテトラヒドロフラン等の
エーテル系の溶媒が好適に使用できる。
また、この反応にはn−ブチルリチウム等の触媒、或い
はヘキサメチルホスホリックトリアミド等の活性化剤を
用いれば、より好ましい。
このアルキル化されたエーテル(削成6a)の保護基X
を脱保護してヒドロシキル基とし、アセチレンアルコー
ル(式6b)を得る。
この反応には、p−トルエンスルホン酸、塩酸、p−ト
ルエンスルホン酸ピリジニウム塩等か好適に使用できる
この反応に用いる溶媒としては、メタノール、エタノー
ル等のアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン/水の混
合溶液等が好適に使用できる。
このアセチレンアルコール(削成6b)を還元剤を用い
て還元して、(E)−8−テトラゾセノール(式7式% この還元剤としては、水素化アルミニウムリチウム等が
好適に使用できる。
また、溶媒としてはテトラヒドロピラン、テトラヒドロ
フラン等のエーテル系の溶媒か好適に使用できる。
この(E)−8−テトラゾセノール(削成7)をギ酸を
用いてエステル化してギ酸(E)−8−テトラデセニル
(削成1)を得る。
この反応は温度を60〜65℃程度に昇温させて、反応
させればより好ましい。
次に、この発明に係る(Z)−8−テトラデセニル(削
成2)の製造方法について説明する。
上記ギ酸(E)−8−テトラデセニル(削成1)の製造
方法と同様にして、出発原料として3−ノニン−1オー
ル(削成4)を用いて、アセチレンアルコール(削成6
b)を得る。
このアセチレンアルコール(削成6b)をリンドラー触
媒存在下、接触水素添加して(Z)−8−テトラゾセノ
ール(式8)を得る。
この反応に用いる溶媒としては、メタノール、エタノー
ル等のアルコール系溶媒、ペンタン、ヘキサン等が好適
に使用できる。
この(Z)−8−テトラゾセノール(削代8)をギ酸を
用いてエステル化してギ酸(Z)−8−テトラデセニル
(削代2)を得る。
この反応では温度を60〜65℃程度に昇温させて、反
応さればより好ましい。
更に、この発明に係るギ酸テトラデシル(式3)の製造
方法について説明する。
出発原料としては、1−テトラデカノール(式9)この
反応では温度を60〜65℃程度に昇温させて、反応さ
ればより好ましい。
以上の反応式をまとめて以下に記す。
スキーム1は(E)−8−テトラデセニル(削代1)の
製造工程を示し、スキーム2は(Z)−8−テトラデセ
ニル(削代2)の製造工程を示し、スキーム3はテトラ
デシル(削代3)の製造工程を示す。
[スキーム1] lゞ7ゞゝ  (X5a) ↓ この1−テトラデカノール(削代9)をギ酸とエステル
化反応させて、ギ酸テトラデシル(削代3)を[スキー
ム2] Uスキーム3] (実施例) 以下に実施例を示し、この発明をより明確にする。
(実施例1) ギ酸(E)−8−テトラデセニル(式1)の製造例。
■ 3−ノニン−1−オールから8−ノニン−1−オー
ルを合成した。
アルゴン雰囲気下、0°Cに冷却したカリウム3アミノ
−プロピルアミド(128mmol)のトリエチルジア
ミン(125ml)溶液に攪拌しなから3−ノニン−1
オール(4,39g、 31.3mmol)を滴下した
30分間攪拌した後、この反応液に飽和塩化アンモニウ
ム水溶液を加え、次いでこの混合液を水にあけた。
これを冷却しながら濃塩酸(220ml)で中和してか
ら、エーテルで抽出した。
エーテル層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。
濾過後、濃縮して油状物を得た。
この油状物を減圧蒸留して生成物として8−ノニン−1
−オールを3.41g(収率77、7%)得た。
この生成物の沸点は88〜b λC n o =1.4532であった。
この生成物の赤外線吸収スペクトルの吸収波数(cm利
)は3350(S) 、3320(s) 、2125(
w) 、101050(であった。
尚、測定方法はフィルム法を用いた。
また、プロトン核磁気共鳴(’)I−NMR)スペクト
ルのδ値(ppm)は、1.0〜1.8(m、 IIH
) 、1.94(t、J=2.682.  IH)、2
.20(dt、 J=2.6.7.0Hz、 2H)、
3.66(t、 J=6.6H2,2H)てあった。
測定には、周波数が100 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はCe H160、分子量は140.
2であった。
尚、理論値はC77,09X 、 H11,50Xて、
分析値はC76,94%、H11,55%であった。
■8−ノニンー1−オールから8−ノニン−1−オール
テトラヒドロピラン−2−イルエーテルを合成した。
8−ノニン−1−オール(3,36g、 24.0mm
ol)の塩化メチレン(30ml)溶液に3.4−ジヒ
ドロピラン(4,0g48mmol)とp−トルエンス
ルホン酸ピリジニウム塩(60mg)を室温で添加した
この反応液を室温で14時間乾燥した。
この反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液にあけ、エ
ーテルで抽出した。
エーテル層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。
濾過後、濃縮して油状物を得た。
この油状物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製
して、生成物として8−ノニン−1−オールテトラヒド
ロピラン−2−イルエーテルを5.24g(収率97.
3%)得た。
この生成物の屈折率はn’o =1.4599であった
赤外線吸収スペクトルの吸収波数(cm−’)は331
0軸) 、2120(w) 、1140(m) 、11
20(m) 、101080(,1035(s)であっ
た。
尚、測定方法はフィルム法を用いた。
また、プロトン核磁気共鳴(’H−NMR)スペクトル
のδ値(ppm)は、1.2〜2.0(m、 16H)
 、1.94(t、J2.8Hz、  IH)、2.1
9(dt、J=2.8.7.0H2,2H)、3.3〜
4.0(m、 4H)、4.57(IIl、  LH)
であった。
測定には、周波数か100 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はC14H2,02、分子量は224
.3であった。
尚、理論値はC74,95%、810.78%で、分析
値はC74,96%、H10,68%であった。
■ 8−ノニン−1−オールテトラヒドロピラン−2イ
ルエーテルから8−テトラデシン−1〜オールテトラヒ
ドロピラン−2−イルエーテルを合成した。
8−ノニン−1−オールテトラヒドロピラン−2−イル
エーテル(5,24g、 23.4mmol)のテトラ
ヒドロフラン(20ml)溶液に1.57Mn−ブチル
リチウム/n−ヘキサン溶液(15m1.24mmol
)を−15℃で攪拌しなから滴下した。
この混合液を5分間攪拌後、ヘキサメチルホスホリック
トリアミド(20ml)を滴下した。
更に、3時間攪拌した後、臭化ペンチル(7,0g。
46.4mmol)のへキサメチルホスホリックトリア
ミt”(50ml)溶液を30分間以上かけて滴下した
この反応液の温度を徐々に昇温しで室温とし、室温で1
9時間攪拌した。
次いて、反応液を一15°Cに冷却した後、水にあけて
5分間攪拌した。
この水溶性液をエーテルで抽出した後、エーテル層を1
0%チオ硫酸ナトリウム、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。
濾過後、濃縮して油状物を得た。
この油状物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製
して、生成物として8−テトラデシン−1オールテトラ
ヒドロピラン−2−イルエーテルを5゜66g(収率8
2%)得た。
この生成物の屈折率はn o =1.4625であった
赤外線吸収スペクトルの吸収波数(cm−1)は114
0(m) 、1120(m) 、101080(,10
35(S)であった。
尚、測定方法はフィルム法を用いた。
また、プロトン核磁気共鳴(’)I−NMR)スペクト
ルのδ値(ppm)は、0.9(di、 J=2.8.
8.6)12.3)1)、1.2〜2.0(m、  2
2H)、2.19(m、  4H)、3.25〜4.0
0 (m、 4H)、 4.57(m、LH)であった
測定には、周波数か100 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はC、、H3402、分子量は294
.5であった。
尚、理論値はC77,50%、811.64%で、分析
値はC77,36%、H11,43% テアッf:。
■8−テトラデシンー1−オールテトラヒドロピラン−
2−イルエーテルから8−テトラデシン−1−オールを
合成した。
8−テトラデシン−1−オールテトラヒドロピラン−2
−イルエーテル(5,60g、 19.0mmol)の
メタノール(100ml)溶液にp−トルエンスルホン
酸1水和物(160mg)を室温で添加した。
この混合液を2時間攪拌した後、半量まで濃縮した。
この反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液にあけ、エ
ーテルで抽出した。
エーテル層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。
濾過後、濃縮して油状物を得た。
この油状物を減圧蒸留して、生成物として8−テトラデ
ンジ−1−オールを3.62g(収率90.6%)得た
コノ生成物の沸点は122〜124°C/2. ITo
rr、屈メ 折率はn D:1.4605であった。
赤外線吸収スペクトルの吸収波数(cm−’)は333
0(s)、1060(s)であった。
尚、測定方法はフィルム法を用いた。
また、プロトン核磁気共鳴(’H−NMR)スペクトル
のδ値(ppm)は、0.9(deformed t、
 J=6.0Hz、 38)、1.0〜1.7(m、 
17H) 、1.90〜2.25(m、 4H)、3゜
64(t、 J・6.2Hz、  2H)であった。
測定には、周波数が100 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はCl4H2−0、分子量は210゜
4てあった。
尚、理論値はC79,94%、812.46%で、分析
値はC79,65%、812.42%であった。
■訃テトラデシンー1−オールから(E)−8−テトラ
デセン−1−オールを合成した。
アルゴン雰囲気中、水素化アルミニウムリチウム(0,
75g、 19.8mmol)のテトラヒドロピラン(
2,5m1)溶液とジグライム(18ml)の縣濁液を
加熱して低沸点物を留去した。(留去骨3m1)冷却後
、8−テトラデシン−1−オール(1,20g、 5゜
7mmol)のジグライム(3ml)溶液を5〜10°
Cで滴下した。
この混合液を140℃に加熱して66時間反応させた。
この反応液に水(3ml)を加えて反応を停止させ、次
いで希塩酸を用いてこの反応液を酸性とした後、ヘキサ
ンで抽出した。
このヘキサン層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
濾過後、濃縮して油状物を得た。
この油状物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製
し、更に蒸留して、生成物として(E) −8テトラデ
セン−1−オールを1.05g(収率87%)得た。
この生成物の沸点は115〜118°C/1.0Tor
r、屈折率はnf′D”1.4538 ”?ニーあツタ
赤外線吸収スペクトルの吸収波数(cm  ’)は33
40(br)、1650(W)、101055(,96
5(m)であった。
尚、測定方法はフィルム法を用いた。
また、プロトン核磁気共鳴(’H−NMR)スペクトル
のδ値(ppm)は、0.89(deformed t
、J=6.0Hz、 3H)、1.10〜1.75(m
、 17H)、1.80〜2.10(m、 4H)、3
゜64(t、 J=6. OHz、 2H)、5.32
〜5.45(m、 2H)であった。
測定には、周波数が100 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はC1,H2sO1分子量は212゜
4であった。
尚、理論値はC79,18%、H13,29%で、分析
値はC76,26%、H13,33%であった。
■(E)−8−テトラデセン−1−オールからギ酸(E
)−8テトラデセニルを合成した。
(E)−8−テトラデセン−1−オール(930mg、
 4.38mmof)のギ酸(20〜l)溶液を60〜
65℃で1時間攪拌して反応させた。
この反応液を氷水にあけ、n−ヘキサンで抽出した。
このヘキサン層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
濾過後、濃縮して油状物を得た。
この油状物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製
し、更に蒸留して、生成物として、ギ酸(E)−8−テ
トラデセニルを1.02g(収率97X)得た。
この生成物の沸点は110〜111°C10,65To
rr。
屈折率はn〒・1.4440であった。
赤外線吸収スペクトルの吸収波数(Cm−’)は172
5(s) 、1175(S)であった。(第1図参照)
尚、測定方法はフィルム法を用いた。
プロトン核磁気共鳴(’ H−NMR)スペクトルのδ
値Cppm)は、0.88(t、J=6.9H2,3H
)、1.20〜1.45(m14H)、1.55〜l、
70(m、  2H)、1.85〜2.05(m、4H
)、4.16(t、 J=6.7Hz、 2H)、5.
30〜5.45(m、 2H)、8、06(s、 IH
)、であった。
測定には、周波数か300 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。(第2図参照)また、カーホン
核磁気共鳴(”C−NMR)スペクトルのδ値(ppm
)は、14.1.22.6.25.8.28.5.28
97、29.04,29.3.29.5.31.4.3
2,5.32.6 64.1130.2.130.6.
161.2.てあった。(第3図参照)測定には、周波
数か75MHzの核磁気共鳴スペクトルを用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はC+sHzgO□、分子量は、24
0、4であった。
尚、理論値はC74,95%、Hll、74%で、分析
値はC75,22%、H11,73%であった。
(実施例2) ギ酸(Z)−8−テトラデセニルの製造例。
■8−テトラデシンー1−オールから(Z)−8−テト
ラデセン−1−オールを合成した。
8−テトラデシン−1−オール(1,80g、 8.5
6mmol)、5%パラジウム硫酸バリウム0.3g、
及びキノリン(3滴)をメタノール(30〜l)に加え
て縣濁液とし、この縣濁液を水素雰囲気中、室温で水素
206m lを消費するまで農産した。
この混合液をセライト濾過し、濾液を濃縮した。
濃縮物をエーテルで希釈し、エーテル溶液を飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。
濾過後、濃縮して油状物を得た。
この油状物を蒸留して、生成物として(Z)−8−テト
ラデセン−1−オールを1.75g(収率96%)得た
この生成物の沸点は109〜111℃10.6Torr
、屈折率はri”o 〜1.4505であった。
赤外線吸収スペクトルの吸収波数(cm−’)は333
0(m) 、1650(w) 、101055(,96
5(m)であった。
尚、測定方法はフィルム法を用いた。
また、プロトン核磁気共鳴(’H−NMR)スペクトル
のδ値(ppm)は、0.88(deformed t
、J=6Hz、 3H)、1.10〜1.75(m、 
!7H)、1.75〜2.25(m、 4H)、3,6
3(d、 J=6.582.2H)、5.15〜5.5
0(m、 2H)であった。
測定には、周波数が100 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はCxH2sO1分子量ハ212゜4
であった。
尚、理論値はC79,18%、H13,29%で、分析
値ハc 78.94X SH13,15% テあツタ。
■(Z)−8−テトラデセン−1−オールからギ酸(2
)−8−テトラデセニルを合成した。
前記実施例1の■のギ酸(E)−8−テトラデセニルの
合成と同様にして、(Z)−8−テトラデセン−1−オ
ール(1,51g、 7.11mmol)から生成物と
してギ酸(2)−8−テトラデセニルを1.50g (
88%)得た。
この生成物の沸点は106〜107℃10.6Torr
、屈ス3 折率はn。〜1.4411であった。
赤外線吸収スペクトルの吸収波数(cm−’)は172
5(s) 、1175(S)であった。(第4図参照)
尚、測定方法はフィルム法を用いた。
プロトン核磁気共鳴(’ H−NMR)スペクトルのδ
値(ppm)は、0.89(t、J=6.7Hz、  
3H)、1.20〜1.50(m14H) 、1.60
〜1.75(m、 2H)、1.90〜2.10(m、
 4H)、4.16(t、 J−6,7Hz、 2H)
、5.25〜5.40(m、 2H)であった。(第5
図参照) 測定には、周波数か300 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。
また、カーボン核磁気共鳴(13C−NMR)スペクト
ルのδ値(ppm)は、14.1.22.6.25.8
.27.1.27.2 28.5.29.08 29.
11.29.4.29.6.31.5.641、129
.7.130.1.161.2であった。(第6図参照
)測定には、周波数か75MHzの核磁気共鳴スペクト
ルを用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はC15H2802、分子量は240
.4であった。
尚、理論値はC74,95%、811.74%で、分析
値はC74,80%、H11,60%であった。
(実施例3) ギ酸テトラデシル(式1)の製造例。
テトラデカノールからギ酸テトラデシルを合成した。
前記実施例1の■の(E)−8−テトラデセニルの合成
と同様にして、テトラデカノール(4,50g、 21
mmo1)から生成物としてギ酸テトラデシルを4.8
3g(収率94%)得た。
この生成物の沸点は120°C/ITorr、屈折率は
ス13 n o 4.4411であった。
赤外線吸収スペクトルの吸収波数(cm−’)は334
0(w) 、2920(S) 、2850(s) 、1
720(S)、1460(m)、1370(w)、11
70(S)、910(w)、720 (w)であった。
(第7図参照) 尚、測定方法はフィルム法を用いた。
プロトン核磁気共鳴(’H−NMR)スペクトルのδ値
(ppm)は、o、97(t、J=6.0Hz、 3H
)、1.10〜1.90(m 。
24H)、4.25(dd、  J=5.5. 6.5
H,4,2H)、8.15(s、  IH)であった。
(第8図参照) 測定には、周波数か100 MHzのプロトン核磁気共
鳴スペクトルを用いた。
また、カーボン核磁気共鳴(”C−NMR)スペクトル
のδ値(ppm)は、13.9.22.6.25.7,
28.4.29,129.3.29.4.29.5.2
9.6.31.6.63.9.160.9であった。(
第9図参照) 測定には、周波数が75MHzの核磁気共鳴スペクトル
を用いた。
更に、この生成物を質量分析スペクトルにより分析した
その結果、分子式はC1,H3゜0□、分子量は242
.4であった。
尚、理論値はC74,32%、H12,47%で、分析
値LiC74,44!% SH12,38%であった。
(試験例) 前記実施例1で得たギ酸(E)−8−テトラデセニル、
前記実施例2で得たギ酸(Z)−8−テトラデセニル、
前記実施例3で得たギ酸テトラデシル、(E)−10−
へキサデセナール、(Z)−10−ヘキサデカナール、
ヘキサデカナールを空気中に室温で放置した。
これらの着色傾向を目視で確認した。
また、赤外線吸収スペクトルとプロトン核磁気共鳴(’
H−NMR)スペクトルとを測定して分解の有無を確認
した。
これらの結果を第1表にまとめて示す。
尚、着色か認められなかった場合は○ 着色か認められた場合は× 分解が認められなかった場合は○ 分解が認められた場合は×とした。
(以下余白) 第 ■ 表 (発明の効果) この発明に係る新規なギ酸エステル及びそれらの製造方
法は、ギ酸(E)−8−テトラデセニル、ギ酸(Z)−
8−テトラデセニル、ギ酸テトラデシル、これらの混合
物であるギ酸エステル及びそれらの製造方法であるから
、安定性に優れ且つ誘引活性か高いモモノゴマダラノメ
イガ(ConogethespunctiferaLi
s GBHee)の擬似フエCIモンとして役立てるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るギ酸(E)−8−テトラデセニ
ルの赤外線吸収スペクトル図、第2図はそのプロトン核
磁気共鳴(’H−NMR)スペクトル図(300MH,
)第3図は同しくそのカーホン核磁気共鳴(13C−N
MR)スペクトル図(75MHz ) 、第4図はこの
発明に係るギ酸(Z)−8−テトラデセニルの赤外線吸
収スペクトル図、第5図はそのプロトン核磁気共鳴(’
H−NMR)スペクトル図(300MH2) 、第6図
は同しくそのカーボン核磁気共*(13C−NMR)ス
ペクトル図(75MH2) 、第7図はこの発明に係る
ギ酸テトラデシルの赤外線吸収スペクトル図、第8図は
そのプロトン核磁気共鳴(’ H−NMR)スペクトル
図(100MHz )、第9図は同じくそのカーボン核
磁気共鳴(13C−NMR)スペクトル図(75MHz
 )である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ギ酸(E)−8−テトラデセニル(式1)である
    ギ酸エステル。 ▲数式、化学式、表等があります▼(式1)
  2. (2)ギ酸(Z)−8−テトラデセニル(式2)である
    ギ酸エステル。 ▲数式、化学式、表等があります▼(式2)
  3. (3)ギ酸テトラデシル(式3)であるギ酸エステル。 ▲数式、化学式、表等があります▼(式3)
  4. (4)前記ギ酸(E)−8−テトラデセニル(前式1)
    、前記ギ酸(Z)−8−テトラデセニル(前式2)、前
    記ギ酸テトラデシル(前式3)の中から二種以上を選択
    してなるギ酸エステル。
  5. (5)3−ノニン−1−オール(式4)をアセチレンジ
    ッパー反応に供して末端アセチレン化合物(式5a)と
    し、この末端アセチレン化合物(式5a)のヒドロシキ
    ル基を保護基Xと置換することによって保護してエーテ
    ル(式5b)とし、このエーテル(式5b)をアルキル
    化してエーテル(式6a)とし、このアルキル化された
    エーテル(式6a)の保護基Xを脱保護してアセチレン
    アルコール(式6b)とし、このアセチレンアルコール
    (式6b)を還元して(E)−8−テトラデセノール(
    式7)とし、この(E)−8−テトラデセノール(式7
    )をギ酸を用いてエステル化してギ酸(E)−8−テト
    ラデセニル(前式1)を得ることを特徴とする請求項第
    (1)項記載のギ酸エステルの製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(式4) ▲数式、化学式、表等があります▼(式5a) ▲数式、化学式、表等があります▼(式5b) ▲数式、化学式、表等があります▼(式6a) ▲数式、化学式、表等があります▼(式6b) ▲数式、化学式、表等があります▼(式7)
  6. (6)前記アセチレンアルコール(前式6b)を接触水
    素添加して(Z)−8−テトラデセノール(式8)とし
    、この(Z)−8−テトラデセノール(式8)をギ酸を
    用いてエステル化してギ酸(Z)−8−テトラデセニル
    (前式2)を得ることを特徴とする請求項第(2)項記
    載のギ酸エステルの製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(式8)
  7. (7)1−テトラデカノール(式9)をギ酸とエステル
    化反応させてギ酸テトラデシル(前式3)を得ることを
    特徴とする請求項第(3)項記載のギ酸エステルの製造
    方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼(式9)
JP2186721A 1990-07-13 1990-07-13 新規なギ酸エステル、新規なモモノゴマダラノメイガの擬似フェロモン、及びそれらの製造方法、並びにギ酸エステル組成物 Expired - Lifetime JP2837520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2186721A JP2837520B2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 新規なギ酸エステル、新規なモモノゴマダラノメイガの擬似フェロモン、及びそれらの製造方法、並びにギ酸エステル組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2186721A JP2837520B2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 新規なギ酸エステル、新規なモモノゴマダラノメイガの擬似フェロモン、及びそれらの製造方法、並びにギ酸エステル組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0474154A true JPH0474154A (ja) 1992-03-09
JP2837520B2 JP2837520B2 (ja) 1998-12-16

Family

ID=16193476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2186721A Expired - Lifetime JP2837520B2 (ja) 1990-07-13 1990-07-13 新規なギ酸エステル、新規なモモノゴマダラノメイガの擬似フェロモン、及びそれらの製造方法、並びにギ酸エステル組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2837520B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109938018A (zh) * 2019-04-29 2019-06-28 西南林业大学 豹纹木蠹蛾组合化学引诱剂、制备方法及其使用方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109938018A (zh) * 2019-04-29 2019-06-28 西南林业大学 豹纹木蠹蛾组合化学引诱剂、制备方法及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2837520B2 (ja) 1998-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0243313B1 (de) Acyl-cyclohexandione und deren Oximäther mit herbizider und das Pflanzenwachstum regulierender Wirkung
EP0361273A2 (de) 7-Substituierte Derivate der 3,5-Dihydroxyhept-6-insäure, Verfahren zu ihrer Herstellung, ihre Verwendung als Arzneimittel, sowie Zwischenprodukte
EP3265451B1 (de) Verfahren zur herstellung von tetrahydropyranylestern
JPH11510788A (ja) ピリジン殺菌剤
JPH0341048A (ja) 新規化合物
JPH0474154A (ja) 新規なギ酸エステル、新規なモモノゴマダラノメイガの擬似フェロモン、及びそれらの製造方法、並びにギ酸エステル組成物
KR20060130132A (ko) 네페탈산의 환원에 의한 디히드로네페탈락톤의 제조
CN1062551C (zh) 萘醌衍生物
EP0359706B1 (de) Mikrobizide
Bhatt et al. Aspects of tautomerism. 6. Base-catalyzed hydrolysis of pseudo esters of. gamma.-keto acids
DE2843870A1 (de) N-hydroxypropylamide der all-e- und 13-z-retinsaeure
EP0053756B1 (de) 2,6-Diethyl-3,5-dimethyl-2,3-dihydro-4H-pyran, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung zur Früherkennung, Lokalisierung und Bekämpfung von Lasioderma serricorne F
JP4786267B2 (ja) ラクトンの製造方法及び製造されたラクトンの芳香物質としての用途
EP0065483A1 (de) Mikrobizide Acylanilin- und Acylnaphthylamin-Derivate, Verfahren zu deren Herstellung und ihre Verwendung
DE2530227C3 (de) 2-Methylsubstituierte Pentensäureester, 2-Methyl-cis-3-pentensäure, sowie deren Säure- und Estergemische, deren Herstellungsverfahren und Verwendung
JP2686019B2 (ja) シロアリ防除剤
Boese Jr et al. An investigation of certain derivatives of alkyl γ-oxalylcrotonates
DE2552615C2 (ja)
JP2598950B2 (ja) 光学活性(r)4‐ヒドロキシ‐5‐テトラデシン酸メチルの製造方法
DE2735361A1 (de) Lockmittel fuer die kartoffelmotte und verfahren zu dessen herstellung
Chattopadhyay et al. A convenient synthesis of (2R, 8R)‐8‐methyl‐2‐decanol and its 2S epimer, the parent alcohols of rootworm pheromones
EP0260551A2 (de) Isopren-Derivate
JPH05170683A (ja) p−メンタン−2−アルキル−3,8−ジオール
DE19814330B4 (de) Verbindungen und deren Gemische zur Bekämpfung von Insekten sowie Verfahren zur Herstellung der Verbindungen
JP2798686B2 (ja) サスペンソライドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101009

Year of fee payment: 12