JPH0473928A - 縦型露光転写装置 - Google Patents

縦型露光転写装置

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JPH0473928A
JPH0473928A JP2408312A JP40831290A JPH0473928A JP H0473928 A JPH0473928 A JP H0473928A JP 2408312 A JP2408312 A JP 2408312A JP 40831290 A JP40831290 A JP 40831290A JP H0473928 A JPH0473928 A JP H0473928A
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JP
Japan
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wafer
vertical
movable
mounting board
transfer apparatus
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Withdrawn
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JP2408312A
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English (en)
Inventor
Yuji Sakata
裕司 阪田
Fumio Tabata
文夫 田畑
Hidenori Sekida
関田 英紀
Toru Kamata
徹 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0473928A publication Critical patent/JPH0473928A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70733Handling masks and workpieces, e.g. exchange of workpiece or mask, transport of workpiece or mask
    • G03F7/7075Handling workpieces outside exposure position, e.g. SMIF box

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明はシンクロトロン放射光(SOR)等を用いてウ
ェハ上にマスクパターンを露光転写させる縦型露光転写
装置に関する。 [0002] 半導体の製造工程にはウェハ上にマスクパターンを露光
転写させる工程が含まれ、この露光転写工程を実施する
露光方式には種々のタイプのものが知られている。露光
転写のために用いられる照射光として、一般的には紫外
線が知られているが、近年シンクロトロン放射光(X線
)が注目されている。というのは、シンクロトロン放射
光は拡散光としてではなく平坦なシート状の平行光とし
て得られまたその波長は紫外線よりも短く、このためサ
ブミクロンのオーダの寸法精度を持つマスクパターンの
露光転写に適しているからであり、更にシンクロトロン
放射光は大きな強度を持つために高いスループットが期
待し得るからである。シンクロトロン放射光を用いる露
光方式としては、照射光を光学系で偏向させてマスクを
その偏向光で走査する方式のものと、照射光を固定させ
たままでマスクをウェハと共に変位させて該マスクをそ
の固定光でもって走査する方式のものとが知られている
。いずれにしても、シンクロトロン放射光はシンクロト
ロンから水平光として取り出されるので、露光転写の際
にはマスク及びウェハはそれらの面を縦方向すなわち鉛
直方向に向けた状態で保持されなければならない。 [0003]
【従来の技術】
図29を参照すると、露光転写のための照射光として紫
外線を用いる水平型露光転写装置が示され、この水平型
露光転写装置は基台10上に設置された粗動XYステー
ジ12を具備する。粗動XYステージ12は一対の平行
案内レール12aと、この一対の平行案内レール12a
のそれぞれに沿って案内される一対の可動体12bと、
この一対の可動体12b間に張り渡された一対の平行案
内レール12cと、この一対の平行案内レール12cに
沿って案内させられる可動台12dとを包含する。一対
の平行案内レール12aのそれぞれに隣接してリニアモ
ータ12eが配置され、これにより一対の可動体12b
は一対の平行案内レール12Cと共に一対の平行案内レ
ール12aに沿って移動させられる。また、可動台12
dは一対の案内レール12cのそれぞれに隣接して配置
されたりニアモータ12fによって一対の平行案内レー
ル12cに沿って移動させられる。要するに可動台12
dは基台10上をXY方向に移動し得ることになる。な
お、参照記号12g及び12hはそれぞれリニアスケー
ルを示し、リニアスケール12gは一対の案内レール1
2aに沿う可動体12bの移動量を検出し、またリニア
スケール12hは一対の案内レール12cに沿う可動台
12dの移動量を検出する。 [0004] 粗動XYステージ12の可動台12d上には微動ステー
ジ14が設置され、この微動ステージ14はウェハ搭載
盤14aと、このウェハ搭載盤14aと可動台12dと
の間に配置された水平方向ばね14b及び垂直方向ばね
14cとを包含し、ウェハ搭載盤14aは適当な駆動素
子例えば圧電素子(図示されない)がXYZ方向(すな
わち、水平面内での直交方向XYと該水平面に対する直
角方向Z)に適用され、これによりウェハ搭載盤14a
は3次元方向に微動を行うことができる。なお、ウェハ
搭載盤14a上にはウェハWを真空吸着させるための溝
(図示されない)が形成される。 [0005] 基台10の中心箇所の上方側の所定位置には、可動台1
2d及びウェハ搭載盤14aの移動とは無関係に環状形
マスク保持体16が配置される。環状形マスク保持体1
6は上側環状部分16aと下側環状部分16bとからな
り、マスクMは下側環状部分16bの底面側に保持され
る。下側環状部分16bは上側環状部分16aに対して
回転し得るようになっており、これによりウェハWに対
するマスクMの角度位置が調節される。 [0006] 露光転写時、ウェハW上の所定箇所が粗動XYステージ
12によってマスクMに対して粗位置決めされ、次いで
微動ステージ14によって三次元方向で精密位置決めさ
れると共にウェハWに対するマスクMの角度位置も調節
される。続いて、紫外線が環状形マスク保持体16の上
方側からマスクMに対して照射され、その結果マスクパ
ターンがマスクMの該所定箇所に露光転写される。次に
、ウニハW上の別の所定箇所がマスクMに対して同様に
位置決めされて露光転写が行われる。このような露光転
写は順次繰り返されてウェハWの全面に亘って施される
。 [0007] 上述したような水平型露光転写装置には参照言己号18
で全体的に示されたウェハ自動交換装置が組み込まれ、
このウェハ自動交換装置18によりウェハWはウェハ搭
載盤14b上に搭載され、また露光転写の終了後に該ウ
ェハWはウェハ搭載盤14から取り出されることになる
。ウェハ自動交換装置18は基台10の一側辺に沿って
配置されたウェハ供給マガジン18a及びウェハ収納マ
ガジン18bと、これら両マガジンに隣接して基台10
上に設置されたウェハ移送ロボット18cと、このウェ
ハ移送口ボッ)18cと協働すべく基台10上に設置さ
れたプリアライメントユニットすなわちウェハ方向付は
台18dとを包含する。ウェハ供給マガジン18a内に
は多数のウェハが上下方向に搭載され、そこからウェハ
が一枚ずつウェハ移送口ボッ) 、18 cによって取
り出される。なお、ウェハ供給マガジン18aは適当な
昇降装置(図示されない)によって上下動させられ、こ
れにより多数のウェハが一枚ずつ順次取出し位置に位置
決めされる。ウェハ移送ロボット18cによって取り出
されたウェハはウェハ方向付は台18d上に載置され、
そこでウェハの方向付けが行われる。すなわち、各ウェ
ハの周囲縁の一部が切り欠かれ、その切欠き部(所謂オ
リエンテーションフラット)が方向付けの目印とされ、
ウェハは該切欠き部が所定位置となるようにウェハ方向
付は台18d上で方向付けられる。ウェハ方向付は台1
8d上で方向付けされたウェハはウェハ移送口ボッ)1
8cによってウェハ搭載盤14上に搭載される。ウェハ
搭載盤14上に搭載されたウェハには上述したような露
光転写が施され、露光転写が完了すると、ウェハはウェ
ハ移送口ボッ)18cによってウェハ収納マガジン18
b内に収納される。なお、ウェハ供給マガジン18aと
同様、ウェハ収納マガジン18bも適当な昇華装置(図
示されない)によって上下動させられ、ウェハが順次収
納位置に収容される。 [0008]
【発明が解決しようとする課題】
シンクロトロン放射光等を用いてウェハ上にマスクパタ
ーンを露光転写させる縦型露光転写装置に上述のウェハ
自動交換装置をそのまま組み込むことはできない。とい
うのは、先に述べたように、露光転写の際にウェハはそ
の面を縦方向すなわち鉛直方向に向けた状態で保持され
なければならないからである。すなわちプリアライメン
トユニット上で方向付けされたウェハはその面を鉛直方
向に向けた姿勢で縦型露光転写装置に搭載されなければ
ならないからである。勿論、縦型露光転写装置に適した
ウェハ自動交換装置を再開発することは可能ではあるが
この場合には該ウェハ自動交換装置を基本設計から取り
組まなければならず、その開発コストは大巾に嵩むこと
になる。 [0009] 本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、従来の
水平型露光転写装置用に開発されたウェハ自動交換装置
の大部分の構成要素を利用し得る縦型露光転写装置を提
供することを目的とする。 [0010]
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、垂直面内で二次
元方向に移動可能な可動台と、この可動台に取り付けら
れたウェハ搭載盤とを持つ縦型露光転写装置において、
ウェハを水平状態で搭載してその方向付けを行うウェハ
方向付は台と、このウェハ方向付は台上での水平状態の
ウェハを保持して垂直状態に変位させた後に該ウェハを
前記ウェハ搭載盤のウェハ吸着保持面に適用させるウェ
ハ搬送手段と、 を具備するウェハ自動交換装置を設けたことを特徴とす
るものである。 [0011] また、垂直面内で二次元方向に移動可能な可動台と、こ
の可動台に取り付けられたウェハ搭載盤とを持つ縦型露
光転写装置であって、露光前ウェハを水平状態で搭載し
てその方向付けを行うウェハ方向付は台と、露光済ウェ
ハを一時的に保管するウェハ一時保管機構と、前記ウェ
ハ方向付は台上での水平状態の露光前ウェハを保持して
垂直状態に変位させた後に露光前ウェハを前記ウェハ搭
載盤のウェハ吸着保持面に適用させると共に、露光済ウ
ェハを前記ウェハ一時保管機構に載置するウェハ搬送手
段とを具備し、 上記ウェハ搬送手段が露光前ウェハを保持して変位させ
る際、前記ウェハ一時保管機構が露光済ウェハを露光前
ウェハの変位軌跡より退いた位置に保管するよう構成し
たウェハ自動交換装置を設けたことを特徴とするもので
ある。 [0012]
【作用】
以上の構成から明らかなように、本発明によれば、ウェ
ハ方向付は台上のウェハがウェハ搬送手段によって水平
状態から垂直状態に変位された後にウェハ搭載盤に適用
されるようになっているので、従来の水平型露光転写装
置に用いられたウェハ方向付は台ならびにそれに関連し
た付帯設備例えばウェハ移送ロボット、ウェハ供給マガ
ジン、ウェハ収納マガジン等を縦型露光転写装置にも利
用することができる。 [0013] また、露光済ウェハを一時的に保管するウェハ一時保管
機構を設けることにより、露光済ウェハを収納する前に
露光前ウェハをウェハ搭載盤に装着することが可能とな
り、露光前ウェハの露光中にこれと平行して露光済ウェ
ハの収納1次に露光を行う露光前ウェハの取り出し及び
この露光前ウェハのウェハ方向付は台への装着等を行う
ことができる。よって、露光処理時間を長くすることが
できると共に、ウェハ交換に要する時間を短縮でき、露
光転写処理の効率を向上することができる。 [0014]
【実施例】
次に、本発明の実施例について図面と共に説明する。 [0015] 図1は本発明の第1実施例である縦型露光転写装置を示
している。この縦型露光転写装置は基台20上に設置さ
れた粗動XYステージ22を具備する。粗動XYステー
ジ22は基台20から上方に延びる直立支持フレーム2
2aと、この直立支持フレーム22aの垂直壁面に取り
付けられた一対の水平案内レール22bと、この一対の
水平案内レール22bに沿って水平方向に案内移動させ
られる可動キャリッジ22cと、この可動キャリッジ2
2cに取り付けられた一対の垂直案内レール22dと、
この一対の垂直案内レール22dに沿って垂直方向に案
内移動させられる可動台22eと、この可動台22eに
取り付けられたウェハ搭載盤22fとを具備する。要す
るに、ウェハ搭載盤22fを担持した可動台22eは垂
直面内で二次元方向に移動し得る。図2に詳しく図示す
るように、ウェハ搭載盤22fのウェハ保持面には多数
の垂直溝22gが形成され、これら垂直溝22gは真空
ポンプ等の真空源(図示されない)と連通し得るように
なっており、これによりウェハがウェハ搭載盤のウェハ
保持面に真空吸着により保持されることになる。可動台
22eには微動ステージ(図示されない)が組み込まれ
、ウェハ搭載盤22fは該微動ステージを介して可動台
22eに支持される。かかる微動ステージは例えば井桁
状に組まれた板ばねと、この井桁状板ばねの隣接した側
辺に適用された圧電素子とから構成される。それら圧電
素子によって井桁状板ばねを変形させることによって、
ウェハ搭載盤22は例えばXY力方向微動を行うことが
できる。なお、かかる微動ステージは図29の水平型露
光転写装置に用いられたものであってもよい。以上のよ
うな構成により、ウェハが所定の露光転写位置に位置決
めされることは図29の水平型露光転写装置の場合と同
様である。 [0016] 本発明の特徴となるウェハ自動交換装置は基台20の一
隅に設けられたウェハ方向付は台24を具備し、このウ
ェハ方向付は台24の機能は図29に示したウェハ方向
付は台18dの機能と同様である。ウェハ方向付は台2
4には回転盤24a(図4乃至図9)が設けられ、この
回転盤24aの上にウェハWが載せられて、その方向付
けが行われる。また、ウェハ自動交換装置はウェハ供給
マガジン26、ウェハ収納マガジン28及びウェハ移送
口ボッ)30を具備し、これら構成要素も図17に示し
たウェハ供給マガジン18a、ウェハ収納マガジン18
b及びウェハ移送口ボッ)18cと同様な機能を持つ。 図1に示す実施例では、ウェハ供給マガジン26.ウェ
ハ収納マガジン28及びウェハ移送ロボット30は基台
32上にユニット化されて搭載され、また基台32には
ウェハ供給マガジン26及びウェハ収納マガジン28を
それぞれ上下動させる昇降装置34及び36もユニット
化される。図4乃至図9から明らかなように、昇降装置
34は基台32から直立する案内ポスト34aと、この
案内ポスト34aに沿って上下方向に案内させられる可
動支持板34bとからなり、この可動支持板上にウェハ
供給マガジン26が搭載される。可動支持板34bは基
台32内に設けられた駆動装置例えば空気シリンダ等に
よって上下動させられ、これによりウェハ供給マガジン
26内の多数のウェハW(図4乃至図9)は−枚ずつ順
次ウェハ移送ロボット30に対する取出し位置に位置決
めされることになる。なお、ウェハ収納マガジン18b
の昇降装置36もウェハ収納マガジン28の昇降装置3
4と同様な構成とされる。要するに、基台32にユニッ
ト化されて搭載された上述の構成要素2628.30.
34及び36ならびにウェハ方向付は台24は従来の水
平型露光転写装置に組み込まれていなウェハ自動交換装
置の構成要素ともなり得るものである。 [0017] 本発明になる縦型露光転写装置に設けられるウェハ自動
交換装置はウェハ搬送手段38によって特徴付けられ、
このウェハ搬送手段38により、ウェハ方向付は台24
上に水平状態で載せられたウェハWが保持されて垂直状
態に変位させられ、その後に該ウェハWはウェハ搭載盤
22fの吸着保持面に適用させられることになる。本実
施例においては、ウェハ搬送手段38は可動体38aを
具備し、この可動体38aは基台20に取り付けられた
支持板40上に設けられた一対の案内レール40aに沿
って案内移動させられる。すなわち、可動体38aは図
1から明らかなように粗動XYステージ22の可動台2
2eに対して前後方向に移動させられる。また、ウェハ
搬送手段38は回動アーム38bを具備し、この回動ア
ーム38bの一端は可動体38aの側面から突出する回
転駆動軸に取り付けられ、その他方端部すなわち自由端
にはウェハ保持器38cが取り付けられる。 なお、該回転駆動軸は可動体38a内に設けられた駆動
モータに適当な減速歯車列を介して連結される。図3に
詳しく図示するように、ウェハ保持器38cは細長の板
状片として形成され、その中間部の一方の側辺には弧状
切欠き部38dが形成される。また、ウェハ保持器すな
わち板状片38cには弧状切欠き部38dの内側縁部に
沿って弧状溝38eが形成され、この弧状溝38eには
真空ポンプ等の真空源に連通させられ、これによりウェ
ハWがその円弧縁部でウェハ保持器38cによって吸着
保持され得る。ウェハ保持器すなわち板状片38cの中
間部の他方の側辺からは一対のロッド要素38fが直立
し、この一対のロッド要素38fは回動アーム38bの
自由端に固着されたブロック片38gに摺動自在に挿通
させられる。ブロック片38gには例えば空気シリンダ
が内蔵され、この場合一対のロッド要素38fは該空気
シリンダの作動ロッドとされ、これによりウェハ保持器
38cは回動アーム38bの長手軸線方向に沿って変位
自在とされる。 [0018] 次に、図4乃至図9を参照して、本発明による縦型露光
転写装置の作動について説明する。なお、可動台38a
は一対の案内レール40aに沿って第1の位置(図6)
と第2の位置(図8)との間で移動し得るようになって
おり、また回動アーム38bは第1の位置(図4乃至図
6)と第2の位置(図7乃至図9)との間で回動し得る
ようになっている。 [0019] 図4にはウェハ供給マガジン26からウェハWをウェハ
移送ロボット30によって取り出す工程が示され、この
とき可動体38aは第2の位置あるいはそこに接近した
位置に置かれ、また回動アーム38bは第1の位置に置
かれる。次いでウェハ供給マガジンから取り出されたウ
ェハWはウェハ移送ロボット30によってウェハ方向付
は台24側に移送されて、図5に示すようにウェハ方向
付は台24の回転盤24a上に水平状態で載せられ、そ
こでウェハWは図17を参照して説明したように方向付
けされる。 [0020] ウェハWの方向付けが終了すると、可動体38aが第1
の位置に向かって移動させられ、このとき回動アーム3
8bは第]の位置に置かれている。可動体38aが図6
に示すように第1の位置に到達すると、回動アーム38
bに取り付けられたウェハ保持器38cはウェハWの円
弧縁の直下に位置させられ、そこでウェハWはウェハ保
持器38cの弧状溝38eによって吸着保持されると共
にウェハ保持器38cがブロック片38g内に内蔵され
た空気シリンダの作動により上方に変位される。次いで
、可動体38aは第2の位置に向かって移動させられ、
−方回動アーム38bは第1の位置から第2の位置まで
回動させられる。その結果ウェハWは図7に示すように
水平状態から垂直状態に変位されて、ウェハWはウェハ
搭載盤22fのウェハ吸着保持面と向かい合うことにな
る。 [002月 可動体38aが図8に示すように第2の位置まで移動さ
せられると、ウェハWはウェハ搭載盤22fのウェハ吸
着保持面に密接状態で適用される。なお、このときウェ
ハ保持器38cはウェハ搭載盤22fの周囲縁部に沿っ
て形成された弧状窪み部22h(図2)内に収容される
ので、ウェハ搭載盤22fのウェハ吸着保持面に対する
ウェハWの密接状態がウェハ保持器38cの存在によっ
て阻害されることはない。次いで、ウェハWはウェハ搭
載盤22fの垂直溝22gによって吸着保持され、一方
ウエハ保持器38cによるウェハWの吸着保持が解除さ
れる。続いて、粗動XYステージ22の作動により、ウ
ェハ保持器38cがウェハ搭載盤22fの弧状窪み部2
2hから外され、可動体38aは図9に示すように第2
の位置から第1の位置に向かって幾分後退させられる。 [0022] その後、縦型露光転写装置では、ウェハWに対するマス
クパターンの露光転写が行われ、露光転写作業が完了す
ると、ウェハ搭載盤22fは可動台22eの移動によっ
て再び図9に示す位置に戻される。次いで、上述の工程
とは逆の工程が行われ、これによりウェハWはウェハ方
向付は台24の回転盤24aまで戻され続いて゛ウェハ
Wはウェハ移送ロボット30によってウェハ収納マガジ
ン28に収納される。以上の操作を繰り返し行うことに
より、ウェハ供給マガジン26内のウェハWは縦型露光
転写装置に順次送り出されてそこで露光転写され、露光
転写の終了されたウェハWはウェハ収納マガジン内に順
次収容されることになる。 [0023] 図1乃至図9に示した実施例において、ウェハ保持器3
8cとウェハ搭載盤22fとの間でのウェハWの受渡し
を確実に行い得るようにするためには、ウェハ搭載盤2
2fのウェハ吸着保持面に対してウェハWが平行に適用
されなければならない。このため回動アーム38bが第
2の位置に置かれた際に該回動アーム38bが水平に延
在するようにその取付位置が調節され、これによりウェ
ハ搭載盤22fのウェハ吸着保持面に対するウェハWの
適用時にその間に平行関係が得られるようにされている
。しかしなから、回動アーム38bが外力を受けた場合
にはその取付位置が狂うためにその取付位置の再調整が
必要となり、また回動アーム38b駆動歯車列のバラク
ラシュ等のためにウェハ搭載盤22fのウェハ吸着保持
面に対するウェハWの平行関係が常に保証されるとは限
らない。要するに、図1乃至図9に示した実施例にあっ
ては、回動アーム38bの取付位置の再調整がしばしば
行わなければならない。なお、ウェハWがウェハ搭載盤
22fのウェハ吸着保持面に対して非平行状態で適用さ
れる場合にはウェハWが該ウェハ吸着保持面から抗力を
受けてウェハ保持面38cから脱落あるいは破損し得る
。 [0024] かかる問題を解消するためには、図10に示すような回
動アーム38bを用いればよい。図10では、回動アー
ム38bの中間部分の一部が例えばウレタンゴムから形
成された弾性ゴム材料部分38hとして構成され、これ
により回動アーム38bは弾性ゴム材料部分38hの箇
所で弾性的に変形し得ることになる。このような構成に
よれば、回動アーム38bが第2の位置に置かれた際に
水平状態から多少傾いていたとしても、ウェハWを的確
にウェハ搭載盤22fのウェハ吸着保持面に適用するこ
とが可能である。これについて図11(a)乃至図11
(C)を参照して説明する。図11には、−例として、
回動アーム38bが第1の位置から第2の位置まで回動
させられた際に回動アーム38cが水平状態から下方側
に傾いた場合が示されている。この状態でウェハWがウ
ェハ搭載盤22fのウェハ吸着保持面に適用されると、
図11(b)に示すようにウェハWの上方側が先ず該ウ
ェハ吸着保持面に接触し、このためウェハWは右廻りの
抗力を受けることになるが、このとき弾性ゴム材料部分
38hが弾性変形を起こし、その結果ウェハWは図11
(c)に示すようにウェハ搭載盤22fのウェハ吸着保
持面に的確に適用され得ることになる。なお、図10に
示した実施例では、回動アーム38bの中間部分の一部
が弾性ゴム材料によって起き替えられたが、回動アーム
38bの全体を比較的硬質の弾性ゴム材料あるいは板ば
ねから形成してもよく。 また回動アーム38bの中間箇所を枢着させてその枢着
部の両側にコイルばねを張り渡してもよい。要するに、
回動アームの少なくとも一部が弾性変形し得るようにな
っていればよい。 [0025] 回動アーム38bを図10に示したように構成したとし
ても、ウェハ保持器38Cの第2の位置での傾きが比較
的太きかったりした場合には、ウェハ搭載盤22fのウ
ェハ吸着保持面から受ける抗力も大きくなるので、ウェ
ハWがウェハ保持器38cから脱落し得る。これを阻止
するためには、ウェハ搭載盤22fのウェハ吸着保持面
に対するウェハWの適用前に該ウェハWと該ウェハ吸着
保持面との間に平行関係を与えるように該ウェハWの姿
勢を矯正するための姿勢矯正手段を設けることが好まし
い。 [0026] 図12及び図13(a)乃至図13(c)を参照すると
、かかる姿勢矯正手段はウェハ搭載盤22fを支持する
可動台22e側に設けられる衝合部材42を具備し、こ
の衝合部材42はその前面側で垂直係合面を持つヘッド
部分42aと、このヘッド部分42aの後面側から突出
する一対の突出部分42bとからなる。 図13(a)乃至図14(c)から明らかなように、衝
合部材42はその一対の突出部分42bを可動台22e
に形成された凹部22i内に収容するような態様で該可
動台22e上に配置され、このとき衝合部材42は図1
3(a)に示す前進位置と図13(c)に示す後退位置
との間で移動し得るようになっている。また、姿勢矯正
手段は衝合部材42を常時その前進位置に弾性的に偏倚
させる弾性部材例えば圧縮コイルばね44を具備し、こ
の圧縮コイルばね44は図13(a)乃至図13(c)
から明らかなように可動台22eに凹部22iの間の箇
所に形成された凹部22j内に収容される。更に、姿勢
矯正手段は衝合部材42のヘッド部分42aの垂直衝合
面と係合し得るようにウェハ保持器38cの一部として
形成された係合部分38iを具備する。 [0027] 以上に述べたような姿勢矯正手段によれば、ウェハ搭載
盤22fのウェハ吸着保持面に対するウェハWの適用前
に該ウェハWと該ウェハ吸着保持面との間に平行関係が
与えられることになる。すなわち、ウェハ保持器38c
によって保持されたウェハWが図13(a)に示すよう
にウェハ搭載盤22fのウェハ吸着保持面に向かって移
動させられると、ウェハWが該ウェハ吸着保持面に適用
される直前に係合部分38iが衝合部材42のヘッド部
分42aの垂直衝合面と部分的に係合させられ(図13
(b))  この係合により弾性ゴム材料部分38hが
弾性変形を起こし、その結果ウェハWが図13(c)に
示すようにウェハ搭載盤22fのウェハ吸着保持面に適
用されるときには該ウェハWと該ウェハ吸着保持面との
間に平行関係が得られることになる。 [0028] 図14及び図15(a)乃至図15(c)には上述の姿
勢矯正手段の変形例が示され、この変形例による姿勢矯
正手段はウェハ保持器38c側に設けられた衝合部材4
6を具備し、この衝合部材46もその前面側で垂直係合
面を持つヘッド部分46aと、このヘッド部分46aの
後面側から突出する一対の突出部分46bとからなる。 また、姿勢矯正手段はウェハ保持器38cの下面側に取
り付けられた収容部材48を具備し、この収容部材48
には衝合部材46の一対の突出部分46bを収容保持す
るようになった凹部48aが形成され、衝合部材46は
凹部48a内で図15(a)に示す前進位置と図15(
c)に示す後退位置との間で移動し得るようになってい
る。更に、姿勢矯正手段は収容部材48の凹部48a内
に配置された圧縮コイルばね50を具備し、この圧縮コ
イルばね50により衝合部材46は常時その前進位置に
弾性的に偏倚される。更に、姿勢矯正手段は衝合部材4
6のヘッド部分46aの垂直衝合面と係合し得るように
可動台22e上に形成された係合面22jを具備する。 [0029] 図12及び図13(a)乃至図13(c)に示した場合
と同様に、ウェハ保持器38cによって保持されたウェ
ハWが図15(a)に示すようにウェハ搭載盤22fの
ウェハ吸着保持面に向かって移動させられると、ウェハ
Wが該ウェハ吸着保持面に適用される直前に衝合部材4
6のヘッド部分46aの垂直衝合面が可動台22e上の
係合面22jと部分的に係合させられ(図15(b))
、この係合により弾性ゴム材料部分38hが弾性変形を
起こし、その結果ウェハWが図15(C)に示すように
ウェハ搭載盤22fのウェハ吸着保持面に適用されると
きには該ウェハWと該ウェハ吸着保持面との間に平行関
係が得られることになる。 [0030] 図16(a)及び図16(b)を参照すると、縦型露光
転写装置の可動台22eに搭載されるウェハ搭載盤22
fの変形例が示され、この変形例によるウェハ搭載盤5
2は固定部分52a及び可動部分52bの2つに二分割
される。ウェハ搭載盤52もウェハ搭載盤22fと同じ
く微動ステージを介して可動台22e上に取り付けられ
るが、この場合固定部分52aは該微動ステージ22e
に直接的に固着されるが、可動部分52bは例えば底に
内蔵された空気シリンダ等を介して該微動ステージ22
eに連結される。すなわち、可動部分52bはその内蔵
空気シリンダの作用によって図16(a)に示す通常位
置と図16’(b)に示す突出位置との間で移動し得る
ようになっている。図16(a)に示す通常位置では、
可動部分52bのウェハ吸着保持面は固定部分52aの
ウェハ吸着保持面と一致した状態にあるが、図16(b
)に示す突出位置では、可動部分52bのウェハ吸着保
持面は固定部分52aのウェハ吸着保持面よりも前方に
突出した状態となる。このような構成のウェハ搭載盤5
2を用いる利点はウェハ保持器38cによってウェハW
を保持する際の保持面が大きく得られるということであ
る。すなわち、図2に示すようなウェハ搭載盤22fの
場合にはウェハの周囲縁部の一部に沿う領域(すなわち
、弧状窪み部22hに該当する領域)に対応した保持面
として利用され得ないが、ウェハ搭載盤52を用いた場
合には固定部分52aの領域に対応したウェハWの領域
を保持面として利用し得るという点が利点となる。 ウェハ搭載盤52にウェハWを吸着保持させるとき、可
動部分52bを図16(b)に示す突出位置に置き、該
ウェハWを先ず可動部分52bのウェハ吸着保持面に適
用されてそこに吸着保持させ、次いで可動部分52bを
図16(b)の通常位置に戻した後にウェハWを固定部
分aの吸着保持面で吸着保持させ、これによりウェハ搭
載盤52によるウェハWの完全な吸着保持が達成される
。 [0031] またここで、回動アーム38bが第1の位置と第2の位
置で停止する機構について考察する。回動アーム38b
が第1の位置と第2の位置で停止する機構としては、■
回動アーム38bを回動させる可動体38aにより位置
決めする方法、■回動アーム38bの回転中心位置近傍
にセンサを設け、このセンサによりアーム位置を検出し
可動体38aを停止させる方法、■前記センサに代えて
位置決め突起を形成し、この位置決め突起に回動アーム
38bを当接させることにより回動アーム38bを位置
決めする方法等が考えられる。本実施例では構成が簡単
な■の方法を採用しているが、上記■〜■のいづれの方
法でも回動アーム38bの回転中心近傍において回動ア
ーム38bの位置決めを行う構成となる。 [0032] このように回動アーム38bの回転中心近傍において回
動アーム38bの位置決めを行う方法では、回転中心近
傍の僅かな位置決め誤差が、所定の長さを有する回動ア
ーム38bの先端においてはこの誤差が拡大されてしま
い大きな誤差となってしまう。また、前記したようにウ
ェハ(W)は回転中心から離間した回動アーム38bの
先端位置に装着される構成であるため、上記の位置決め
誤差はウェハ(W)の取付は精度にも大きく影響を及ぼ
し、ウェハ(W)を高い再現性でウェハ搭載盤22fに
位置決めすることは困難であった。 [0033] 尚、ここでいう高い再現性とは、ウェハ(W)が回動ア
ーム38bにより変位された時における回動アーム38
bの上記位置決め誤差に起因する変位誤差が、ウェハの
表面にXY座標を想定した場合、このXY力方向の誤差
が夫々±20μm程度(ブリイライメント精度を含む)
以内であることをいう。この値は、露光前に行う位置合
わせマーク捜索範囲を狭くし位置合わせに要する時間を
短縮する点と、縦型露光転写装置の可動台22eの可動
範囲(約±30μm程度)とを考慮したものである。 [0034] 図17は、ウェハ(W)の取付は誤差を低減しうる構造
を示している。同図に示す実施例では、回動アーム38
bの先端部分に設けられたウェハ保持器38cの両端部
位に位置決め用のつきあて部38m、38nを設けると
共に、可動台22eに位置決め用ピン54a、54bを
設けている。また、図18に示すように、ウェハ方向付
は台24の回転盤24a近傍位置にも位置決め用ピン5
5a、55bが設けられている。この可動台22eに設
けられた位置決め用ピン54a。 54bと回転盤24a近傍位置に設けられた位置決め用
ピン55a、55bとは相互に対応するよう構成されて
いる。また、つきあて部38m、38nの内、つきあて
部38mはv字溝形状とされており、またつきあて部3
8nは平坦面とされている。尚、図中56は回動アーム
38bが当接することにより回動アーム38bを第2の
位置で停止するための停止ピンであり、また57は回動
アーム38bを第1の位置で停止するための停止ピンで
ある。 回動アーム38bが図6に示した状態でウェハ(W)を
吸着保持する際、ウェハ保持器38cに形成されたつき
あて部38m、38nは、回転盤24a近傍位置に設け
られた位置決め用ピン55a、55bにつきあてられる
。つきあて部38m、38nが位置決め用ピン55a、
55bと係合することにより、ウェハ保持器38cはウ
ェハ方向付は台24に対して一義的に位置決めされ、よ
ってウェハ方向付は台24により方向付けされたウェハ
(W)に対しても一義的に位置決めされる。 [0035] 一方、回動アーム38bにより保持されたウェハ(W)
が水平状態から垂直状態に変位されウェハ搭載盤22f
に適用される際、ウェハ保持器38cに形成されたつき
あて部38m、38nは、可動台22eに設けられた位
置決め用ピン54a、54bにつきあてられる。つきあ
て部38m、38nが位置決め用ピン54a、54bと
係合することにより、ウェハ保持器38cは可動台22
eに対して一義的に位置決めされ、この位置決めされた
状態においてウェハ(W)はウェハ搭載盤22fに装着
される。 [0036] 上記構成とすることにより、回動アーム38bの位置決
め精度は、停止ピン56.57と回動アーム38bとの
当接により決まるのではなく、つきあて部38m、38
nが位置決め用ピン54a、54b、55a、55bと
係合する位置により決まる構成となる。従って、回動ア
ーム38b及び可動体38aの位置決め精度に影響され
ることなくウェハ保持器38cの位置出しを行うことが
できる。 回動アーム38bにおいて最も高い精度出しを要求され
る部位は、ウェハ(W)を吸着保持するウェハ保持器3
8cである。よって、このウェハ保持器38cに形成さ
れたつきあて部38m、38nにより位置決めを行う構
成とすることによリウエハ保持器38cを直接的に位置
決めすることができ、ウエノX(W)の高精度の位置決
めを行うことができる。 [0037] また、前記したようにつきあて部38mはV字溝形状と
されているため、つきあて部38mを位置決め用ピン5
4a、55aに押圧させることによりV字溝の溝形状に
沿ってウェハ保持器38cは位置決めされるため、高精
度に位置決めされる。尚、上記実施例ではV字溝形状を
一方のつきあて部38mのみに形成した例を示したが、
つきあて部38m、38nの両方をV字溝形状としても
よく、また可動台22e及び回転盤24aにつきあて部
を設けると共にウェハ保持器38Cに位置決め用ピンを
設けた構成としてもよい。 [0038] 次に本発明の第2実施例について説明する。図19は本
発明の第2実施例である縦型露光転写装置を示している
。尚、同図において図1乃至図9を用いて説明した第1
実施例に係る縦型露光転写装置と同一構成部分について
は、同一符号を付してその説明を省略する。 [0039] 第2実施例である縦型露光転写装置は、ウェハ(W)を
一時的に保管することができる構成とされたウェハ一時
保管機構60を設けたことを特徴とするものである。ウ
ェハ一時保管機構60は、大略すると昇降台60aと、
この昇降台60aの上面に形成されたウェハ保管盤60
bとにより構成されている。昇降台60aには、この昇
降台60aを昇降動作させる昇降機構(図示せず)が内
設されており、この昇降機構により昇降台60aはレー
ル60C(図20に示す)に沿って昇降動作する構成と
なっている。また、昇降台60aの上部にはウェハを吸
着保持しうる構成とされたウェハ保管盤60bが設けら
れており、このウェハ保管盤60bも昇降台60aの昇
降動作に伴い昇降動作する構成となっている。上記構成
とされたウェハ一時保管機構60は、ウェハ方向付は台
24と粗動XYステージ22との開位置に配設位置を選
定されて設けられている。 [0040] 上記構成とすることにより、露光効率の向上を図ること
ができるが、以下この理由について縦型露光転写装置の
動作と共に説明する。 [0041] 尚、以下の説明では装置起動後、最初に露光処理するウ
ェハがウェハ供給マガジン26から取り出された時の動
作について説明する。また、最初のウェハがウェハ供給
マガジン26から取り出され、ウェハ方向付は台24に
載置され方向付けが行われるまでの動作は、図4乃至図
6を用いて第1実施例で説明したのと同じ動作であるた
め、その説明を省略する。 [0042] 図20はウェハ方向付は台24に載置され方向付けが行
われたウェハ(W1)がウェハ搬送手段38に保持され
た状態を示している。同図に示されるように、この状態
においてウェハ一時保管機構60の昇降台60aは下動
位置に移動しており、またこの状態においてウェハ移送
ロボット30はウェハ供給マガジン26から次に処理さ
れるウェハ(W2)を取り出す作業を開始している。尚
、以下の説明において、露光処理が行われていないウェ
ハを露光前ウェハといい、露光処理が行われたウェハを
露光済ウェハといい区別する。 [0043] 図21は露光前ウェハ(W1)が回動アーム38bによ
り水平状態より垂直状態に変位されウェハ搭載盤22f
と対向した状態を示している。前記したようにウェハ一
時保管機構60の昇降台60aは下動位置に移動してい
る。このため回動アーム38bが露光前ウェハ(W1)
を移送する際、昇降台60aが邪魔になるようなことは
ない。また、回動アーム38bが露光前ウェハ(W1)
を移送することにより、ウェハ方向付は台24が空の状
態となると、ウェハ移送ロボット30はウェハ供給マガ
ジン26より次に処理される露光前ウェハ(W2)をウ
ェハ方向付は台24の回転盤24aに装着する。 [0044] 続いて図22に示されるように露光前ウェハ(W1)は
ウェハ搭載盤22 fに吸着保持されるが、この動作に
伴い、次に処理される露光前ウェハ(W2)はウェハ方
向付は台24により方向付けが行われると共に、ウェハ
一時保管機構60も起動して昇降機構により昇降台60
aは上動する。図22は昇降台60aが上動限位置まで
移動した状態を示している。この状態において、昇降台
60aの上部に設けられたウェハ保管盤60bは回転盤
24aと略同−高さまで上動するよう構成されている。 [0045] その後、露光前ウェハ(W1)を搭載したウェハ搭載盤
22fは所定露光位置に移動され、縦型露光転写処理が
行われる。 [0046] ウェハ(W1)に対する露光処理が終了すると、粗動X
Yステージ22等の動作により露光済ウェハ(W1)は
回動アーム38bによる装着脱位置まで移動され、第2
の位置まで変位した回動アーム38bによりウェハ搭載
盤22fから離脱される。続いて回動アーム38bは第
2の位置に向は回動するが、前記したようにウェハ一時
保管機構60の昇降台60aは上動位置にあり、回動ア
ーム38bが第2の位置まで回動した状態において露光
済ウェハ(W1)をウェハ保管盤60bに装着しうる構
成となっている。図23は、露光済ウェハ(W1)がウ
ェハ一時保管機構60のウェハ保管盤60bに装着され
た状態を示している。この状態において、ウェハ方向付
は台24には露光前ウェハ(W2)が、ウェハ一時保管
機構60には露光済ウェハ(W1)がウェハ搬送手段3
8の移動方向に夫々並んだ状態となっている。よって、
この状態では露光前ウェハ(W2)をウェハ搭載台22
fに搭載することはできない。 [0047] 続いて図24に示すように、ウェハ一時保管機構60は
昇降台60aを下動させ、露光済ウェハ(W1)を露光
前ウェハ(W2)がウェハ方向付は台24からウェハ搭
載台22fまで変位される変位軌跡より退いた位置に移
動させる。 [0048] ウェハ一時保管機構60により露光済ウェハ(W1)が
露光前ウェハ(W2)の変位軌跡より退いた位置に保管
されると、ウェハ搬送手段38及び回動アーム38bは
作動し、既に方向付けされた露光前ウェハ(W2)を水
平状態より垂直状態に変位させ、ウェハ搭載盤22fと
対向させる。この状態を図25に示す。 続いて露光前ウェハ(W2)はウェハ搭載盤22fに吸
着保持され、所定露光位置に移動され縦型露光転写処理
が行われる。この動作と平行してウエノ1−時保管機構
60は、ウェハ搬送手段38が露光済つエノz (W 
1 )を保持しうる位置まで昇降台60aを上動させる
。図26はウェハ一時保管機構60が露光済ウニ/’S
 (W1)を上動させた状態を示している。 [0049] 回動アーム38bが露光済ウェハ(W1)を保持しうる
位置まで露光済ウニ/5(W1)が上動すると、図27
に示すようにウェハ搬送手段38は露光済ウニ/)(W
1)を保持し、続いてウェハ搬送手段38は移動して露
光済つエノz (W 1 )をウェハ方向付は台24に
移送する。また、露光済ウェハ(W1)がウェハ方向付
は台24に移送されると図28に示されるように、ウェ
ハ搬送ロボット30は駆動し露光済ウェハ(W1)をウ
ェハ収納マガジン28に収納する。続いてウェハ搬送口
ボッ)30はウェハ供給マガジン26より露光前ウエノ
5(W3)を取り出し、ウェハ方向付は台24に装着す
る。以後、図22以降の処理が実施され、順次ウェハに
対して露光処理が実施される。尚、回動アーム38bが
露光済ウェハ(W1)を移送している間に、ウェハ一時
保管機構60は再び昇降台60aを下動させる。 [0050] 上記のように、ウェハ一時保管機構60により一時的に
露光前ウェハ(W2)の変位軌跡より退いた位置に保管
されていた露光済ウェハ(W1)はウェハ収納マガジン
28に収納されるが、この図26乃至図28に示される
露光済ウェハ(W1)の収納処理は、露光前ウェハ(W
2)の露光処理と平行して行われている。従って、第1
実施例のようにウェハが露光され収納されるまで次のウ
エノz−f)τ全く処理量ない構成と異なり、第1実施
例の構成では別個に必要とされていた、■露光前ウェハ
(W1)の処理中に次に処理する露光前ウェハ(W2)
の方向付は処理に要する時間、■露光前ウェハ(W2)
をウェハ供給マガジン26から取り出す処理に要する時
間、■露光前ウェハ(W1)をウェハ収納マガジン28
に収納する処理に要する時間を短縮することができ、露
光効率を向上することができる。よって、短時間に多数
のウェハに対して露光処理することが可能となる。 [0051]
【発明の効果】
以上の記載から明らかなように、本発明によれば、従来
の水平型露光転写装置に用いられたウェハ方向付は台な
らびにそれに関連した付帯設備例えばウェハ移送ロボッ
ト、ウェハ供給マガジン、ウェハ収納マガジン等を縦型
露光転写装置にも利用することが可能であるので、縦型
露光転写装置を低コストで稼働させることができる。 [0052] また、露光済ウェハを一時的に保管するウェハ一時保管
機構を設けることにより、露光済ウェハを収納する前に
露光前ウェハをウェハ搭載盤に装着することが可能とな
り、露光前ウェハの露光中にこれと平行して露光済ウェ
ハの収納9次に露光を行う露光前ウェハの取り出し及び
この露光前ウェハのウェハ方向付は台への装着等を行う
ことができる。よって、露光処理時間を長くすることが
できると共に、ウェハ交換に要する時間を短縮でき、露
光転写処理の効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例である縦型露光転写装置を示す斜視
図である。
【図2】 図1の縦型露光転写装置の一部を構成するウェハ搭載盤
の拡大斜視図である。
【図3】 図1の回動アームならびにウェハ保持器の拡大斜視図で
ある。
【図4】 図1の縦型露光転写装置の立面図であって、ウェハ供給
マガジンよりウェハをウェハ移送ロボットにより取り出
す動作を説明する作動説明図である。
【図5】 図1の縦型露光転写装置の立面図であって、ウェハをウ
ェハ移送ロボットによりウェハ方向付は台に載置する動
作を説明する作動説明図である。
【図6】 図1の縦型露光転写装置の立面図であって、回動アーム
がウェハを吸着保持する動作を説明する作動説明図であ
る。
【図7】 図1の縦型露光転写装置の立面図であって、回動アーム
によりウェハが水平状態より垂直状態に変位される動作
を説明する作動説明図である。
【図8】 図1の縦型露光転写装置の立面図であって、ウェハをウ
ェハ搭載盤に適用する動作を説明する作動説明図である
【図9】 図1の縦型露光転写装置の立面図であって、ウェハをウ
ェハ搭載盤に適用する動作を説明する作動説明図である
【図101 図3に示した回動アームの変形例を示す斜視図である。 【図11】 (a)乃至(C)は図10の回動アームを用いた際の作
動説明図である。
【図12】 縦型露光転写装置の一部を構成する可動台であって、ウ
ェハ姿勢矯正手段の一部を設けた可動台の斜視図である
【図13】 (a)乃至(C)はウェハ姿勢矯正手段を用いた際の作
動説明図である。
【図14】 縦型露光転写装置の一部を構成する可動台であって、ウ
ェハ姿勢矯正手段の一部を形成する係合面を形成した可
動台の斜視図である。
【図15】 (a)乃至(C)はウェハ姿勢矯正手段を用いた際の作
動説明図である。
【図16】 (a)及び(b)は分割タイプのウェハ搭載盤を示す斜
視図である。
【図17】 回動アームの位置決め機構を説明するための斜視図であ
る。
【図18】 回動アームの位置決め機構を説明するための斜視図であ
る。
【図19】 本発明の第1実施例である縦型露光転写装置を示す斜視
図である。
【図201 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、回動アー
ムがウェハを保持すると共に、ウェハ移送ロボットが次
に露光されるウェハを取り出す動作を説明する作動説明
図である。 【図21】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、回動アー
ムがウェハを水平状態より垂直状態に変位させると共に
、ウェハ移送ロボットが次に露光されるウェハをウェハ
方向付は台に装着する動作を説明する作動説明図である
【図22】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、回動アー
ムがウェハをウェハ搭載盤に適用すると共に、ウェハ方
向付は台が次に露光されるウェハの方向付けを行う動作
を説明する作動説明図である。
【図23】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、露光済ウ
ェハがウェハ保管盤に保持される動作を説明する作動説
明図である。
【図24】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、ウェハ一
時保管機構が露光済ウェハを保管すると共に、回動アー
ムが露光前ウェハを保持する動作を説明する作動説明図
である。
【図25】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、ウェハ一
時保管機構が露光済ウェハを保管した状態において、次
に露光されるウェハを水平状態より垂直状態に変位させ
る動作を説明する作動説明図である。
【図26】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、次に露光
されるウェハが露光状態においてウェハ保管盤に保管さ
れた露光済ウェハが回動アームに保持される動作を説明
する作動説明図である。
【図27】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、次に露光
されるウェハが露光状態において露光済ウェハが回動ア
ームによりウェハ方向付は台に移送される動作を説明す
る作動説明図である。
【図28】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、次に露光
されるウェハが露光状態において露光済ウェハが回動ア
ームによりウェハ方向付は台に移送される動作を説明す
る作動説明図である。
【図29】 図19の縦型露光転写装置の立面図であって、次に露光
されるウェハが露光状態においてウェハ方向付は台に移
送された露光済ウェハがウェハ移送ロボットによりウェ
ハ収納マガジンに収納される動作を説明する作動説明図
である。
【図301 水平型露光転写装置とそこに用いられるウェハ自動交換
装置とを示す斜視図である。 【符号の説明】 0.32 基台 2 粗動XYステージ 2a 直立支持フレーム 2b 水平案内レール 20 可動キャリッジ 2d 垂直案内レール 2e 可動台 2f、52 2g 垂直溝 2h 弧状窪み部 2i、48a  凹部 2j 係合面 ウェハ搭載盤 24 ウェハ方向付は台 24a  回転盤 26 ウェハ供給マガジン 28 ウェハ収納マガジン 30 ウェハ移送ロボット 34.36  昇降装置 38 ウェハ搬送装置 38a  可動体 38b  回動アーム 38c  ウェハ保持器 38d  弧状切欠き部 38e  弧状溝 38f  ロッド要素 38g  ブロック片 38h  弾性ゴム材料部分 38i  係合部分 38m、38n  つきあて部 40 支持板 40a  案内レール 42.46  衝合部材 42a、46a  ヘッド部分 42b、46b  突出部分 44.59  圧縮コイルばね 48 収容部材 50a  固定部分 50b  可動部分 54a、54b、55a、55 56.57  停止ピン 60 ウェハ一時保管機構 す 位置決め用ピン 60a 昇降台 0b ウェハ保管盤
【書類名】
図面
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図101 【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直面内で二次元方向に移動可能な可動台
    (22e)と、この可動台(22e)に取り付けられた
    ウェハ搭載盤(22f)とを持つ縦型露光転写装置であ
    って、 ウェハ(W)を水平状態で搭載してその方向付けを行う
    ウェハ方向付け台(24)と、 このウェハ方向付け台(24)上での水平状態のウェハ
    (W)を保持して垂直状態に変位させた後に該ウェハを
    前記ウェハ搭載盤(22f)のウェハ吸着保持面に適用
    させるウェハ搬送手段(33)と、を具備するウェハ自
    動交換装置を設けたことを特徴とする縦型露光転写装置
  2. 【請求項2】垂直面内で二次元方向に移動可能な可動台
    (22e)と、この可動台(22e)に取り付けられた
    ウェハ搭載盤(22f)とを持つ縦型露光転写装置であ
    って、 露光前ウェハ(W1))を水平状態で搭載してその方向
    付けを行うウェハ方向付け台(24)と、 露光済ウェハ(W1)を一時的に保管するウェハ一時保
    管機構(60)と、前記ウェハ方向付け台(24)上で
    の水平状態の露光前ウェハ(W1、W2)を保持して垂
    直状態に変位させた後に該露光前ウェハを前記ウェハ搭
    載盤(22f)のウェハ吸着保持面に適用させると共に
    、該露光済ウェハ(W1)を該ウェハ一時保管機構(6
    0)に載置するウェハ搬送手段(33)とを具備し、該
    ウェハ搬送手段(33)が露光前ウェハ(W1)を保持
    して変位させる際、該ウェハ一時保管機構(60)が該
    露光済ウェハ(W1)を該露光前ウェハ(W2)の変位
    軌跡より退いた位置に保管するよう構成したウェハ自動
    交換装置を設けたことを特徴とする縦型露光転写装置。
  3. 【請求項3】ウェハ自動交換装置は、 前記ウェハ搬送手段(38)が第1の位置と第2の位置
    との間で移動し得るようになった可動体(38a)と、
    第1の位置と第2の位置との間で回動し得るように前記
    可動体に取り付けられた回動アーム(38b)と、この
    回動アーム(38b)の自由端に取り付けられたウェハ
    保持器(38c)とを包含し、前記可動体(38a)が
    その第1の位置に置かれかつ前記回動アーム(38b)
    がその第1の位置に置かれた際に前記ウェハ保持器(3
    8c)が前記ウェハ方向付け台(24)上の水平状態の
    ウェハ(W)を保持し得るようになっており、前記回動
    アーム(38b)がその第2の位置まで回動させられた
    際に前記ウェハ保持器(38c)によって保持されたウ
    ェハ(W)が垂直状態にされ、前記可動体(38a)が
    その第2の位置まで移動された際に前記ウェハ保持器(
    38c)によって垂直状態に保持されたウェハ(W)が
    前記ウェハ搭載盤(22f)のウェハ吸着保持面に適用
    されるようになっていることを特徴とする請求項1また
    は2の縦型露光転写装置。
  4. 【請求項4】前記回動アーム(38b)が少なくとも部
    分的に弾性変形し得るように構成され、前記ウェハ搭載
    盤(22f)のウェハ吸着保持面に対するウェハ(W)
    の適用時に前記回動アーム(38b)の少なくとも部分
    的な弾性変形により該ウェハ(W)がその全周に亘って
    該ウェハ吸着保持面に密着し得るようになっていること
    を特徴とする請求項3の縦型露光転写装置。
  5. 【請求項5】前記ウェハ搭載盤(22f)のウェハ吸着
    保持面に対するウェハ(W)の適用に先立って該ウェハ
    (W)と該ウェハ吸着保持面との間に平行関係を与える
    べく該ウェハ(W)の姿勢を矯正するための姿勢矯正手
    段(42、44、38i、46:48、50、22j)
    が設けられることを特徴とする請求項4の縦型露光転写
    装置。
  6. 【請求項6】前記姿勢矯正手段が前進位置と後退位置と
    の間で移動し得るように前記可動台(22e)に支持さ
    れた衝合部材(42)と、この衝合部材(42)をその
    後退位置から前進位置に常時弾性的に偏倚させる弾性部
    材(44)とからなり、 前記縦型露光転写装置のウェハ搭載盤(22f)のウェ
    ハ吸着保持面に対するウェハ(W)の適用に先立って前
    記衝合部材(42)がその前進位置で前記ウェハ保持器
    (38c)の一部(38i)が前記衝合部材(42)と
    係合し、これにより前記回動アーム(38b)が少なく
    とも部分的に弾性変形させられて、該ウエハ(W)と該
    ウェハ吸着保持面との間に平行関係が与えられることを
    特徴とする請求項5の縦型露光転写装置。
  7. 【請求項7】前記姿勢矯正手段が前進位置と後退位置と
    の間で移動し得るように前記ウェハ保持器(38c)に
    よって支持された衝合部材(46)と、この、衝合部材
    (46)をその後退位置から前進位置に常時弾性的に偏
    倚させる弾性部材(50)とからなり、前記ウェハ搭載
    盤(22f)のウェハ吸着保持面に対するウェハ(W)
    の適用に先立って前記衝合部材(46)がその前進位置
    で前記可動台(22e)の一部(22j)と係合し、こ
    れにより前記回動アーム(38b)が少なくとも部分的
    に弾性変形させられて、該ウェハ(W)と該ウェハ吸着
    保持面との間に平行関係が与えられることを特徴とする
    請求項5の縦型露光転写装置。
  8. 【請求項8】前記ウェハ保持器(38c)に第1の位置
    決め部(38m、38n)を設け、かつ前記可動台(2
    2e)に第2の位置決め部(54a、54b)を設ける
    と共に、前記ウェハ方向付け台(24)に第3の位置決
    め部(55a、55b)を設けた構成とし、前記回動ア
    ーム(38b)が第1の位置にある時、該第1の位置決
    め部(38m、38n)が該第3の位置決め部(55a
    、55b)と係合することにより、該ウェハ方向付け台
    (24)に対して該ウェハ保持器(38c)の位置決め
    を行い、 前記回動アーム(38b)が第2の位置にある時、該第
    1の位置決め部(38m、38n)が該第2の位置決め
    部(54a、54b)と係合することにより、該可動台
    (22e)に対して該ウェハ保持器(38c)の位置決
    めを行う構成としたことを特徴とする請求項3の縦型露
    光転写装置。
  9. 【請求項9】請求項1から8までのいずれかに記載のウ
    ェハ自動交換装置において、前記ウェハ搭載盤(50)
    が2つの部分(50a:50b)に分割され、その一方
    の分割部分(50b)が他方の分割部分(50a)に対
    して突出し得るように移動可能となっていることを特徴
    とする請求項1乃至7の縦型露光転写装置。
JP2408312A 1990-07-13 1990-12-27 縦型露光転写装置 Withdrawn JPH0473928A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7486384B2 (en) 2003-03-31 2009-02-03 Asml Netherlands B.V. Lithographic support structure
CN103097859A (zh) * 2010-09-14 2013-05-08 株式会社拓普康 激光测量系统
KR20180073438A (ko) * 2016-12-22 2018-07-02 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 기판 착탈 장치, 도금 장치, 기판 착탈 장치의 제어 장치, 기판 착탈 장치의 제어 방법을 컴퓨터에 실행시키기 위한 프로그램을 저장한 기억 매체

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KR20180073438A (ko) * 2016-12-22 2018-07-02 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 기판 착탈 장치, 도금 장치, 기판 착탈 장치의 제어 장치, 기판 착탈 장치의 제어 방법을 컴퓨터에 실행시키기 위한 프로그램을 저장한 기억 매체

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