JPH0473765A - X線透過膜およびその製法 - Google Patents
X線透過膜およびその製法Info
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70808—Construction details, e.g. housing, load-lock, seals or windows for passing light in or out of apparatus
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明はX線露光装置に用いられるX線透過膜および
その製法に関する。
その製法に関する。
(従来の技術)
半導体集積回路の高性能化、高集積化にともないパター
ンはますます微細化する傾向にある。
ンはますます微細化する傾向にある。
そのような微細なパターンを露光するために、光瀝とし
てX線を用いたX線リソグラフィーシステムが着目され
、実用化されつつある。
てX線を用いたX線リソグラフィーシステムが着目され
、実用化されつつある。
上記X線リソグラフィーシステムは、X線光源としての
SORリングと、このSORリングからのX線の一部を
露光装置側へ導くビームラインと、上記SORリングか
らのX線の短波長側をカットオフするためのX線ミラー
と、上記ビームライン側の超高真空領域と露光装置側の
大気圧領域とを隔別するためのチャンバーの側壁に設け
られたX線透過膜とから構成されている。
SORリングと、このSORリングからのX線の一部を
露光装置側へ導くビームラインと、上記SORリングか
らのX線の短波長側をカットオフするためのX線ミラー
と、上記ビームライン側の超高真空領域と露光装置側の
大気圧領域とを隔別するためのチャンバーの側壁に設け
られたX線透過膜とから構成されている。
従来、このようなXl!リソグラフィーシステムにおい
て、上記X線透過膜はX線の透過率が高いBe(ベリリ
ュウム)が用いられている。その場合、膜厚を薄くすれ
ばする程、X線の透過率を増大させることができる反面
、強度的には低下するということが避けられない。その
ため、膜厚を薄くしても、所定の強度が得られるよう上
記X線透過膜を補強するということが行われる。
て、上記X線透過膜はX線の透過率が高いBe(ベリリ
ュウム)が用いられている。その場合、膜厚を薄くすれ
ばする程、X線の透過率を増大させることができる反面
、強度的には低下するということが避けられない。その
ため、膜厚を薄くしても、所定の強度が得られるよう上
記X線透過膜を補強するということが行われる。
第8図は従来のX線透過膜1を示す。このX線透過膜1
は円形状に形成され、その一方の側面には補強部材とし
てステンレス製のグリッド2が取着されている。このグ
リッド2はリング部3と、このリング部3の内周から所
定間隔で径方向中心に向かって延出された複数のノく一
部4とから形成されている。各バ一部4の先端はX線透
過膜1の中心部において一体的に結合されずに離間対向
している。
は円形状に形成され、その一方の側面には補強部材とし
てステンレス製のグリッド2が取着されている。このグ
リッド2はリング部3と、このリング部3の内周から所
定間隔で径方向中心に向かって延出された複数のノく一
部4とから形成されている。各バ一部4の先端はX線透
過膜1の中心部において一体的に結合されずに離間対向
している。
このような構成によると、複数のバ一部4が周方向に所
定間隔で設けられているため、周方向におけるX線の透
過率が均一とならない。そこで、xl透過膜1を回転さ
せて使用することで、周方向におけるX線の透過率を均
一にするようにしている。
定間隔で設けられているため、周方向におけるX線の透
過率が均一とならない。そこで、xl透過膜1を回転さ
せて使用することで、周方向におけるX線の透過率を均
一にするようにしている。
確かに、X線透過膜1を回転させて使用すれば、X線の
透過率をX線透過膜1の周方向にわたってほぼ均一にす
ることができる。しかしながら、上記X線透過膜1の中
心部においては、バ一部4が設けられていない非補強部
分5があるから、このX線通過膜]の径方向に沿うX線
の透過率を測定すると、第9図に示すように径方向中心
部の上記非補強部分5の透過率が他の部分に比べて高(
なってしまう。
透過率をX線透過膜1の周方向にわたってほぼ均一にす
ることができる。しかしながら、上記X線透過膜1の中
心部においては、バ一部4が設けられていない非補強部
分5があるから、このX線通過膜]の径方向に沿うX線
の透過率を測定すると、第9図に示すように径方向中心
部の上記非補強部分5の透過率が他の部分に比べて高(
なってしまう。
したがって、第8図に示される構成のグリッド2によっ
てX線透過膜1を補強する構造においては、X線透過膜
1の中心部分と他の部分においてX線の透過率にムラが
生じることが避けられないから、半導体ウェハに対して
均一な露光が行えないということがある。
てX線透過膜1を補強する構造においては、X線透過膜
1の中心部分と他の部分においてX線の透過率にムラが
生じることが避けられないから、半導体ウェハに対して
均一な露光が行えないということがある。
(発明が解決しようとする課題)
このように、従来のX線透過膜は、このX線の透過率が
均一になるように補強部材が設けられていなかったので
、X線の透過率にムラが生じるということがあった。
均一になるように補強部材が設けられていなかったので
、X線の透過率にムラが生じるということがあった。
この発明は上記事情にもとずきなされたもので、その目
的とするところは、xlの透過率にムラが生じることな
く補強部材を設けるようにしたX線透過膜およびその製
法を提供することにある。
的とするところは、xlの透過率にムラが生じることな
く補強部材を設けるようにしたX線透過膜およびその製
法を提供することにある。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段及び作用)上記課題を解決
するためにこの発明は、X線を透過する材料からなる膜
本体の一方の側面に、上記膜本体を補強する補強部材を
、膜本体の一方向と直交する方向の断面積がどの部分に
おいてもほぼ同じ大きさになる形状で設けたことにある
。
するためにこの発明は、X線を透過する材料からなる膜
本体の一方の側面に、上記膜本体を補強する補強部材を
、膜本体の一方向と直交する方向の断面積がどの部分に
おいてもほぼ同じ大きさになる形状で設けたことにある
。
また、この発明は、X線を透過する材料からなる膜本体
の一方の側面全体にわたって所定の材料からなる部材を
接合し、この部材を一部を残して除去することで上記膜
本体を補強する補強部材を形成することにある。
の一方の側面全体にわたって所定の材料からなる部材を
接合し、この部材を一部を残して除去することで上記膜
本体を補強する補強部材を形成することにある。
このような構成によれば、膜本体をその一方向と直交す
る方向に揺動させながら使用することでX線の透過ムラ
をなくすことができる。
る方向に揺動させながら使用することでX線の透過ムラ
をなくすことができる。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を第1図乃至第3図を参照し
て説明する。第3図中11はビームライン側の超高真空
領域と露光装置側の大気圧領域とを隔別するためのチャ
ンバー10の側壁である。
て説明する。第3図中11はビームライン側の超高真空
領域と露光装置側の大気圧領域とを隔別するためのチャ
ンバー10の側壁である。
この側壁11には矩形状の開口部12が設けられ、この
開口部12にはこの発明に係わるX線透過膜13が設け
られている。このX線透過膜13は強度低下を防ぐため
、X線の照射面積に比べて小さな矩形状に形成されてい
る。したがって、X線透過膜13はチャンバー10とと
もに第1図に矢印Zで示す長平方向と直交する方向に揺
動させることで露光を行う半導体ウェハ(図示せず)に
対してX線を所定の範囲で照射することができるように
なっている。
開口部12にはこの発明に係わるX線透過膜13が設け
られている。このX線透過膜13は強度低下を防ぐため
、X線の照射面積に比べて小さな矩形状に形成されてい
る。したがって、X線透過膜13はチャンバー10とと
もに第1図に矢印Zで示す長平方向と直交する方向に揺
動させることで露光を行う半導体ウェハ(図示せず)に
対してX線を所定の範囲で照射することができるように
なっている。
」二記X線透過膜13は第1図に示すように上記開口部
12よりも大きな矩形状に形成された膜本体]4を有す
る。この膜本体14はX線に対する透過率の高い材料、
たとえばBe(ベリリュウム)からなる。この膜本体1
4の上記超高真空領域側に臨む一側面には、後述するご
とく補強部材15が接合されている。この補強部材15
は、X線に対して高い透過率を有する材料である13e
、Si(シリコン) Aρ (アルミニュウム)Mg(
マグネシュウム)、5iN(窒化シリコン)、ポリエス
テルなどによって形成されている。この補強部材15は
、膜本体14の周辺部に沿って設けられた枠部材16お
よびこの枠部材16の枠内を複数の三角形領域に隔別す
る仕切部材17とからなる。
12よりも大きな矩形状に形成された膜本体]4を有す
る。この膜本体14はX線に対する透過率の高い材料、
たとえばBe(ベリリュウム)からなる。この膜本体1
4の上記超高真空領域側に臨む一側面には、後述するご
とく補強部材15が接合されている。この補強部材15
は、X線に対して高い透過率を有する材料である13e
、Si(シリコン) Aρ (アルミニュウム)Mg(
マグネシュウム)、5iN(窒化シリコン)、ポリエス
テルなどによって形成されている。この補強部材15は
、膜本体14の周辺部に沿って設けられた枠部材16お
よびこの枠部材16の枠内を複数の三角形領域に隔別す
る仕切部材17とからなる。
上記X線透過膜13は、矢印2で示す揺動方向に沿う断
面積の大きさが揺動方向と直交する方向のいずれの箇所
においてもほぼ同じになるよう設定されている。つまり
、第1図のA−A線、B−B線およびC−C線に沿う箇
所の断面積を比較すると、第2図(a)〜(C)に示す
ようにいずれの箇所においても、膜本体14の断面積S
lと、補強部材15の枠部材16の2つの断面積S2と
、仕切部材17の1つの断面積S3との和となるから、
各箇所における断面積はほぼ等しい。したがって、X線
透過膜13を矢印Z方向に揺動させれば、Z方向と直交
する方向におけるX線の透過量は補強部材15によって
不均一となるのが防止され、はぼ均一となる。
面積の大きさが揺動方向と直交する方向のいずれの箇所
においてもほぼ同じになるよう設定されている。つまり
、第1図のA−A線、B−B線およびC−C線に沿う箇
所の断面積を比較すると、第2図(a)〜(C)に示す
ようにいずれの箇所においても、膜本体14の断面積S
lと、補強部材15の枠部材16の2つの断面積S2と
、仕切部材17の1つの断面積S3との和となるから、
各箇所における断面積はほぼ等しい。したがって、X線
透過膜13を矢印Z方向に揺動させれば、Z方向と直交
する方向におけるX線の透過量は補強部材15によって
不均一となるのが防止され、はぼ均一となる。
上記補強部材15はケミカルエツチングによって膜本体
14の一側面に形成されている。つまり、X線透過膜1
3を製作するに際しては、まず第4図(a)に示すよう
に膜本体14の一側面の全体にわたって補強部材15を
形成するためのX線に対して高い透過率を有する材料か
らなる部材21をたとえばメツキや接着などの手段によ
って接合する。ついて、上記部材21を、上述した補強
部材15となる部分を残してケミカルエツチングするこ
とで、第4図(b)に示すように補強部材15によって
補強されたX線透過膜13が形成される。
14の一側面に形成されている。つまり、X線透過膜1
3を製作するに際しては、まず第4図(a)に示すよう
に膜本体14の一側面の全体にわたって補強部材15を
形成するためのX線に対して高い透過率を有する材料か
らなる部材21をたとえばメツキや接着などの手段によ
って接合する。ついて、上記部材21を、上述した補強
部材15となる部分を残してケミカルエツチングするこ
とで、第4図(b)に示すように補強部材15によって
補強されたX線透過膜13が形成される。
ケミカルエツチングによって補強部材15を形成すれば
、その補強部材γ15の枠部材16や仕切部材17の線
幅を十分に細くすることができる。
、その補強部材γ15の枠部材16や仕切部材17の線
幅を十分に細くすることができる。
それによって、膜本体14の一側面に占める補強部材1
5の面積を小さくすることができるから、この補強部材
15によるX線の透過率の減少を小さくすることができ
る。
5の面積を小さくすることができるから、この補強部材
15によるX線の透過率の減少を小さくすることができ
る。
xi透過膜13の膜本体14に補強部材15を形成する
ための手段は、その−側面に接合された部材21をケミ
カルエツチングによらず、レーザ光や電子ビームなどの
エネルギビームで照射して溶融除去するようにしてもよ
い。また部材21を全面にわたって接合する代わりに、
細いワイヤーを所定の形状をなすように接合することで
補強部材15を形成するようにしてもよい。これらいず
れの方法においても、ケミカルエツチングと同様細い線
幅のパターンで補強部材15を形成し、X線の透過率の
低下を少なくすることができる。
ための手段は、その−側面に接合された部材21をケミ
カルエツチングによらず、レーザ光や電子ビームなどの
エネルギビームで照射して溶融除去するようにしてもよ
い。また部材21を全面にわたって接合する代わりに、
細いワイヤーを所定の形状をなすように接合することで
補強部材15を形成するようにしてもよい。これらいず
れの方法においても、ケミカルエツチングと同様細い線
幅のパターンで補強部材15を形成し、X線の透過率の
低下を少なくすることができる。
このようにして補強部材15が設けられたX線透過膜1
3は、上述したごとくチャンバー10の超高圧真空側に
補強部材15側の面を向けて設置される。そのため、X
線透過膜13がチャンバー10の内部と外部との圧力差
によってチャンバ10内に向かって変形すると、補強部
材15と膜本体14との密着性が高まるから、補強部材
15が膜本体14から剥離しずらくなる。
3は、上述したごとくチャンバー10の超高圧真空側に
補強部材15側の面を向けて設置される。そのため、X
線透過膜13がチャンバー10の内部と外部との圧力差
によってチャンバ10内に向かって変形すると、補強部
材15と膜本体14との密着性が高まるから、補強部材
15が膜本体14から剥離しずらくなる。
第5図はX線透過膜13に補強部材15が設けられてい
ない場合の膜厚と最大応力との関係を示し、第6図は補
強部材15を第1図に示す形状に設けた場合の膜厚と最
大応力どの関係を示す。
ない場合の膜厚と最大応力との関係を示し、第6図は補
強部材15を第1図に示す形状に設けた場合の膜厚と最
大応力どの関係を示す。
各図において、実線はX線透過膜13に0.01Kg/
++v 2の圧力差p1を与えた場合で、破線は0.0
5Kg/sm 2の圧力差p2を与えた場合である。な
お、X線透過膜13はBeによって形成されたものを用
いた。
++v 2の圧力差p1を与えた場合で、破線は0.0
5Kg/sm 2の圧力差p2を与えた場合である。な
お、X線透過膜13はBeによって形成されたものを用
いた。
Beの許容応カフ0.0Kg/as 2に対する膜厚は
、補強部材15を設けない場合、圧力差p1では25.
4μm、p2では18.4μmであった。これに対して
補強部材15を設けた場合には、圧力p1では14,1
μm、p2では9.2μmであった。つまり、補強部材
15を取付ければ、許容応力に対する膜厚が薄くとも、
模本体14の機械的強度が増大することになる。
、補強部材15を設けない場合、圧力差p1では25.
4μm、p2では18.4μmであった。これに対して
補強部材15を設けた場合には、圧力p1では14,1
μm、p2では9.2μmであった。つまり、補強部材
15を取付ければ、許容応力に対する膜厚が薄くとも、
模本体14の機械的強度が増大することになる。
なお、この発明は上記一実施例に限定されず、その要旨
を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
たとえば、補強部材15の枠部材16内には、第7図(
a)〜(g)に示される形状に仕切部材17a〜17g
を設けるようにしてもよく、要はX線透過膜13の揺動
方向に沿う断面積がいずれの箇所においても同じになる
形状であればよい。
a)〜(g)に示される形状に仕切部材17a〜17g
を設けるようにしてもよく、要はX線透過膜13の揺動
方向に沿う断面積がいずれの箇所においても同じになる
形状であればよい。
[発明の効果]
以上述べたようにこの発明は、X線透過膜を揺動させる
ことでXNの照射範囲を拡大する場合、揺動方向と直交
する方向のどの部分においても、X線透過膜を補強する
補強部材の断面積が同じになるよう設定したから、補強
部材によりX線透過膜を透過するX線にムラが生じるの
を防ぐことができる。
ことでXNの照射範囲を拡大する場合、揺動方向と直交
する方向のどの部分においても、X線透過膜を補強する
補強部材の断面積が同じになるよう設定したから、補強
部材によりX線透過膜を透過するX線にムラが生じるの
を防ぐことができる。
また、模本体の一方の側面全体にわたって接合された部
材を、一部を残して除去することで補強部材を形成する
ようにしたから、補強部材の線幅を十分に細くし、X線
透過膜における補強部材が占める面積を小さくすること
ができる。そのため、補強部材によりX線透過膜を透過
するX線の透過量が減少するのを軽減することができる
。
材を、一部を残して除去することで補強部材を形成する
ようにしたから、補強部材の線幅を十分に細くし、X線
透過膜における補強部材が占める面積を小さくすること
ができる。そのため、補強部材によりX線透過膜を透過
するX線の透過量が減少するのを軽減することができる
。
第1図はこの発明の一実施例を示すX線透過膜の平面図
、第2図(a)〜(c)はそれぞれ1図のA−A線、B
−B線およびC−C線に沿う箇所の断面図、第3図はチ
ャンバー側壁に設けられたX線透過膜の断面図、第4図
(a)、(b)は補強部材を製作する工程の説明図、第
5図と第6図はそれぞれ補強部材が設けられていない場
合と設けられている場合との膜厚と最大応力との関係の
グラフ、第7図k(a)〜(g)はこの発明の他の実施
例を示す補強部材の平面図、第8図は従来のX線透過膜
の平面図、第9図は同じくX線の透過率を示すグラフで
ある。 13・・・X線透過膜、14・・・模本体、15・・・
補強部材、16・・・枠部材、17・・・仕切部材。 17(rr7]1111+7 弔 1 図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 j5 2 図 jI 3 図 月莫厚 (!m) 呂 月更厚 (pm) 第 医 (a) 7b (d) 7e (e) 第 7 口
、第2図(a)〜(c)はそれぞれ1図のA−A線、B
−B線およびC−C線に沿う箇所の断面図、第3図はチ
ャンバー側壁に設けられたX線透過膜の断面図、第4図
(a)、(b)は補強部材を製作する工程の説明図、第
5図と第6図はそれぞれ補強部材が設けられていない場
合と設けられている場合との膜厚と最大応力との関係の
グラフ、第7図k(a)〜(g)はこの発明の他の実施
例を示す補強部材の平面図、第8図は従来のX線透過膜
の平面図、第9図は同じくX線の透過率を示すグラフで
ある。 13・・・X線透過膜、14・・・模本体、15・・・
補強部材、16・・・枠部材、17・・・仕切部材。 17(rr7]1111+7 弔 1 図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 j5 2 図 jI 3 図 月莫厚 (!m) 呂 月更厚 (pm) 第 医 (a) 7b (d) 7e (e) 第 7 口
Claims (6)
- (1)X線を透過する材料からなる膜本体の一方の側面
に、上記膜本体を補強する補強部材を、膜本体の一方向
と直交する方向の断面積がどの部分においてもほぼ同じ
大きさになる形状で設けたことを特徴とするX線透過膜
。 - (2)上記補強部材は細いワイヤからなることを特徴と
する請求項(1)に記載のX線透過膜。 - (3)X線を透過する材料からなる膜本体の一方の側面
全体にわたって所定の材料からなる部材を接合し、この
部材を一部を残して除去することで上記膜本体を補強す
る補強部材を形成することを特徴とするX線透過膜の製
法。 - (4)膜本体の一方の側面に設けられた部材の一部を残
しての除去は、ケミカルエッチングによって行うことを
特徴とする請求項(3)に記載のX線透過膜の製法。 - (5)膜本体の一方の側面に設けられた部材の一部を残
しての除去は、エネルギービームを照射して行うことを
特徴とする請求項(3)に記載のX線透過膜の製法。 - (6)超高真空領域と大気圧領域とを隔別する膜におい
て、この膜の超高真空領域側の面には補強部材が設けら
れていることを特徴とするX線透過膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2185371A JPH0473765A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | X線透過膜およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2185371A JPH0473765A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | X線透過膜およびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0473765A true JPH0473765A (ja) | 1992-03-09 |
Family
ID=16169632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2185371A Pending JPH0473765A (ja) | 1990-07-16 | 1990-07-16 | X線透過膜およびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0473765A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008124495A (ja) * | 2003-07-25 | 2008-05-29 | Asml Netherlands Bv | フィルタ・ウィンドウ、リソグラフ投影装置、フィルタ・ウィンドウの製造方法、デバイスの製造方法、及びそれらによって製造されたデバイス |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4959575A (ja) * | 1972-06-29 | 1974-06-10 | ||
JPS5312274A (en) * | 1976-07-21 | 1978-02-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | Production of mask for x-ray exposure |
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JPS5370674A (en) * | 1976-12-06 | 1978-06-23 | Nippon Chemical Ind | Method of producing photomask |
-
1990
- 1990-07-16 JP JP2185371A patent/JPH0473765A/ja active Pending
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