JPH047343Y2 - - Google Patents

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JPH047343Y2
JPH047343Y2 JP11788985U JP11788985U JPH047343Y2 JP H047343 Y2 JPH047343 Y2 JP H047343Y2 JP 11788985 U JP11788985 U JP 11788985U JP 11788985 U JP11788985 U JP 11788985U JP H047343 Y2 JPH047343 Y2 JP H047343Y2
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rod
locking
cabinet
crank
fitting
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JP11788985U
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JPS6227167U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、複数個の引出しを上下多段に重装し
たキヤビネツトにおける引出しの施錠装置に関す
るものである。
《従来の技術と問題点》 従来、上記施錠装置においては、施錠杆は、例
えば実公昭60−6132号公報記載のように、支柱内
に内嵌されていた。
この為、施錠杆の組付け作業、あるいは、故障
時の修理、点検等が容易でなかつた。
《本考案の目的》 本考案は、上記の欠点を改善し、簡単な構成
で、組付けが容易で、長期間使用してもガタ付き
の生じる事のないキヤビネツトにおける引出しの
施錠装置を提供する事を目的とするものである。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
符号1はキヤビネツトを示し、符号2……はキ
ヤビネツト1に上下多段に重装された引出しを示
している。
各引出し2は、キヤビネツト1の側板21,2
1の内面要所に横設された固定レール22(第1
図、仮想線で示す。)と、引出し2の側板23
(第5図に示す。)の外面要所に横設された走行レ
ールに案内されて前後に出入自在に支持され、キ
ヤビネツト1の天板11の前面にもうけられたシ
リンダー錠12の操作によつて作動する施錠装置
3にて同時に施錠される。
施錠装置3は、各引出し2の側板23にもうけ
られた断面コ字形のストツパー片24と、施錠杆
5と、施錠杆5を回動せしめるクランク杆6と、
クランク杆6を回動自在に保持するクランク受座
7と、クランク杆6に後端が嵌合する作動杆71
と、該作動杆71を前後に出入自在に保持する作
動杆受座8と、前記作動杆受座8と、クランク杆
6間に張設される引張りバネ61よりなり、作動
杆71の前端は、ネジ等によつて、シリンダー錠
12の後端と連結されている。
施錠杆5は、前記各引出し2……にもうけられ
たストツパー片24……の前端面に係止自在とな
る複数個の係止片51……と、各係止片51……
間に形成した固定レール22の取付用の切欠き5
2……と、前記各係止片51……を上下に連設し
た円筒状の回動部53と、該回動部53を中心と
して施錠杆5を回動せしめるクランク杆6の下端
を嵌合する嵌合孔54と、前記回動部53の下端
に嵌合し、キヤビネツト1の底板に当接する合成
樹脂製のキヤツプ55等より構成されている。
そして前記回動部53は、キヤビネツト1の側
板21の前端内面に固着された前補強材25の後
端縁を内方に突出せしめて形成した嵌合凹部26
に嵌合され、前記切欠き52……内を挿通し、前
端部を前補強材25に形成したレール取付孔27
……に係合し、前後方向に横設された固定レール
22によつて、キヤビネツト1の側板21の前端
部内面に回動自在に保持されている。
クランク杆6は、端部の一部を上下に突出せし
めて、バネ取付突部62を形成した水平部63
と、水平部63の端部を下方に折り曲げた回動保
持部64と、該回動保持部64の端部を施錠杆5
側に、下方にL字形に折曲げた前記嵌合孔54内
に嵌合する嵌合突起65より形成されている。
クランク受座7は、断面略コ字形で、前端部に
形成したクランク杆6の保持凹部72と、該保持
凹部72の前方に弾性的に位置し、前記クランク
杆6の回動保持部64を保持凹部72内で回動自
在に保持する保持突片73より構成され、側板2
2の内面上部に固着されている。
作動杆71は、端部に前記クランク杆6の水平
部62が嵌合する嵌合切欠き74と、該嵌合切欠
き74の前方に外方に突出するストツパー突部7
5が形成され、後記する作動杆受座8の通孔81
の後方から作動杆71の前端部を挿通せしめ、シ
リンダー錠12に連結されている。
シリンダー錠12は、施錠、解錠操作に応じて
上方に出入自在の爪片13を有している。
作動杆受座8は、前記シリンダー錠12の爪片
13が係合する第1係合孔82、第2係合孔8
2′を上面に形成し、後面に前記作動杆71が挿
通する通孔81と、側面に引張りバネ61の引つ
掛け部84が形成され、天板11の前端裏面に固
着されている。
引張りバネ61は、一端を前記作動杆受座8の
引つ掛け部84に、他端を作動杆71の嵌合切欠
き74に嵌合した状態のクランク杆6の取付突部
61の内側に引つ掛けられ、作動杆71を前方方
向に付勢し、クランク杆6を介して施錠杆5を解
錠方向に付勢している。
施錠装置3の各部材は、次の様にして、キヤビ
ネツト1に組付けられる。
クランク受座7、作動杆受座8、前補強材25
等が側板21の内面にスポツト熔接等にて固着さ
れた状態で、既に、塗装等の仕上げ処理がされた
キヤビネツト1に、下端にキヤツプ55をとりつ
けた施錠杆5の回動部53を、前補強材25に形
成した嵌合凹部26に嵌合した状態で固定レール
22を切欠き52を挿通して順次前補強材25に
とりつけ施錠杆5を嵌合凹部26に保持する。
そしてクランク杆6の嵌合突部65を施錠杆5
の嵌合孔54に嵌合し、つづいて回動保持部64
を内側より保持突片73の弾性に抗して、保持凹
部72内に位置せしめ、クランク杆6をクランク
受座7に回動自在にとりつける。
次にシリンダー錠12の後部に前端部をネジ等
で連結した作動杆71の後端部を、天板11の前
方より、作動杆受座8の通孔81に挿通した後、
シリンダー錠12のキー孔12′にキーを挿入回
動して爪片13を突出せしめ、第2係合孔82′
に係合させ、作動杆71を作動杆受座8に保持せ
しめる。
そして、クランク受座にとりつけられたクラン
ク杆6の取付突部62を前記作動杆71の嵌合切
欠き74内に位置せしめた後、引張バネ61の一
端を取付突部62の内側に、他端を作動杆受座8
の引つ掛け部8に引つ掛けて、作動杆71を前方
向に付勢し、施錠杆5をクランク杆61を介して
解錠方向に付勢する。
この時、作動杆71は、引張りバネ91の端
部、取付突部62によつて通孔81の側板21側
にかたよつて位置している。
本考案は、上記の順序にて組つけられ、次の様
にして各引出し2……を施錠する。
すなわち、シリンダー錠12のキー孔12′に
キーを挿入して回動させ爪片13をシリンダー錠
12内に没入せしめた状態で、シリンダー錠12
を、引張りバネ61に抗して、後端が作動杆受座
8の通孔81の周端縁に当接するまでキヤビネツ
ト内に押し込み、次にキーを回動して、爪片13
を突出せしめると、爪片13は作動杆受座8の第
1係合孔82に係合し、シリンダー錠12の前方
への移動が阻止される。
この状態で、施錠杆5の係止片51……の先端
は、引出し2……のストツパー24……の前端面
に位置し(第4図参照)各引出し2を施錠する。
次に、解錠する場合は、シリンダー錠12のキ
ー孔12′にキーを挿入して回動させ、爪片13
をシリンダー錠12内に没入せしめると、引張り
バネ61によつてクランク杆6を回動させなが
ら、作動杆71を前方に移動し、やがて作動杆7
1のストツパー突部75が、作動杆受座8の通孔
81の周端縁に当接し、シリンダー錠12の移動
は停止し、この状態でキーを回動して爪片13を
突出せしめると、爪片13は作動杆受座8の第2
係合孔82′に係合し、第4図仮想線に示す状態
となる。
すなわち、クランク杆6は第4図で反時計廻り
の方向に回動し、施錠杆5は、クランク杆6の嵌
合突部65によつて時計廻りの方向に回動し、係
止片51……はストツパー片24……の前面から
側板21の内面側に移動し、各引出し2……は解
錠され出入自在となる。
尚、シリンダー錠12の爪片13が作用杆受座
8の第2係合孔82′に係合している事によりシ
リンダー錠12が不用意にキヤビネツト1内に没
入するのを防止する。
又、施錠状態のキヤビネツト1内に、引き出さ
れた引出し2を収納する場合は、ストツパー片2
4の後部をテーパー面に形成しているのでストツ
パー片24の移動にともなつて係止片51は、施
錠杆5をたわませながら側板21側に移動し、ス
トツパー片24の通過と共に、元の状態に復帰
し、引出し2は、施錠状態で収納される。
《効果》 以上の如く、本考案はキヤビネツトの前側の補
強として必要不可欠な前補強材に施錠杆取付用の
嵌合凹部を形成しているので、あらためて施錠杆
取付用の部材を必要とせず、安価であり、しかも
キヤビネツト内側に開放された状態で施錠杆がと
りつけられるので、引出しを引き抜けば、施錠装
置が一見でき、点検、補修が容易である。
又、施錠杆は、固定レールによつて、キヤビネ
ツト内への移動を阻止され、嵌合凹部に回動自在
に保持されているので、施錠杆を回動保持する別
の部材を必要とせず、安価で組付けも容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部分解斜視図、第2図は本
考案を具備したキヤビネツトの斜視図、第3図は
本考案の要部断面図、第4図は第3図のA−A線
断面図、第5図は第4図のB−B線断面図であ
る。 1……キヤビネツト、2……引出し、21……
側板、22……固定レール、25……前補強材、
26……嵌合凹部、3……施錠装置、5……施錠
杆、51……係止片、52……切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツトの側板前端部内面にもうけた前補
    強材に嵌合凹部を形成し、該嵌合凹部に、上下多
    段に重装した複数個の引出しに対応して形成し
    た、複数個の係止片と、固定レール取付用の切欠
    きを形成した施錠杆の回動部を嵌合し、固定レー
    ルを前記切欠きを挿通して、前補強材に取りつけ
    る事により、施錠杆を前記嵌合凹部に回動自在に
    保持せしめた事を特徴とする引出しの施錠装置。
JP11788985U 1985-07-30 1985-07-30 Expired JPH047343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11788985U JPH047343Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JP11788985U JPH047343Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JPS6227167U JPS6227167U (ja) 1987-02-19
JPH047343Y2 true JPH047343Y2 (ja) 1992-02-26

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