JPH0473432B2 - - Google Patents

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JPH0473432B2
JPH0473432B2 JP60146858A JP14685885A JPH0473432B2 JP H0473432 B2 JPH0473432 B2 JP H0473432B2 JP 60146858 A JP60146858 A JP 60146858A JP 14685885 A JP14685885 A JP 14685885A JP H0473432 B2 JPH0473432 B2 JP H0473432B2
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carbon atoms
propanol
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JP60146858A
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JPS6130573A (ja
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Shutentsueru Borufugangu
Hofuerubaa Eefua
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Beiersdorf AG
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Beiersdorf AG
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Publication of JPH0473432B2 publication Critical patent/JPH0473432B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D213/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/02Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D213/04Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D213/60Heterocyclic compounds containing six-membered rings, not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom and three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having no bond between the ring nitrogen atom and a non-ring member or having only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D213/78Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • C07D213/84Nitriles
    • C07D213/85Nitriles in position 3
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/04Inotropic agents, i.e. stimulants of cardiac contraction; Drugs for heart failure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/12Antihypertensives

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明の対象は式 式中で R1は水素、1〜4炭素原子を有するアルキル基
を表わし、且つ R2及びR3は、同一又は異なるものとすることが
でき、それぞれ水素、ハロゲン、シアノ、トリフ
ルオロメチル基、ニトロ基、水酸基、それぞれ1
〜4炭素原子を有するアルコキシ基又はアルキル
基を表わし、ここでアルキル部分はそれぞれ直鎖
状であつても枝分れしていてもよい、 の新規な置換されたフエニルピペラジニル−プロ
パノール、並びにその互変異性形態及びその塩並
びに酸付加塩及びN−オキシド、その製造方法で
ある。 簡単のために、本発明による化合物を式に示
した互変異性形態によつてのみ定義する。しかし
ながら、本発明はこの化合物のあらゆる互変異性
形態にわたるものである。 式の新規化合物並びにそれらの互変異性形態
及びN−オキシドの製薬学的に許容しうる塩及び
酸付加塩が好適であるけれども、すべての塩類が
本発明の範囲内にある。 たとえば、精製又は同定の目的に対してのみ塩
を生成せしめる場合、あるいは、たとえばイオン
交換方法によつて、製薬学的に許容しうる塩類の
製造における中間生成物として使用する場合のよ
うに、特定の塩は中間物としてのみ望まれること
があるとはいえ、すべての塩が式の化合物の製
造のために有用である。 一般式の化合物及びその塩は不斉炭素を有し
ている。かくして種々の光学異性体及びジアステ
レオ異性体が、これらの化合物の酸による塩及び
付加塩と同様に、本発明の目的物である。ラセミ
化合物は公知の方法によつてその光学的対掌体に
分割することができる。 本発明は更に一般式の化合物のN−オキシド
に関するものである。これらは公知の方法に従つ
て製造することができる〔モシヤー(H.S.
Mosher)ら、オルガニツク シンセシス、コレ
クテイブ 第4巻、828頁、1963〕。 特に好適なアルキル基はメチル基とエチル基で
ある。ハロゲンとしてはフツ素又は塩素が好まし
い。好適なアルコキシ基はメトキシ及びエトキシ
基である。 ピリジンオン残基は、フエニル核の4−位に位
置していることが好ましい。 一般式の以下の化合物、そのN−オキシド及
び塩が好適である: 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−2
−オキソ−ピリジニル−5−フエノキシ〕−3−
〔4−(2−メトキシフエニル)−ピペラジニル−
1〕−プロパノール−2、 1−〔3−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ−3−〔4−(2−メトキシフエニル)−ピ
ペラジニル−1〕−プロパノール−2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5−)−フ
エノキシ〕−3−〔4−メチルフエニル)−ピペラ
ジニル−1〕−プロパノール−2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシフエニル)−ピ
ペラジニル−1〕−プロパノール−2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−〔4−(3−メトキシフエニル)−ピ
ペラジニル−1〕−プロパノール−2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−2−
メトキシフエノキシ〕−3−〔4−(2−メチルフ
エニル)−ピペラジニル−1〕−プロパノール−
2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−(4−フエニルピペラジニル−1)
−プロパノール−2、 1−〔3−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−(4−フエニルピペラジニル−1)
−プロパノール−2−塩酸塩、 1−〔2−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−(4−フエニルピペラジニル−1)
−プロパノール−2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−〔4−(4−ヒドロキシフエニル)−
ピペラジニル−1〕−プロパノール−2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−エチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシフエニル)−ピ
ペラジニル−1〕−プロパノール−2。 以下の一般式の化合物、そのN−オキシド及
び高い調剤学的価値を有するその塩類、その上に
ラセミ化合物の形態ならびに光学活性異性体の形
態にあるこれらの化合物が、特に好適である。 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシフエニル)−ピ
ペラジニル−1〕−プロパノール−2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエ
ノキシ〕−3−〔4−(2−メチルフエニル)−ピペ
ラジニル−1〕−プロパノール−2、 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−2−
メトキシフエノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシ
フエニル)−ピペラジニル−1〕−プロパノール−
2 1−〔4(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6−
メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フエノ
キシ〕−3−(4−フエニルピペラジニル−1)−
プロパノール−2 本発明による式の化合物、その生理学的に許
容しうる塩及び酸付加塩並びにN−オキシドは、
治療学的作用物質であり、高い薬理学的作用を有
し且つ価値の高い医薬である。特にこれらは陽性
の筋変力、血管拡張、気管支弛緩、血小板凝固抑
作用を示し、心不全症、高血圧症、喘息及び血栓
症の治療に対して適している。 本発明の化合物は、人において、1日当り1〜
800mg、好ましくは10〜200mg、特に好ましくは20
〜100mgの投与量で、特に、たとえば1日に3回
というように小分けにした服用量で、経口的に又
は非経口的に使用することができる。このような
投薬は前記の疾病、特に心不全及び/又は高血圧
症の治療のために好適である。 本発明の化合物の陽性の筋変力作用は、テンジ
クネズミの乳頭筋肉について確かめられた〔ノー
ニン−シユミーデバーグ(Naunyn−
Schmiedeberg)、アルヒーブ・フアーマコロジー
(Arch.Pharmacol.)304、37(1978)〕。この化合
物の器官浴中濃度をそれぞれ10-4モル/とし、
収縮幅の増大の最大百分率が三つの乳頭筋肉につ
いて測定されたが、少なくとも50%であつた。 本発明に従つて、式の化合物、そのN−オキ
シド又は製薬学的に許容しうる塩及び場合によつ
ては生理学的に許容しうる希釈剤あるいは基剤を
含有する調製剤が提供される。 本発明による化合物は通常の製薬学的に許容し
うる希釈剤又は基剤及び場合によつてはその他の
助剤と混合することができ且つたとえば経口的又
は非経口的に投与される。これらは錠剤、糖剤、
シロツプ剤、懸濁液及び液剤の形態で経口的に、
又は溶液あるいは懸濁液の形態で非経口的に投与
することができる。経口的に投与すべき製剤は、
たとえば甘味剤、香味剤、染料及び保存剤のよう
な、1種以上の添加剤を含有することができる。
錠剤は、通常の製薬学的に許容しうる助剤、たと
えば、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクト
ース及びタルクのような不活性希釈剤、造粒剤及
び殿粉又はアルギン酸のような経口投与において
錠剤の崩壊を促進する添加剤、殿粉又はゼラチン
のような結合剤、ステアリン酸マグネシウム、ス
テアリン酸及びタルクのような滑剤と混合された
作用物質を含有している。 適当な基剤は、たとえば、乳糖(ラクトース)、
ゼラチン、とうもろこし殿粉、ステアリン酸、エ
タノール、プロピレングリコール、テトラヒドロ
フリルアルコールのエーテル及び水である。 錠剤は、胃腸管中における崩壊及び吸収を遅延
させ、それによつて作用物質の活性の持続時間を
延長するために、公知の処理方法に従つて被覆す
ることができる。同様に、懸濁液においては、作
用物質を、このような組成物の製造に対して一般
的な助剤、たとえば、メチルセロロース、トラガ
カント又はアルギン酸ナトリウムのような懸濁
剤、レシチン、ポリオキシエチレンステアレート
及びポリオキシエチレンソルビタン−モノオレエ
ートのような湿潤剤並びにパラヒドロキシ安息香
酸エチルのような保存剤と混合することができ
る。カプセル剤は、唯一の成分として、又は炭酸
カルシウム、燐酸カルシウム又はカオリンのよう
な固体希釈剤と混合して、作用物質を含有するこ
とができる。注射することができる調製剤は同様
に公知のようにして処方される。調製剤は、0.1
〜90%、特に1〜90%の量で作用物質を含有する
ことができ、ここでその残部は基剤又は添加剤で
ある。製造と投与の関点からは、錠剤及びカプセ
ル剤のような固体の製剤が好適である。これらの
製剤は作用物質を5〜40mgの量で含有することが
好ましい。 一般式の新規化合物は式 式中でR1、R2及びR3は式に対して 示した意味を有する、 の化合物をシアンアセトアミドと反応させること
によつて製造することができる。 式の化合物とシアンアセトアミドとの反応
は、適当な溶剤中で、たとえば、メタノール又は
エタノールのような低級アルコールあるいはジメ
チルホルムアルデヒド、テトラヒドロフラン、ア
セトニトリル、ジエチルエーテル又はトルエンの
ような非プロトン溶剤中で、塩基性縮合剤、好ま
しくはアルカリアルコラート、アルカリ炭酸塩又
はアルカリ水素化物の存在において、行なうこと
が好ましい。相間移動触媒、好ましくは硫酸水素
テトラブチルアンモニウム、の存在において炭酸
ナトリウムを使用することが特に適している。こ
の方法における好適な溶剤はアセトニトリルであ
る。反応温度は室温乃至150℃、好ましくは50〜
100℃である。反応時間は8〜72時間の間で変化
する。最適の反応時間はシリカゲルによる薄層ク
ロマトグラフイーによつて確かめることが好都合
である。 R1、R2及びR3が式に対して示した意味を有
している式の化合物は、式 式中でR1、R2及びR3は前記の意味を有する、 のアリールケトンのジメチルホルムアミドジメチ
ルアセタールとの反応によつて製造することがで
きる。この反応はジメチルホルムアミド、メタノ
ール又はエタノールのような溶剤中で50℃乃至反
応混合物の沸とう温度の間、好ましくは60〜100
℃の温度で、行なうことができる。 過剰のジメチルホルムアミドジメチルアセター
ルを用いて溶剤を使用せずに行なう場合には、反
応時間乃至8時間である。 式の化合物は式a又はb 式中でR1及びR2は式において記した意味を
有し、且つXはハロゲン、好ましくは塩素又は臭
素である、 の化合物並びにそれらの混合物から、式 式中でR3は式において記した意味を有する、 のピペラジン誘導体との反応によつて、製造する
ことができる。この反応は溶剤中で、20〜120℃
の温度で、好ましくは50〜120℃で行なわれる。 溶剤としては1〜4炭素原子を有する低級アル
コール、特にエタノール又はイソプロパノールが
用いられる。しかしながら、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン又はジオキサンのようなエー
テル、ジメチルホルムアミドあるいはジメチルス
ルホキシド中で反応を行なうこともできる。反応
時間は反応温度に関係するが、一般には2〜15時
間である。 R1及びR2が式において示した意味を有して
いる式の化合物は一般式 式中でR1及びR2は式に対して示した意味を
有する、 のフエノールの、たとえば、エピクロヒドリン又
はエピブロムヒドリンのようなエピハロゲンヒド
リンを用いるアルキル化によつて、製造すること
ができる。 式のフエノール誘導体のアルキル化は、アセ
トン、メタノール、エタノール、プロパノール又
はブタノールのような1〜4炭素原子を有する低
級アルコール、ジエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン又はジオキサンのようなエーテルあるいは
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドの
ような不活性溶剤中で、又は溶剤としての過剰の
アルキル化剤中で、酸結合剤としての塩基の存在
において、0〜120℃の温度で合目的的に行なわ
れる。適当な塩基はアルカリ、特にナトリウム及
びカリウムの炭酸塩、炭酸水素塩、水素化物又は
水酸化物である。フエノール誘導体をジメチルス
ルホキシド中で室温または50℃に至るまでの温度
において苛性ソーダの存在でエピクロルヒドリン
と反応させることが好ましい。 使用する出発材料は、公知であるか又は公知の
方法により、あるいはここに記す方法と同様にし
て又は公知の方法と同様にして、製造することが
できる。 一般式の化合物は、塩基としても酸として
も、あるいは両性としても存在することができ、
かくして反応混合物から酸又は酸付加塩の形態で
単離される。これらは公知の方法に従つて塩基と
しては適当な無機又は有機酸によつて塩とするこ
とができ、あるいは酸としては塩基によつて塩を
形成させることができる。 生理学的に許容しうる塩又は塩付加塩が好まし
い。そのためには、無機酸としては、たとえばハ
ロゲン化水素酸、たとえば塩酸、又は硫酸が、有
機酸としては、たとえばフマル酸、マレイン酸、
くえん酸及び酒石酸が適している。塩の製造のた
めには、塩基の熱アルコール溶液を適当な酸のア
ルコール溶液と反応させ、次いでエーテルを添加
することによつて塩を取得することができる。好
適な塩は、相当する塩基、特に水酸化ナトリウ
ム、カリウム又はアンモニウムなどを用いて取得
される、式の化合物のアルカリ、アルカリ土類
及びアンモニウム塩である。 本発明による式の化合物はイソプロパノール
鎖の2炭素原子にキラリテイー中心を示し且つ、
置換基に依存して、さらに他の不斉炭素原子を有
することができ、それ故ラセミ化合物及びジアス
テレオ異性体として存在することができる。ジア
ステレオ異性体は、それらのラセミ形態中の構成
成分の物理的−化学的性質の相違に基づいて、公
知の方法によつて分離することができる。ラセミ
化合物は、公知の方法によつて、たとえば光学活
性溶媒中の再結晶によつて、微生物によつて、又
はラセミ化合物と共に塩を形成する光学活性な酸
又は塩基との反応、分別結晶によるジアステレオ
異性体の分離及び適当な試剤による鏡像異性体の
遊離によつて、分割することができる。特に好適
な光学活性な酸は、たとえば、d−及びl−形の
酒石酸、ジトルイル酒石酸、りんご酸、マンデル
酸、しようのうスルホン酸又はピロリドンカルボ
ン酸である。適当な光学活性な塩基は、α−フエ
ニルエチルアミン、メンチルアミン、フエドリ
ン、ブルシン及びキニンである。より活性な対掌
体を単離することが好都合である。しかしなが
ら、本発明に従つて、不斉合成によつて純粋な鏡
像異性体を取得することもできる。 以下の実施例は本発明を例証するものである: 実施例 1 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フ
エノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシフエニル)
−ピペラジニル−1〕−プロパノール−2 (a) 32.8gの4−ヒドロキシフエニルアセトンを
冷却下に175gの5%苛性ソーダ溶液中に溶解
し且つ60mlのジメチルスルホキシドと混合す
る。その後に、20℃以下の温度において35mlの
エピクロルヒドリンを滴下する。この混合物を
一夜放置し、クロロホルムで抽出し、抽出液を
水で洗浄し、塩化カルシウムによつて乾燥した
のち、水流ポンプの減圧下に溶剤を除去する。
残留物を、オイルポンプによる0.2ミリバール
の真空下に蒸留する。 沸点:139〜141℃。収量33.2gの4−(2,
3−エポキシプロポキシ)−フエニルアセトン、
融点:43℃。 (b) 30.0gの4−(2,3−エポキシプロポキシ)
−フエニルアセトンと25.6gの2−メトキシフ
エニル−ピペラジンを300mlのエタノール中で
還流下に3時間加熱する。その後に溶剤を蒸発
させる。残留物を酢酸/ヘキサンを用いて結晶
化させる。32.5gの1−〔4−(プロパン−2−
オン−イル)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−メ
トキシフエニル)−ピペラジニル−1〕−プロパ
ノール−2を取得する。 (c) 32.0gの1−〔4−プロパン−2−オン−イ
ル)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシフ
エニル)−ピペラジニル−1〕−プロパノール−
2を100mlのメタノール中に溶解し、20mlのジ
メチルホルムアミド−ジメチルアセタールと混
合して、還流下に終夜加熱する。その後に溶剤
を真空下に蒸発させ、残留物を石油エーテルと
共に磨砕したのち、エーテルを用いて−60℃に
おいて結晶化させる。28.5gの1−〔4−(4−
ジメチルアミノ−3−ブテン−2−オン−3−
イル)−フエノキシ〕−4−〔4−(2−メトキシ
フエニル)−ピペラジニル−1〕プロパノール
−2、融点185℃、を取得する。 (d) 9.0gの1−〔4−(4−ジメチルアミノ−3
−ブテン−2−オン−3−イル)−フエノキシ〕
−3−〔4−(2−メトキシフエニル)−ピペラ
ジニル−1〕−プロパノール−2を100mlのアセ
トニトリル中で5.66gの炭酸カリウム、0.67g
のテトラブチル硫酸水素アンモニウム及び2.52
gのシアンアセトアミドと共に還流下に36時間
加熱する。その後に、真空下に溶剤を留去し、
残留物を50mlの水中に溶解し、希塩酸で中和し
たのち、酢酸エチルを用いて数回抽出する。抽
出液を乾燥し且つ濃縮する。残留物をシリカゲ
ル上のカラムクロマトグラフイーによつて精製
する(クロロホルム:メタノール=10:1)。
2.2gの1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒ
ドロ−6−メチル−2−オキソ−ピリジニル−
5)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシフ
エニル))−ピペラジニル−1〕−プロパノール
−2を取得する。融点159〜160℃。 (e) 2.0gのこの生成物を20mlの無水メタノール
中に懸濁させる。冷却下にエーテル性HClをPH
が3となるまで滴下し、200mlのエーテルと混
合し、0℃に数時間冷却し、沈殿を吸引過す
る。2.1gの1−〔4−(3−シアノ−1,2−
ジヒドロ−6−メチル−2−オキソ−ピリジニ
ル−5)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−メトキ
シフエニル)−ピペラジニル−1〕−プロパノー
ル−2−塩酸塩を取得する。 実施例 2 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フ
エノキシ−3−〔4−フエニル−ピペラジニル
−1〕−プロパノール−2 (a) 10.0gの4−(2,3−エポキシプロポキシ)
フエニルアセトンを60mlのエタノール中に溶解
し、7.64gのフエニルピペラジンと共に還流下
に3時間加熱する。冷却後に析出した生成物を
吸引過する。16.05gの1−〔4−(プロパン
−2−オン−イル)−フエノキシ〕−3−(4−
フエニルピペラジニル−1)−プロパノール−
2、融点121〜122℃、を取得する。 (b) 14.0gの1−〔4−(プロパン−2−オン−イ
ル)−フエノキシ〕−3−(4−フエニルピペラ
ジニル−1)−プロパノール−2と18mlのジメ
チルホルムアミド−ジメチルアセタールを60ml
のメタノール中に溶解し、還流下に5時間加熱
する。放冷したのち生成物を吸引過し、残留
物をエーテルと共に磨砕する。13.1gの1−
〔4−(4−ジメチルアミノ−3−ブテン−2−
オン−3−イル)−フエノキシ〕−4−(4−フ
エニルピペラジニル−1)−プロパノール−2、
融点153〜154℃、を取得する。 (c) 130mlのエタノール中の3.0gのナトリリウム
エチラートの溶液を1.93gのシアンアセトアミ
ド及び10.0gの1−〔4−(4−ジメチルアミノ
−3−ブテン−2−オン−3−イル−フエノキ
シ〕−3−(フエニルピペラジニル−1)−プロ
パノール−2と混合して、還流下に40時間加熱
する。放冷し、結晶を吸引過し、水及びエタ
ノールで洗浄する。実施例1(e)におけると同様
にして塩酸塩として沈殿させて、5.95gの1−
〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6−メ
チル−2−オキソ−ピリジニル−5−)フエノ
キシ〕−3−〔4−フエニル−ピペラジニル−
1〕−プロパノール−2−塩酸塩−水和物、融
点206〜207℃を取得する。 実施例 3 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フ
エノキシ〕−3−〔4−(2−メチルフエニル)−
ピペラジニル−1〕−プロパノール−2 (a) 4−(2,3−エポキシプロポキシ)−フエニ
ルアセトンを実施例2(a)と同様にして2−メチ
ルフエニル−ピペラジンと反応させる。1−
〔4−(プロパン−2−オン−イル)−フエノキ
シ〕−3−〔4−(2−メチルフエニル)−ピペラ
ジニル−1〕−プロパノール−2、融点232℃、
を取得する。 (b) この生成物を実施例2(b)と同様にしてジメチ
ルホルムアミドジメチルアセタールと反応させ
る。1−〔4−(ジメチルアミノ−3−ブテン−
2−オン−3−イル)−フエノキシ〕−3−〔4
−(2−メチルフエニル)−ピペラジニル−1〕
−プロパノール−2、融点234〜236℃、を取得
する。 (c) この物質の実施例1(d)と同様にしたシアンア
セトアミドとの反応及び実施例1(e)と同様な反
応生成物の塩基塩への転化は、1−〔4−(3−
シアノ−1,2−ジヒドロ−6−メチル−2−
オキソ−ピリジニル−5)−フエノキシ〕−3−
〔4−(2−メチルフエニル)−ピペラジニル−
1〕−プロパノール−2−塩酸塩を与える。融
点292℃。 実施例 4 1−〔2−メトキシ−4−(3−シアノ−1,2
−ジヒドロ−6−メチル−2−オキソ−ピリジ
ニル−5)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−メト
キシフエニル)−ピペラジニル−1〕−プロパノ
ール−2 (a) 4−(2,3−エポキシプロポキシ)−2−メ
トキシフエニルアセトンを実施例2(a)と同様に
して2−メトキシフエニル−ピペラジンと反応
させる。1−〔2−メトキシ−4−(プロパン−
2−オン−イル)−フエノキシ〕−3−〔4−(2
−メチルフエニル)−ピペラジニル−1〕−プロ
パノール−2を取得する。融点128℃。 (b) 実施例2(b)と同様にしてこの化合物をジメチ
ルホルムアミドジメチルアセタールと反応させ
ることにより、1−〔4−(4−ジメチルアミノ
−3−ブテン−2−オン−3−イル)−2−メ
トキシ−フエノキシ〕−3−〔4−(2−メチル
フエニル)−ピペラジニル−1〕−プロパノール
−2を取得する。融点95℃。 (c) 実施例1(d)と同様にして、この化合物からシ
アンアセトアミドとの反応及びその後の実施例
1(e)と同様な塩酸塩の沈殿によつて、1−〔2
−メトキシ−4−(3−シアノ−1,2−ジヒ
ドロ−6−メチル−2−オキソ−ピリジニル−
5)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシフ
エニル)−ピペラジニル−1〕−プロパノール−
2−二塩酸塩を取得する。融点176〜178℃。 実施例 5 1−〔3−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6
−メチル−2−オキソ−ピリジニル−5)−フ
エノキシ〕−3−〔4−(2−メトキシフエニル)
−ピペラジニル−1〕−プロパノール−2 (a) 3−(2,3−エポキシプロポキシ)−フエニ
ルアセトンを実施例2(a)と同様にして2−メト
キシフエニルピペラジンと反応させる。シロツ
プ状の生成物として1−〔3−(プロパン−2−
オン−イル)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−メ
トキシフエニル)−ピペラジニル−1〕−プロパ
ノール−2を取得する。 (b) 実施例2(b)と同様にして行なうこの化合物
のジメチルホルムアミドジメチルアセタールと
の反応は、シロツプ状の生成物として1−〔3
−(4−ジメチルアミノ−3−ブテン−2−オ
ン−3−イル)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−
メトキシフエニル)−ピペラジニル−1〕−プロ
パノール−2を与える。 (c) この化合物から実例1(d)と同様なシアンアセ
トアミドとの反応及び実施例1(c)と同様な塩酸
塩の沈殿によつて、1−〔3−(3−シアノ−
1,2−ジヒドロ−6−メチル−2−オキソ−
ピリジル−5)−フエノキシ〕−3−〔4−(2−
メトキシフエニル)−ピペラジニル−1〕−プロ
パノール−2−二塩酸塩を取得する。融点174
〜175℃。 上記の実施例と同様にして、下表に示す本発明
による式の化合物が得られるが、これらの化合
物中でピリジノン環は4位に存在する:
【表】
【表】 実施例 24 錠剤及びカプセル剤の製造 下記の成分を含有する錠剤とカプセル剤を公知
の方法に従つて製造する。これらは前記の疾病の
治療のために、特に心不全に対して、1日当りそ
れぞれ3錠の錠剤又はカプセル剤という投与量
で、適している。
【表】
【表】 実施例 25 アンプル剤の製造 下記の組成を有するカプセル剤を公知の方法で
製造する。作用物質と塩化ナトリウムを水に溶解
して、窒素下にガラスアンプル中に封入する。 1−〔4−(3−シアノ−1,2−ジヒドロ−6−
メチル−2−オキソピリジニル−5)−フエノキ
シ〕−3−〔4−(2−メトキシフエニル)−ピペラ
ジニル−1〕プロパノール−2・塩酸塩 2mg 塩化ナトリウム 18mg 蒸留水 2.0mg。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 式中で R1は水素、1〜4炭素原子を有するアルキル
    基を表わし、且つ R2及びR3は、同一又は異なるものとすること
    ができ、それぞれ水素、ハロゲン、シアノ、トリ
    フルオロメチル基、ニトロ基、水酸基、それぞれ
    1〜4炭素原子を有するアルコキシ又はアルキル
    基を表わし、ここでアルキル部分はそれぞれ直鎖
    状であつても枝分れしていてもよい、 の置換したフエニルピペラジニル−プロパノー
    ル、並びにその互変異性形態及びその塩並びに酸
    付加塩及びN−オキシド。 2 式()が1−[4−(3−シアノ−1,2−
    ジヒドロ−6−メチル−2−オキソ−ピリジニル
    −5)−フエノキシ]−3−[4−(2−メトキシフ
    エニル)−ピペラジニル−1]−プロパノール−2
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 式()が1−[4−(3−シアノ−1,2−
    ジヒドロ−6−メチル−2−オキソ−ピリジニル
    −5)−フエノキシ]−3−[4−(2−メチルフエ
    ニル)−ピペラジニル−1]−プロパノール−2で
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。 4 式()が1−[4−(3−シアノ−1,2−
    ジヒドロ−6−メチル−2−オキソ−ピリジニル
    −5)−2−メトキシフエノキシ]−3−[4−(2
    −メトキシフエニル)−ピペラジニル−1]−プロ
    パノール−2である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 5 式()が1−[4−(3−シアノ−1,2−
    ジヒドロ−6−メチル−2−オキソ−ピリジニル
    −5)−フエノキシ]−3−(4−フエニルピペラ
    ジニル−1)−プロパノール−2である特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 6 式 式中で R1は水素、1〜4炭素原子を有するアルキル
    基を表わし、且つ R2及びR3は、同一又は異なるものとすること
    ができ、それぞれ水素、ハロゲン、シアノ、トリ
    フルオロメチル基、ニトロ基、水酸基、それぞれ
    1〜4炭素原子を有するアルコキシ又はアルキル
    基を表わし、ここでアルキル部分はそれぞれ直鎖
    状であつても枝分れしていてもよい、 の置換したフエニルピペラジニル−プロパノー
    ル、並びにその互変異性形態及びその塩並びに酸
    付加塩及びN−オキシドの製造方法であつて、式
    式中でR1、R2及びR3は前記の意味を有する、 の化合物をシアノアセトアミドと反応させること
    を特徴とする方法。 7 式の化合物が式 式中で R1は水素、1〜4炭素原子を有するアルキル
    基を表わし、且つ R2及びR3は、同一又は異なるものとすること
    ができ、それぞれ水素、ハロゲン、シアノ、トリ
    フルオロメチル基、ニトロ基、水酸基、それぞれ
    1〜4炭素原子を有するアルコキシ又はアルキル
    基を表わし、ここでアルキル部分はそれぞれ直鎖
    状であつても枝分れしていてもよい、 の化合物をジメチルホルムアミドジメチルアセタ
    ールと反応させることによつて得られたものであ
    る特許請求の範囲第6項記載の方法。 8 式の化合物が式a又はb 式中で R1は水素、1〜4炭素原子を有するアルキル
    基を表わし、 R2は、水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオ
    ロメチル基、ニトロ基、水酸基、それぞれ1〜4
    炭素原子を有するアルコキシ又はアルキル基を表
    わし、ここでアルキル部分はそれぞれ直鎖状であ
    つても枝分れしていてもよく、Xはハロゲンを表
    わす、 の化合物又はこれらの混合物を式 式中で R3は水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロ
    メチル基、ニトロ基、水酸基、それぞれ1〜4炭
    素原子を有するアルコキシ又はアルキル基を表わ
    し、ここでアルキル部分はそれぞれ直鎖状であつ
    ても枝分れしていてもよい、 のピペラジン誘導体と反応させることによつて得
    られたものである特許請求の範囲第7項記載の方
    法。 9 式a又はbの化合物又はこれらの混合物
    が式 式中で R1は水素、1〜4炭素原子を有するアルキル
    基を表わし、且つ R2は水素、ハロゲン、シアノ、トリフルオロ
    メチル基、ニトロ基、水酸基、それぞれ1〜4炭
    素原子を有するアルコキシ又はアルキル基を表わ
    し、ここでアルキル部分はそれぞれ直鎖状であつ
    ても枝分れしていてもよい、 の化合物をエピパロゲンヒドリンと反応させるこ
    とによつて得られたものである特許請求の範囲第
    8項記載の方法。
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