JPH047331Y2 - - Google Patents

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JPH047331Y2
JPH047331Y2 JP12971087U JP12971087U JPH047331Y2 JP H047331 Y2 JPH047331 Y2 JP H047331Y2 JP 12971087 U JP12971087 U JP 12971087U JP 12971087 U JP12971087 U JP 12971087U JP H047331 Y2 JPH047331 Y2 JP H047331Y2
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JP
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circulation
tank
forced circulation
inlet
swimming
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JP12971087U
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JPS6433861U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は泳ぐ方向と逆方向に流速が可変する流
水プールに関するものである。
〔従来背景及びその問題点〕
一般的に此種流水プールは水泳の強化練習を目
的として開発されており、主にある特定した大学
やその他のスポーツ医学の研究所等で使用されて
いる。
ところで、大型プールはスイミングスクールや
レジヤーランドで設置されるも、スペースの問題
で建設できないスポーツジムやホテル、更には個
人邸等の小さなスペースで水泳を楽しむ目的をも
つて今日、小型の流水プールが開発途上にある。
〔技術的課題〕
本考案の技術的課題は流水に抗して槽部中央で
遊泳させるに際し、利用者(熟練者及びビギナ
ー)を槽部中央に楽な姿勢で案内できる使用性に
優れた小型流水プールを供することにある。
〔技術的手段〕
本考案の技術的手段は、循環入口直上の槽部壁
部分に握りバーを取付け、該握りバーに近接する
槽部壁部分に強制循環装置に連係する強制循環装
置作動用スイツチを配設したことである。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中Aは小型流水プールである。
この小型流水プールAは全長4m、全幅2m、
深さ1m程度とする小型な槽部a1上縁に上縁面a2
を連設すると共にその上縁面a2先端からエプロン
面a3を垂設することによつてエプロン面a3と槽部
壁a1′との間にスペース1を形成し、このスペー
ス1内に、槽部壁a1′の相対向する箇所に開口し
た循環入口2と、循環出口3とを連絡する強制循
環装置Bを内設し、このエプロン面a3に点検口4
を設け、更に上記循環入口2直上のプール水表面
から突出する槽部壁a1′部分に握りバー17を取
付けると共に、この握りバー17に近接する槽部
壁a1′部分に強制循環装置Bに連係する作動用ス
イツチ300を配設したものである。
上記槽部a1上縁から連設される上縁面a2は40〜
70cm程度の幅とする。
循環出口3は水表面近傍に相当する槽部壁a1
部分に出口部3′を開口し、その出口部3′表側を
多孔板5で被蓋すると共にその出口部3′裏側に
漏斗状の水受け部6を固定して形成されている。
循環入口2は上記循環出口3と相対して水表面
近傍に相当する槽部壁a1′部分に入口部2′を開口
し、その入口部2′裏側に外面を開放した円錐台
形状の水案内筒体7を固定し、入口部7に、適宜
間隔をおいて流路区画用案内棒8′……を架設し
て形成した整流板8を配設して形成されている。
強制循環装置Bは前記循環入口2と循環出口3
とに連絡する常動強制循環濾過手段b1と、循環入
口2と循環出口3とに連絡する流速可変用強制循
環手段b2とで構成されている。
常動強制循環濾過手段b1は前記循環出口3を構
成する水受け部6の最突端に一端を連通状に接続
した強制循環パイプ9の他端、即ち循環用噴出部
10(ノズル)を、前記水案内筒体7の最奥端開
放部を封水状に閉口する蓋体11の中心に槽内の
水泳部と連通状に接続し、この強制循環パイプ9
の中途部にポンプモータ12、濾過タンク13、
ヘアーキヤツチヤー14を接続して構成されてい
る。
この常動強制循環濾過手段b1はプール使用時、
不使用時を問わず常動強制循環してプール水(水
泳部内)を常に清潔に保つ為に機能する。
流速可変用強制循環手段b2は前記強制循環パイ
プ9から分岐し中途部にヘアーキヤツチヤー14
を配設した強制循環用パイプ主管9aから多枝状
に分岐せしめ、この循環パイプ用枝管9b……に
ポンプモータ12を接続すると共にこの循環パイ
プ用枝管9b……他端の流速可変用噴出部15
(ノズル)……を前記循環用噴出部10の同一水
平線上における両脇の前記蓋体11部分に適宜間
隔をおいて接続することによつて構成されてい
る。
これ等、常動強制循環濾過手段b1及び流速可変
用強制循環濾過手段b2は前記スペース1内に内設
され、エプロン面1に開閉自在に設けられた点検
口4からメンテナンスが行なえるようになつてい
る。
また、この流速可変用強制循環手段b2の各ポン
プモータ12……は電子制御部16を介して前記
握りバー17に近接し且つプール水表面から突出
する槽部壁a1′に配設された作動用スイツチ30
0と、停止用スイツチ200(緊急停止用)に
夫々連係されている。
この作動用スイツチ300(スタート用)は図
示するようにストツプ用、流速可変用、水泳時間
ダウン・アツプ用のタツチスイツチ400,10
0,500と共に操作パネルXに配設され、この
作動用スイツチ300及び流速アツプ用スイツチ
100′をタツチすることによつて前記循環用噴
出部10の同一水平線上における両脇の流速可変
用噴出部15に連絡しているポンプモータ12…
…が順次作動して流速をアツプし、流速ダウン用
スイツチ100″をタツチすることによつて外側
の流速可変用噴出部15に連絡しているポンプモ
ータ12……が順次作動を停止して流速ダウンす
るように電子制御部16を介して各ポンプモータ
12……に連係されている。
ストツプ用のタツチスイツチ400は電子制御
部16を介して各ポンプモータ12……に連係さ
れており、このスイツチ400をタツチすること
によつてポンプモータ12……が停止するように
なつている。
この操作パネルXは図示するように握りバー1
7前方の槽部壁a1′部分に配設され、片手で握り
バー17を把持する利用者の残つた他方の手で各
スイツチ100,300,400,500が操作
可能になつている。
水泳時間ダウン、アツプ用のタツチスイツチ5
00はタツチすることによつて電子制御部16内
のタイマー回路が可変し、その時間がくるとポン
プモータ12……が停止するようにそのモータ1
2……に連係されている。
停止用スイツチ200は緊急用のもので、プー
ル水表面から突出する槽部壁a1′部分において、
循環出口3側に近接する下流側に配設された操作
パネルYに組込まれ、例えば遊泳者が疲れた場
合、流水に身をまかせ、押し流された時点でタツ
チして、ポンプモータ12……の作動が停止する
ように危険性を回避するように配慮されている。
Zは、水泳時間600と、泳いだ距離700が
自動的にデジタルに表示される表示パネルであ
り、遊泳中に目視できるように頭部上の槽部壁
a1′部分や呼吸時にあげる顔面と相対する槽部壁
a1′部分に配設する。
尚18は槽部a1内へ出入りする為の梯子であ
る。
次に、本実施例における小型流水プールの作用
を説明する。
プール使用時、不使用時を問わず常動強制循環
濾過手段b1のポンプモータ12が作動し、濾過タ
ンク13及びヘアーキヤツチヤー14で濾過して
プール水を常に清潔に保つ。
プール使用に際して梯子18を利用して槽部a1
へ入水した利用者は片手で握りバー17を把持
し、残つた他方の手で前記電子制御部16に連係
する前記作動用、流速可変用スイツチ300,1
00をタツチ操作し、流速可変用強制循環手段b2
における流速可変用噴出部15……の内、循環用
噴出部10を中心にしてその脇或いは両脇の噴出
部15(流速可変用)に連絡するポンプモータ1
2を作動させて所望の流速を得る。さすれば利用
者の身体は自然に水平状態に浮く。
この状態で、利用者が両手を離せば流水によつ
て槽部a1下流側へ楽な姿勢で流され、槽部a1中央
に流された時点で、その流速に抗して遊泳を開始
することによつて、タイマセツトされた設定時間
が完了するまで槽部a1中央での遊泳を可能にす
る。
ちなみに、各噴出部10,15から噴出された
ジエツト流は循環入口2の入口部2′に配設され
た整流板8の流路区画用案内棒8′……によつて
整流され水泳に十分な水面表層流を発生させる。
一方、停止させる場合にはストツプ用或いは停
止用(緊急停止用)のスイツチ400,200の
タツチ操作によつて全てのポンプモータ12を停
止させる。
尚、本実施例では噴出部10,15を計5個設
けているが、計7個でも、それ以上でも勿論任意
であり、その場合には、その噴出部15を先端に
有する各枝管9bにポンプモータ12を設けるこ
と当然である。また19は槽部a1底中央に施こさ
れた目印で、この目印19は槽部a1中央での遊泳
を開始させる為に機能する。
〔考案の作用効果〕
本考案は以上のように循環入口直上の槽部壁部
分に握りバーを取付け、該握りバーに近接する槽
部壁部分に強制循環装置に連係する強制循環装置
作動用スイツチを配設したので、下記の作用及び
効果がある。
槽部に入水(入槽)した利用者は片手で握りバ
ーを把持し、残つた他方の手で作動用スイツチを
タツチ操作して循環入口から循環出口方向への流
水を発生させる。すると、垂直に立つていた利用
者の身体は、流水により握りバーを把持したまま
水平状態に浮く。
この状態で利用者が両手を握りバーから離すこ
とによつて流水の働きで利用者は槽部下流側へ楽
な姿勢で案内され、その流される間において槽部
中央に流された時点で、遊泳を開始すれば槽部中
央での継続的な遊泳を持続させることが可能にな
る。
故に流水に遭遇した際、速応性に欠け、流水に
なじみ且つ流速に抗してその流速と均衡を保つて
遊泳するまで手間どるビギナーでも楽に身体を浮
かすことができ且つ遊泳部(槽部中央)まで自然
に案内されるので安心して利用できる便利な小型
流水プールを供し得る。
依つて、所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案小型流水プールの実施例を示し、
第1図は平面図、第2図は横断平面図、第3図は
3−3断面図、第4図は4−4断面図、第5図は
循環入口及び循環出口部分の横断平面図で中間省
略して示す、第6図は循環入口部分の拡大側面図
で一部切欠して示す、第7図乃至第9図は夫々の
操作パネルの拡大正面図である。 尚、図中、A……小型流水プール、a3……エプ
ロン面、a1′……槽部壁、1……スペース、a1
…槽部、2……循環入口、a2……上面、3……循
環出口、4……点検口、B……強制循環装置、
9,9a,9b……強制循環パイプ系、12……
ポンプモータ、300……作動用スイツチ、17
……握りバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 槽部壁の相対向する箇所に循環入口と循環出口
    とを開口すると共に、該循環入口と循環出口とを
    強制循環装置で連絡した流水プールにおいて、上
    記循環入口直上の槽部壁部分に握りバーを取付
    け、該握りバーに近接する槽部壁部分に強制循環
    装置に連係する強制循環装置作動用スイツチを配
    設したことを特徴とする小型流水プール。
JP12971087U 1987-08-25 1987-08-25 Expired JPH047331Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12971087U JPH047331Y2 (ja) 1987-08-25 1987-08-25

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JPS6433861U JPS6433861U (ja) 1989-03-02
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