JPH084048Y2 - 流水プール - Google Patents

流水プール

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JPH084048Y2
JPH084048Y2 JP1989131211U JP13121189U JPH084048Y2 JP H084048 Y2 JPH084048 Y2 JP H084048Y2 JP 1989131211 U JP1989131211 U JP 1989131211U JP 13121189 U JP13121189 U JP 13121189U JP H084048 Y2 JPH084048 Y2 JP H084048Y2
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JP
Japan
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grip bar
tension
swimmer
water pool
pump
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JP1989131211U
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JPH0370170U (ja
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一義 奥村
泰徳 安部
豊 武山
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東陶機器株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B69/00Training appliances or apparatus for special sports
    • A63B69/12Arrangements in swimming pools for teaching swimming or for training
    • A63B69/125Devices for generating a current of water in swimming pools

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、遊泳者が停留状態でその遊泳を維持できる
流水プールに関する。
(従来の技術) 従来、此種流水プールは、槽部に循環流の噴出口と吸
込口を設け、この噴出口と吸込口を強制循環路で連絡し
て噴出口から吸込口へ向けて流下する循環流を形成して
いる。そうして、遊泳者がこの循環流に抗して泳ぐこと
で、停留状態での遊泳を維持できるようになっている。
ところで、上記流水プールによれば、遊泳者はまず槽
部略中央に立って循環流が所望の流圧に達するまで待機
し、所望の流圧に達すると同時に泳ぎ初めることで定位
置(槽部略中央)に停留して遊泳を行う訳であるが、実
際には待機中に循環流に押し流されて転倒したり、槽壁
部に衝突する虞れがあり、特に遊泳者が初心者,老人,
子供等の場合には注意を要していた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上述した従来事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とする処は、遊泳者が待機中に後方へ押し
流される虞れをなくして、安全に遊泳を開始でき、しか
も、水泳に不慣れな初心者がバタ足等の練習をするのに
も安全設計な流水プールを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するために講じた技術的手段は、請
求項1は、循環流の噴出口を揺する槽壁部或いは該槽壁
部の外側の固定部材に遊動自在に係止された固定リング
と、該固定リングと握りバーとを連結する連結部材とか
らなる補助具を備え、前記握りバーに循環ポンプ入切用
のスイッチ部を設けたことを要旨とする。
また、請求項2は、請求項1記載の握りバーを固定部
材に連結する連結部材にその握りバーを握持する遊泳者
による張力の変化を計測する変位計を設け、該変位計を
所定の張力を計測した時循環ポンプを減速するように電
気制御部に連係したことを要旨とする。
更に、請求項3は、請求項1記載の握りバーを固定部
材に連結する連結部材にその握りバーを握持する遊泳者
による張力の変化を計測する変位計を設け、該変位計を
所定の張力を計測した時循環ポンプを減速し且つその後
同張力が0になった時同循環ポンプの作動を停止するよ
うに電気制御部に連係したことを要旨とする。
(作用) 上記技術的手段によれば、下記の作用がある。
(請求項1)遊泳者が槽部中央で握りバーを握り循環ポ
ンプを作動させて所望流圧になるまで待機し、その後握
りバーから手を離しながら流水に乗って泳がせること
で、所望流圧になるまで流水の勢いで遊泳者が後方(下
流)に流されるのを防止する。また、遊泳者が手を離す
と握りバーは自重で底に沈下する。
そして、握りバーを握持して行うバタ足等の練習時に
循環ポンプのON・OFFを行う。
(請求項2)握りバーを握持して行うバタ足等の練習時
に変位計が所定の張力を計測すると循環ポンプを減速す
る。
(請求項3)握りバーを握持して行うバタ足等の練習時
に変位計が所定の張力を計測すると循環ポンプを減速
し、その後張力が0を示すと循環ポンプが作動を停止す
る。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したから下記の利点があ
る。
(請求項1)遊泳者が槽部中央で握りバーを握って所望
流圧になるまで待機し、その後手を離しながら流水に乗
って泳ぎ始めることができるから、所望流圧になるまで
流水の勢いで遊泳者が後方(下流)に流されるのを防止
し、槽壁にぶつかって怪我をするような危険性を回避す
ることができるばかりでなく、握りバーは手を離すと自
重で底に沈下するから、足に引っ掛かったりせず、安全
な遊泳を約束できる。
その上、握りバーに循環ポンプ作動用のスイッチ部を
設けているから、握りバーに掴まって遊泳したり、バタ
足等の練習を行う初心者、老人、子供等自らが握りバー
を握り、準備を備えてから流水を発生させ、疲れるとそ
の場で流水を停止でき、水泳が苦手な遊泳者でも安心且
つ安全に遊泳を楽しむことができる。
(請求項2)しかも、握りバーに掴まって遊泳したりバ
タ足等で疲れたりして所定の張力が固定部材と握りバー
との連結部材に生じた時にそれを変位計で計測して電気
制御部を介して循環ポンプを減速するようにしているか
ら、疲れ具合に応じた流水速度でバタ足等を楽しむこと
ができる。
(請求項3)更に、握りバーに掴まって遊泳したり、バ
タ足等を行う遊泳者が疲れて誤って手を離しても循環ポ
ンプの作動が停止するから、初心者、老人、子供等でも
溺れたりする危険性を回避し、高い安全性を付与するこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は第1実施例を、第4図及び第5図
は第2実施例を各々示している。まず、第1実施例につ
いて説明すると、流水プール(A)は幅2m、長さ4m、深
さ1.2〜1.5m程度の大きさを備えた槽部(1)に循環流
の噴出口(2)と吸込口(3)を相対して設け、この噴
出口(2)と吸込口(3)を強制循環路(4)で連絡す
ることによって、噴出口(2)から吸込口(3)に向け
て流下する循環流を形成するようになっている。
また、前記槽部(1)の周囲には、その上縁面
(1′)に連続するデッキ面(5)を設け、このデッキ
面(5)には前記噴出口(2)に隣接する固定部材(取
付け板)(6)を立設し、この固定部材(6)に補助具
(7)を遊動自在に係止している。
さらに、前記デッキ面(5)には、噴出口(2)を設
けた槽壁部(1a)を残して残る三方の槽壁部(1b)(1
c)の上縁面(1′)を囲む支持板(8)を立設し、支
持板(8)と上縁面(1′)の間にクッション材(9)
を設けてある。
噴出口(2)は、槽部(1)の一方の短辺側槽壁部
(1a)の中央における水面近傍(水面から数cm下がった
位置)に、横幅70〜80cm(肩幅より若干長い)程度の開
口(2a)を開設し、この開口(2a)を裏側から閉塞する
ように漏斗状のカバー(2b)を固定し、カバー(2b)の
前面には取付板(2c)を固定して構成する。
取付板(2c)には開口(2a)とカバー(2b)内部を連
絡するノズル(2c′)を並列状に数個形成してある。
吸込口(3)は、噴出口(2)を設けた槽壁部(1a)
と相対向する短辺側の槽壁部(1b)における水面近傍に
出口(3a)を開口し、この出口(3a)の表側縁を多孔板
(3b)で被蓋し、裏側縁に漏斗状の水受け体(3c)の開
放縁を固着することによってその出口(3a)を水受け体
(3c)で被蓋するようになっている。
強制循環路(4)は、一端を噴出口(2)のカバー
(2b)に連結し、他端を吸込口(3)の水受け体(3c)
に連結した循環パイプ(4a)と、この循環パイプ(4a)
中途部に配設した循環ポンプ(ポンプモータ)(4b)か
ら構成されている。
補助具(7)は、基端を固定部材(6)に設けた固定
リング(6a)に遊動自在に係止し、この固定リング(6
a)から槽部(1)略中央に至る長さを備えた連結部材
(7a)と、この連結部材(7a)先端に連結した握りバー
(7b)とからなり、握りバー(7b)は噴出口(2)から
噴出する循環流の流圧に抗して槽部(1)内底に沈下可
能な重さを備えている。
クッション材(9)は発泡スチロール,ウレタン等の
所望の衝突吸収性を備えた合成樹脂材からなり、槽壁部
(1b)(1c)の水面近傍から上縁面(1′)上方に至る
高さを備えている。
また、握りバー(7b)には、スイッチ部(7c)が設け
られ、このスイッチ部(7c)を電気制御部(10)を介し
て循環ポンプ(4b)に電気的に連係し、スイッチ部(7
c)の操作により循環ポンプ(4b)が入切できるように
なっている。
以上の構成によれば、遊泳者(B)は補助具(7)の
握りバー(7b)を握って槽部(1)中央に立ち、スイッ
チ部(7c)をONして循環流が所望の流圧に達するまで待
機する。
こうして、循環流が所望の流圧に達した後に握りバー
(7b)を離して遊泳を始める。同時に握りバー(7b)は
循環流の流圧に抗して槽部(1)内底に沈下する。
そして、遊泳者(B)が初心者,老人,子供等の場合
には、図示するように、握りバー(7b)を握ったままで
スイッチ部(7c)をONして遊泳したり、バタ足等の練習
をすることができる。
第2実施例は、連結部材(7a)を変位計(11)に接続
し、この変位計(11)を電気制御部(10)を介して循環
ポンプ(4b)に電気的に連係することにより、握りバー
(7b)を掴んだままで遊泳を行う場合に、遊泳者の疲れ
に応じて循環流の流圧を減速することができるようにし
た例である。
変位計(11)は、第5図に示すように、固定部材
(6)に取付けた筒体(11a)内に、圧縮バネ(11b)の
弾性に抗して摺動するボルト(11c)を挿着すると共
に、ボルト(11c)の摺動方向に湾曲する歪ゲージ(11
d)を設け、前記ボルト(11c)先端を連結部材(7a)の
先端を連結せる摺動リング(6a′)に螺着し、ボルト
(11c)と歪ゲージ(11b)の間にコイルバネ(11e)を
介設して構成する。
そうして、連結部材(7a)にかかる張力の変化を歪み
ゲージ(11b)が計測し、その変位量を電気制御部(1
0)に送るようになっている。
電気制御部(10)には、遊泳の開始によって連結部材
(7a)にかかる張力が所定に達した後に、その張力の変
位を変位計(11)が計測すると循環ポンプ(4b)を減速
させ、その後前記張力が0になった場合には循環ポンプ
(4b)の作動を停止する制御回路を内蔵してある。
尚、上記各実施例においては、補助具(7)をデッキ
面(5)に設けた固定部材(6)に取付けたが、本考案
はこれに限定されず、槽部(1)を設置する部屋の側壁
(不図示),デッキ面(5)あるいは槽壁(1a)に固定
リング(6a)を介して直接取付けることも可能である。
また、循環流の形成についても上述した構造のものに
限定されず、例えば噴出口(2)及び吸込口(3)を槽
壁部(1a)(1b)の略全高に開設し、槽部(1)内のプ
ール水全体を流下させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第1実施例にお
ける流水プールの縦断側面図、第2図は使用状態を示す
平面図、第3図は同使用状態を示す縦断側面図、第4図
は第2実施例の要部側面図、第5図は第4図の要部拡大
図である。 尚、図中、 (2):噴出口 (1a)槽壁部 (6):固定部材 (7b):握りバー (7):補助具 (7c)スイッチ部 (4b):循環ポンプ (7a):連結部材 (11):変位計 (10):電気制御部 (6a):固定リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−113196(JP,U) 実開 昭50−10364(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】循環流の噴出口を有する槽壁部或いは該槽
    壁部の外側の固定部材に遊動自在に係止された固定リン
    グと、該固定リングと握りバーとを連結する連結部材と
    からなる補助具を備え、前記握りバーに循環ポンプ入切
    用のスイッチ部を設けたことを特徴とする流水プール。
  2. 【請求項2】前記握りバーを固定部材に連結する連結部
    材にその握りバーを握持する遊泳者による張力の変化を
    計測する変位計を設け、該変位計を所定の張力を計測し
    た時循環ポンプを減速するように電気制御部に連係した
    ことを特徴とする請求項1記載の流水プール。
  3. 【請求項3】前記握りバーを固定部材に連結する連結部
    材にその握りバーを握持する遊泳者による張力の変化を
    計測する変位計を設け、該変位計を所定の張力を計測し
    た時循環ポンプを減速し且つその後同張力が0になった
    時同循環ポンプの作動を停止するように電気制御部に連
    係したことを特徴とする請求項1記載の流水プール。
JP1989131211U 1989-11-10 1989-11-10 流水プール Expired - Lifetime JPH084048Y2 (ja)

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JPH0370170U JPH0370170U (ja) 1991-07-12
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