JPH0473295A - 殺菌紙 - Google Patents

殺菌紙

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JPH0473295A
JPH0473295A JP18686590A JP18686590A JPH0473295A JP H0473295 A JPH0473295 A JP H0473295A JP 18686590 A JP18686590 A JP 18686590A JP 18686590 A JP18686590 A JP 18686590A JP H0473295 A JPH0473295 A JP H0473295A
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sterilizing
gas
microorganisms
mold
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Kiyoshi Kaneuchi
金内 清
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食品に係る微生物抑制の方法に関するもので
ある。更に詳しくは、食品、特に鶏卵、果物などの流通
過程で、包装に使用されている紙類、モウルド類を無菌
化し、更に、殺菌能力を付与することにより、食品の微
生物抑制を行なうことにあり、またその応用使用として
、現在まで困難であった、まな板の殺菌、洗浄、漂白を
簡便な方法で行なうことに関するものである。
〔従来の技術〕
製紙工程における、防菌防黴は重要な処理工程の一つで
り、製造後の紙類は、比較的微生物によるトラブルが少
ないといわれている。これは、製紙工程における化学的
な殺菌処理を含め、ドライヤーという乾燥工程で、一種
の高熱殺菌を受けて最終的には無菌状態となり、しかも
紙の含有水分も低いためである。その後これらの紙類は
、いろいろな加工が施されて加工紙として利用されてい
る。加工紙は、加工工程、或いは、糊料、印刷用インキ
等の加工材料によって、微生物汚染を受け、又は糊料や
コーテイング材等か微生物の栄養源を提供したかたちと
なるため、その後の加工紙は、使用環境条件によって微
生物の繁殖によるトラブルを生じる場合が多くあり、加
工紙の使用中において加工紙の含有水分が10%以下で
はよいが、それ以上であれば、微生物の繁殖が可能とな
り、30%以上になると微生物の旺盛な繁殖による多大
な被害を被ると云われている。
特に食品に直接接触する包装用の紙類、ダンボール類に
関しては、食品からの水分を吸収しやすく、包装された
食品の中で、つぶれたり、破損したりして、食品中の水
分が多量に、にじみだした場合などは、このことが引き
金となり、包装用の紙類、ダンボール類に付着或いは含
有している微生物汚染菌が連鎖的に繁殖し、包装された
食品全体が、これらの微生物の繁殖による被害にあうこ
とが多いと云われており、使用環境条件の悪いところで
の、加工紙の使用にあたっては、加工紙の微生物汚染菌
を殺菌し、無菌的な加工紙として、更に、加工紙本体が
防菌防黴能力を有しており、被包装品の微生物抑制を行
なう加工紙が要望されていた。
鶏卵や野菜、果物の比較的表皮がやわらかく、砿壊しや
すいものの包装においては、紙類を再生利用したモウル
ドと云う、紙からできている包装用資材をバッキングと
して使用されているが、この原料は、紙類の再生利用品
を源材料とするため、目的の紙類物質以外に種々の付着
物質が含有されており、再生加工時の殺菌は困難を極め
る。例えばモウルドの抄紙液中の微生物は10゛個/c
cを超えるほどであり、一般的な使用されているモウル
ド中の微生物数でも、103個/dの多量な微生物を含
有するものもあり、またバッキングとしての目的から、
表面がやわらかく、水分を吸収しやすい性質をもつため
、上記にような理由で一旦濡れると、微生物の繁殖によ
る被害が大きくなるため、無菌的なモウルドと、更に、
モウルド本体が、防菌防黴能力を有し、たとえ、被包装
品から水分が、滲んでもモウルド中の微生物の繁殖につ
ながることなく、更に被包装品である食品の表面に付着
している微生物抑制を行なうモウルドを要望されていた
近年では、モウルド類は、紙から製造されており、取扱
が簡単で、水になじみやすく、土壌と同化しやすいため
に、植物類の育苗ポットに使用されているが、当然なが
ら、水分の関与により、微生物rり染菌の繁殖が、育苗
植物に悪影響を与えることが多く問題であった。植物の
成育に悪影響を与えずに、育苗ポットが微生物汚染菌の
繁殖を防止し、育苗ポットが植物の根幹部によりよい効
果を与えるものを望まれていた。
食中毒菌のマンションとも云われている、まな板の簡便
な殺菌は、殺菌剤の効果に頼ることが多いが、まな板の
表面に作られた包丁による切り傷は、奥深い部位にまで
達しており、そこに繁殖した微生物は、多くの場合、食
中毒事故の原因菌となることが云われており、まな板の
表面から数ミリは、常時微生物培養の温床化部位である
。これを殺菌するには、従来の殺菌剤の効果だけでは殺
菌効果がないので、殺菌は困難なことが多く、時々まな
板の表面をカンナで削って使用している現状であり、こ
の問題を解決する方法を望まれていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、食品の微生物抑制に関与するもので、食品の
包装に使用されている紙類、モウルド類を、無菌化し、
更に、殺菌力を付与して、食品の微生物抑制を行なうた
めに、紙類、モウルド類に殺菌性気体を吸着保持させ、
或いは、殺菌性気体を発生する粉末薬剤を塗布、付着さ
せた殺菌紙及び殺菌方法と、殺菌紙によるまな板の殺菌
方法と、殺菌紙の製造方法及び装置を提供しようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段・作用〕
本発明の殺菌紙に用いる殺菌性気体は、本発明の目的を
達成するのに有効なものである限り格別の限定はないが
、一般には、ホルマリンガス、エチレンオキサイドガス
、オゾンガス、二酸化塩素ガス等殺菌消毒に使用されて
いるものを使用することができる。より好ましくは、残
留することないオゾンガスや、食品添加物でもある二酸
化塩素ガスである。殺菌性気体を発生する粉末薬剤は。
さらし粉、高度さらし粉等が知られているが、本発明に
より好ましい薬剤は、過酸化ベンゾイル、臭素酸カリウ
ム、過炭酸ナトリウム、亜塩素酸ナトリウム等である。
特に亜塩素酸ナトリウムは二酸化塩素ガスを発生するの
で好ましい。
本発明の殺菌紙は、紙類、モウルド類を殺菌紙の基材と
する。当該基材の紙類、モウルド類の本体中には、もと
もと気体が存在するスペースがあり、気体を含有したも
ので、一般的に食品の包装に使用されているこれらの基
材は、弾力性に富むようにパルプ繊維間結合を適度に行
なっているため、繊維間結合が和であり、そのために気
体が多く存在することになり、かつ、繊維の膨潤を行な
っているものもあるので、水分の吸収がたやすいと同じ
く、殺菌性気体の、或いは、亜塩素酸ナトリウム等の吸
着保持、塗布、付着が可能となり、本発明の目的を果た
すだめの殺菌力の付与が可能となる。
本発明の殺菌性気体を発生する粉末薬剤を塗布、或いは
付着させた殺菌紙は、例えば、粉末の無水亜塩素酸ナト
リウムの場合、本発明基材に塗布するときは、糊料と無
水亜塩素酸ナトリウムの混合物としたものを塗布し、付
着させるときは、接着剤、糊料等をスプレー後、粉末薬
剤と接触させて行なう。この薬剤は、さらし粉の4〜5
倍の効果と安定性があるが、通常の水分や光で徐々に分
解するので、本発明の殺菌の目的を果たす。更に水に溶
けやすく、酸に合うと二酸化塩素ガスを発生するので、
使用中に果物等の果汁が滲んだときなどは、果汁が酸性
であるのでよりよく作用するし、通常の微生物が関与し
た腐敗は、生成物質が酸性物質のため、この場合も、二
酸化塩素ガスの発生をみることができる。更に、育苗ポ
ット用に用いるときは、過炭酸ナトリウムを同様にして
塗布して、モウルドを無菌化し、更に、水で徐々に分解
して、酸素を発生して植物の根幹部に供給することによ
り、育苗に失敗がなく、また速い成長を得ることができ
る。
本発明のまな板殺菌方法は、上記説明の無水亜塩素酸ナ
トリウムが塗布された紙類を、まな板にかぶせて後、紙
類の上から水を撒いて、紙類を湿らせるだけで徐々に殺
菌性気体が発生して、殺菌を行なう。一般的にまな板の
水分含有量は、木製で10〜20%、プラスチック製及
び合成ゴム族では0.01%以下であると云われており
、殺菌するまな板の種類によって、散水の有無を行なう
。早急な仕上りを望むときは、酸性液、例えば、調理場
で通常使用している食酢等を湿らせると、より速く二酸
化塩素ガスを発生する。二酸化塩素ガスは、水によく溶
けやすいため、濡れているまな板表面の水に溶存し、二
酸化塩素液として殺菌、漂白、及び有機物の分解洗浄を
行なう。殺菌紙とまな板の間に発生した二酸化塩素ガス
は、発生しても行き場を失いがちであるので、まな板の
包丁傷跡の微生物の温床化した部位にまで行き渡り、有
機物質負荷の多いまな板であるにもがかわらず、塩素の
約2.5倍の強力な酸化作用で殺菌、漂白、及び有機物
の分解洗浄を行なう。まな板の殺菌作業等は、通常、調
理作業が終了した一日の最後の作業であるゆえ、翌日の
作業開始まで、かぶせたままでよいので、比較的長時間
の作用時間かあるため、人体に対して有害になるような
0.3mg/rd以上の使用量を用いずとも、十分な効
果を得ることができる。二酸化塩素は、酸素、塩素、次
亜塩素酸に分解して、次亜塩素酸はさらに酸素を放って
分解し、塩酸と塩素酸になる。いずれも、強い酸化作用
があり、まな板の殺菌、漂白、及び有機物の分解洗浄効
果を発揮することができる。また、二酸化塩素は、水に
はよく溶け、温水ではすばやく分解するので、まな板の
使用にあたっての、残留毒性は皆無に等しく、これらの
特性が、水道水やプール水に使用され、また小麦粉等に
使用されている所以でもある。
本発明の吸着保持能を増大させるための簡便な方法とし
て、当該基材に剣山状に盤上に多数の針を立てたものを
押し当てて、当該基材に細孔を施す二とかてきる。針に
より作られた細孔は、針を引き抜かれたとき、再び復元
しようとして細孔そのものか小さくなり、気体の吸着保
持のための細孔に相応しいものとなる。
また、抄紙工程より基材を製造するときは、少なくとも
1種の吸着能を有する物質として、吸着剤を細粒化して
混入させて行なってもよい。この場合の吸着剤の種類に
は、それか本発明の目的を達成するのに有効なものであ
る限り格別の限定はないが、−a的には、活性アルミナ
、七オライド、ケイ素化合物、およびシリカゲルなどを
使用することができる。一般に、活性アルミナ又はゼオ
ライトなどに吸着された殺菌性気体は、常温においては
やや不安定であって、殺菌性気体の吸着速度と、その分
解速度は、はぼ同程度であると云われている。しかし、
O′C以下の低温においては、活性アルミナ、又はゼオ
ライト上の殺菌性気体の分解は極めて少なく、殆んど無
視し得るようになる。
従って、このような条件下では、活性アルミナ又はゼオ
ライトは、殺菌性気体を、十分に吸着保持し、それを徐
々に放出することができる。また、吸着剤としてシリカ
ゲルを用いる場合、得られる暴利は0°C以下において
、その重量に対し、0.09%〜6.0%の殺菌性気体
を吸着保持し、これを徐々に放出することができる。
本発明の殺菌紙の製造方法は、上記説明のように、細孔
を施した、或いは、吸着剤を混入させた当該基材を、低
温真空減圧装置で処置する。この処置によって、当該基
材の全体、或いは細孔に含有されている、気体の排気と
、水分の除去を行なうと同時に低温処理により、−段と
吸着保持量を増大させることができる。これは、吸着剤
の特性で、低温であれば吸着量が増大するためである。
処置後、大気圧にもどすときに、使用目的にかなった殺
菌性気体を注入する。これは、殺菌性気体に、それぞれ
の性質があるためて、残留性を望む場合には、ホルマリ
ンガス、エチレンオキサイドガス等がよく、食品の場合
には、オゾンガス、二酸化塩素ガス等たより好ましい。
二の注入によって、殺菌性気体は、当該基材の細部に、
細孔にまで行き渡り、当該基材に付着或いは、含有され
ていた微生物と接触し、殺菌し、無菌化をはかることか
できる。更に、当該基材の繊維間結合、繊維の膨潤など
の復元性、細孔の吸着能、力、吸着剤の効果等によって
、当該基材に、殺菌・姓気体の吸着保持か可能となる。
〔実施例1〕 本発明の実施態様を装置を用いたもので説明する。
例えば、鶏卵に用いられているモウルド類を基材にして
、本発明の殺菌紙を、第1図のような本発明装置を使用
して製造した。当該基材に細孔を設けたものを、低温真
空減圧装置3に入れる。真空ポンプlの始動とともに、
逆止弁2を経て、低温真空減圧装置3内の空気が吸引さ
れる。バルブ4を閉めて、±0°Cて真空減圧し、当該
基材中にある気体を脱気する。その詩仙のハルプロ、9
゜10、11.12は閉めておく。その後、大気圧にも
どすときに、バルブ4,9.11を開けることにより、
逆止弁8を経て、二酸化塩素ガス発生容器7から二酸化
塩素ガスが低温真空減圧装置3に吸引される。二酸化塩
素ガスの発生は、塩酸容器5より、開放したバルブ6を
経て、塩酸溶液が二酸化塩素ガス発生容器7に注入され
る。二酸化塩素ガス発生容器7には、無水亜塩素酸ナト
リウムが収容されており、塩酸との接触で二酸化塩素ガ
スが発生容器内に充満しており、陰圧になっている低温
真空減圧装置3の途中に介在するバルブ4の開放によっ
て、吸引が行なわれる。大気圧になるまで吸引させるこ
とにより、真空減圧容器内に格納されている当該基材は
完全に殺菌されるとともに、当該基材が二酸化塩素ガス
を吸着保持し、殺菌力を付与された殺菌紙となる。
〔実施例2〕 上記製造方法でつくられた、本発明の殺菌紙を用いた殺
菌方法を行なうにあたり、鶏卵の場合の殺菌効果を実施
例により更に説明する。上記によって製造した殺菌紙は
、通常のモウルド類と同様な取扱が可能であり、早急な
殺菌力が必要なときは、モウルド類を少し暖めるか、光
を当てると分解か早まり十分な殺菌力を得ることができ
る。本発明の上記装置により、製造したモウルド類の殺
菌紙の二酸化塩素の吸着保持量は、鶏卵用モウルドの大
きさが横450×縦2901重量120 gの場合て、
15、OOOPPMてあった。
本発明の殺菌効果を比較するため、上記モウルドの殺菌
紙を用いた実施例2の場合と、従来のモウルドを用いた
比較例2の場合のそれぞれを、通常の鶏卵の流通に使用
されているダンボール箱に、通常に従って鶏卵120個
を格納して、温度30°C1相対湿度RH90%の恒温
恒温器で、鶏卵の微生物数の経過を測定した。それぞれ
のダンボール箱には、−段毎に40個の鶏卵が一枚のモ
ウルドに収まり、三段かさねて格納されており、−容土
にもモウルドをかぶせた。つまり四枚のモウルドが使用
され、すべての鶏卵は、モウルドに包まれた状態である
用いた鶏卵は、通常に洗卵されたのちの鶏卵で、卵殻表
面の平均微生物数は1Q゛/個であった。
また、実施例2の二酸化塩素の吸着保持量は、開始時で
一枚のモウルドあたり、15.OOOPPMであった。
ダンホール箱内の鶏卵の微生物数と、モウルドー枚あた
りの二酸化塩素量を、経時的に測定したところ、第2図
に示すような結果が得られた。
第2図から明らかなように、本発明のモウルド類の殺菌
紙を用いた場合の鶏卵の微生物数は、12時間後で10
゛/個で、その後、時間を経るに従い、減少してゆき、
48時間目で10゛/個であった。一方、従来の方法の
微生物数は、比較例2のように、次第に増加する傾向に
あり、48時間目で10”7個以上であった。また、二
酸化塩素の吸着保持量は、48時間目で8 、 OOO
PPMであった。
〔実施例3〕 まな板殺菌方法の実施例については、紙類の基材に無水
亜塩素酸ナトリウムを塗布した、本発明の殺菌紙を用い
て行なった。−枚の木製まな板の表面を約2胴の深さに
削り取ったものの微生物数は、平均10I/gてあった
。このまな板の濡れたままの状態で、まな板の表面に、
殺菌紙の塗布面をまな板表面に接触するようにして、殺
菌紙をかぶせ、一方をそのままにして実施例3の1とし
、他方には、食酢を殺菌紙の上から数滴たらしものを実
施例3の2として、まな板の微生物数を測定するに、ま
な板の表面を約2Mの深さに削り取って、これを経時的
に測定したところ、第3図に示すような結果が得られた
。食酢を作用させた実施例3の2は、3時間後の測定て
は、100/gであり、その後も同様であった。実施例
3の1のものも1次第に、減少傾向にあり、6時間後で
は、l○’/gとなった。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明の殺菌紙の製造
装置によって、つくられた殺菌紙は、殺菌性気体を吸着
保持することができ、かつ、保持による残留も認められ
る。更に、本発明の殺菌紙による、殺菌方法によれば、
微生物抑制効果を認めることができる。また、殺菌性気
体を発生する粉末薬剤を塗布した殺菌紙のまな板殺菌方
法も、十二分に要望に応えることができるものと思われ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の殺菌紙の製造装置を略示する線図で
ある。l:真空ポンプ、2:逆止弁、3:低温真空減圧
装置、4:バルブ、5:塩酸容器、6;バルブ、7:二
酸化塩素ガス発生容器、8:逆止弁、9:バルブ、10
:バルブ、11:バルブ、12:バルブ。 第2図は、本発明の殺菌紙による殺菌方法の、経時的微
生物抑制効果と吸着保持量の経緯を示すグラフである。 第3図は、本発明の殺菌紙によるまな板殺菌方法の、経
時的微生物抑制効果を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、紙類、モウルド類の基材に、殺菌性気体を、吸着保
    持させて、殺菌力を付与した殺菌紙で、食品の微生物抑
    制を行なうことを特徴とする殺菌紙及び殺菌方法。 2、紙類、モウルド類の基材に、殺菌性気体を発生する
    粉末薬剤を塗布、或いは付着させて、殺菌力を付与した
    殺菌紙で、食品の微生物抑制を行なうことを特徴とする
    殺菌紙及び殺菌方法。 3、紙類、モウルド類の基材に、殺菌性気体を発生する
    粉末薬剤を塗布、或いは付着させて、殺菌力を付与した
    殺菌紙で、まな板の微生物抑制と有機物の分解洗浄と漂
    白を行なうことを特徴とする殺菌紙及びまな板殺菌方法
    。 4、請求項1に記載の殺菌紙を製造するにあたり、紙類
    、モウルド類の基材に、細孔を設け、或いは、少なくと
    も1種の吸着能を有する物質を混入させて、殺菌性気体
    の吸着保持能を増大したものを、低温真空減圧装置で、
    処置してのち、殺菌性気体を当該基材に吸着保持させた
    ことを特徴とする殺菌紙の製造方法及び装置。
JP18686590A 1990-07-13 1990-07-13 殺菌紙 Pending JPH0473295A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324141B1 (ko) * 1999-10-26 2002-02-16 김영훈 1 회용 티슈
US7780816B2 (en) 2004-10-12 2010-08-24 Certainteed Corporation Fibrous insulation with fungicide

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