JPH0473030A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は排気部にリヤカバーを有する電気掃除機に関す
る。

従来の技術 一般的に電気掃除機は、第３図に示すように電気掃除機
本体１１の排気部に排気フィルター１２を具備したリヤ
カバー１３を設けている。前記リヤカバー１３は排気フ
ィルター１２の固定や保護のために格子状の複数のリブ
１４が設けられており、排気は前記リブ１４の間を通過
して電気掃除機本体外へ排出される構成となっている。

発明が解決しようとする課題 ところで、電気掃除機の騒音低減のため、騒音源の代表
的なものであるファンモータの防振構造か推進されてく
ると、上記従来例のものにおいて排気部に設けた格子状
のリブ１４による風切り音や排気に含まれる振動音が直
接電気掃除機本体外へ放出されるという排気騒音が問題
となってきた。本発明は上記従来の問題に留意し、排気
騒音の小さい電気掃除機を提供することを目的とするも
のである。

課題を解決するための手段 上記問題を解決するために、本発明の電気掃除機はリヤ
カバーの外面に凹部を設け、前記凹部に大きな排気孔を
形成し、半球面を有する吸音材を具備した防音板を、そ
の吸音材か排気孔に対面し、かつ、排気流に対しほぼ直
角に位置するように前記リヤカバーの凹部内に配し、リ
ヤカバーと防音板間に排気通路をもつ構成としたもので
ある。

作用 上記構成において、電気掃除機の排気流は格子状のリブ
のない大きな開孔部より排出され、風切り音の発生を減
少する。また排気流に含まれる振動音は防音板に具備し
た吸音材により吸音される。さらに排気流は防音板に具
備した吸音材の半球面に衝突し外方に反射され、排気通
路を経てスムーズに排出されることとなる。

実施例 以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。

第１図に示すように電気掃除機本体１は内部の前方に集
塵室２を、後方にファンモータ室３をそれぞれ備えてい
る。掃除機本体１の後部排気孔には排気フィルター４を
具備したりャヵバー５を設けている。上記リヤカバー５
は外面側に凹部６を有し、凹部６面に大きな排気孔７を
設けである。

前記凹部６内には、半球面状の吸音材８を具備した防音
板９を、その吸音材８が排気孔７に対面しかつ排気流に
対しほぼ直角に位置するように配している。そしてリヤ
カバー５と防音板９間には排気通路が形成されている。

前記構成において、排気フィルター４は防音板９により
保護されるため格子体のリブ等の必要がなく、大きな排
気孔７か構成でき、風切り音の発生を減少するものであ
る。さらに第２図に示すように、前記吸音材８は排気流
に対し半球面１０を有しており、排気流は吸音材８に衝
突することにより吸音され、また吸音材８により反射さ
れた排気流と、排気孔７より排出された排気流との干渉
かなく、スムーズにリヤカバー５と防音板９の間に設け
られた排気通路を経て排出される。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
リヤカバーの排気孔に吸音材を対面させているので排気
に含まれる振動音が吸音される。

また、排気孔には格子リブがなく、排気による風切り音
の発生も減少され、スムーズな排出が行われるものであ
り、したがって排気騒音の小さい電気掃除機を提供する
ことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気掃除機の断面図、第２
図は同要部断面図、第３図は従来の電気掃除機の要部断
面図である。 １・・・・・・電気掃除機本体、５・・・・・・リヤカ
バー　６・・・・・・凹部、７・・・・・・排気孔、８
・・・・・・吸音材、９・・・・・・防音板、１０・・
・・・・吸音板の半球面。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気掃除機本体の後方の排気部に排気フィルターを具備
   したリヤカバーを設け、上記リヤカバーの外面側に凹部
   を設けるとともに、大きな排気孔を形成し、半球面を有
   する吸音材を具備した防音板を、その吸音材が排気孔に
   対面し、かつ、排気流に対しほぼ直角に位置するように
   前記リヤカバーの凹部内に配し、リヤカバーと防音板間
   に排気通路を構成した電気掃除機。