JPH047294Y2 - - Google Patents

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JPH047294Y2
JPH047294Y2 JP8650487U JP8650487U JPH047294Y2 JP H047294 Y2 JPH047294 Y2 JP H047294Y2 JP 8650487 U JP8650487 U JP 8650487U JP 8650487 U JP8650487 U JP 8650487U JP H047294 Y2 JPH047294 Y2 JP H047294Y2
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JP8650487U
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、竪樋支持具に関する。
(従来の技術) 従来、竪樋支持具としては、例えば実公昭57−
16993号公報に記載のように2個の半円弧状体の
一端同志を開閉自在に枢着して略円環状に形成し
てなるようなものが存する。また、実公昭54−
10017号公報には竪樋の保持部と保持部に竪樋を
固定する締付用バンドを一体に形成した竪樋支持
具が記載されている。
(本考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来技術の内、前者におけ
る2個の半円弧状体の一端同志を開閉自在に枢着
して略円環状に形成してなる竪樋支持具は、単純
な構造であり安価に製作でき、しかも竪樋を保持
するのにワンタツチ操作で行うことができて便利
であるという利点があるが、単品サイズ用であつ
て各サイズの竪樋に対して夫々専用の竪樋支持具
が必要であるという欠点があつた。
また、後者における竪樋を固定するためのバン
ドを一体に形成した竪樋支持具では、竪樋の径の
異なるものを固定することができるが、締付用バ
ンドを係止するのに、固定保持部の他端に設けた
バンド係合部の挿入孔に締付用バンドの先端を差
し込む必要があり、その作業が煩瑣で取付作業の
効率を低下させており、また、このような竪樋支
持具は一般にポリ塩化ビニール樹脂等の合成樹脂
で製されるものであつて、特に締付用バンドの部
分は固定保持具より肉薄に形成されているので、
長期間使用において光や熱により劣化が進行して
損傷するという問題がある。
本考案の目的は、上記の問題点を解消するため
になされたものであつて、従来のワンタツチ操作
性及び耐久性を維持して、外径が異なる竪樋にも
使用できる竪樋支持具を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案竪樋支持具は、夫々が円弧状体からなる
固定保持具と開閉保持具の一端同志を開閉自在に
枢着して略円環状に形成してなる支持具本体と、
該支持具本体の固定保持具中程より外方に突設さ
れた取付部と、前記固定保持具の内周面に沿つて
取付けされるスペーサーとからなり、固定保持具
はその内面に係合孔が穿設され、該スペーサーは
その背面に前記固定保持具の係合孔に嵌入される
突子を形成してなることを特徴とするものであ
る。
本考案におけるスペーサーは、その材質が剛体
からなるときは、当初より、固定保持具の内面に
当接する面は、該内面に対応した形状に、また、
竪樋に当接する面は該竪樋の外周面に対応した形
状とされいなければならないが、柔弾性材料から
なるときは、特にその必要はない。
(作用) 本考案は上記した構成により、スペーサーの背
面に形成した突子を固定保持具の係合孔に嵌入し
て取付けるものであるが、大径竪樋を保持する場
合は、スペーサーを外した状態で支持具本体のみ
で竪樋を保持し、細径竪樋を保持する場合は、ス
ペーサーを固定保持具の内周面に取付けて該スペ
ーサーの内面で竪樋を保持する。このように支持
具本体とスペーサーとを併用することによつて、
一種類の支持具でもつて外径が異なる少なくとも
2種類の竪樋に採用可能な竪樋支持具となり得
る。
(実施例) 次ぎに、本考案管継手の一例を図面を参照しな
がら説明する。
図中Aは硬質塩化ビニール樹脂等から製された
支持具本体で、この支持具本体Aは、蝶番状に一
端同志を枢着した円弧状体の固定保持具1と開閉
保持具2とから形成されたものである。
固定保持具1の一端には円筒形ヒンジ部11
を、また開閉保持具2の一端にはヒンジピン21
を備え、該ヒンジピン21を円筒形ヒンジ部11
の孔12内に挿通することにより、固定保持具1
及び開閉保持具2をその一端部において開閉自在
に枢着している。
また、上記固定保持具1の他端部には外方に係
合突起13が一体形成され、開閉保持具2の他端
部には内周面に係合溝22が一体形成されて、該
係合溝22に固定保持具1の係合突起13を強制
的に嵌入する形状及び大きさとされている。
3は固定保持具1の中央部において外方に突出
して形成された取付部であり、中空部31が形成
さている。固定保持具1の内面14には、中空部
31に貫通する係合孔32が穿設され、該係合孔
32は中空部31よりも細径とされているので、
中空部31との境目は段付部33とされている。
5は取付部3と一体に形成される取付基部であ
り、取付孔6,6が穿設されている。
4は固定保持具1の内周面14に沿つて取付け
されるスペーサーであり、内面41側が竪樋保持
面とされ、背面42の略中央部に突子43が設け
られており、該突子43は前記係合孔32に挿入
され、その先端に設けられた鉤部44は係合孔3
2の段付部33に係止されている。
次ぎに、本考案竪樋支持具を用いて竪樋Bを支
持する手順について説明する。
先ず取付基部5を建物躯体の柱C等にビス等に
よつて取付孔6,6より螺着して竪樋支持具を固
定し、開閉保持具2を開いて固定保持具1の内面
に竪樋Bを添わせ、しかるのち開閉保持具2を閉
じて固定保持具1の係合突起13を係合溝22に
係着して竪樋を保持するのが基本であるが、支持
具本体Aを円環状とした際にその内径が例えば60
mm径である場合は、本考案で用いるスペーサー4
を固定保持具1の内周面に取付けずに、そのまま
60mm径の太径竪樋を保持すればよいが、第2図に
示すように例えば50mm径の細径竪樋Bを保持する
場合は、スペーサー4を用いてスペーサー4の突
子43を係合孔32に挿入し鉤部44を係止し
て、スペーサー4を固定保持具1の内周面に添着
しから、スペーサー4の内面に細径竪樋Bを添わ
せ、しかるのち開閉保持具2を上記と同じように
して閉じればよい。このように、スペーサー4を
併用すると、細径竪樋Bはがたつくことなく堅固
に保持される。
(考案の効果) 本考案によれば、上記した構成にされているの
で、円形状部材の背面に形成した突子を固定保持
具の係合孔に嵌入して取付けるだけで、細径竪樋
をがたつくことなく堅固に保持することができ
る。従つて、従来のワンタツチ操作性及び耐久性
を損なうことなく、一種類の支持具で外径が異な
る少なくとも2種類の竪樋に対して使用可能とな
り、在庫管理並びにコスト面に大変有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案竪樋支持具の斜視図、第2図は
同上竪樋支持具をその使用状態と共に示す横断面
図である。 符号の説明、1……固定保持具、2……開閉保
持具、3……取付部、32……係合孔、4……ス
ペーサー、42……背面、43……突子、A……
支持具本体、B……竪樋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々が円弧状体からなる固定保持具と開閉保持
    具の一端同志を開閉自在に枢着して略円環状に形
    成してなる支持具本体と、該支持具本体の固定保
    持具中程より外方に突設された取付部と、前記固
    定保持具の内周面に沿つて取付けされるスペーサ
    ーとからなり、固定保持具はその内面に係合孔が
    穿設され、該スペーサーはその背面に前記固定保
    持具の係合孔に嵌入される突子を形成してなるこ
    とを特徴とする竪樋支持具。
JP8650487U 1987-06-03 1987-06-03 Expired JPH047294Y2 (ja)

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JP8650487U JPH047294Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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JP8650487U JPH047294Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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JPS63195028U JPS63195028U (ja) 1988-12-15
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JPS63195028U (ja) 1988-12-15

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