JPH0472879A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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JPH0472879A
JPH0472879A JP2185488A JP18548890A JPH0472879A JP H0472879 A JPH0472879 A JP H0472879A JP 2185488 A JP2185488 A JP 2185488A JP 18548890 A JP18548890 A JP 18548890A JP H0472879 A JPH0472879 A JP H0472879A
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JP
Japan
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circuit
video signal
gain
output
signal
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JP2185488A
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Inventor
Takabumi Usui
薄井 高文
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Sharp Corp
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はビデオ機器に関し、特に、VTR(ビデオテ
ープレコーダ)一体型カメラ、フロッピースチルカメラ
などに代表されるビデオカメラに関する。
[従来の技術] 第3図を参照して、従来の一般的なビデオカメラは、被
写体からの入射光を集光して所定の結像面上に被写体の
光学像を結像させるための光学系40と、光学系40を
通過した入射光の光量を規制するための絞り42と、光
学系40の結像面上に配置され、光学像を光電変換によ
り映像信号に変換するための撮像素子44と、撮像素子
44の出力からノイズを除去するためのサンプリング回
路46と、サンプリング回路46の出力を直流再生する
ためのクランプ回路48と、クランプ回路48の出力す
る信号レベルに応じて、絞り42の開口率を制御するた
めの自動絞り制御回路50と、クランプ回路48の出力
する映像信号を最適な振幅に保つためのAGC(自動利
得制御)回路10と、AGC回路10の出力する映像信
号を処理して、白黒ビデオ信号およびクロマ信号を出力
するための映像信号処理回路52と、映像信号処理回路
52の出力する白黒ビデオ信号とクロマ信号とを混合し
、複合ビデオ信号として出力するための混合回路64と
を含む。
映像信号処理回路52は、AGC回路10の出力に入力
が接続され、入力信号からのキャリアの除去、γ補正、
ニー補正、アパーチャ補正などの輝度系信号に対する処
理を行なうための前段輝度系信号処理回路54と、AG
C回路10の出力と前段輝度系信号処理回路54の出力
とに接続され、AGC回路10の出力する映像信号レベ
ルが極めて低い場合に、前段輝度系信号処理回路54の
出力する信号の周波数特性を変化させ、そのS/N劣化
を抑えるための低輝度抑圧回路56と、低輝度抑圧回路
56の出力に入力が接続され、映像信号にホワイトクリ
ップ、ペデスタル補正、同期信号付加などの、複合ビデ
オ信号生成のために必要な処理を行なうための後段輝度
系信号処理回路58と、AGC回路10の出力に入力が
接続され、映像信号から色分離し、γ補正、ホワイトバ
ランス、マトリックス、色差信号生成処理を行ない、2
つの色差信号を出力するための前段色系信号処理回路6
0と、前段色系信号処理回路60から色差信号を入力さ
れ、色差信号にキャリアバランス、エンコード処理、バ
ースト付加、各種抑圧処理などを行ない複合ビデオ信号
のためのクロマ信号を出力するための後段色糸信号処理
回路62とを含む。
第4図を参照して、AGC回路10は、クランプ回路4
8の出力に入力が接続され、その増幅利得を変更できる
AGCアンプ12と、AGCアンプ12に対し直流電圧
を与え、AGCアンプ12の増幅利得を制御するための
AGCアンプ制御回路14と、AGCアンプ12の出力
に入力が、AGCアンプ制御回路14の入力にその出力
が接続され、AGCアンプ12の出力する信号レベルを
検波して、最適の信号レベルとの誤差を検出し、AGC
アンプ制御回路14に与えるための利得誤差検出回路1
8と、利得誤差検出回路18に対し、比較のための基準
電圧を発生する基準電圧発生回路34と、AGCアンプ
制御回路14に接続され、AGCアンプ12の利得が一
定の増幅利得以上にならないようにAGCアンプ制御回
路14の出力を制御するための最大利得制御回路22と
を含む。
第5図を参照して、低輝度抑圧回路56は、AGC回路
10の出力に入力が接続され、AGC回路10の出力信
号のレベルを検出するための検波回路68と、検波回路
68の出力と比較するための基準電圧を発生する基準電
圧発生回路66と、基準電圧発生回路66および検波回
路68の出力に接続され、検波回路68の出力が所定レ
ベル以下になったことを検出して直流電圧を出力するた
めの誤差アンプ70と、入力が前段輝度系信号処理回路
54の出力に、出力が後段輝度系信号処理回路58の入
力に接続され、誤差アンプ70の出力により制御されて
映像信号から高周波成分を除去するための帯域可変アン
プ72とを含む。
第3図〜第5図を参照して、従来のビデオカメラは以下
のように動作する。
被写体からの入射光は、光学系40により所定の結像面
上に結像される。このとき、入射光の画角および光量は
、光学系40、絞り42によって最適となるように規定
されている。撮像素子44は、結像した被写体像を光電
変換によって映像信号に変換する。サンプリング回路4
6は、撮像素子44の出力する映像信号のノイズを除去
する。
サンプリング回路46の出力信号はクランプ回路48に
よって直流再生され、AGC回路10に与えられる。ク
ランプ回路48の出力はまた、自動絞り制御回路50に
与えられる。自動絞り制御回路50は、クランプ回路4
8の出力する映像信号のレベルが所定の範囲内に治まる
ように絞り42の開口率を制御する。
AGC回路10は、映像信号の振幅を最適に保つための
自動利得制御を行なう。このような映像信号レベルの調
整は、映像信号のS/Nを良好に保ちながら後続する信
号処理を行ない、かつその出力レベルを適切なものとす
るために必要である。
第4図を参照して、AGCアンプ12は、AGCアンプ
制御回路14から与えられる直流電圧に応じて、入力さ
れる映像信号Y1を増幅し映像信号Y2として後続する
回路に与える。AGCアンプ12の出力は、波形整形回
路16にも与えられる。波形整形回路16は、入力され
る映像信号に対し重みづけを行ない、たとえば画面の中
央部分の信号レベルが利得制御によく反映するような波
形整形を行ない、検波回路24に与える。検波回路24
は入力される映像信号を平滑検波し、直流化して誤差ア
ンプ26に与える。誤差アンプ26は基準電圧発生回路
34から与えられる基準電圧と、検波回路24から与え
られる直流電圧とを比較、増幅してAGCアンプ制御回
路14にフィードバックする。
AGOアンプ制御回路14は、AGCアンプ12に対し
、AGCアンプ12の出力信号の振幅が低減したときに
はその増幅利得が増大するように、逆にAGCアンプ1
2の出力信号の振幅が増大したときにはその増幅利得を
低減させるように制御の方向づけがされている。AGC
アンプ制御回路14は、誤差アンプ26から与えられる
直流電圧がAGCアンプ12の出力信号を反映し得る限
り、すなわちAGCアンプ12の出力信号のレベルが所
定範囲内にある限り、AGCアンプ12の増幅利得の連
続制御動作を行なう。
最大利得制御回路22は、AGCアンプ制御回路14に
よる連続制御動作を制限する機能を持つ。
最大利得制御回路22は、特にAGCアンプ12の増幅
利得が増大したときに、AGCアンプ12の増幅利得が
ある一定の値以上にならないようにAGCアンプ制御回
路14の動作を制限している。
このような制御なく、AGCアンプ12の利得を際限な
く増大させた場合、AGCアンプ12の出力信号のS/
Nが悪化し、実用上絶えられない程度になる恐れがある
からである。
AGC回路10の出力する映像信号Y2は、前段色糸信
号処理回路60に与えられる。前段色糸信号処理回路6
0は、映像信号Y2に対して色分離処理、γ補正処理、
ホワイトバランス、マトリックス、色差信号生成処理な
どを行ない、2つの色差信号を出力する。この色差信号
は後段色糸信号処理回路62に与えられ、キャリアバラ
ンス、エンコード、バースト付加、各種抑圧など複合映
像信号化のための必要な処理が行われ、クロマ信号とし
て出力され、混合回路64に与えられる。
AGC回路10の出力する映像信号Y2はまた、前段輝
度系信号処理回路54に与えられる。前段輝度系信号処
理回路54は、映像信号Y2に対しキャリア除去、γ補
正、ニー補正、アパーチャ補正などの処理を行なって低
輝度抑圧回路56に与える。
低輝度抑圧回路56は、AGC回路10の出力する映像
信号Y2の出力レベルが一定以下となった場合に、前段
輝度系信号処理回路54の出力する信号の高周波成分を
除去するためのものである。
第5図を参照して、検波回路68はAGC回路10の出
力する映像信号Y2を平滑直流化し、AGC回路10の
出力する信号レベルを表わす直流電圧として誤差アンプ
70に与える。誤差アンプ70は、検波回路68から与
えられる直流電圧を基準電圧発生回路66から与えられ
る基準電圧と比較する。誤差アンプ70は、検波回路6
8の出力レベルが一定値以下となった場合には、帯域可
変アンプ72を動作させ、前段輝度系信号処理回路54
の出力信号から高周波成分を除去する。
映像信号のノイズ成分は、映像信号の周波数帯域の主と
して高周波帯域に集中している。そのため、帯域可変ア
ンプ72によって、映像信号の高周波成分を除去するこ
とにより、映像信号に含まれるノイズも併せて除去する
ことができる。したがって、映像信号のレベルが低下し
、前段輝度系信号処理回路54の出力する信号のS/N
が悪化した場合にも、帯域可変アンプ72の出力する映
像信号のS/Nは、比較的良好に保たれる。
帯域可変アンプ72の出力する映像信号は、後段輝度系
信号処理回路58に与えられる。後段輝度系信号処理回
路58は、映像信号に対してホヮイトクリップ、ペデス
タル補正、同期信号付加などの複合映像信号化に必要な
処理を行ない、白黒ビデオ信号として混合回路64に出
力する。
混合回路64は、後段輝度系信号処理回路58の出力す
る白黒ビデオ信号と、後段色糸信号処理回路62の出力
するクロマ信号とを混合し、複合ビデオ信号として出力
する。
上述のように従来のビデオカメラは、映像信号レベルを
一定に保つためのAGC回路10、および映像信号レベ
ルが低下したときの映像信号のS/Nを良好に保つため
の低輝度抑圧回路56とを有する。
第6図は、AGC回路10の静特性図およびAGCアン
プ12のゲイン特性図の一例である。第6図を参照して
、AGC回路10の特性が以下に説明される。標準光量
により、標準被写体を撮影することによって映像信号Y
1として、V+ oなる信号レベルを得たものと仮定す
る。この映像信号レベルY+ oに対して、出力信号Y
2として、信号レベルy20を得るようにAGC回路1
0を設定したとする(P点)。AGC回路10の特性は
、入力映像信号Y1が信号レベルV+oの前後にある場
合には、出力信号Y2が、一定の信号レベルy2oを維
持するように設定されている。
しかしながら、入力信号Y1の信号レベルが低下して第
6図のQ点に達した場合、AGCアンプ12の増幅利得
は、最大利得制御回路22により制限を受ける。すなわ
ち、入力信号Y1の信号レベルがQ点で示される値以下
となった場合、AGCアンプ12の利得は最大利得制御
回路22によって規定される上限値に固定され、AGC
回路10の出力信号Y2の信号レベルは低下していく。
AGCアンプ12の最大利得は、ビデオカメラの最低被
写体照度の設計により規定される。最低被写体照度とは
、ビデオカメラの基本性能の1つであって、被写体の照
度が最低何ルクスまで撮像可能であるかを示す指標であ
る。
たとえばあるビデオカメラにおいて、最低被写体照度条
件で標準被写体を撮像したとき、AGC入力入力映像信
号表1て、信号レベルV++を得1ま たと仮定する。この場合、出力信号Y2として信号レベ
ルy2+を得るために、AGCアンプ12の最大利得は
R点に設定される。AGC回路の静特性は第6図中の折
線PQRとなる。また、この場合AGCアンプの最大利
得はglとなる。
一方、他のビデオカメラにおいては、最低被写体照度条
件で標準被写体を撮像したとき、入力信号Y1として、
信号レベルy、1′を得たと仮定する。ビデオカメラの
光学系が明るく、撮像素子の感度が良好な場合にこのよ
うな特性を得ることができる。この場合、AGC回路の
出力信号Y2として信号レベルy21を得るためには、
最大利得制御回路22を、R′点をAGC回路の静特性
線が通るように設定すればよい。AGC回路10の静特
性は折線PQ’ R’ となる。またAGCアンプ12
の最大利得はこの場合、g+’ ですむ。
最大利得を低く抑えることができるため、映像信号レベ
ルが低くなった場合に、得られる映像信号のS/Nの悪
化はある程度抑えられる。
上述のように被写体照度が低い場合に得られる映像信号
のS/Nが悪化するのは、以下の理由による。AGC回
路に入力される映像信号には、入射光量に相関のないラ
ンダムな高周波ノイズが常に一定レベルだけ含まれてい
る。このノイズは主として撮像素子44で発生するもの
である。一方、映像信号は撮像素子への入射光量に依存
した信号である。そのため被写体照度が低下していく場
合、映像信号レベルが低下するのに対し、ノイズは一定
レベルを保つため、AGC回路10に入力される映像信
号のS/Nは悪化してしまう。
この被写体照度が低い場合のS/N劣化を防ぐためには
、2つの方法が考えられる。1つ目はAGC回路10の
最大利得を下げることである。利得を下げる分だけノイ
ズの増幅も抑えられ、映像信号のS/Nの劣化を抑える
ことができる。
2つ目の方法は、映像信号レベルが低くなった場合に、
映像信号から高周波成分を取除く、低輝度抑圧という方
法である。第3図および第5図に示される低輝度抑圧回
路56は、そのために設けられたものである。前述のよ
うにノイズ成分は映像信号の主として高周波帯域に集中
している。したがって、映像信号から高周波成分を除去
することにより、ノイズも併せて除去することができる
[発明が解決しようとする課題] 被写体の照度が低い場合の映像信号のS/N劣化を防ぐ
ために、AGC回路10の最大利得を下げた場合、次の
ような問題点がある。第6図を参照して、AGC回路1
0の特性をたとえば折線PQRによって示される特性か
ら、折線PQ’R’なる特性に再設定したとする。この
場合、出力信号Y2の信号レベルy2+を得るために、
入力信号Y1として信号レベルy、1′か必要である。
光学系、撮像素子などの特性が同一であれば、被写体照
度を明るくしなければならない。撮像可能な最低被写体
照度が上昇することになり、最低被写体照度が悪化する
低輝度抑圧回路を用いた場合には以下のような問題があ
る。この方法では映像信号レベルが低下したことを検出
する必要がある。そのため、被写体照度が最低被写体照
度付近まで低下しないとその効果を発揮できない。すな
わち第6図を参照して、R点またはR′点付近ではこの
方法によりS/N劣化を抑えることができる。しかしな
がら、被写体照度がそれほど低下していない部分、すな
わちQ点またはQ′点付近では効果がない。
それゆえにこの発明の目的は、最低被写体照度を悪化さ
せることなく、低照度領域での映像信号のS/N劣化を
抑えることができるビデオカメラを提供することである
[課題を解決するための手段] この発明に係るビデオカメラは、被写体からの入射光を
集光して所定の結像面上に被写体の光学像を結ばせるた
めの光学系と、光学系により結ばれた光学像を映像信号
に変換するための撮像手段と、撮像手段の出力する映像
信号の振幅を一定に保つために、映像信号をそのレベル
に応じて所定の利得により増幅するための自動利得制御
手段と、自動利得制御手段の出力を処理して複合映像信
号を出力するための信号処理手段と、撮像手段の出力が
予め定める振幅以下である場合に、自動利得制御手段を
制御して利得を予め定める上限値により制限すると同時
に、撮像手段の出力の振幅の関数として上限値を変化さ
せるための最大利得可変制御手段とを含む。
[作用] この発明に係るビデオカメラにおいては、被写体の照度
が低く、撮像手段の出力する映像信号の振幅が予め定め
るレベル以下である場合、最大利得可変制御手段は、自
動利得制御手段の利得の増大値を制限する。この最大値
は、映像信号の振幅に応じてその関数として変化され得
る。そのため、被写体の照度により自動利得制御手段の
利得を抑えて映像信号のS/Nを重視するか、利得を上
げてより高い出力レベルを得るかを最適に設定すること
ができる。たとえばAGC回路の出力する映像信号レベ
ルが小さくなったときに、利得の上限値を増加させるよ
うに自動利得制御手段の利得を変化させることができる
[実施例] 第1図は、本発明に係るビデオカメラにおいて用いられ
るAGC回路10のブロック図である。
本発明に係るビデオカメラは、第3図に示される従来の
ビデオカメラと同一の構造を有している。
したがって、AGC回路10以外についてはここではそ
の説明は繰返されない。
第1図を参照して、本発明に係るビデオカメラにおいて
用いられるAGC回路10が、従来のビデオカメラにお
いて用いられる第4図に示されるAGC回路と異なるの
は、波形整形回路16の出力に接続され、利得誤差検出
回路18と並列に設けられ、最大利得制御回路22を制
御することによりAGCアンプ12の最大利得を変化さ
せるために、第2の帰還回路を構成する最大利得誤差検
出回路20を新たに含むことである。
第1図、第4図において、同一の部品には同一の参照符
号および同一の名称が与えられている。
それらの機能も同一である。したがって、ここではそれ
らについての詳しい説明は繰返されない。
最大利得誤差検出回路20は、波形整形回路16の出力
に入力が接続され、波形整形回路16の出力する信号を
検波して直流電圧を出力するための検波回路28と、検
波回路28の出力に入力が接続され、検波回路28の出
力電圧が一定レベル以上である場合にはこれをカットオ
フし、一定の直流レベルを出力し、検波回路28の出力
が一定レベル以下である場合には検波回路28の出力を
直接出力することにより、最大利得誤差検出回路20の
動作点を制限するためのリミッタ30と、リミッタ30
の出力および基準電圧発生回路34の出力に入力が接続
され、リミッタ30の出力する直流レベルと基準電圧と
を比較することにより最大利得制御回路22を制御して
AGCアンプ12の利得の上限値を規定するための信号
を出力する誤差アンプ32とを含む。
誤差アンプ32は、検波回路28の出力する直流レベル
が小さくなったときに、AGCアンプ12の最大利得を
増加させるように最大利得制御回路22を制御するよう
に方向づけられている。
第1図を参照して、本発明に係るビデオカメラのAGC
回路10は以下のように動作する。AGCアンプ12は
、AGCアンプ制御回路14によって規定される増幅利
得により、入力映像信号Y1を増幅して映像信号Y2と
して出力する。映像信号Y2は波形整形回路16にも与
えられる。波形整形回路16は、出力映像信号Y2に、
前述の重みづけ処理を行ない、利得誤差検出回路18お
よび最大利得誤差検出回路20に与える。
利得誤差検出回路18の動作は第4図に示されるものと
同一であり、ここでは繰返されない。
検波回路28は、波形整形回路1.6の出力する信号を
平滑直流化し、直流電圧としてリミッタ30に与える。
リミッタ30は以下のように動作する。検波回路28の
出力する直流レベルが一定の値以上である場合には、A
GCアンプ12への入力信号Y1の信号レベルが十分大
きなものであると考えられる。この場合リミッタ30は
検波回路28の出力する直流レベルをカットオフし、あ
る一定の直流レベルを誤差アンプ32に与える。誤差ア
ンプ32は、リミッタ30から与えられる一定の直流し
ベルと基準電圧発生回路34とを比較することにより、
最大利得制御色22に対しAGCアンプ12の最大利得
を規定する信号を与える。リミッタ30から与えられる
直流レベルが一定であるため、この場合AGCアンプ1
2の最大利得は一定の値となる。
AGCアンプ12の利得は利得誤差検出回路18および
AGCアンプ制御回路14によって制御され、出力信号
Y2の信号レベルは一定に保たれる。
被写体の照度が低下した場合、AGC回路10は以下の
ように動作する。リミッタ回路30は、検波回路28の
出力をそのまま誤差アンプ32に与える。リミッタ30
の出力する直流電圧は、映像信号の信号レベルを直接反
映したものである。
誤差アンプ32は、リミッタ30から与えられる直流電
圧と基準電圧とを比較し、最大利得制御回路22を動作
させるための電圧差の増幅を行なう。
最大利得制御回路22は、誤差アンプ32から与えられ
た直流電圧に応答して、AGCアンプ制御回路14を制
御し、AGCアンプ12の最大利得を変化させる。この
場合、利得誤差検出回路18の出力はAGCアンプ12
の利得の制御には利用されない。
第2図は、この発明に係るビデオカメラにおいて用いら
れるAGC回路10の動作を示すための、AGC回路の
特性図およびAGCアンプ12のゲイン特性図である。
今、第1図の利得誤差検出回路18による通常のAGC
回路の動作点を、入力信号Y1が信号レベルV+ oの
とき、出力信号Y2が信号レベルy2oとなるように、
P点に設定したとする。入力信号Y1の信号レベルが信
号レベルy1o付近にある場合には、出力信号Y2の信
号レベルは信号レベルy2oという一定の値に保たれる
最大利得誤差検出回路20は、リミッタ回路30が第2
図の動作点Q′でカットオフ状態とスルー状態との切換
えが行なわれるように設定される。
誤差アンプ32の利得は、出力信号Y2が信号レベルy
2+のとき、入力信号Y1が信号レベルy7.ですむよ
うに設定されている。すなわち、このビデオカメラの最
低被写体照度条件は、第2図のR点となる。以上の設定
により、AGC回路10の特性は、第2図の折線PQ′
Rで示されるものとなる。これに応じて、AGCアンプ
12の利得は第2図において折線pq  rで示される
ものとなる。
AGC回路10に最大利得誤差検出回路20を設けるこ
とにより、以下のような効果が生ずる。
第2図を参照して、従来のように折線PQRて示される
特性を持ったAGC回路を利用する場合、ビデオカメラ
の最低被写体照度は信号レベルy1、とすることができ
る。しかしながら、前述のように動作点Q付近での映像
信号のS/Nは悪いものとなる。
折線PQ’ R’で示される特性を有するAGC回路を
利用する従来のビデオカメラの場合には、折線PQRの
特性を有するAGC回路を使用する場合と比較して、動
作点Q′付近でのS/Nはよくなる。しかしながら、こ
の場合には最低被写体照度をy11′のレベルまで増加
させることが必要である。これにより、ビデオカメラの
最低被写体照度は悪化する。
折線PQ’Rで示される特性を有するAGC回路10を
利用した本発明に係るビデオカメラの場合には、第2図
かられかるように、最低被写体照度を信号レベルV++
のレベルで実現することができる。また、本発明に係る
ビデオカメラにおいては、動作点Q′付近でのAGCア
ンプ12のゲインは比較的低く、従って得られる映像信
号のS/Nはよいものとなる。すなわち、この発明によ
って、最低被写体照度を悪化させることなく、低照度領
域での映像信号のS/Hの劣化を抑えることができる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、被写体の照度が低く、
映像信号レベルの低い場合には自動利得制御手段の利得
の最大値が、被写体の照度に応じて変化する。従来のよ
うに最大値が固定されている場合と比較して、たとえば
被写体の照度が比較的高い場合には自動利得制御手段の
利得を低くしてS/Nを良好に保ち、被写体の照度がよ
り低くなれば自動利得制御手段の最大利得を上げること
により、十分な出力レベルを得ることができ、最低被写
体照度を低く保つことができる。
すなわち、最低被写体照度を悪化させることなく、被写
体の低照度領域での映像信号のS/Nの劣化を抑えるこ
とができるビデオカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るビデオカメラのAGC回路のブロ
ック図であり、 第2図は本発明のビデオカメラにおいて用いられるAG
C回路の特性図およびAGCアンプの利得特性図であり
、 第3図は一般的なビデオカメラのブロック図であり、 第4図は従来のビデオカメラのAGC回路のブロック図
であり、 第5図は低輝度抑圧回路のブロック図であり、第6図は
従来のビデオカメラのAGC回路の特性図およびAGC
アンプの利得特性図である。 図中、10はAGC回路、12はAGCアンプ、14は
AGCアンプ制御回路、18は利得誤差検出回路、20
は最大利得誤差検出回路、22は最大利得制御回路、2
4.28は検波回路、26.32は誤差アンプ、30は
リミッタ、34は基準電圧発生回路を示す。 なお、各図中同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体からの入射光を集光して所定の結像面上に
    前記被写体の光学像を結ばせるための光学系と、 前記光学系により結ばれた前記光学像を映像信号に変換
    するための撮像手段と、 前記撮像手段の出力する前記映像信号の振幅を一定に保
    つために、前記映像信号をそのレベルに応じて所定の利
    得により増幅するための自動利得制御手段と、 前記自動利得制御手段の出力を処理して複合映像信号と
    して出力するための信号処理手段と、前記撮像手段の出
    力が予め定める振幅以下であることを検出して、前記自
    動利得制御手段を制御して前記利得を予め定める上限値
    により制限すると同時に、前記撮像手段の出力の振幅の
    関数として前記上限値を変化させるための最大利得可変
    制御手段とを含むビデオカメラ。
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