JP2001094826A - 自動利得制御回路 - Google Patents
自動利得制御回路Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】入力映像信号方式に依存せず、A/D変換器の
入力レンジを有効に活用でき、AGC制御による振動を
抑制できる自動利得制御回路を提供すること。 【解決手段】 誤差検出部30でA/D変換器14の出
力信号Vを設定値L1と比較し、L1<Vで差分を出力
し、V≦L1で0を出力し、ピークレベル判別部32で
1ライン毎に出力信号Vのピークレベルを検出して設定
値L1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、2、3、
4の何れかを判別して判別信号1、2、3、4を出力
し、積分入力制御部34では判別信号1、2で誤差検出
部30の出力を出力し、判別信号3で固定値Kを出力
し、判別信号4で0を出力し、出力値を積分しアナログ
信号に変換して利得制御増幅器12へ出力する。Vが最
適レベル範囲2(L2<V≦L1)のときに利得保持、
高レベル範囲1(L1<V)のときに利得減衰、低レベ
ル範囲3(L3<V≦L2)のときに利得増幅する。
入力レンジを有効に活用でき、AGC制御による振動を
抑制できる自動利得制御回路を提供すること。 【解決手段】 誤差検出部30でA/D変換器14の出
力信号Vを設定値L1と比較し、L1<Vで差分を出力
し、V≦L1で0を出力し、ピークレベル判別部32で
1ライン毎に出力信号Vのピークレベルを検出して設定
値L1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、2、3、
4の何れかを判別して判別信号1、2、3、4を出力
し、積分入力制御部34では判別信号1、2で誤差検出
部30の出力を出力し、判別信号3で固定値Kを出力
し、判別信号4で0を出力し、出力値を積分しアナログ
信号に変換して利得制御増幅器12へ出力する。Vが最
適レベル範囲2(L2<V≦L1)のときに利得保持、
高レベル範囲1(L1<V)のときに利得減衰、低レベ
ル範囲3(L3<V≦L2)のときに利得増幅する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログの入力映
像信号を利得制御電圧に応じた増幅度で増幅して出力す
る利得制御増幅器(ゲインコントロールアンプ)を具備
し、入力映像信号のレベル変動に応じて利得制御増幅器
の増幅度を制御する自動利得制御回路に関するものであ
る。
像信号を利得制御電圧に応じた増幅度で増幅して出力す
る利得制御増幅器(ゲインコントロールアンプ)を具備
し、入力映像信号のレベル変動に応じて利得制御増幅器
の増幅度を制御する自動利得制御回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自動利得制御回路は、図4に示す
ように、入力端子10に入力したアナログの映像信号を
利得制御可能に増幅して出力する利得制御増幅器12
と、この利得制御増幅器12の出力側に順次結合された
A/D(アナログ/ディジタル)変換器14、利得制御
部16及びD/A(ディジタル/アナログ)変換器18
とで構成され、利得制御部16が入力映像信号に含まれ
る同期信号の最低レベルを検出して基準レベルErと比
較し、検出レベルを基準レベルErと一致させるための
利得制御信号をD/A変換器18を介して利得制御増幅
器12へ出力することによって、入力端子10に入力し
た映像信号のレベルが変動してもA/D変換器14から
映像処理ブロック20へ出力する映像信号のピークレベ
ルが常に一定の望ましいピークレベルVrとなるように
制御していた。
ように、入力端子10に入力したアナログの映像信号を
利得制御可能に増幅して出力する利得制御増幅器12
と、この利得制御増幅器12の出力側に順次結合された
A/D(アナログ/ディジタル)変換器14、利得制御
部16及びD/A(ディジタル/アナログ)変換器18
とで構成され、利得制御部16が入力映像信号に含まれ
る同期信号の最低レベルを検出して基準レベルErと比
較し、検出レベルを基準レベルErと一致させるための
利得制御信号をD/A変換器18を介して利得制御増幅
器12へ出力することによって、入力端子10に入力し
た映像信号のレベルが変動してもA/D変換器14から
映像処理ブロック20へ出力する映像信号のピークレベ
ルが常に一定の望ましいピークレベルVrとなるように
制御していた。
【0003】例えば、図5の(a)に示すように、入力
端子10に入力した映像信号のピークレベルがVrより
大きいときには、同期信号の最低レベルもErより低い
ので利得制御増幅器12へ出力する利得制御信号を小さ
くして増幅率を下げる(減衰する)。また、図5(b)
に示すように、入力端子10に入力した映像信号のピー
クレベルがVrより小さいときには、同期信号の最低レ
ベルもErより高いので利得制御増幅器12へ出力する
利得制御信号を大きくして増幅率を上げる(増幅す
る)。このような増幅率を上下する制御によって、A/
D変換器14から映像処理ブロック20へ出力する映像
信号のピークレベルが常にVrとなるようにしていた。
端子10に入力した映像信号のピークレベルがVrより
大きいときには、同期信号の最低レベルもErより低い
ので利得制御増幅器12へ出力する利得制御信号を小さ
くして増幅率を下げる(減衰する)。また、図5(b)
に示すように、入力端子10に入力した映像信号のピー
クレベルがVrより小さいときには、同期信号の最低レ
ベルもErより高いので利得制御増幅器12へ出力する
利得制御信号を大きくして増幅率を上げる(増幅す
る)。このような増幅率を上下する制御によって、A/
D変換器14から映像処理ブロック20へ出力する映像
信号のピークレベルが常にVrとなるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示した従来例では、利得制御部16が同期信号(例えば
水平同期信号)の最低レベルを検出して基準レベルEr
と比較し、検出レベルを基準レベルErと一致させるた
めの利得制御信号を利得制御増幅器12へ出力する制御
をしていたので、入力映像信号の方式や入力映像信号源
の相違により同期信号の最低レベルにバラツキがある
と、白レベルピークにバラツキが生じ、A/D変換器1
4の入力レンジを有効に活用できないという問題点があ
った。
示した従来例では、利得制御部16が同期信号(例えば
水平同期信号)の最低レベルを検出して基準レベルEr
と比較し、検出レベルを基準レベルErと一致させるた
めの利得制御信号を利得制御増幅器12へ出力する制御
をしていたので、入力映像信号の方式や入力映像信号源
の相違により同期信号の最低レベルにバラツキがある
と、白レベルピークにバラツキが生じ、A/D変換器1
4の入力レンジを有効に活用できないという問題点があ
った。
【0005】例えば、NTSC(National TV System C
ommittee)方式の映像信号、PAL(Phase Alternatio
n by Line)方式の映像信号、ビデオデッキからの映像
信号等の入力映像信号の方式の違いや、放送波映像信
号、ビデオデッキからの映像信号等の入力映像信号源の
違いによって、映像信号と同期信号の大きさの比率が相
違するため、同期信号の最低レベルを基準レベルErと
一致させる制御をしても、A/D変換器14から映像処
理ブロック20へ出力する映像信号にバラツキが生じる
という問題点があった。
ommittee)方式の映像信号、PAL(Phase Alternatio
n by Line)方式の映像信号、ビデオデッキからの映像
信号等の入力映像信号の方式の違いや、放送波映像信
号、ビデオデッキからの映像信号等の入力映像信号源の
違いによって、映像信号と同期信号の大きさの比率が相
違するため、同期信号の最低レベルを基準レベルErと
一致させる制御をしても、A/D変換器14から映像処
理ブロック20へ出力する映像信号にバラツキが生じる
という問題点があった。
【0006】また、パソコン(パーソナルコンピュー
タ)のR、G、B信号のように同期信号が含まれていな
い入力映像信号に対してはAGC(自動利得制御)動作
を行うことができないという問題点があった。
タ)のR、G、B信号のように同期信号が含まれていな
い入力映像信号に対してはAGC(自動利得制御)動作
を行うことができないという問題点があった。
【0007】また、同期信号の最低レベルが基準レベル
Erより高いか否かで利得制御増幅器12の増幅率を制
御していたので、利得制御増幅器12の利得傾度が大き
くなった場合や利得制御電圧範囲が広くなった場合など
に、利得制御電圧にループ振動が生じて利得制御増幅器
12から出力する映像信号に不要な振動波形が現われる
という問題点があった。
Erより高いか否かで利得制御増幅器12の増幅率を制
御していたので、利得制御増幅器12の利得傾度が大き
くなった場合や利得制御電圧範囲が広くなった場合など
に、利得制御電圧にループ振動が生じて利得制御増幅器
12から出力する映像信号に不要な振動波形が現われる
という問題点があった。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
で、入力映像信号の方式が相違したり入力映像信号源が
相違した場合でも、適切なAGC動作を行うことのでき
る自動利得制御回路を提供することを目的とするもので
ある。また、同期信号が含まれていない入力映像信号に
対しても適切なAGC動作を行うことができるようにす
ることを目的とする。また、AGC動作によって利得制
御増幅器から出力する映像信号に不要な振動波形が現わ
れをないようにすることを目的とする。
で、入力映像信号の方式が相違したり入力映像信号源が
相違した場合でも、適切なAGC動作を行うことのでき
る自動利得制御回路を提供することを目的とするもので
ある。また、同期信号が含まれていない入力映像信号に
対しても適切なAGC動作を行うことができるようにす
ることを目的とする。また、AGC動作によって利得制
御増幅器から出力する映像信号に不要な振動波形が現わ
れをないようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明による自動利得制御
回路は、アナログの入力映像信号を利得制御電圧に応じ
た増幅度で増幅して出力する利得制御増幅器と、この利
得制御増幅器の出力信号をディジタル信号に変換して出
力するA/D変換器と、このA/D変換器の出力信号V
をレベル設定値L1と比較し、レベル設定値L1を超え
たときには差分を出力し、超えないときには0を出力す
る誤差検出部と、一定期間毎にA/D変換器の出力信号
Vのピークレベルを検出してレベル設定値L1、L2、
L3(L3<L2<L1)と比較し、レベル範囲1(L
1<V)、2(L2<V≦L1)、3(L3<V≦L
2)又は4(V≦L3)の何れにあるかを判別して判別
信号1、2、3又は4を出力するピークレベル判別部
と、このピークレベル判別部の出力が判別信号1、2の
ときには誤差検出部の出力をそのまま出力し、判別信号
3のときには予め設定された固定値K(≠0)を出力
し、判別信号4のときには0を出力する積分入力制御部
と、この積分入力制御部の出力値を積分する積分器と、
この積分器の積分値をアナログ信号に変換し利得制御電
圧として利得制御増幅器へ出力するD/A変換器とを具
備してなることを特徴とするものである。
回路は、アナログの入力映像信号を利得制御電圧に応じ
た増幅度で増幅して出力する利得制御増幅器と、この利
得制御増幅器の出力信号をディジタル信号に変換して出
力するA/D変換器と、このA/D変換器の出力信号V
をレベル設定値L1と比較し、レベル設定値L1を超え
たときには差分を出力し、超えないときには0を出力す
る誤差検出部と、一定期間毎にA/D変換器の出力信号
Vのピークレベルを検出してレベル設定値L1、L2、
L3(L3<L2<L1)と比較し、レベル範囲1(L
1<V)、2(L2<V≦L1)、3(L3<V≦L
2)又は4(V≦L3)の何れにあるかを判別して判別
信号1、2、3又は4を出力するピークレベル判別部
と、このピークレベル判別部の出力が判別信号1、2の
ときには誤差検出部の出力をそのまま出力し、判別信号
3のときには予め設定された固定値K(≠0)を出力
し、判別信号4のときには0を出力する積分入力制御部
と、この積分入力制御部の出力値を積分する積分器と、
この積分器の積分値をアナログ信号に変換し利得制御電
圧として利得制御増幅器へ出力するD/A変換器とを具
備してなることを特徴とするものである。
【0010】誤差検出部では、A/D変換器の出力信号
Vがレベル設定値L1を超えているときには差分が出力
し、超えていないときには0が出力する。ピークレベル
判別部では、一定期間毎に、A/D変換器の出力信号V
のピークレベルが検出されレベル設定値L1、L2、L
3と比較され、レベル範囲1、2、3又は4の何れにあ
るかが判別され、判別信号1、2、3又は4が出力す
る。積分入力制御部では、判別信号1、2のときには誤
差検出部の出力がそのまま出力し、判別信号3のときに
は固定値Kが出力し、判別信号4のときには0が出力
し、この出力が積分器で積分され、この積分値がD/A
変換器でアナログ信号に変換され利得制御電圧として利
得制御増幅器へ出力する。このため、A/D変換器の出
力信号Vのピークレベルが最適なレベル範囲2(L2<
V≦L1)のときには利得制御増幅器の利得が保持さ
れ、高いレベル範囲1(L1<V)のときには利得が低
下し、低いレベル範囲3(L3<V≦L2)のときには
利得が増加し、さらに低いレベル範囲4(V<L3)で
は利得が保持されるので、入力映像信号の方式によらな
いAGC制御ができ、A/D変換器の入力レンジを有効
に使用でき、AGC制御による振動の発生を抑え、暗い
画面の映像信号の利得上昇を回避することができる。
Vがレベル設定値L1を超えているときには差分が出力
し、超えていないときには0が出力する。ピークレベル
判別部では、一定期間毎に、A/D変換器の出力信号V
のピークレベルが検出されレベル設定値L1、L2、L
3と比較され、レベル範囲1、2、3又は4の何れにあ
るかが判別され、判別信号1、2、3又は4が出力す
る。積分入力制御部では、判別信号1、2のときには誤
差検出部の出力がそのまま出力し、判別信号3のときに
は固定値Kが出力し、判別信号4のときには0が出力
し、この出力が積分器で積分され、この積分値がD/A
変換器でアナログ信号に変換され利得制御電圧として利
得制御増幅器へ出力する。このため、A/D変換器の出
力信号Vのピークレベルが最適なレベル範囲2(L2<
V≦L1)のときには利得制御増幅器の利得が保持さ
れ、高いレベル範囲1(L1<V)のときには利得が低
下し、低いレベル範囲3(L3<V≦L2)のときには
利得が増加し、さらに低いレベル範囲4(V<L3)で
は利得が保持されるので、入力映像信号の方式によらな
いAGC制御ができ、A/D変換器の入力レンジを有効
に使用でき、AGC制御による振動の発生を抑え、暗い
画面の映像信号の利得上昇を回避することができる。
【0011】各フレーム画面の各ラインに沿った輝度レ
ベル変化に不自然さが現われないようにするために、ピ
ークレベル判別部を、1ライン期間毎にA/D変換器の
出力信号Vのピークレベルを検出してレベル設定値L
1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、2又は3の何
れにあるかを判別して判別信号1、2、3又は4を出力
するように構成する。
ベル変化に不自然さが現われないようにするために、ピ
ークレベル判別部を、1ライン期間毎にA/D変換器の
出力信号Vのピークレベルを検出してレベル設定値L
1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、2又は3の何
れにあるかを判別して判別信号1、2、3又は4を出力
するように構成する。
【0012】各フレーム画面のライン間の輝度レベル変
化に不自然さが現われないようにするために、ピークレ
ベル判別部を、レベル判別部を、1フレーム期間毎にA
/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出してレベ
ル設定値L1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、2
又は3の何れにあるかを判別して判別信号1、2、3又
は4を出力するように構成する。
化に不自然さが現われないようにするために、ピークレ
ベル判別部を、レベル判別部を、1フレーム期間毎にA
/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出してレベ
ル設定値L1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、2
又は3の何れにあるかを判別して判別信号1、2、3又
は4を出力するように構成する。
【0013】AGC制御特性を外部から可変できるよう
にするために、ピークレベル判別部のレベル設定値L
1、L2、L3を外部から可変可能に設定する構成とす
る。
にするために、ピークレベル判別部のレベル設定値L
1、L2、L3を外部から可変可能に設定する構成とす
る。
【0014】AGC応答特性を外部から可変できるよう
にするために、積分入力制御部の固定値Kを外部から可
変可能に設定する構成とする。
にするために、積分入力制御部の固定値Kを外部から可
変可能に設定する構成とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明による自動利得制御回路の
一実施形態例を図1を用いて説明する。図1において図
4と同一部分は同一符号とする。図1において、10は
映像信号の入力端子で、この入力端子10には利得制御
増幅器12及びA/D変換器14が順次結合するととも
に、前記A/D変換器14の出力側には映像処理ブロッ
ク20が結合している。前記A/D変換器14の出力側
には、誤差検出部30及びピークレベル判別部32が並
列的に結合し、この誤差検出部30及びピークレベル判
別部32の出力側には積分入力制御部34及び積分器3
6が順次結合し、この積分器36の出力側はD/A変換
器18を介して前記利得制御増幅器12に結合してい
る。
一実施形態例を図1を用いて説明する。図1において図
4と同一部分は同一符号とする。図1において、10は
映像信号の入力端子で、この入力端子10には利得制御
増幅器12及びA/D変換器14が順次結合するととも
に、前記A/D変換器14の出力側には映像処理ブロッ
ク20が結合している。前記A/D変換器14の出力側
には、誤差検出部30及びピークレベル判別部32が並
列的に結合し、この誤差検出部30及びピークレベル判
別部32の出力側には積分入力制御部34及び積分器3
6が順次結合し、この積分器36の出力側はD/A変換
器18を介して前記利得制御増幅器12に結合してい
る。
【0016】前記誤差検出部30は、前記A/D変換器
14の出力信号Vをピークレベル設定値L1と比較し、
このピークレベル設定値L1を超えたときには差分D
(=V−L1<0)を出力し、超えないときには0を出
力する。このレベル設定値L1は外部から変えることが
できるように構成されている。
14の出力信号Vをピークレベル設定値L1と比較し、
このピークレベル設定値L1を超えたときには差分D
(=V−L1<0)を出力し、超えないときには0を出
力する。このレベル設定値L1は外部から変えることが
できるように構成されている。
【0017】前記ピークレベル判別部32は、1ライン
(1水平周期)毎に前記A/D変換器14の出力信号V
のピークレベルを検出してピークレベル設定値L1、ピ
ーク下限レベル設定値L2(L2<L1)、制御下限レ
ベル設定値L3(L3<L2)と比較し、レベル範囲1
(L1<V)、2(L2<V≦L1)、3(L3<V≦
L2)又は4(V≦L3)の何れにあるかを判別して対
応した判別信号1、2、3又は4を出力する。このレベ
ル設定値L1、L2、L3は外部から変えることができ
るように構成されている。
(1水平周期)毎に前記A/D変換器14の出力信号V
のピークレベルを検出してピークレベル設定値L1、ピ
ーク下限レベル設定値L2(L2<L1)、制御下限レ
ベル設定値L3(L3<L2)と比較し、レベル範囲1
(L1<V)、2(L2<V≦L1)、3(L3<V≦
L2)又は4(V≦L3)の何れにあるかを判別して対
応した判別信号1、2、3又は4を出力する。このレベ
ル設定値L1、L2、L3は外部から変えることができ
るように構成されている。
【0018】前記積分入力制御部34は、前記ピークレ
ベル判別部32の出力が判別信号1、2のときには前記
誤差検出部30の出力をそのまま出力し、判別信号3の
ときには予め設定された固定値K(K>0)を出力し、
判別信号4のときには0を出力する。
ベル判別部32の出力が判別信号1、2のときには前記
誤差検出部30の出力をそのまま出力し、判別信号3の
ときには予め設定された固定値K(K>0)を出力し、
判別信号4のときには0を出力する。
【0019】前記積分器36は、前記積分入力制御部3
4の出力値を積分して出力する。具体的には、積分入力
制御部34の出力値が差分Dのときには現在値G(制御
当初は初期値)に差分D(D<0)を加算した値G+D
(G+D<G)を出力し、積分入力制御部34の出力値
が0のときには現在値Gをそのまま出力し、積分入力制
御部34の出力値が固定値K(K>0)のときには現在
値Gに固定値Kを加算した値G+K(G+K>G)を出
力する。
4の出力値を積分して出力する。具体的には、積分入力
制御部34の出力値が差分Dのときには現在値G(制御
当初は初期値)に差分D(D<0)を加算した値G+D
(G+D<G)を出力し、積分入力制御部34の出力値
が0のときには現在値Gをそのまま出力し、積分入力制
御部34の出力値が固定値K(K>0)のときには現在
値Gに固定値Kを加算した値G+K(G+K>G)を出
力する。
【0020】前記D/A変換器18は、前記積分器36
の出力値をアナログ信号に変換し利得制御電圧として前
記利得制御増幅器12へ出力する。
の出力値をアナログ信号に変換し利得制御電圧として前
記利得制御増幅器12へ出力する。
【0021】つぎに、図1に示した実施形態例の作用を
図2及び図3を併用して説明する。 (1)入力端子10に入力した映像信号(例えばテレビ
信号)は、利得制御増幅器12によって利得制御電圧に
応じた増幅度で増幅され、A/D変換器14でディジタ
ル信号に変換され、映像処理ブロック20、誤差検出部
30及びピークレベル判別部32に入力する。
図2及び図3を併用して説明する。 (1)入力端子10に入力した映像信号(例えばテレビ
信号)は、利得制御増幅器12によって利得制御電圧に
応じた増幅度で増幅され、A/D変換器14でディジタ
ル信号に変換され、映像処理ブロック20、誤差検出部
30及びピークレベル判別部32に入力する。
【0022】(2)誤差検出部30では、A/D変換器
14の出力信号Vをレベル設定値L1と比較し、このレ
ベル設定値L1を超えたときには差分D(D=V−L1
<0)を出力し、超えないときには0を出力する。
14の出力信号Vをレベル設定値L1と比較し、このレ
ベル設定値L1を超えたときには差分D(D=V−L1
<0)を出力し、超えないときには0を出力する。
【0023】(3)ピークレベル判別部32では、1ラ
イン毎にA/D変換器14の出力信号Vのピークレベル
を検出してレベル設定値L1、L2、L3(L3<L2
<L1)と比較し、図2に示すレベル範囲1(L1<
V)、2(L2<V≦L1)、3(L3<V≦L2)又
は4(V≦L3)の何れにあるかを判別して判別信号
1、2、3又は4を出力する。図2において、実線のV
1はピークレベルがレベル設定値L1を超えている映像
信号Vを示し、点線のV2はピークレベルがレベル設定
値L2を超えL1以下の映像信号Vを示し、1点鎖線の
V3はピークレベルがレベル設定値L3を超えL2以下
の映像信号Vを示し、2点鎖線のV4はピークレベルが
レベル設定値L3以下の映像信号Vを示す。
イン毎にA/D変換器14の出力信号Vのピークレベル
を検出してレベル設定値L1、L2、L3(L3<L2
<L1)と比較し、図2に示すレベル範囲1(L1<
V)、2(L2<V≦L1)、3(L3<V≦L2)又
は4(V≦L3)の何れにあるかを判別して判別信号
1、2、3又は4を出力する。図2において、実線のV
1はピークレベルがレベル設定値L1を超えている映像
信号Vを示し、点線のV2はピークレベルがレベル設定
値L2を超えL1以下の映像信号Vを示し、1点鎖線の
V3はピークレベルがレベル設定値L3を超えL2以下
の映像信号Vを示し、2点鎖線のV4はピークレベルが
レベル設定値L3以下の映像信号Vを示す。
【0024】(4)積分入力制御部34では、ピークレ
ベル判別部32の出力が判別信号1、2のときには誤差
検出部30の出力をそのまま出力し、判別信号3のとき
には予め設定された固定値Kを出力し、判別信号4のと
きには0を出力する。
ベル判別部32の出力が判別信号1、2のときには誤差
検出部30の出力をそのまま出力し、判別信号3のとき
には予め設定された固定値Kを出力し、判別信号4のと
きには0を出力する。
【0025】(5)積分器36は、積分入力制御部34
の出力値を積分して出力する。具体的には、積分入力制
御部34の出力値が差分Dのときには現在値G(制御当
初は初期値)に差分D(D<0)を加算した値G+D
(G+D<G)を出力し、積分入力制御部34の出力値
が0のときには現在値Gをそのまま出力し、積分入力制
御部34の出力値が固定値K(K>0)のときには現在
値Gに固定値Kを加算した値G+K(G+K>G)を出
力する。D/A変換器18は、積分器36の出力値をア
ナログ信号に変換し利得制御電圧として前記利得制御増
幅器12へ出力する。
の出力値を積分して出力する。具体的には、積分入力制
御部34の出力値が差分Dのときには現在値G(制御当
初は初期値)に差分D(D<0)を加算した値G+D
(G+D<G)を出力し、積分入力制御部34の出力値
が0のときには現在値Gをそのまま出力し、積分入力制
御部34の出力値が固定値K(K>0)のときには現在
値Gに固定値Kを加算した値G+K(G+K>G)を出
力する。D/A変換器18は、積分器36の出力値をア
ナログ信号に変換し利得制御電圧として前記利得制御増
幅器12へ出力する。
【0026】(6)したがって、A/D変換器14の出
力信号Vのピークレベルがレベル範囲1(L1<V)の
ラインについては、利得制御増幅器12の利得減衰によ
って、図3(a)に示すように出力信号Vのピークレベ
ルがレベル設定値L1の一定値に制御されて映像処理ブ
ロック20へ供給される。また、A/D変換器14の出
力信号Vのピークレベルがレベル範囲3(L3<V≦L
2)のラインについては、利得制御増幅器12の利得増
幅によって、図3(b)に示すように出力信号Vのピー
クレベルがレベル設定値L2の一定値に制御されて映像
処理ブロック20へ供給される。A/D変換器14の出
力信号Vのピークレベルがレベル範囲2(L2<V≦L
1)又は4(V≦L3)のラインについては、利得制御
増幅器12の利得が変化せず出力信号Vがそのまま映像
処理ブロック20へ供給される。
力信号Vのピークレベルがレベル範囲1(L1<V)の
ラインについては、利得制御増幅器12の利得減衰によ
って、図3(a)に示すように出力信号Vのピークレベ
ルがレベル設定値L1の一定値に制御されて映像処理ブ
ロック20へ供給される。また、A/D変換器14の出
力信号Vのピークレベルがレベル範囲3(L3<V≦L
2)のラインについては、利得制御増幅器12の利得増
幅によって、図3(b)に示すように出力信号Vのピー
クレベルがレベル設定値L2の一定値に制御されて映像
処理ブロック20へ供給される。A/D変換器14の出
力信号Vのピークレベルがレベル範囲2(L2<V≦L
1)又は4(V≦L3)のラインについては、利得制御
増幅器12の利得が変化せず出力信号Vがそのまま映像
処理ブロック20へ供給される。
【0027】前記実施形態例では、積分入力制御部は、
その固定値Kが回路内部において予め固定的に設定され
た値の場合について説明したが、本発明はこれに限るも
のでなく、その固定値Kが外部から可変可能に設定され
る構成とした場合についても利用することができる。こ
の場合AGC応答特性を外部から可変することができ
る。
その固定値Kが回路内部において予め固定的に設定され
た値の場合について説明したが、本発明はこれに限るも
のでなく、その固定値Kが外部から可変可能に設定され
る構成とした場合についても利用することができる。こ
の場合AGC応答特性を外部から可変することができ
る。
【0028】前記実施形態例では、ピークレベル判別部
は、AGC制御特性を外部から変えることができるよう
にするために、そのレベル設定値L1、L2、L3を外
部から可変できるように構成した場合について説明した
が、本発明はこれに限るものでなく、回路内部において
予め固定的に設定された場合についても利用することが
できる。
は、AGC制御特性を外部から変えることができるよう
にするために、そのレベル設定値L1、L2、L3を外
部から可変できるように構成した場合について説明した
が、本発明はこれに限るものでなく、回路内部において
予め固定的に設定された場合についても利用することが
できる。
【0029】前記実施形態例では、各フレーム画面の各
ラインに沿った輝度レベル変化に不自然さが現われない
ようにするために、ピークレベル判別部は、1ライン期
間毎にA/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出
してレベル設定値L1、L2、L3と比較し、レベル範
囲1、2、3又は4の何れにあるかを判別して判別信号
1、2、3又は4を出力するように構成したが、本発明
はこれに限るものでなく、一定期間毎にA/D変換器の
出力信号Vのピークレベルを検出してレベル設定値L
1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、2、3又は4
の何れにあるかを判別して判別信号1、2、3又は4を
出力するものであればよい。
ラインに沿った輝度レベル変化に不自然さが現われない
ようにするために、ピークレベル判別部は、1ライン期
間毎にA/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出
してレベル設定値L1、L2、L3と比較し、レベル範
囲1、2、3又は4の何れにあるかを判別して判別信号
1、2、3又は4を出力するように構成したが、本発明
はこれに限るものでなく、一定期間毎にA/D変換器の
出力信号Vのピークレベルを検出してレベル設定値L
1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、2、3又は4
の何れにあるかを判別して判別信号1、2、3又は4を
出力するものであればよい。
【0030】例えば、ピークレベル判別部は、1フレー
ム期間毎にA/D変換器の出力信号Vのピークレベルを
検出してレベル設定値L1、L2、L3と比較し、レベ
ル範囲1、2、3又は4の何れにあるかを判別して判別
信号1、2、3又は4を出力するように構成した場合に
ついても利用することができる。この場合、各フレーム
画面のライン間の輝度レベル変化に不自然さが現われな
いようにすることができる。
ム期間毎にA/D変換器の出力信号Vのピークレベルを
検出してレベル設定値L1、L2、L3と比較し、レベ
ル範囲1、2、3又は4の何れにあるかを判別して判別
信号1、2、3又は4を出力するように構成した場合に
ついても利用することができる。この場合、各フレーム
画面のライン間の輝度レベル変化に不自然さが現われな
いようにすることができる。
【0031】
【発明の効果】発明による自動利得制御回路は、アナロ
グの入力映像信号を増幅する利得制御増幅器と、その出
力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、そ
の出力信号Vをピークレベル設定値L1と比較し、レベ
ル設定値L1を超えたときには差分を出力し、超えない
ときには0を出力する誤差検出部と、一定期間毎に出力
信号Vのピークレベルを検出してレベル設定値L1、L
2、L3(L3<L2<L1)と比較し、レベル範囲1
(L1<V)、2(L2<V≦L1)、3(L3<V≦
L2)又は4(V≦L3)の何れにあるかを判別して判
別信号1、2、3又は4を出力するピークレベル判別部
と、判別信号1、2のときには誤差検出部の出力をその
まま出力し、判別信号3のときには予め設定された固定
値Kを出力し、判別信号4のときには0を出力する積分
入力制御部と、その出力値を積分する積分器と、その積
分値をアナログ信号に変換し利得制御電圧として利得制
御増幅器へ出力するD/A変換器とを具備し、A/D変
換器の出力信号Vのピークレベルが最適なレベル範囲2
(L2<V≦L1)のときには利得制御増幅器の利得を
保持し、高いレベル範囲1(L1<V)のときには利得
制御増幅器の利得を減衰させ、低いレベル範囲3(L3
<V≦L2)のときには利得を増幅させ、さらに低いレ
ベル範囲(V≦L3)のときには利得を保持するように
構成したので、入力映像信号方式によらないAGC制御
ができ、A/D変換器の入力レンジを有効に使用でき、
AGC制御による振動の発生を抑え、暗い画面の映像信
号の利得上昇を回避できる。
グの入力映像信号を増幅する利得制御増幅器と、その出
力信号をディジタル信号に変換するA/D変換器と、そ
の出力信号Vをピークレベル設定値L1と比較し、レベ
ル設定値L1を超えたときには差分を出力し、超えない
ときには0を出力する誤差検出部と、一定期間毎に出力
信号Vのピークレベルを検出してレベル設定値L1、L
2、L3(L3<L2<L1)と比較し、レベル範囲1
(L1<V)、2(L2<V≦L1)、3(L3<V≦
L2)又は4(V≦L3)の何れにあるかを判別して判
別信号1、2、3又は4を出力するピークレベル判別部
と、判別信号1、2のときには誤差検出部の出力をその
まま出力し、判別信号3のときには予め設定された固定
値Kを出力し、判別信号4のときには0を出力する積分
入力制御部と、その出力値を積分する積分器と、その積
分値をアナログ信号に変換し利得制御電圧として利得制
御増幅器へ出力するD/A変換器とを具備し、A/D変
換器の出力信号Vのピークレベルが最適なレベル範囲2
(L2<V≦L1)のときには利得制御増幅器の利得を
保持し、高いレベル範囲1(L1<V)のときには利得
制御増幅器の利得を減衰させ、低いレベル範囲3(L3
<V≦L2)のときには利得を増幅させ、さらに低いレ
ベル範囲(V≦L3)のときには利得を保持するように
構成したので、入力映像信号方式によらないAGC制御
ができ、A/D変換器の入力レンジを有効に使用でき、
AGC制御による振動の発生を抑え、暗い画面の映像信
号の利得上昇を回避できる。
【0032】ピークレベル判別部を、1ライン期間毎に
A/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出してレ
ベル設定値L1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、
2、3又は4の何れにあるかを判別して判別信号1、
2、3又は4を出力するように構成した場合には、各フ
レーム画面の各ラインに沿った輝度レベル変化に不自然
さが現われないようにすることができる。
A/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出してレ
ベル設定値L1、L2、L3と比較し、レベル範囲1、
2、3又は4の何れにあるかを判別して判別信号1、
2、3又は4を出力するように構成した場合には、各フ
レーム画面の各ラインに沿った輝度レベル変化に不自然
さが現われないようにすることができる。
【0033】ピークレベル判別部を、1フレーム期間毎
にA/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出して
レベル設定値L1、L2、L3と比較し、レベル範囲
1、2、3又は4の何れにあるかを判別して判別信号
1、2、3又は4を出力するように構成した場合には、
各フレーム画面のライン間の輝度レベル変化に不自然さ
が現われないようにすることができる。
にA/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出して
レベル設定値L1、L2、L3と比較し、レベル範囲
1、2、3又は4の何れにあるかを判別して判別信号
1、2、3又は4を出力するように構成した場合には、
各フレーム画面のライン間の輝度レベル変化に不自然さ
が現われないようにすることができる。
【0034】ピークレベル判別部のレベル設定値L1、
L2、L3を外部から可変可能に設定する構成とした場
合には、AGC制御特性を外部から可変できる。
L2、L3を外部から可変可能に設定する構成とした場
合には、AGC制御特性を外部から可変できる。
【0035】積分入力制御部の固定値Kを外部から可変
可能に設定する構成とした場合には、AGC応答特性を
外部から可変できる。
可能に設定する構成とした場合には、AGC応答特性を
外部から可変できる。
【図1】本発明による自動利得制御回路の一実施形態例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1のA/D変換器14の出力信号Vのピーク
レベルがレベル範囲1、2、3又は4に属している状態
を示す説明図である。
レベルがレベル範囲1、2、3又は4に属している状態
を示す説明図である。
【図3】図1のA/D変換器14の出力信号Vのピーク
レベルが最適なレベル範囲2を外れた場合の利得制御増
幅器12の利得制御を示すもので、(a)は出力信号V
のピークレベルが高い範囲(L1<V)のときの減衰制
御を示す映像信号の波形図、(b)は出力信号Vのピー
クレベルが低い範囲(L3<V≦L2)のときの増幅制
御を示す映像信号の波形図である。
レベルが最適なレベル範囲2を外れた場合の利得制御増
幅器12の利得制御を示すもので、(a)は出力信号V
のピークレベルが高い範囲(L1<V)のときの減衰制
御を示す映像信号の波形図、(b)は出力信号Vのピー
クレベルが低い範囲(L3<V≦L2)のときの増幅制
御を示す映像信号の波形図である。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】図4の作用を説明するもので、(a)は入力映
像信号のピークレベルが基準レベルVrより大きいとき
の減衰制御を示す映像信号の波形図、(b)は入力映像
信号のピークレベルが基準レベルVrより小さいときの
増幅制御を示す映像信号の波形図である。
像信号のピークレベルが基準レベルVrより大きいとき
の減衰制御を示す映像信号の波形図、(b)は入力映像
信号のピークレベルが基準レベルVrより小さいときの
増幅制御を示す映像信号の波形図である。
10…映像信号の入力端子、 12…利得制御増幅器、
14…A/D変換器、 18…D/A変換器、 20
…映像処理ブロック、 30…誤差検出部、32…ピー
クレベル判別部、 34…積分入力制御部、 36…積
分器、 L1…ピークレベル設定値、 L2…ピーク下
限レベル設定値、 L3…制御下限レベル設定値、 V
…A/D変換器14の出力信号、 V1…ピークレベル
がレベル範囲1のときの出力信号V、 V2…ピークレ
ベルがレベル範囲2のときの出力信号V、 V3…ピー
クレベルがレベル範囲3のときの出力信号V、 V4…
ピークレベルがレベル範囲4のときの出力信号V。
14…A/D変換器、 18…D/A変換器、 20
…映像処理ブロック、 30…誤差検出部、32…ピー
クレベル判別部、 34…積分入力制御部、 36…積
分器、 L1…ピークレベル設定値、 L2…ピーク下
限レベル設定値、 L3…制御下限レベル設定値、 V
…A/D変換器14の出力信号、 V1…ピークレベル
がレベル範囲1のときの出力信号V、 V2…ピークレ
ベルがレベル範囲2のときの出力信号V、 V3…ピー
クレベルがレベル範囲3のときの出力信号V、 V4…
ピークレベルがレベル範囲4のときの出力信号V。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 純一 神奈川県川崎市高津区末長1116番地 株式 会社富士通ゼネラル内 Fターム(参考) 5C021 PA17 PA53 PA58 PA62 PA85 PA86 RA08 RC03 SA02 XA04 5C026 BA02 BA14 BA20 5J022 BA08 CC01 CC02 CF03 5J100 JA01 LA09 LA11 QA01 SA03
Claims (6)
- 【請求項1】アナログの入力映像信号を利得制御電圧に
応じた増幅度で増幅して出力する利得制御増幅器と、こ
の利得制御増幅器の出力信号をディジタル信号に変換し
て出力するA/D変換器と、このA/D変換器の出力信
号Vをレベル設定値L1と比較し、レベル設定値L1を
超えたときには差分を出力し、超えないときには0を出
力する誤差検出部と、一定期間毎に前記A/D変換器の
出力信号Vのピークレベルを検出してレベル設定値L
1、L2、L3(L3<L2<L1)と比較し、レベル
範囲1(L1<V)、2(L2<V≦L1)、2(L3
<V≦L2)又は4(V≦L3)の何れにあるかを判別
して判別信号1、2、3又は4を出力するピークレベル
判別部と、このピークレベル判別部の出力が判別信号
1、2のときには前記誤差検出部の出力をそのまま出力
し、判別信号3のときには予め設定された固定値K(≠
0)を出力し、判別信号4のときには0を出力する積分
入力制御部と、この積分入力制御部の出力値を積分する
積分器と、この積分器の積分値をアナログ信号に変換し
利得制御電圧として前記利得制御増幅器へ出力するD/
A変換器とを具備してなることを特徴とする自動利得制
御回路。 - 【請求項2】ピークレベル判別部は、1ライン期間毎に
A/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出してレ
ベル設定値L1、L2、L3と比較して判別信号1、
2、3又は4を出力してなる請求項1記載の自動利得制
御回路。 - 【請求項3】ピークレベル判別部は、1フレーム期間毎
にA/D変換器の出力信号Vのピークレベルを検出して
レベル設定値L1、L2、L3と比較して判別信号1、
2、3又は4を出力してなる請求項1記載の自動利得制
御回路。 - 【請求項4】ピークレベル判別部のレベル設定値L1、
L2、L3は、外部から可変可能に設定されてなる請求
項1、2又は3記載の自動利得制御回路。 - 【請求項5】積分入力制御部の固定値Kは、外部から可
変可能に設定されてなる請求項1、2又は3記載の自動
利得制御回路。 - 【請求項6】積分入力制御部の固定値Kは、外部から可
変可能に設定されてなる請求項4記載の自動利得制御回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27004999A JP2001094826A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 自動利得制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27004999A JP2001094826A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 自動利得制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001094826A true JP2001094826A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17480823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27004999A Withdrawn JP2001094826A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 自動利得制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001094826A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1615430A1 (en) * | 2003-04-15 | 2006-01-11 | Asahi Kasei EMD Corporation | Automatic gain control circuit |
JP2008546241A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-12-18 | モトローラ・インコーポレイテッド | デジタル自動利得制御方法およびデバイス |
-
1999
- 1999-09-24 JP JP27004999A patent/JP2001094826A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1615430A1 (en) * | 2003-04-15 | 2006-01-11 | Asahi Kasei EMD Corporation | Automatic gain control circuit |
EP1615430A4 (en) * | 2003-04-15 | 2008-04-16 | Asahi Kasei Emd Corp | AUTOMATIC GAIN CONTROL CIRCUIT |
US7557866B2 (en) | 2003-04-15 | 2009-07-07 | Asahi Kasei Emd Corporation | Automatic gain control circuit |
JP2008546241A (ja) * | 2005-05-17 | 2008-12-18 | モトローラ・インコーポレイテッド | デジタル自動利得制御方法およびデバイス |
JP4820942B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2011-11-24 | モトローラ モビリティ インコーポレイテッド | デジタル自動利得制御方法およびデバイス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060728 |
|
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|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080620 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081029 |