JP2002290867A - Tv受信機 - Google Patents
Tv受信機Info
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- JP2002290867A JP2002290867A JP2001088193A JP2001088193A JP2002290867A JP 2002290867 A JP2002290867 A JP 2002290867A JP 2001088193 A JP2001088193 A JP 2001088193A JP 2001088193 A JP2001088193 A JP 2001088193A JP 2002290867 A JP2002290867 A JP 2002290867A
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- Noise Elimination (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチパス状態および/または電界の急変状
態に入ったときに画面品質が著しく劣化してしまうこと
を防止するTV受信機である。 【解決手段】 映像信号レベルおよび/またはIF/R
F−AGCレベルの急激な変動を検出したとき検出出力
DETを出力する映像/AGCレベル変動検出手段11
およびその検出出力を受けたときIF−AGC手段7お
よび/またはRF−AGC手段8の応答性を変化させる
応答可変手段12を新たに導入して構成する。
態に入ったときに画面品質が著しく劣化してしまうこと
を防止するTV受信機である。 【解決手段】 映像信号レベルおよび/またはIF/R
F−AGCレベルの急激な変動を検出したとき検出出力
DETを出力する映像/AGCレベル変動検出手段11
およびその検出出力を受けたときIF−AGC手段7お
よび/またはRF−AGC手段8の応答性を変化させる
応答可変手段12を新たに導入して構成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTV(テレビジョ
ン)受信機、特に車載用等の移動体TV受信機に関す
る。
ン)受信機、特に車載用等の移動体TV受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図15は従来のTV受信機の一般的構成
を示す図である。本図において、TV受信機1はアンテ
ナ2からの受信信号を、チューナをなす高周波回路(フ
ロントエンドF/E)3に入力し、該高周波回路3から
の中間周波(IF)信号を、中間周波増幅回路(IFア
ンプ)4を介し、映像検波回路5に入力して、ここで映
像信号を得る。これを、映像増幅回路(映像アンプ)6
を介してTVディスプレイ(図示せず)に供給する。
を示す図である。本図において、TV受信機1はアンテ
ナ2からの受信信号を、チューナをなす高周波回路(フ
ロントエンドF/E)3に入力し、該高周波回路3から
の中間周波(IF)信号を、中間周波増幅回路(IFア
ンプ)4を介し、映像検波回路5に入力して、ここで映
像信号を得る。これを、映像増幅回路(映像アンプ)6
を介してTVディスプレイ(図示せず)に供給する。
【0003】この場合、AGC動作を行うために、TV
受信機1はIF−AGC手段7とRF−AGC手段8と
を備え、これら手段からのIF−AGC出力およびRF
−AGC出力を、それぞれ、中間周波増幅回路4および
高周波回路3にフィードバックする。本発明は特に上記
のIF−AGCおよびRF−AGCに関するものであ
る。
受信機1はIF−AGC手段7とRF−AGC手段8と
を備え、これら手段からのIF−AGC出力およびRF
−AGC出力を、それぞれ、中間周波増幅回路4および
高周波回路3にフィードバックする。本発明は特に上記
のIF−AGCおよびRF−AGCに関するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】TV受信機、特に車載
用等の移動体TV受信機においては、主としてマルチパ
スに起因するパルス性ノイズが多く、かつ、常時微少な
電界変動を伴う。このため、IF−AGCおよびRF−
AGCは、これらのパルス性ノイズや電界変動の影響を
受けて過剰に変化し、上記TVディスプレイ上での画面
品質の劣化を引き起こす。
用等の移動体TV受信機においては、主としてマルチパ
スに起因するパルス性ノイズが多く、かつ、常時微少な
電界変動を伴う。このため、IF−AGCおよびRF−
AGCは、これらのパルス性ノイズや電界変動の影響を
受けて過剰に変化し、上記TVディスプレイ上での画面
品質の劣化を引き起こす。
【0005】さらに詳しく述べると、IF−AGCおよ
びRF−AGCの応答性が問題となる。この応答性を早
くし過ぎると、車輌の停車中等、電界変動が少なく安定
しているような場合でも、パルス性ノイズの影響を受け
易くなって、画面品質の劣化を起こす。そこで従来は、
上記の応答性をある程度遅くし固定にしている。ところ
が応答性をある程度遅くしておくと、例えば電界変動が
急峻で、ノイズインバータが動作するような場合には、
TVディスプレイの画面上に黒帯または白帯状のノイズ
画面が現れ、画面品質が著しく劣化してしまう、という
問題がある。
びRF−AGCの応答性が問題となる。この応答性を早
くし過ぎると、車輌の停車中等、電界変動が少なく安定
しているような場合でも、パルス性ノイズの影響を受け
易くなって、画面品質の劣化を起こす。そこで従来は、
上記の応答性をある程度遅くし固定にしている。ところ
が応答性をある程度遅くしておくと、例えば電界変動が
急峻で、ノイズインバータが動作するような場合には、
TVディスプレイの画面上に黒帯または白帯状のノイズ
画面が現れ、画面品質が著しく劣化してしまう、という
問題がある。
【0006】したがって本発明は上記問題点に鑑み、マ
ルチパス状態あるいは電界の急変状態に入っても、画面
品質の著しい劣化を生じさせないTV受信機を提供する
ことを目的とするものである。
ルチパス状態あるいは電界の急変状態に入っても、画面
品質の著しい劣化を生じさせないTV受信機を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示す図である。なお全図を通じて、同様の構成要素に
は同一の参照番号または記号を付して示す。本図におい
て、図15と比較して新たに導入されたのは、映像/A
GCレベル変動検出手段11およびその検出出力DET
により駆動される応答可変手段12である。
を示す図である。なお全図を通じて、同様の構成要素に
は同一の参照番号または記号を付して示す。本図におい
て、図15と比較して新たに導入されたのは、映像/A
GCレベル変動検出手段11およびその検出出力DET
により駆動される応答可変手段12である。
【0008】さらに詳しくは、映像信号レベルおよび/
またはIF/RF−AGCレベルの急激な変動を検出し
たとき検出出力DETを出力する映像/AGCレベル変
動検出手段11およびその検出出力を受けたときIF−
AGC手段7および/またはRF−AGC手段8の応答
性を変化させる応答可変手段12が、新たに導入されて
いる。
またはIF/RF−AGCレベルの急激な変動を検出し
たとき検出出力DETを出力する映像/AGCレベル変
動検出手段11およびその検出出力を受けたときIF−
AGC手段7および/またはRF−AGC手段8の応答
性を変化させる応答可変手段12が、新たに導入されて
いる。
【0009】上記の構成により、上記の急激な変動があ
ったときは、そのときだけ、ある程度遅い固定のAGC
の応答性を早めるようにする。この結果、その急激な変
動を見かけ上吸収し、画面品質の劣化を抑制することが
できる。
ったときは、そのときだけ、ある程度遅い固定のAGC
の応答性を早めるようにする。この結果、その急激な変
動を見かけ上吸収し、画面品質の劣化を抑制することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図2は本発明に基づく第1実施例
(その1)を示す図である。まず本図に示すTV受信機
1は、基本的に図15(従来)と同様、受信信号を入力
する高周波回路3と、この高周波回路3からの中間周波
信号を入力とする映像検波回路5と、AGC動作を行う
IF−AGC手段7およびRF−AGC手段8と、を少
なくとも有するTV受信機である。
(その1)を示す図である。まず本図に示すTV受信機
1は、基本的に図15(従来)と同様、受信信号を入力
する高周波回路3と、この高周波回路3からの中間周波
信号を入力とする映像検波回路5と、AGC動作を行う
IF−AGC手段7およびRF−AGC手段8と、を少
なくとも有するTV受信機である。
【0011】ここに第1実施例(その1)では、レベル
変動検出手段21とIF応答可変手段22とをさらに備
えることを特徴とする。レベル変動検出手段21は、映
像検波回路5から出力される映像信号のレベルの急変を
検出する。また、IF応答可変手段22は、レベル変動
検出手段21によりそのレベルの急変を検出したとき、
IF−AGCの応答性を、映像信号の振幅レベルが迅速
に収束するように、可変とする。
変動検出手段21とIF応答可変手段22とをさらに備
えることを特徴とする。レベル変動検出手段21は、映
像検波回路5から出力される映像信号のレベルの急変を
検出する。また、IF応答可変手段22は、レベル変動
検出手段21によりそのレベルの急変を検出したとき、
IF−AGCの応答性を、映像信号の振幅レベルが迅速
に収束するように、可変とする。
【0012】次に第1実施例(その2)を説明する。な
おこの第1実施例(その2)以降の各実施例において前
提となるTV受信機1は、上記第1実施例(その1)と
同様に、受信信号を入力する高周波回路3と、この高周
波回路3からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
5と、AGC動作を行うIF−AGC手段7およびRF
−AGC手段8と、を少なくとも有するTV受信機であ
る。
おこの第1実施例(その2)以降の各実施例において前
提となるTV受信機1は、上記第1実施例(その1)と
同様に、受信信号を入力する高周波回路3と、この高周
波回路3からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
5と、AGC動作を行うIF−AGC手段7およびRF
−AGC手段8と、を少なくとも有するTV受信機であ
る。
【0013】図3は本発明に基づく第1実施例(その
2)を示す図である。本実施例では、既述のレベル変動
検出手段21に加えて、RF応答可変手段23を備える
ことを特徴とする。レベル変動検出手段21により、映
像検波回路5から出力される映像信号のレベルの急変を
検出すると、RF応答可変手段23は、RF−AGCの
応答性を、映像信号の振幅レベルが迅速に収束するよう
に、可変とする。
2)を示す図である。本実施例では、既述のレベル変動
検出手段21に加えて、RF応答可変手段23を備える
ことを特徴とする。レベル変動検出手段21により、映
像検波回路5から出力される映像信号のレベルの急変を
検出すると、RF応答可変手段23は、RF−AGCの
応答性を、映像信号の振幅レベルが迅速に収束するよう
に、可変とする。
【0014】上記第1実施例(その1、その2)では、
電界が急激に変動(上がるか、下がるか)すると、検波
された映像信号のレベルは著しく低下または上昇する。
そこでコンパレータ(レベル変動検出手段21)を用い
て、その映像信号のレベル、特にその急変を監視する。
このためコンパレータは所定のスレッショルドレベルを
有する。コンパレータから上記の検出出力DETが出力
されると、第1実施例(その1)ではIF応答可変手段
22がIF−AGC手段7のIF−AGC応答性を変化
させ、第1実施例(その2)ではRF応答可変手段23
がRF−AGC手段8のRF−AGC応答性を変化させ
る。なおここに述べた動作ならびに関連する回路の構成
については後に図を用いて説明する。
電界が急激に変動(上がるか、下がるか)すると、検波
された映像信号のレベルは著しく低下または上昇する。
そこでコンパレータ(レベル変動検出手段21)を用い
て、その映像信号のレベル、特にその急変を監視する。
このためコンパレータは所定のスレッショルドレベルを
有する。コンパレータから上記の検出出力DETが出力
されると、第1実施例(その1)ではIF応答可変手段
22がIF−AGC手段7のIF−AGC応答性を変化
させ、第1実施例(その2)ではRF応答可変手段23
がRF−AGC手段8のRF−AGC応答性を変化させ
る。なおここに述べた動作ならびに関連する回路の構成
については後に図を用いて説明する。
【0015】図4は本発明に基づく第2実施例(その
1)を示す図である。本第2実施例(その1)では、I
F−AGC変動検出手段31およびIF−AGC応答可
変手段32を備えることを特徴とする。IF−AGC変
動検出手段31は、IF−AGC手段7にて生成される
IF−AGCレベルの急変を検出する。
1)を示す図である。本第2実施例(その1)では、I
F−AGC変動検出手段31およびIF−AGC応答可
変手段32を備えることを特徴とする。IF−AGC変
動検出手段31は、IF−AGC手段7にて生成される
IF−AGCレベルの急変を検出する。
【0016】またIF−AGC応答可変手段32は、I
F−AGC変動検出手段31によりIF−AGCレベル
の急変を検出したとき、IF−AGCの応答性を、映像
信号の振幅レベルが迅速に収束するように、可変とす
る。TV受信機1が、マルチパス状態でパルス性ノイズ
を受けるとその映像信号は乱れ、同時にIF−AGC出
力のレベルも急変する。そこでIF−AGC変動検出手
段31はそのIF−AGC出力をAC増幅回路(後述)
にて増幅し、そのレベル変動成分を持ち上げる。さらに
急変検出回路(後述)にてそのレベル変動成分を検出す
る。この検出出力がDETであり、IF−AGC応答可
変手段32を駆動してIF−AGC手段7の応答性を可
変する。
F−AGC変動検出手段31によりIF−AGCレベル
の急変を検出したとき、IF−AGCの応答性を、映像
信号の振幅レベルが迅速に収束するように、可変とす
る。TV受信機1が、マルチパス状態でパルス性ノイズ
を受けるとその映像信号は乱れ、同時にIF−AGC出
力のレベルも急変する。そこでIF−AGC変動検出手
段31はそのIF−AGC出力をAC増幅回路(後述)
にて増幅し、そのレベル変動成分を持ち上げる。さらに
急変検出回路(後述)にてそのレベル変動成分を検出す
る。この検出出力がDETであり、IF−AGC応答可
変手段32を駆動してIF−AGC手段7の応答性を可
変する。
【0017】図5は本発明に基づく第2実施例(その
2)を示す図である。本第2実施例(その2)では、既
述のIF−AGC応答可変手段32とIF−AGC変化
検出手段33とを備えることを特徴とする。IF−AG
C変化検出手段33は、IF−AGC手段7にて生成さ
れるIF−AGCレベルの変化の度合いを検出する。
2)を示す図である。本第2実施例(その2)では、既
述のIF−AGC応答可変手段32とIF−AGC変化
検出手段33とを備えることを特徴とする。IF−AG
C変化検出手段33は、IF−AGC手段7にて生成さ
れるIF−AGCレベルの変化の度合いを検出する。
【0018】またIF−AGC応答可変手段32は、I
F−AGC変化検出手段33によりIF−AGCレベル
の変化を検出したとき、IF−AGCの応答性を、映像
信号の振幅レベルが該変化の度合いに応じて収束するよ
うに、可変とする。TV受信機1が、マルチパス状態で
パルス性ノイズを受けるとその映像信号は乱れ、同時に
IF−AGC出力のレベルも急変する。そこでIF−A
GC変化検出手段33はそのIF−AGC出力をAC増
幅回路(後述)にて増幅し、そのレベル変化成分を持ち
上げる。さらに変化検出回路(後述)にてそのレベル変
化の度合いを検出する。この検出出力がDETであり、
IF−AGC応答可変手段32を駆動する。この場合、
そのIF−AGC応答性が、上記のレベル変化の度合い
に応じて変化するようにする。
F−AGC変化検出手段33によりIF−AGCレベル
の変化を検出したとき、IF−AGCの応答性を、映像
信号の振幅レベルが該変化の度合いに応じて収束するよ
うに、可変とする。TV受信機1が、マルチパス状態で
パルス性ノイズを受けるとその映像信号は乱れ、同時に
IF−AGC出力のレベルも急変する。そこでIF−A
GC変化検出手段33はそのIF−AGC出力をAC増
幅回路(後述)にて増幅し、そのレベル変化成分を持ち
上げる。さらに変化検出回路(後述)にてそのレベル変
化の度合いを検出する。この検出出力がDETであり、
IF−AGC応答可変手段32を駆動する。この場合、
そのIF−AGC応答性が、上記のレベル変化の度合い
に応じて変化するようにする。
【0019】図6は本発明に基づく第3の実施例(その
1)を示す図である。本第3実施例(その1)では、R
F−AGC変動検出手段34とRF−AGC応答可変手
段35とを備えることを特徴とする。RF−AGC変動
検出手段34は、RF−AGC手段8にて生成されるR
F−AGCレベルの急変を検出する。
1)を示す図である。本第3実施例(その1)では、R
F−AGC変動検出手段34とRF−AGC応答可変手
段35とを備えることを特徴とする。RF−AGC変動
検出手段34は、RF−AGC手段8にて生成されるR
F−AGCレベルの急変を検出する。
【0020】またRF−AGC応答可変手段35は、R
F−AGC変動検出手段34によりRF−AGCレベル
の急変を検出したとき、RF−AGCの応答性を、映像
信号の振幅レベルが迅速に収束するように、可変とす
る。TV受信機1が、マルチパス状態でパルス性ノイズ
を受けるとその映像信号は乱れ、同時に強電界状態では
RF−AGC出力のレベルも急変する。そこでRF−A
GC変動検出手段34はそのRF−AGC出力をAC増
幅回路(後述)にて増幅し、そのレベル変動成分を持ち
上げる。さらに急変検出回路(後述)にてそのレベル変
動成分を検出する。この検出出力がDETであり、RF
−AGC応答可変手段35を駆動してRF−AGC手段
8の応答性を可変する。
F−AGC変動検出手段34によりRF−AGCレベル
の急変を検出したとき、RF−AGCの応答性を、映像
信号の振幅レベルが迅速に収束するように、可変とす
る。TV受信機1が、マルチパス状態でパルス性ノイズ
を受けるとその映像信号は乱れ、同時に強電界状態では
RF−AGC出力のレベルも急変する。そこでRF−A
GC変動検出手段34はそのRF−AGC出力をAC増
幅回路(後述)にて増幅し、そのレベル変動成分を持ち
上げる。さらに急変検出回路(後述)にてそのレベル変
動成分を検出する。この検出出力がDETであり、RF
−AGC応答可変手段35を駆動してRF−AGC手段
8の応答性を可変する。
【0021】一般に、RF−AGCについて見ると、受
信信号の強度すなわち入力電界の大きさが弱い範囲では
ある一定のRF−AGCがかかり、一方入力電界の大き
さが強い範囲では、その入力電界の増大と共にRF−A
GCのかかり方がリニアに下降するように設定される。
そこで本第3実施例(その1)および下記の(その2)
では、強電界のもとでRF−AGCが変化する部分を利
用して、RF−AGCの応答性を可変とする。
信信号の強度すなわち入力電界の大きさが弱い範囲では
ある一定のRF−AGCがかかり、一方入力電界の大き
さが強い範囲では、その入力電界の増大と共にRF−A
GCのかかり方がリニアに下降するように設定される。
そこで本第3実施例(その1)および下記の(その2)
では、強電界のもとでRF−AGCが変化する部分を利
用して、RF−AGCの応答性を可変とする。
【0022】図7は本発明に基づく第3実施例(その
2)を示す図である。本第3実施例(その2)では、既
述のRF−AGC応答可変手段35に加えて、RF−A
GC変化検出手段36を備えることを特徴とする。RF
−AGC変化検出手段36は、RF−AGC手段8にて
生成されるRF−AGCレベルの変化の度合いを検出す
る。
2)を示す図である。本第3実施例(その2)では、既
述のRF−AGC応答可変手段35に加えて、RF−A
GC変化検出手段36を備えることを特徴とする。RF
−AGC変化検出手段36は、RF−AGC手段8にて
生成されるRF−AGCレベルの変化の度合いを検出す
る。
【0023】またRF−AGC応答可変手段35は、R
F−AGC変化検出手段36によりRF−AGCレベル
の変化を検出したとき、RF−AGCの応答性を、映像
信号の振幅レベルが該変化の度合いに応じて収束するよ
うに、可変とする。TV受信機1が、マルチパス状態で
パルス性ノイズを受けるとその映像信号は乱れ、同時に
強電界のもとではRF−AGC出力のレベルも急変す
る。そこでRF−AGC変化検出手段36はそのRF−
AGC出力をAC増幅回路(後述)にて増幅し、そのレ
ベル変化成分を持ち上げる。さらに変化検出回路(後
述)にてそのレベル変化の度合いを検出する。この検出
出力がDETであり、RF−AGC応答可変手段35を
駆動する。この場合、そのRF−AGC応答性が上記の
レベル変化の度合いに応じて変化するようにする。
F−AGC変化検出手段36によりRF−AGCレベル
の変化を検出したとき、RF−AGCの応答性を、映像
信号の振幅レベルが該変化の度合いに応じて収束するよ
うに、可変とする。TV受信機1が、マルチパス状態で
パルス性ノイズを受けるとその映像信号は乱れ、同時に
強電界のもとではRF−AGC出力のレベルも急変す
る。そこでRF−AGC変化検出手段36はそのRF−
AGC出力をAC増幅回路(後述)にて増幅し、そのレ
ベル変化成分を持ち上げる。さらに変化検出回路(後
述)にてそのレベル変化の度合いを検出する。この検出
出力がDETであり、RF−AGC応答可変手段35を
駆動する。この場合、そのRF−AGC応答性が上記の
レベル変化の度合いに応じて変化するようにする。
【0024】図8は本発明に基づく第4実施例(その
1)を示す図である。本第4実施例(その1)では、I
F/RF−AGC変動検出手段41と第1IF/RF−
AGC応答可変手段42とを備えることを特徴とする。
IF/RF−AGC変動検出手段41は、IF−AGC
手段7およびRF−AGC手段8にて生成されるIF−
AGCレベルおよびRF−AGCレベルのそれぞれの変
化を合成した変動レベルを検出する。
1)を示す図である。本第4実施例(その1)では、I
F/RF−AGC変動検出手段41と第1IF/RF−
AGC応答可変手段42とを備えることを特徴とする。
IF/RF−AGC変動検出手段41は、IF−AGC
手段7およびRF−AGC手段8にて生成されるIF−
AGCレベルおよびRF−AGCレベルのそれぞれの変
化を合成した変動レベルを検出する。
【0025】また第1IF/RF−AGC応答可変手段
42は、その変動レベルが所定値を超えたとき、IF−
AGCおよびRF−AGCの応答性の少なくとも一方
を、映像信号の振幅レベルがその超えた程度に応じて収
束するように、可変とする。TV受信機1が、マルチパ
ス状態でパルス性ノイズを受けると映像信号は乱れ、同
時にIF−AGCレベルおよびRF−AGCレベルも急
変する。そこでIF−AGCとRF−AGCの各レベル
を合成して、あらゆる電界状況に適応可能な形にし、そ
の合成信号をAC増幅回路(後述)で増幅してそのレベ
ル変動成分を持ち上げる。さらに急変検出回路(後述)
でそのレベル変動成分を検出する。この検出出力がDE
Tであり、IF/RF−AGC応答可変手段42を駆動
してIF−AGC手段7およびRF−AGC手段8の少
なくもと一方の応答性を可変する。
42は、その変動レベルが所定値を超えたとき、IF−
AGCおよびRF−AGCの応答性の少なくとも一方
を、映像信号の振幅レベルがその超えた程度に応じて収
束するように、可変とする。TV受信機1が、マルチパ
ス状態でパルス性ノイズを受けると映像信号は乱れ、同
時にIF−AGCレベルおよびRF−AGCレベルも急
変する。そこでIF−AGCとRF−AGCの各レベル
を合成して、あらゆる電界状況に適応可能な形にし、そ
の合成信号をAC増幅回路(後述)で増幅してそのレベ
ル変動成分を持ち上げる。さらに急変検出回路(後述)
でそのレベル変動成分を検出する。この検出出力がDE
Tであり、IF/RF−AGC応答可変手段42を駆動
してIF−AGC手段7およびRF−AGC手段8の少
なくもと一方の応答性を可変する。
【0026】一般にRF−AGCについては強電界域で
その増大と共にリニアにAGCのかかり方が下降するこ
とについて既に述べたが、IF−AGCについては一般
にその逆で、弱電界域においてその増大と共にリニアに
AGCのかかり方が増大し、強電界域に入るとそのAG
Cのかかり方は一定に保持される。したがって、本第4
実施例(その1)では、あらゆる電界状況に対応して良
好な画面品質を維持することができる。
その増大と共にリニアにAGCのかかり方が下降するこ
とについて既に述べたが、IF−AGCについては一般
にその逆で、弱電界域においてその増大と共にリニアに
AGCのかかり方が増大し、強電界域に入るとそのAG
Cのかかり方は一定に保持される。したがって、本第4
実施例(その1)では、あらゆる電界状況に対応して良
好な画面品質を維持することができる。
【0027】図9は本発明に基づく第4実施例(その
2)を示す図である。本第4実施例(その2)では、I
F/RF−AGC変化検出手段43と第2IF/RF−
AGC応答可変手段44とを備えることを特徴とする。
IF/RF−AGC変化検出手段43は、IF−AGC
手段7およびRF−AGC手段8にて生成されるIF−
AGCレベルおよびRF−AGCレベルを合成したレベ
ルの変化の度合いを検出する。
2)を示す図である。本第4実施例(その2)では、I
F/RF−AGC変化検出手段43と第2IF/RF−
AGC応答可変手段44とを備えることを特徴とする。
IF/RF−AGC変化検出手段43は、IF−AGC
手段7およびRF−AGC手段8にて生成されるIF−
AGCレベルおよびRF−AGCレベルを合成したレベ
ルの変化の度合いを検出する。
【0028】また第2IF/RF−AGC応答可変手段
44は、そのIF−AGCおよびRF−AGCの応答性
の少なくとも一方を、映像信号の振幅レベルがその変化
の度合いに応じて収束するように、可変とする。本第4
実施例(その2)は、上述の第4実施例(その1)と異
なり、AGCレベルの変化の度合いに応じた応答性の制
御をする。
44は、そのIF−AGCおよびRF−AGCの応答性
の少なくとも一方を、映像信号の振幅レベルがその変化
の度合いに応じて収束するように、可変とする。本第4
実施例(その2)は、上述の第4実施例(その1)と異
なり、AGCレベルの変化の度合いに応じた応答性の制
御をする。
【0029】最後の実施例は第5実施例である。図10
は本発明に基づく第5実施例を示す図である。本第5実
施例は、可変制御停止手段51を設けたことを特徴とす
るものである。アンテナ2を複数備えたダイバーシティ
制御においては、VD(垂直同期信号)を基準とした一
定のタイミングで各アンテナ入力のレベル比較をし、最
適な1つのアンテナ入力を選択する。
は本発明に基づく第5実施例を示す図である。本第5実
施例は、可変制御停止手段51を設けたことを特徴とす
るものである。アンテナ2を複数備えたダイバーシティ
制御においては、VD(垂直同期信号)を基準とした一
定のタイミングで各アンテナ入力のレベル比較をし、最
適な1つのアンテナ入力を選択する。
【0030】通常例えば4本のアンテナ(A,B,C,
D)を備えるが、このような複数アンテナ入力を取扱う
ときに、本来アンテナ(A,B,C,D)入力は全く同
一の応答性のもとで、そのレベルを相互比較すべきとこ
ろ、上記第1〜第4実施例を適用したために、例えばア
ンテナBの系においてのみ応答性が早められたとする
と、このアンテナBの系のみが急峻にレベル変化を起こ
してしまい、アンテナA〜Dの間で同一条件下でのレベ
ル相互比較ができなくなってしまう。つまり正確なダイ
バーシティ制御が行えなくなる。この不都合を解消すべ
く、上記可変制御停止手段51が導入される。
D)を備えるが、このような複数アンテナ入力を取扱う
ときに、本来アンテナ(A,B,C,D)入力は全く同
一の応答性のもとで、そのレベルを相互比較すべきとこ
ろ、上記第1〜第4実施例を適用したために、例えばア
ンテナBの系においてのみ応答性が早められたとする
と、このアンテナBの系のみが急峻にレベル変化を起こ
してしまい、アンテナA〜Dの間で同一条件下でのレベ
ル相互比較ができなくなってしまう。つまり正確なダイ
バーシティ制御が行えなくなる。この不都合を解消すべ
く、上記可変制御停止手段51が導入される。
【0031】可変制御停止手段51はダイバーシティ制
御により複数のアンテナ2の1つから受信信号を選択す
るに際し、これらのアンテナからの各受信信号のレベル
を相互に比較するタイミングでは、前述した応答性の可
変制御を停止する。これにより、正確なダイバーシティ
制御が行える。以上述べた実施例の二,三について、具
体例を示しておく。
御により複数のアンテナ2の1つから受信信号を選択す
るに際し、これらのアンテナからの各受信信号のレベル
を相互に比較するタイミングでは、前述した応答性の可
変制御を停止する。これにより、正確なダイバーシティ
制御が行える。以上述べた実施例の二,三について、具
体例を示しておく。
【0032】図11は第1実施例に関連する回路構成例
を示す図である。具体的には、図2および図3における
レベル変動検出手段21と、IF応答可変手段22およ
びRF応答可変手段23と、IF−AGC手段7および
RF−AGC手段8とを表している。本図において、第
1コンパレータ61および第2コンパレータ62はレベ
ル変動検出手段21に相当し、切替制御部63はIF
(RF)応答可変手段22,23に相当し、IF(R
F)−AGCフィルタ64はIF(RF)−AGC手段
7,8に相当する。フィルタ64は、RCフィルタとし
て1つだけ図示されているが、実際はIF側とRF側と
にそれぞれ1つずつ設けられる。このRCフィルタは抵
抗Rに対し並列のコンデンサCおよびC’が直列接続
し、コンデンサC’にはトランジスタQが接続される。
切替制御63の出力に応じてトランジスタQはオン/オ
フし、このオン/オフにより応答性は可変となる。図1
1の構成を、さらに図12および図13を参照して、説
明する。
を示す図である。具体的には、図2および図3における
レベル変動検出手段21と、IF応答可変手段22およ
びRF応答可変手段23と、IF−AGC手段7および
RF−AGC手段8とを表している。本図において、第
1コンパレータ61および第2コンパレータ62はレベ
ル変動検出手段21に相当し、切替制御部63はIF
(RF)応答可変手段22,23に相当し、IF(R
F)−AGCフィルタ64はIF(RF)−AGC手段
7,8に相当する。フィルタ64は、RCフィルタとし
て1つだけ図示されているが、実際はIF側とRF側と
にそれぞれ1つずつ設けられる。このRCフィルタは抵
抗Rに対し並列のコンデンサCおよびC’が直列接続
し、コンデンサC’にはトランジスタQが接続される。
切替制御63の出力に応じてトランジスタQはオン/オ
フし、このオン/オフにより応答性は可変となる。図1
1の構成を、さらに図12および図13を参照して、説
明する。
【0033】図12は図11の説明に用いる波形図(そ
の1)であり、図13は同図(その2)である。図12
は参照すると、入力の電界がある時点で急変(低→高)
する。この急変により映像信号も急変(黒側)する。図
13では、入力の電界がある時点で急変(高→低)す
る。この急変により映像信号も急変(白側)する。
の1)であり、図13は同図(その2)である。図12
は参照すると、入力の電界がある時点で急変(低→高)
する。この急変により映像信号も急変(黒側)する。図
13では、入力の電界がある時点で急変(高→低)す
る。この急変により映像信号も急変(白側)する。
【0034】上記の映像信号の急変は、図11のコンパ
レータ61および62により検出される。黒側への急変
があったときは、コンパレータ61により検出され、白
側への急変があったときは、コンパレータ62により検
出される。上記の検出により切替制御部63は、IF
(RF)−AGCフィルタ64の時定数を小さくする。
この結果、図12および図13の各下方に示された「A
GC未追従期間」はその急変のときだけ矢印Pのように
短縮され、迅速に急変に追従する。
レータ61および62により検出される。黒側への急変
があったときは、コンパレータ61により検出され、白
側への急変があったときは、コンパレータ62により検
出される。上記の検出により切替制御部63は、IF
(RF)−AGCフィルタ64の時定数を小さくする。
この結果、図12および図13の各下方に示された「A
GC未追従期間」はその急変のときだけ矢印Pのように
短縮され、迅速に急変に追従する。
【0035】図14は第1〜第4実施例を統合したとき
の回路構成例を示す図である。既に説明したように、I
F−AGC出力を前記AC増幅回路(本図の71)にて
増幅し、そのレベル変動成分を持ち上げる。さらに前記
急変検出回路(本図の81)にてそのレベル変動成分を
検出する。これがDETとなって切替制御部63を駆動
する。
の回路構成例を示す図である。既に説明したように、I
F−AGC出力を前記AC増幅回路(本図の71)にて
増幅し、そのレベル変動成分を持ち上げる。さらに前記
急変検出回路(本図の81)にてそのレベル変動成分を
検出する。これがDETとなって切替制御部63を駆動
する。
【0036】RF−AGC出力についても、上記のIF
−AGC出力の場合と同様であって、AC増幅回路7
2、急変検出回路82の系で処理される。なお第2実施
例と第3実施例では、IF−AGCおよびRF−AGC
の変化の度合いを検出しており、この場合、上記の回路
81および82は、それぞれ変化検出回路となる。該回
路はアナログまたはディジタルの微分回路を含むことに
なる。
−AGC出力の場合と同様であって、AC増幅回路7
2、急変検出回路82の系で処理される。なお第2実施
例と第3実施例では、IF−AGCおよびRF−AGC
の変化の度合いを検出しており、この場合、上記の回路
81および82は、それぞれ変化検出回路となる。該回
路はアナログまたはディジタルの微分回路を含むことに
なる。
【0037】第4実施例はIFおよびRF−AGCを合
成するものであり、そのために合成回路(MIX)73
が設けられる。その後段の回路83は上記回路71,7
2と同じであり、また、後段の回路85は上記回路8
1,82と同じである。本図では、映像信号をビデオコ
ンポジット信号として表しており、色合いの乱れに注目
している。そのため3.58MHz のカラーバーストをフ
ィルタ(BPF)74で抽出し、そのバーストレベル
を、バーストレベル検出回路84で検出し、さらにその
バーストレベルの変動成分をバーストレベル変動検出回
路86で検出して、その結果をDETとなす。
成するものであり、そのために合成回路(MIX)73
が設けられる。その後段の回路83は上記回路71,7
2と同じであり、また、後段の回路85は上記回路8
1,82と同じである。本図では、映像信号をビデオコ
ンポジット信号として表しており、色合いの乱れに注目
している。そのため3.58MHz のカラーバーストをフ
ィルタ(BPF)74で抽出し、そのバーストレベル
を、バーストレベル検出回路84で検出し、さらにその
バーストレベルの変動成分をバーストレベル変動検出回
路86で検出して、その結果をDETとなす。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ルチパスや電界変動の影響を受け易い移動体TV受信機
において、その影響に起因する画面品質の劣化を従来に
比べて一層抑圧することが可能となる。
ルチパスや電界変動の影響を受け易い移動体TV受信機
において、その影響に起因する画面品質の劣化を従来に
比べて一層抑圧することが可能となる。
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明に基づく第1実施例(その1)を示す図
である。
である。
【図3】本発明に基づく第1実施例(その2)を示す図
である。
である。
【図4】本発明に基づく第2実施例(その1)を示す図
である。
である。
【図5】本発明に基づく第2実施例(その2)を示す図
である。
である。
【図6】本発明に基づく第3実施例(その1)を示す図
である。
である。
【図7】本発明に基づく第3実施例(その2)を示す図
である。
である。
【図8】本発明に基づく第4実施例(その1)を示す図
である。
である。
【図9】本発明に基づく第4実施例(その2)を示す図
である。
である。
【図10】本発明に基づく第5実施例を示す図である。
【図11】第1実施例に関連する回路構成例を示す図で
ある。
ある。
【図12】図11の説明に用いる波形図(その1)であ
る。
る。
【図13】図11の説明に用いる波形図(その2)であ
る。
る。
【図14】第1〜第4実施例を統合したときの回路構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図15】従来のTV受信機の一般的な構成を示す図で
ある。
ある。
1…TV受信機 2…アンテナ 3…高周波回路 4…中間周波増幅回路 5…映像検波回路 6…映像増幅回路 7…IF−AGC手段 8…RF−AGC手段 11…映像/AGCレベル変動検出手段 12…AGC応答可変手段 21…レベル変動検出手段 22…IF応答可変手段 23…RF応答可変手段 31…IF−AGC変動検出手段 32…IF−AGC応答可変手段 33…IF−AGC変化検出手段 34…RF−AGC変動検出手段 35…RF−AGC応答可変手段 41…IF/RF−AGC変動検出手段 42…第1IF/RF−AGC応答可変手段 43…IF/RF−AGC変化検出手段 44…第2IF/RF−AGC応答可変手段 51…可変制御停止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C026 BA00 BA10 BA12 5K020 AA02 DD01 EE01 EE04 KK04 LL01 5K052 AA01 BB03 DD03 EE17 EE32 GG13 GG32 GG33 5K061 AA11 BB07 CC08 CC23 CC25 CC52 CD03 CD04
Claims (9)
- 【請求項1】 受信信号を入力する高周波回路と、該高
周波回路からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
と、AGC動作を行うIF−AGC手段を少なくとも有
するTV受信機において、 前記映像検波回路から出力される映像信号のレベルの急
変を検出するレベル変動検出手段と、 前記レベル変動検出手段により前記レベルの急変を検出
したとき、IF−AGCの応答性を、前記映像信号の振
幅レベルが迅速に収束するように、可変とするIF応答
可変手段と、を備えることを特徴とするTV受信機。 - 【請求項2】 受信信号を入力する高周波回路と、該高
周波回路からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
と、AGC動作を行うRF−AGC手段を少なくとも有
するTV受信機において、 前記映像検波回路から出力される映像信号のレベルの急
変を検出するレベル変動検出手段と、 前記レベル変動検出手段により前記レベルの急変を検出
したとき、RF−AGCの応答性を、前記映像信号の振
幅レベルが迅速に収束するように、可変とするRF応答
可変手段と、を備えることを特徴とするTV受信機。 - 【請求項3】 受信信号を入力する高周波回路と、該高
周波回路からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
と、AGC動作を行うIF−AGC手段を少なくとも有
するTV受信機において、 前記IF−AGC手段にて生成されるIF−AGCレベ
ルの急変を検出するIF−AGC変動検出手段と、 前記IF−AGC変動検出手段により前記IF−AGC
レベルの急変を検出したとき、前記IF−AGCの応答
性を、前記映像信号の振幅レベルが迅速に収束するよう
に、可変とするIF−AGC応答可変手段と、を備える
ことを特徴とするTV受信機。 - 【請求項4】 受信信号を入力する高周波回路と、該高
周波回路からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
と、AGC動作を行うIF−AGC手段を少なくとも有
するTV受信機において、 前記IF−AGC手段にて生成されるIF−AGCレベ
ルの変化の度合いを検出するIF−AGC変化検出手段
と、 前記IF−AGC変化検出手段により前記IF−AGC
レベルの変化を検出したとき、前記IF−AGCの応答
性を、前記映像信号の振幅レベルが該変化の度合いに応
じて収束するように、可変とするIF−AGC応答可変
手段と、を備えることを特徴とするTV受信機。 - 【請求項5】 受信信号を入力する高周波回路と、該高
周波回路からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
と、AGC動作を行うRF−AGC手段を少なくとも有
するTV受信機において、 前記RF−AGC手段にて生成されるRF−AGCレベ
ルの急変を検出するRF−AGC変動検出手段と、 前記RF−AGC変動検出手段により前記RF−AGC
レベルの急変を検出したとき、前記RF−AGCの応答
性を、前記映像信号の振幅レベルが迅速に収束するよう
に、可変とするRF−AGC応答可変手段と、を備える
ことを特徴とするTV受信機。 - 【請求項6】 受信信号を入力する高周波回路と、該高
周波回路からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
と、AGC動作を行うRF−AGC手段を少なくとも有
するTV受信機において、 前記RF−AGC手段にて生成されるRF−AGCレベ
ルの変化の度合いを検出するRF−AGC変化検出手段
と、 前記RF−AGC変化検出手段により前記RF−AGC
レベルの変化を検出したとき、前記RF−AGCの応答
性を、前記映像信号の振幅レベルが該変化の度合いに応
じて収束するように、可変とするRF−AGC応答可変
手段と、を備えることを特徴とするTV受信機。 - 【請求項7】 受信信号を入力する高周波回路と、該高
周波回路からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
と、AGC動作を行うIF−AGC手段およびRF−A
GC手段と、を少なくとも有するTV受信機において、 前記IF−AGC手段およびRF−AGC手段にて生成
されるIF−AGCレベルおよびRF−AGCレベルの
それぞれの変化を合成した変動レベルを検出するIF/
RF−AGC変動検出手段と、 前記変動レベルが所定値を超えたとき、前記IF−AG
CおよびRF−AGCの応答性の少なくとも一方を、前
記映像信号の振幅レベルがその超えた程度に応じて収束
するように、可変とする第1IF/RF−AGC応答可
変手段と、を備えることを特徴とするTV受信機。 - 【請求項8】 受信信号を入力する高周波回路と、該高
周波回路からの中間周波信号を入力とする映像検波回路
と、AGC動作を行うIF−AGC手段およびRF−A
GC手段と、を少なくとも有するTV受信機において、 前記IF−AGC手段およびRF−AGC手段にて生成
されるIF−AGCレベルおよびRF−AGCレベルを
合成したレベルの変化の度合いを検出するIF/RF−
AGC変化検出手段と、 前記IF−AGCおよびRF−AGCの応答性の少なく
とも一方を、前記映像信号の振幅レベルがその変化の度
合いに応じて収束するように、可変とする第2IF/R
F−AGC応答可変手段と、を備えることを特徴とする
TV受信機。 - 【請求項9】 ダイバーシティ制御により複数のアンテ
ナの1つから前記受信信号を選択するに際し、該複数の
アンテナからの各該受信信号のレベルを相互に比較する
タイミングでは、前記応答性の可変制御を停止する可変
制御停止手段を設けることを特徴とする請求項1〜8の
いずれか一項に記載のTV受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001088193A JP2002290867A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | Tv受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001088193A JP2002290867A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | Tv受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002290867A true JP2002290867A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18943323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001088193A Withdrawn JP2002290867A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | Tv受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002290867A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100446078B1 (ko) * | 2002-07-08 | 2004-08-30 | 삼성전자주식회사 | 영상신호 자동이득 제어장치 |
JP2019169860A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社Jvcケンウッド | 受信機及びプログラム |
JP2019169861A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社Jvcケンウッド | 受信機及びプログラム |
JP2022046647A (ja) * | 2018-03-23 | 2022-03-23 | 株式会社Jvcケンウッド | パルスノイズ判定装置及びプログラム |
-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001088193A patent/JP2002290867A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100446078B1 (ko) * | 2002-07-08 | 2004-08-30 | 삼성전자주식회사 | 영상신호 자동이득 제어장치 |
JP2019169860A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社Jvcケンウッド | 受信機及びプログラム |
JP2019169861A (ja) * | 2018-03-23 | 2019-10-03 | 株式会社Jvcケンウッド | 受信機及びプログラム |
JP7006432B2 (ja) | 2018-03-23 | 2022-01-24 | 株式会社Jvcケンウッド | 受信機及びプログラム |
JP7006431B2 (ja) | 2018-03-23 | 2022-01-24 | 株式会社Jvcケンウッド | 受信機及びプログラム |
JP2022046647A (ja) * | 2018-03-23 | 2022-03-23 | 株式会社Jvcケンウッド | パルスノイズ判定装置及びプログラム |
JP7196992B2 (ja) | 2018-03-23 | 2022-12-27 | 株式会社Jvcケンウッド | パルスノイズ判定装置及びプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080603 |