JPH0472642A - 半導体プラスチックパッケージの製造方法 - Google Patents

半導体プラスチックパッケージの製造方法

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JPH0472642A
JPH0472642A JP18390290A JP18390290A JPH0472642A JP H0472642 A JPH0472642 A JP H0472642A JP 18390290 A JP18390290 A JP 18390290A JP 18390290 A JP18390290 A JP 18390290A JP H0472642 A JPH0472642 A JP H0472642A
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JP
Japan
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temperature
lead
secondary curing
lead frame
molded
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JP18390290A
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English (en)
Inventor
Shigeharu Tsunoda
重晴 角田
Shozo Nakamura
省三 中村
Kunihiko Nishi
邦彦 西
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体プラスチックパッケージの製造方法に係
り、特にはんだめっきを施したリードフレームを用いて
成形した成形品の2次キュア処理に好適な加熱方式を用
いた半導体プラスチックパッケージの製造方法に関する
〔従来の技術〕
従来の半導体プラスチックパッケージの製造方法を第8
図および第9図(a)、 (b)、 (c)により説明
する。
第8図は従来の半導体プラスチックパッケージの製造工
程の一例を示すフローチャートである。
第8図において、まずリードフレームを用いて、チップ
ダイボンディング、ワイヤポンデイグ、モールド14.
2次キュア15.リード切断、リードビン部のはんだめ
っき等の表面処理12の工程を経て処理を完了する。
第9図(a)、 (b)、 (c)は第8図の半導体プ
ラスチックパッケージの製造方法のモールド成形工程1
4の一例を示す断面図である。第9図(a)、 (b)
(C)において、まず第9図(a)に示すようにレジン
タブレット1を高温(160〜200℃)状態に加熱し
た金型2,3内に設けであるポット4に投入する。
つぎに第9図(b)に示すようにプランジャ5によリレ
ジンタブレット1を押圧してレジンを型内へ注入するこ
とにより、加熱溶融したレジン1はランナ6からゲート
7を通って上型2と下型3で形成されたキャビネット8
に流入するが、このさいキャビティ8には予めリードフ
レーム9が挿入されており、レジン充填完了後に金型内
で所定時間(30〜90sec)加熱してレジン硬化後
にモールド完了となる。その後に第9図(C)に示すよ
うに上型2と下型3が開いて突出しビン10により下型
3より分離され成形品11を得る。
この成形品11を金型内から取り出して室温まで自然放
冷させて、その後に多数の成形品をまとめて再びバッチ
処理により第8図に示すように高温(150℃以上)で
5〜6時間の熱風炉による2次キュア加熱処理15を行
い、つぎにリード切断加工後にリードビン部のリードフ
レーム表面へのはんだめっき等の表面処理12を施して
最終的な半導体プラスチックパッケージの製品とするこ
とが一般的である。なお従来のこの種の半導体プラスチ
ックパッケージの製造方法については、例えば「沖電気
研究開発J第133号、Vol、 54. No、 l
 (昭和62年1月)の第65頁から第70頁に論じら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は半導体プラスチックパッケージの製造工
程(第8図)の中でレジンモールド成形品の2次キュア
工程15の後にリードビン部のリードフレーム表面には
んだめっき等の表面処理を施こす工程12を実施してい
たので、この表面処理の工程12に数日の日数がかかる
ため製品の短納期化を図る上で障害となる問題があった
そこで上記の問題を解決するため第1図に示すような半
導体プラスチックパッケージの製造工程において、最初
のリードフレームを購入する段階で既にはんだめっき表
面処理の終了したいわゆるはんだめっき先付はリードフ
レーム13を用いることが考えられ、これによりはんだ
めっき等の表面処理をする工程12が必要なくなるため
製品の短納期化を図ることができる。しかし第1図の製
造工程を実現するためには検討しなければんらない問題
があり、現在使用されている封止レジンではほとんどが
金型温度180℃前後の高い成形温度でモールド工程1
4を実施するため、はんだめっき先付はリードフレーム
13を用いると金型内に設置した時にリードフレームに
施したはんだめっき表面(溶融温度180℃前後)が溶
融してしまって成形が困難となっており、これをなくす
ために低温キュアのレジンの開発あるいは従来のレジン
の低温(160℃前後)成形などにより対処しようとす
ると、成形時間も長くなって生産性向上を図る上で障害
となる問題がある。また2次キュア工程15も従来の熱
風循環炉を用いた加熱方式では、炉内温度と半導体プラ
スチックバクケージの成形品温度に差がなくレジン部や
リード部が同じ温度で加熱処理されるので、同様にはん
だめっき部が溶融するという問題がある。
本発明の目的ははんだめっき先付はリードフレームなら
びに従来レジンを用いてモールド成形を行い、その後の
2次キュア工程において適切な加熱方式を用いることに
よりリードフレームのはんだめっき面を溶融することな
く処理できる半導体プラスチックパッケージの製造方法
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明によるはんだめっき
付きリードフレームを用いる半導体プラスチックパッケ
ージの製造方法は、リードフレーム上に電気回路を構成
するチップ部品を搭載した電気部品をプラスチックで押
圧成形して封止した成形品の2次キュア工程に用いる加
熱方式に着目して、加熱温度差によりはんだめっき面を
溶融することのない遠赤外線加熱方式を用いるようにし
たものである。
〔作用〕
上記の半導体プラスチックパッケージの製造方法は、プ
ラスチック成形品の2次キュア工程の加熱方式に加熱炉
内に設けた遠赤外線放射形ヒータなどによる遠赤外線加
熱方式を用いて加熱処理を行うことにより、従来の熱風
循環炉による加熱方式では困難であった半導体プラスチ
ックパッケージの成形品のパッケージ部とリードビン部
に温度差10〜20℃をつけてパッケージ部を高温で加
熱しリードビン部をより低温で加熱することができるの
で、リードビン部のはんだめっき面が溶融することがな
くなるため従来の製造工程では難しいはんだめっき先付
はリードフレームの適用が可能となり、生産効率の向上
や短納期化を図れる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図から第7図により説明す
る。
第1図は本発明によるはんだめっき先付はリードフレー
ムを用いた半導体プラスチックパッケージの製造工程の
一実施例を示すフローチャートである。第1図において
、まずリードフレームを購入する段階で既にはんだめっ
き表面処理の終了したはんだめっき先付はリードフレー
ム13を用いて、チップダイボンディング、ワイヤボン
ディング。
モールド14.遠赤外線加熱方式による2次キュア15
、リード切断等の処理を経て処理を完了する。
第2図は第1図の2次キュア工程15における遠赤外線
加熱炉の一実施例を示す模式断面図である。
第2図において、第1図の2次キュア工程15を実施す
るために試作した装置の加熱部分の一例を模式的に示し
、本加熱炉16は従来の熱風循環加熱炉と違い加熱方式
に遠赤外線放射形ヒータ18を用いたものである。まず
第1図の製造工程のモールド工程14で成形した成形品
11は加熱炉16内に設置したサンプル置台17に収納
され、ここで炉内に設けた遠赤外線放射形ヒータ18に
より成形品11の上・下面より加熱されて、所定時間経
過後に炉外に取り出される。
第3図は第2図の実施例1の各部の温度測定データの説
明図である。第3図において、封止レジンAと5ONi
 −Fe合金系リードフレーム材を組合せた場合の実施
例1の半導体プラスチックパッケージの成形品11の各
構成品の時間経過(分)に対する温度(’C)の変化を
示し、温度測定はり−ドビン表面19とパッケージ中央
部20と炉内雰囲気21の温度をに熱電対を用いて同時
に測ったものであり、比較例として従来より用いている
熱風循環炉内に同パッケージを放置した時の温度変化も
示しである。
同図から比較例(従来例)ではパッケージ各部の温度に
差がなく同じ値を示しているのに対して、実施例1では
パッケージ中央部20の温度が高くてリードビン表面1
9と雰囲気温度21とも温度がより低い値となっている
ことがわかる。
第4図は第3図の実施例1のレジンAと5ONi・Fe
合金リードフレーム材の組合せにより遠赤外線放射形ヒ
ータ18の設定加熱温度(’C)を変えた時のパッケー
ジ中央部20とリードビン表面19の温度差についてま
とめた温度差測定データの説明図である。同図から実施
例1のレジンA15ONi−Fe合金リードフレーム材
の組合せでは、遠赤外線ヒータ温度200〜400℃で
パッケージ中央部20とリードビン表面19の温度差1
5〜20℃があることがわかり、これによりパッケージ
部のみ高温にしてリードビン部を低温にできるためリー
ドビン表面19のはんだめっき面が溶融することなく2
次キュア工程15を実施できる。
第5図は第2図の実施例2の各部の温度測定データの説
明図である。第5図において、第3図の実施例1からリ
ードフレームをCu系の材質に変えて封止レジンAとC
u系リードフレーム材を組み合わせた場合の実施例2の
半導体プラスチックパッケージの成形品11の各構成品
の温度変化を示し、温度測定は第3図の実施例1と同様
に行ったものである。同図から実施例1と同様に比較例
(従来例)ではパッケージ各部の温度に差がないのに対
して、実施例2ではパッケージ中央部20の温度が高く
てリードビン表面19と雰囲気21の温度とも温度がよ
り低い値となっていることがわかる。
第6図は第5図の実施例2のレジンAとCu系リードフ
レーム材の組合せにより遠赤外線放射形ヒータ18の設
定加熱温度を変えた時のパッケージ中央部20とリード
ビン表面19の温度差についてまとめた温度測定データ
の説明図である。同図から実施例2のレジンA /Cu
系リードフレーム材の組合せでは、遠赤外線ヒータ温度
200〜400℃でパッケージ中央部20とリードビン
表面19の温度差lO〜15℃があることがわかり、こ
れにより実施例1と同様にリードビン表面19のはんだ
めっき面が溶融することなく2次キュア工程15を実施
することができる。なお上記の封止レジンとリードフレ
ーム材の組合せは、これらに限定されるものでないこと
は云うまでもない。
第7図は第2図の実施例3と実施例4のガラス転移温度
測定データの説明図である。第6図において、第2図の
遠赤外線放射形ヒータ18の遠赤外線加熱時間(min
)、 (hr)に対する半導体プラスチックパッケージ
の成形品11のガラス転移温度Tg(’C)の変化を示
し、実施例3,4の比較例(従来例)として熱風循環炉
で加熱処理した時のガラス転移温度Tgの変化もあわせ
て示す、同図の比較例は従来レジンを用いて標準成形温
度180℃で成形した成形品11の2次キュア工程15
での熱風循環加熱時の経過時間に対するガラス転移温度
Tgの変化を示したもので、同図からガラス転移温度T
gが安定するまでに5〜6時間の長い加熱処理が必要で
あることがわかる。実施例3は比較例と同一の成形温度
180℃の条件で成形した成形品11を、2次キュア工
程15で遠赤外線加熱処理したものであり、加熱経過時
間20〜30分でガラス転移温度Tgが比較例と同等の
安定した値となる。また実施例4は従来レジンを用いて
成形温度160℃に金型温度を下げて成形した成形品1
1を2次キュア工程15で遠赤外線加熱処理したもので
あり、実施例3と同程度の加熱経過時間に対するガラス
転移温度Tgの上昇傾向を示している。したがって本遠
赤外線加熱処理方式を用いれば従来レジンを低温で成形
した成形品をリードフレームのはんだめっき面の溶融す
る問題がなく2次キュア工程15が実施できる。
上記の実施例によれば、はんだめっき先付はリードフレ
ームを用いた半導体プラスチックパッケージの製造工程
におけるモールド成形後の2次キュア工程に遠赤外線加
熱方式を用いることにより、成形品のパッケージ部とリ
ードビン部に温度差10〜20℃程度をつけてパッケー
ジ部のみを高温にしリードビン部を低温にして加熱処理
ができるので、リードビン部のはんだめっき面が溶融す
ることなく2次キュア工程を実施できる。また従来がら
のレジンを用いてリードフレームのはんだめっき面が溶
融しないように低温でモールド成形したものを、その後
の2次キュア工程で遠赤外線加熱を行ってもガラス転移
温度Tgの上昇は従来レジンの標準成形温度で成形した
ものと大差ない特性が得られるから、従って従来レジン
を用いて2次キュア工程が実施できるうえ加熱処理時間
を従来例の1712程度に短縮して製品の短納期化を図
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、半導体プラスチックパッケージのモー
ルド成形品の2次キュア工程に遠赤外線加熱方式を用い
ることにより、パッケージ温度を高くリードビン表面温
度を低くしてその温度差10〜20℃程度で加熱するこ
とができるので、その工程でのはんだめっき面の溶融す
ることがないためはんだめっき先付はリードフレームの
適用が可能となって製品の短納期化を図ることができる
。またガラス転移温度を安定させる2次キュア処理時間
も約1712程度に大幅に短縮できるので生産効率を向
上できる。さらに従来のレジンを用いてはんだめっき先
付はリードフレームを適用できるので製品の信頼性を確
保することも容易となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による半導体プラスチックパッケージの
製造工程の一実施例を示すフローチャート、第2図は第
1図の2次キュア工程の遠赤外線加熱炉の模式断面図、
第3図は第2図の実施例1の各部の温度測定データの説
明図、第4図は第3図の各部間の温度差データの説明図
、第5図は第2図の実施例2の各部の温度測定データの
説明図、第6図は第5図の各部間の温度差データの説明
図、第7図は第2図の実施例3,4のガラス転移温度測
定データの説明図、第8図は従来の半導体プラスチック
パッケージの製造工程の一例を示すフローチャート、第
9図(a)、 (b)、 (c)は第8図(第1図)の
モールド成形工程の一例を示す断面図である。 11・−・成形品 13・・・はんだめっき先付はリードフレームl4・・
・モールド工程 15・・・2次キュア工程 16・・・加熱炉 18・・・遠赤外線放射形ヒータ 〒j図 絃iA峙間(f) 竿4図 遠来りF穐ヒー7温度(’C) 〒1図 ff12図 閉5図 ffi’7図 閉J図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、はんだめっき付きリードフレームを用いる半導体プ
    ラスチックパッケージの製造方法において、リードフレ
    ーム上に電気回路を構成するチップ部品を搭載した電気
    部品をプラスチックで押圧成形して封止した後に、遠赤
    外線加熱方式により2次キュアを行うことを特徴とする
    半導体プラスチックパッケージの製造方法。 2、遠赤外線加熱方式に加熱炉内に設けた遠赤外線放射
    形ヒータを用いることを特徴とする請求項1記載の半導
    体プラスチックパッケージの製造方法。
JP18390290A 1990-07-13 1990-07-13 半導体プラスチックパッケージの製造方法 Pending JPH0472642A (ja)

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