JPH0472612B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0472612B2 JPH0472612B2 JP60242364A JP24236485A JPH0472612B2 JP H0472612 B2 JPH0472612 B2 JP H0472612B2 JP 60242364 A JP60242364 A JP 60242364A JP 24236485 A JP24236485 A JP 24236485A JP H0472612 B2 JPH0472612 B2 JP H0472612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meandering
- rolling mill
- strip
- thrust
- work roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims description 12
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000035936 sexual power Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/68—Camber or steering control for strip, sheets or plates, e.g. preventing meandering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、熱間ストリツプの蛇行を制御する
方法に関するものである。
方法に関するものである。
(従来の技術)
ストリツプが圧延ロールの中央に留まらずに圧
延の進行とともにロール端部の方へ移動してしま
う現象は蛇行と呼ばれている。蛇行が生じて問題
となるのは一般にストリツプの後端が抜けていく
時の尻絞り現象につながるときである。したがつ
て、蛇行の制御はストリツプが圧延機内にある間
に行わなければならない。
延の進行とともにロール端部の方へ移動してしま
う現象は蛇行と呼ばれている。蛇行が生じて問題
となるのは一般にストリツプの後端が抜けていく
時の尻絞り現象につながるときである。したがつ
て、蛇行の制御はストリツプが圧延機内にある間
に行わなければならない。
この蛇行を検知するためには、主として機械式
もしくは光電式により直接ストリツプ端部を測定
する方法、またはロードセルにより圧延端両側の
圧延荷重を測定し、両側の圧延荷重の差よりスト
リツプの蛇行を求める方法がとられてきた。
もしくは光電式により直接ストリツプ端部を測定
する方法、またはロードセルにより圧延端両側の
圧延荷重を測定し、両側の圧延荷重の差よりスト
リツプの蛇行を求める方法がとられてきた。
例えば、第4図は機械式検出器による一例を示
し、タツチドローラ8をストリツプ1の端部に接
触させ、角度検出器9によりアーム角度θを検出
してストリツプ1の偏りを検出する。また、特開
昭59―85314号公報は、圧延材の両側位置に押え
ロールを設置し、この押えロールの変位を検出す
ることにより蛇行を検出し、圧延中の圧延材の両
端のロールギヤツプを変化させて蛇行を制御する
装置を開示している。
し、タツチドローラ8をストリツプ1の端部に接
触させ、角度検出器9によりアーム角度θを検出
してストリツプ1の偏りを検出する。また、特開
昭59―85314号公報は、圧延材の両側位置に押え
ロールを設置し、この押えロールの変位を検出す
ることにより蛇行を検出し、圧延中の圧延材の両
端のロールギヤツプを変化させて蛇行を制御する
装置を開示している。
第5図は光電式幅計を用いた例で、両側に設け
たフオトセル10により両側の板の面積比を比較
することによつてストリツプ1の蛇行を検出する
ことができる。
たフオトセル10により両側の板の面積比を比較
することによつてストリツプ1の蛇行を検出する
ことができる。
第6図はロードセルによるもので、圧延機のワ
ークロール2がストリツプ1より受ける反力をロ
ードセル11により圧延機の両側で測定し、その
差よりストリツプ1の蛇行を検出することができ
る。
ークロール2がストリツプ1より受ける反力をロ
ードセル11により圧延機の両側で測定し、その
差よりストリツプ1の蛇行を検出することができ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
前述した従来の技術において、機械式はその検
出器の寿命に難点があり、光電式は高価であり、
ロードセル式は蛇行予測精度が比較的高くないと
いう欠点を有している。
出器の寿命に難点があり、光電式は高価であり、
ロードセル式は蛇行予測精度が比較的高くないと
いう欠点を有している。
本発明は、これらの問題点を解決するために、
ストリツプの蛇行検出のためのセンサーを特別に
設けるのではなく、圧延機ワークロールのシフト
装置を有効に活用して蛇行を精度良く推定して制
御する方法を提供する。
ストリツプの蛇行検出のためのセンサーを特別に
設けるのではなく、圧延機ワークロールのシフト
装置を有効に活用して蛇行を精度良く推定して制
御する方法を提供する。
(問題点を解決するための手段、作用)
本発明の要旨は、熱間圧延機のワークロールの
推力をワークロールシフト装置に付随したシフト
用シリンダーに作用する圧力から測定し、この測
定した推力に基づいてストリツプの蛇行量を求
め、該蛇行量が定められた基準値を越えた際、上
記熱間圧延機または上記熱間圧延機の下流側の熱
間圧延機の両端のロールギヤツプを変更すること
を特徴とするストリツプの蛇行制御方法である。
推力をワークロールシフト装置に付随したシフト
用シリンダーに作用する圧力から測定し、この測
定した推力に基づいてストリツプの蛇行量を求
め、該蛇行量が定められた基準値を越えた際、上
記熱間圧延機または上記熱間圧延機の下流側の熱
間圧延機の両端のロールギヤツプを変更すること
を特徴とするストリツプの蛇行制御方法である。
一般に、熱間圧延機のワークロールの推力の方
向、大きさと、ストリツプの偏りとの間には第3
図に示す関係があるので、予めこの関係を実測値
より正確に求めておく。そして、たとえばある蛇
行量基準値w0を設定し、推力がw0に対応する推
力基準値f0を越えるときは偏りを戻すような操作
を行うための指示を発する。
向、大きさと、ストリツプの偏りとの間には第3
図に示す関係があるので、予めこの関係を実測値
より正確に求めておく。そして、たとえばある蛇
行量基準値w0を設定し、推力がw0に対応する推
力基準値f0を越えるときは偏りを戻すような操作
を行うための指示を発する。
蛇行の制御は、前記指示に基いて、当該圧延機
または下流の圧延機の両端のロールギヤツプを変
化させる等により行う。
または下流の圧延機の両端のロールギヤツプを変
化させる等により行う。
(実施例)
第1図は本方法を実施するための圧延機におけ
るワークロールの推力測定の一例を示し、第2図
は本方法を実施するための熱間圧延機列の一例を
示す。この圧延機はワークロールシフト装置を備
えており、シフト用シリンダー3のPT1〜PT4で
上下ワークロール2の推力を測定する。この場
合、通板中、弁4はブロツク状態にしておくもの
とする。
るワークロールの推力測定の一例を示し、第2図
は本方法を実施するための熱間圧延機列の一例を
示す。この圧延機はワークロールシフト装置を備
えており、シフト用シリンダー3のPT1〜PT4で
上下ワークロール2の推力を測定する。この場
合、通板中、弁4はブロツク状態にしておくもの
とする。
たとえば、ドライブサイド方向にXトンの推力
がかかれば下記の圧力が測定される。
がかかれば下記の圧力が測定される。
PT1=PT4=0トン
PT2=PT3=Xトン
制御装置6において、第3図に示す蛇行量と推
力との関係に基いて推力f=Xトンより蛇行量w
を推定する。蛇行量wがたとえば基準値w0=20
mmを越えているので制御装置6から当該圧延機お
よび/または下流の圧延機のロールベンダー7に
対し指示信号を送り、ワークロールの両側におい
てロールギヤツプを適宜変化させ、蛇行の制御を
行う。
力との関係に基いて推力f=Xトンより蛇行量w
を推定する。蛇行量wがたとえば基準値w0=20
mmを越えているので制御装置6から当該圧延機お
よび/または下流の圧延機のロールベンダー7に
対し指示信号を送り、ワークロールの両側におい
てロールギヤツプを適宜変化させ、蛇行の制御を
行う。
推力を測定する方法としては、前述したように
弁をブロツク状態にして測定する他に、もし推力
によつてワークロールが動かされることを避ける
目的からサーボバルブで常にワークロール位置を
一定に保つ制御をしている場合には、この制御に
費やした油圧の圧力変化等から真の推力を計算す
ることが可能である。すなわち、油圧式シフト装
置においてはそのシリンダーの圧力変化または位
置変化を把握することにより、いかなる場合でも
推力を測定することが可能である。
弁をブロツク状態にして測定する他に、もし推力
によつてワークロールが動かされることを避ける
目的からサーボバルブで常にワークロール位置を
一定に保つ制御をしている場合には、この制御に
費やした油圧の圧力変化等から真の推力を計算す
ることが可能である。すなわち、油圧式シフト装
置においてはそのシリンダーの圧力変化または位
置変化を把握することにより、いかなる場合でも
推力を測定することが可能である。
また、本装置を用いれば、通板中でない場合の
ロールキス状態における推力を測定することも可
能である。したがつて、その測定値よりハウジン
グやチヨツクライナーの偏摩耗、異常ギヤツプ等
も容易に発見することができ、蛇行の根本原因を
解消することが可能であり、圧延機設備の整備性
向上にも大きく寄与する。
ロールキス状態における推力を測定することも可
能である。したがつて、その測定値よりハウジン
グやチヨツクライナーの偏摩耗、異常ギヤツプ等
も容易に発見することができ、蛇行の根本原因を
解消することが可能であり、圧延機設備の整備性
向上にも大きく寄与する。
(発明の効果)
本発明を採用することにより、以下の効果が得
られる。
られる。
特に新たな装置を設けることなく蛇行量を推
定できるので、非常に安価な蛇行検出、制御方
法である。
定できるので、非常に安価な蛇行検出、制御方
法である。
ストリツプの蛇行による尻絞りを防止するこ
とができる、すなわち圧延歩留やロール原単位
の向上につながる。
とができる、すなわち圧延歩留やロール原単位
の向上につながる。
実施例にも示したように、本発明法を実施す
るための装置においては、通板していない場合
の推力を測定することもでき、蛇行発生の根本
原因を解消し、圧延機設備の整備性向上に大き
く寄与する。
るための装置においては、通板していない場合
の推力を測定することもでき、蛇行発生の根本
原因を解消し、圧延機設備の整備性向上に大き
く寄与する。
第1図は本方法を実施するための圧延機におけ
るワークロールの推力測定の一例を示す図、第2
図は本方法を実施するための熱間圧延機列の一例
を示す図、第3図は圧延機のワークロールの推力
とストリツプの蛇行量との関係を示す図、第4図
は機械式検出器によるストリツプの蛇行量測定の
一例を示す図、第5図は光電式幅計を用いたスト
リツプの蛇行量測定の一例を示す図、第6図はロ
ードセルによるストリツプの蛇行量測定の一例を
示す図である。 1……ストリツプ、2……ワークロール、3…
…シリンダー、4……弁、5……PLG、6……
制御装置、7……ロールベンダー、8……タツチ
ドローラ、9……角度検出器、10……フオトセ
ル、11……ロードセル、F1〜F7……熱間圧延
機。
るワークロールの推力測定の一例を示す図、第2
図は本方法を実施するための熱間圧延機列の一例
を示す図、第3図は圧延機のワークロールの推力
とストリツプの蛇行量との関係を示す図、第4図
は機械式検出器によるストリツプの蛇行量測定の
一例を示す図、第5図は光電式幅計を用いたスト
リツプの蛇行量測定の一例を示す図、第6図はロ
ードセルによるストリツプの蛇行量測定の一例を
示す図である。 1……ストリツプ、2……ワークロール、3…
…シリンダー、4……弁、5……PLG、6……
制御装置、7……ロールベンダー、8……タツチ
ドローラ、9……角度検出器、10……フオトセ
ル、11……ロードセル、F1〜F7……熱間圧延
機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱間圧延機のワークロールの推力をワークロ
ールシフト装置に付随したシフト用シリンダーに
作用する圧力から測定し、 この測定した推力に基づいてストリツプの蛇行
量を求め、 該蛇行量が予め定められた基準値を越えた際、
上記熱間圧延機または上記熱間圧延機の下流側の
熱間圧延機の両端のロールギヤツプを変更するこ
とを特徴とするストリツプの蛇行制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60242364A JPS62101314A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | ストリップの蛇行制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60242364A JPS62101314A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | ストリップの蛇行制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101314A JPS62101314A (ja) | 1987-05-11 |
JPH0472612B2 true JPH0472612B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=17088080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60242364A Granted JPS62101314A (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | ストリップの蛇行制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62101314A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51112759A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-05 | Sumitomo Metal Ind | Method of adjusting pressing deviation of rolling mill by rolling thrust load measurement |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP60242364A patent/JPS62101314A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51112759A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-05 | Sumitomo Metal Ind | Method of adjusting pressing deviation of rolling mill by rolling thrust load measurement |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62101314A (ja) | 1987-05-11 |
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