JPH0472449A - エンジンの失火診断装置 - Google Patents

エンジンの失火診断装置

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JPH0472449A
JPH0472449A JP2183525A JP18352590A JPH0472449A JP H0472449 A JPH0472449 A JP H0472449A JP 2183525 A JP2183525 A JP 2183525A JP 18352590 A JP18352590 A JP 18352590A JP H0472449 A JPH0472449 A JP H0472449A
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JP
Japan
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cylinder
combustion
motion change
average
misfire
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Pending
Application number
JP2183525A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichiro Imai
龍一郎 今井
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
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Priority to US07/720,388 priority patent/US5287282A/en
Priority to GB9114185A priority patent/GB2245933B/en
Priority to DE4122607A priority patent/DE4122607C2/de
Publication of JPH0472449A publication Critical patent/JPH0472449A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/11Testing internal-combustion engines by detecting misfire

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、各気筒の運動変化量から失火状態を気筒別に
判定するエンジンの失火診断装置に関する。
[従来の技術] −mに、多気筒エンジンにおける燃焼は毎サイクル同一
過程を経て行われることが、安定した出力を得る上で理
想であるが、多気筒エンジンにおいては、 ■吸気管形状の複雑化、気筒間の吸気干渉などによる吸
気分配率の不均一化、 ■冷却順路によって生じる各気筒間の若干の燃焼温度の
相違、 ■各気筒の燃焼室容積、ピストン形状などの製造上のば
らつき、 ■インジェクタの製造誤差などによる燃料噴射量の違い
から生じる各気筒の空燃比の僅かなばらつき、 などの理由から燃焼にばらつきが生じやすい。
従来、このいわゆる燃焼変動は、気筒別の空燃比制御、
点火時期制御で最小限に抑制されているが、最近の高出
力、低燃費化の傾向にある高性能エンジンでは、インジ
ェクタ、点火プラグなどに劣化、あるいは、故障が生じ
た場合、断続的な失火を起因し出力の低下を招く。
多気筒エンジンにおいて、ひとつの気筒に断続的な失火
が発生しても気付かずに運転されることが多く、また、
失火の原因が単に一時的に発生したものなのか、あるい
は、インジェクタ、点火プラグなどの劣化などによって
生じたものなのかの判断を運転中に判断することは困難
である。
そのため、例えは、特開昭61−258955号公報で
は、前回の燃焼行程気筒のエンジン回転速度の最小値と
最大値との差と、今回の燃焼行程気筒のエンジン回転速
度の最小値と最大値との差を比較し、この比較値が予め
設定した基準値内に収まっているかどうかで、当該気筒
の燃焼状態を判別し、燃焼異常が所定回数以上発生した
場合、失火と判断して警告するようにしている。
しかし、この先行技術では、各気筒の燃焼変動を、燃焼
行程気筒の最小エンジン回転速度と最大エンジン回転速
度との差から求めているが、燃焼中のエンジン回転速度
は急激に上昇し、また、エンジンに対し負荷が相対的に
大きくかかるため、加速度の変動が大きくなり、したが
って、エンジン回転数の最大値を特定することは困難で
あり、失火判定時の精度誤差が大きくなってしまう。
[発明が解決しようとする課題] ところで、エンジンの燃焼特性は気筒間のみならず、部
品の製造誤差などによりエンジンごとにばらつきがある
上記先行技術の如く、回転変動を比較する基準値が絶対
値として設定されていると、エンジンごとの燃焼特性の
ばらつきにより上記基準値がエンジンごとに相対変動す
ることになり、あるエンジンにおいては燃焼異常を正確
に把握することが困難になってしまう。
気筒数の少ないエンジンでは、気筒間の燃焼間隔が比較
的共いため回転変動差が大きく、基準値を絶対値として
設定しても、エンジンごとの燃焼特性のばらつきが失火
判定に大きな影響を及ぼすことはないが、気筒数の多い
エンジンでは燃焼間隔が短くなり、その分、回転変動差
が小さくなるため判定レベル(基準値)を絶対値として
予め設定すると、エンジンごとの燃焼特性のばらつきが
失火判定精度に大きな影響を及ぼすことになる。
とくに、高回転域においては変動差が少なくなるため、
判定レベルがエンジンごとに相対変動すると正確な失火
判定を行うことが極めて困難になる。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、失火状態
を気筒間の燃焼のばらつきはもちろん、エンジンごとの
製造上のばらつきの影響を受けることなく、正確に検出
することのできるエンジンの失火診断装置を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明によるエンジンの失火診
断装置は、第1図に示すように、前回の燃焼による仕事
をしていない区間の運動量と、今回の燃焼による仕事を
していない区間の運動量とを比較して、この区間に挟ま
れた燃焼行程気筒の運動変化量を算出する運動変化量算
出手段M1と、当該燃焼行程気筒の平均運動変化量学習
値マツプMHPΔNjから運転条件に対応する平均運動
変化量学習値を読込み、この平均運動変化量学習値と上
記運動変化量とを比較する運動変化量比較手段M2と、
上記比較値と当該燃焼行程気筒の失火判定レベルマツプ
M HP、4 NLEV[Lから読込んだ運転条件に対
応する失火判定レベルとを比較して失火状態を気筒別に
判定する失火判定手段M3と、当該燃焼行程気筒の正常
時の運動変化量と、上記平均運動変化量学習値とに基づ
き平均運動変化量学習値を設定して、当該燃焼行程気筒
の上記平均運動変化量学習値マツプの運転領域に格納さ
れている平均運動変化量学習値を更新する平均運動変化
量学習値設定手段M4とを備えるものである。
[作 用] 上記梢成において、前回の燃焼による仕事をしていない
区間の運動量と、今回の燃焼による仕事をしていない区
間の運動量とを比較して、この区間に挟まれた燃焼行程
気筒の運動変化1を算出し、当該燃焼行程気筒の平均運
動変化量学習値マツプMHP、d Nρから運転条件に
対応する平均運動変化量学習値を読込み、この平均運動
変化量学習値と上記運動変化量とを比較する。
そして、上記比較値と当該燃焼行程気筒の失火判定レベ
ルマツプM HP、J NLEV[+−から読込んだ運
転条件に対応する失火判定レベルとを比較して失火状態
を気筒別に判定する。
また、当該燃焼行程気筒の正常時の運動変化量と、上記
平均運動変化量学習値とに基づき平均運動変化量学習値
を設定して、当該燃焼行程気筒の上記平均運動変化量学
習値マツプの運転領域に格納されている平均運動変化量
学習値を更新する。
したがって、燃焼による仕事をしていない区間に挟まれ
た燃焼行程気筒の運動変化量と該当気筒の運転領域ごと
に学習された平均運動変化量学習値との比較値と、運転
領域に対応する失火判定レベルとの比較によって失火状
態が気筒別に判定されるので、失火状態を気筒間の燃焼
のばらつき、エンジンごとの製造上のばらつきの影響を
受けることなく正確に検出できる。
[発明の実施例〕 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第2図〜第9図は本発明の第一実施例を示し、第2図は
エンジン制御系の概略図、第3図はクランクロータとク
ランク角センサの正面図、第4図はカムロータとカム角
センサの正面図、第5図は気筒内圧力変動、クランクパ
ルス、カムパルス、および、エンジン回転数のタイムチ
ャー1・、第6図は失火判定レベルマツプの概念図、第
7図は比較値(差回転速度と平均差回転速度学習値との
差)と失火判定レベルのタイムチャート、第8図は平均
運動変化量学習値マツプの概念図、第9図は失火判定手
順を示すフローチャー1・である。
(楕 成) 第2図の符号1はエンジンで、図においては4気筒水平
対向エンジンを示す。
このエンジン1の吸気ボー?−2aにインテークマニホ
ルド3を介して連通ずる吸気管4の、エアクリーナ5の
直下流に吸入空気量センサ6が介装され、また、上記吸
気管4の中途にスロットルバルブ7が介装され、さらに
、上記インテークマニホルド3の下流側に、噴射口を上
記吸気ボート2a側へ指向する(マルチポイント)イン
ジェクタ9が配設されている。
また、上記エンジン1のクランクシャフト1bにクラン
クロータ15が軸着され、このクランクロータ15の外
周に、所定クランク角に対応する突起(あるいはスリブ
1− >を検出するための電磁ピックアップなどからな
るクランク角センサ16が対設され、さらに、上記クラ
ンクシャフト1bに対して1/2回転するカムシャツh
 1 cにカムロータ17が連設され、このカムロータ
17の外周にカム角センサ18が対設されている。
第3図に示すように、上記クランクロータ15の外周に
突起(あるいはスリブ1〜)15a  15b、15c
が形成されている。この各突起15a。
15b、15cが各気筒の圧縮上死点前(BTDC)θ
1.θ2.θ3の位置に形成されており、突起15b、
15c間のfll待時間らエンジン回転数Nを算出する
ところで、一般に、MBT (最適点火時期)制御にお
ける最大燃焼圧を示すクランク角は全運転領域でほぼ一
定しており、BTDC約1o″CAまでは、まだ燃焼圧
が急激に上昇することはない。
吐た、第5図に示すように、実施例においては、各気筒
の排気弁の開弁時期を、次の燃焼気筒の点火基準クラン
ク角BTDCθ2よりやや遅角側に設定されているが、
一般に、排気弁開弁直後の燃焼圧は急激に低下している
ため、クランク角BTDCθ3では、燃焼圧の影響はほ
とんどない。
したがって、上記突起15cのクランク角θ3をB’l
’DC10℃Aより進角側にセットすれば、上記突起1
5b、15cのクランク角BTDCθ2、θ3の間の区
間が、各気筒間の燃焼による影響をほとんど受けない、
すなわち、燃焼行程気筒と次の燃焼行程気筒との間の燃
焼による仕事をしていない区間になる。
また、第4図に示すように、上記カムロータ17の外周
に、気筒判別用突起くあるいはスリット)17a、17
b、17cが形成されている。突起17aが#3.#4
気筒の圧縮上死点後(ATDC)θ4の位置に形成され
、また、突起17bが3ケの突起で精成され、その最初
の突起が#1気筒の圧縮上死点後(ATDC)θ5の位
置に形成され、さらに、突起17cが2ケの突起で構成
され、その最初の突起が#2気筒の圧縮上死点後(AT
DC)θ6の位置に形成されている。
なお、図の実施例ではθ1=97℃A、θ265℃A、
θ3=10℃A、θ4=20℃A、θ5−5°CA、θ
6−20℃A、θ(2−3)= 55°CAであり、こ
の配列により、第5図に示すように、例えば、上記カム
角センサ18がθ5 (突起17b)のカムパルスを検
出した場合、その後にクランク角センサ16で検出する
クランクパルスが#3気筒のクランク角を示す信号であ
ることが判別できる。
また、上記θ5のカムパルスの後にθ4 (突起17a
)のカムパルスを検出した場合、その後のクランク角セ
ンサ16で検出するクランクパルスが#2気筒のクラン
ク角を示すものであることが判別できる。同様にθ6 
(突起17c)のカムパルスを検出した後のクランクパ
ルスが#4気筒のクランク角を示すものであり、また、
上記θ6のカムパルスの後にθ4 (突起17a)のカ
ムパルスを検出した場合、その後に検出するクランクパ
ルスが#1気筒のクランク角を示すものであることが判
別できる。
さらに、上記カム角センサ18でカムパルスを検出した
後に、上記クランク角センサ16で検出するクランクパ
ルスが該当気筒の基準クランク角(θ1)を示すもので
あることが判別できる。
(制御装置の回りl梢成) 一方、符号21はマイクロコンピュータなどからなる制
御装置で、この制御装置21のCPU(中央処理演算装
W、)22、ROM23、RAM24、バックアップR
AM (不揮発性RAM)25、および、110インタ
ーフエイス26がパスライン27を介して互いに接続さ
れており、この■10インターフェイス26の入力ボー
トに、各センサ6.16.18が接続され、また、上記
I10インターフェイス26の出力ボートに、駆動回路
28を介してインジェクタ9と、図示しないインストル
メントパネルなどに配設したインジケータランプなどの
警告手段29が接続されている。
上記ROM23には制御プログラム、固定データなどが
記憶されている。固定データとしては、後述する失火判
定レベルマツプMPΔN LEVELがある。
また、上記RAM24には上記各センサ類の出力イz号
を処理した後のデータおよびCPU22で演算処理した
データが格納され、バックアップRAM25には気筒別
失火判定データなどのトラブルデータ、および、後述す
る平均運動変化量学習値マツプとしての平均差回転速度
学習値マツプMPJNNが記憶される。
また、上記I10インターフェイス26の出力ボートに
、故障診断用コネクタ30が接続されており、この故障
診断用コネクタ30に、故障診断用シリアルモニタ31
を接続することで、上記バックアップRAM25に記憶
されているトラブルブタを読出ずことができる。
なお、上記制御装[21の失火診断を行う機能には、前
回の燃焼による仕事をしていない区間の運動量と、今回
の燃焼による仕事をしていない区間の運動量とを比較し
て、この区間に挟まれた燃焼行程気筒の運動変化量を算
出する運動変化量算出手段と、当該燃焼行程気筒の平均
運動変化量学習値マツプから運転条件に対応する平均運
動変化址学習値を読込み、この平均運動変化層学習値と
上記運動変化量とを比較する運動変化量比較手段と、上
記比較値と当該燃焼行程気筒の失火判定レベルマツプか
ら読込んだ運転条件に対応する失火判定レベルとを比較
して失火状態を気筒別に判定する失火判定手段と、当該
燃焼行程気筒の正常時の運動変化量と、上記平均運動変
化量学習値とに基づき平均運動変化量学習値を設定して
、当該燃焼行程気筒の上記平均運動変化量学習値マツプ
の運転領域に格納されている平均運動変化量学習値を更
新する平均運動変化量学習値設定手段が含まれている。
(作 用) 次に、上記制御装置21における失火診断手順を第9図
のフローチャー1・に従って説明する。
まず、ステップ(以下「S」と略称) 3101で、ク
ランク角センサ16およびカム角センサ18からそれぞ
れ出力されるクランクパルスおよびカムパルスに基づき
燃焼行程気筒#i  (i=1.32.4)を判別し、
5102で当該燃焼行程気筒#iの演算サイクル数Ci
1をカウントアツプする(C1←−Ci1+−1)。
次いで、5103で、クランク角センサ16から出力さ
れるBTDCθ2.θ3を検出するクランクパルスを上
記カムパルスの割込みにより判別し、5104で、上記
BTDCθ2.θ3を検出するクランクパルス間の経過
時間と、θ2.θ3の挾み角(θ2−θ3)から周期f
2.3を算出する(子23←dt2,3/d(θ2−θ
3))。
その後、5iosで、上記周期子2,3から今回のエン
ジン回転数NNE讐を算出しく N NEW←60/f
2.3 ) 、3106で、今回算出したエンジン回転
数NNEWと、前回のルーチンで算出しな気筒#i−1
のエンジン回転数NO+、Dとの差から燃焼行程気筒#
の燃焼による仕事をしていない区間(θ2−θ3)の差
回転速度ΔNi  (i=1.3,2.4)を算出する
(ΔNi 4−NNE14−NOLD )。
第5図に示すように、4サイクル4気筒エンジンの場合
、燃焼による仕事をしていない区間におけるエンジン回
転数NNE−の演算が、180℃Aごとに実行されるた
め、例えば、気筒#1に着目した場合、前回算出したエ
ンジン回転数N OLDを今回算出したエンジン回転数
N NEWから減算すれば、気筒#1の差回転速度ΔN
1が求められ、一方、気筒#3をみれば、上記気筒#1
のエンジン回転数NNE−をNO[0とすることで、そ
の後の気筒#3のエンジン回転数NNE−から差回転速
度ΔN3を求めることができる。
互いに共通する気筒のエンジン回転数をそれぞれ、N4
.1 、 N1.3 、 N3.2 、 N2.4とし
た場合、各気筒の差回転速度は以下の通りである。
ΔN + = NNEW −N0LD ΔN l =N1.3−N4.1 ΔN5=N3.2−N1.3 ΔN2=N2.4−N3.2 ΔN4=N4.1−N2.4 ところで、上記差回転速度ΔNiは、図示平均有効圧力
Pi、ずなわち、気筒の燃焼状態と強い相関関係にある
ことが実験から明らかにされている。したがって、この
差回転速度ΔNiを求めることで、各気筒#iの燃焼状
態(図示平均有効圧力)の良否を推定することができる
以下に、上記差回転速度zNiと上記図示平均有効圧力
との関係を示す。
まず、エンジンが回転している状態を式で表すと、 I:慣性モーメント N:エンジン回転速度 Ti :指示トルク Tf:フリクション)・ルク となり、この(1)式を簡略化して、 とおき、さらに圧力に置換えて表すと、Pi  二図示
平均有効圧力 P[:摩擦損失有効圧力 となる。
実験によれば、回転速度を検出するためのクランク角幅
θ2.3を、燃焼行程の前後に設定すれば、4サイクル
4気筒エンジンの場合、上記差回転速度ΔNiと、その
間の時間的変化、4jT(180℃八回転相当の時間)
とをもとに、上記(3)式のdN/dt、を求めた結果
、非常に強い相関が得られる。
この場合、ΔT(180″CA)の変動は無視できる量
であり、また、摩擦損失有効圧力Pfも一定と考えれば
、上記(3)式から、 JN=KXPi−PI        ・−(4)K、
PF :定数 が成立する。
したがって、各気筒の差回転速度ΔN1を、それぞれ求
めることで、図示平均有効圧力Pi、すなわち、燃焼状
態を気筒ごとに推定することができる。
そして、この各気筒#iの差回転速度ΔNiを個々に“
0パに近づければ、気筒ごとの燃焼状態を均一にするこ
とができる。
一方、上記(3)式において、摩擦平均有効圧力P[を
一定とみなして定数Cとし、比例定数をKとすると、 N −=K  −P  +  −C t ・・・(5) となり、したがって、K、Cを予め求めることで、図示
平均有効圧力Pi を求めることができる。
この(5)式によれば、差回転速度ΔNiを時間微分す
ることで、図示平均有効圧力Piを差回転速度zNiか
らさらに精度よく推定することができる。
この燃焼による仕事をしていない区間(θ2θ3)でp
出したエンジン回転数N NEWに番」燃焼圧による回
転数の変動因子が含まれていないため比較的安定してお
り、しかも、比較するふたつのエンジン回転数NNEW
 、 N0LDが同一条件下で検出したものであるため
、上記差回転速度zNiと当該燃焼行程気筒#iの燃焼
状態との相関が明確化し、したがって、燃焼状態を高精
度に推定することができる。
その後、5107で、今回のルーチンにて求めたエンジ
ン回転数NNE−と吸入空気iQに基づきエンジン負荷
データ(−基本燃焼噴射パルス幅)TPを算出する(T
p+−KXQ/NNEW  K 、定数)。
次いで、siogで、上記エンジン負荷データTpと今
回のエンジン回転数NNE−とをパラメータとして平均
差回転速度学習値マツプMPΔNρから平均差回転速度
学習値zNpを設定する。
第8図に示すように、上記平均差回転速度学習値マツプ
MPΔN1は、エンジン回転数NNE−とエンジン負荷
データTDをパラメータとする三次元マツプで気筒に対
応した数だけ設けられており、格子で囲まれた各領域に
は後述する5112で設定した気筒ごとの平均差回転速
度学習値ΔNgが格納されている。
そして、5109で、上記エンジン負荷データTpとエ
ンジン回転数NNE−をパラメータとして失火判定レベ
ルマツプMP−N LEVELから失火判定レベルΔN
LEVEL t!−設定する。
第6図に示すように、上記失火判定レベルマツプM P
 d N LEVELは、エンジン回転数NNE誓とエ
ンジン負荷データTpをパラメータとする三次元マツプ
で、格子で囲まれた各領域には予め実験などから求めた
失火判定レベルΔN1−EVELが格納されている。
第7図に示すように、差回転速度dNi 、すなわち、
後述する差回転速度ΔNiと平均差回転速度学習値ZN
pとの差は、過渡時に比較的大きな値を示すが、この変
動幅はエンジンの運転条件によって相違する。そのため
、予め実験などから、その変動幅を運転条件ごとに求め
、その変動幅に応じた失火判定レベルΔNLEν[[を
設定し、マツプ化することで高い失火判定精度を得るこ
とができる。
そして、5110で、上記差回転速度zNiと上記平均
差回転速度学習値、4NJlとの差(比較値)と、上記
失火判定レベルΔN LEVELとを比較する。当該燃
焼行程気筒#1の差回転速度ΔNi と平均差回転速度
学習値ΔNMとの差が失火判定レベルΔN LEVEL
より低い(ΔNi −1Nj <ΔNLEVEL )と
判断した場合(第7図参照)、失火と判定して5111
へ進ミ、また、zNi−ΔNJ)≧ΔN LEVELの
場合、正常燃焼と判断して5112へ進む。
5112へ進むと、上記へ平均差回転速度学習値ΔNJ
)と上記差回転速度1UNiに基づき当該気筒#iの現
運転条件下での平均差回転速度学習値lNpを次式の加
重平均から求める。
ΔNN =((2−1)xzNj+ΔNi)/2’r:
加重係数(加重平均の重み) そして、この新たに求めた平均差回転速度学習値ΔN1
で、該当気筒#Iに対応する上記平均差回転速度学習値
マツプMPΔNgの該当アドレスに格納されているデー
タを更新し、5113へ進む。
なお、この平均差回転速度学習値マツプMP、dNpに
格納されている各平均差回転速度学習値ΔNgのイニシ
ャルセット値は“0”である、すなわち、理想的な上記
差回転速度ΔNiは″O゛″ (全気筒均一燃焼)であ
り、正常燃焼であれば加重平均により求めた上記平均差
回転速度学習値ΔN1も結果的には“O”に近付くと考
えられるからである。
各運転条件下における正常運転時の平均差回転速度学習
値INjを気筒ごとに学習することで、各気筒の燃焼特
性を把握することができ、」1記5110で実行する失
火判定に際し、差回転速度ΔNに含まれている当該気筒
の特性変動因子を較正して(zNi −INfJ )上
記失火判定レベル7N[[νE[と相対的に比較するこ
とができる。
従って、判定精度が向上し、たとえば回転変動差が比較
的小さくなる高回転域、或いは、6気筒以上の多気筒エ
ンジンであってもエンジンごとの特性上のばらつきによ
る影響を受けることなく失火状態を個別的に正確に判断
することができる。
一方、上記5110で、失火と判定されて5111へ進
むと当該燃焼行程気筒#iの気筒別失火回数Ci2をカ
ウントアッフ゛しくC12←ci2+1)、5113へ
進む。
そして、5113で、当該燃焼行程気筒#iの演算サイ
クル数Cilと予め設定したサンプリングサイクル数C
’+l5ET  (例えば、?00cycte)とを比
較し、演算サイクル数Ci1がサンプリングサイクル数
Cl5ETに達していない場合(Cil< C11sE
T )、5121ヘジヤンプし、また、演算サイクル数
Ci1がサンプリングサイクル数C1ISETに達した
場合(CHI≧C11SE丁) 、5114へ進み、上
記演算サイクル数Ci1をクリアする(Cil−0)。
次いで、5115で、RAM24の所定アドレスにスト
アされている前回のサンプリング周期において算出した
当該燃焼行程気筒#iの気筒別平均失火回数C12(−
1)を読出し、8116で、この気筒別平均失火回数C
12(−1)と、今回のサンプリングサイクル数C1I
SETにおいてカウントした気筒別失火回数Ci2に基
づき、今回の気筒別平均失火回数Ci2を、加重係数r
の加重平均から求める(Ci2←((2−1)xci2
(−1)+C12)/2  )。
気筒別平均失火回数Ci2を加重平均により求めること
で、当該燃焼行程気筒#iの失火判別誤差、および急激
な燃焼変動による一時的な失火誤判定を修正することが
できる。
その後、5117で、上記気筒別失火回数Ci2をクリ
アしくC12(−0)、また、8118でRA、M24
の所定アドレスにストアされている前回のサンプリング
周期において算出した気筒別平均失火回数そして、51
19で、今回の気筒別平均失火回数C■とを比較し、C
i2> C12SET 、すなわち、気筒別平均失火回
数Ci2が失火異常判定基準回数C125ETを越えて
いる場合、当該気筒#iが失火異常であると判断し、5
120へ進み、バックアップRAM25の所定アドレス
に当該気筒#iの失火異常データを格納し、インジケー
タランプなどの警告手段29を点灯させて運転者に失火
異常を警告し、5121へ進む、一方、Ci2≦Ci2
S[Tと判断した場合、当該気筒#iに失火異常がまだ
発生していないと判断し、ステップ5121へ進む。
5121では、今回算出したエンジン回転数NN1jl
で前回のルーチンで算出したエンジン回転数N0LDを
更新して(NOLD 4−NNEW ) 、ルーチンを
外れる。
なお、上記バックアップRAM (記憶手段)25に格
納した当該気筒#iの失火異常データは、ディーラ−の
サービスステーションなどにおいて、制御装置21にシ
リアルモニタ31を接続することで読出すことができ、
また、このシリアルモニタ31を介して上記バックアッ
プRAM25に記憶されている失火異常データをクリア
することができる。
(第二実施例) 第10図は本発明の第二実施例による失火判定手順を示
すフローチャートである。
なお、第一実施例と同様の機能を有するステップは、第
一実施例と同一の符号を付して説明を省略する。
この実施例では、失火回数を気筒別に順次記憶し、かつ
、この失火回数が最大カウント数に達した場合、この最
大失火回数を固定して記憶する。
まず、5101で、燃焼行程気筒#iを判別した後、5
201で当該燃焼行程気筒#iの失火最大カウント数フ
ラグF1がセット状、[(Fi=1)か、リセット状態
(Fi =O)かを判別する。そして、セット状態(F
i=1>の場合、5202へ進み、警告手段2つとして
のインジケータランプなどを点灯状態にして運転者に失
火異常を警告し、ルーチンを外れる。
一方、上記失火最大カウント数フラグFiがリセット状
態(Fi =O)と判断されると、5t(13〜511
0まで、前述した第一実施例と同じ手順を実行する。
そして、上記5110で、当該燃焼行程気筒#iが失火
(、jNi−ΔNJ) <、4NLEVEL > 、!
:’l’Jl定サレると8クサレへ進み、また、正常燃
焼(jNi −ΔNρ≧ΔN1.EVEL )と判定さ
れると8112へ進む。
5112では、当該気筒#iの平均差回転速度学習(/
1ΔNJ)を前記第一実施例と同様、加重平均により求
め平均差回転速度学習値マツプMPΔNjの運転状態(
NN[W 、 TI)により指定される)に対応する該
当アドレスを更新した後、5204へ進んで失火最大カ
ウント数フラグFiをリセットする(Fi  ←0)。
一方、上記5110から5203へ進むとインジケータ
ランプなどを微小時間点灯させて運転者に失火が発生し
たことを警告する。
運転者はインジケータランプなどの点灯する頻度を認識
することで、エンジンの失火状況、すなわち、いかなる
エンジンの運転条件下で失火が発生しやすいかを把握す
ることができる。
そして、5205で、当該気筒#iの失火回数C+2を
カウントアツプ(Ci2←Ci2+1)した後、このカ
ウントアツプした値Ci2をバックアップRAM25の
所定アドレスに格納する。
ディーラ−のサービスステーションなどでは、制御装置
21に故障診断用コネクタ30を介してシリアルモニタ
31を接続して上記バックアップRAM25に格納され
ている気筒別の失火回数02データを読出し、マニアル
を参照するなどして失火状況を判断する。
その後、8206で、当該気筒#iの失火回数C12と
予め設定した最大カウント数C12HAX  (例えば
、2 /<イl−(FFTrl+) )を比較し、Ci
2= C12HAX ノ場合5207へ進み、また、C
i2< C12HAX (1)場合8204へ進む。
上記失火回数C12が最大カウント数C12HAXに達
している( Ci2= Ci2H^×)と判断されてス
テップ5207へ進むと、上記バックアップRAM25
の所定アドレスに記憶した失火回数Ci2を上記最大カ
ウント数C12HAXでボールドし、8208で、失火
最大カウンl−数フラグFiをセットする(F←1)。
そして、8208、あるいは、5204から5209へ
進むと、今回算出したエンジン回転数NNl−でRAM
24の所定アドレスにストアされている前回算出したエ
ンジン回転数N OLDを更新して(N OLD←NN
EW ) 、ルーチンを外れる。
なお、各実施例において運動員としてエンジン回転数を
用いているが、これに代えて、周期、角速度、あるいは
角加速度を用いるようにしても良い。
[発明の効果コ 以上、説明したように本発明によれば、燃焼による仕事
をしていない区間の運動量を比較して運動変化量を算出
しているので、比較する際に他の気筒の燃焼圧による回
転数の変動因子が含まれていないため、ふたつの運動量
を同一条件下で比較することができ、当該気筒の燃焼状
悪を運動変化量から正確に把握することができる。
また、上記運動変化量と当該気筒における同一運転条件
下での平均運動量学習値とを比較し、この比較値と失火
判定レベルとを比較して失火状態を相対的に判別してい
るので、気筒ごとの燃焼特性に応じた失火判定を、気筒
間の燃焼のばらつきはもちろん、エンジンごとの製造上
のばらつきの影響を受けることなく高精度に行うことが
できるなど優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本概念を示すクレーム対応図、第2
図〜第9図は本発明の第一実施例を示し、第2図はエン
ジン制御系の概略図、第3図はクランクロータとクラン
ク角センサの正面図、第4図はカムロータとカム角セン
サの正面図、第5図は気筒的圧力変動、クランクパルス
、カムパルス、および、エンジン回転数のタイムチャー
ト、第6図は失火判定レベルマツプの概念図、第7図は
比較値(差回転速度と平均差回転速度学習値との差)と
失火判定レベルのタイムチャーI・、第8図は平均運動
変化量学習値マツプの概念図、第9図は失火判定手順を
示すフローチャー1・、第10図は本発明の第二実施例
による失火判定手順を示すフローチャートである。 Ml・・・運動変化量算出手段、M2・・・運動変化量
比軸手段、M3・・・失火判定手段、M4・・・平均運
動変化量学習値設定手段、MHPΔllj・・・平均運
動変化楚学習値マツプ、MHPΔNLEVEL・・・失
火判定レベルマツプ。 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  前回の燃焼による仕事をしていない区間の運動量と、
    今回の燃焼による仕事をしていない区間の運動量とを比
    較して、この区間に挟まれた燃焼行程気筒の運動変化量
    を算出する運動変化量算出手段と、 当該燃焼行程気筒の平均運動変化量学習値マップから運
    転条件に対応する平均運動変化量学習値を読込み、この
    平均運動変化量学習値と上記運動変化量とを比較する運
    動変化量比較手段と、上記比較値と当該燃焼行程気筒の
    失火判定レベルマップから読込んだ運転条件に対応する
    失火判定レベルとを比較して失火状態を気筒別に判定す
    る失火判定手段と、 当該燃焼行程気筒の正常時の運動変化量と、上記平均運
    動変化量学習値とに基づき平均運動変化量学習値を設定
    して、当該燃焼行程気筒の上記平均運動変化量学習値マ
    ップの運転領域に格納されている平均運動変化量学習値
    を更新する平均運動変化量学習値設定手段 とを備えることを特徴とするエンジンの失火診断装置。
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