JPH0472147A - 連結式容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、衣類などの雑貨類や玩具、食品、文具、書
物などの種々の物を保管又は陳列のために収容する容器
で、複数個を連結するようにしたものである。

（従来の技術〕 従来より種々の物を収容する容器はいろんな形態として
使用されているが、それぞれの容器は他の容器と連結す
ることなく使用され、複数の容器を同時に使用する場合
でも、複数の容器を単に並べたり、積み重ねたりしてい
た。

従って従来の容器は、同種のものを連結できる構造では
なかったため、並べたり積み重ねたりした場合でも容器
が互いに位置がずれたり、設置状態が不安定となること
があった。

（発明が解決しようとする課題〕 そこでこの発明では、同種の容器を複数個用いて互いの
容器を外周面に設けた連結機構を利用して連結できるよ
うにし、安定した設置状態で使用でき、さらに連結形態
を必要に応じて自由に変更できる連結式容器を提供しよ
うとするものである〔課題を解決するための手段〕 そのためこの発明の連結式容器は、容器本体の外周壁の
外面に、挿入部と前記挿入部を連結させる形態の受部を
、一定間隔を有して交互に複数個形成した構造とした。

さらに、挿入部と受部を上下及び左右に一定間隔を有し
て交互に複数個形成して実施できる。

また連結用機構を、挿入部が突出棒形状で受部が受け穴
形状とし、さらに挿入部がリブ形状で受部が受け溝形状
として実施することもできる。

［作　用］ 前述の構成とした連結式容器では、同形状の挿入部と受
部から成る連結機構を有する複数の容器を用い、この複
数の容器の外周面を接合させることにより、接合した容
器同士が挿入部と受部を連結させて連結状態を得ること
になる。

このように、必要に応じて複数の容器を用い、互いの外
周面のどこを接合させても互いの容器は連結し、１個又
は２個、その他の複数個の容器を連続して横方向又は縦
方向の何れでも連結することができる。

〔実施例〕 以下この発明の構成を、実施例として示した図面に従っ
て説明する。

（１）は容器本体で、外周壁（２）４面と底部（３）に
より容器形態を成し、一方を開口している。

前記４面の外周壁（２）の外面それぞれに、挿入部（４
）と、前記挿入部（４）を連結させる形態の受部（５）
を、一定間隔を有して交互に複数個形成している。

図示した実施例では挿入部（４）と受部（５）を、上下
及び左右に一定間隔を有して交互に複数個形成している
。

第１図〜第４図に示すこの発明に係る連結用機構では、
挿入部（４）を突出棒形状にすると共に、受部（５）を
受け穴形状とし、この挿入部（４）が受部（５）内に嵌
合して連結構造を得るようにしている。

さらに、これら挿入部（４）と受部（５）は容器本体（
１）の外周壁（２）に縦横に突出形成したリブ（６）と
共に突出形成してあり、挿入部（４）を受部（５）より
も長く形成している。

また、図示した実施例では蓋（７）が容器本体（１）と
セントになっているが、この容器は蓋（７）は必要に応
じて設けるものであり、蓋（７）を設けずに容器本体（
１）のみでも実施することができる。

図示した蓋（７）は、容器本体（１）上に嵌合させ、容
器本体（１）の上隅部に形成した取付穴（８）と、Ｍ（
７）の隅部に形成した通孔（９）に杆（１０）を挿通さ
せて、蓋（７）と容器本体（１）を着脱自在に固定する
ようにしている。

この発明の容器は、同構成の挿入部（４）と受部（５）
を形成した容器本体（１）を複数個、適宜組合せて使用
するものであり、図示した実施例では大型容器Ａ、中型
容器Ｂ及び小型容器Ｃをセットにした状態を示している
。

これら大型容器Ａ、中型容器Ｂ及び小型容器Ｃには、い
ずれも同じ形状で同じピンチに形成された挿入部（４）
と受部（５）が形成してあり、容器本体（１）の大小が
異なっている。

従って、大型容器Ａ、中型容ｉＢ及び小型容器Ｃのそれ
ぞれは、同型のものどうし、又は他の型のものとの組合
せとして、接合させた他方の挿入部（４）及び受部（５
）との連結により、容器本体（１）どうしが連結される
ことになる。

第２図の状態は、大型容器への１面に、中型容器Ｂと小
型容器Ｃを横方向に連結してあり、当然のことながら中
型容器Ｂと小型容器Ｃもその接合面は連結されているこ
とになる。

また第４図の状態は、大型容器Ａの長手方向の側面に小
型容器Ｃを連結し、中型容器Ｂを大型容器Ａの上に積み
重ねた使用状態を示している。

さらにこの容器はＭ（７）を用いず、第２図の連結状態
で容器本体（１）の開口部を前方に向けて床面や押入れ
中に載置すると、柵としての使用状態を得ることができ
る。

その他この容器は、図示した以外の必要に応した種々の
連結形態として使用できるものである。

第５図に示すのは、挿入部（４）と受部（５）を前述の
実施例とは異なる形状として形成した実施例を示すもの
である。

すなわち第５図の実施例では、挿入部（４）がリブ形状
で受部（５）が受け溝形状であり、前述の実施例と同様
に、挿入部（４）と受部（５）を交互に且つ一定間隔の
ピッチで形成して実施するものである。

〔発明の効果］ この発明は上述のような構成を有するものであり、従っ
て、同一構成の挿入部（４）と受部（５）を形成した複
数の容器を、必要に応じた組合せとして連結でき、さら
に連結状態が横方向であっても縦方向であっても複数の
容器は互いに連結されているため安定した設置状態で使
用でき、横方向の連結であっても位置がずれたり組合せ
状態がバラバラになることがなく、さらに縦方向の連結
であっても積み重ね形態が崩れたり上部の容器がずれて
落下する虞れがなく、また連結形態を必要に応じて自由
に変更することもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る連結式容器の斜視図。 第２図は大中小の容器を連結した状態を示す斜視図。第
３図は第２図に示す連結状態の横断面図。 第４図は大中小の容器の組合せ状態を変えた斜視図。第
５図は挿入部と受部の形状を変更した他実施例の部分斜
視図。 （１）・・・容器本体　（２）・・・外周壁　（４）・
・・挿入部　（５）・・・受部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　容器本体の外周壁の外面に、挿入部と前記挿入部を
   連結させる形態の受部を、一定間隔を有して交互に複数
   個形成したことを特徴とする連結式容器。 ２　挿入部と受部を上下及び左右に一定間隔を有して交
   互に複数個形成した請求項１記載の連結式容器。 ３　挿入部が突出棒形状で受部が受け穴形状である請求
   項１、２記載の連結式容器。 ４　挿入部がリブ形状で受部が受け溝形状である請求項
   １、２記載の連結式容器。