JPH0471949A - 車の始動制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の免許証をカード方式としてエンジンを
始動する条件を設定し１条件を満した時のみ駆動するよ
うにした車の始動制御装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の車の運転免許証は、運転を許可することを示す証
書のみであり、警察官等の要求に応じ提示するだけであ
り、これがなくても自動車を運転しようとすれば、自動
車の始動キーがあれば物理的には自動車のエンジンを始
動することが出来、このため無免許の人間が車を運転す
ることができるし、又免許証を携帯していたとしても異
なった車種を無許可で運転することも可能である。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の運転免許証では、前述のように免許証を携帯して
なくても車を無免許で運転できるし又免許証があっても
許されていない異なった車種９例えば、普通免許でトラ
ンクを運転する。

等が可能であった。

本発明は無免許で車を運転することを防止するものであ
り、（１）運転免許を保有していない人は絶対に自動車
を物理的に運転出来なくすること。

及び（２）運転免許を保有していても許可されていない
区分の自動車を運転出来なくすること（例えば普通免許
だけの人は大型を運転出来ない）を目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明はこのような課題を解決するために。

免許証をカード化して識別コードを記憶させ。

このコードをあらかじめ記憶させておくコードと一致し
た場合にのみ運転駆動が可能なようにしたものである。

即ち１本発明は、識別コードが記憶されているカードと
、該カードのコードを読み取るカード読取装置と、車種
等の識別コードを記憶するメモリーと、該メモリーに記
憶されているコード及びカード読取装置から読み取った
コードを比較して両コードが一致している場合に駆動指
令信号を出す演算器と、運転用キーの信号と前記駆動指
令信号とで電源を接続してモータ駆動信号を出す駆動制
御部と、該駆動制御部の指令で駆動され、エンジンを始
動するモータとを具備してなることを特徴とする車の始
動制御装置を提供すること、及び（２）識別コードが記
憶されているカードと、該カードのコードを読み取るカ
ード読取装置と、車種等の識別コードを記憶するメモリ
ーと、該メモリーに記憶されているコード及びカード読
取装置から読み取ったコードを比較して両コードが一致
している場合に駆動指令信号を出す演算器と、該演算器
の演算結果の一致、不一致を表示する表示装置と、運転
用キーの信号と前記駆動指令信号とで電源を接続してモ
ータ駆動信号を出す駆動制御部と、該駆動制御部の指令
で駆動され。

エンジンを始動するモータとを具備してなることを特徴
とする車の始動制御装置を提供するものである。

〔作用〕

車の運転者はまずキーを挿入するが、このままでは車は
始動しない。次に、免許証のカードをカード読取装置に
挿入するとカードに記憶された車塊等の識別コードが演
算器に入力され。

演算器はあらかじめメモリーに記憶しているコードと比
較する。比較の結果１両コードが一致すれば駆動制御部
へ駆動指令を出す。駆動制御部は演算器からの駆動指令
信号とキーの挿入による信号とでモータを駆動する指令
を出しモータが駆動してエンジンを始動することになる
。

又、演算器でのカードからの入力信号とあらかじめ記憶
している信号との比較結果の一致、不一致の状態を表示
器に表示させることもできるものである。

〔実施例〕

第１図は本発明の無免許運転防止装置の実施例で、全体
の構成を示すブロック図、第２図。

第３図は制御部内部のフローチャート、第４図は信号の
タイミングチャートである。

第１図において１本装置は制御部１０．操作部１１、駆
動部１２からなり、これらに外部から挿入するカード方
式の免許証１３．キー１４がある。なお、カードは磁気
カード又はＩＣカード等が考えられ、又人間が読めるよ
うに記載したり、写真表示したりしておけば便利である
。

制御部１０の内部は車種コード、例えば、普通車か、商
用車、トラック、パス、等の識別コードを記憶する車種
コードメモリー２．この車種コードと外部からインプッ
トされる車種コードＡとを演算、比較する演算器３から
なる。操作室１１には免許証カード１３が挿入され、こ
れを読取るカード読取装置１．演算器３からの指令Ｐに
より運転可、不可等の情報を表示する表示装置４からな
っている。駆動部１２には電源５、キー１４が挿入され
た点に接点を閉として電源回路を閉じるスイッチ８．ス
イッチ８の閉により電源が供給されて演算器３からの指
令Ｂにより駆動信号Ｃを出す駆動制御部６．指令信号Ｃ
により駆動するモータ７からなる。

第１図の構成において第２図、第３図のフローチャート
を訴照しながらその機能を説明する。

第１図は始動する場合のフローで、まずＳｌで車のドア
ーをあけ、Ｓ２でキー１４を挿入する。

この状態では免許証の車種の確認が終ってないので車は
始動しない。次に８３において運転免許証（カード）１
３をカード読取装置ｌに挿入し、カードの車種コードが
読み取られる。コードが読み取られると、読取られた車
種コードの信号Ａが演算器３に入力され、Ｓ４であらか
じめ車種コードメモリー２に記憶されている車種コード
と比較され、車種が一致しているか否かチエツクする。

車種が不一致の場合には演算器３からの信号Ｐは「運転
不可」の表示（ｓ７）を表示装置４へ指示する。車種が
一致していれば演算器３からの信号Ｐは「運転可」の表
示を指示（Ｓ５）ｔ、、表示装置４はランプ等によりこ
れを表示することになる。この表示は１例えばパネル上
に［運転が許可されました」等の表示を行う。その後、
運転者が挿入したキー１４を廻すと（Ｓ６）スイッチ８
の接点カニ閉じて電源５から電源が駆動制御部６に供給
され、演算器３かもの指令信号Ｂによりモータ７へ駆動
信号Ｃを出す。モータ７は回転駆動することにより、エ
ンジンを始動することになる。（Ｓ８）第３図は運転免
許証を取り出す場合のフローを示すもので、Ｓｌでは電
源の状態を示し、電源がＯＦＦであれば車は停止してい
ることになり（Ｓ５）、電源がＯＮであれば、エンジン
が回転しているか否かの状態（Ｓ２）により、エンジン
が「零」回転であれば車は停止していることになる。エ
ンジンが回転している状態で免許証１３をカード読取装
置１より抜き取ると（Ｓ　３）　。

Ａは抜き取り信号となり演算器３は信号Ｂにより駆動制
御部６へ停止指令を出し、モータ７を停止させることに
なる。これによりエンジンは停止する。（Ｓ４） 第４図は上記に説明の装置での信号のタイミングチャー
トである。まず（ａ）はキー１４の挿入によりスイッチ
８が作動して電源がＯＮとなった状態を示し、（ｂ）は
カード読取装置１に免許証（カード）１３が挿入された
時の信号Ａで９本図では図示省略しているが、この信号
には車種コードがコード化されている。（Ｃ）は演算器
３により信号Ａとあらかじめ記憶されている車種コード
との比較がなされて両信号が一致した場合の一致信号Ｐ
又はＢである。（ｄ）はこの一致信号Ｐにより表示装置
４に表示指示を行うもので、この表示継続信号を示す。

この表示は２例えば。

パネル上に「運転が許可されました」等の表示を行う。

（ｅ）は同じく一致信号Ｂにより駆動制御部６が駆動さ
れてモータ７を駆動する駆動信号Ｃであり、この場合の
ｔは一定時間でモータ７を駆動しエンジンが始動するに
充分な時間を設定する。この実施例では、車種コードメ
モリー２には個有の車種コードのみを記憶している例で
説明したが、この車種コードメモリー２及び免許証カー
ド１３には１例えば運転者の個有のコードを記憶させて
おき、車の所有者のみが運転できるようにすれば、より
効果的になるものである。本実施例では代表的な車種コ
ードを記憶させておき、この車種コードと免許証のコー
ドが一致した場合に車が運転可能になる例で説明したが
本発明はこれに限定するものではなく。

上記のような他の識別コードを記憶させて、これらを組
合せ、比較し、全部のコードが一致した場合にのみ運転
を可能にすることもできるものである。

このようにして本実施例によれば、車のキーを挿入した
だけでは車は始動せず、免許証（カード）を挿入して、
あらかじめ設定している個有の車種コードと比較して両
コードが一致した場合にエンジンが始動するようにした
ので無免許運転又は特定の免許証のみで許可されていな
い他車種１例えば、普通免許証でトランク、・；ス等の
運転ができないようになり安全運転に貢献することがで
きる。

〔発明の効果〕

本発明の車の始動制御によれば、従来のように車にキー
を挿入するだけで車の運転ができる方式でなく、キー操
作のみでは車の運転ができないようにして、免許証（カ
ード）を挿入し。

カードに記憶しである識別コードとあらかじめメモリー
に設定しである個有のコードとを比較して両コードが一
致した場合のみエンジンが始動するようにしたので、（
１）免許証を携帯していない場合は運転ができなくなる
こと、（２）運転免許証を携帯している場合でも区分の
異る車種。

例えば、普通免許で大型の車種を運転するようなことは
できなくなり、その結果、交通違反。

交通事故１等の減少に多大な貢献をするものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る車の始動制御装置全体構
成を示すブロック図、第、２図は第１図の装置の始動ま
での作動を示すフローチャート、第３図は同じく第１図
の装置でカードを取り出し、エンジンを停止させる場合
のフローチャーメト、第４図は本実施例の装置の化５号
のタイミングチャートである。 １・・・カード読取装置、２・・・車種コードメモリ３
・・・演算器、４・・・表示装置、５・・・電源、６・
・・駆動制御部、７・・・モーター、１０・・・制御部
。 １１・・・操作部、１２・・・駆動部、１３・・・免許
証。 １４・・・キー 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）識別コードが記憶されているカードと、該カードの
   コードを読み取るカード読取装置と、車種等の識別コー
   ドを記憶するメモリーと、該メモリーに記憶されている
   コード及びカード読取装置から読み取ったコードを比較
   して両コードが一致している場合に駆動指令信号を出す
   演算器と、運転用キーの信号と前記駆動指令信号とで電
   源を接続してモータ駆動信号を出す駆動制御部と、該駆
   動制御部の指令で駆動され、エンジンを始動するモータ
   とを具備してなることを特徴とする車の始動制御装置。 ２）識別コードが記憶されているカードと、該カードの
   コードを読み取るカード読取装置と、車種等の識別コー
   ドを記憶するメモリーと、該メモリーに記憶されている
   コード及びカード読取装置から読み取ったコードを比較
   して両コードが一致している場合に駆動指令信号を出す
   演算器と、該演算器の演算結果の一致，不一致を表示す
   る表示装置と、運転用キーの信号と前記駆動指令信号と
   で電源を接続してモータ駆動信号を出す駆動制御部と、
   該駆動制御部の指令で駆動され、エンジンを始動するモ
   ータとを具備してなることを特徴とする車の始動制御装
   置。