JPH0471368B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0471368B2 JPH0471368B2 JP59208627A JP20862784A JPH0471368B2 JP H0471368 B2 JPH0471368 B2 JP H0471368B2 JP 59208627 A JP59208627 A JP 59208627A JP 20862784 A JP20862784 A JP 20862784A JP H0471368 B2 JPH0471368 B2 JP H0471368B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- conductor plate
- radiation conductor
- conductor plates
- portable radio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 68
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 31
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 5
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
- H01Q1/273—Adaptation for carrying or wearing by persons or animals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/243—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
- H01Q9/0421—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、広帯域アンテナを内蔵した携帯無線
機に関する。
機に関する。
携帯無線機に用いるアンテナとしては、従来
λ/4(λは伝搬波長)ホイツプアンテナまたは
スリーブアンテナが多く用いられてきたが、これ
らのアンテナはきよう体から著しく突出した構造
であるため携帯性に劣り、さらに携帯時に破損し
やすい問題がある。一方これらの欠点を取り除い
たアンテナとして、第3図に示すような内蔵アン
テナを用いた携帯無線機が知られている。
λ/4(λは伝搬波長)ホイツプアンテナまたは
スリーブアンテナが多く用いられてきたが、これ
らのアンテナはきよう体から著しく突出した構造
であるため携帯性に劣り、さらに携帯時に破損し
やすい問題がある。一方これらの欠点を取り除い
たアンテナとして、第3図に示すような内蔵アン
テナを用いた携帯無線機が知られている。
第3図は従来例の携帯無線機の構成図である。
第3図において、40はきよう体であり、放射導
体板51と接続導体板52とからアンテナ50が
構成されている。また53はアンテナの給電点で
ある。このように第3図に示す従来例の携帯無線
機はきよう体に大きな突出部を持たず、携帯性に
優れた携帯無線機である。
第3図において、40はきよう体であり、放射導
体板51と接続導体板52とからアンテナ50が
構成されている。また53はアンテナの給電点で
ある。このように第3図に示す従来例の携帯無線
機はきよう体に大きな突出部を持たず、携帯性に
優れた携帯無線機である。
第4図は従来例の携帯無線機の指向性を示す図
である。第4図において、実線はEθ成分(垂直
偏波)を示し、破線はEφ成分(水平偏波)を示
す。従来例の携帯無線機の指向性は第4図に示す
ように、ブロードで水平垂直両偏波成分を放射す
る特性を有しており、アンテナの向きやきよう体
の保持角度によらず良好な通話を行うことができ
る。
である。第4図において、実線はEθ成分(垂直
偏波)を示し、破線はEφ成分(水平偏波)を示
す。従来例の携帯無線機の指向性は第4図に示す
ように、ブロードで水平垂直両偏波成分を放射す
る特性を有しており、アンテナの向きやきよう体
の保持角度によらず良好な通話を行うことができ
る。
第5図は片側短絡形方形マイクロストリツプア
ンテナの構成図である。第6図はその等価回路図
である。第7図はその構造寸法と選択度との関係
を示す図である。第3図に示す携帯無線機のアン
テナ50は、第5図に示す片側短絡形方形マイク
ロストリツプアンテナ60にローデイングを行つ
たものであると考えることができる。すなわち、
従来例の携帯無線機のアンテナ50は第5図の接
続導体板62の幅を狭くすることにより、接続導
体板62のインダクタンスを大きくし、放射導体
板61の長さLgを短縮したものである。
ンテナの構成図である。第6図はその等価回路図
である。第7図はその構造寸法と選択度との関係
を示す図である。第3図に示す携帯無線機のアン
テナ50は、第5図に示す片側短絡形方形マイク
ロストリツプアンテナ60にローデイングを行つ
たものであると考えることができる。すなわち、
従来例の携帯無線機のアンテナ50は第5図の接
続導体板62の幅を狭くすることにより、接続導
体板62のインダクタンスを大きくし、放射導体
板61の長さLgを短縮したものである。
片側短絡形方形マイクロストリツプアンテナ6
0の等価回路は第6図に示すように、LCR並列
共振回路とインダクタンスLfとの直列回路で表す
ことができる。ここでインダクタンスLfは主に給
電ピン65がインダクタンス分として動作するこ
とによるものである。共振周波数f0(f0は1/2π
√)はほぼ放射導体板61の長さLgにより決
り、Lgは約λ/4である。また抵抗Rは給電位
置により変化する値であり、給電位置が接続導体
板62より離れる程大きな値を示す。さらに選択
度Qは放射導体板61の幅Wおよび放射導体板6
1とグランド板70との距離tにより決定される
値で、選択度Qはほぼ幅Wと距離tの積に反比例
する。この関係を図示すると第7図のようにな
る。
0の等価回路は第6図に示すように、LCR並列
共振回路とインダクタンスLfとの直列回路で表す
ことができる。ここでインダクタンスLfは主に給
電ピン65がインダクタンス分として動作するこ
とによるものである。共振周波数f0(f0は1/2π
√)はほぼ放射導体板61の長さLgにより決
り、Lgは約λ/4である。また抵抗Rは給電位
置により変化する値であり、給電位置が接続導体
板62より離れる程大きな値を示す。さらに選択
度Qは放射導体板61の幅Wおよび放射導体板6
1とグランド板70との距離tにより決定される
値で、選択度Qはほぼ幅Wと距離tの積に反比例
する。この関係を図示すると第7図のようにな
る。
第3図に示すアンテナ50はすでに述べたよう
にローデイング装荷の片側短絡形方形マイクロス
トリツプアンテナ60であるので両者はよく類似
した特性を示す。したがつて狭帯域な装置で用い
る携帯無線機では、第7図からも明らかなよう
に、幅Wまたは距離tの小さな小型アンテナで良
く、その結果携帯無線機も小型で携帯性の良いも
のが実現できる。
にローデイング装荷の片側短絡形方形マイクロス
トリツプアンテナ60であるので両者はよく類似
した特性を示す。したがつて狭帯域な装置で用い
る携帯無線機では、第7図からも明らかなよう
に、幅Wまたは距離tの小さな小型アンテナで良
く、その結果携帯無線機も小型で携帯性の良いも
のが実現できる。
しかし、従来例の携帯無線機では多チヤンネル
システムのような広帯域なシステムで用いる場合
には、幅Wおよび距離tの増加を伴いアンテナが
大型にある。例えば第3図の携帯無線機におい
て、電圧定在波比(voltage standing wave
ratio、以下、VSWRという。)が2以下で8%程
度の帯域を確保するためには、アンテナ50は全
体の約6%の体積を占有し、アンテナ50を覆う
カバーも含めると約10%に達する。
システムのような広帯域なシステムで用いる場合
には、幅Wおよび距離tの増加を伴いアンテナが
大型にある。例えば第3図の携帯無線機におい
て、電圧定在波比(voltage standing wave
ratio、以下、VSWRという。)が2以下で8%程
度の帯域を確保するためには、アンテナ50は全
体の約6%の体積を占有し、アンテナ50を覆う
カバーも含めると約10%に達する。
このようにアンテナ体積が大きくなると、携帯
無線機を構成する上で、きよう体内部に含まれる
電気回路や電源等に割当てられる体積が削減さ
れ、携帯無線機の実現が困難になる場合も生じる
欠点があつた。
無線機を構成する上で、きよう体内部に含まれる
電気回路や電源等に割当てられる体積が削減さ
れ、携帯無線機の実現が困難になる場合も生じる
欠点があつた。
本発明は以上の欠点を解決するもので、小型で
広帯域のアンテナを装置内部に内蔵する携帯無線
機を提供することを目的とする。
広帯域のアンテナを装置内部に内蔵する携帯無線
機を提供することを目的とする。
本発明は、内部を遮蔽する導電性のきよう体
と、このきよう体の側面に取付けられた送受話器
と、この送受話器が取付けられた側面以外の上記
きよう体の側面であつてそのきよう体の表面から
突出しない上部の位置に取付けられたアンテナと
を備え、上記きよう体には、このきよう体に内蔵
された送受信部を含み、上記アンテナには、上記
きよう体の側面に対向する放射導体板と、この放
射導体板を上記きよう体に接続する接続導体板
と、上記放射導体板上の給電点と送受信部とを接
続する伝送線路とを含む携帯無線機において、上
記放射導体板は、2個の放射導体板からなり、こ
の放射導体板の長さは所定の二つの共振周波数に
それぞれ共振する寸法に形成され、上記接続導体
板は、2個の接続導体板からなり、上記放射導体
板の上側の辺で最も外側に配置され、上記伝送線
路は、2個の伝送線路からなり、その一端はそれ
ぞれ上記2個の放射導体板上の給電点に接続さ
れ、他端は互いに並列接続されて上記送受信部に
接続されたことを特徴とする。
と、このきよう体の側面に取付けられた送受話器
と、この送受話器が取付けられた側面以外の上記
きよう体の側面であつてそのきよう体の表面から
突出しない上部の位置に取付けられたアンテナと
を備え、上記きよう体には、このきよう体に内蔵
された送受信部を含み、上記アンテナには、上記
きよう体の側面に対向する放射導体板と、この放
射導体板を上記きよう体に接続する接続導体板
と、上記放射導体板上の給電点と送受信部とを接
続する伝送線路とを含む携帯無線機において、上
記放射導体板は、2個の放射導体板からなり、こ
の放射導体板の長さは所定の二つの共振周波数に
それぞれ共振する寸法に形成され、上記接続導体
板は、2個の接続導体板からなり、上記放射導体
板の上側の辺で最も外側に配置され、上記伝送線
路は、2個の伝送線路からなり、その一端はそれ
ぞれ上記2個の放射導体板上の給電点に接続さ
れ、他端は互いに並列接続されて上記送受信部に
接続されたことを特徴とする。
本発明は、接続導体板の幅がそれぞれ対応する
放射導電体の幅以下で、この接続導体板の中心線
間距離が上記2個の放射導体板の幅の和の1/2以
上であることができる。
放射導電体の幅以下で、この接続導体板の中心線
間距離が上記2個の放射導体板の幅の和の1/2以
上であることができる。
本発明は、携帯無線機のきよう体の送受話器が
取付けられた側面以外の側面に、きよう体の表面
から突出しないできよう体のほぼ上部に、2個の
放射導体板をきよう体の側面に対向するように一
方がきよう体に接続された接続導体で取付けられ
る。放射導体板の長さは所定の二つの共振周波数
にそれぞれ共振する寸法に形成される。接続導体
板の幅はそれぞれ対応する放射導体の幅以下に
し、接続導体板の中心線間距離は2個の放射導体
板の幅の和の1/2以上とし、放射導体板の上側の
辺で最も外側に配置される。2個の放射導体板の
給電点を2個の伝送線路でそれぞれ送受信部に接
続する。上述のことにより、小型でかつ広帯域の
アンテナを装置内部に内蔵することができる。
取付けられた側面以外の側面に、きよう体の表面
から突出しないできよう体のほぼ上部に、2個の
放射導体板をきよう体の側面に対向するように一
方がきよう体に接続された接続導体で取付けられ
る。放射導体板の長さは所定の二つの共振周波数
にそれぞれ共振する寸法に形成される。接続導体
板の幅はそれぞれ対応する放射導体の幅以下に
し、接続導体板の中心線間距離は2個の放射導体
板の幅の和の1/2以上とし、放射導体板の上側の
辺で最も外側に配置される。2個の放射導体板の
給電点を2個の伝送線路でそれぞれ送受信部に接
続する。上述のことにより、小型でかつ広帯域の
アンテナを装置内部に内蔵することができる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
第1図は本発明一実施例携帯無線機の構成図で
ある。第1図において、放射導体板11および接
続導体板12によりアンテナ10、または放射導
体板12および接続導体板22によりアンテナ2
0がそれぞれ構成されており、両アンテナ10,
20の二つの共振周波数f1,f2は互いに等しくな
らないように放射導体板11,21の長さが設定
される。また14はアンテナ10に接続される伝
送線路、また24はアンテナ20に接続される伝
送線路である。この実施例では、これらの伝送線
路14,24は同軸ケーブルを用いて構成されて
おり、外皮はきよう体40に接続されている。ま
たきよう体40は内部に収容される電気回路をシ
ールドするため、金属で構成されている。30は
伝送線路14,24の並列接続点で、この並列接
続点30が直接またはアンテナ共用器等の回路素
子を介して送受信機に接続される。
ある。第1図において、放射導体板11および接
続導体板12によりアンテナ10、または放射導
体板12および接続導体板22によりアンテナ2
0がそれぞれ構成されており、両アンテナ10,
20の二つの共振周波数f1,f2は互いに等しくな
らないように放射導体板11,21の長さが設定
される。また14はアンテナ10に接続される伝
送線路、また24はアンテナ20に接続される伝
送線路である。この実施例では、これらの伝送線
路14,24は同軸ケーブルを用いて構成されて
おり、外皮はきよう体40に接続されている。ま
たきよう体40は内部に収容される電気回路をシ
ールドするため、金属で構成されている。30は
伝送線路14,24の並列接続点で、この並列接
続点30が直接またはアンテナ共用器等の回路素
子を介して送受信機に接続される。
このような構成の携帯無線機の動作について説
明する。
明する。
第2図は本発明の携帯無線機のアンテナ部の等
価回路図である。アンテナ10,20の等価回路
は第5図に示す片側短絡形方形マイクロストリツ
プアンテナ60と同様に、第6図に示すように表
すことができるので、この発明の携帯無線機のア
ンテナ10,20は第2図に示す等価回路で表さ
れる。第2図においても、l1は伝送線路14の長
さおよびl2は伝送線路24の長さである。アンテ
ナ10,20はLCR並列共振回路で表せるので、
伝送線路長l1,l2を適当な長さに選ぶことにより、
並列接続点30よりアンテナ10,20側を見た
インピーダンス特性Z0を、近似的にLCR直列共
振回路のインピーダンス特性に変換することがで
きる。ここで、λ0を伝送線路7,8内の伝搬波長
とすると、給電ピン15,25の影響によるイン
ダクタンスLf1,Lf2のため、伝搬線路長l1,l2は
約 λ0/8+nλ0/2 (n=0,1,2,……の整数) となる。このとき共振周波数f1における並列接続
点30よりアンテナ20側を見たインピーダンス
と共振周波数f2における並列接続点30よりアン
テナ10側を見たインピーダンスとは、両者の共
振周波数f1,f2が離れた周波数であるため大きな
虚部を有し、ハイインピーダンスとなる。このた
めこの本発明の携帯無線機では、共振周波数f1付
近ではアンテナ10のインピーダンス、共振周波
数f2付近ではアンテナ20のインピーダンスが現
れる2共振性のインピーダンス特性を示す。すな
わちこの携帯無線機では、周波数が共振周波数f1
付近ではアンテナ10、共振周波数f2付近ではア
ンテナ20が主に動作すると考えることができ
る。
価回路図である。アンテナ10,20の等価回路
は第5図に示す片側短絡形方形マイクロストリツ
プアンテナ60と同様に、第6図に示すように表
すことができるので、この発明の携帯無線機のア
ンテナ10,20は第2図に示す等価回路で表さ
れる。第2図においても、l1は伝送線路14の長
さおよびl2は伝送線路24の長さである。アンテ
ナ10,20はLCR並列共振回路で表せるので、
伝送線路長l1,l2を適当な長さに選ぶことにより、
並列接続点30よりアンテナ10,20側を見た
インピーダンス特性Z0を、近似的にLCR直列共
振回路のインピーダンス特性に変換することがで
きる。ここで、λ0を伝送線路7,8内の伝搬波長
とすると、給電ピン15,25の影響によるイン
ダクタンスLf1,Lf2のため、伝搬線路長l1,l2は
約 λ0/8+nλ0/2 (n=0,1,2,……の整数) となる。このとき共振周波数f1における並列接続
点30よりアンテナ20側を見たインピーダンス
と共振周波数f2における並列接続点30よりアン
テナ10側を見たインピーダンスとは、両者の共
振周波数f1,f2が離れた周波数であるため大きな
虚部を有し、ハイインピーダンスとなる。このた
めこの本発明の携帯無線機では、共振周波数f1付
近ではアンテナ10のインピーダンス、共振周波
数f2付近ではアンテナ20のインピーダンスが現
れる2共振性のインピーダンス特性を示す。すな
わちこの携帯無線機では、周波数が共振周波数f1
付近ではアンテナ10、共振周波数f2付近ではア
ンテナ20が主に動作すると考えることができ
る。
第8図は本発明携帯無線機と従来例の携帯無線
機とのアンテナの反射損特性を示す図であり、実
線は本発明の携帯無線機または破線は従来例の携
帯無線機のアンテナの反射損特性を示す。この携
帯無線機のアンテナ10,20は上述の説明のと
おり2共振特性を示していることがわかる。この
アンテナでは二つの共振周波数f1,f2の間隔を広
くとる程f1<f<f2なる周波数fでのVSWRは悪
化する。また共振点でのVSWRは第2図の抵抗
R1,R2、すなわち給電点13,23の位置を変
えることにより調整できる。そこでこの携帯無線
機ではf1<f<f2なる周波数fで許容VSWRを超
えない程度にアンテナ10,20の共振周波数
f1,f2の間隔を選びさらに給電点13,23の位
置を適当に調整することにより、より広帯域なア
ンテナが実現できる。
機とのアンテナの反射損特性を示す図であり、実
線は本発明の携帯無線機または破線は従来例の携
帯無線機のアンテナの反射損特性を示す。この携
帯無線機のアンテナ10,20は上述の説明のと
おり2共振特性を示していることがわかる。この
アンテナでは二つの共振周波数f1,f2の間隔を広
くとる程f1<f<f2なる周波数fでのVSWRは悪
化する。また共振点でのVSWRは第2図の抵抗
R1,R2、すなわち給電点13,23の位置を変
えることにより調整できる。そこでこの携帯無線
機ではf1<f<f2なる周波数fで許容VSWRを超
えない程度にアンテナ10,20の共振周波数
f1,f2の間隔を選びさらに給電点13,23の位
置を適当に調整することにより、より広帯域なア
ンテナが実現できる。
以上は、アンテナ10とアンテナ20との間の
相互結合を無視して説明を行つたが、実際にはア
ンテナ10とアンテナ20との間に相互結合が存
在するためアンテナ10とアンテナ20との設置
を行う上でアンテナ間隙gの値に制限が生じる。
これは両アンテナ10,20をきわめて接近させ
て配置すると、相互結合が大きいために、それぞ
れのアンテナ10,20の共振周波数f1,f2を独
立に設定することが困難になるためである。そこ
で相互結合が小さくなるように二つのアンテナ間
隙gを設けなければならないが、接続導体板1
2,22の中心線間距離sを大きくとる程相互結
合が小さくすることができる。したがつて両アン
テナ10,20の接続導体板12,22を互いに
遠ざけて配置する程アンテナ間隙gを小さくする
ことができる。実験的にはこのようなアンテナ間
隙gの値は、接続導体板12,22の中心線間距
離sを二つの放射導体板の幅Wの和の1/2程度以
上に選べばほぼ一定となる。そこで通常接続導体
板12,22の中心線間距離sはこの値以上に選
ばれる。
相互結合を無視して説明を行つたが、実際にはア
ンテナ10とアンテナ20との間に相互結合が存
在するためアンテナ10とアンテナ20との設置
を行う上でアンテナ間隙gの値に制限が生じる。
これは両アンテナ10,20をきわめて接近させ
て配置すると、相互結合が大きいために、それぞ
れのアンテナ10,20の共振周波数f1,f2を独
立に設定することが困難になるためである。そこ
で相互結合が小さくなるように二つのアンテナ間
隙gを設けなければならないが、接続導体板1
2,22の中心線間距離sを大きくとる程相互結
合が小さくすることができる。したがつて両アン
テナ10,20の接続導体板12,22を互いに
遠ざけて配置する程アンテナ間隙gを小さくする
ことができる。実験的にはこのようなアンテナ間
隙gの値は、接続導体板12,22の中心線間距
離sを二つの放射導体板の幅Wの和の1/2程度以
上に選べばほぼ一定となる。そこで通常接続導体
板12,22の中心線間距離sはこの値以上に選
ばれる。
この実施例では、接続導体板12,22を放射
導体板11,21の上側の辺で最も外側に配置
し、アンテナ間隙gも狭くするように配慮してい
る。このためこの実施例ではアンテナ間隙gは約
λ/100となり両アンテナ10,20をきわめて
接近して配置させることができる。
導体板11,21の上側の辺で最も外側に配置
し、アンテナ間隙gも狭くするように配慮してい
る。このためこの実施例ではアンテナ間隙gは約
λ/100となり両アンテナ10,20をきわめて
接近して配置させることができる。
第8図において、従来例のアンテナ50の共振
周波数f0は約(f1+f2)/2としており、またア
ンテナ50の体積とアンテナ10,20の合計し
た体積はほぼ等しくしている。この結果から、帯
域幅をVSWR3で評価すると、この実施例の
アンテナ10,20が従来例のアンテナ50に比
較し約1.5倍の帯域が得られることがわかる。
周波数f0は約(f1+f2)/2としており、またア
ンテナ50の体積とアンテナ10,20の合計し
た体積はほぼ等しくしている。この結果から、帯
域幅をVSWR3で評価すると、この実施例の
アンテナ10,20が従来例のアンテナ50に比
較し約1.5倍の帯域が得られることがわかる。
第9図は本発明の携帯無線機のアンテナの指向
性を示す図である。第9図において、実線はEθ
成分(垂直偏波)を示し、破線はEφ成分(水平
偏波)を示す。このアンテナ10,20はすでに
説明したように、主に動作するアンテナが周波数
により異なるが、指向性は周波数を変化させても
ほぼ一定で、第9図に示す指向性が得られてい
る。またこのアンテナの指向性は、第3図に示す
従来例のアンテナの指向性と比較して、ほぼ同等
の特性が得られており、アンテナを二つに分割し
たことによる指向性への影響はほとんどない。
性を示す図である。第9図において、実線はEθ
成分(垂直偏波)を示し、破線はEφ成分(水平
偏波)を示す。このアンテナ10,20はすでに
説明したように、主に動作するアンテナが周波数
により異なるが、指向性は周波数を変化させても
ほぼ一定で、第9図に示す指向性が得られてい
る。またこのアンテナの指向性は、第3図に示す
従来例のアンテナの指向性と比較して、ほぼ同等
の特性が得られており、アンテナを二つに分割し
たことによる指向性への影響はほとんどない。
以上説明したように、本発明は、携帯無線機の
きよう体の同一面上に放射導体板と接続導体板と
からなる二つのアンテナを、接続導体板を互いに
遠ざけて、かつきよう体のほぼ上部に位置するよ
うに設置し、各々のアンテナに伝送線路を接続
し、これらの伝送線路の他端を並列接続して送受
信機に接続することにより、従来の携帯無線機に
対し、約1.5倍に広帯域化したアンテナを内蔵し
た携帯無線機を実現することができる優れた効果
がある。これにより広帯域なシステムで用いる携
帯無線機でも、アンテナは従来例に比較して小型
にできるので、きよう体内部に収容される電気回
路等の許容体積が大きくなり、携帯無線機の実現
が容易になる利点を有している。
きよう体の同一面上に放射導体板と接続導体板と
からなる二つのアンテナを、接続導体板を互いに
遠ざけて、かつきよう体のほぼ上部に位置するよ
うに設置し、各々のアンテナに伝送線路を接続
し、これらの伝送線路の他端を並列接続して送受
信機に接続することにより、従来の携帯無線機に
対し、約1.5倍に広帯域化したアンテナを内蔵し
た携帯無線機を実現することができる優れた効果
がある。これにより広帯域なシステムで用いる携
帯無線機でも、アンテナは従来例に比較して小型
にできるので、きよう体内部に収容される電気回
路等の許容体積が大きくなり、携帯無線機の実現
が容易になる利点を有している。
またこの発明ではアンテナの広帯域化に伴う指
向性の乱れを生じず、従来の携帯無線機同様アン
テナの向きや携帯無線機の保持角度の影響をあま
り受けず良好な通話が可能である。
向性の乱れを生じず、従来の携帯無線機同様アン
テナの向きや携帯無線機の保持角度の影響をあま
り受けず良好な通話が可能である。
なおこの発明の携帯無線機のアンテナでは、二
つの共振周波数はそれぞれ二つのアンテナの共振
周波数とだいたい同じであり、これらは自由に設
定することができる。この特徴を生かすことによ
り、不連続な二つの帯域でVSWRを許容値以下
とする、いわゆる2周波共用アンテナとして動作
させることも可能である。
つの共振周波数はそれぞれ二つのアンテナの共振
周波数とだいたい同じであり、これらは自由に設
定することができる。この特徴を生かすことによ
り、不連続な二つの帯域でVSWRを許容値以下
とする、いわゆる2周波共用アンテナとして動作
させることも可能である。
第1図は本発明一実施例携帯無線機の構成図、
第2図は本発明の携帯無線機のアンテナの等価回
路図、第3図は従来例の携帯無線機の構成図、第
4図は従来例の携帯無線機のアンテナの指向性を
示す図、第5図は片側短絡形方形マイクロストリ
ツプアンテナの構成図、第6図は片側短絡形方形
マイクロストリツプアンテナの等価回路図、第7
図は片側短絡形方形マイクロストリツプアンテナ
の構造寸法と選択度との関係を示す図、第8図は
本発明の携帯無線機と従来例の携帯無線機とのア
ンテナの反射損特性を示す図、第9図は本発明の
携帯無線機のアンテナの指向性を示す図。 10,20,50……アンテナ、11,21,
51,61……放射導体板、12,22,52,
62……接続導体板、13,23,63……給電
点、14,24……伝送線路、15,25,65
……給電ピン、30……並列接続点、40……携
帯無線機のきよう体、60……片側短絡形方形マ
イクロストリツプアンテナ、70……グランド
板、C,C1,C2……コンデンサ、f0,f1,f2……
共振周波数、g……アンテナ間隙、L,L1,L2,
Lf,Lf1,Lf2……インダクタンス、Lg……放射導
体板長さ、l1,l2……伝送線路の長さ、Q……選
択度、R,R1,R2……抵抗、s……接続導体板
の中心線間距離、t……放射導体板とグランド板
との距離、W……放射導体板幅、λ,λ0……伝搬
波長。
第2図は本発明の携帯無線機のアンテナの等価回
路図、第3図は従来例の携帯無線機の構成図、第
4図は従来例の携帯無線機のアンテナの指向性を
示す図、第5図は片側短絡形方形マイクロストリ
ツプアンテナの構成図、第6図は片側短絡形方形
マイクロストリツプアンテナの等価回路図、第7
図は片側短絡形方形マイクロストリツプアンテナ
の構造寸法と選択度との関係を示す図、第8図は
本発明の携帯無線機と従来例の携帯無線機とのア
ンテナの反射損特性を示す図、第9図は本発明の
携帯無線機のアンテナの指向性を示す図。 10,20,50……アンテナ、11,21,
51,61……放射導体板、12,22,52,
62……接続導体板、13,23,63……給電
点、14,24……伝送線路、15,25,65
……給電ピン、30……並列接続点、40……携
帯無線機のきよう体、60……片側短絡形方形マ
イクロストリツプアンテナ、70……グランド
板、C,C1,C2……コンデンサ、f0,f1,f2……
共振周波数、g……アンテナ間隙、L,L1,L2,
Lf,Lf1,Lf2……インダクタンス、Lg……放射導
体板長さ、l1,l2……伝送線路の長さ、Q……選
択度、R,R1,R2……抵抗、s……接続導体板
の中心線間距離、t……放射導体板とグランド板
との距離、W……放射導体板幅、λ,λ0……伝搬
波長。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内部を遮蔽する導電性のきよう体と、 このきよう体の側面に取付けられた送受話器
と、 この送受話器が取付けられた側面以外の上記き
よう体の側面であつてそのきよう体の表面から突
出しない上部の位置に取付けられたアンテナと を備え、 上記きよう体には、 このきよう体に内蔵された送受信部を含み、 上記アンテナには、 上記きよう体の側面に対向する放射導体板と、 この放射導体板を上記きよう体に接続する接続
導体板と、 上記放射導体板上の給電点と送受信部とを接続
する伝送線路と を含む携帯無線機において、 上記放射導体板は、 2個の放射導体板からなり、この放射導体板の
長さは所定の二つの共振周波数にそれぞれ共振す
る寸法に形成され、 上記接続導体板は、 2個の接続導体板からなり、上記放射導体板の
上側の辺で最も外側に配置され、 上記伝送線路は、 2個の伝送線路からなり、その一端はそれぞれ
上記2個の放射導体板上の給電点に接続され、他
端は互いに並列接続されて上記送受信部に接続さ
れた ことを特徴とする携帯無線機。 2 接続導体板の幅がそれぞれ対応する放射導電
体の幅以下で、この接続導体板の中心線間距離が
上記2個の放射導体板の幅の和の1/2以上である
特許請求の範囲第1項に記載の携帯無線機。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59208627A JPS6187434A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 携帯無線機 |
US06/783,823 US4641366A (en) | 1984-10-04 | 1985-10-03 | Portable radio communication apparatus comprising an antenna member for a broad-band signal |
CA000492146A CA1235752A (en) | 1984-10-04 | 1985-10-03 | Portable radio communication apparatus comprising an antenna member for a broad-band signal |
AU48299/85A AU574630B2 (en) | 1984-10-04 | 1985-10-04 | Portable transceiver aerial/housing arrangement |
DE8585307117T DE3585585D1 (de) | 1984-10-04 | 1985-10-04 | Tragbares radiouebertragungsgeraet mit einem breitbandigen antennenelement. |
EP85307117A EP0177362B1 (en) | 1984-10-04 | 1985-10-04 | Portable radio communication apparatus comprising an antenna member for a broad-band signal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59208627A JPS6187434A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 携帯無線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6187434A JPS6187434A (ja) | 1986-05-02 |
JPH0471368B2 true JPH0471368B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=16559355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59208627A Granted JPS6187434A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | 携帯無線機 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4641366A (ja) |
EP (1) | EP0177362B1 (ja) |
JP (1) | JPS6187434A (ja) |
AU (1) | AU574630B2 (ja) |
CA (1) | CA1235752A (ja) |
DE (1) | DE3585585D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003142929A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-05-16 | Samsung Electronics Co Ltd | アンテナ |
Families Citing this family (101)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61236203A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-21 | Nec Corp | アンテナ |
JP2702109B2 (ja) * | 1985-08-29 | 1998-01-21 | 日本電気株式会社 | 携帯無線機 |
US5020136A (en) * | 1986-04-21 | 1991-05-28 | Motorola, Inc. | Battery pack antenna suitable for use with two-way portable transceivers |
JPS62262502A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-14 | Yuniden Kk | 無線通信機器用アンテナ |
JPH0779299B2 (ja) * | 1986-08-30 | 1995-08-23 | 日本電気株式会社 | 携帯無線機 |
JPH0693635B2 (ja) * | 1986-12-19 | 1994-11-16 | 日本電気株式会社 | 小型無線機 |
US4835541A (en) * | 1986-12-29 | 1989-05-30 | Ball Corporation | Near-isotropic low-profile microstrip radiator especially suited for use as a mobile vehicle antenna |
US4864636A (en) * | 1987-02-19 | 1989-09-05 | Brunius Robert E | Crystal controlled transmitter |
US4968984A (en) * | 1987-06-29 | 1990-11-06 | Nissan Motor Company, Limited | Antenna unit for a vehicle |
JPH01188107A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-27 | Yuuseishiyou Tsushin Sogo Kenkyu Shocho | 円偏波アンテナ |
US4903326A (en) * | 1988-04-27 | 1990-02-20 | Motorola, Inc. | Detachable battery pack with a built-in broadband antenna |
US4876552A (en) * | 1988-04-27 | 1989-10-24 | Motorola, Inc. | Internally mounted broadband antenna |
JPH01307302A (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-12 | Nec Corp | 携帯無線機用ループアンテナ |
JPH01317001A (ja) * | 1988-06-17 | 1989-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ切替装置 |
JPH02126702A (ja) * | 1988-11-07 | 1990-05-15 | Kokusai Electric Co Ltd | 携帯用無線受信機 |
US4980694A (en) * | 1989-04-14 | 1990-12-25 | Goldstar Products Company, Limited | Portable communication apparatus with folded-slot edge-congruent antenna |
US5231407A (en) * | 1989-04-18 | 1993-07-27 | Novatel Communications, Ltd. | Duplexing antenna for portable radio transceiver |
WO1990013152A1 (en) * | 1989-04-18 | 1990-11-01 | Novatel Communications Ltd. | Duplexing antenna for portable radio transceiver |
US5184143A (en) * | 1989-06-01 | 1993-02-02 | Motorola, Inc. | Low profile antenna |
AT393054B (de) * | 1989-07-27 | 1991-08-12 | Siemens Ag Oesterreich | Sende- und/oder empfangsanordnung fuer tragbare geraete |
AU639010B2 (en) * | 1989-08-11 | 1993-07-15 | Nec Corporation | Portable radio transceiver system having improved adaptor for transceiver and/or improved receive signal control arrangement |
JPH03228407A (ja) * | 1989-12-11 | 1991-10-09 | Nec Corp | アンテナおよび該アンテナを用いた携帯用無線機 |
FI85203C (fi) * | 1990-04-12 | 1992-03-10 | Nokia Mobile Phones Ltd | Intern hjaelpstomme foer handtelefon. |
AT394919B (de) * | 1990-08-30 | 1992-07-27 | Siemens Ag Oesterreich | Sende- und/oder empfangsanordnung fuer tragbare geraete |
CA2069781C (en) * | 1991-05-31 | 1997-01-07 | Masahiro Matai | Radio pager |
GB2271670B (en) * | 1992-10-14 | 1996-10-16 | Nokia Mobile Phones Uk | Wideband antenna arrangement |
FR2699740B1 (fr) * | 1992-12-23 | 1995-03-03 | Patrice Brachat | Antenne large bande à encombrement réduit, et dispositif d'émission et/ou de réception correspondant. |
GB9309368D0 (en) * | 1993-05-06 | 1993-06-16 | Ncr Int Inc | Antenna apparatus |
US6054955A (en) * | 1993-08-23 | 2000-04-25 | Apple Computer, Inc. | Folded monopole antenna for use with portable communications devices |
AU1892895A (en) * | 1994-03-08 | 1995-09-25 | Hagenuk Telecom Gmbh | Hand-held transmitting and/or receiving apparatus |
JP3495135B2 (ja) * | 1994-05-02 | 2004-02-09 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線機へのアンテナ要素装着 |
DE19504577A1 (de) * | 1995-02-11 | 1996-08-14 | Fuba Automotive Gmbh | Flachantenne |
DE19510236A1 (de) * | 1995-03-21 | 1996-09-26 | Lindenmeier Heinz | Flächige Antenne mit niedriger Bauhöhe |
USD384059S (en) * | 1995-04-11 | 1997-09-23 | E.F. Johnson Company | Handheld two-way radio with hinged cover |
US5644319A (en) * | 1995-05-31 | 1997-07-01 | Industrial Technology Research Institute | Multi-resonance horizontal-U shaped antenna |
USD397109S (en) | 1995-08-25 | 1998-08-18 | E. F. Johnson Company | Handheld two-way radio with hinged cover |
SE507077C2 (sv) * | 1996-05-17 | 1998-03-23 | Allgon Ab | Antennanordning för en portabel radiokommunikationsanordning |
GB9627091D0 (en) * | 1996-12-31 | 1997-02-19 | Northern Telecom Ltd | An inverted E antenna |
AU6584698A (en) * | 1997-03-31 | 1998-10-22 | Qualcomm Incorporated | Dual-frequency-band patch antenna with alternating active and passive elements |
US6114996A (en) * | 1997-03-31 | 2000-09-05 | Qualcomm Incorporated | Increased bandwidth patch antenna |
US6008762A (en) * | 1997-03-31 | 1999-12-28 | Qualcomm Incorporated | Folded quarter-wave patch antenna |
US6269819B1 (en) | 1997-06-27 | 2001-08-07 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Method and apparatus for circulatory valve repair |
US6314275B1 (en) | 1997-08-19 | 2001-11-06 | Telit Mobile Terminals, S.P.A. | Hand-held transmitting and/or receiving apparatus |
FR2768324B1 (fr) | 1997-09-12 | 1999-12-10 | Jacques Seguin | Instrument chirurgical permettant, par voie percutanee, de fixer l'une a l'autre deux zones de tissu mou, normalement mutuellement distantes |
US6079367A (en) * | 1997-10-10 | 2000-06-27 | Dogwatch, Inc. | Animal training apparatus and method |
US6184833B1 (en) | 1998-02-23 | 2001-02-06 | Qualcomm, Inc. | Dual strip antenna |
GB2345194B (en) * | 1998-12-22 | 2003-08-06 | Nokia Mobile Phones Ltd | Dual band antenna for a handset |
SE9904256D0 (sv) * | 1999-02-10 | 1999-11-24 | Allgon Ab | An antenna device and a radio communication device including an antenna device |
GB2387971B (en) * | 1999-02-10 | 2003-12-24 | Allgon Mobile Comm Ab | An antenna device and a radio communication device including an antenna device |
US6752813B2 (en) * | 1999-04-09 | 2004-06-22 | Evalve, Inc. | Methods and devices for capturing and fixing leaflets in valve repair |
US7226467B2 (en) | 1999-04-09 | 2007-06-05 | Evalve, Inc. | Fixation device delivery catheter, systems and methods of use |
US20040044350A1 (en) | 1999-04-09 | 2004-03-04 | Evalve, Inc. | Steerable access sheath and methods of use |
US8216256B2 (en) * | 1999-04-09 | 2012-07-10 | Evalve, Inc. | Detachment mechanism for implantable fixation devices |
US10327743B2 (en) * | 1999-04-09 | 2019-06-25 | Evalve, Inc. | Device and methods for endoscopic annuloplasty |
US7811296B2 (en) | 1999-04-09 | 2010-10-12 | Evalve, Inc. | Fixation devices for variation in engagement of tissue |
WO2000060995A2 (en) * | 1999-04-09 | 2000-10-19 | Evalve, Inc. | Methods and apparatus for cardiac valve repair |
US6292145B1 (en) | 2000-02-02 | 2001-09-18 | Sun Yu | Angled antenna for portable telephone |
US6670924B1 (en) * | 2000-04-13 | 2003-12-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Antenna element and portable information terminal |
USRE42672E1 (en) | 2000-04-27 | 2011-09-06 | Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. | Wideband compact planar inverted-F antenna |
US6686886B2 (en) * | 2001-05-29 | 2004-02-03 | International Business Machines Corporation | Integrated antenna for laptop applications |
US7048754B2 (en) * | 2002-03-01 | 2006-05-23 | Evalve, Inc. | Suture fasteners and methods of use |
JP2003298340A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-17 | Toko Inc | 無線機器用アンテナ |
US6624789B1 (en) * | 2002-04-11 | 2003-09-23 | Nokia Corporation | Method and system for improving isolation in radio-frequency antennas |
US6774850B2 (en) * | 2002-09-18 | 2004-08-10 | High Tech Computer, Corp. | Broadband couple-fed planar antennas with coupled metal strips on the ground plane |
JP3841291B2 (ja) * | 2002-11-19 | 2006-11-01 | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 携帯無線装置 |
GB2396484A (en) * | 2002-12-19 | 2004-06-23 | Nokia Corp | Reducing coupling between different antennas |
US10646229B2 (en) | 2003-05-19 | 2020-05-12 | Evalve, Inc. | Fixation devices, systems and methods for engaging tissue |
US7505740B2 (en) * | 2003-08-26 | 2009-03-17 | Motorola, Inc. | System and apparatus for antenna identification and control |
JP4774048B2 (ja) * | 2004-05-14 | 2011-09-14 | エヴァルヴ インコーポレイテッド | 組織と係合する固定装置のロック機構および組織係合方法 |
US8052592B2 (en) * | 2005-09-27 | 2011-11-08 | Evalve, Inc. | Methods and devices for tissue grasping and assessment |
WO2006037073A2 (en) | 2004-09-27 | 2006-04-06 | Evalve, Inc. | Methods and devices for tissue grasping and assessment |
EP3967269A3 (en) * | 2005-02-07 | 2022-07-13 | Evalve, Inc. | Systems and devices for cardiac valve repair |
US7889507B2 (en) | 2006-08-30 | 2011-02-15 | Nec Corporation | Portable apparatus |
US7595759B2 (en) * | 2007-01-04 | 2009-09-29 | Apple Inc. | Handheld electronic devices with isolated antennas |
US8350761B2 (en) * | 2007-01-04 | 2013-01-08 | Apple Inc. | Antennas for handheld electronic devices |
US8611958B2 (en) | 2007-03-29 | 2013-12-17 | Kyocera Corporation | Portable wireless device |
US8106836B2 (en) | 2008-04-11 | 2012-01-31 | Apple Inc. | Hybrid antennas for electronic devices |
TW201115837A (en) * | 2009-09-01 | 2011-05-01 | Skycross Inc | High isolation antenna system |
US8945177B2 (en) | 2011-09-13 | 2015-02-03 | Abbott Cardiovascular Systems Inc. | Gripper pusher mechanism for tissue apposition systems |
US10608348B2 (en) | 2012-03-31 | 2020-03-31 | SeeScan, Inc. | Dual antenna systems with variable polarization |
US10490908B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-11-26 | SeeScan, Inc. | Dual antenna systems with variable polarization |
US9572666B2 (en) | 2014-03-17 | 2017-02-21 | Evalve, Inc. | Mitral valve fixation device removal devices and methods |
US10390943B2 (en) | 2014-03-17 | 2019-08-27 | Evalve, Inc. | Double orifice device for transcatheter mitral valve replacement |
US10188392B2 (en) | 2014-12-19 | 2019-01-29 | Abbott Cardiovascular Systems, Inc. | Grasping for tissue repair |
US10524912B2 (en) | 2015-04-02 | 2020-01-07 | Abbott Cardiovascular Systems, Inc. | Tissue fixation devices and methods |
US10376673B2 (en) | 2015-06-19 | 2019-08-13 | Evalve, Inc. | Catheter guiding system and methods |
US10238494B2 (en) | 2015-06-29 | 2019-03-26 | Evalve, Inc. | Self-aligning radiopaque ring |
US10667815B2 (en) | 2015-07-21 | 2020-06-02 | Evalve, Inc. | Tissue grasping devices and related methods |
US10413408B2 (en) | 2015-08-06 | 2019-09-17 | Evalve, Inc. | Delivery catheter systems, methods, and devices |
US10238495B2 (en) | 2015-10-09 | 2019-03-26 | Evalve, Inc. | Delivery catheter handle and methods of use |
US10736632B2 (en) | 2016-07-06 | 2020-08-11 | Evalve, Inc. | Methods and devices for valve clip excision |
US11071564B2 (en) | 2016-10-05 | 2021-07-27 | Evalve, Inc. | Cardiac valve cutting device |
US10363138B2 (en) | 2016-11-09 | 2019-07-30 | Evalve, Inc. | Devices for adjusting the curvature of cardiac valve structures |
US10398553B2 (en) | 2016-11-11 | 2019-09-03 | Evalve, Inc. | Opposing disk device for grasping cardiac valve tissue |
US10426616B2 (en) | 2016-11-17 | 2019-10-01 | Evalve, Inc. | Cardiac implant delivery system |
US10779837B2 (en) | 2016-12-08 | 2020-09-22 | Evalve, Inc. | Adjustable arm device for grasping tissues |
US10314586B2 (en) | 2016-12-13 | 2019-06-11 | Evalve, Inc. | Rotatable device and method for fixing tricuspid valve tissue |
US11065119B2 (en) | 2017-05-12 | 2021-07-20 | Evalve, Inc. | Long arm valve repair clip |
US12102531B2 (en) | 2018-10-22 | 2024-10-01 | Evalve, Inc. | Tissue cutting systems, devices and methods |
JP7543391B2 (ja) | 2019-07-15 | 2024-09-02 | エバルブ,インコーポレイティド | 個別の近位要素の作動方法 |
US12048448B2 (en) | 2020-05-06 | 2024-07-30 | Evalve, Inc. | Leaflet grasping and cutting device |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3623161A (en) * | 1967-09-26 | 1971-11-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Fractional wavelength folded antenna mounted on portable radio |
US3971032A (en) * | 1975-08-25 | 1976-07-20 | Ball Brothers Research Corporation | Dual frequency microstrip antenna structure |
US4356492A (en) * | 1981-01-26 | 1982-10-26 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Multi-band single-feed microstrip antenna system |
GB2108327B (en) * | 1981-09-07 | 1985-04-24 | Nippon Telegraph & Telephone | Directivity diversity communication system |
JPS58104504A (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 無線機用アンテナ |
JPS5977724A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 携帯無線機 |
US4584709A (en) * | 1983-07-06 | 1986-04-22 | Motorola, Inc. | Homotropic antenna system for portable radio |
US4571595A (en) * | 1983-12-05 | 1986-02-18 | Motorola, Inc. | Dual band transceiver antenna |
US4591863A (en) * | 1984-04-04 | 1986-05-27 | Motorola, Inc. | Low profile antenna suitable for use with two-way portable transceivers |
-
1984
- 1984-10-04 JP JP59208627A patent/JPS6187434A/ja active Granted
-
1985
- 1985-10-03 CA CA000492146A patent/CA1235752A/en not_active Expired
- 1985-10-03 US US06/783,823 patent/US4641366A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-10-04 EP EP85307117A patent/EP0177362B1/en not_active Expired
- 1985-10-04 AU AU48299/85A patent/AU574630B2/en not_active Ceased
- 1985-10-04 DE DE8585307117T patent/DE3585585D1/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003142929A (ja) * | 2001-10-12 | 2003-05-16 | Samsung Electronics Co Ltd | アンテナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1235752A (en) | 1988-04-26 |
EP0177362A2 (en) | 1986-04-09 |
US4641366A (en) | 1987-02-03 |
AU574630B2 (en) | 1988-07-07 |
DE3585585D1 (de) | 1992-04-16 |
JPS6187434A (ja) | 1986-05-02 |
AU4829985A (en) | 1986-04-10 |
EP0177362A3 (en) | 1988-07-20 |
EP0177362B1 (en) | 1992-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0471368B2 (ja) | ||
US10819031B2 (en) | Printed circuit board antenna and terminal | |
CN107959117B (zh) | 用于减少天线间互耦的天线组件和自愈式的去耦合方法 | |
KR100906510B1 (ko) | 안테나 장치 | |
US6218992B1 (en) | Compact, broadband inverted-F antennas with conductive elements and wireless communicators incorporating same | |
US6864844B2 (en) | Antenna device capable of being commonly used at a plurality of frequencies and electronic equipment having the same | |
US6801164B2 (en) | Broad band and multi-band antennas | |
US6664931B1 (en) | Multi-frequency slot antenna apparatus | |
US4571595A (en) | Dual band transceiver antenna | |
EP3035442B1 (en) | Antenna and mobile terminal | |
KR100903445B1 (ko) | 복수의 안테나를 갖는 무선 단말기 | |
US20050237244A1 (en) | Compact RF antenna | |
KR20020037258A (ko) | 휴대단말기 | |
EP4123828A1 (en) | Antenna unit and electronic device | |
KR20050050076A (ko) | 이중대역 안테나 시스템 | |
EP0817312A2 (en) | Antenna apparatus | |
JP2502426B2 (ja) | 広帯域極超短波用アンテナ | |
US10374311B2 (en) | Antenna for a portable communication device | |
US20050162322A1 (en) | Symmetric, shielded slow wave meander line | |
US7616161B2 (en) | Portable wireless apparatus | |
US8325095B2 (en) | Antenna element and portable radio | |
KR100294189B1 (ko) | 무선전화기 내장형 마이크로스트립 패치안테나 | |
JPH09232854A (ja) | 移動無線機用小型平面アンテナ装置 | |
KR100861865B1 (ko) | 무선 단말기 | |
JPH05259725A (ja) | 携帯無線機用ダイバーシチアンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |