JPH0471183A - パネルヒーターの製造方法 - Google Patents

パネルヒーターの製造方法

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JPH0471183A
JPH0471183A JP18284490A JP18284490A JPH0471183A JP H0471183 A JPH0471183 A JP H0471183A JP 18284490 A JP18284490 A JP 18284490A JP 18284490 A JP18284490 A JP 18284490A JP H0471183 A JPH0471183 A JP H0471183A
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JP
Japan
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film
region
thin film
mask
hard mask
Prior art date
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Pending
Application number
JP18284490A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshifumi Yoshioka
利文 吉岡
Takashi Enomoto
隆 榎本
Tatsuo Murata
辰雄 村田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパネルヒーターの製造方法に関し、特に液晶表
示素子の温度制御などに使用される薄型パネルヒーター
の製造方法に関する。
[従来技術] パネルヒーターは、その用途によって、種々のものが用
いられている。例えば、液晶表示装置の液晶表示セルの
温度制御などに使用されるものとして、ガラスなどの基
板上に基板表面を一様に覆う導電性薄膜を成膜し、これ
に通電して発熱させるという簡単な方式のものがある。
またその他に、温度分布をさらに向上させるために、導
電性薄膜の特定領域(通常は中心部)の膜厚を相対的に
薄くする方式が用いられている。
このような導電性薄膜の特定領域(通常は中心部)の膜
厚を相対的に薄くしたパネルヒーターの製造方法として
は、基板上に−様な導電性薄膜を成膜した後、該導電性
ff膜の前記特定領域をハードマスクなどで完全に覆い
、再度、導電性薄膜を成膜する方法がある。これにより
、ハードマスクに覆われている部分と、そうでない部分
との膜厚差を形成する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来技術の製造方法では、導電性薄
膜の膜厚差を形成するためには、複数回薄膜形成装置を
使用する必要がある。したがって、−枚のパネルヒータ
ーを形成するのに、非常に時間がかかるという問題があ
った。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、温度
分布の均一なパネルヒーターを簡単に製造できるパネル
ヒーターの製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用コ上記の目的を
達成するため、本発明は、導電性薄膜の成膜工程におい
て成膜すべき基板の薄膜形成面の前面に複数の開口を有
するマスクを接近させて配置し、薄膜形成装置内で該マ
スクを介して前屈基板上に導電性薄膜を成膜するように
している。
これにより、マスクの開口部分とそうでない部分との成
膜効率の差を形成する。さらに、少なくとも一部の領域
の開口率を他の領域と変化させることによって、−度の
成膜で複数の膜厚を具備する導電性薄膜を形成すること
を可能にするものである。
なお、複数の開口を有するマスクとしては、メツシュ状
のハードマスクなどを用いればよい。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を具体的に説明する
第1図は、本発明の一実施例に係るパネルヒーターの製
造方法で用いた成膜装置の一例であり、直流二極スパッ
タリング装置の成膜室の断面図で^る。
第2図は、本実施例において使用したメツシュ状のハー
ドマスクの一例である。
第1図および第2図において、1は基板、2はメツシュ
状のハードマスク、3は基板を支持する基板ホルダー 
4は基板とメツシュ状ハードマスクとの間隔を保つスペ
ーサー 5はターゲット電極である。
第1図において、基板1の薄膜形成面の前方(図におい
て下側)にスペーサー4の厚みだけ離れてメツシュ状ハ
ードマスク2が配されている。
ハードマスク2などは、基板ホルダー3によって支持さ
れ、さらにその前方(図において下側)に成膜すべきタ
ーゲット電極5が配されている。
%2図において、メツシュ状ハードマスク2は矩形状の
開口21.22を有する。23は開口21.22を形作
る格子状の枠部分である。領域2Aの開口21は、領域
2Bの開口22よりも開口部の面積が小さい。枠部分2
3の幅はハードマスク2の全体でほぼ一定であるから、
領域2Aは、領域2Bよりも開口率が小さく形成されて
いる。
第3図は、第1図の基板1とメツシュ状ハートマスク2
の関係をさらに詳細に表わした拡大断面図である。第3
図(a)は成膜前、第3図(b)は成膜後を示す。ガラ
ス基板1上(図において下面)にメツシュ状ハードマス
ク2を介して、導電性薄膜6が成膜される。上述したよ
うにメツシュ状ハードマスク2の領域2Aは領域2Bよ
りも開口率が小さいから、導電性薄@6の領域2Aに対
応する一部分の膜厚6aは、領域2Bに対応する部分の
膜厚6bよりも相対的に薄くなる。
ここで、メツシュ状ハードマスク2の厚みおよび基板1
との距離は、基板1のサイズなどによって変動する。厚
みは0.05mm〜2、Omm、距離は0.5mm〜5
.0mm程度が好ましい。
次に、実際に上述の成膜装置を用いてをパネルヒーター
を製造した実施例について具体的に説明する。
大】C11 300x300xt1.011101のガラス基板1を
、第1図に示す構成の直流二極スパッタリング装置内に
配置し、ターゲット電極5としてITO(インジウム−
チン−オキサイド)を用いて、該基板上にITO薄膜6
を形成した。このとき、スペーサー4としては厚さ1 
mmのガラスを使用した。また、メツシュ状ハードマス
ク2の厚みは0.3mm、第2図に示す領域2Aの開口
部21はロ5.4mm、領域2Bの開領域22はロ1,
8Inm、格子状の枠23の巾は0.2mmとした。こ
の場合の領域2Aの開口率は約93%、領域2Bの開口
率は約81%である。
なお、開口率の定義は、以下に示す。
このITO薄膜6を形成した基板1の両端に、電圧印加
用電極として幅5mmのAJ2電極を形成し、パネルヒ
ーターを作成した。
第4図は、ここで得られたパネルヒーターの平面図であ
る。第5図は、第4図のx−x’断面図である。
第4図および第5図において、1はガラス基板、6Aは
第2図におけるメツシュ状ハードマスクの領域2Aに対
応する部分の導電性薄膜、6Bは同じく領域2Bに対応
する部分の導電性薄膜、7は電圧印加用電極である。
このようにして得られたパネルヒーターのITO膜(導
電性薄@)の膜厚は、領域6Aで800±50人、領域
6Bで600±50人であった。
このパネルヒーターにAC30Hz、70Vで10分間
通電したところ、全面で均一な温度分布が得られた。
東i■ユ 実施例1と同様に350x350xt1.Ommのガラ
ス基板1に、本発明における製造方法を用いてCVD法
でS。02膜を成膜した。
第6図は、このときに用いたメツシュ状ハードマスク2
の平面図である。なお、開口は不図示とする。第6図に
おいて、領域2Cの関口部は口3.4510ffl、領
域2Dの開口部は口1.95mm。
領域2Eの開口部はロア、15mmとし、格子状の枠の
巾は0.15mmとした。この場合の領域2C,2D、
2Eの開口率は、それぞれ、およそ92%、86%、9
6%である。
この第6図に示すメツシュ状ハードマスク2を用いてガ
ラス基板1上にCVD法でS。02膜を成膜した。成膜
されたS。0゜膜の膜厚を測定したところ、領域2Cに
対応する領域で1000±50人、成@20に対応する
領域で820±30人、成膜2Eに対応する領域で12
00±50人であった。
このパネルヒーターに通電したところ、実施例1のもの
と同様に全面で均一な温度分布が得られた。
なお、上記の実施例ではメツシュ状(格子状または網目
状)のハードマスクを用いたが、これに限らず、開口の
大きさや形状は適宜変更しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係るパネルヒーターの製
造方法によれば、特定領域で開口率の異なるマスクを介
して導電性薄膜を成膜するため、−度の成膜で複数の膜
厚を持つ導電性薄膜を形成することが可能である。−度
の成膜で済むため、工程が短縮され、製造能力が向上し
、結果としてコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係るパネルヒーターの製
造方法における成膜室の断面図、第2図は、本発明の実
施例において用いたメツシュ状のハードマスクの一例を
示す平面図、第3図は、第1図の基板とハードマスクの
詳細図で、′!J3図(a)は成膜前の状態、第3図(
B)は成膜後の状態、 第4図は、本発明の第一の実施例で得られたパネルヒー
ターの平面図、 第5図は、第4図のx−x’断面図、 第6図は、本発明の第2の実施例で使用したメツシュ状
ハードマスクの平面図である。 コガラスなどの基板、 :メッシュ状ハードマスク、 :基板ホルダー :スペーサー :ターゲット電極、 :成膜された導電性薄膜、 :電圧印加用電極。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁性透明基板の前面に、複数の開口を有するマ
    スクを接近させて配置し、薄膜形成装置内で、このマス
    クを介して、該絶縁性透明基板上に導電性薄膜を成膜す
    ることを特徴とするパネルヒーターの製造方法。
  2. (2)前記マスクの少なくとも一部の領域の開口率が他
    の領域と異なることを特徴とする請求項1に記載のパネ
    ルヒーターの製造方法。
  3. (3)前記マスクが、メッシュ状のハードマスクである
    請求項1または2に記載のパネルヒーターの製造方法。
  4. (4)前記薄膜形成装置が、スパッタ法、プラズマCV
    D法、または熱CVD法を用いた薄膜形成装置である請
    求項1、2または3に記載のパネルヒーターの製造方法
  5. (5)前記導電性薄膜が、ITOまたは S_nO_2などの透明導電膜である請求項1、2、3
    または4に記載のパネルヒーターの製造方法。
  6. (6)強誘電性液晶などを用いた液晶表示素子に適用さ
    れる請求項1、2、3、4または5に記載のパネルヒー
    ターの製造方法。
JP18284490A 1990-07-12 1990-07-12 パネルヒーターの製造方法 Pending JPH0471183A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003532794A (ja) * 2000-05-08 2003-11-05 インテマティックス コーポレーション 材料チップのコンビナトリアル合成
KR100437768B1 (ko) * 2001-09-13 2004-06-30 엘지전자 주식회사 박막증착장치
JP2014205919A (ja) * 2007-03-22 2014-10-30 株式会社半導体エネルギー研究所 成膜装置
WO2016093139A1 (ja) * 2014-12-08 2016-06-16 株式会社ブイ・テクノロジー メタルマスク、タッチパネル及びタッチパネルの製造方法

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