JPH0470925B2 - - Google Patents

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JPH0470925B2
JPH0470925B2 JP59103153A JP10315384A JPH0470925B2 JP H0470925 B2 JPH0470925 B2 JP H0470925B2 JP 59103153 A JP59103153 A JP 59103153A JP 10315384 A JP10315384 A JP 10315384A JP H0470925 B2 JPH0470925 B2 JP H0470925B2
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JP
Japan
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main body
filter
panel
air
electric motor
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JP59103153A
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English (en)
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JPS60244320A (ja
Inventor
Hideo Shironaga
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication of JPS60244320A publication Critical patent/JPS60244320A/ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、室内に設置し、室内の空気を循環さ
せ、本体に設けたフイルターにより室内の空気の
汚れを清浄する空気清浄機に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の空気清浄機としては、特公昭50−
22756号示すように、高電圧電極板を有する電気
集塵式清浄機が知られている。
また、圧損形の機械的集塵器を用いた空気清浄
機としては、特開昭48−58458号に示すように、
室内の壁に取り付けて、室内の空気を循環すると
ともに一部空気を吸入して室内の換気を行うよう
にしたものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記電気集塵式清浄機は、清浄により再使用で
きるが、高電圧部を有するため保守が容易でない
という問題点を有している。
上記特開昭48−58458号に示す構造では、圧力
損失が大きく、室内の空気を十分に循環させるた
めには、送風機構部が大型化になり、かつ運転音
が大きくなるとともに、空気清浄機を適宜の場所
に移動させて使用することができずしかも、室内
の壁と清浄機との配管工程が必要であるという問
題点を有している。
本発明の目的とするところは、上記の問題点に
かんがみ、高電圧部を設けたり、配管工事を必要
だとしたりすることなどなく、室内の空気を十分
に循環して浄化することができるとともに、室内
の適宜の場所に自由に移動させて使用でき、かつ
運転音の静粛化及び全体の薄形化が可能である空
気清浄機を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、縦長箱状の本体と、この本体の正
面に設けたパネルと、このパネルの内側に縦長に
配置したフイルターと、前記パネルに設けた吸込
口と、前記本体の両側面にそれぞれ設けた吹出口
と、前記本体に設けられ、かつ前記本体を床上に
縦長状態に配置するところの設置台とを具備し、 前記本体内には、その本体縦長方向に並置した
2個の羽根と、これらの羽根の駆動源となる1個
の電動機と、前記羽根の回転によつて前記吸込口
から前記フイルターを通して吸い込まれてきた空
気を、前記両吹出口から吹き出させるように案内
するところの縦方向にS字に配設したS字ケーシ
ングとを設けるとともに、 前記2個の羽根のうち、一方の羽根の軸に前記
電動機を直付けし、かつ、前記電動機の回転を伝
動機構により他方の羽根の軸に伝動する構成にす
ることにより、達成できる。
〔作用〕
電動機を回転させると2個の羽根が回転し、本
体の正面に設けたパネルの吸込口から室内の空気
が本体内に入り2方向にS字形ケーシングによつ
て分散し、本体の両側面の吹出口から吹き出し、
室内の空気を円滑に循環する。そして吹出口から
吹き出す空気は、パネル内側に設けたフイルター
によつて浄化されている。
本体を縦長とし、その縦長方向に2個の羽根を
並置し、かつ、本体の正面に設けたパネル内側に
フイルターを縦長に配置するようにしたので、フ
イルター面積を大きく確保することができ、フイ
ルター通過風速の低下による運転音の静粛化が図
られるとともに、本体の薄形化の図られる。
本体と室内の壁との間に配管を施すことなく、
かつ、本体に設置台が設けられているので、室内
の希望する場合に自由に移動して本体を縦長状態
で設置できる。この場合、本体内には高電圧部が
ないので本体を持つても安全であり、かつ、本体
内の部品交換等のメンテナンスも難なく行うこと
ができ、使い勝手がよいものである。
〔実施例〕
本発明に係る一実施例を、第1図から第14図
で説明する。第1図は設置例を示すものである。
第1図イは空気清浄機本体1(以下、本体と称
す)を床置きしたものであり、エアコンデイシヨ
ナー2と同時運転すると、冷気を循環しながら空
気の浄化が行われるので、効果的な使い方ができ
る。第2図ロは、縦長箱状の本体1を壁に掛けて
使用した場合である。暖房器3と併用すると天井
部分と床状部分の温度差をより小さくする効果を
えながら空気清浄をすることができる。この場
合、吹出風速が大きく、かつ風量が多いと循環流
が人体にあたり寒さを感じて使用時に不快感が生
じてしまうので、本実施例では、本体1の前方か
ら室内の空気を吸込み、本体1の両側面から2方
向に分散して本体1で浄化した空気を吹出す構造
としている。風の流れ方向を図では矢印で説明す
る。
第2図は主に使用者が分解してみえる範囲の主
部品と空気流れを説明している。本体1は、フレ
ーム4、フアンカバー5、ガード6、リモートコ
ントロールボツクス7、ベルトカバー8、フイル
ター9、パネル10等で構成している。11はフ
イルター9の交換時期を表示するフイルター取替
えサイン表示窓である。
第3図イ,ロは、外観の正面側と、後面側を示
している。12は設置台、13はリモートコント
ロールカバーを示す。14はパネル10に設けら
れた吸込口、15はフレーム4に設けられた吹出
口である。16はパネル10を、開閉するように
して分解するための係止用クランプである。17
は電源コード、18はコード収納カバー、19は
リモートコントロールコード、20はコード押
え、21は本体1を壁に掛けるための壁掛用本体
金具、22は設置台固定蝶形ねじである。第4図
と第5図において、23は一個の電動機、24は
電動機23をフレーム4に固定する電動機取付ね
じである。25は遠心力形の2個の羽根であつ
て、本体1内の縦長方向に並置してある。26は
縦動軸支持機構であり、縦動軸支持機構取付ねじ
27によりフレーム4に固定される。一方の羽根
25の軸に直付けした電動機23の回転を、他方
の羽根25の軸に伝動するための伝動機構は、主
プーリー28、平形ベルト29、副プーリー30
と、テンシヨン機構31たるテンシヨンプーリー
32、テンシヨンバー33、テンシヨンバネ34
などからなつている。テンシヨンバー33は、ベ
ルト29の張り力を調整するように移動自在にし
てフアンカバー5に半固定されている。35はパ
ネル10内方のフイルター収納枠であり、フイル
ター9をフアンカバー5のフイルター押え枠36
でその端面を押えながら保持する機能を有する。
フイルター9を詳述すると、ミクロン単位の微細
塵を除去する効果のある、エレクトレツト繊維層
フイルターと脱臭性能の秀れた不織布繊維に微粉
末活性炭を含浸担持させた活性炭繊維層フイルタ
ーを使用している。構造的には後者の活性炭繊維
層フイルターを、前者のエレクトレツト繊維層フ
イルターで前後から挟み、周囲の縁部をヒートシ
ール法等により使用者は、電気集塵器方式に比較
し、高電圧を使わず、また汚れに対する定期的保
守も単にフイルターを交換するだけの簡便化が可
能になるものである。ただし、エレクトレツト繊
維層フイルターは、厚損形の機械的集塵フイルタ
ーに比較し、圧力損失がきわめて低く集塵効率の
高いという特徴があるが、さらに低圧損化して、
送風機の小形化、薄形化、及び運転音の静粛化が
課題となるものである。
本実施例では、前記課題を解決するために、フ
イルター面を2倍にして通風風速を下げる手段と
して、フイルター2枚をパネル10の内側に縦長
に配置して使用する構造とするとともに羽根25
を2個にするという構造を採用することにより、
本体1の小型化と薄形化を達成している。37は
フアンカバー吸込口である。38はパネル10を
フアンカバー5の外形に合致させるパネルガイ
ド、39は本体1を移動するときに使用する持
手、40はフレーム4の後面で、配線部をカバー
する後カバーである。第6図にフイルターセツト
の仕方を説明する。パネル10のクランプ16に
手をかけて開くように分解する。41はパネルヒ
ンジ部、42はフアンカバー5に形成したパネル
固定穴、43はフアンカバー5に形成したパネル
係止部である。44はフイルター止めで、フイル
ター9を着脱自在に軽く止めている。
第7図は、本実施例の空気清浄機のいろいろな
使い方を説明するものであり、イは床置き使用、
ロは壁に掛けて使用する場合の横取り付けの場
合、ハは縦取り付けの場合を示す。第8図は壁に
掛けて使用する場合の具体的な取り付け手順を説
明する。45は取り付け部の柱、46は壁掛金
具、47はリモートコントロール支持金具であ
る。本体1後面の壁掛用本体金具21を壁掛金具
46に、リモートコントロールボツクス7の摺動
溝48をリモートコントロール支持金具47に係
合して取り付ける。なお、縦取り付けのときは、
壁掛用本体金具21を本体1の向きに合せて付け
変えることにより、一種類の金具で対応できる。
第9図は床置き使用の際使う設置台とその使用方
法を説明する。設置台12を梱包する梱包箱の小
型化をするために、設置台(上)49と、設置台
(下)50に分離してあり、使用するときに組み
立てできる。蝶形ねじで本体1の下部に固定でき
る。第10図は、リモートコントロールボツクス
7を移動するときの方法を説明する。本体1の上
面からリモートコトロールボツクス7を外し、本
体1の上面には替わりにリモートコントロールカ
バー13を装着する。第10図ハは設置台12の
リモートコントロール用凹部51にリモートコン
トロール7を装着したものであり、、リモートン
トロールコード19は設置台12のコード用溝5
2に装着される。
第11図は、本体1の主要構造部品であるフレ
ーム4の形状を示す。53は電動機支持ボス、5
5はフアンカバー支持ボスである。56は本体1
に設けたS字形ケーシングであり、2個の羽根2
5のケーシングとして無駄な空間をなくし、吸込
口14からフイルター9を通して本体1内に吸い
込まれてきた空気を一対の吹出口15に案内する
ように、縦方向にS字に配設している。57,5
8は通風穴A,Bとして電動機側壁部に少量なが
ら空気流れを生じさせ、電動機23を1個にする
ことで、容量的に大きくなりがちな電動機23の
冷却効果をよくして、小形化と省電力化を果して
いる。特に遠心力形の羽根25は、軸流形の羽根
と異なり電動機側壁部を空気が流れにくく、上記
の方法は有効となるものである。59は後面凹部
であり、電動機23、電源コード17、リモート
コントロールコード19を電気的に結ぶ結線部と
しての役割を果しているものである。第12図
は、第5図で説明したテンシヨン機構31の詳細
と、ベルト29の軸間調整構造を詳細に説明して
いる。テンシヨン機構31は、フアンカバー5の
テンシヨン機構凹部60内に配置して本体1の薄
形化をさまたげないよう考慮している。61はテ
ンシヨンバー止めねじである。縦動軸支持機構2
6は、羽根25の穴部から工具を差し込み長穴を
利用して軸間方向に移動可能とし、軸間の寸法バ
ラツキの吸収を図つている。テンシヨン機構31
は軸間が使用環境の変化等に狂つた場合にも追随
して、ベルト29の張り力が大きく変化しないよ
うにしている。第13図はリモートコントロール
ボツクス7の操作部を示す。62は速調スイツ
チ、63はタイマースイツチ、64は停止スイツ
チである。65,66はそれぞれ速調整表示ラン
プ、タイマー時間表示ランプである。第14図
は、フレーム4の後面凹部59内に組込まれる電
源基板67と、リモーヘコントロールボツクス7
内に組込まれる操作基板68の平面図を示す。6
9はヒユーズ、70はトランス、71はトライア
ツクである。
このように電源基板67と操作基板68に分割
すると次の利点がある。商用電源側をまとめるの
で、パタン間に商用電源の電位差が加わるのは、
電源基板67側だけとなり品質の管理が容易にな
る。トランス70は他の電子部品と比較し部品高
さが高く、このように分離することにより、操作
基板68側は薄形化することが可能になる。電源
基板67側は投影面積的に小さく、フレーム4の
後面凹部59内に組込むことができる。特に、縦
動軸側の羽根25の後部は空間をとることができ
るので、トランス70の高さを吸収するのに有効
である。
上記の構成によれば、S字形ケーシングにより
2次方向吹出にして、室内設置した際の循環気流
を良好にしている。暖房機と併用する場合は循環
流、すなわち吹出気流が人体にあたり、風の冷た
さで不快感を与えるという問題に対して、分散排
気により吹出流を弱めて寒さを軽減する効果を有
する。羽根を2個、フイルター9を2枚にして、
フイルター面積を十分確保し、使用期間の増大、
フイルター通過風速の低下による運転音の静粛化
を達成している。羽根25は2個でも電動機23
は1個であり低価格化を図つている。このために
縦動軸支持機構26を軸間方向に移動可能にし、
かつテンシヨン機構31を設けている。ベルト2
9を平形ベルトとし、曲げに対する柔軟性をよく
しているので、電動機23の起動トルクが小さく
ても、起動特性をできる。リモートコントロール
ボツクス7のいろいろな組込み方と本体1の取り
付け方と本体1の取り付け方、及び設置台12の
組合せにより、室内に適した使用者に便利な使い
方が可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、縦長状態で本
体を室内の希望する場合に設置することができ、
運転者及び本体と薄形化が可能であつて、しか
も、室内の空気を円滑に循環させて浄化すること
が可能である使い勝手のすぐれた空気清浄機がえ
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは、本発明の一実施例を示す使用
例説明図、第2図は空気流れを示す分解斜視図、
第3図は外観部を示す斜視図で、イは正面側を、
かつロは後面側を示す。第4図は上面側側面断面
図、第5図イは一部破断正面図、第5図ロは縦側
側面断面図を示す。第6図イ,ロ,ハは、フイル
ターの収納を示す説明図、第7図イ,ロ,ハは、
いろいろな設置方法を示す説明図、第8図イ,
ロ,ハ,ニ,ホは、具体的な設置方法を示す説明
図、第9図イ,ロは床置き、または卓上使用時に
使用する設置台の組立法及び本体への固定法を示
す図、第10図イ,ロ,ハは、着脱リモートコン
トロールボツクスの移動方法を示す図、第11図
イ,ロは、主要部品であるフレームの縦断面図と
正面図を示す。第12図は、伝動ベルトの張り力
を調整する機構部の正面図を示す。第13図はリ
モートコントロールボツクスの正面図、第14図
イ,ロは、コントロール側機板組立品の正面図と
電源側基板組立品の正面図を示す。 1……本体、9……フイルター、10……パネ
ル、12……設置台、14……吸込口、15……
吹出口、23……電動機、25……羽根、28〜
34……伝動機構、56……S字形ケーシング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縦長箱状の本体と、この本体の正面に設けた
    パネルと、このパネルの内側に縦長に配置したフ
    イルターと、前記パネルに設けた吸込口と、前記
    本体の両側面にそれぞれ設けた吹出口と、前記本
    体に設けられ、かつ前記本体を床上に縦長状態に
    配置するところの設置台とを具備し、 前記本体内には、その本体縦長方向に並置した
    2個の羽根と、これらの羽根の駆動源となる1個
    の電動機と、前記羽根の回転によつて前記吸込口
    から前記フイルターを通して吸い込まれてきた空
    気を、前記両吹出口から吹き出させるように案内
    するところの縦方向にS字に配設したS字ケーシ
    ングとを設けるとともに、 前記2個の羽根のうち、一方の羽根の軸に前記
    電動機を直付けし、かつ、前記電動機の回転を電
    動機構により他方の羽根の軸に伝動する構成にし
    たことを特徴とする空気清浄機。
JP59103153A 1984-05-21 1984-05-21 空気清浄機 Granted JPS60244320A (ja)

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JPS60244320A JPS60244320A (ja) 1985-12-04
JPH0470925B2 true JPH0470925B2 (ja) 1992-11-12

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