JP2006214665A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ショートサーキットを防止でき、天井面との隙間の不均一を目立たないようにするとともに、デザイン性の向上を図ることのできる空気調和装置を提供することを目的とする。
【解決手段】内部に空調手段6を設け、前面を開口した本体7の前面開口に設けられる内側吸込口8と内側吹出口12を有した内側パネル13と、内側パネル13の内側吹出口12と連通する吹出空気流路14を形成するように外側吹出口15を設け配設される外側パネル16とを備え、内側パネル13と外側パネルとの間に内側吸込口8に連通する吸込空気流路19を形成したことによりショートサーキットを防止でき、隙間も不均一を目立たないようにするとともにデザイン性の向上を図ることのできる空気調和装置が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁面あるいは天井面に設置して室内の空調を行なう空気調和装置に関する。
従来、この種の空気調和装置の一例として天井面に設置して空調を行なうミスト装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、そのミスト装置について図8を参照しながら説明する。図に示すように、循環ファン101や可動ルーバ102を備えた装置本体103を覆うグリル板104が設けられ、装置本体103は本体ケーシング103a内に多数の桟105aを設けた吸気口105を通して室内の空気を吸引し、吹き出し口106を通して空気を吹き出すための循環通風路107と、循環通風路107に対して通風作用をする循環ファン101と、循環通風路107を通風する空気を加熱する熱交換器108と、吹き出し口106を通して吹き出される空気の吹き出し方向を可変する可動ルーバ102と、室内の空気を吸引して排気ダクト109を通して屋外に排気する換気ファン110等の空調手段を設け構成していた。
特開2002−336327号公報([0021]〜[0023]、図5)
このような従来のミスト装置では、吸気口105と吹き出し口106はグリル板104の同一面で、しかも近接して設けられているため、吹き出し口106から吹き出された空気が吸気口105に吸気されるショートサーキットが発生し空気調和装置の能力に影響を与えるため、このショートサーキットを防止することが要求されている。
また、多数の桟105aを設けた吸気口105が表面に露出するため美観を損なうという課題があり、吸気口105が表面に露出しないようにしてデザイン性を高めることが要求されている。
また、グリル板104が天井111に接する構造であるため、天井111とグリル板104との隙間が場所によっては微少に異なる場合でも、隙間の不均一が目立ち、調整しなければならないという課題があり、隙間の不均一が目立たないようにすることが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ショートサーキットを防止でき、壁面あるいは天井面との隙間の不均一を目立たないようにするとともに、表面のデザイン性の向上を図ることのできる空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明の空気調和装置は上記目的を達成するために、内部に空調手段を設け、前面を開口した本体と、この本体の前面開口に設けられる内側吸込口と内側吹出口を有した内側パネルと、この内側パネルの内側吹出口と連通し吹出空気流路を形成するように外側吹出口を設け配置される外側パネルとを備え、前記内側パネルと外側パネルとの間に前記内側吸込口に連通する吸込空気流路を形成したものである。
この手段により、ショートサーキットを防止でき、壁面あるいは天井面との隙間の不均一を目立たないようにすることができ、表面のデザイン性の向上を図ることのできる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、外側パネルを、本体の設けられる壁面あるいは天井面との間に隙間を設けて取り付ける構成としたものである。
この手段により、壁面あるいは天井面との隙間の不均一を目立たないようにすることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は吸込口と吹出口を異なる平面上に設けた構成としたものである。
この手段により、ショートサーキットを防止するとともに、汚染しやすい吸込口のみの面を清掃すれば美観を維持することのできる空気調和装置が得られる。
また、他の手段では、吸込口を本体に設けられる壁面あるいは天井面と垂直となる外側パネルの側方に開口し、吹出口を前記壁面あるいは天井面と平行となる外側パネルの面に設けたものである。
この手段により、ショートサーキットを防止することができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、内側パネルと外側パネルとの隙間を吸込口としたものである。
この手段により、汚染しやすい吸込口が目立たなくなり、インテリア性の向上を図ることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、外側パネルを内側パネルより大きく形成したものである。
この手段により、吸込気流による下側パネルの汚れが目立たなくなりインテリア性を高めることができるとともに、施工時に上側パネルと壁面あるいは天井面との隙間の調節をすることなく美観を保てることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、外側パネルを壁面あるいは天井面に対し湾曲状に形成したものである。
この手段により、外側パネルの裏側が使用者により見えにくくなるとともに、壁面あるいは天井面との隙間もわかりにくくなるため、施工による美観のばらつきがなくなるという空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、外側パネルを壁面あるいは天井面に対し移動自在に設け、運転停止時には、壁面あるいは天井面に当接収納可能としたものである。
この手段により、運転停止時には、外側パネルが収納され美観を損なうことがなくなり、運転時には外側パネルが可動するため使用者には容易に運転状態の確認をすることができる空気調和装置が得られる。
また、他の手段は、外側パネルを移動自在に設け、壁面あるいは天井面との隙間を調節可能としたものである。
この手段により、吸込口の大きさを可変することで能力を変化することができ、室の大きさに容易に対応することができる空気調和装置が得られる。
本発明によればショートサーキットを防止でき、また壁面あるいは天井面との隙間の不均一を目立たないようにするとともに、表面のデザイン性の向上を図ることができるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、壁面あるいは天井面との隙間の調節をすることなく美観を保てるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、吸込面は吹出面と独立した面となるため、お手入れのときに吸込面のみをメンテナンスすることにより美観を保つことができる空気調和装置を提供できる。
また、ショートサーキットを防止でき、吸込空気が天井を沿って吸込まれることとなるため、天井面の乾燥時間を短くすることのできる空気調和装置を提供できる。
また、吸込口の汚染が目立たなくなりインテリア性の向上を図ることができるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、施工による美観のばらつきがなくなるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、外側パネルの裏側が使用者に見えなくなり美観を保てるとともに、外側パネルの裏側に一定量の結露水あるいは液体を保有することができ、装置使用時に水滴滴下することのない空気調和装置を提供できる。
また、使用者が容易に運転状態を確認でき、停止時には天井面より突出したものがなくなり美観性に優れるという効果のある空気調和装置を提供できる。
また、室の大きさに容易に対応することができるという効果のある空気調和装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、内部に空調手段を設け前面を開口した本体と、この本体の前面開口に設けられる内側吸込口と内側吹出口を有した内側パネルと、この内側パネルの内側吹出口と連通し吹出空気流路を形成するように外側吹出口を設け配設される外側パネルを備え、内側パネルと外側パネルとの間に内側吸込口に連通する吸込空気流路を形成したものであり、吸込気流は、外側パネルの側方から吸い込まれ、吹出気流は外側パネルの表面側より吹き出されることにより、吸込気流が吹出気流に混合されようとするショートサーキット現象が防止され、また、外側パネルは壁面あるいは天井面との間に吸込空気流路が形成されるように遠ざけて設けることにより壁面あるいは天井面との隙間の不均一は目立たなくなる。また、外側パネルの表面には桟などを設けたグリル状の吸込口が形成されなくなり、表面がすっきりとした状態となってデザイン性の向上を図り、外側グリルの掃除も容易にすることができるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、外側パネルを、本体の設けられる壁面あるいは天井面との間に隙間を設けて取り付ける構成としたことにより、外側パネルは壁面あるいは天井面とは密着させないで、隙間を積極的に設けることとなり、壁面あるいは天井面との隙間の不均一が目立たなくなるという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、吸込口と吹出口を異なる平面上に設けたことにより、吹出口からの吹出気流が吸込口に吸込まれる吸込気流にすぐに混合し吸い込まれるショートサーキット現象を防止できるため効率のよい空気調和機を提供できるという作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、吸込口を本体が設けられる壁面あるいは天井面と垂直となる外側パネルの側方に開口し、吹出口を前記壁面あるいは天井面と平行となる外側パネルの面に設けたことにより、外側パネルの側方に開口した吸込口と、外側パネルの面に設けた吹出口の位置は遠ざかり、しかも吸込口と吹出口の方向が異なることによりショートサーキット現象が発生することが防止できるという作用を有する。
また、請求項5記載の発明は、内側パネルと外側パネルとの隙間を吸込口としたことにより、汚染しやすい吸込口が目立たなくなりインテリア性の向上を図ることができるとともに、外側パネルを取り外すことにより、内側パネルの清掃も容易にできるという作用を有する。
また、請求項6記載の発明は、外側パネルを内側パネルより大きく形成したことにより、内側パネルが使用者の視線より外側パネルにより隠されるため、施工時に外側パネルと壁面あるいは天井面との隙間の調節をすることなく美観を保つことができるという作用を有する。
また、請求項7記載の発明は、外側パネルを壁面あるいは天井面に対し湾曲状に形成したことにより、外側パネルの裏側が使用者により見えにくくなるとともに、壁面あるいは天井面との隙間もわかりにくくなるため施工による美観のばらつきが無くなるという作用を有する。
また、請求項8記載の発明は、外側パネルを壁面あるいは天井面に対し可動する構造のものであり、運転停止時には壁面あるいは天井面に当接収納可能にしたことにより、運転停止時には、外側パネルは壁面あるいは天井面に当接収納されることにより、壁面あるいは天井面の美観を損なうことがなくなり、また使用時には外側パネルを稼動して壁面あるいは天井面との間に隙間が形成されるため、使用者が運転状態を容易に確認することができるという作用を有する。
また、請求項9記載の発明は、外側パネルを天井面に対し可動するものであり、壁面あるいは天井面との隙間を調節可能としたことにより、壁面または天井面と外側パネルとの隙間、つまり吸込口の大きさを可変することにより、吸込気流の風量が変化し、空調能力を変化することができ、また、室内の風の流れも変えられるため、室内の大きさに対応できる空気調和を行なうことができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4に示すように、外壁に換気手段1を設けた前面を開口した箱状で、内部には室内の空気を熱交換する熱交換器2を介して温風を循環する暖房手段3と、室内を加湿する加湿手段4と、これらを制御する制御手段5とにより形成される空調手段6を設けて本体7を形成し、本体7の前面開口には、内側吸込口8と、左右よりフィルター9を挿入するフィルター挿入口10と、吹き出す風の方向を可変するルーバー11を有した内側吹出口12とを設けた内側パネル13を設ける。
また、内側パネル13の内側吹出口12と連通して吹出空気流路14を形成するように外側吹出口15を設けた外側パネル16は、内側パネル13を覆う形状で備えられている。外側パネル16の裏面には、内側パネル13に取り付けられるように、2又状で外方に開き勝手の開閉自在なスプリング17を設け、内側パネル13にはスプリング17の開き勝手の弾性力で係合する孔状の係合部18を設けることにより、外側パネル16は内側パネル13に保持され、内側パネル13と外側パネル16との間に内側吸込口8に連通する吸込空気流路19を形成する。
また、外側パネル16は本体7の設けられる天井面20との間に隙間21を設けて取り付けるように形成され、外側パネル16に設けられた外側吹出口15が吹出口22として形成され、吹出口22と異なる面となる吸込空気流路19を形成する内側パネル13と外側パネル16との隙間で形成された端部開口が吸込口23を形成し、吸込口23は本体7が設けられる天井面20と垂直となる外側パネル16の側方に開口し、吹出口22を天井面20と平行となる外側パネル16の表面となる面24に設ける。
また、外側パネル16を内側パネル13より大きく形成し、外側パネル16を天井面20に対し、膨出する湾曲部25により湾曲状に形成し構成する。
上記構成において、空気調和装置を天井面20に設置するときには、天井面20に本体7を吊り下げボルト26で吊り下げ配置し本体7を設置したのち、本体7に内側パネル13を取り付け、さらに外側パネル16を外側パネル16に設けたスプリング17と内側パネル13の係合部18との係合により、天井面20より一定の隙間21を確保して取り付けて設置する。
そして、天井面20に設置した空気調和装置を運転すると、室内の空気が内側パネル13と外側パネル16との間に形成される吸込空気流路19の端部開口に形成される吸込口23より吸い込まれ、吸込空気流路19を通り、内側パネル13に設けた内側吸込口8より本体7内に入り、本体7内に設けた空調手段6により空調された空気が内側パネル13に設けた内側吹出口12により外側パネル16に設けた外側吹出口15と連通し形成された吹出空気流路14を通り吹出口22より室内に吹き出されて室内の空調が行なわれる。
このとき、吸込口23は、本体7が設けられる天井面20と垂直となる外側パネル16側方に開口して設けられ、吹出口22は天井面20と平行となる外側パネル16の面24に設けたため、吸込口23と吹出口22を異なる平面上に設けることとなる。外側パネル16は、天井面20との間に隙間21を設けて取り付けられていることにより、吹出口22から吹き出される空調された空気が、吹出口22と遠ざかった位置で異なる平面上に設けた吸込口23より吸い込まれる室内の空気に混合し、ショートサーキット現象が発生することがなくなるとともに、外側パネル16は天井面20より一定の隙間21を設けて取り付けられることにより、天井面20との隙間21に不均一が目立たなくなる。また、汚染しやすい吸込口23が使用者から見えにくい外側パネル16側方に設けられることにより、外側パネル16の面24には吸込口23がないのでデザイン性の向上が図れるとともに、吸込口に設けられる桟もなくなるため外側パネル16の表面の凸凹がなくなりお手入れも容易となる。
また、外側パネル16を内側パネル13より大きく形成していることにより、内側パネル13は、見えにくくなるとともに、天井面20との隙間21の調整をする必要がなく、美観を保つことができ、また、外側パネル16を湾曲部25により湾曲状に形成していることにより、外側パネル16の裏側が使用者に見えにくくなるとともに、天井面20との隙間21の不均一もわかりにくくなるため施工による美観のばらつきを無くすとともに、施工が容易となる。
また、フィルター9の掃除または交換するときには、内側パネル13のフィルター挿入口10よりフィルター9を引き出し、掃除または交換を行なう。
また、室内の汚染空気を吸い込む吸入空気流路19の掃除をするときには、外側パネル16に設けた開き勝手のスプリング17の幅を縮小し内側パネル13に設けた係合部18との係合を解除して外側パネル16を内側パネル13より取り外し吸込空気流路19を形成する内側パネル13の表面側および外側パネル16の裏面側を掃除し、スプリング17を操作し外側パネル16を内側パネル13に取り付け完了する。
なお、実施の形態1では、本体7を天井面20に取り付けるものを用いて説明したが、本体7を壁面に取り付けるようにしても同様の作用効果をもたらすことはいうまでもなく、本体7は天井面20または壁面に取り付けても良いのである。
(実施の形態2)
図5および図6に示すように、外側パネル16Aは吹出空気流路14と表面となる面24Aの裏側に表面となる面24Aに対し垂直方向に突出した表面が凸凹形状である可動軸27を備え、一方本体7は内部に可動軸27を保持および可動する移動手段28を設けており、移動手段28により可動軸27は保持されることとなり、外側パネル16Aは本体7に保持されることとなる。
移動手段28は内部に駆動用モーター29とギア30を備えており、ギア30の凸凹と可動軸27の凸凹がはまり込み可動軸27は保持される。また外側パネル16Aは天井面20Aまたは壁面(図示せず)に対し当接収納可能に設けた構成とする。一方移動手段28の駆動用モーター29は制御手段5と電気的に接続されたものである。
上記構成において空気調和装置の運転時には制御手段5により、駆動用モーター29に指示がなされ、駆動用モーター29が回転することにより、可動軸27が天井面24Aあるいは壁面に対し垂直に移動するため、可動軸27に連結された外側パネル16Aも移動する。駆動用モーター29は一定の回転数で停止することにより、可動軸27は移動を停止し、外側パネル16Aは天井面20Aあるいは壁面と一定の隙間21Aを形成して保持されることとなる。一定の隙間21Aは空気吸込口となる吸込空気流路19を形成し、室内空気は吸込空気流路19を介して空調手段6に吸込まれ、空調手段6より吹出された空気は吹出空気流路14を介して室内に吹出されることとなる。
一方、運転停止すると制御手段5より駆動用モーター29に指示が送られ、駆動用モーター29が回転を行ない、一定回転数で停止する。駆動用モーター29が停止したとき外側パネル16Aは天井面20Aに当接収納されることとなる。このことにより、運転停止時には天井面20Aあるいは壁面の美観を損なうことがなくなり、また運転時には外側パネル16Aが移動して天井面20Aあるいは壁面との間に隙間21Aが形成されるため、使用者が運転状態を容易に確認することができる。
なお本実施例では可動軸27とギア30の表面を凸凹形状を有したものとしたが、螺旋溝を備えたものでもよく、その作用効果になんら変わりはない。
(実施の形態3)
図7は本実施の形態3を示すものである。
図7において図5および図6と同じ構成要素については同じ符号を用い、その説明は省略する。
図7に示すように、外側パネル16Bを天井面20Bまたは壁面(図示せず)に対し移動自在となるように外側パネル16Bに可動軸27Aを設け、可動軸27Aを本体7Bに設けた移動手段28Aにより移動するように設け、外側パネル16Bと天井面20Bとの隙間21Bを調節可能として吸込口23Aの大きさを可変せしめる構成とする。
上記構成において、外側パネル16Bを可動軸27Aを介し移動手段28Aを操作し、外側パネル16Bが天井面20Bに近づいた位置(A)のときには、吸込口23Aの開口面積が小さくなって吸込風量が減少することにより空調能力は小さくなり、外側パネル16Bが天井面20Bより遠ざかった位置(B)のときには吸込口23Aの開口面積が大きく吸込風量が増大することとなり、空調能力を大きくすることができる。
このように、外側パネル16Bを天井面20Bに無段階に遠近させることにより、吸込口23Aの開口面積が変化して空調能力を調節すること、および室内に流れる風の流れにより、室内の大きさに対応した空調を行なうことができることとなる。
内側パネルと外側パネルを用いて吸込空気流路と吹出空気流路の構造ができ、給排気形換気扇の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の空気調和装置の設置状態を示す概略断面図 同空気調和装置の分解斜視図 同空気調和装置の外側パネルの背面図 同空気調和装置の外側パネルの湾曲形状を示す側面図 本発明の実施の形態2の空気調和装置の使用状態を示す概略図 同空気調和装置の運転停止時の状態を示す概略図 本発明の実施の形態3の使用状態を示す概略図 (イ)従来のミスト装置の運転停止時の状態を示す断面図(ロ)同ミスト装置の運転時の状態を示す断面図
符号の説明
6 空調手段
7 本体
8 内側吸込口
12 内側吹出口
13 内側パネル
14 吹出空気流路
15 外側吹出口
16 外側パネル
16A 外側パネル
16B 外側パネル
19 吸込空気流路
20 天井面
20A 天井面
20B 天井面
21 隙間
21B 隙間
22 吹出口
23 吸込口
28 移動手段

Claims (9)

  1. 内部に空調手段を設け、前面を開口した本体と、この本体の前面開口に設けられる内側吸込口と内側吹出口を有した内側パネルと、この内側パネルの内側吹出口と連通し吹出空気流路を形成するように外側吹出口を設け配置される外側パネルとを備え、前記内側パネルと外側パネルとの間に前記内側吸込口に連通する吸込空気流路を形成した空気調和装置。
  2. 外側パネルを、本体の設けられる壁面あるいは天井面との間に隙間を設けて取り付ける構成とした請求項1記載の空気調和装置。
  3. 吸込口と吹出口を異なる平面上に設けた請求項1記載の空気調和装置。
  4. 吸込口を本体が設けられる壁面あるいは天井面と垂直となる外側パネルの側方に開口し、吹出口を前記壁面あるいは天井面と平行となる外側パネルの面に設けた請求項3記載の空気調和装置。
  5. 内側パネルと外側パネルとの隙間を吸込口とした請求項1記載の空気調和装置。
  6. 外側パネルを内側パネルより大きく形成した請求項1記載の空気調和装置。
  7. 外側パネルを壁面あるいは天井面に対し湾曲状に形成した請求項1記載の空気調和装置。
  8. 外側パネルを壁面あるいは天井面に対し移動自在に設け、運転停止時には壁面あるいは天井面に当接収納可能とした請求項1記載の空気調和装置。
  9. 外側パネルを移動自在に設け、壁面あるいは天井面との隙間を調節可能とした請求項1記載の空気調和装置。
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