JPH0470889A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、レーザを用いたプリンタ・複写器・ファク
シミリなど、電子写真方式（感光体に形成した画像を用
紙等の記録媒体に転写して記録を行う方式）により記録
媒体に記録を行う電子写真装置に関する。

従来の技術 従来、この種の電子写真装置では、たとえば第７図に示
すように、あるいは第８図に示すように駆動ローラ１と
複数の従動ローラ２・３間に感光体ベルト４を掛けわた
し、１つの前記従動ローラ２のローラ軸２ａを中心とし
て回動する回動習性を有するとともに他の従動ローラ３
のローラ軸３ａを支持するローラ側板５を設ける一方、
前記感光体ベルト４と転写器６間に記録媒体７を案内す
るガイド板８を設け、前記駆動ローラ１の回転により前
記感光体ベルト４を駆動してその感光体ベルト４上に画
像を形成し、その画像を前記ガイド板８で案内する記録
媒体７に前記転写器６で転写して記録する。

ところで、前記ガイド板８は、第７図に示すように、感
光体ケース９の下側にそれと別体で配置し、その感光体
ケース９にばね付勢して押し当てることにより感光体ベ
ルト４とガイド板８の位置決めを行っていた。また、第
８図に示すようにガイド板８を感光体ケース９と一体で
形成し、感光体ベルト４とガイド板８の位置決めを行っ
ていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこの種の電子写真装置では、たと
えば回動習性を有するローラ側板５とともに移動する従
動ローラ３の位置がベルト長さのばらつきにより安定し
ない。そのため、感光体ベルト４とガイド板８の位置を
精度良くすることは不可能で、双方の間に大きな隙間を
要していた。

その結果、ガイド板８で案内する記録媒体７を感光体ベ
ルト４に確実に接触させることができず、不安定な状態
で転写を行うので転写ヌケやジター等を生じ、画像品質
を低下する問題があった。

そこで、この発明の目的は、感光体ベルトに対するガイ
ド板の位置精度を良くし、安定した状態で転写を行い、
画像品質の低下を防止することにある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成させるために請求項１に記載の発明は、
駆動ローラと複数の従動ローラ間に感光体ベルトを掛け
わたし、前記駆動ローラの回転により前記感光体ベルト
を駆動してその感光体ベルト上に画像を形成し、前記従
動ローラの１つと対向する転写器でその画像を転写して
記録媒体に記録を行う電子写真装置において、前記転写
器と対向する以外の１つの従動ローラのローラ軸を中心
として回動する回動習性を有するとともに他の前記従動
ローラのローラ軸を支持するローラ側板を設ける一方、
前記感光体ベルトと前記転写器間に前記記録媒体を案内
するガイド板を前記ローラ側板に一体に設けてなること
を特徴とする。

また、請求項２に記載の発明は、駆動ローラと従動ロー
ラ間に感光体ベルトを掛けわたし、前記駆動ローラの回
転により前記感光体ベルトを駆動してその感光体ベルト
上に画像を形成し、前記従動ローラと対向する転写器で
その画像を転写して記録媒体に記録を行う電子写真装置
において、前記装置本体の支持部材で前記駆動ローラお
よび従動ローラの各ローラ軸両端を回転自在に支持しか
つ該従動ローラのローラ軸を該駆動ローラのローラ軸と
の軸間方向に移動自在に設け、それら駆動ローラのロー
ラ軸と従動ローラのローラ軸間に掛けわたしかつ該従動
ローラとともに移動するローラ側板を設ける一方、前記
感光体ベルトと前記転写器間に記録媒体を案内するガイ
ド板を前記ローラ側板に一体に設けてなることを特徴と
する。

作　　　用 そして、請求項１に記載の発明によれば、ローラ側板で
、転写器と対向する従動ローラを支持するとともに、そ
のローラ側板にガイド板を一体に設けたから、従動ロー
ラが移動してもその従動ローラに対してガイド板を常に
確実に位置決めする。

また、請求項２に記載の発明によれば、従動ローラとと
もに移動するローラ側板にガイド板を一体に設けるから
、従動ローラが移動してもその従動−ローラに対してガ
イド板を常に正確に位置決めする。

実施例 以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例を詳細に説
明する。

第６図には、請求項１に記載の発明の一実施例であるレ
ーザプリンタの内部機構の全体概略構成を示す。図中符
号１０で示すものは、装置本体である。装置本体１０内
には、中央に、感光体ベルト１１を設ける。そして、そ
の感光体ベルト１１のまわりには、回転方向（図中時計
方向）に順に、帯電器１２・レーザ光学系１３・現像器
１４・転写器１５・クリーニング器１６を配置するにの
装置本体１０の図中右側には、給紙トレイ１７を着脱自
在に装填する。その給紙トレイ１７内には記録媒体であ
る用紙１８を収納する。そして、その給紙トレイ１７の
取付部には、給紙ローラ１９や紙ガイド板２０などを有
する給紙部２１を設ける。他方、前述の転写器１５を挟
んで該給紙部２１と反対の側には、搬送ガイド２２・定
着器２３などを順に並べて配する。また、装置本体１０
の図中上側には、排出する用紙１８を受ける排紙受け２
４を設けてなる。

しかして、いま該レーザプリンタを用いて電子写真プロ
セスによる記録を行うときは、給紙ローラ１９を駆動し
、給紙トレイ１７内から用紙１８を送り出す。そして、
紙ガイド板２０で案内して搬送し、やがて図示しないレ
ジストセンサで用紙１８の先端を検知する。しかして、
その用紙１８の先端を、レジストローラ２５・２５に突
き当てて止める。

他方、感光体ベルト１１は、図中時計方向に回転しなが
ら帯電器１２でその表面を順次−様に帯電し、次のレー
ザ光学系１３でレーザ光を照射してその表面に静電潜像
を形成し、続いて現像器１４を通るときその静電潜像を
トナーによって逐次可視像化する。そして、その像とタ
イミングを合わせ、前述のレジストローラ２５に突き当
てていた用紙１８を感光体ベルト１１に向けて送り出す
。

しかして、その感光体ベルト１１上の像を転写器１５に
おいて該用紙１８に転写する。画像転写後、感光体ベル
ト１１上に残った残留トナーはクリーニング器１６で掻
き落し、該クリーニング器１６で感光体ベルト１１表面
上を清掃する。

一方、用紙１８は、搬送ガイド２２によって定着器２３
へと送り、転写した像をその定着器２３で熱定着する。

定着後、用紙１８は、装置本体１０から排出し、排紙受
け２４上に順次スタックする。

ところで、上述したレーザプリンタでは、第１図および
第２図に示すように前記感光体ベルト１１を駆動ローラ
３２と複数の従動ローラ３３・３４・３５間に掛けわた
す。それら感光体ベルト１１、駆動ローラ３２従動ロー
ラ３３・３４・３５は、感光体ケース３６に収納し、該
駆動ローラ３２のローラ軸３２ａおよび従動ローラのう
ち１つの従動ローラ３３のローラ軸３３ａを該感光体ケ
ース３６で支持する。その感光体ケース３６は、転写器
１５と対向する側に感光体窓穴３６ａを備え、前記クリ
ーニング器１６のクリーニングケース１６ａと一体で形
成する。前記１つの従動ローラ３３のローラ軸３３ａ両
端には、ローラ側板３７を該ローラ軸３３ａを支点とし
て回動自在に取り付ける。そのローラ側板３７の上部に
は、スプリング３８の一端を押し当てる。そのスプリン
グ３８は、他端を感光体ケース３６の適宜位置に押し当
て、前記ローラ側板３７を時計回りに付勢する。該ロー
ラ側板３７の下部には、前記従動ローラ３４・３５の各
ローラ軸３４ａ・３５ａの両端をそれぞれ取り付け、該
ローラ側板３７で従動ローラ３４・３５を支持する。一
方、前記感光体ベルト１１と前記転写器１５間に前記用
紙１８を案内するガイド板４０を設け、前記ローラ側板
３７と一体に設けて構成する。即ち、ガイド板４０は、
用紙１８の巾長さよりも長くシ、その両端部を前記ロー
ラ側板３７の下端部にネジ４１で固着する。

そして、該ガイド板４ｏの一側４０ａと前記感光体ベル
ト１１とに小さな値の隙間イを形成する。

しかして、ローラ側板３７で、転写器１５と対向する従
動ローラ３４を支持するとともに、そのローラ側板３７
にガイド板４０を一体に設けたから、たとえば感光体ベ
ルトの長さのばらつきにより従動ローラ３４が移動して
もその従動ローラ３４に対してガイド板４０を常に確実
に位置決めする。したがって、ガイド板４０で案内する
用紙１８を感光体ベルト１１に確実に密着させ、安定し
た状態で転写を行うことができる。

ところで、上述した請求項１に記載の発明では。

感光体ベルト１１を駆動ローラ３２と３つの従動ローラ
３３・３４・３５とによる４点で支持する構成としたが
、この請求項１に記載の発明では、第３図に示すごとく
感光体ベルト１１を駆動ローラ３２と２つの従動ローラ
３３・３４に掛けわたして支持する構成としてもよい。

前記従動ローラのうち、１つの従動ローラ３３のローラ
軸３３ａには、そのローラ軸３３ａを中心として回動す
る回動習性を有するとともに他の従動ローラ３４のロー
ラ軸３４ａを支持するローラ側板３７を設ける。そのロ
ーラ側板３７には、ガイド板４０を一体に設ける。

次に請求項２に記載の発明は、第４図および第５図に示
すように装置本体１０の支持部材４５で駆動ローラ４６
および従動ローラ４７の各ローラ軸４６ａ・４７ａｉｉ
ｉｊ端を回転自在に支持し、それら駆動ローラ４６およ
び従動ローラ４７間に感光体ベルト４８を掛けわたす。

また、支持部材４５には、長穴４５ａを設け、その長穴
４５ａに従動ローラ４７のローラ軸４７ａを通す。そし
て、従動ローラ４７のローラ軸４７ａを駆動ローラ４６
のローラ軸４６ａと軸間方向に移動自在に設ける。

前記駆動ローラ４６のローラ軸４６ａと従動ローラ４７
のローラ軸４７ａとのローラ軸間には、ローラ側板５１
を掛けわたす。そのローラ側板５１には、長穴５１ａを
設ける。その長穴５１ａに駆動ローラ４６のローラ軸４
６ａを通し、前記従動ローラ４７に追従してローラ側板
５１を移動可能に設ける。一方、前記従動ローラ４７と
対向する図示しない転写器と前記感光体ベルト４８との
間には、用紙１８を案内するガイド板５２を設ける。

そのガイド板５２は、両端を前記ローラ側板５１に固定
し、用紙１８の搬送方向に直交して掛けわたす。

しかして１図示しない駆動源からの駆動力を適宜伝達手
段を介して駆動ローラ４６に伝え、その駆動ローラ４６
の回転により感光体ベルト４８を駆動してその感光体ベ
ルト上に画像を形成し１図示しない転写器でその画像を
転写して用紙１８に記録を行う。そして、たとえば感光
体ベルト４８の長さがばらつくに伴い、従動ローラ４７
の位置がずれると同時にそのずれの方向へローラ側板５
１が追従して移動し、従動ローラ４７の位置ずれに対応
してガイド板５２を移動する。したがって、従動ローラ
４７の位置がずれても、感光体ベルト４８との隙間に変
動を生じることなく、感光体ベルトに対してガイド板５
２を精度よく配置することができる。

３１！蔓劃東 以上のことから、この発明に係る電子写真装置によれば
従動ローラが移動してもその従動ローラに対してガイド
板を常に正確に位置決めするので、感光体ベルトに対し
てガイド板を精度よく配置することができる。したがっ
て記録媒体を感光体ベルトに確実に密着させ、かつ安定
した状態で転写を行い９画像品質の低下を防止すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１ｒＭは請求項１に記載の発明の一実施例であるレー
ザプリンタにおける要部の概略構成図、第２図はさらに
その一部の拡大図、第３図は他の実施例における感光体
の概略構成図、第４図は請求項２に記載の発明の一実施
例であるレーザプリンタにおける要部の概略構成図、第
５図はその一部の構成図、第６図は請求項１に記載の発
明の一実施例であるレーザプリンタにおける内部機構全
体の概略構成図、第７図および第８図は従来例で。 それぞれレーザプリンタにおける要部の概略構成図であ
る。 １０・・・・・・・・・装置本体、１１・４８・・・・
・・・感光体ベルト、１５・・・・・・・・・転写器、
１８・・・・・・・・・用紙（記録媒体）、３２・４６
・・・・・・・・・駆動ローラ、３３・３４・３５・４
７・・・・・・従動ローラ、３７・５１・・・・・・・
・・ローラ側板、４０・５２・・・・・・・・・ガイド
板。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、駆動ローラと複数の従動ローラ間に感光体ベルトを
   掛けわたし、前記駆動ローラの回転により前記感光体ベ
   ルトを駆動してその感光体ベルト上に画像を形成し、前
   記従動ローラの１つと対向する転写器でその画像を転写
   して記録媒体に記録を行う電子写真装置において、前記
   転写器と対向する以外の１つの従動ローラのローラ軸を
   中心として回動する回動習性を有するとともに他の前記
   従動ローラのローラ軸を支持するローラ側板を設ける一
   方、前記感光体ベルトと前記転写器間に前記記録媒体を
   案内するガイド板を前記ローラ側板に一体に設けてなる
   、電子写真装置。 ２、駆動ローラと従動ローラ間に感光体ベルトを掛けわ
   たし、前記駆動ローラの回転により前記感光体ベルトを
   駆動してその感光体ベルト上に画像を形成し、前記従動
   ローラと対向する転写器でその画像を転写して記録媒体
   に記録を行う電子写真装置において、前記装置本体の支
   持部材で前記駆動ローラおよび従動ローラの各ローラ軸
   両端を回転自在に支持しかつ該従動ローラのローラ軸を
   該駆動ローラのローラ軸との軸間方向に移動自在に設け
   、それら駆動ローラのローラ軸と従動ローラのローラ軸
   間に掛けわたしかつ該従動ローラとともに移動するロー
   ラ側板を設ける一方、前記感光体ベルトと前記転写器間
   に記録媒体を案内するガイド板を前記ローラ側板に一体
   に設けてなる、電子写真装置。