JPH0470297B2 - - Google Patents

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JPH0470297B2
JPH0470297B2 JP61041689A JP4168986A JPH0470297B2 JP H0470297 B2 JPH0470297 B2 JP H0470297B2 JP 61041689 A JP61041689 A JP 61041689A JP 4168986 A JP4168986 A JP 4168986A JP H0470297 B2 JPH0470297 B2 JP H0470297B2
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JP
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mmol
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bicyclo
ene
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JP61041689A
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Masakatsu Shibazaki
Atsuo Takahashi
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Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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Publication date
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Publication of JPH0470297B2 publication Critical patent/JPH0470297B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は下記一般式() (式中、R1およびR2は水酸基の保護基又は水素
原子である。)で表わされる3−ホルミル−シス
−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン誘導体に関
する。前記一般式()で表わされる3−ホルミ
ル−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン誘
導体はプロスタサイクリン類縁体の有用な中間体
となりうる。 〔従来技術〕 プロスタサイクリン(以下PGI2と記す。)は天
然生理活性物質として知られ、次式により示され
る構造を有し、 その化学名は(5Z、13E)−(9α、11α、15S)−
6,9−エポキシ−11,15−ジヒドロキシプロス
タ−5,13−ジエン酸である。PGI2は動脈壁中
に存在し、強力な血小板凝集抑制作用および末梢
動脈平滑筋弛緩作用を有している〔ネイチヤー
(Nature).263、663(1976)〕。 かかる作用を示すPGI2は血小板凝集の亢進、
さらには血栓性傾向の増大により誘発される脳血
栓、心筋梗塞、急性狭心症の予防および治療に有
用であり、動脈硬化性疾患の予防および治療に応
用できるものと期待され、いわゆる血流改善薬と
しての開発が期待される。 またPGI2を含むプロスタグランジン類には、
胃粘膜保護作用および胃粘膜血流増加作用が知ら
れており〔’83炎症セミナー「プロスタグランジ
ン」予稿集50ページ(日本炎症学会主催)〕、かか
る作用を示すPGI2は胃潰瘍に代表される消化管
潰瘍の予防および治療に応用できるものと期待さ
れる。 しかしながら、PGI2は非常に不安定な物質で
あり、このことは医薬品としての実用化に対し障
害となつている。 かかる障害を解決すべくPGI2の6、9位炭素
間の酸素原子を炭素原子に置き換えた安定類縁体
の研究が行われてきた。OP−41483〔特開昭54−
130543〕に代表される一般式()で示されるカ
ルバサイクリン系化合物〔特開昭54−130543〕、
化学式()で示される9(O)−メタノ−△6
PGI1〔特開昭56−32436〕はいずれも化学的に安
定なPGI2類縁化合物である。また9(O)−メタノ
プロスタサイクリン(カルバサイクリン)の5位
二重結合を6(9α)位に移した9(O)−メタノ△6(9
−PGI1(イソカルバサイクリン、化学式())
も化学的に十分安定であり、強力な生理活性を有
するPGI2類縁化合物として報告されている〔特
開昭59−137445〕。 このように化学的に安定なPGI2類縁化合物を
合成するための鍵中間体としては、下記一般式
(や)で表わされる化合物が使用されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明者らは、室温においてほとんど分解が起
らない安定で且つ優れた薬理的性質を有するプロ
スタサイクリン類の提供を目的として幅広い研究
を行なつた結果、前記一般式()で表わされる
3−ホルミル−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−
2−エン誘導体が優れた安定プロスタサイクリン
類縁体を合成するための重要中間体になり得るこ
とを見い出し、本発明を完成した。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は前記一般式()で表わされる3−ホ
ルミル−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2エン
誘導体である。 本発明における前記一般式()のR1の水酸
基の保護基としてはトリメチルシリル基、トリエ
チルシリル基、トリベンジルシリル基、t−ブチ
ルジメチルシリル基、ジフエニル−t−ブチルシ
リル基、p−メトキシベンジル基、1−メチル−
1−メトキシエチル基、ベンジル基等を例示する
ことができ、R2の水酸基の保護基としては、テ
トラヒドロピラニル基、1−エトキシエチル基、
メトキシメチル基、ジフエニル−t−ブチルシリ
ル基、p−メトキシベンジル基、ベンジル基等を
例示することができる。前記一般式()で表わ
される3−ホルミル−シス−ビシクロ〔4.3.0〕
ノナ−2−エン誘導体はWittig反応により共役ジ
エンへ変換後保護基R1を選択的に脱保護してw
−チエインを導入し、高い生理活性を有する新規
安定プロスタサイクリン類縁体へ導くことができ
る(下記参考例参照。)。 本発明の前記一般式()で表わされる3−ホ
ルミル−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エ
ン誘導体は、下記の反応式に従い製造することが
できる。 本工程は前記一般式()で表わされるラクト
ール体をWittig反応に付すことにより、前記一般
式()で表わされるα,β−不飽和エステル誘
導体を製造するものである。尚、前記一般式
()で表わされるラクトール体は、コーリーラ
クトンの還元により容易に得ることができる(下
記参考例参照)。本工程のWittig反応は、トルエ
ン、ベンゼン等の芳香族炭化水素中メトキシカル
ボニルメチレントリフエニルホスホランやエトキ
シカルボニルメチレントリフエニルホスホランの
如き安定イリドを用いて行われる。安定イリドの
使用量は通常1〜2当量であり、反応は50℃〜
130℃にて円滑に進行する。 〔第2工程〕 本工程は、前記第1工程で得られた前記一般式
()で表わされるα,β−不飽和エステル誘導
体を還元して前記一般式()で表わされるヒド
ロキシ−エステル体を製造するものである。本還
元反応は5%パラジウム/炭素、10%パラジウ
ム/炭素、ウイルキンソン錯体の存在下1気圧の
水素下に行うことができる。溶媒としては、エタ
ノール、メタノール、ベンゼン、酢酸エチルエス
テル等を使用可能であり、これらの溶媒の存在
下、還元反応は0℃〜50℃で容易に進行する。 〔第3工程〕 本発明は、前記第2工程で得られた前記一般式
()で表わされるヒドロキシ−エステル体を酸
化して前記一般式(XI)で表わされるシクロペン
タノン誘導体を製造するものである。本酸化反応
は、メチレンクロリドの如きハロゲン化炭化水素
溶媒中、コリンズ試薬やピリジニウムクロロメー
トを用いることにより容易に進行する。実験操作
上より簡便な反応として、Swern酸化反応も使用
可能である。Swern酸化反応は、メチレンクロリ
ド中2〜3当量のオキザリルクロリド、4〜5当
量のDMSO、10〜15当量のトリエチルアミンを
用いて行うことができる。尚、反応温度は−78℃
〜室温の範囲を選択することができる。 〔第4工程〕 本工程は、前記第3工程で得られた前記一般式
(XI)で表わされるシクロペンタノン誘導体をメ
チレン化することにより前記一般式(XII)で表わ
されるエキソ−メチレン体を製造するものであ
る。本メチレン化反応には、テトラヒドロフラン
中亜鉛−メチレンブロミド−四塩化チタンより調
製された試剤を用いる。 メチレン化反応は、メチレンクロリドの如きハ
ロゲン化炭化水素溶媒中行うものであり、反応温
度は0℃〜50℃の範囲を選択することができる。 〔第5工程〕 本工程は、前記第4工程で得られた前記一般式
(XII)で表わされるエキソ−メチレン誘導体を水
和反応させることにより前記一般式()で表
わされるヒドロキシメチルシクロペンタン誘導体
を製造するものである。本工程の水和反応はヒド
ロホウ素化し、酸化することにより行われる。ヒ
ドロホウ素化にあたつては、例えば9−BBN(9
−ボラビシクロ〔3.3.1〕ノナン)、テキシルボラ
ン等のヒドロホウ素化試剤を用いることができ
る。ヒドロホウ素化試剤の使用量は通常1〜1.5
当量用いる。反応を行うにあたつては溶媒中で行
うことが望ましく、例えばテトラヒドロフラン、
ジグライム、ジエチルエーテル等のエーテル系溶
媒を用いることができる。反応は−25℃〜室温に
て円滑に進行する。更に本工程は、ヒドロホウ素
化に続き生成物を単離することなく酸化を行うも
のである。酸化にあたつては、例えば過酸化水素
等の酸化剤を用いることができる。 過酸化水素を用いて酸化を行う場合には、例え
ば水酸化ナトリウム等の塩基性の状態で使用する
ことが好ましい。酸化剤の使用量は、5〜15当量
であり、反応は室温〜60℃で円滑に進行する。 〔第6工程〕 本工程は、前記第5工程で得られた前記一般式
()で表わされるヒドロキシメチルシクロペ
ンタン誘導体を還元して前記一般式()で表
わされるジオール体を製造するものである。還元
反応は、テトラヒドロフランやエーテル等のエー
テル系溶媒中リチウムアルミナムヒドリドの如き
還元剤を用いて行うことができる。反応温度は0
℃〜40℃の範囲を選択することができる。 〔第7工程〕 本工程は、前記第6工程で得られた前記一般式
()で表わされるジオール体を酸化、続いて
脱水を伴うアルドール縮合に付すことにより、前
記一般式()で表わされる6員環エナールを製
造するものである。 酸化にあたつては、例えばジメチルスルホキシ
ド−オキザリルクロリド、ジメチルスルホキシド
−三酸化イオウのピリジン錯体等を使用すること
ができる。酸化剤の使用量は通常1〜5当量用い
ればよい。 反応を行うにあたつては溶媒中で行うことが望
ましく、例えば塩化メチレン等のハロゲン化炭化
水素等を用いることができる。 反応は酸化剤の種類によつても異なるが−70℃
〜室温にて円滑に進行する。 本工程での酸化生成物を得るには、反応物中に
トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン
等の第三級アミンを加え−70℃〜室温にて処理す
ることにより行なわれる。 酸化反応終了後は生成物を単離することなく次
の脱水反応に付した。 脱水反応は前記酸化反応で得られた生成物を酸
性触媒の存在下に加熱することにより行うもので
ある。酸性触媒としては、酸−アンモニウム塩を
使用することができる。酸−アンモニウム塩触媒
は酸とアミンとから形成することができる。使用
できる酸としてはトリフルオロ酢酸、トルエンス
ルホン酸、カンフアースルホン酸、酢酸等を例示
することができる。又、使用できるアミンとして
はジベンジルアミン、ジエチルアミン、ジメチル
アミン、ジイソプロピルアミン、ピペリジン、ピ
ロリジン、ピペラジン等を例示することができ
る。これらの酸とアミンは適宜選択し、組み合せ
使用することができるが、とりわけトリフルオロ
酢酸とジベンジルアミンを組み合わせた触媒が収
率よく目的物を得ることができる点で好ましい。 触媒の使用量は0.2当量程度でよいが、反応を
速やかに進行させるためには1当量程度用いるこ
とが好ましい。 反応が行うにあたつては溶媒の使用が望まし
く、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素を用いることができる。 反応温度は室温〜100℃を選ぶことができるが、
反応を円滑に行うには50℃〜70℃の範囲で行うこ
とが好ましい。 以下、実施例、参考例及び試験例により本発明
を更に詳細に説明する。 参考例 1 アルゴン雰囲気下、〔2−オキサ−3−オキソ
−6−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオキシ
メチル−7−エンド−テトラヒドロピラニルオキ
シ−シス−ビシクロ〔3.3.0〕オンタン〕(10g、
27mmol)をトルエン(80ml)に溶解し、−78℃
に冷却した。水素化ジイソブチルアルミニウム
(1Mトルエン溶液、40.5ml、40.5mmol)を加え
−78℃で60分間撹拌した。−78℃で水素の発生が
認められなくなるまでメタノールを加え、室温ま
で温度を上げた。飽和食塩水を加え、酢酸エチル
で抽出、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を
留去し〔2−オキサ−3−ヒドロキシ−6−エキ
ソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−7
−エンド−テトラヒドロピラニルオキシ−シス−
ビシクロ〔3.3.0〕オンタン〕(10.1g、100%)を
得た。 IR(neat):3430、2950、2860、835cm-1. NMR(CDCl3)δ:5.70−5.30(m、1H)、4.85−
4.55(m、2H)、4.40−3.25(m、5H)、0.90(s、
9H). Mass m/z(%):213(5)、159(17)、85(100)、75
(19)、73(13). 参考例 2 アルゴン雰囲気下、〔2−オキサ−3−ヒドロ
キシ−6−エキソ−t−ブチルジメチルシリルオ
キシメチル−7−エンド−テトラヒドロピラニル
オキシ−シス−ビシクロ〔3.3.0〕オンタン〕
(10.1g、27mmol)をトルエン(100ml)に溶解
した。(メトキシカルボニルメチレン)トリフエ
ニルホスホラン(11.7g、35mmol)を加え60℃
にて12時間撹拌した。冷後、溶媒を留去して得ら
れる残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(エーテル:n−ヘクサン=1:2)により精
製し、〔2α−(3−メトキシカルボニル−2−プ
ロペニル)−3β−t−ブチルジメチルシリルオキ
シメチル−4α−テトラヒドロピラニルオキシ−
1α−シクロペンタノール〕(10.9g、94%)を得
た。 IR(neat):3530、2960、2875、1730、1660、840
cm-1. NMR(CDCl3)δ:7.06(m、1H)、5.95(d、J
=15Hz、1H)、4.66(bs、1H)、3.70(s、3H)、
0.90(s、9H)、0.05(s、6H). Mass m/z(%):211(1)、159(37)、85(100)、
75(26)、73(18)、43(9). 参考例 3 〔2α−(3−メトキシカルボニル−2−プロペニ
ル)−3β−t−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル−4α−テトラヒドロピラニルオキシ−1α−シ
クロペンタノール〕(7.0g、16.4mmol)をメタ
ノール(50ml)に溶解した。10%パラジウム/炭
素(700mg)を加え、水素雰囲気下、室温で1時
間撹拌した。触媒を濾別し、濾液の溶媒を留去し
〔2α−(3−メトキシカルボニルプロピル)−3β−
t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4α−
テトラヒドロピラニルオキシ−1α−シクロペン
タノール〕(6.5g、93%)を得た。 IR(neat):3520、2940、2850、1738、830cm-1. NMR(CDCl3)δ:4.67(bs、1H)、3.66(s、
3H)、0.90(s、9H)、0.05(s、6H). Mass m/z(%):257(10)、211(1)、165(29)、159
(62)、119(11)、85(100)、75(28)、73(22)、43
(12). 参考例 4 アルゴン雰囲気下、オキザリルクロリド(3.8
ml、45.3mmol)を塩化メチレン(30ml)に溶解
した。−78℃でジメチルスルホキシド(6.5ml、
90.6mmol)の塩化メチレン溶液(30ml)を加え
た。−78℃で30分間撹拌後、〔2α−(3−メトキシ
カルボニルプロピル)−3β−t−ブチルジメチル
シリルオキシメチル−4α−テトラヒドロピラニ
ルオキシ−1α−シクロペンタノール〕(6.5g、
15.1mmol)の塩化メチレン溶液(50ml)を加え
た。−78℃で30分間撹拌後、トリエチルアミン
(31.3ml、226.5mmol)を加え、室温まで温度を
上昇させた。水を加え塩化メチレンで抽出、有機
層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を留去して得られた残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(エーテル:
n−ヘキサン=1:2)より精製し〔2α−(3−
メトキシカルボニルプロピル)−3β−t−ブチル
ジメチルシリルオキシメチル−4α−テトラヒド
ロピラニルオキシ−1−シクロペンタノン〕(6.2
g、95%)を得た。 IR(neat):2900、2810、1730、820cm-1. NMR(CDCl3)δ:4.63(bs、1H)、3.66(s、
3H)、0.90(s、9H)、0.05(s、6H). Mass m/z(%):209(2)、159(28)、85(100)、
75(29)、73(29)、43(3)、41(22). 参考例 5 アルゴン雰囲気下、〔2α−(3−メトキシカル
ボニルプロピル)−3β−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル−4α−テトラヒドロピラニルオ
キシ−1−シクロペンタノン〕(10g、23mmol)
を塩化メチレン(100ml)に溶解し、室温で亜鉛
−メチレンブロミド−四塩化チタン試薬〔(Zn−
CH2Br2−TiCl4)/THF〕をTLCにて原料が消
失するまで加えた。反応液を飽和重曹水(500ml)
とエーテル(500ml)の混合液中にあけた。この
混合液をセライトにて濾過した。エーテル層を分
取後、水層はさらにエーテルで抽出した。エーテ
ル層を合わせ飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(エーテル:
n−ヘキサン=1:6)により精製し〔2α−(3
−メトキシカルボニルプロピル)−3β−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシメチル−4α−テトラヒ
ドロピラニルオキシ−1−シクロペンチリデン〕
(7.6g、76%)を得た。 IR(neat):2900、2800、1730、1645、1240、820
cm-1. NMR(CDCl3)δ:4.83(d、2H)、4.63(bs、
1H)、3.80(s、3H)、0.90(s、9H)、0.05(s、
6H). Mass m/z(%):193(18)、159(41)、85(100)、
75(37)、73(31)、43(15). 参考例 6 アルゴン雰囲気下、〔2α−(3−メトキシカル
ボニルプロピル)−3β−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル−4α−テトラヒドロピラニルオ
キシ−1−シクロペンチリデン〕(7.5g、17.6m
mol)をTHF(70ml)に溶解した。0℃にて、ジ
サイアミルボランのTHF溶液(0.9M、43ml、
38.7mmol)を滴下した。0℃にて1時間撹拌し
た後、6N水酸化ナトリウム水溶液(25.5ml、153
mmol)及び30%過酸水素水(22ml、194mmol)
を加えた。室温にて1時間撹拌した後、酢酸エチ
ルにて抽出した。有機層は、チオ硫酸ナトリウム
水溶液及び飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去し〔1α−ヒドロ
キシメチル−2α−(3−メトキシカルボニルプロ
ピル)−3β−t−ブチルジメチルシリルオキシメ
チル−4α−テトラヒドロピラニルオキシシクロ
ペンタン〕(7.8g、100%)を得た。 IR(neat):3450、2930、2850、835cm-1. NMR(CDCl3)δ:4.66(bs、1H)、3.66(s、
3H)、0.90(s、9H)、0.05(s、6H). Mass m/z(%):285(15)、255(9)、193(30)、159
(54)、85(100)、57(100)、43(52). 参考例 7 アルゴン雰囲気下、リチウムアルミニウムハイ
ドライド(3.34g、88mmol)をTHF(70ml)に
懸濁した。氷冷下、〔1α−ヒドロキシメチル−2α
−(3−メトキシカルボニルプロピル)−3α−t
−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4α−テ
トラヒドロプラニルオキシシクロペンタン〕(7.8
g、17.6mmol)のTHF溶液(100ml)を滴下し
た。氷冷下、30分間撹拌した後、硫酸ナトリウ
ム・10水和物を加え、セライト濾過した。溶媒を
留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイー(エーテル)により精製し〔1α−ヒドロ
キシメチル−2α−(4−ヒドロキシブチル)−3β
−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4α
−テトラヒドロピラニルオキシシクロペンタン〕
(6.8g、93%)を得た。 IR(neat):3420、2935、2850、1730、830cm-1. NMR(CDCl3)δ:4.63(bs、1H)、4.10(m、
1H)、0.90(s、9H)、0.05(s、6H). Mass m/z(%):331(M+−85、3)、275(4)、
183(8)、159(35)、85(100)、41(31). 実施例 1 アルゴン雰囲気下、オキザリルクロリド(9
ml、105.6mmol)を塩化メチレン(70ml)に溶
解した。−78℃で、ジメチルスルホキシド(16.2
ml、228.8mmol)の塩化メチレン(40ml)を加
えた。−78℃で30分間撹拌後、〔1α−ヒドロキシ
メチル−2α−(4−ヒドロキシブチル)−3β−t
−ブチルジメチルシリルオキシメチル−4α−テ
トラヒドロピラニルオキシシクロペンタン〕(6.8
g、16.4mmol)の塩化メチレン溶液(40ml)を
加えた。−78℃で30分間撹拌後、トリエチルアミ
ン(73ml、528mmol)を加え、室温まで温度を
上昇させた。塩化メチレンを留去した。アルゴン
雰囲気下、ベンゼン(150ml)及びジベンジルア
ンモニウムトリフルオロアセテート(51g、16.4
mmol)を加え、60℃で5時間撹拌した。放冷
後、水を加え、エーテルで抽出した。エーテル層
を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水、及
び水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフイー(エーテル:n−ヘキサン=
1:4)により精製し〔3−ホルミル−7−エキ
ソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−8
−エンド−テロラヒドロピラニルオキシ−シス−
ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(3g、46
%)を得た。 IR(neat):2950、2870、1680、1630、835cm-1. NMR(CDCl3)δ:943(s、1H)、6.70(bs、
1H)、4.63(bs、1H)、0.90(s、9H)、0.05(s、
6H). Mass m/z(%):309(M+85、trace)、159
(33)、85(100)、75(26)、73(10)、57〓. 参考例 8 アルゴン雰囲気下、3−カルボキシプロピルト
リフエニルホスホニウムブロミド(1.1g、2.5m
mol)をTHF(10ml)に懸濁した。t−ブトキシ
カリウム(560mg、5mmol)のTHF溶液(10
ml)を加え、室温で20分間撹拌した。そこへ〔3
−ホルミル−7−エキソ−t−ブチルジメチルシ
リルオキシメチル−8−エンド−テロラヒドロピ
ラニルオキシ−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−
2−エン〕(200mg、0.5mmol)のTHF溶液(5
ml)を滴下し、室温で30分間撹拌した。飽和塩化
アンモニウム水溶液を加え、反応液を10%塩酸水
溶液にてPH5〜4に調整し、酢酸エチルにより抽
出した。有機層は、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去した。残留物にエーテルを加え、
0℃にてジアゾメタンのエーテル溶液を加えた。
薄層クロマトグラフイーにより〔3−(4−カル
ボキシ−1−ブテニル)−7−エキソ−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシメチル−8−エンド−テ
トラヒドロピラニルオキシ−シス−ビシクロ
〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕のスポツトの消失を確
認後、少量のギ酸を加え、ただちに飽和重曹水、
飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去して得られた残留物を、シリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(エーテル:n
−ヘキサン=1:4)により精製し、〔3−(4−
メトキシカルボニル−1−ブテニル)−7−エキ
ソ−t−ブチルジメチルシリルオキシメチル−8
−エンド−テトラヒドロピラニルオキシ−シス−
シクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(210mg、88%)
を得た。(Z)−体及び(E)−体の異性体比は2:1で
あつた。 IR(neat):2950、2860、1740、1430、1255、
1200、1030、835cm-1. NMR(CDCl3)δ:6.12(d、J=16.5Hz、1/
3H、trans)、5.96(d、J=12Hz、2/3H、
cis)、5.63(bs、1H)、5.30(m、1H)、4.65(bs、
1H)、3.70(s、3H)、0.90(s、9H). Mass m/z(%):479(M++1、trace)、337
(12)、245(14)、213(9)、159(34)、85(100)、57(17
). 参考例 9 アルゴン雰囲気下、〔3−(4−メトキシカルボ
ニル−1−ブテニル)−7−エキソ−t−ブチル
ジメチルシリルオキシメチル−8−エンド−テト
ラヒドロピラニルオキシ−シス−ビシクロ
〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(160mg、0.33mmol)
をTHF(0.5ml)に溶解した。テトラ−n−ブチ
ルアンモニウムフルオリド(1MTHF溶液、0.68
ml、0.68mmol)を加え室温にて一昼夜撹拌し
た。飽和食塩水を加えた後、エーテルで抽出し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(エーテル:n−ヘキサン=1:1)にて精製
し〔3−(4−メトキシカルボニル−1−ブテニ
ル)−7−エキソ−ヒドロキシメチル−8−エン
ド−テトラヒドロピラニルオキシ−シス−ビシク
ロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(108mg、90%)を
得た。 IR(neat):3490、2950、2880、1740、1435、
1200、1020、865cm-1. NMR(CDCl3)δ:6.30(d、J=16.5Hz、1/
3H、trans)、5.83(d、J=12Hz、2/3H、
cis)、5.60(bs、1H)、5.30(m、1H)、4.68(m、
1H)、3.70(s、3H). Mass m/z(%):364(M+trace)、280〓、199
(5)、117(11)、85(100)、28(29). 参考例 10 アルゴン雰囲気下、〔3−(4−メトキシカルボ
ニル−1−ブテニル)−7−エキソ−ヒドロキシ
メチル−8−エンド−テトラヒドロプラニルオキ
シ−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕
(108mg、0.3mmol)をジメチルスルホキシド
(2ml)に溶解した。トリエチルアミン(0.25ml、
1.8mmol)及び三酸化イオウ・ピリジン錯体
(286mg、1.8mmol)のジメチルスルホキシド溶
液(2ml)を加え、室温にて1時間10分撹拌し
た。氷水を加え、酢酸エチルで抽出し、水及び飽
和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を留去し、〔3−(4−メトキシカルボ
ニル−1−ブテニル)−7−エキソ−ホルミル−
8−エンド−テトラヒドロピラニルオキシ−シス
−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(106mg、
100%)を得た。一方、水素化ナトリウム(油状
60%、18mg、0.45mmol)を、アルゴン雰囲気
下、ペンタンで洗浄し、THF(5ml)に懸濁させ
た。ジメチル(2−オキソヘプチル)ホスホネー
ト(133mg、0.6mmol)のTHF溶液(5ml)を加
え、室温で40分間撹拌した。〔3−(4−メトキシ
カルボニル−1−ブテニル)−7−エキソ−ホル
ミル−8−エンド−テトラヒドロピラニルオキシ
−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕
(106mg)のTHF溶液(5ml)を加え、室温で40
分間撹拌した。飽和塩化アンモニウム水溶液を加
えた後、エーテルで抽出し、エーテル層を飽和食
塩水洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去して得られた残留物を、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー(エーテル:n−ヘキサ
ン=1:3)により精製し〔3−(4−メトキシ
カルボニル−1−ブテニル)−7−エキソ−(3−
オキソ−トランス−1−オクテニル)−8−エン
ド−テトラヒドロピラニルオキシ−シス−ビシク
ロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(112mg、84%)を
得た。 IR(neat):2940、2880、1740、1700、1675、
1625、1430、1200、1030cm-1. NMR(CDCl3)δ:6.81(m、1H)、6.22(dd、J
=16.5、3Hz、1H)、6.08(d、J=15Hz、1/
3H trans)、5.82(d、J=12Hz、2/3H
cis)、5.56(bs、1H)、5.30(m、1H)、4.62(m

1H)、3.70(s、3H)、0.88(t、3H). Mass m/z(%):376(8)、332(12)、85(100)、57
(18)、55(13)、41(2)、. 参考例 11 アルゴン雰囲気下、〔3−(4−メトキシカルボ
ニル−1−ブテニル)−7−エキソ−(3−オキソ
−トランス−1−オクテニル)−8−エンド−テ
トラヒドロピラニルオキシ−シス−ビシクロ
〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(110mg、0.24mmol)
をメタノール(2ml)に溶解した。−25℃に冷却
し、過剰の水素化ホウ素ナトリウムを加えた。−
25℃で30分間撹拌後少量のアセトン及び飽和塩化
アンモニウム水溶液を加え、減圧下、メタノール
及びアセトンを留去した。残留水層を酢酸エチル
で抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒
を留去して〔3−(4−メトキシカルボニル−1
−ブテニル)−7−エキソ−(3−ヒドロキシ−ト
ランス−1−オクテニル)−8−エンド−テトラ
ヒドロピラニルオキシ−シス−ビシクロ〔4.3.0〕
ノナ−2−エン〕(112mg、100%)を得た。 IR(neat):3450、2900、2850、1738、1430、
1200、1020cm-1. NMR(CDCl3)δ:6.11(d、J=16.5Hz、1/
3H、trans)、5.82(d、J=12Hz、2/3H、
cis)、5.58(m、3H)、5.25(m、1H)、4.68(bs、
1H)、3.70(s、3H)、0.88(t、3H). Mass m/z(%):442(M+−H2O、trace)、358
(10)、314(11)、234(31)、150(21)、85(100)、41
(24). 参考例 12 〔3−(4−メトキシカルボニル−1−ブテニ
ル)−7−エキソ−(3−ヒドロキシ−トランス−
1−オクテニル)−8−エンド−テトラヒドロピ
ラニルオキシ−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−
2−エン〕(112mg、0.24mmol)を酢酸:水:
THF(2ml)(3:1:1、容積比)混合液に溶
解し、50℃にて4時間30分撹拌した。冷後酢酸エ
チルにて希釈後飽和重曹水で中和した。酢酸エチ
ル層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフイー(エーテ
ル:n−ヘキサン=5:1)にて精製し、極性の
より高いフラクシンヨンとして〔3−(4−メト
キシカルボニル−1−ブテニル)−7−エキソ−
(3α−ヒドロキシ−トランス−1−オクテニル)
−8−エンド−ヒドロキシ−シス−ビシクロ
〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(34mg、38%)及び極
性のより低いフラクシヨンとして〔3−(4−メ
トキシカルボニル−1−ブテニル)−7−エキソ
−(3β−ヒドロキシ−トランス−1−オクテニ
ル)−8−エンド−ヒドロキシ−シス−ビシクロ
〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(26mg、26%)をそれ
ぞれ得た。α−エピマー体のスペクトルデータを
以下に示す。β−エピマー体のスペクトルも同様
である。 IR(neat):3400、2950、2880、1745、1440、740
cm-1. NMR(CDCl3)δ:6.06(d、J=16Hz、1/
3H、trans)、5.81(d、J=12Hz、2/3H、
cis)、5.53(m、3H)、5.25(m、1H)、3.70(s、
3H)、0.86(t、3H). Mass m/z(%):358(M+−H2O、19)、314(11)、
244、(28)、227(9)、117(45)91(59)、43(100)
. 参考例 13 アルゴン雰囲気下、〔3−(4−メトキシカルボ
ニル−1−ブテニル)−7−エキソ−(3α−ヒド
ロキシ−トランス−1−オクテニル)−8−エン
ド−ヒドロキシ−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ
−2−エン〕(30mg、0.08mmol)をメタノール
(0.7ml)に溶解した。0℃で、10%水酸化ナトリ
ウム水溶液(0.7ml)を加え、一昼夜撹拌した。
0℃で、1N塩酸水溶液にて中和した後、メタノ
ールを留去し、残留水層を1N塩酸水溶液でPH4
とした。酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去
して〔3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−7
−エキソ−(3α−ヒドロキシ−トランス−1−オ
クテニル)−8−エンド−ヒドロキシ−シス−ビ
シクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕(28mg、97%)
を得た。 IR(neat):3375、2950、2870、1720、1440、
1120、965cm-1. NMR(CDCl3)δ:6.10(d、J=16Hz、1/
3H、trans)、5.85(d、J=12Hz、2/3H、
cis)、5.63(m、3H)、5.40−5.13(m、3H)、
0.90(t、3H). Mass m/z(%):344(M+−H2O、12)、300(20)、
230(12)、220〓、150(48)、91(56)、43(100). 同様に、15β−エピマー体も加水分解し、〔3
−(4−カルボキシ−1−ブテニル)−7−エキソ
−(3β−ヒドロキシ−トランス−1−オクテニ
ル)−8−エンド−ヒドロキシ−シス−ビシクロ
〔4.3.0〕ノナ−2−エン〕を得た。スペクトルデ
ータ(IR、NMR、Mass)は、〔3−(4−カル
ボキシ−1−ブテニル)−7−エキソ−(3α−ヒ
ドロキシ−トランス−1−オクテニル)−8−エ
ンド−ヒドロキシ−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノ
ナ−2−エン〕のデータと同様である。 試験例 以上の方法で合成された3−(4−カルボキシ
−1−ブテニル)−7−エキソ−(3α−ヒドロキ
シ−トランス−1−オクテニル)−8−エンド−
ヒドロキシ−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2
−エン及び3−(4−カルボキシ−1−ブテニル)
−7−エキソ−(3β−ヒドロキシ−トランス−1
−オクテニル)−8−エンド−ヒドロキシ−シス
−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エンは以下に示
すうさぎ血小板凝集抑制作用を示す。 尚、血小板凝集剤としては、表1に示す如く、
ADPないしはコラーゲンを用いた。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1およびR2は水酸基の保護基又は水素
    原子である。)で表わされる3−ホルミル−シス
    −ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン誘導体。
JP61041689A 1986-02-28 1986-02-28 3−ホルミル−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン誘導体 Granted JPS62201838A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61041689A JPS62201838A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 3−ホルミル−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン誘導体

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JP61041689A JPS62201838A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 3−ホルミル−シス−ビシクロ〔4.3.0〕ノナ−2−エン誘導体

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JPS62201838A JPS62201838A (ja) 1987-09-05
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