JPH0470214B2 - - Google Patents

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JPH0470214B2
JPH0470214B2 JP60042457A JP4245785A JPH0470214B2 JP H0470214 B2 JPH0470214 B2 JP H0470214B2 JP 60042457 A JP60042457 A JP 60042457A JP 4245785 A JP4245785 A JP 4245785A JP H0470214 B2 JPH0470214 B2 JP H0470214B2
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JP
Japan
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sorting
belt
roller
ticket
shape
Prior art date
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Application number
JP60042457A
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English (en)
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JPS61203048A (ja
Inventor
Kyoaki Takiguchi
Seigo Takano
Takatoshi Sugimoto
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CSK Corp
Original Assignee
CSK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by CSK Corp filed Critical CSK Corp
Priority to JP4245785A priority Critical patent/JPS61203048A/ja
Publication of JPS61203048A publication Critical patent/JPS61203048A/ja
Publication of JPH0470214B2 publication Critical patent/JPH0470214B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は形状の異なる薄板状の複数種類の部材
例えば紙片、金属片、硬貨等をその形状に従つて
大小を判別し、その形状によつて特定の部材を分
離、選択する選別作業に用いられる形状選別機構
に関し、特に選別された部材をその移送方向に揃
えて修正し、情報の読取りを容易にさせることが
できる形状選別装置の部材矯正移送機構に関す
る。
〔従来の技術〕
複数種類の形状の異つた部材が混り合つている
中から特定の形状をした部材のみを選別すること
は一般的に自動化されたパーツフイーダが用いら
れる。そのうち、形状が比較的小さく、薄物の部
材については、例えば上物ボウル内に一定のゲー
トを設けて通過の可否により異形部材をボウル外
へ排除するボウル形パーツフイーダや、直進トラ
ツク上をベルトにより搬送し、あるいは、落下口
を設けた水平板を揺動させることによつて形状の
大小によつて落下判別するもの、薄片選別部材の
厚み寸法の通口を設けたドラムを縦に向けて配置
し、高速に回転させることにより遠心力で部材を
排出させるフイーダ等が案出されている。しか
し、使用後の切符の様に軽く柔軟で曲がり易く形
状に細かな変形をきたしている部材においては強
制的に通口から排出されるとその部材の損傷や折
損を生じ易く、かつ、使用後の切符類にありがち
な形状の細かな局所的変形ではなく、例えば、比
較的幅の狭い乗車整理券とそれに比べて幅の広い
回数券など切符の大域的な形状の相違を効率的に
選別することは従来の部材選別供給装置では困難
であつた。
このため、内部が中空の円筒形状をしたドラム
の外周に特定の形状をした複数の通口を貫通開口
し、このドラム内に複数種の形状の異つた券片を
収納してドラムを回転し、特定形状の券片のみを
通口より放出させることで券片を選別できる形状
選別装置が提案されている(例えば、特許願昭和
57年第61308号(特開昭58−177186号)など)。こ
の新しい形状選別装置ではその通口より特定の形
状をした券片はドラム外方に放出され、ドラム外
に設けたベルト等の搬送手段により一定方向に移
送させていた。
しかし、搬送手段の終端において選別された各
部材に予め記憶させた情報を取る読取手段(例え
は、磁気ヘツドによる磁気情報読取機)が設けら
れている場合には部材の移送方向を正確に整合さ
せないと不都合なことが多いものであつた。すな
わち、部材に付着した磁気ストライプの方向と磁
気ヘツドのギヤツプ方向が正確に一致しない状態
で部材が移動するとキユー現象が生じて情報が読
取れなかつたり、或いは誤つた情報の読取りが行
われることがある。このため、搬送手段と読取手
段の間に部材の移送方向を修正して正確な位置で
移送されることがでる移送方向の矯正手段が必要
とされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の欠点に鑑み、搬送手段に接近し
て設けた矯正手段によつて搬送手段からの部材を
正確な方向に修正し、各部材に記憶させてある情
報を情報読取機で確実に読取らせることができる
形状選別装置の部材矯正機構に関するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では、選別する複数種の形状の部材を収
納する内部中空の円筒形状の選別ドラムと、この
選別ドラムの外周に開口させられて特定形状の部
材のみを通過させる選別機構とを有する形状選別
装置において、選別ドラムに接近して設けれ、選
別された特定の部材を水平に移送する搬送手段
と、この搬送手段の終端に接近して平行かつ垂直
に設けられ、移送する部材の幅とほぼ同一の間隔
を開けた一対の案内板と、両案内板間に回転自在
に軸支され、両者の接線が搬送手段による移送の
平面と同じ高さに配置した転送ローラーと圧接ロ
ーラーから成るローラー手段と、転送ローラーを
回転させる駆動手段と、圧接ローラーを常時転送
ローラーに接触させて、転送ローラーと圧接ロー
ラーにより部材を挟持させるための弾性手段と、
両側の案内板の搬送手段側の端面であつて転送ロ
ーラーと圧接ローラーの接線位置に設けられ、搬
送手段方向に向かつて拡大するように傾斜した斜
面を設けた一対の導入溝とから構成されたことを
特徴とする形状選別装置の部材矯正移送機構を提
供するものである。
〔作用〕
こうして、搬送手段から一対の案内板間に送ら
れた部材は、案内板のそれぞれの端面に形成した
導入溝に送り込まれる。この導入溝の内部には移
送方向に向けて狭まるように傾斜した斜面が形成
してあり、部材は斜面によつて徐々に中心方向に
揃えられるように導かれる。このため、案内板の
間に挿入された部材は、この導入溝に沿つて上下
の位置を外すことなくローラー手段の方向にその
位置を規制されながら送られる。
次いで、案内板の内部では転送ローラーと圧接
ローラーが上下に軸支され、両ローラーは弾性手
段で圧接されている。このため、導入された部材
は転送ローラーと圧送ローラーにより上下から挟
持されて移送され、その方向性を変えずに移送さ
れる。このため、転送ローラーと圧接ローラーに
より薄肉の部材を挟持して、規制された位置を保
持しながら確実に送ることができる。
選別機構によつて選別され、搬送手段上に移送
された部材は或る程度方向が修正されているが、
搬送手段の終端で一対の案内板の導入溝に部材を
接触させ、徐々に案内板間に挿入しながらローラ
ー手段で挟持移送させつつ部材の幅とほぼ同じ間
隔の案内板に導入し、この案内板間を通過させる
ことで位置の方向性を矯正することができる。そ
して、転送ローラーと圧接ローラーにより上下か
ら挟持させ、矯正した位置を保持させながら次の
手段にまで移送させることができる。
〔実施例〕
本実施例では選別すべき部材を四角形の紙片、
つまり普通乗車券と共通回数券をその形状の大小
によつて選別するものについて説明する。
第1図は本実施例の選別装置の外観を示すもの
で、選別装置は選別部1、整理読取部2、情報処
理部3とから成り、整理読取部2は立体形をして
おり、この整理読取部2の上面であつてその一側
面に接した位置には細長い長方体の選別部1が載
置してあり、整理読取部2の側面(第1図右側
方)には上下方向に延長した長方体の情報処理部
3が密着させてある。こうして、選別部1、整理
読取部2、情報処理部3とは連結して一体と生計
されており、三者によつて第1図手前の上部が長
方形に削り取られた外観をしている。この選別部
1の側面には開閉戸4が水平方向に開動自在に取
付けてあり、この開閉戸4には上方に大きく開口
したシユータ5が取付けてあり、選別部1の上面
には開動できるハツチ6が取付けてある。そし
て、整理読取部2の上面にも開動自在のハツチ7
が取付けてあり、前面側部には点検用の開閉戸8
が開動自在に取付けてある。さらに、情報処理部
3の前側面バネルには制御様のキーボード9、出
力用のブリンター10が取付けてある。
また、第2図は第1図における開閉戸4を水平
方向に開け、ハツチ6,7を上方に開けると共
に、開閉戸8を水平方向に開け、これにより点検
修理、調理等において選別部1、整理読取部2内
を外部に開放した状態を示すものである。
第3図、第4図は選別部1、整理読取部2内の
構成を詳しく説明するもので、選別部1内にはそ
の軸線を水平にして選別ドラム11が収納してあ
る。この選別ドラム11は薄肉の金属性材料をパ
イプ状に巻いて形成してあり、内部は中空であ
り、その一端(図中左側)は大きく開口させてあ
り、この開口にはドーナツ状をなした止め板12
が取付けてあり、他端(図中右側)は閉鎖してあ
り、その他端の中心には駆動軸13が連結してあ
り、駆動軸13はモータ14に接続してある。
選別ドラム11はその軸線が水平になるように
設置してあり、選別ドラム11の両端における下
部左右にはそれぞれローラ15,16が本体1に
軸支してあり、各ローラ15,16は選別ドラム
11の外周に接触させて選別ドラム11を回転自
在に保持している。この選別ドラム11の外周に
はその円周方向に対して2種の形状選別機構1
7,18が間隔を置いてそれぞれ環状に配置して
あり、この実施例では形状選別機構17は環状に
3列設けてあり、形状選別機構18は前期形状選
別機構17に挟まれる様にして環状に2列設けて
ある。この選別ドラム11の外周には逆水滴形状
をした回収ガイド19,20が間隔を置いて交互
に挿入してあり、回収ガイド19は形状選別機構
17の外周にそれぞれ位置させ、回収ガイド20
は形状選別機構18の外周にそれぞれ位置させて
ある。
この回収ガイド19,20は選別ドラム11の
外径よりやや大きい内径の開口21,22を形成
したリング部32,24と、このリング部23,
24の下方に連なるシユート部25,26より構
成されており、外囲は薄い板金で形成された中空
の構造をしている。リング部23,24は開口2
1,22の付近でそれぞれ断面形状をコ字形の樋
状に形成してあり、このリング部23,24は選
別ドラム11の形状選別機構17,18を被う様
にして接近して位置させてある。また、前記シユ
ート部25はリング部23の外周接線の延長線に
沿つて形成され、一側は垂直に下方に向かつてお
り、他側は一側に向かう様に傾斜して形成してあ
り、その下部は長方形をした放出口27が開口し
てある。また、シユート部26はリング部24の
外周接線の延長線に沿つて形成され、その両側は
互いに接近する様に傾斜され、下部に開口した放
出口28は選別ドラム11の垂直下方に位置させ
てある。
第5図は前述の形状選別機構17,18の一部
を拡大して示したもので、各形状選別機構17,
18は選別ドラム11の周壁に切込みを形成し、
この切込みにガイド体29を挿入固着することで
組立てられており、それぞれの形状選別機構1
7,18の方向は互いに方向に向くように配置し
てある。
第6図は一つの形状選別機構17,18の構成
を分解して示したもので、各形状選別機構17,
18は選別ドラム11、ガイド体29、固定バン
ド30より構成されている。前記選別ドラム11
にはガイド体29の肉厚程度の幅を持つた切込み
31が加工してあり、この切込み31は頂部3
2、側部33,34の三つの辺から成つている。
頂部32、側部33,34はそれぞれ直線状であ
り、頂部32は選別ドラム11の回転方向と直角
に位置しており、各側部33,34の一端はそれ
ぞれ頂部32の両側にそれぞれ接続しており、各
側部33,34の他端は互いに離反するように開
いている。このため、頂部32、側部33,34
によつて台形状の切込み31が形成されたことに
なり、この切込み31によつて残された中央は台
形状をした舌片部35が形成されたことになり、
舌片部35は選別ドラム11の外方に向けて少し
曲げられている。
次に、前記ガイド体29は一枚の薄肉板金をプ
レス等で打ち抜くことにより形成されており、こ
のガイド体29は台形をした保持板36とこの保
持板36の左右斜辺に起立した帯状の摺動板3
7,38とより構成されている。保持板36は前
記舌片35と同一の大きさをした台形状であり、
舌片35に対して密着できるように舌片35の回
曲半径と同一の半径となるようにブレス加工によ
つてその中央付近が曲げられている。摺動体3
7,38は保持板36の斜辺に直角に起立させら
れており、同一幅の細長い帯状をしており両摺動
体37,38は直線状に形成してある。
そして、摺動体37,38のそれぞれ接近した
端部間の長さをV又はWに設定してある(形状選
別機構17に対してはW、状選別機構18に対し
てはVをそれぞれ設定長さとしてある)。このそ
れぞれの長さV、Wは所定の長さに設定してあ
り、幅Vは共通回数券Aの幅Xより大きく、かつ
普通乗車券Bの幅Yよりも少し小さくなるように
設定してある。次に前記固定バンド30は帯状の
細長い薄肉板金を下り曲げて加工してあり、ガイ
ド体29の頂部の外径とほぼ同一となるようにコ
字形に折曲げてあり、コ字形に折曲げた両端は外
方にそれぞれ曲げて足部39,40を形成させて
いる。
この第6図における形状選別機構17,18を
組み立てるのには、切込み31によつて形成され
た台形の舌片35を選別ドラム11より少し外方
に向けて回曲させておき、切込み31の側部3
3,34にそれぞれガイド体29の摺動板37,
38を嵌入し、舌片35の外側と保持板36の内
側とを密着させて両者をスポツト溶接或いは接着
剤等で固定する。そして、固定バンド30をガイ
ド体29の台形状の頂部外側より嵌込み、固定バ
ンド30の中央をガイド体29と固着し、足片3
9,40を選別ドラム11の外周に固定する。
このとき、両摺動板37,38の離反した端面
a,bは選別ドラム11の内周(第6図上面)に
起立しており、両摺動板37,38の接近した端
面c,dは選別ドラム11の外周(第6図下面)
に突出しており、これにより摺動板37,38の
長辺e,fは選別ドラム11の内周面に対して傾
斜した角度を持つことになる。そして、舌片35
の両側辺には摺動板37,38が直角に起立して
台形状のシユータが形成されたことになり、舌片
35の頂辺g、摺動板37,38の端辺c、d、
頂部32によつて長方形状をした排出口41,4
2が形成され、排出口41の幅はWとなり、排出
口42の幅はVとなる。そして、前記回収ガイド
19,20のリング部23,24は各形状選別機
構17,18の外周に位置させて選別ドラム11
とは別の支持手段によつて保持されている。
次に第3図、第4図に戻り、整理読取部2内の
構成に付いて説明する。前記回収ガイド19の放
出口27の下方には細長い2枚の保持板45,4
6が間隔を置いて配置してあり、両保持板45,
46は選別ドラム11の軸線と平行してあり、そ
れらの長さは選別ドラム11より少し長くしてあ
りこの保持板45,46の間には水平にベルト4
7が架設してある。そして、保持板45,46の
端部(モータ14側)には一対の細長い保持板4
8,49が前記保持板45,46と直角になるよ
うに間隔を置いて配置してあり、この保持板4
8,49間にはベルト50が架設してある。この
保持板48,49の一端は前記保持板45,46
の下方に位置し、他端は整理読取部の前側パネル
に接近する程度の長さにしてある。
また、ベルト50の後端下方に位置して幅広の
ベルト51が選別ドラム11と平行に架設してあ
り、このベルト51の長さは前記保持板45,4
6とほぼ同じ長さとし、ベルト51の終端下方に
は紙片を細かく砕くシユレツダ52が配置してあ
る。従つて、ベルト47,50,51によつて水
平にコ字形が形成される様に配置してある。
また、前記回収ガイド20の放出口28の下方
にはそれぞれ細長い第1の移送機構53が設けて
あり、各移送機構53を選別ドラム11の軸線と
直角でかつ水平に配置してある。この移送機構5
3の下方にはこの移送機構53とは少し位置をず
らして第2の移送機構54が設けてあり、第1の
移送機構53の端部と第2の移送機構54のやや
中央との間にはシユート55が傾斜して架設して
あり、第1の第2の移送機構53,54のそれぞ
れの端部の間にはく字形に折曲げたシユート56
が架設してあり、移送機構54の終端には矯正機
構150が連設してあり、矯正機構150には磁
気ヘツド等を収納した読取機57が連結してあ
り、この読取機57の終端は前記ベルト51上に
位置させてある(第3図中では移送機構53,5
4は一組のみを示し、他の組は省略してあるが、
各回収ガイド20にはそれぞれ移送機構53,5
4が連結してある)。この移送機構53中には特
定の厚み以上の冊子や折曲券片を排除する除去機
構58、所定の長さの券片をシユート55,56
に分離する分配機構50が設けてあり、移送機構
54には券片を特定方向に向ける整列機構60、
券片を一枚づつに分離する剥離機構61が設けて
ある。
第9図、第10図は前述の移送機構53を詳し
く示すものであり、この移送機構53は間隔を置
いて平行に配置した薄肉の枠体62,63が骨格
となつている。この枠体62,63の間であつて
端部(図中左側であつて放出口28下方)とやや
中央にはそれぞれローラー64,65間にはベル
ト66が張設してあり、両枠体62,63の間に
はローラー64,65の中間に位置して枠体6
2,63とは直角に調整板67が取付けてある。
そして枠体62,63の間であつてその中央付
近と端部(シユート55側)にはそれぞれローラ
ー68,69が軸支してあり、両ローラー68,
69間にはベルト70が張設してある。このベル
ト66,70の上面はいずれも同一の高さにあ
り、ベルト66と70の接する位置においてはこ
のベルト66,70と同一高さの細長い摺動板7
1が枠体62,63に取付けてある。また枠体6
3の調整板67と摺動板71の間に上方よりコ字
形に排出溝72が大きく削り取つてある。枠体6
2,63の側面であつてローラー68に接近した
位置には軸受73,74がそれぞれ固定してあ
り、各軸受73,74にはそれぞれ枠体62,6
3と平行になるようにプーリー75,76が軸支
してあり、両プーリー75,76間には除去ベル
ト77が張設してある。この除去ベルト77は前
記摺動板71の上方に位置し、除去ベルト77の
下面は摺動板71より少し間隔を置いてある。
そして、枠体62,63の端面(第9図、第1
0図中右側)にはシヨート55が連結してあり、
このシユート55は下方に向けた両側の側板7
8,79とこの側板78,79間には下方に向い
て傾斜したシユーター80の頂部は少し平坦にな
つており、その先端gは前記ベルト70と適当な
間隔(後述の共通回数券Aの長さより少し長い)
を置いてある。そして、枠体62,63の間であ
つてシユーター80の頂部には送りローラー81
が軸支してあり、さらに枠体62,63間であつ
てローラー69の上方には通し板82が固定して
あり、この通し板82は弾性があつてその先端は
前記送りローラー81に接近する位置まで延長さ
せてある。
また、前記側板78,79の間であつてその中
間には円弧状に曲げた跳上げ防止片83が固着し
てある。前記シユート56はコ字形に折曲げるこ
とで樋状に形成した2の部材から成り、一つのシ
ユーター84は前記シユーター80の端部jより
シユーター80とは反対方向に向けて傾斜し、こ
のシユーター84の下端より少し間隔を置いて他
のシユーター85が設けあり、シユーター84と
85によりく字形に構成されている。
次に、第11図、第12図は前記第2の移送機
構54を詳しく説明するものである。この移送機
構54は2つの枠体86,87より外枠が形成さ
れ、細長い一対の枠体86,87は間隔を置いて
平行に配置してあり、この枠体86,87の間で
あつてそれぞれの端部にはローラー88,89が
軸支してあり、両ローラー88,89間にはベル
ト90が張設してある。この枠体86のローラー
88付近より中央の間は上方に向けてコ字形に大
きく切込んだ側溝91が形成してあり、この側溝
91の下部には水平にテーブル92が固着してあ
り、このテーブル92には円柱形をした2つの整
列ローラー93,94が間隔を置いてそれぞれ垂
直に軸支してある。
そして、テーブル92の上面には細長い薄板状
をした落下板103がその一辺をベルト90と平
行にして、かつ、ベルト90方向に傾斜して設け
てあり、この落下板103には間隔をおいて2つ
の作動口104,105が開口してあり、この作
動口104,105には前記整列ローラー93,
94が挿通してあり、整列ローラー93,94の
大部分が、落下板103上方に突出させてある。
前記枠体87の内側であつてベルト90の上方に
は細長く、ベルト90上面を被うようにして券押
え板95が固着してある。また、枠体86,87
の間であつて前記ローラー89に近い位置には2
つの剥離ローラー96,97が間隔を置いて、し
かもその下端がベルト90の上面と接近する程に
位置してあり、各剥離ローラー96,97の中央
は径小となつている。さらに、枠体86,87間
には細長い形状をした押え舌片98が固着してあ
り、この押え舌片98はL字形に曲げられてお
り、その水平になつた端部はベルト90とやや平
行に接近して各剥離ローラー96,97の中央径
小の下部に通過させてある。
そしてこのベルト90の移送終端に位置して矯
正機構150が設けてあるが、この矯正機構15
0では一対の案内板151,152がフレームと
なり、各案内板151,152はそれぞれの側辺
を枠体86,87に密着させてあり、かつ、両案
内板151,152の内壁間の間隔は後述する共
通回数券Aの短辺の幅Xとほぼ同一となる様に配
置してある。この案内板151,152間には3
本のローラー軸153,154,155が間隔を
置いて軸支してあり、案内板151,152の上
方第1図右側には保護軸158を介してローラー
保持片156,157が軸支してある。
次に、第13図、第14図は前述の矯正機構1
50を詳しく示すもので、前述のローラー軸15
3〜155の案内板151,152間には転送ロ
ーラー160,161,162が固着してあり、
各転送ローラー160〜162の上端には前記ロ
ーラー保持板157,157間に軸支された圧接
ローラー163,164,165が当接してあ
り、各圧接ローラー163〜165はバネ16
6,167,168によつてローラー166〜1
62方向に付勢されている。また、前記ローラー
軸155の案内板151外側にはプーリー169
が固着してあり、各ローラー軸153〜155の
端部には歯車170,171,172が固着して
あり、歯車170と171の間には中間歯車17
3が噛合わせてあり、歯車171と172の間に
は中間歯車174が噛合わせてある。
また、前記案内板151,152の内側面であ
つてベルト90側にはそれぞれの案内溝178,
179が形成してありこの案内板178,179
はベルト90の高さ位置に水平に形成してあり、
その断面はコ字形に切りこまれて案内板151,
152の中心方向に向けて徐々に浅くなるように
契形に削り取られていて、その内面には案内板1
51,152の面と傾斜した斜面178,179
が形成されている。
次に第15図は前述の第2の移送機構54の回
転力伝達の構成を詳しく示すものである。前述の
枠体86,87の下部にはモーター110の出力
軸111にはプーリー112が固着してあり、ロ
ーラー88を軸支している軸113の一方にはプ
ーリー114が固着してあり、両プーリー11
2,114間には伝達ベルト115が巻回してあ
る。前述のローラー89と剥離ローラー96はそ
れぞれ軸によつて軸支されており、各軸116、
117の一側にはそれぞれプーリー119,12
0が固着してあり、プーリー119と120巻に
は伝達ベルト122が巻回してある。そして、他
の剥離ロー97は軸124で軸支され、軸11
7,124、の他側にはそれぞれプーリー12
5,126間には伝達ベルト127が巻回してあ
る。上述のベルト90のやや中央下部にはモータ
ー110に接近して中間軸128が軸支してあ
り、軸113、中間軸128のそれぞれの他側に
はプーリー129,130が固着してあり、両プ
ーリー129,130間には伝達ベルト131が
巻回してある。前述の整列ローラー93,94に
はそれぞれ下方に向けて支軸132,133が設
けてあり、この支軸132,133はそれぞれベ
ルト90の平面に対して垂直に位置させてあり、
各支軸132,133にはプーリー134,13
5が固着してあり、両プーリー134,135間
には伝達ベルト136が巻回してある。前記中間
軸128の一側と支軸132の下端にはそれぞれ
ベベル歯車137,138が噛合せられている。
前記ローラー89の下方にはモーター155設
けてあり、このモーター155の出力軸156剥
離ローラー96を支える軸107にはそれぞれプ
ーリー120と157が固着してあり、両プーリ
ー120と157間にはベルト158が巻回して
ある。そして他の剥離口ローラー97は軸124
で軸支され、軸117,124の他側にはそれぞ
れプーリー125,126が固着してあり、両プ
ーリー125,126間には伝達ベルト127が
巻回してある。そして、プーリー119と169
の巻には伝達ベルト123が巻回してある。
また、前述の押え舌片98は薄肉の弾性力のあ
る材料を折曲げることで形成されており、野球の
ホームベース盤形状をした本体144と、この本
体144の両側にコ字形に折曲げられたねじ止め
片145と、本体144の下部より延長されて回
曲された細長い押圧板146とから成り、本体1
44はねじ止め片145によりベルト90に対し
てやや垂直となる様に枠体86,87に固着され
ている。この本体144が枠体86,87に固着
されている状態で押圧板146は一対の剥離ロー
ラー96,97の間に位置しており、その下面は
ベルト90の上面に軽く接触させてある。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例では第16図に示す様に形状に異なつ
た大小の共通回数券A、普通乗車券Bを選別させ
る場合について説明し、共通回数券A、普通乗車
券Bの短辺の幅はそれぞX、Yに設定してある。
まず、共通回数券Aを選び出すには、選別装置を
第1図の状態に設定し、混ぜ合つた共通回数券
A、普通乗車券Bをシユータ5の上部開口より投
入すると両者はシユータ5に案内された選別部1
内にある選別ドラム11の内部に収納される。
所定両の共通回数券A、普通乗車券Bを選別ド
ラム11収納させたなら、情報処理部2のパネル
にある電源スイツチを投入するとモーター14は
始動して駆動軸13を回転させて選別ドラム11
を第5図中矢印F方向に回転させる。このため選
別ドラム11は形状選別機構18の摺動板37,
38の拡大している端部a,bを回転の先端と
し、排出口42を後端として回転することにな
り、混合した共通回数券A、普通乗車券Bを選別
ドラム11内周面で摺動、撹拌させることにな
る。このため、共通回数券A、普通乗車券Bは選
別ドラム11の回転によつて摺動し、その重量に
よつて常に選別ドラム11の下方に位置し、摺動
板37,38に接触することにより、排出口42
方向にかき集められることになる。
すなわち、共通回数券A、普通乗車券Bはその
形状の大小にかかわりなく選別ドラム11内周面
を滑り、左右に大きく開口した両摺動板37,3
8によりその流れ方向が規制され、その流れは両
摺動板37,38の徐々に狭められた中央方向に
向けられる。こうして、共通回数券A、普通乗車
券Bは各形状選別機構18の中央方向に向けて流
動することになり両者は必ず一対の摺動板37,
38の間に集められる。この摺動板37,38の
間に集められた共通回数券A、普通乗車券Bは舌
片35上を流れて排出口42にまで流動するが、
この排出口42は予め所定の長さVに形成してあ
り、形状の小さい共通回数券Aのみが排出口42
を通過して選別ドラム11の外方に排出される。
しかし共通回数券Aより形状の大きい普通乗車
券Bはこの排出口42の断面形状より大きいため
に排出口42の手前で両側の摺動板37,38に
引掛かるが、流動して排出口42上方にはね上げ
られるため、排出口42を通過せずに選別ドラム
11内に残留することになる。この選別ドラム1
1の外周に排出口42より排出された共通回数券
Aは回収ガイド20のリング部24のコ字形断面
の空間に入り、このリング部24内周面を滑つて
落下し、シユート部26に流動してその自重によ
りシユート部26の下部に開口した放出口28よ
りベルト66に落下する。
次に、第1、第2の移送機構53,54は作動
されたモーター110によつて第9図〜第15図
に示す矢印の方向に移動、回転しており、ベルト
66上に落下した共通回数券Aは図中右方向に移
送される。ベルト66上の共通回数券Aは調整板
67の下辺をベルト66の上面との間の〓間を通
過するが共通回数券Aが多く積重なつている場合
にはこの調整板67に突き当たり、その下部より
適正な数量が順次右方向に供給されるため一度に
多量の共通回数券Aが処理されることがなくな
る。ベルト66上で順次移送された共通回数券A
は摺動板71上を滑り抜けてベルト70上に移
り、このベルト70で再度右方向に送られるが、
この摺動板71上方には接近して除去ベルト77
が設けてあり、除去ベルト77はベルト66と直
角方向に移動しているため、折曲げられていた
り、重ね合わせられて冊子状になつたままの共通
回数券Aは厚みがあるためこの除去ベルト77に
接触してベルト66の移送方向とは直角方向に引
き出され、排出溝72より移送機構53外へ放出
される。
このため、摺動板71を通過してベルト70に
送り込まれた共通回数券Aは変形せずに平面状の
もののみが選択されたことになる。この選択され
た平面状の共通回数券Aには第17図に示す様に
2種ありイで示す単票とロで示す単票が横方向に
連結して複数の共通回数券Aが直線状になつた複
票とがあり、連結した複票はその切れ目で分離し
てそれぞれ単票として使用できるものであるが、
複票としてそのまま人数分或いは金額分を使用す
ることができるものである。この共通回数券Aは
ベルト70で送られることで通し板82の下方に
挿通され、単票はベルト70の端部より下方に放
出されてシユーター84,85を滑り落ちてベル
ト90上に載置され、複票はベルト70と通し板
82によつて挟持されつつ押出されるためシユー
ターの上面にまで達し、複票はシユーター80を
滑り落ちて押え舌片98の直前のベルト90上に
載置される。
第2の移送機構54に落下した共通回数券Aの
単票はベルト90上に載置され、ベルト90によ
つて第11図、第12図中左から右方向に移送さ
れる。移送機構54中のベルト、ローラーは図中
の矢印方向にそれぞれ回転、移動している。ベル
ト90上で移動した単票の共通回数券Aはまず券
押え板95の下方に入り、券押え板95はその先
端付近が徐々にベルト90に接近しているため、
共通回数券Aはこの券押え板95によつてその高
さを制限され、達ち上がつたり、枠体86,87
に立て掛けた状態の共通回数券Aはこの券押板9
5によつてベルト90に密着するように整列され
る。ベルト90に密着した共通回数券Aであつて
も、その並んでいる方向はバラバラであるが、ベ
ルト90による移送に従つて整列ローラー93,
94の回転に従がつて枠体87方向に押出され、
各共通回数券Aはその長辺を枠体87の側面に接
触しながらその長辺をベルト90の移動方向と平
行になつて次の剥離機構61に送られる。
次いで、共通回数券Aは押え舌片98とベルト
90によつて挟持され、押え舌片98の弾性によ
つてベルト90に押え付けられて剥離ローラー9
6,97方向に移送されるが、この剥離ローラー
96,97はそれぞれベルト90とは逆方向に回
転しているため、共通回数券Aが二重、或いは三
重に重なり合つてきた場合であつても、上部の共
通回数券Aは剥離ローラー96,97でベルト9
0の移送方向と逆方向に押し戻され、最舌部の共
通回数券Aのみがベルト90によつて移送され
る。次に、ベルト90で順次移送された共通回数
券Aは矯正機構150に挿入され、その方向を修
正させられることで流れと平行になり、磁気読取
器57に送られる。磁気読取器57内では共通回
数券Aの磁気ストライプに記憶させてある情報を
読取りベルト51上に排出し、ベルト51はその
上面に載置した共通回数券Aを矢印方向に移送
し、シユレツダ52に挿入して、これらの共通回
数券Aが再使用できないように切断する。
なお、シユーター80を滑り落ちた連結したロ
の共通回数券Aは単票の共通回数券Aと同様に剥
離ローラー96,97で剥離されて磁気ストライ
プに記憶されている情報が読取られる。
前述の第2の移送機構54における伝達機構の
動作を説明すると、モーター110の回転出力は
出力軸111、プーリー112、伝達ベルト11
5、プーリー114、軸113、ローラー88に
伝えられ、ベルト90を移送させる。このベルト
90によつてローラー89を回転させ、軸11
6、プーリー119、伝達ベルト123、プーリ
ー169、ローラー軸155に伝えられ、ローラ
ー軸155の回転は歯車170〜172、中間歯
車173,174を介して各ローラー軸153,
154に伝えられ、それぞれの転送ローラー16
0〜162を回転させる。
前述の軸113の回転はプーリー129、伝送
ベルト131、プーリー130を介して中間軸1
28に伝えられ、ベベル歯車137,138を介
して支軸132を回転させ、これにより整列ロー
ラー93,94と同方向に回転させる。各整列ロ
ーラー93,94の回転方向はベルト90に接近
している側がベルト90の転送方向と同一となる
方向に一致させられている。前述のプーリー11
9が回転していることで伝達ベルト122、プー
リー120を介して軸117を回転させ、軸11
7に固着した剥離ローラー96を回転させる。同
時に軸117の回転はプーリー125、伝達ベル
ト127、プーリー126を介して軸124に伝
えられ剥離ローラー97に伝えられ、各剥離ロー
ラー97はその下面をベルト90の上面の転送方
向とは逆方向に向けて回転させられる。
次に、前述の矯正機構150の作用をさらに詳
しく説明する。ローラー軸155が矢印方向に回
転すると歯車172が従動して中間歯車174を
回転させ、これにより、歯車171を回転させ、
順次中間歯車173、歯車170を回転させる。
この歯車170〜172が同一方向に回転するこ
とにより、各ローラー軸153〜155はそれぞ
れ同一方向に同期して回転することになり、各転
送ローラー160〜162も同様に回転する。そ
して、各圧接ローラー163〜165にはバネ1
66〜162に圧接しているので転送ローラー1
60〜162により転動させられる。こうして、
各転送ローラー160〜162及び圧接ローラー
163〜165が第13図中矢印方向に回転する
と、転送ローラー160〜162と圧接ローラー
163〜165間に共通回数券Aが上下より圧接
挟持され、転送ローラー160〜162の回転方
向に移送されるとになる。
ここで、第14図に示す様にベルト90より共
通回数券Aが案内板151,152の間に移送さ
れた場合には、共通回数券Aは必ずしもベルト9
0の移送方向に平行に位置しておらず、かつ、ベ
ルト90の中心と共通回数券Aの中心が一致して
いないものである。このため、共通回数券Aはベ
ルト90の末端より、矯正機構150に送られる
と、共通回数券Aの角部SまたはTは導入溝17
6,177の空間に挿入され、共通回数券Aの送
られた位置によつて角部Sが斜面178に接触す
るか、角度Tが斜面179に接触するか、いずれ
か一方の動作を行い共通回数券A案内板151,
152の間の中心方向に偏位させられてその位置
を修正させられる。いずれかの角度S、Tが斜面
178,179に接触していると、各斜面17
8,179は徐々に狭められているため、共通回
数券Aは斜面178,179の傾斜角度に案内さ
れてついには案内板151,152の両内壁と一
致した位置にまで偏位され、転送ローラー160
と圧接ローラー163の間に挟持されることにな
り、以後は転送ローラー160と162と圧接ロ
ーラー163〜165によつて案内板151と1
52の間を移送させられる。この案内板151と
152の内壁の間隔を共通回数券Aの幅Xの長さ
とほぼ同一にしてあるため、共通回数券Aはその
長辺を各案内板151と152の内壁に摺りなが
ら移送方向とその長辺が平行となつて移送させら
れる。
このため、共通回数券Aの磁気ストライプも移
送方向と平行となり、次第に連結した磁気読取機
57の磁気ヘツドのギヤツプは磁気ストライプに
記録してある残留磁気の方向と平行となるため情
報の読取りが確実になる。
次に、所定時間選別ドラム11を矢印F方向に
回転させ、共通回数券Aが全て排出され、普通乗
車券Bが残留しているときにはタイマー等によつ
てモーター14の駆動を停止させ、次いでモータ
ー14を逆に駆動し、選別ドラム11を矢印G方
向に逆回転させ、普通乗車券Bを選別ドラム11
内で摺動、撹拌させる。このため、普通乗車券B
は前述と同様に形状選別機構17の中央方向へ向
けて流動し、普通乗車券Bは一対の摺動板37,
38の間に集められ、普通乗車券Bは排出口41
を通過して選別ドラム11の外方に放出され、回
収ガイド19のリング部23のコ字形断面の空間
に入り、このリング部23の内周面を滑つてシユ
ート部25に流動し、その自重により、シユート
部25の下部に開口した放出口27より、下方に
放出され、放出された普通乗車券Bはベルト47
上に載置され、ベルト47の搬送によつて順次ベ
ルト47の端部よりベルト50上に配置された普
通乗車券Bは図中矢印方向に移送され、その端部
よりベルト51上に放出、載置されてベルト51
よりシユレツダ52方向に移送、放出され、シユ
レツダ52によつて普通乗車券Bは切断されて再
使用出来ないようにする。
こうして選別ドラム11を回転させることによ
り共通回数券Aと普通乗車券Bとが選別、分離さ
れ共通回数券Aに記憶させてある個別の情報が読
取れ読取つた情報は情報処理部3内により整理、
集計されてその結果はプリンターによつて数値と
して打出される。
所定時間モータ14を駆動させた後、普通乗車
券Bが選別ドラム11に残留しなくなつたらモー
タ14を停止させ、選別、読取作業を終了させ
る。この選別ドラム11の回転を停止させると、
選別ドラム11内には紙屑、紙幣、不良切符等の
選別不能のものが残留することになる。そして、
この一列の選別作業が終わると別の選別作業を行
わせるために装置の清掃をしなければならない。
まず、開閉戸4を水平に横方向に回動して第2図
に示す様に選別ドラム11の側面を露出させ、こ
の止め板12の開口より選別ドラム11に手を挿
入するか、真空吸引機を様いて選別不能の部材を
この選別ドラム13より外部に取出す。
また、装置の各部に紙粉が飛散しているため、
ハツチ6,7を上方に開け、開閉戸8を横方向に
開け、装置内の各部に真空吸収機の吸入感を挿入
して、これらのゴミ、紙片、紙粉等を除去する。
そして、開閉戸4、ハツチ6,7、開閉戸8を閉
じ、第1図の状態に復帰させることで次の選別の
作業に対して準備することができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の様に構成したので、搬送手段か
ら一対の案内板間に送られた部材は、案内板のそ
れぞれの端面に形成した導入溝に送り込まれる。
この導入溝の内部には移送方向に向けて狭まるよ
うに傾斜した斜面が形成してあり、部材は斜面に
よつて徐々に中心方向に揃えられるように導かれ
る。このため、案内板の間に挿入された部材は、
この導入溝に沿つて上下の位置を外すことなくロ
ーラー手段の方向にその位置を規制されながら送
られる。
次いで、案内板の内部では転送ローラーと圧接
ローラーが上下に軸支され、両ローラーは弾性手
段づ圧接されている。このため、導入された部材
は転送ローラーと圧接ローラーにより上下から挟
持させて移送され、その方向を変えずに移送され
る。このため、転送ローラーと圧接ローラーによ
り薄肉の部材を挟持して、規制された位置を保持
しながら確実に送ることができる。
このようにして、選別した部材の移送中におい
て、それらの方向を修正して正確な位置に矯正す
ることができ、例えば磁気ヘツドによつて部材に
固定した特定のデーターを読み取る場合におい
は、部材の方向性が常に一定となり、情報の読取
りの誤り、或いは読取りの不能などのトラブルが
生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上の回収箱を引出し、投入体を上方にはね
上げた状態を示す斜視図、第3図は選別機構と券
処理機構の外様を示す斜視図、第4図は同上の側
断面図、第5図は選別ドラムの一部を示す拡大斜
視図、第6図は形状選別機構を詳しく示す分解斜
視図、第7図は同上の断面図、第8図は同上の平
面図、第9図は第一の移送機構を示す平面図、第
10図は同上の側面図、第11図は第二の移送機
構を示す平面図、第12図は同上の側面図、第1
3図は矯正機構の伝達構成を示す分解斜視図、第
14図は同上の導入溝付近を示す斜視図、第15
図は第二の移送機構の伝送機構を示す分解斜視
図、第16図は選別する券片の種類を示す平面
図、第17図は共通回数券の形状の種類を示す平
面図である。 11……選別ドラム、17,18……選別機
構、53……第二の移送機構、90……ベルト、
150……矯正機構、151,152……案内
板、160〜162……転送ローラー、163〜
165……圧接ローラー、175,176……導
入溝、178,179……斜面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 選別する複数種の形状の部材を収納する内部
    中空の円筒形状の選別ドラムと、この選別ドラム
    の外周に開口させられて特定形状の部材のみを通
    過させる選別機構とを有する形状選別装置におい
    て、 選別ドラムに接近して設けられ、選別された特
    定の部材を水平に移送する搬送手段と、この搬送
    手段の終端に接近して平行かつ垂直に設けられ、
    移送する部材の幅とほぼ同一の間隔を置いた一対
    の案内板と、両案内板間に回転自在に軸支され、
    両者の接線が搬送手段による移送の平面と同じ高
    さとなるように配置した転送ローラーと圧接ロー
    ラーから成るローラー手段と、転送ローラーを回
    転させる駆動手段と、圧接ローラーを常時転送ロ
    ーラーに接触させて、転送ローラーと圧接ローラ
    ーにより部材を挟持させるための弾性手段と、両
    側の案内板の搬送手段側の端面であつて転送ロー
    ラーと圧接ローラーの接線位置に設けられ、搬送
    手段方向に向かつて拡大するように傾斜した斜面
    を設けた一対の導入溝とから構成されたことを特
    徴とする形状選別装置の部材矯正移送機構。
JP4245785A 1985-03-04 1985-03-04 形状選別装置の部材矯正移送機構 Granted JPS61203048A (ja)

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JP5163623B2 (ja) * 2009-10-26 2013-03-13 株式会社サタケ 色彩選別機
CN107755272B (zh) * 2017-11-20 2019-11-22 宁波市远望谷信息技术有限公司 一种图书分拣与整理一体化装置
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