JPH0122031B2 - - Google Patents

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JPH0122031B2
JPH0122031B2 JP58239424A JP23942483A JPH0122031B2 JP H0122031 B2 JPH0122031 B2 JP H0122031B2 JP 58239424 A JP58239424 A JP 58239424A JP 23942483 A JP23942483 A JP 23942483A JP H0122031 B2 JPH0122031 B2 JP H0122031B2
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JP
Japan
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belt
sorting
ticket
shape
common
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JP58239424A
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JPS60132687A (ja
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Kyoaki Takiguchi
Seigo Takano
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CSK Corp
Original Assignee
CSK Corp
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Publication date
Application filed by CSK Corp filed Critical CSK Corp
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Publication of JPS60132687A publication Critical patent/JPS60132687A/ja
Publication of JPH0122031B2 publication Critical patent/JPH0122031B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は形状の異なる薄板状の複数種類の部
材、例えば紙片、金属片、硬貨等をその形状に従
つて大小を判別し、その形状によつて特定の部材
を分離、選択する形状選別装置に関し、特に、選
別された部材が一定方向に向つて移動する移送手
段によつて移送されている途中において、上下に
重なり合つている選別された部材を一枚づつに分
離して移送させることができる形状選別装置の部
材剥離機構に関する。
〔従来の技術〕
複数種類の形状の異なつた部材が混り合つてい
る中から、特定の形状をした部材のみを選別する
ために、従来より自動化されたパーツフイーダが
一般的に用いられている。このうち、形状が比較
的小さく、薄物の部材については、例えば上物ボ
ウル内に一定のゲートを設けて通過の可否により
異形部材をボウル外へ排除するボウル形パーツフ
イーダや、直進トラツク上をベルトにより搬送さ
せるもの、あるいは、落下口を設けた水平板を揺
動させることによつて形状の大小によつて落下判
別するもの、被選別部材の厚み寸法の薄い通口を
設けたドラムを縦に向けて配置し、高速に回転さ
せることにより遠心力で部材を排出させるフイー
ダ等が案出されている。しかし、使用後の切符の
様に軽く柔軟で曲り易く、形状に細かな変形をき
たしている部材においては、強制的に部材を通口
から排出させるとその部材の損傷や折損を生じさ
せ易いものである。また、使用後の切符類にあり
がちな形状の細かな局所的変形ではなく、無理な
力が与えられることで折れ曲がつたりして大きな
変形を生じさせるものであつた。このため、比較
的幅の狭い乗車整理券とそれに比べて幅の広い回
数券など切符類を、それらの形状の相違を手掛り
としてこれらを効率的に選別することは従来の部
材選別供給装置では困難であつた。
このため、内部が中空の円筒形状をしたドラム
の外周に特定の形状をした複数の通口を貫通開口
し、このドラム内に複数種の形状の異つた券片を
収納してドラムを回転し、特定形状の券片のみを
通口より放出させることで券片選別できる形状選
別装置が提案されている(例えば、昭和57年特許
願第61308号など)。この新しい形状選別装置では
その通口より特定の形状をした券片はドラム体の
外方に放出され、下方に落下されるためにそれぞ
れの券片は着地した場所においてそれらの方向が
定まらず上下に積み重なることになる。単純に券
片をその形状に従つて選別するだけであれば問題
は無いが、各券片に磁気ストライプ、バーコード
等の情報を設けておき、選別後に各券片の情報を
全て集収しようとする場合においては券片が上下
に重なり合つたままでは上層又は下層のいずれか
一枚の券片の情報のみ読取ることしかできず、選
別後における各券片の分離処理が必要とされる。
このため、フイルム状の薄くて軟かく、折曲げら
れ易い特徴を持つ材質の小さな券片をそれぞれの
方向を一定方向に向けるとともに一枚づつに分離
できる機構が必要とされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上述の欠点に鑑み、選別ドラムより放
出された特定形状の薄くて柔軟な部材を一定方向
に向けて個々に分離して供給することができる形
状選別装置の部材整列機構を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、内部が中空でその軸線をやや水平に
位置させて回転自在に軸支した円筒形のドラム体
と、このドラム体周壁に設けられてドラム体の内
外周を連通する通口を有する形状選別機構と、ド
ラム体の外周に接触しないように円環形状に配置
され、その断面形状をコ字形になるよう中空に形
成し、その開口で形状選別機構を被うようにした
回収手段と、この回収手段の下部であつて部材が
放出される開口に接近してやや水平に設けられて
部材を一定方向に搬送する搬送手段と、この搬送
手段の上面であつて搬送手段の搬送方向とは直角
になるように位置され、間隔を置いて設けられた
複数の軸支手段と、各軸支手段に間隔を置いて軸
支され、それらの下端が搬送手段の移送方向と逆
方向に回転する複数の剥離ローラーと、この搬送
手段の移送方向に沿つて延長し、各剥離ローラー
の間に位置すると共に軸支手段の下方に位置し、
搬送手段上に載置された部材を弾性力で押圧する
押圧手段を設けたことを特徴とする形状選別装置
の部材剥離機構を提供するものである。
〔作用〕
本発明では、ドラム体の内部に複数種の部材を
投入してドラム体を回転させると、特定形状をし
た部材のみが形状選別機構を通過して回収機構が
放出される。この放出された部材は搬送手段に載
置されて一方向に移送される。この搬送手段の上
方には弾性のある押圧手段が設けてあるため、部
材は押圧手段により搬送手段に向けて押し下げら
れ、同時に剥離ローラーに接触することになる。
この剥離ローラーは搬送手段とは逆方向に回転し
ているので、押圧手段により押し下げられた部材
のうち、二重、三重に重なつている上部のものが
搬送方向と逆方向に押し戻されるので、重なり合
つている部材が剥がされ、一枚づつ送ることが可
能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
本実施例では選別すべき部材を四角形の紙片、
つまり普通乗車券と共通回数券をその形状の大小
によつて選別するものについて説明する。
第1図は本実施例の選別装置の外観を示すもの
で、選別装置は選別部1、整理読取部2、情報処
理部3とから成り、整理読取部2は立体形をして
おり、この整理読取部2の上面であつてその一側
面に接した位置には細長い長方体の選別部1が載
置してあり、整理読取部2の側面(第1図右後
方)には上下方向に延長した長方体の情報処理部
3が密着させてある。こうして、選別部1、整理
読取部2、情報処理部3とは連結して一体に成形
されており、三者によつて第1図に示される様に
手前の上部が長方形に削り取られた外観をしてい
る。この選別部1の側面には開閉戸4が水平方向
に開動自在に取付けてあり、この開閉戸4には上
方に大きく開口したシユータ5が取付けてあり、
選別部1の上面には開動できるハツチ6が取付け
てある。そして、整理読取部2の上面にも開動自
在のハツチ7が取付けてあり、前面側部には点検
用の開閉戸8が開動自在に取付けてある。さら
に、情報処理部3の前側のパネルには制御用のキ
ーボード9、出力用のプリンター10等が取付け
てある。
また、第2図は第1図における開閉戸4を水平
方向に開け、ハツチ6,7を上方に開けるととも
に、開閉戸8を水平方向に開け、これにより点
検、修理、調整等において選別部1、整理読取部
2の内部を外部に開放した状態を示すものであ
る。
第3図、第4図は選別部1、整理読取部2内の
構成を詳しく説明するもので、選別部1内にはそ
の軸線を水平にしてドラム体としての選別ドラム
11が収納してある。この選別ドラム11は薄肉
の金属性材料をパイプ状に巻いて形成してあり、
内部は中空であり、その一端(図中左側)は大き
く開口させてあり、この開口にはドーナツ状をし
た止め板12が取付けてあり、他端(図中右側)
は閉鎖してあり、その他端の中心には駆動軸13
が連結してあり、駆動軸13はモータ14に接続
してある。選別ドラム11はその軸線が水平にな
るよう設置してあり、選別ドラム11の両端にお
ける下部左右にはそれぞれローラ15,16が選
別部1に軸支してあり、各ローラ15,16は選
別ドラム11の外周に接触させて選別ドラム11
を回転自在に保持している。この選別ドラム11
の外周にはその円周方向に対して2種の形状選別
機構17,18が間隔を置いてそれぞれ環状に配
置してあり、この実施例では形状選別機構17は
環状に3列設けてあり、形状選別機構18は前記
形状選別機構17に挾まれる様にして環状に2列
設けてある。この選別ドラム11の外周には逆水
滴形状をした回収手段としての回収ガイド19,
20が間隔を置いて交互に挿通してあり、回収ガ
イド19は形状選別機構17の外周にそれぞれ位
置させ、回収ガイド20は形状選別機構18の外
周にそれぞれ位置させてある。この回収ガイド1
9,20は選別ドラム11の外径よりやや大きい
内径の開口21,22を形成したリング部23,
24と、このリング部23,24の下方に連らな
るシユート部25,26より構成されており、外
囲は薄い板金で形成された中空の構造をしてい
る。リング部23,24は開口21,22の付近
でそれぞれ断面形状をコ字形の樋状に形成してあ
り、このリング部23,24は選別ドラム11の
形状選別機構17,18を被う様にして接近して
位置させてある。また、前記シユート部25はリ
ング部23の外周に接する接線の延長線に沿つて
形成され、一側は垂直に下方に向つており、他側
は一側に向う様に傾斜して形成してあり、その下
部は長方形をした放出口27が開口してある。ま
た、シユート部26はリング部24の外周に接す
る接線の延長線に沿つて形成され、その両側は互
に接近する様に傾斜され、下部に開口した放出口
28は選別ドラム11の垂直下方に位置させてあ
る。
第5図は前述の形状選別機構17,18の一部
を拡大して示したもので、各形状選別機構17,
18は選別ドラム11の周壁に切込みを形成し、
この切込みにガイド体29を挿入固着することで
組立てられており、それぞれの形状選別機構1
7,18の方向は互に逆方向に向くように配置し
てある。
第6図は一つの形状選別機構17,18の構成
を分解して示したもので、各形状選別機構17,
18は選別ドラム11、ガイド体29、固定バン
ド30より構成されている。前記選別ドラム11
にはガイド体29の肉厚程度の幅を持つた切込み
31が加工してあり、この切込み31は頂部3
2、側部33,34の三つの辺から成つている。
頂部33,34はそれぞれ直線状であり、頂部3
2は選別ドラム11の回転方向と直角に位置して
おり、各側部33,34の一端はそれぞれ頂部3
2の両端にそれぞれ接続しており、各側部33,
32の他端は互に離反する様に開いている。この
ため、頂部32、側部33,34によつて台形状
の切込み31が形成されたことになり、この切込
み31によつて残された中央は台形状をした舌片
35が形成されたことになり、舌片35は選別ド
ラム11の外方に向けて少し曲げられている。次
に、前記ガイド体29は一枚の薄肉板金をプレス
等で打ち抜くことにより形成されており、このガ
イド体29は台形をした保持板36とこの保持板
36の左右斜辺に起立した帯状の摺動板37,3
8とより構成されている。保持板36は前記舌片
35と同一の大きさをした台形状であり、舌片3
5に対して密着できる様に舌片35の回曲半径と
同一の半径になる様にプレス加工によつてその中
央付近が曲げられている。摺動板37,38は保
持板36の斜辺に直角に起立させられており、同
一幅の細長い帯状をしており、両摺動板37,3
8は直線状に形成してある。そして、摺動板3
7,38のそれぞれ接近した端部間の長さはV又
はWに設定してある(形状選別機構17に対して
はW、形状選別機構18に対してはVをそれぞれ
の設定長さとしてある)。このそれぞれの長さV、
Wは所定の長さに設定してあり、幅Vは共通回数
券Aの幅Xより大きく、かつ普通乗車券Bの幅Y
よりも少し小さくなるように設定してある。次
に、前記固定バンド30は帯状の細長い薄肉板金
を折り曲げて加工してあり。ガイド体29の頂部
の外形とほぼ同一となる様にコ字形に折曲げてあ
り、コ字形に折曲げた両端は外方にそれぞれ曲げ
て足片39,40を形成させている。
この第6図における形状選別機構7,18を組
立てるには、切込み31によつて形成された台形
の舌片35を選別ドラム11より少し外方に向け
て回曲させておき、切込み31の側部33,34
にそれぞれガイド体29の摺動板37,38を嵌
入し、舌片35の外側と保持板36の内側とを密
着させて両者をスポツト溶接或いは接着剤等で固
定する。そして、固定バンド30をガイド体29
の台形状の頂部外側より嵌込み、固定バンド30
の中央をガイド体29と固着し、足片39,40
を選別ドラム11の外周に固定する。このとき、
両摺動板37,38の離反した端面a,bは選別
ドラム11の内周(第6図上面)に起立してお
り、両摺動板37,38の接近した端面c,dは
選別ドラム11の外周(第6図下面)に突出して
おり、これにより摺動板37,38の長辺e,f
は選別ドラム11の内周面に対して傾斜した角度
を持つことになる。そして、舌片35の両側辺に
は摺動板37,38が直角に起立して台形状のシ
ユータが形成されたことになり、舌片35の頂辺
g、摺動板37,38の端辺c,d、頂部32に
よつて長方形状をした排出口41,42が形成さ
れ、排出口41の幅はWとなり、排出口42の幅
はVとなる。そして、前記回収ガイド19,20
のリング部23,24各形状選別機構17,18
の外周に位置させて選別ドラム11とは別の支持
手段によつて保持されている。
次に第3図、第4図に戻り、整理読取部2内の
構成に付いて説明する。
前記回収ガイド19の放出口27の下方には細
長い2枚の保持板45,46が間隔を置いて配置
してあり、両保持板45,46は選別ドラム11
の軸線と平行に位置させてあり、それらの長さは
選別ドラム11より少し長くしてあり、この保持
板45,46の間には水平にベルト47が架設し
てある。そして、保持板45,46の端部(モー
タ14側)には一対の細長い保持板48,49が
前記保持板45,46と直角になる様に間隔を置
いて配置してあり、この保持板48,49まには
ベルト50が架設してある。この保持板48,4
9の一端は前記保持板45,46の下方に位置
し、他端は整理読取部2の前側パネルに接近する
程度の長さにしてある。また、ベルト50の後端
下方に位置して幅広のベルト51が選別ドラム1
1と平行に架設してあり、このベルト51の長さ
は前記保持板45,46とほぼ同じ長さとし、ベ
ルト51の終端下方には紙片を細く砕くシユレツ
ダ52が配置してある。従つて、ベルト47,5
0,51によつて水平にコ字形が形成される様に
配置してある。
また、前記回収ガイド20の放出口28の下方
にはそれぞれ細長い移送手段としての第1の移送
機構53が設けてあり、各移送機構53は選別ド
ラム11の軸線と直角でかつ水平に配置してあ
る。この移送機構53の下方にはこの移送機構5
3とは少し位置をずらして第2の移送機構54が
設けてあり、第1の移送機構53の端部と第2の
移送機構54のやや中央との間にはシユート55
が傾斜して架設してあり、第1と第2の移送機構
53,54のそれぞれの端部の間にはく字形に折
曲げたシユート56が架設してあり、移送機構5
4の終端には磁気ヘツド等を収納した磁気読取機
57が連結してあり、この磁気読取機57の終端
は前記ベルト51上に位置させてある(第3図中
では移送機構53,54は一組のみを示し、他の
組は省略してあるが、各回収ガイド20にはそれ
ぞれ移送機構53,54と同一の機構が連結して
ある)。この移送機構53中には特定の厚み以上
の冊子や折曲券片を排除する除去機構58、所定
の長さの券片をシユート55,56に分離する分
配機構59が設けてあり、移送機構54には券片
を特定方向に向ける整列機構60、券片を一枚づ
つに分離する剥離機構61が設けてある。
第9図、第10図は前述の移送機構53を詳し
く示すもので、この移送機構53は間隔を置いて
平行に配置した薄肉の枠体62,63が骨格とな
つている。この両枠体62,63の間であつて端
部(図中左側であつて放出口28下方)とやや中
央にはそれぞれローラー64,65が軸支してあ
り、両枠体62,63の間にはベルト66が張設
してあり、両枠体62,63の間にはローラー6
4,65の中間に位置して枠体62,63とは直
角に調整板67が取付けてある。そして枠体6
2,63の間であつてその中央付近と端部(シユ
ート55側)にはそれぞれローラー68,69が
軸支してあり、両ローラー68,69の間にはベ
ルト70が張設してある。このベルト66,70
の上面はいずれも同一の高さにあり、ベルト66
と70の接する位置にはこのベルト66,70と
同一高さの細長い摺動板71が枠体62,63に
取付けてある。また枠体63の調整板67と摺動
板71の間は上方よりコ字形に大きく削り取つて
排出溝72が形成してある。枠体62,63の側
面であつてローラー68に接近した位置には軸受
73,74がそれぞれ固定してあり、各軸受7
3,74にはそれぞれ枠体62,63と平行にな
るようにプーリー75,76が軸支してあり、両
プーリー75,76間には除去ベルト77が張設
してある。この除去ベルト77は前記摺動板71
の上方に位置し、除去ベルト77の下面は摺動板
71より少し間隔を置いてある。そして、枠体6
2,63の端面(第9図、第10図中右側)には
シユート55が連結してあり、このシユート55
は下方に向けた両側の側板78,79と、この側
板78,79間には下方に向いて傾斜したシユー
ター80とにより構成されている。このシユータ
ー80の頂部は少し平坦になつており、その先端
jは前記ベルト70と適当な間隔(後述の共通回
数券Aの長さより少し長い)を置いてある。そし
て、枠体62,63の間であつてシユーター80
の頂部には送りローラー81が軸支してあり、さ
らに枠体62,63間であつてローラー69の上
方には通し板82が固定してある。この通し板8
2は弾性があつてその先端は前記送りローラー8
1に接近する位置にまで延長させてある。また、
前記側板78,79の間であつてその中間には円
弧状に曲げた跳上げ防止片83が固着してある。
前記シユート56はコ字形に折曲げることで樋状
に形成した2つの部材からなり、一つのシユータ
ー84は前記シユーター80の端部jよりシユー
ター80とは反対方向に向けて傾斜し、このシユ
ーター84の下端より少し間隔を置いて他のシユ
ーター85が設けてあり、シユーター84,85
によりく字形に構成されている。
次に、第11図、第12図は前記第2の移送機
構54を詳しく説明するものである。この移送機
構54は2つの枠体86,87より外枠が形成さ
れ、細長い一対の枠体86,87は間隔を置いて
平行に配置してあり、この枠体86,87の間で
あつてそれぞれの端部にはローラー88,89が
軸支してあり、両ローラー88,89間にはベル
ト90が張設してある。この枠体86のローラー
88付近より中央の間には上方に向けて個字形に
大きく切込んだ側溝91が形成してあり、この側
溝91の下部には水平にテーブル92が固着して
あり、このテーブル92には円柱形をした2つの
整列ローラー93,94が間隔を置いてそれぞれ
垂直に軸支してある。そして、枠体87の内側で
あつてベルト90の上方には細長く、ベルト90
上面を被うようにして券押え板95が固着してあ
る。また、枠体86,87の間であつて前記ロー
ラー89に近い位置には2つの剥離ローラー9
6,97が間隔を置いて、しかもその下端がベル
ト90の上面と接近する程に位置して軸支してあ
り、各剥離ローラー96,97の中央の部分は径
小になつている。さらに、枠体86,87間には
細長い形状をした押圧手段としての押え舌片98
が固着してあり、この押え舌片98はL字形に曲
げられており、その水平になつた端部にはベルト
90とやや平行に接近して各剥離ローラー96,
97の中央径小部の下部を通過させてある。ま
た、前記枠体86,87の終端(第11図、第1
2図の右端)にはそれぞれ一対の軸支板99が連
結してあり、この平行になつた軸支板99の間で
あつて前記ローラー89と同じ高さ位置には2つ
のローラー100,101が間隔を置いて軸支し
てあり、両ローラー100,101間には送り出
しベルト102が張設してあり、また両軸支板9
9間でローラー100,101の上方にはそれぞ
れローラー103,104が軸支してあり、ロー
ラー103,104間には当接ベルト105が張
設してあり、送り出しベルト102と当接ベルト
105はそれぞれの面が接触させてある。
次に、第13図は前述の第2の移送機構54の
回転力伝達の構成を詳しく示すものである。
前述の枠体86,87の下部にはモータ110
が設けてあり、このモータ110の出力軸111
にはプーリー112が固着してあり、ローラー8
8を軸支している軸113の一方にはプーリー1
14が固着してあり、両プーリー112,114
間には伝達ベルト115が巻回してある。前述の
ローラー89と101及び剥離ローラー96はそ
れぞれ軸116,117,118により軸支され
ており、各軸116,117,118の一側には
それぞれプーリー119,120,121が固着
してあり、ブーリー119と120、プーリー1
19と121間には伝達ベルト122,123が
巻回してある。そして、他の剥離ローラー97は
軸124で軸支され、軸117,124の他側に
はそれぞれプーリー125,126が固着してあ
り、両プーリー125,126間には伝達ベルト
127が巻回してある。さて、前述のベルト90
のやや中央下部にはモータ110に接近して中間
軸128が軸支してあり、軸113、中間軸10
8のそれぞれの他側にはプーリー129,130
が固着してあり、両プーリー129,130間に
は伝達ベルト131が巻回してある。前述の整列
ローラー93,94にはそれぞれ下方に向けて支
軸132,133が設けてあり、この支軸13
2,133はそれぞれベルト90の平面に対して
垂直に位置させてあり、各支軸132,133に
はプーリー134,135が固着してあり、両プ
ーリー134,135間には伝達ベルト136が
巻回してある。前記中間軸128の一側と支軸1
32の下端にはそれぞれベベル歯車137,13
8が固着してあり、両ベベル歯車137,138
は噛合せられている。
次に、前述の券押え板95は薄い一枚の金属板
を折曲げることにより構成されており、細長い板
を乙字形に折曲げてあり、保持部140、押え部
141、案内部142から形成され、保持部14
0の一側にはねじ止め片143が折曲げられてい
る。保持部140と押え部141とは細長い薄板
の1/3程度の位置で直角に折曲げられており、押
え部141と案内部142とは曲面を描く様に曲
げられており、保持部140と案内部142の面
は平行になつており、案内部142の先端左右側
は三角形に削られてテーパー状になつている。
また、前述の押え舌片98は薄肉の弾性力のあ
る材料を折曲げることで形成されており、野球の
ホームベース盤形状をした本体144と、この本
体144の両側にコ字形に折曲げられたねじ止め
片145と、本体144の下部より延長されて回
曲された細長い押圧板146とから成り、本体1
44はねじ止め片145によりベルト90に対し
てやや垂直となる様に枠体86,87に固着され
ている。この本体144が枠体86,87に固着
されている状態で押圧板146は一対の剥離ロー
ラー96,97の間に位置しており、その下面は
ベルト90の上面に軽く接触させてある。
次に、本実施例の作用を説明する。
本実施例では第15図に示す様に形状の異つた
大小の共通回数券A、普通乗車券Bを選別させる
場合に付いて説明し、共通回数券A、普通乗算券
Bの短辺の幅はそれぞれX、Yに設定してある。
まず、共通回数券Aを選び出すには、選別装置
第1図の状態に設定し、混ぜ合つた共通回数券
A、普通乗車券Bをシユータ5の上部開口より投
入すると両者はシユータ5に案内された選別部1
内にある選別ドラム11の内部に収納される。所
定量の共通回数券A、普通乗車券Bを選別ドラム
11に収納させたなら、情報処理部3のパネルに
あるスイツチを投入するとモータ14は始動して
駆動軸13を回転させて選別ドラム11を第5図
中矢印F方向に回転させる。このため選別ドラム
11は形状選別機構18の摺動板37,38の拡
大している端部a,bを回転の先端とし、排出口
42を後端として回転することになり、混合した
共通回数券A、普通乗車券Bを選別ドラム11内
周面で摺動、撹拌させることになる。このため、
共通回数券A、普通乗車券Bは選別ドラム11の
回転によつて摺動し、その重量によつて常に選別
ドラム11の下方に位置し、摺動板37,38に
接触することにより排出口42方向に掻き集めら
れることになる。すなわち、共通回数券A、普通
乗車券Bはその形状の大小にかかわりなく選別ド
ラム11の内周面を滑り、左右に大きく開口した
両摺動板37,38によりその流れ方向が規制さ
れ、その流れは両摺動板37,38の徐々に狭め
られた中央方向に向けられる。こうして、共通回
数券A、普通乗車券Bは各形状選別機構18の中
央方向に向けて流動することになり、両者は必ら
ず一対の摺動板37,38の間に集められる。こ
の摺動板37,38の間に集められた共通回数券
A、普通乗車券Bは舌片35上を流れて排出口4
2にまで流動するが、この排出口42は予め所定
の長さVに形成してあり、形状の小さい共通回数
券Aのみが排出口42を通過して選別ドラム11
の外方に排出される。しかし共通回数券Aより形
状の大きい普通乗車券Bはこの排出口42の断面
形状より大きいために排出口42の手前で両側の
摺動板37,38に引掛かるか、流動して排出口
42上方に跳ね上げられるため、排出口42を通
過せずに選別ドラム11内に残留することにな
る。この選別ドラム11の外周に排出口42より
放出された共通回数券Aは回収ガイド20のリン
グ部24のコ字形断面の空間に入り、このリング
部24内周面を滑つて落下し、シユート部26に
流動してその自重によりシユート部26の下部に
開口した放出口28よりベルト66に落下する。
次に、第1、第2の移送機構53,54は駆動
源によつて第9図〜第12図に示す矢印の方向に
移動、回転しており、ベルト66上に落下した共
通回数券Aは図中右方向に移送される。ベルト6
6上の共通回数券Aは調整板67方向に移動し、
調整板67の下辺をベルト66の上面との間の隙
間を通過するが、共通回数券Aが多く積重なつて
いる場合にはこの調整板67に突き当り、その下
部より適正な数量が順次右方向に供給されるため
一度に多量の共通回数券Aが処理されることがな
くなる。ベルト66上で順次移送された共通回数
券Aは摺動板71上を滑り抜けてベルト70上に
移り、このベルト70で再度右方向に送られる
が、この摺動板71上方には接近して除去ベルト
77が設けてあり、除去ベルト77はベルト66
と直角方向に移動しているため、折曲げられてい
たり、重ね合せられて冊子状になつたままの共通
回数券Aは厚みがあるためこの除去ベルト77に
接触してベルト66の移送方向とは直角方向に引
き出され、排出溝72より移送機構53外へ放出
される。このため、摺動板71を通過してベルト
70に送り込まれた共通回数券Aは変形せずに平
面状のもののみが選択されたことになる。この選
択された平面状の共通回数券Aには第15図で示
す様に2種あり、イで示す単票と、ロで示す単票
が横方向に連結して複数の共通回数券Aが直線状
になつた複票とがあり、連結した複票はその切れ
目で分離してそれぞれ単票として使用できるもの
であるが、複票として票数と一致した人数分、或
いは額面の金額分で使用することもできるもので
ある。この共通回数券Aはベルト70で送られる
ことで通し板82の下方に挿通され、単票はベル
ト70の端部より下方に放出されてシユーター8
4,85を滑り落ちてベルト90上に載置され、
複票はベルト70と通し板82によつて挾持され
つつ押出されるためシユーター80の上面にまで
達し、複票はシユーター80を滑り落ちて押え舌
片98の直前のベルト90上に載置される。
第2の移送機構54に落下した共通回数券Aの
単票はベルト90上に載置され、ベルト90によ
つて第11図、第12図中左から右方向に移送さ
れる。移送機構54中のベルト、ローラーは図中
の矢印方向にそれぞれ回転、移動している。ベル
ト90上で移動した単票の共通回数券Aはまず券
押え板95の下方に入る。券押え板95はその先
端付近が徐々にベルト90に接近しているため、
共通回数券Aはこの券押え板95によつてその高
さを制限され、立ち上つたり、枠体86,87に
立て掛けた状態の共通回数券Aはこの巻押え板9
5によつてベルト90に密着するように整列され
る。ベルト90に密着した共通回数券Aであつて
も、その並んでいる方向はバラバラであるが、ベ
ルト90による移送に従つて整列ローラー93,
94に端面が接触するため、共通回数券Aは整列
ローラー93,94の回転に従つて枠体87方向
に押出され、各共通回数券Aはその長辺を枠体8
7の側面に接触しながらその長辺をベルト90の
移動方向と平行になつて次の剥離機構61に送ら
れる。次いで、共通回数券Aは押え舌片98とベ
ルト90によつて挾持され、押え舌片98の弾性
によつてベルト90に押え付けられて剥離ローラ
ー96,97方向に移送されるが、この剥離ロー
ラー96,97はそれぞれベルト90とは逆方向
に回転しているため、共通回数券Aが2重、或い
は3重に重なり合つてきた場合であつても、上部
の共通回数券Aは剥離ローラー96,97でベル
ト90の移送方向と逆方向に押戻され、最下部の
共通回数券Aのみがベルト90によつて移送さ
れ、次の送り出しベルト102と当接ベルト10
5に一枚づつ送り出されて磁気読取機57に送ら
れる。磁気読取機57内では共通回数券Aの磁気
ストライプに記憶させてある情報を読取り、ベル
ト51上に排出し、ベルト51はその上面に載置
した共通回数券Aを矢印方向に移送し、シユレツ
ダ52に投入して、これらの共通回数券Aが再使
用できないように切断する。
なお、シユーター80を滑り落ちた連結したロ
の共通回数券Aは単票の共通回数券Aと同様に剥
離ローラー96,97で剥離されて磁気ストライ
プに記憶されている情報が読取られる。
前述の第2の移送機構54における伝達機構の
動作を説明すると、モータ110の回転出力は出
力軸111、プーリー112、伝達ベルト11
5、プーリー114、軸113、ローラー88に
伝えられ、ベルト90を移送させる。このベルト
90によつてローラー89を回転させ、軸11
6、プーリー119、伝達ベルト123、プーリ
ー121、軸118、ローラー101を介して送
り出しベルト102を移送させる。この送り出し
ベルト102が移送することで接触している当接
ベルト105は従動され、送り出しベルト102
は矢印方向に移送する。また、軸116の回転は
プーリー119、伝達ベルト122、プーリー1
20、軸117を介して剥離ローラー96に伝え
られ、同時に、軸117の回転はプーリー12
5、伝達ベルト122、プーリー126を介して
軸124に伝えられ剥離ローラー97に伝えら
れ、各剥離ローラー96,97はその下面をベル
ト90の上面の移送方向とは逆方向に向けて回転
することになる。前述の軸113の回転はプーリ
ー129、伝達ベルト131、プーリー130を
介して中間軸128に伝えられ、ベベル歯車13
7、ベベル歯車138を介して支軸132を回転
させるとともにプーリー134、伝達ベルト13
6、プーリー135を介して支軸133を回転さ
せ、これにより整列ローラー93,94を同時に
同方向に回転させる。各整列ローラー93,94
の回転方向はベルト90に接近している側がベル
ト90の移送方向と同一となる方向に一致させら
れている。
次に、この剥離機構61における作用をさらに
詳しく説明すると、ベルト90の左端上に落下し
て積上げられた共通回数券Aはベルト90の移送
によつて順次剥離ローラー96,97方向に送ら
れるが、剥離ローラー96,97は前述の様にそ
の下面はベルト90の移動方向とは逆方向に回転
しており、共通回数券Aは移送中において必らず
その上面を剥離ローラー96,97の下面で摺動
されることになる。ここで、2枚の共通回数券A
−1,A−2が第14図で示す様に上下に重なり
合つたままベルト90上で移送された場合に付い
ての実際の作用を説明すると、第14図で示す
様に共通回数券A−1,A−2は重なりあつたま
まベルト90で移送されて押え舌片98の押圧板
146の下面とベルト90の間に挿入される。押
圧板146はその弾性により常時その下面をベル
ト90に向けて軽く押圧しているので、2枚の共
通回数券A−1,A−2はそのままベルト90と
押圧板146間に挾み込まれ、そのままの状態で
さらに図中右方向に移送される。そして、この移
送中に剥離ローラー96の下面が上面の共通回数
券A−2に接触すると両共通回数券A−1,A−
2同志は滑ることから共通回数券A−2は第14
図で示す様にベルト90の移送方向とは逆に図
中左方向に押し戻され、かつ、共通回数券A−1
はベルト90によつてさらに右方向に移送されて
両共通回数券A−1,A−2には図中で左右逆方
向の作用力が働くことになる。下方の共通回数券
A−1が剥離ローラー96を通過したときに、上
部の共通回数券A−2は初めてベルト90の摩擦
力で右方向に移動し、第14図で示す様に共通
回数券A−1,A−2は左右に分離され、かつ、
間隔を置いて右方向に移送されることになり、次
の磁気読取機57で各々の磁気ストライプに記憶
されている上方が読取られ、集計、計算されるこ
とになる。読取られた情報は情報処理部3内で電
子的に処理される。
次に、所定時間選別ドラム11を矢印F方向に
回転させ、共通回数券Aが全て排出され、普通乗
車券Bが残留しているときにはタイマー等によつ
てモータ14の駆動を停止させ、次いでモータ1
4を逆に駆動し、選別ドラム11を矢印G方向に
逆回転させ、普通乗車券Bを選別ドラム11内で
摺動、撹拌させる。このため、普通乗車券Bは前
述と同様に形状選別機構17の中央方向へ向けて
流動し、普通乗車券Bは一対の摺動板37,38
の間に集められ、普通乗車券Bは排出口41を通
過して選別ドラム11の外方に放出され、回収ガ
イド19のリング部23のコ字形断面の空間に入
り、このリング部23の内周面を滑つてシユート
部25に流動し、その自重によりシユート部25
の下部に開口した放出口27より下方に放出さ
れ、放出された普通乗車券Bはベルト47上に載
置され、ベルト47の移送によつて順次ベルト4
7の端部よりベルト50上に放出される。ベルト
50上に載置された普通乗車券Bは図中矢印方向
に移送されて、その端部よりベルト51上に放
出、載置されてベルト51よりシユレツダ52方
向に移送、放出され、シユレツダ52によつて普
通乗車券Bは切断されて再使用できないようにな
る。
こうして選別ドラム11を回転させることによ
り、共通回数券Aと普通乗車券Bとが選別、分離
され、共通回数券Aに記憶させてある個別の情報
が読取られ、読取つた情報は情報処理部3内によ
り整理、集計されてその結果はプリンターによつ
て数値として打出される。
所定時間モータ14を駆動させた後、普通乗車
券Bが選別ドラム11に残留しなくなつたならモ
ータ14を停止させ、選別、読取作業を終了させ
る。この選別ドラム11の回転を停止させると、
選別ドラム11内には紙くず、紙幣、不良切符等
の選別不能のものが残留することになる。
そして、この一連の選別作業が終ると別の選別
作業を行わせるために装置の清掃をしなければな
らない。まず、開閉戸4を水平に横方向に回動し
て第2図に示す様に選別ドラム11の側面を露出
させ、この止め板12の開口より選別ドラム11
内に手を挿入するか、真空吸引機を用いて選別不
能の部材をこの選別ドラム11より外部に取出
す。また、装置の各部に紙粉が飛散しているた
め、ハツチ6,7を上方に開け、開閉戸8を横方
向に開け、装置内の各部に真空吸引機の吸入管を
挿入して、これらのゴミ、紙片、紙粉等を除去す
る。そして、開閉戸4、ハツチ6,7、開閉戸8
を閉じ、第1図の状態に復帰させることで次の選
別の作業に対して準備することができる。
〔発明の結果〕
本発明は上述の様に構成したので、選別された
部材が放出されて移送機構上に重ね合さつたまま
であつても、個々の部材を移送方向に沿つて単位
ごとに分離して揃えることができる。このため、
例えば、部材をその個数として計数する場合には
反射光等により正確に数値を算出することがで
き、また、個々の部材に情報を記憶させてあつて
それらの部材の情報を全て読取らせる場合には確
実に全ての情報を読取ることができ、情報処理作
業を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上の回収箱を引出し、投入体を上方に跳ね
上げた状態を示す斜視図、第3図は選別機構と券
処理機構の概様を示す斜視図、第4図は同上の側
断面図、第5図は選別ドラムの一部を示す拡大斜
視図、第6図は形状選別機構を詳しく示す分解斜
視図、第7図は同上の断面図、第8図は同上の平
面図、第9図は第一の移送機構を示す平面図、第
10図は同上の側面図、第11図は第二の移送機
構を示す平面図、第12図は同上の側面図、第1
3図は整列機構及び剥離機構付近の伝達構成を示
す分解斜視図、第14図は剥離の作用を示す説明
図、第15図は選別する券紙の種類を示す平面
図、第16図は共通回数券の形状の種類を示す平
面図である。 11……ドラム体としての選別ドラム、17,
18……形状選別機構、19……回収手段として
の回収ガイド、53……移送手段としての第二の
移送機構、90……ベルト、96,97……剥離
ローラー、98……押圧手段としての押え舌片、
117,124……軸支手段としての軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部が中空でその軸線をやや水平に位置させ
    て回転自在に軸支した円筒形のドラム体と、この
    ドラム体周壁に設けられてドラム体の内外周を連
    通する通口を有する形状選別機構と、ドラム体の
    外周に接触しないように円環形状に配置され、そ
    の断面形状をコ字形になるよう中空に形成し、そ
    の開口で形状選別機構を被うようにした回収手段
    と、この回収手段の下部であつて部材が放出され
    る開口に接近してやや水平に設けられて部材を一
    定方向に搬送する搬送手段と、この搬送手段の上
    面であつて搬送手段の搬送方向とは直角になるよ
    うに位置され、間隔を置いて設けられた複数の軸
    支手段と、各軸支手段に間隔を置いて軸支され、
    それらの下端が搬送手段の移送方向と逆方向に回
    転する複数の剥離ローラーと、この搬送手段の移
    送方向に沿つて延長し、各剥離ローラーの間に位
    置すると共に軸支手段の下方に位置し、搬送手段
    上に載置された部材を弾性力で押圧する押圧手段
    を設けたことを特徴とする形状選別装置の部材剥
    離機構。
JP23942483A 1983-12-19 1983-12-19 形状選別装置の部材剥離機構 Granted JPS60132687A (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS60132687A JPS60132687A (ja) 1985-07-15
JPH0122031B2 true JPH0122031B2 (ja) 1989-04-25

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6128742U (ja) * 1984-07-24 1986-02-20 ニスカ株式会社 分離装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790334A (en) * 1980-11-27 1982-06-05 Fuji Xerox Co Ltd Paper feeder of copier
JPS58177186A (ja) * 1982-04-13 1983-10-17 コンピユ−タ−サ−ビス株式会社 選別装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS58177186A (ja) * 1982-04-13 1983-10-17 コンピユ−タ−サ−ビス株式会社 選別装置

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