JPH047012A - 空気清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来のこの種の空気清浄器としては、第４図及び第５図
に示す、遠心ファン（イ）を備えた細長状の吐出口（ロ
）を有する送風ユニット（ハ）と細長状の吸込口（ニ）
を有しかつ空気浄化用フィルター（ホ）、遠心ファン（
ハ）を有する吸気ユニット（ト）を設け、これら送風ユ
ニット（ハ）と吸気ユニット（ト）を前記吐出口（ロ）
と前記吸込口（ニ）とが対向する様に配置したものが知
られている（特開平１−１６８３１６号公報）。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のものは、第４図及び第５図に示したように、送ｆ
ｆｌユニント（ハ）の吐出口（ロ）からの噴流（チ）に
より周囲の空気を誘引し徐々に広がりながら吐出口（ロ
）と対向した吸込口（ニ）に向った気流を形成し吸込口
（ニ）から吸気ユニット（ト）内に吸い込まれ空気浄化
用フィルター（ホ）によって浄化された空気が室内に供
給されることで空気清浄器（吸気ユニット（ト））から
離れた所の汚れた空気の補集効率を向上させているが、
吐出口（ロ）から遠ざかるに従い噴流（チ）の平均速度
が減衰するので噴／ｉｔ（チ）による誘引効果も減衰し
補集効率が低下するという問題点と、噴流により誘引さ
れた汚れた空気を確実に補集しようとすれば、吸込口（
ニ）の面積を大きくとる必要があり、吸気ユニット（ト
）が大きくなる、また、吸込口（ニ）の面積を小さくす
れば補集効率が低下するという問題点があった。

本発明は、従来の技術の有する問題点を鑑みてなされた
ものであり、（吐出口から遠ざかることによる）噴流の
誘引効果の減衰を抑え補集効率を向上した空気清浄器を
提供するものである。

〔課題を解決する為の手段〕

かかる問題を解決するため、本発明の空気清浄器では、
循環ダクト［９］の空気流路中に空気循環用ファン■及
びその吸い込み口［２］、その吹き出し口［３］、外部
空気誘引用のスリット［４］、浄化空気排出口［６］を
順次請け、該浄化空気排出口［６］に空気浄化用のフィ
ルター［８］、その吸い込みファン［５］、その吹き出
し口［７］を設置して成る。

〔作　　用〕

上記の様に構成された空気浄化器を部屋の天井部に設置
し起動させれば、循環ダクト■中にファン■による循環
流が生し、とりわけ、吹き出し口■から発生する噴流に
より、室内上部の空気は、スリット■から循環ダクト■
内へ誘引される。

この時、室内で喫煙すれば、タバコの煙は、それ自身に
よる自然上昇とスリット■からの誘引で循環ダクト■内
へ運ばれる。

浄化空気排出口■では、スリット■からの誘引空気量相
当の吸い込み、及びフィルター■での浄化が行なわれる
ので、循環ダクト■中の空気循環量のバランスは保たれ
る。

スリット■は羽根形状のもの等で、−度誘引されたタバ
コの煙が再び室内へ排出されることがないものが使用さ
れる。

吸い込みファン■はその風量が、空気循環用ファン■の
風量に比べて小さいものでよく、循環流が煙を室内へ排
出しないので、その一部を確実に少量づつフィルター■
を経て浄化し吹き出し口■より室内にもどす。

〔実施例〕

第１図、第２図は、本発明の一実施例を示す。

これらに基づき、本発明の開示を行う。

■は、空気の循環ダクト■に空気を循環させるファンで
ある。ファンの形式は問わないが、大部屋にて大風量を
要する場合は（１０００ｒｒｆ／ｈ以上）シロッコファ
ンが好ましい。

循環ダクト■は二層になった空気流路を両端部で接続し
、上下層に循環するようになっている。

ファン■は、吸い込み口■、及び吹き出し口■を持ち、
一端部に配されている。

本発明のねらいからして、吹き出し口■がら噴流を発生
させる為、吹き出し口■の面積は、吸い込み口■の面積
より小さく（ｙ４以下くらい）することが重量である。

更に、噴流の広がりを考慮して、吹き出し口■の位置は
、循環ダクト［９］の断面略中央部に、幅を小さく設置
することが好ましい■は、室内空気誘引用のスリットで
ある。

吹き出し口■からの噴流が、室内へ流出しない様、スリ
ット■の形状は、第３図の様な羽根形状で、噴流を天井
上面方向に向けるように配置するのが好ましい。

浄化空気排出口■、フィルター■、浄化空気吹き出し口
■、ファン■によって空気浄化部が形成されている。

フィルター■は粉塵を補集する機能があれば特に手段、
形式は問わない。

浄化空気排出口■は他端部において、下層空気流路の下
面に設けられ、ファン■によって、フィルター■で浄化
した空気を室内ムこもどすようになっている。

ファン■の風量は、循環ダクト■中の風量バランスを保
つ為、スリット■からの誘引空気量に合わせておく必要
がある。

このように、室内天井部に空気清浄器を設置し喫煙すれ
ば、タバコの煙の自然上昇力及び循環ダクト■を流れる
噴流による、強い圧力差から生しる誘引力により、タバ
コの煙は容易にスリット■から循環ダクト■へ誘引され
る。

前述の空気浄化部そのものの処理風量は、スリット■か
らの誘引風量に合わせであるので、小さいが、スリット
■から誘引されたタバコの煙は、室内へ排出されること
なく、循環ダクト■中を循！しつつ、その一部が浄化空
気排出口［６］に入るので、室内が汚染されることなく
、循環流が徐々に浄化されていく。

Ｃ発明の効果〕 以上のように、本発明による空気清浄器によれば、循環
ダクト内に配する空気循環用ファンの能力をあげること
なく、浄化空気排出口からフィルターに汚染空気を送る
小さなファンを付設するだけで、大きな空気浄化効率を
上げられるのである

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は、本発明の一実施例を表わし、第１
図は断面図、第２図は部分破断斜視図を表わし、第３図
は、要部の断面拡大図を示す。第４図は従来例の斜視図
、第５図は、同上の起動時の気流を示す概略図である。 ■・・・空気循環用ファン、■・・・吸い込み口、■・
・・吹き出し口、■・・・スリット、■・・・吸い込み
ファン、■・・・浄化空気排出口、■・・・吹き出し口
、■・・・フィルター、■・・・循環用ダクト。 １１３図 Ｉ４ｒ！４ 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）循環ダクト［９］の空気流路中に空気循環用ファ
   ン［１］及びその吸い込み口［２］、その吹き出し口［
   ３］、外部空気吸引用のスリット［４］、浄化空気排出
   口［６］を順次設け、該浄化空気排出口［６］に空気浄
   化用のフィルター［８］、その吸い込みファン［５］、
   その吹き出し口［７］を設置して成ることを特徴とする
   空気清浄器。