JPH0469435A - クラッチ - Google Patents

クラッチ

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JPH0469435A
JPH0469435A JP18029290A JP18029290A JPH0469435A JP H0469435 A JPH0469435 A JP H0469435A JP 18029290 A JP18029290 A JP 18029290A JP 18029290 A JP18029290 A JP 18029290A JP H0469435 A JPH0469435 A JP H0469435A
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gear
driven
driven gear
intermediate gear
rotating plate
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JP18029290A
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Susumu Gomi
進 五味
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Nakagawa Electric Ind Co Ltd
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Nakagawa Electric Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、常態においてはモータの回動力を被駆動装
置に伝え、必要時には上記回動力の伝達を断つことがで
きるようにする為に用いられるクラッチに関する。
〔従来の技術〕
従来のクラッチとしては例えば遊星歯車機構を利用した
クラッチがある。このようなりラッチは、例えばその遊
星歯車機構における太陽歯車がモータに連繋され、遊星
歯車が被駆動装置に連繋される。そして内歯歯車の回動
を係止することにより上記太陽歯車の回動力が上記遊星
歯車に伝えられ、上記内1i1i歯車の係止を解きその
自由回動を許すことにより上記回動力の伝達が遮断され
る(例えば特開平1−164842号公報参照ン。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来のクラッチは上記内歯歯車の回動を止めたり許
したりするのみで上記回動力の伝達及び遮断を容易に行
い得る利点がある。しかし遮断時においても被駆動装置
に連なる遊星歯車は上記太陽歯車及び内1ft!車に噛
み合ったままである為、例えば上記被駆動装置を復帰さ
せる場合のように、上記遊星歯車を自由回動させたい場
合には、i!星歯車は太陽歯車と噛み合ったまま自体が
太陽歯車の回りを回らねばならぬと共に、それに伴って
、遊星歯車と噛み合ったままの内歯歯車も回動させなけ
ればならず、それが遊星歯車の自由回動に対し大きな負
担となってしまう問題があり、その結果、被駆動装置の
復帰が重くなってしまう問題点があった。
本願発明は上記従来技術の問題点(技術的課B)を解決
する為になされたもので、回動板の回動を止めたり許し
たりするのみで回動力の伝達及び遮断を容易に行うこと
ができ、しかも遮断状態においては、被駆動装置に連ね
られる従動歯車を全くフリーの状態にできて、その自由
回動を軽く行わせうるようにしたクラッチを提供するこ
とを目的とするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明のクラッチは、原動
歯車と従動歯車とを有し、上記原動歯車に対しては回動
板を同軸状に配置すると共に該回動板は原動歯車に対し
スリップ構造を介して連れ回り可能に連繋させ、上記回
動板には中間歯車を上記原動iiI車と噛み合わせた状
態で回動自在に装着し、上記従動歯車の位置は、上記回
動板の回動に伴う上記原動歯車を中心とした中間歯車の
移動経路の一部において中間歯車が従動歯車と噛み合い
得るよう、中間歯車の移動−軌跡の一8Lこ沿わせた位
置に設け、上記回動板には、上記中間歯車が上記従動歯
車と噛み合う位置において該回動板の回動を係止し得る
ようにした掛外し機構を連繋させたものである。
〔作用〕
回動板が掛外し機構により係止された状態においては、
中間歯車は従動歯車と噛み合い、原動歯車の回動力は上
記中間歯車を介して従動歯車に伝達され、該従動歯車が
回動する。一方上記回動板の係止が解かれた状態におい
ては、回動板は原動歯車と連れ回りする。その場合、回
動板の1回転のうちの殆どの区間は中間歯車は従動歯車
と離反している。そして回動板の1回転の間に一度だけ
中間歯車は原動歯車と従動歯車との間に入る。しかしそ
の場合、回動板は原動歯車に対してずれ動き、原動歯車
から中間歯車を介して従動歯車に回動力が伝達されるこ
とはない。
〔実施例〕
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
クラッチの用いられている装置の一例として、換気扇の
シセソタ或いは電気洗濯機における排水弁の操作用に用
いられるギャードモータを示す第1図において、1はケ
ース、2はケース1に取付けたモータ、3はケース1に
回動自在に装着した出力軸、4はモータの回動力を減速
して出力軸3に伝える為の減速伝動機構、5は上記伝動
機構4中に介設されているクラッチ、6は上記クラッチ
5の掛は外しをする為の掛外し機構、7はスイッチ機構
を夫々示す、以下それらの各々について説明する。
ケース1は例えば合成樹脂材料で形成される。
モータ2はこの種のギャードモータにおいて用いられる
知られたもので、第1.3.4.6図における11はロ
ータ軸であり、磁性材料例えば鉄で形成され、モータ2
のステータに固定されている。
しかしステータに回動自在に取付けられたものであって
も良い。12はロータ軸11に回動自在に装着されたロ
ータ、13はロータ12と一体化されているビニオンを
夫々示す、尚図示はせぬがモータ2は周知の如く上記ロ
ータ12に回動用の磁束を及ぼす為のコイルを有してお
り、そのコイルからの磁束によって上記ロータ軸11も
磁化されるようになっている。
次に出力軸3には出力歯車15が一体に備えられ、又ケ
ースl外に突出する端部には第2図に示されるように出
力レバー16が取付けである。この出力レバー16には
第5図に示されるように被駆動装置との連繋用のワイヤ
17の一端が連結され、そのワイヤ17の他端は被駆動
装置に連結される。
次に上記クラッチ5を第3.4図に基づき説明する。2
0は原動歯車で、前記伝動機構4における伝動歯車21
を一体に備え、その伝動歯車21を介して上記モータの
ビニオン13と連繋させである。上記伝動歯$21は上
記モータのビニオン13から数えて一番目の歯車である
為、一番歯車とも呼ばれる。
尚原動歯車20はモータ2のロータ12と一体化させた
構成であっても良い。23は回動板で、透孔24を有し
ており、原動歯車20と一体形成のボス部22の周囲に
おいて上記伝動歯車21に沿わせて設けである。伝動歯
車21と回動板23との相対向する面21a23、jは
スリップ構造を構成している。即ち両面21a、23a
は相互にスリップ可能な摩擦面となっており、両者間の
摩擦抵抗によって回動板23が原動歯車20にスリップ
可能な状態で連れ回りするようになっている。向上記ス
リップ構造は上記ボス部22の外周面と透孔24の内周
面との間において構成しても良い。即ち上記ボス部22
の外周面と透孔24の内周面との間の摩擦によって回動
板23が原動歯車20と連れ回りするようにしてあって
も良い。25は回動板23の周囲の一部に備えた係合片
で、回動板23の回動を停止させる為に用いられる訃分
である。26は回動板23に植設したビンである。27
は上記ビン26に回動自在に装着した中間歯車で、上記
原動歯車20と噛み合っている。尚ビン26と中間歯車
27との滑り抵抗によって、前記原動歯車20に対し回
動板23をスリップ可能な状態で連れ回りさせる為の構
造が構成されてL)でも良い。28は1111車で、回
動板23の回動に伴う中間歯車27の移動軌跡(原動歯
車20を中心とするその回りでの移動軌跡)の一部に沿
う位置に設けである。29は従動歯車28と一体の伝動
歯車で、上記伝動機構4における他の減速用の歯車30
と噛み合っている。尚第1図において減速用の歯車30
は他の減速用の歯車31を介して出力歯車15と連繋さ
せである。
次に上記掛外し機構6を第3.4.6.7図に基づき説
明する。33は係脱体で、上記クラッチ5における係合
片25を係止する為の係止片34を有する。
該係脱体33は、本実施例においては@35を有する扇
形歯車を用い、その扇形歯車を前記モータ2の回動力を
利用して第6.7図に示される係脱体の作動機構36に
より動作させるようにしである。しかし上記係脱体33
は手動操作で動かすようにしたレバーであっても、或い
はソレノイドで動かすようにしたレバーであっても良い
次に上記作動機構36について説明する。該作動機構3
6はロータ12の回動を扇形歯車33に伝える為の伝動
機構4゛と、その伝動機構4゛の途中に介設したクラッ
チ5′と、そのクラッチ5′を掛は外しする為の掛外し
機構6゛とから成る。これらの内伝動機構4゛とクラッ
チ5゛は前記伝動機構4及びクラ、チ5と均等の構成で
ある為、対応する部材には伝動機構4及びクラ、チ5に
おけるものと同一の符号にダノンユ「゛」を付した符号
を付して重複する説明を省略する。尚従動歯車28゛ 
 はその一部に欠歯828aを有している。次に掛外し
機構6゛について説明する。37は係脱体で、ケース1
に回動自在に装着され、係止片34” を有する。38
はアマチュアで、磁性材料で形成され、前記係脱体37
と一体化されている。該アマチュア38におけるその回
動中心から自由端39までの距離は上記回動中心からロ
ータ軸11の周面までの距離よりも僅かに短(して、自
由端39がロータ軸11に接触することがないようにし
である。尚係脱体33に関連して設けられた40は戻し
ばねで、引張ばねが用いてあり、その一端はケース1と
一体のビン41に、他端は係脱体33と一体のビン42
に連結されている。
次にスイッチ機構7について説明する。第8図において
、該機構7はスイッチ46とそれを操作する為の操作機
構47とから成る。スイッチ46は周知の構造のもので
、48はケース1に固定された固定接点、49は接点ば
ねで、その元849aがケースに取付けてあり、先端部
には上記固定接点48に接離する為の可動接点50を備
え、中間部には操作機構に対する従動部51を有してい
る。
次に操作機構47について第9〜11図をも参照して説
明する。54は進退杆で、ケース1に対しj88図の上
下方向への進退を自在に装着しである。55は進退杆5
4に備えられた制御カム、56は進退杆54とは別体に
形成された制御レバー、57はスイッチ操作レバーで、
進退杆54と一体に形成されており、押動部58を有す
る。
次に制御カム55及び制御レバー56に関連する構造に
ついて説明する。これらは後に述べる引張ばね74にか
かわる部分を除きプルオン、プルオフスイッチにおいて
知られた構造である。先ず制御カム55について説明す
ると、61は第1の停止部、62は第2の停止部、63
は停止部61.62間に設けられた第1の案内路、64
は同じく第2の案内路を夫々示す。これらの案内路63
.64において、添字aを付した符号で示す部分は往路
、添字すを付した符号で示す部分は折返し部、添字Cを
付した符号で示す部分は復路を夫々示す。65は第1の
停止部61と第2の案内路64における復路64cとの
間に形成された段部で、後に述べる係合子が第1の停止
部61から第2の案内路64に入ることを規制する為の
ものである。上記案内路64は溝状に形成され、又案内
路63は一部が溝状、他の一部が開放されているが、こ
の案内路63に関してもその全体を溝状に形成しても良
い。次にvI御レバー56はその元部がケース1と一体
に形成された支承軸66によって枢支され、自由端部に
は係合子67を備え、該係合子67は上記tiIIrB
カム55内に位置させである。次に上記進退杆54及び
制御レバー56の付勢構造について説明する。70は進
退杆54と一体に形成されたばね掛部で、先5I11B
にばばね端の位置決をする為の段部71を有しており、
凹状となった一定の場所かばね掛部70aとなるように
しである。72はamレバ56と一体形成のばね掛部で
、前記ばね掛部70と均等に構成されている。即ち73
は位置決用の段部、72aばばね掛部を夫々示す。74
は付勢用の引張ばねで、その一端及び他端は夫々上記ば
ね掛部70a72aに掛けられている。このばね74は
引張軸線74a (ばね掛B70a、72a相互を結ぶ
直線)が第8.9図に示されるような向きとなって、進
退杆54には矢印A方向の付勢力を、制御レバー56に
は矢印B方向とC方向の付勢力を夫々同時に与え得るよ
うになっている。
次に上記構成のギャードモータの動作について説明する
。モータ2に通電されてそのロータ12が回動すると、
ロータビニオン13、伝動歯車21を介して原動歯車2
0が第5図(A) に矢印で示される方向に回動する。
その結果、回動板23も原動歯車20に連れ回りする。
その連れ回りの過程において中間歯車27は間欠的に原
動歯車20と従動歯車28との間に入るが、その場合、
回動板23は原動歯車20に対して回動方向にずれるこ
とができる為、中間歯車27は従動歯車28と軽く噛ん
だ後すぐに従動歯車28から離れ、従動歯車28には回
動力は伝わらない。
一方掛外し機構6においては、上記の如くモータ2に通
電することによりロータ軸11が磁化する為、アマチュ
ア38はそのロータ軸11の磁力に引かれ、第7図(A
) に示す状態から(B) に示す状態となる。
第7図(B)  の状態になった場合、ロータ軸11は
交流の磁束によって磁化されていても、アマチュア3B
の自由端39はロータ軸11に接触せぬ為、びりつきは
生ぜず静かである。又上記ロータ12の回動によりクラ
ッチ5゛における原動歯車20゛  が回動し回動板2
3゛ が回動する。アマチュア3日が前記第7図(B)
 の如き状態となることにより係止片34゛ が回動板
23゛  における係合片25′ を第7図(B) の
如く係止し、中間歯車27゛  が従動歯車28゛  
と噛合う。
すると原動歯車20’  の回動力は従動歯車28′ 
 に伝えられ、伝動歯車29゛  を介して扇形歯車3
3がクラッチ5における回動板23に向けて移動する。
そして第7図(B)及び第5図(B) に示すように、
係止片34が回動板23における係合片25を係止する
。上記係止片34が係合片25を係止すると、第7図(
B)に示す如く欠歯部28aが中間歯車27゛  と対
向し、中間歯車27゛ から扇形歯車33への回動力の
伝達が断たれる。この場合、扇形歯車33には復帰ばね
40の付勢力が加わる為、中間歯車27゛  は欠歯部
28aの一端288゛と接触しながら空転する。向上配
回動力の伝達の遮断は、扇形歯車33を第7図(B)に
想像線で示す如くやや小さく形成して、係止片34が係
合片25を係止する状態において歯35の後端35aが
伝動歯車29゛ から外れ、伝動歯車29゛ が空転す
るようにしても良い。或いは従動歯車28′  と伝動
歯車29゛  との間にスリップ機構を介設して、係止
片34が係合片25を係止後、伝動歯車29° に対し
従動歯車28′ が空転するようにしてもよい。
上記のようにして第5図(B) の如く係合片25が係
止されると、回動板23の回動が止まり中間歯車27が
従動歯車28と噛合う。この状態となると原動歯車20
の回動力は中間歯車27を介して従動歯車28に伝えら
れ、更に歯車29.30.31.15を介して出力軸3
が第5図(B)  の矢印方向に回動され、出力レバー
16によってワイヤ17が引かれ、図示外の被駆動装置
例えば換気扇のシャッタ羽根が開放される。
尚図示はしないが、例えば前記公報においても知られて
いるように、出力軸3が終端位置まで回ると出力軸3に
備えられた停止片がモータ2のロータ12に接触し、そ
のロータ12の回動を機械的に止めて出力軸3が過度に
回されないようにされる。
一方上記モータ2への通電を停止するとロータ軸11の
磁化は無くなってアマチュア38はフリーになると共に
、ロータ12の回動が停止する。この為扇形歯車33は
ばね40によって引き戻され、係止片34が係合片25
から離れる。この場合、被駆動装置はそれに備わってい
る復帰用のばねによって初期の状態に復帰されるが、そ
の場合の復帰の動きはワイヤ17を介して出力レバー1
6にも加わりそれを初期の位W(第5図(A) に示さ
れる位W)に復帰させる。この動きは出力軸3や歯車3
1.30.29 28などを前記の場合とは反対方向へ
回動させようとする。しかしこの場合、クラッチ5にお
いては、上記係止片34による係合片25の係止が解か
れて回動板23はフリーに回動できる為、従動歯車28
が上記の方向に少し回動したところで中間歯車27は原
動歯車20と従動歯車28との間から押し出されて従動
歯車28とは離間し、その後は従動歯車28は自由に回
動できる状態となる。従って上記被駆動装置の復帰に対
して歯車28〜31が与える負担は極めて小さく、被駆
動装置は軽く迅速に復帰することができる。間上記出力
レパー16の復帰は、被駆動装置に復帰用のばねが無い
場合、出力レバー16に別途付設するばねによって行わ
れる場合もある。
上記扇形歯車33が戻しばね40によって復帰される場
合においても、クラッチ5°においては上記クラッチ5
と同様の作用が行われ、扇形歯車33は円滑に復帰する
ことができる。
次に上記スイッチ機構7の動作について説明する。進退
杆54を回答操作しない状態においてはその進退杆54
は第8.9図に示される状態にある。
上記の状態においてスイッチ46を閉したい場合には、
進退杆54を第8図において下方へ引く。すると第12
図(A)  に示すように従動レバー56の係合子67
は第1の案内路63の往路63aを通って折返し部63
bまで至る。この過程においてスイッチ操作レバー57
における押動部58は従動部51を押し、可動接点50
が固定接点48と接触する。この状態において進退杆5
4を引く力を緩めると、ばね74による前記矢印A方向
の付勢力によって進退杆54は第12図(B) に示す
ように僅かに上方に引き戻され、係合子67は復路63
cを通って第2の停止部62に至り、この状態において
進退杆54は停止状態に保持される。
一方スイノチ46を開きたい場合には、第12図(B)
の状態から第12図(C)  に示す如く進退杆54を
下方へ向けて引き下げる。この移動により係合子67は
第2の案内路64における往路64aを折返し部64b
に向けて移動し、更に前記矢印B方向の付勢力により第
12図(D)  に示す如く復路64cの入口部分まで
至る。この状態で進退杆54の引き下げをやめると、進
退杆54はばね74による前記矢印入方向の付勢力によ
り引き上げられ、係合子67は復路64cを通って第8
図の如く第1の停止部61まで至り、この状態において
進退杆54は停止状態に保持される。
又これによりスイッチ操作レバー57における押動部5
日は従動部51から離れ、スイッチ46は開放状態とな
る。
上記のような動作の過程において係合子67がカム55
に沿って移動する場合、制御レバー56はばね74によ
る矢印C方向の付勢力を常に受けている為、係合子67
がカム55から外れたりすることは無く、上記のような
動作が確実に行われる。
次に第14図乃至第18図はクラッチの異なる実施例を
示すものである。図において、回動板23eには上記と
同様の中間歯車27eの他に、同軸上で一体回動するよ
うにした大小二つの歯車82.83からなる減速用中間
歯車81(歯車82.83の大小を入れ替えることによ
り増速歯車ともなる)が回動自在に備えられている。又
相互に噛合う二つの歯車85゜86からなる逆転用中間
歯車84も備えられている。
更に回動板23eには、上記減速用中間歯車81或いは
逆転用中間歯車84が従動歯車と連繋する位置で回動板
23eを停止させる為の係合片87.88も備えられて
いる。係合片25e、 87.88は第15図に示され
るように回動板23eの軸線方向に位置を異ならしめて
設けられており、第16〜18図に示されるようにそれ
らを係止する為の係止片34eを備えた係脱体33eは
、回動板23eの軸線方向に図示外の操作体によって位
置替えできるようになっている。
一方従動歯車28eには上記減速用中間歯車81に対応
させてもう一つの従動歯車89が一体的に添設されてい
る。
このような構成のものにあっては、第16図に示される
如く保合片25eを係止することにより、通常の回動力
伝達用の中間歯車27eを従動歯車28eと噛合わせて
通常の回動力伝達ができる。又第17図に示される如く
係合片87を係止して減速用中間歯車81における小径
歯車83を従動歯車89と噛み合わせることにより、従
動歯車89を上記第16図の場合より遅い速度で回動さ
せることができる。或いは又第18図に示される如く係
合片88を係止して逆転用中間歯車84における歯車8
6を従動歯車28eと噛み合わせることにより、従動歯
車28eを第16図の場合とは反対方向に回すこともで
きる。
なお、機能上前図のものと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前回と同一の符号にアルファベットのeを
付して重複する説明を省略した。
〔発明の効果〕
以上のように本願発明にあっては、原動歯車20から従
動歯車28に回動力を伝達したり或いはその伝達を断ち
たい場合、回動板23の回動を止めることにより中間歯
車27が従動歯車28と噛み合って上記回動力を伝達で
き、一方上記回動板23をフリーにすることにより上記
中間歯車27と従動歯車28との噛み合いが外れて上記
回動力の伝達を断つことができ、上記回動板23の回動
を止めるか止めぬかの極めて簡単な操作でもって回動力
の伝達成いは遮断を行い得る特長がある。
しかも上記回動力の伝達を断った状態においては、回動
板23の1回転の内の殆どの区間において中間歯車27
と従動歯車28との噛み合いが久れていて、従動歯車2
7はフリーの状態になっている特長がある。
又回動板2301回転の間に一度だけ中間歯車27が原
動歯車20と従動歯車28との間に入り込むが、その場
合においては上記の如く回動板24がフリーの状態にあ
るから、原動歯車20から中間歯車27を介して従動歯
車28へ回動力が伝達されることなしに中間歯車27は
上記原動歯車20と従動歯車28との間を通り抜けてし
まう特長がある。
これらのことは、回動板23の回動の全区間において従
動歯車28は自由回動可能な状態となることであって、
例えばそれに連なる被駆動装置の復帰を軽く行わせ得る
利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はギャードモ
ータの一部破断図、第2図はギャードモータにおける出
力レバ一部分の構造を示す部分図、第3図はクラッチの
斜視図、第4図はクラッチの分解斜視図、第5図(A)
 、 (B)  はクラッチの動作説明図、第6図は掛
外し機構の斜視図、第7図(八)(B)  は掛外し機
構の動作説明図、第8図はスイ。 千機構の拡大図、第9図は第8図におけるTX−IX線
断面図、第10図は第8図におけるX−X線断面図、第
11図はスイッチ操作機構の分解斜視図、第12図(A
)  〜(D)  はスイッチ機構の動作説明図、第1
3図(A)  〜(D)  は第12図(A)  〜(
D)  におけるXmxm線断面図、第14図はクラッ
チの異なる例を示す分解斜視図、第15図は回動板にお
ける係合片の位置関係を示す側面図、gJ16図乃至第
18図は第14図のクラッチの動作説明図。 20  ・・・原動歯車、23・−・回動板、27・中
間歯車、28・・・従動歯車。 第 図 第 図 第 図 第 ヰ 図 第15 図 第16 図 第 イア 図 第18 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原動歯車と従動歯車とを有し、上記原動歯車に対しては
    回動板を同軸状に配置すると共に該回動板は原動歯車に
    対しスリップ構造を介して連れ回り可能に連繋させ、上
    記回動板には中間歯車を上記原動歯車と噛み合わせた状
    態で回動自在に装着し、上記従動歯車の位置は、上記回
    動板の回動に伴う上記原動歯車を中心とした中間歯車の
    移動経路の一部において中間歯車が従動歯車と噛み合い
    得るよう、中間歯車の移動軌跡の一部に沿わせた位置に
    設け、上記回動板には、上記中間歯車が上記従動歯車と
    噛み合う位置において該回動板の回動を係止し得るよう
    にした掛外し機構を連繋させたことを特徴とするクラッ
    チ。
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