JPH0468953A - 電子交換機および端末 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声の入出力可能な各種端末およびそれらを
収容する電子交換機に関する。

従来の技術 第３図は従来の電子交換機の構成を示している。第３図
において、２１は電子交換機全体を示しており、２２は
加入者線を交換、接続するための制御を行なう交換制御
部、２３は端末間の音声等の通信路であり、２２の交換
制御部により交換、接続される。２４は交換制御部２２
とラインインタフェース２５．２６との間のコマンドを
伝送するためのコマンド伝送路である。２７．２８は電
話機を含む端末である。

第３図において、通信中の状態をａとすると、例えば保
留命令が端末２７から交換制御部２２へ送られた場合（
信号ｂ）、交換制御部２２は端末２７に向かって、保留
状態になったことを伝える信号音（信号Ｃ）を送り、端
末２８に向かっては保留音（信号ｄ）を送る構成となっ
ている。

二のように上記従来例によれば、通信中に保留動作に入
った時、被保留者に対し保留音を送信して保留状態であ
ることを知らせることができる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、最近の電話機では複数の保留音を選択で
きるようになっているものの、従来の電子交換機では保
留音が１つに固定されているので、被保留者側からはそ
の保留音を選択することができないという問題点があっ
た。

電話機の保留音は電子音によるメロディ−が主流になっ
ており、保留が解除されるまでの間、どうせメロディ−
を聞くのならば自分の好みのメロディ−を聞きたいのが
人情である。

本発明は上記の問題点に鑑み、保留音を聞いている側か
ら、保留音の選択を可能とする電子交換機および端末を
提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、以下の機能を備え
たものである。

（１）電子交換機が保留音選択機能と保留音が選択可能
であることを通知するアナウンス機能とを備えており、
端末が保留動作に入ると、相手端末に対して保留音が選
択可能であることを通知するアナウンス情報を（保留音
とともに）流し、相手端末の選択によって、交換機が複
数保有する保留音の１つを流すようにしたものである。

（２）端末が表示機能を備えている場合、端末に音声に
よる保留音選択可能のアナウンス情報を流す代わりに、
同趣旨の表示データを送信するようにしたものである。

（３）保留音選択可能のアナウンス機能および保留音選
択機能を電子交換機に持たす代わりに各端末に持たせる
ようにしたものである。

作用 本発明は、上記の構成により次のような作用を有する。

すなわち、電子交換機または端末が、相手端末に対し保
留音を選択できる旨を通知するアナウンス機能と保留音
を選択する機能とを有するため、相手端末が任意に保留
音を選択することができる。

実施例 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図は、本発明に係る電子交換機の一実施例を示す概略
ブロック図である。

第１図において、１は電子交換機、２は端末間を交換、
接続するための制御を行なう交換制御部である。交換制
御部２は、呼接続制御部の他、複数の保留音を発生可能
な保留音発生手段２ａと、保留音が選択可能であること
を通知する保留音選択通知手段２ｂと、相手端末が指示
した保留音を選択して送出する保留音選択送出手段２Ｃ
とを備えている。３は端末間の音声等の通信路であり、
交換制御部２により交換接続される。４は交換制御部２
と端末間のコマンドを伝送するためのコマンド伝送路で
ある。５．６は交換機１と端末とを接続するラインイン
タフェースである。７，８は電話機を備えた端末である
。

次に、上記実施例の動作について説明する。第１図にお
いて、例えば端末７，８が通話状態になっている場合（
ａの状態）で、端末７が保留動作に入ると、端末７は交
換制御部２に対し信号すを送る。これに対して交換制御
部２は、端末７に対して保留動作に入ったことを知らせ
る信号Ｃを送るとともに、端末８に対しては、保留音発
生手段２ａから前回の通話において選択された保留音ま
たは保留音発生手段２ａの中の第１順位にある保留音と
、保留音選択通知手段２ｂから保留音が選択可能である
ことを示すアナウンス情報（信号ｄ）を送る。これに対
し、端末８は、送られてきたアナウンス情報を基に、別
の保留音を選択するか、またはしないかの選択を行ない
、その情報（信号ｅ）を交換制御部２に対して送る。別
の保留音を選択した場合、交換制御部２の保留音選択送
出手段２Ｃは、相手端末８が指示したその保留音を保留
音発生手段２ａから選択してその保留音（信号ｆ）を端
末８に対して送り、被保留者側からの保留音選択が可能
となる。

上記実施例では、端末７が保留動作に入ったとき、端末
８へは保留音が選択できる旨のアナウンス情報を任意の
保留音とともに送出しているが、アナウンス情報のみを
送出するようにしてもよい。

また、端末８が表示機能を備えている場合、交換制御部
２の保留音選択通知手段２ｂは、端末８に対して音声に
よるアナウンス情報とともにまたはその代わりに、端末
の表示部に対し同趣旨のデータ信号を送ることにより、
上記実施例と同様の効果を得ることができる。

さらにまた、上記のような保留音発生手段２　ａ　’−
保留音選択通知手段２ｂおよび保留音選択送出手段２ｃ
を電子交換機１に備えるのでなく、各端末７．８に備え
ることにより、電子交換機１を介することなく端末７，
８間で保留音選択動作を行なわせることができる。第２
図はこのような場合の実施例を示している。第２図にお
いて、１１．１２はＰＢ（ブツシュボタン）電話機等の
通信中に相手端末に情報を通知できる端末であり、端末
１１．１２は公衆網１３を介している。今、端末１１．
１２が通話中（状態ａ）である時、端末１１が保留動作
に入ると、端末１１は端末１２に対して、保留音発生手
段からの保留音と保留音選択通知手段からのアナウンス
情報（信号ｂ）を送る。

これに対し、端末１２はアナウンス情報を基に保留音の
選択を行ない、その情報（信号Ｃ）を端末１１に送信す
る。これにより、端末１１は保留音選択送出手段により
端末１２に対して端末１２が選択した保留音（信号ｄ）
を送出するという手順をとる。

このように、上記各実施例によれば、交換機または端末
に保留音選択機能とアナウンス機能とを備えることによ
って、端末間で通話中に保留動作がなされた場合、被保
留者は複数の保留音の中から１つの保留音を選択できる
という利点を有する。

発明の詳細 な説明したように、本発明は以下のような効果を有する
。

（１）交換機に保留音選択機能とアナウンス機能とを持
たせることにより、被保留者が任意の保留音を選択する
ことができる。

（２）端末が表示機能を持つ場合、交換機は音声による
アナウンス機能の代わりに、端末に対しアナウンス内容
を表示させることができ、被保留者は同様に任意の保留
音を選択することができる。

（３）端末に保留音選択機能およびアナウンス機能を備
えることにより、交換機を介することなく端末どうしで
保留音選択動作を行なわせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電子交換機の一実施例を示す概略
ブロック図、第２図は本発明の別の実施例を示す概略説
明図、第３図は従来の電子交換機の一例を示す概略ブロ
ック図である。 １・・・電子交換機、２・・・交換制御部、２ａ・・・
保留音発生手段、２ｂ・・・保留音選択通知手段、２ｃ
・・保留音選択送出手段、３・・・通信路、４・・・コ
マンド伝送路、５．６・・・ラインインタフェース、７
゜８．１１．１２・・・端末、１３・・・公衆餌。 第１図 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　はか１名第 図 第 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の保留音を発生可能な保留音発生手段と、端
   末が保留動作に入った場合、相手端末に対し保留音が選
   択可能であることを通知する保留音選択通知手段と、相
   手端末が選択した保留音を前記保留音発生手段から選択
   して相手端末へ送出する保留音選択送出手段とを備えた
   電子交換機。
2. （２）通信中の相手端末が表示機能を備えている場合、
   保留音が選択可能であることを表示データとして相手端
   末へ通知する手段を備えた請求項（１）記載の電子交換
   機。
3. （３）複数の保留音を発生可能な保留音発生手段と、端
   末が保留動作に入った場合、相手端末に対し保留音が選
   択可能であることを通知する保留音選択通知手段と、相
   手端末が選択した保留音を前記保留音発生手段から選択
   して相手端末へ送出する保留音選択送出手段とを備えた
   端末。